海未「自分に正直に」back

海未「自分に正直に」


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言うの忘れてましたが>>1はあらです
2:
海未「……穂乃果、おめでとうございます」
海未「……でも急ですね? どうしてにこなんですか?」
穂乃果「……初めて出会った時からにこちゃんのことが気になってたんだよね」
海未「……所謂一目惚れってものですか?」
穂乃果「そうそうっ! それそれ!」
海未「……はぁ 私にはいまいち理解できません」
穂乃果「えぇ?? 恋をするきっかけなんてみんなそんなものだと思うけどなぁ?」
海未「みんながみんなあなたみたいに単純な訳ではないのですよ?」
穂乃果「むぅ…… 海未ちゃんになんだか馬鹿にされてる気がする」
3:
海未「……ところでことり、さっきから一言も話していませんが大丈夫ですか?」
ことり「……うん、ちょっとびっくりしただけだから」
ことり「……大丈夫だよ」
穂乃果「……もしかしてことりちゃん、これからの私達の関係が終わっちゃうって思ってない?」
海未「……ことり、そうなのですか?」
ことり「……うん でも穂乃果ちゃん、どうしてわかったの?」
穂乃果「もしね、穂乃果がことりちゃんの立場だったらそう思っちゃうかなって」エヘヘ
4:
穂乃果「……関係は今までとはほんのちょっと変わっちゃうかもね」
海未「穂乃果……」
穂乃果「……でもね、それはほんの些細なことだと思うんだ」
穂乃果「だって私たち3人が幼馴染って事実は消えないし、何より私はことりちゃんと海未ちゃんのことが大好きなんだもん!」
穂乃果「……だからね、きっと大丈夫だよ!」
ことり「……穂乃果ちゃん、ありがとう!」
ことり「私、不安になっちゃってたみたい……」
5:
海未「確かに私達3人はなんだかんだでずっと繋がっているような気はしますね」
海未「……私も2人のことが好きですしね」クスッ
穂乃果「海未ちゃん、そういうことだよ!」
穂乃果「……ことりちゃんは?」
ことり「……もちろん私だって2人のことが大好きだよ!」
穂乃果「でしょ? だから大丈夫なんだよっ!」
穂乃果「ことりちゃん、海未ちゃん、これからもよろしくねっ!」
ことうみ『うんっ(ええ)!』
6:
私はことりに好意を持っています
……好意には様々な種類があります
私が彼女に持ってしまったのは……
れ、恋愛感情なのです///
8:
……でも私たちは同性同士なのです
穂乃果とにこのことはことりも受け入れていたみたいですが……
しかし、自分のことになるとことりはどう思うでしょうか
もしことりに断られたら……
少なくても今の関係を続けていく自信が私にはありません……
9:
それにもし受け入れてもらったとして……
本当に私はことりを幸せにすることができるのでしょうか……?
ただでさえ性別という問題もありますし……
ことりに辛い思いをさせてしまうかもしれません……
私なんかよりことりを幸せにすることができる人がいるのではないでしょうか……
そんなことを思ってしまうのです……
10:
だからといってことりが他の誰かと付き合うことなんて嫌なんです……
そんなワガママな私は今の関係を選んできたのです
付き合うことなくことりのそばにいることのできるぬるま湯のような関係を
私達3人はずっと一緒だと言いながら
12:
結局私はことりに幸せになってほしいと言いながら自分のことを優先してるのです……
いつまでもことりのそばにいたいという私の願望を……
そんな最低な私がどうしてことりと付き合えるのでしょうか……
そんな負の連鎖でこれまで私はことりに想いを伝えることができなかったのです……
13:
穂乃果がにこと付き合うようになってからはことりと2人で帰ることも少なくはありませんでした
私は内心このことを喜んでいたのです……
なぜならことりを独占できるのですから
……もうずっとこの関係のままでいいんじゃないでしょうか
誰も傷つくこともないんですし……
14:
「海未ちゃん…… 海未ちゃん……?」
海未「……」
ことり「……海未ちゃん、どうしたの?」
海未「はっ!? ことり、すみません」
海未「少し考え事をしていました」
ことり「海未ちゃん、大丈夫?」
ことり「ことりでよかったら相談にのるよ?」
海未「……大丈夫ですよ」
海未「ことりのその気遣いの気持ちだけで悩みもどうでもよくなりました」
海未「ことり、いつもありがとうございます」
ことり「えへへ/// 」
15:
ことり「海未ちゃん、家まで送ってくれてありがとうね」
海未「ことりが襲われてしまっては困りますから」
海未「ことりは可愛らしいですし」
ことり「う、海未ちゃん?///」
海未「それではことり、今日はお疲れ様でした」
海未「明日もまた頑張りましょうね」
ことり「う、うん///」
ことり「海未ちゃん、また明日ね///」フリフリ
16:
……照れていることりも可愛いですね
告白したらこんな顔を見ることができなくなるのでしょうね……
どうして私とことりは同性なのでしょうか……
異性であればこんなに悩むこともなかったでしょうに……
ピロンッ
海未「誰からでしょうか……?」
海未「……にこ?」
17:
にこ「……急に呼び出して悪かったわね」
海未「いえ、別に構いませんが…… 一体どうしたのですか?」
にこ「海未にちょっと聞きたいことがあってね」
にこ「あんた、ことりについてどう思ってる?」
海未「……好きですよ もちろん友人としてですが」
にこ「……そう」
18:
にこ「ならよかったわ」
にこ「実はことりに告白をしたいっていう子がいるんだけど
にこ「その子の仲介を海未に頼みたいのよね」
海未「駄目ですっ!」
にこ「……どうしてよ?」
にこ「あんたはことりの友人なだけで恋愛感情はないんでしょ?」
にこ「ましては恋人でもなんでもないんだし」
海未「うっ……」
19:
にこ「……ごめん、言いすぎたわ」
にこ「海未、あんた実はことりのこと恋愛的な意味でも好きでしょ?」
海未「……にこはいつから気づいてたのですか?」
にこ「そりゃ穂乃果と話してるうちになんとなくね」
にこ「それであんたはことりに告白する気はないの?」
海未「……私はことりのそばにいれるだけで幸せなんです」
海未「だから告白なんて……」
20:
にこ「……そう まあ決めるのは私じゃなくてあんただから強制はしないけど」
にこ「ただ1つだけ言わせてもらうけどね……」
にこ「自分から逃げんじゃないわよ?」
にこ「あんたのことだから常識やらでゴタゴタ考えてんでしょ?」
にこ「でもそんなことはどうだっていいんじゃないかしら」
にこ「大切なのはあんたがどうしたいかなのよ」
21:
にこ「周りの事ばかり気にしてたらいつか後悔するわよ?」
にこ「今のままじゃことりだっていつまでもあんたのそばにいるとは限らないんだしね」
海未「……それはどういう意味でしょうか?」
にこ「それはあんたが考えることよ」
にこ「まあ私はやらずに後悔するよりはやって後悔したほうが何十倍もまマシだとは思うけどね?」
にこ「あんたはもっと自分に正直になってもいいと思うわよ?」
22:
自分に正直……ですか
……そうですね、答えは決まってるじゃないですか
私はことりと恋仲になりたいのです
それに、今はまだことりが側にいてくれますがこれからはわからないですし……
前みたいに留学することになったら今度はきっと行ってしまうでしょうし……
もしそうなったなら……
23:
なんだかんだ理由をつけていましたが私は前に進むのを躊躇っていただけなんだと思います
今のことりとの関係が崩れてしまうのが
結局私はことりに振られてしまうことが怖かったのです
しかし、ことりが私の側からいなくなることはもっと嫌だったのです
ことりがいない未来を生きるぐらいなら……
私はことりに想いを伝えたい
そうですね、この決意が鈍らないうちに
明日、私はことりに告白します!
24:
ことり「ねぇ、海未ちゃん 今から屋上に来てくれない?」
ことり「待ってるからね」タッタッタッ
海未ちゃん「ことり……?」
一体どうしたのでしょうか?
……でも想いを伝えるのにいいタイミングですね
ことりはどんな反応をしてくれるのでしょうか……?
たとえ叶わないとしても……
願わくば喜んでほしいです……
25:
海未「ことり、屋上なんかに呼び出してどうしたのです?」
ことり「海未ちゃんに伝えたいことがあってね」
海未「……奇遇ですね 私もことりに伝えたいことがあるのですが」
ことり「……そうなの?」
海未「はい でもまずはことりの方からでいいですよ」
ことり「いいの……?」
海未「ええ 呼び出したのはことりの方ですしね」
26:
ことり「ねえ、海未ちゃん…… 私のことどう思ってる?」
海未「そうですね…… お慕いしてますよ?」
ことり「……本当?」
海未「ええ 嘘をつく理由などありませんしね」
ことり「ことりはね、海未ちゃんのこと大好きだよ」
海未「ことり、ありがとうございます」ニッコリ
ことり「……私ね、ずっと前から海未ちゃんのこと見てたの」
27:
ことり「海未ちゃんは忘れてるかもしれないけどね……」
ことり「私がね、かわいい洋服を着ることができるようになったのは海未ちゃんのおかげなの」
ことり「あの日海未ちゃんに言ってもらった言葉、ことりは忘れてないよ」
ことり「たぶんね、一生忘れない」
ことり「それだけ嬉しかったんだよ?」
ことり「あの日気づいたの 私は海未ちゃんのことが好きなんだって」
ことり「友達じゃなくて恋愛的な意味でね」
28:
ことり「本当はね、すぐにでも海未ちゃんに気持ちを伝えたかった……」
ことり「でも、私が臆病なせいで…… 伝えることができなかったの……」
ことり「でもね、穂乃果ちゃんに言われちゃったの……」
ことり「もし海未ちゃんにそういう人ができたらどうするのって……」
ことり「ことりね、海未ちゃんが他の人と一緒になるってことを想像したらすごく嫌な気持ちになったんだ……」
ことり「海未ちゃんの隣は私じゃないと嫌だって」
ことり「そんなこと考えてたら居ても立っても居られなくなっちゃって……」
30:
ことり「ねぇ海未ちゃん…… 」
ことり「……ことりは海未ちゃんのことが大好きです」
ことり「ずっとあなたの隣にいてもいいですか……?」
31:
海未「……」
ことり「海未ちゃん……?」
海未「……ことりはずるいですね」
海未「私から伝えたかったのですが取られてしまいましたね……」
ことり「え……?」
海未「……ことり、ずっと私の側にいてください」
海未「そしてあなたのことを一生支えさせてください……!」
32:
ことり「……本当に私なんかでいいの?」
ことり「私面倒な性格してるよ……?」
海未「先に告白してきたのはことりの方なのに何を今更……」
海未「それに私はことりのそのようなところも大好きなのです」
海未「いえ、ことりの全てが好きなんです!」
海未「だからそんなに自分を卑下しないでください」
34:
ことり「……」ポロポロ
海未「ことりっ どうしたのですか?」
海未「どこか痛むのですかっ?」
ことり「ううん、違うの……」
ことり「私ね、今すごく嬉しいの……」グスッ
ことり「海未ちゃん、私も海未ちゃんの全部が大好きだよ!」
35:
ことり「……ねえ海未ちゃん、もう少しだけこっち来てくれないかなぁ?」
海未「どうしたのですか、ことり?」
チュッ
海未「へっ!?」
ことり「えへへ、海未ちゃんをもらっちゃった///」
海未「は、破廉恥ですっ!///」
36:
私は1つ思い違いをしていたようです
私と付き合ったらことりが不幸になると
でもあの時泣いてくれたことりを見たら、そんなことはないと言い切れるようになったのです
それと同時に一生ことりと共にいると誓ったのです!
……まあそんな誓いがなくともことりと一生歩いていける気がするんですけどね
私達にこっそりお節介をやいてくれる人たちもいますし
なにより私がことりのことを嫌になることなんてないのですから
37:
ことりはどうなんでしょうか?
私は口下手なのでことりを不安にさせていないでしょうか……
そうですね……今度ことりに伝えましょう
口下手な私なりの今のありのままの気持ちを
私はあなたと一緒にいれて幸せですとね
38:

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