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にこ「やりたいことは」


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にこ「お疲れ様でしたー」
オツカレサマデシタ-
今日も今日とて最後の収録が終わって家にたどり着くのは時計の短針が12の数字を越してからだった
……まあそれだけ仕事があるってことは喜ばしいことなのかもしれないのだけれどね
私こと矢澤にこは高校を卒業後進学せずにアイドル事務所に所属する道を選んだの
元μ'sのメンバーということもあり、デビューするとそれなりの注目を集めることができたわ
3:
そして事務所に所属して数年経った今でも一応は順調にアイドル道を進んでいるわね
CDを出せばそこそこな売り上げは出るし、ライブだってホール規模は埋まるくらいにはなったしね
ただ、あくまでも順調に見えるのは表向きなのよね……
……最近、私は今の自分が本当にやりたいことなのかわからなくなっちゃった
4:
……私が歌わせてもらえるのは恋愛の曲ばかりなの
……恋愛の曲っていうのはアイドルの定番ってことはわかるのよ
だからこそ私の楽曲もそこそこ売れているんだろうし……
でもね、私が歌わせてもらってる恋愛曲っていうのは共感を与えるようなものばかりなのよね……
私はやっぱりみんなを笑顔にできるような曲を歌いたい
みんなを笑顔にできるアイドルが私の理想なんだから
それこそμ'sの頃のあいつのような……
5:
……このことを事務所の人に言えたらいいんだけどね
でも今の路線を急に変えるとなるのはね……
……路線変更にはそれなりのリスクがあることぐらい私にもわかるわよ
最悪これまでに積み上げてきたものを全て失うことだってあるんだし……
失って困るのが私だけだったらいいんだけど……
……というかそもそも事務所が許してくれるわけないわよね
これから先どうすればいいのかしら……
やっぱり割り切るしかないのかしらね……
6:
マネ「矢澤さん、少しいいかしら?」
にこ「はい、どうかしたんですか?」
マネ「次の新曲の件なんだけど……」
マネ「誰かとコラボとかって大丈夫かしら……?」
にこ「……急にどうしたんですか?」
マネ「矢澤さん、シンガーのHKって知ってるかしら?」
にこ「はい 聞くと勇気をもらえるってことで最近ブレイクしている人ですよね?」
にこ「それにメディアとかの露出を全くしないことでも話題になってますし」
にこ「……それがどうしたんです?」
マネ「……実はね、その人から矢澤さんに直々にオファーが来てるのよ」
マネ「あなたと一緒に歌いたいって」
7:
にこ「……本当に急な話ですね」
にこ「どうしてこんなことになってるんですか?」
マネ「それがこっちにもわかってないから困るのよね……」
マネ「正直向こうの事務所の方が大きいから断りにくいところもあるんだけど……」
マネ「でもどうしても矢澤さんが嫌なら断ることもできるわよ」
マネ「どうする……?」
8:
正直渡りに船だと思ったの
今の私の状況を変えるにはいい機会かもしれないし
それにこのシンガーは私もよく聞いていたし
……歌声がどっかの後輩を思い出しちゃうからかしら?
反対する理由も特になく二つ返事でやると答えたわ
9:
そんなこんなでレコーディングの日を迎えたの
不安なのは彼女とは今日が初顔合わせってことなのよね……
打ち合わせもスケジュールの都合が付かずに別々でやってたし
一体どんな人なのかしらね……?
いい人だったらいいんだけど……
10:
コンコンッ
???「はーい」
ガチャッ
にこ「本日はよろしくお願いします!」
???「にこちゃん久しぶりっ!」ダキッ
にこ「穂乃果…!?」
穂乃果「うん、穂乃果だよっ!」
にこ「なんであんたがここにいるのよっ?」
穂乃果「なんでって……? にこちゃんと一緒に歌うためだよ?」
11:
にこ「……ってことはシンガーって穂乃果だったってことなの?」
穂乃果「うん、そうだよっ!」
にこ「……そうだよ、じゃないわよっ!」
にこ「あんたとたまに会ったりしてたけどそんなこと一言も言ってなかったじゃない!」
にこ「何やってるかはいつもはぐらかされてたし」
にこ「……っていうか大学はどうしたのよ?」
穂乃果「まあまあ、そういうことは仕事が終わった後話そうよっ」
にこ「……わかったわよ」ハァ
12:
にこ「……で、なんでにこの家なのよ?」
穂乃果「だって穂乃果の家だと家族いるしにこちゃんは一人暮らしじゃん」
にこ「……まあいいわ」
にこ「で、あんた音大はどうしたのよ?」
にこ「まさか辞めたなんてことはないでしょうね……?」
穂乃果「もちろん通ってるよ」
穂乃果「今の事務所がそこのOGの人が関わってるところだし、私の学業も考慮してくれてるんだ」
にこ「……それならいいんだけど」
13:
にこ「あんたが歌を歌いたいってことは聞いてたけどこんなに早くデビューするとはねぇ……」
にこ「しかもそこそこ売れてるし」
穂乃果「えへへ///」
にこ「……っていうかなんで私に教えてくれなかったのよ?」
にこ「何やってるのか聞いても夢の1つを叶えるまでは秘密とか言ってはぐらかしてたし……」
穂乃果「それはね、にこちゃんを驚かせたかったっていうのもあるんだ」
穂乃果「だってもう一度にこちゃんと一緒に歌いたいっていうのが夢の1つだったし」
穂乃果「教えちゃってたらにこちゃんは驚いてくれないでしょ?」
14:
にこ「えっ……?」
穂乃果「だからにこちゃんには言わなかったんだ」
穂乃果「にこちゃん、ゴメンね?」
にこ「そ、そう…… それならいいわよ///」
穂乃果「あれ……? にこちゃん顔赤いよ?」
穂乃果「もしかして……照れてる?」
にこ「う、うっさいわねっ!」
15:
にこ「……でもどうして覆面シンガーなんてやってるのよ?」
にこ「あんたなら顔を出して歌った方がもっと売れたんじゃない?」
穂乃果「音大側から卒業するまでは顔を隠してくれって言われてるんだ」
穂乃果「色々面倒なことが多いんだってさ」
にこ「……なるほどねぇ」
穂乃果「でもね、私はそれでよかったって思うんだ」
にこ「なんで?」
穂乃果「だって顔を隠してるってことは聞く人には楽曲と私の声だけが届くでしょ?」
穂乃果「変な先入観を持ってもらうよりはそっちの方が私の思いが届くんじゃないかって思うんだ」
穂乃果「きっと顔を出したらμ'sの高坂穂乃果だってことがわかっちゃうだろうしね」
16:
にこ「……あんたも色々考えてるのね」
穂乃果「……なんかにこちゃんに馬鹿にされたような気がする」
穂乃果「……まあいいや! そんなことよりにこちゃんの最近のことを聞かせてよ!」
にこ「そうねぇ……」
にこ「……急にコラボするって言われた相手が自分の知り合いで驚いたわ」
にこ「何も教えてもらってなかったしね……」
穂乃果「……ゴメンなさい」ショボン
17:
にこ「……でもね、チャンスだと思ったの」
にこ「今の状況を変えれるんじゃないかって」
穂乃果「どういうこと?」
にこ「実はね……」
気がつけば穂乃果に話しちゃってたわ
きっと私は誰かに悩みを聞いてもらいたかったんだと思う
まあ穂乃果が適任かどうかはわからないけどね……
18:
穂乃果「……にこちゃんは今の路線がやりたいことと違ってるってことだよね?」
にこ「……まあ、そうね」
穂乃果「じゃあさ、にこちゃんのやりたいようにやればいいじゃん」
にこ「……あのねぇ、話聞いてたの?」
にこ「事務所だって反対するに決まってるでしょ?」
穂乃果「なんでわかるの?」
穂乃果「まだ事務所の人に言ってみたこともないんでしょ?」
19:
穂乃果「それにね、にこちゃん私に言ってくれたよね?」
穂乃果「いろんなことを考えすぎるのは私たちらしくないって」
穂乃果「やりたいことをやればいいって」
穂乃果「にこちゃんはもうやりたいことが見つかってるんでしょ?」
穂乃果「それなら答えはもう出てると思うんだけどなぁ」
20:
にこ「……簡単に言ってくれるわね」
穂乃果「大丈夫だよ だってにこちゃんなんだもん」
穂乃果「にこちゃんの思いをぶつけてみなよ」
穂乃果「……それでもダメだった場合はさ、うちの事務所においでよ」
穂乃果「穂乃果が上に掛け合ってみるからさ」
21:
にこ「……なんであんたはそこまでしてくれるのよ」
穂乃果「だってにこちゃんは私の恩人なんだもんっ!」
穂乃果「にこちゃんがあの時私に言ってくれた言葉のおかげで今の私があるんだもんっ!」
穂乃果「だからにこちゃんには感謝しても仕切れないんだよ?」
にこ「まったく、あんたは……」グスッ
22:
にこ「……流石にそこまでしてもらうわけにはいかないわよ」
にこ「……でもありがとね」
にこ「明日私の思いの丈を事務所にぶつけてみるわ」
にこ「……思えば私はやる前から諦めてたのかもしれないし」
にこ「まずは私がやりたいことを伝えなゃ何も始まらないしね」
穂乃果「……そうだね」ニッコリ
23:
にこ「……それとね、あんたと私が今よりもっと輝けるようになったら」
にこ「また一緒に歌いましょう」
にこ「今度は私があんたを指名できるまで大きくなってみせるから」
穂乃果「……にこちゃんはやっぱりにこちゃんだね」クスッ
にこ「……どういうことよ?」
穂乃果「にこちゃんはいつまでも私の憧れだってことだよ?」
にこ「……嬉しいこと言ってくれるじゃない」
にこ「……あんただって私の憧れなのよ」ボソッ
穂乃果「にこちゃん、何か言った?」
にこ「な、なんでもないわよ///」
24:
次の日事務所で私は思いの丈をぶつけたわ
もちろん反対されることは覚悟の上でね
でもね、意外なことに反対するどころか好意的だったの
私がやりたいことをやっている姿が一番輝くだろうと踏んでくれたみたい
……それにね、後から聞いたんだけど事務所はにこがやりたいことを言ってくるのずっと待っていたらしいの
私のために何年も待ってくれるなんてお人好しな事務所ね
……本当に感謝しなきゃね
25:
今まで以上に険しい道になることはわかってる
でも私が諦めない限りきっと未来はうまくいくって思えるの
……そう思えるようになったのもあいつのおかげなのかもね
26:
私の姿でたくさんの人に笑顔と希望を与えたい
それがこれまでの私のやりたいこと
でもね、最近もう1つやりたいことが増えたの
それはね、私の……憧れた後輩との約束を果たすこと
この約束を果たした時言ってやるんだ
あの時照れ臭くて言えなかった言葉を
私もあんたに憧れてるんだってね
27:

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