有田「上田さんって戦車道の家元なんですか?」back

有田「上田さんって戦車道の家元なんですか?」


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有田「...う?ん、いや参ったね…」
上田「はあ〜、まーた参ってやがるよこいつは。なんて気の滅入るラジオだ」
有田「いや、上田さん、今回はほんとに参ってるんですよ」
上田「ふーん、そうなの、じゃ話してみろよ」
有田「上田さん、僕、実はねこの前の日曜オフだったじゃないですか?」
上田「あぁ〜。そうだったね」
有田「それで上田さんに『上田さんもオフなら久しぶりに一緒に出かけませんか』って聞いたじゃないですか?」
上田「うん、聞いたねぇ」
有田「でも上田さんは『あぁ〜、俺イズムあんのよぉ』って来てくれなかったじゃないですか」
上田「いや、違えよ!俺はイズムじゃなくて別の仕事があって、お前と遊びに行けなかったの!仮にイズムでもそんな言い方しねえよ!」
有田「すみません、ちょっと上田さんは関係ないので黙っててくれますか?結局こそピンには変わりありませんし」
上田「ガハッ!俺に話を振ってきたのは、お前の方でしょうが!そろそろこそピンも置いとけや!」
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2: 以下、
有田「まあ、上田さんは置いといて、僕、日曜に大洗に行ってきたんですよ」
上田「置いとかれたのは納得いかんけど、大洗かあ、あそこ茨城だから結構遠かっただろ?」
有田「まあ、割と時間かかりましたけど...」
上田「あれ?お前、大洗まで何しに行ったのよ?」
有田「いや、上田さん。大洗といえば戦車道でしょ」
上田「は?戦車道?」
有田「いや、『戦車道?』じゃないですよ上田さん。大洗といえば、今戦車道でめちゃくちゃ有名じゃないですか!」
上田「あぁ〜。あれか、なんか全国大会で優勝したんだっけ?」
有田「いや、上田さんは全国優勝って簡単に言ってますけど、あれはすごいことなんですよ?だって、戦車道を復活させて間もない高校がいきなり全国優勝なんですから」
上田「へえ、そんなに凄いのか。あぁ〜思い出した。ニュースで優勝インタビュー見たわ、西住流?かなんかの子が隊長だっけ?」
有田「西住みほちゃんですね。実家が戦車道の家元の西住流なんです。」
上田「へえ、家元か。そいつはすげえや。でも、あれだね。インタビュー見てる限りは割と大人しくて可愛らしい感じで、戦車とかにあんまり縁はなさそうな子だったねえ」
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有田「まあ、確かに一見ちょっと頼りなく見えるかもしれないですけど...。実戦となったら、的確な状況判断でチームを勝利に導く凄い子ですよ」
上田「へぇ、失礼な言い方だけど、人は見かけによらんものねえ」
有田「まあ、今回全国大会が終わったってことで、エキシビションマッチが開催されたんですよ。今回は大会とは関係なく、戦車道の試合をするんですけど」
上田「へぇ、スケートみたいだね」
有田「それで、大洗以外にも聖グロリアーナとかプラウダとか知波単学園みたいないろいろな強豪校、有名校が集まったんです。黒森峰女学園は参加しなかったんですけどね」
上田「あっ、黒森峰はゴミメガネから聞いたことあるわ。一昨年まで全国大会を九連覇してたんだっけ?」
有田「そうです。今回の大洗は黒森峰を決勝で破ったのが特に凄いんですよ」
上田「ほぉ〜、大洗ってそんなに頑張ったのか」
有田「それでエキシビションマッチを見てきたんですけど、いや〜かっこよかったですね」
上田「そうかあ、やっぱり戦車とか戦闘機って男のロマンみたいなとこあるしなあ。俺もちょっと興味出てきたわ」
有田「実際僕、そこの出店で戦車のプラモとラジコン買いましたから」
上田「へえ、どんなの買ったのよ」
有田「ええっと、西住みほちゃん率いるあんこうチームの乗ってたIV号とティーガー?ですかね?」
上田「え?ティーガー?タイガー戦車じゃないの?」
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有田「一般にはそれで通ってますけど、正しい発音はティーガーなんですよ。それはドイツ語なんですけど」
上田「へえ〜」
有田「今、僕が初めて上田さんにうんちくで勝ちましたね」
上田「別に負けてもいいわ!いつから勝負してたんだよ!」
有田「ちなみに、ラジコンは買ったその日に車に轢かれて壊れました」
上田「ガハッ!お前、ラジコンヘリも買ってすぐ壊してたよな」
有田「あれも事故ですけどね」
上田「お前はつくづく運がないねえ」
有田「あと、ここからが凄いんですけど...。僕に西住みほちゃんが話しかけてきてくれたんですよ!」
上田「ええっ!マジで!?そりゃすげえな!どんな風に!?」
有田「『あっ、くりぃむしちゅーの有田さんですよね!いつもTV見てます!』って凄い明るく話しかけてきてくれましたね。でも、僕って割とプライベートを重視する方じゃないですか?」
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上田「うん、まあそうだね。じゃそこは申し訳ないけど『ごめんね、今、僕プライベートだから』って言ったのね?」
有田「『あっ、そうです。西住みほちゃんだよね?いつも応援してるよ〜あっ、サインとかもらってもいい?』って言いましたね」
上田「おまえの信念緩いなあ、アコムの審査でももうちょっと厳しいよ」
有田「いや〜、でもみほちゃんはサインくれて握手までしてくれたんですよ?いい子じゃないですか」
上田「そうだねえ、お前みたいに女子アナのパンチラの袋とじ見てニヤニヤしてるゴミみたいな40とっくに過ぎたおっさんと握手してくれるんだもんなあ。多分テレビで見た限り、かわいい子だから隠れファンも多いだろうぜ?彼女のファンも死んでも死にきれないだろうな。これが岡田将生とか山崎賢人なら許せるだろうけどさ」
有田「確かにそうですね、なんかすみません...」
上田「ガハッ!少しは否定しろ!やりにくいわ!」
上田「そういやさ、他にもプラウダとか聖グロリアーナとかの子もいたんだろ?もちろん、大洗の他の子もだけどさ、その子たちとは話さなかったの?」
有田「それがですね、みほちゃんがみんなを呼んじゃって。一応、全員と握手はさせてもらいました」
上田「うん、お前ついにモテ期来てるよ」
有田「いろんな子がいましたねえ。聖グロリアーナのダージリンちゃんには『こんな格言を知っていて?イギリス人は恋愛と戦争においては手段を選ばない』とか言われました」
上田「へえ、いいこと言ってるじゃん。おまえも全国総ゴミメガネ宣言やめたら?手段選ばなかったら結婚できんだろ?」
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有田「ありがたいことに彼女たちはゴミメガネじゃない数少ない女性ですけどね」
上田「ガハッ!よかったなあ、戦車道にお前のパワプロと並ぶ数少ないオアシスがあんだろ?お前、今度から結婚の軸にツーケーとパイオツの他に、戦車道も入れちゃえよ」
有田「そうですね。ただ、プラウダの隊長のカチューシャって子がいたんですけど」
上田「うんうん」
有田「その子、背がちっちゃいんですよ。130cmないんじゃないんかな?」
上田「ふうん、まあ中にはそんな子もいるだろうなあ」
有田「それで僕が『へえ、プラウダのカチューシャちゃんだっけ?小さいのに戦車長なんかやってて偉いねえ』って言ったら、突き倒されて、『土に埋めてしゅくせーしてやる!』って言われちゃいました」
上田「ガハッ!お前はやっぱ子供には嫌われるのな〜。銭金で子供に土に埋められたのと同じじゃねえか」
有田「というわけで、参ったね...」
上田「なんだよ、そこでバス編の『参ったね』かい!そりゃ参るわ」
有田「話がそれたんで、エキシビションマッチに話を戻しますよ。それですごくかっこいい試合だったんですけど、そのおしゃべりのときにみほちゃんが言ってたことで、ちょっと引っかかることがありまして...」
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上田「引っかかった?何が?」
有田「いや、でも僕の聞き間違いかな?」
上田「あっ、コレはやべえぞ?」
有田「いや、でも一応確認しとくか。確認しようとしたら『あったかくして寝ろよ〜』ってみほちゃんが走り去ってったからなあ」
上田「ガハッ!あの子はそんな捨て台詞吐かんわ!ああ〜、ダメだこれ。完全に月に1回のお楽しみだ、この番組の生理だよ」
有田「間違ってたら訂正してください」
上田「ああ、オッケー。俺、嘘は大嫌いだから」
有田「上田さんって戦車道の家元なんですか?」
上田「はぁ〜、来ちゃったよ。常識で考えろよ。俺の実家はプロパンガスの業者だぜ?そんな戦車道やってる余裕なんかないっつの」
有田「ああ、やっぱりそうですか」
上田「そうよ、常識で考えろよ、常識で」
有田「そりゃそうですよね。じゃあ、確認しますけど上田さんは戦車道の家元じゃないんですね?」
上田「家 元 で す」
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有田「えっ、でもさっき有り得ないとか言ってたじゃないですか」
上田「いや〜、でも家元ってそんなのあんまりひけらかしたりしない謙虚な人しかやれないじゃんか?だから、なるべく隠しときたかったのよ〜」
有田「はあ、そうですか、確かに家元は謙虚じゃなきゃできませんけど...。じゃあ上田さんは戦車道の家元でいいんですね?」
上田「ああ、基本的にはそう思ってくれて構わんよ」
有田「でも、戦車道って基本的に女性がやるものですよ?上田さんは男じゃないですか」
上田「う〜ん、でも今の世界って男女平等にしようって感じじゃんか。そういう差別は良くねえよ、俺が世直ししようというわけで、戦車道の世界に飛び込んだのよ」
有田「また、世直しですか。上田さんは真面目ですね。ところでやっぱり、流派の名前は『上田流』ですか?」
上田「いや、『キャン玉流』よ」
有田「は?キャン玉流?」
上田「そっ、キャン玉流」
有田「いやでも、戦車道ってすごい伝統的な芸術みたいなもんですよ?そんな卑猥な名前が許されるんですか?」
上田「う〜ん、でもキャン玉フェイスはそれこそ上田家の伝統だからねえ」
有田「いや、そんな伝統って言われても...。どうしてそんな名前が認められたんですか?」
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上田「それはあれよ、俺が戦車道協会の会長のオッサンに交渉したのよ」
有田「でも、反対されたでしょ?」
上田「ああ〜、まあそれはね。『そういう名前はちょっと...。普通に上田流じゃダメなんですか?』って言われたねえ」
有田「まあ、そうなるでしょうね」
上田「それで俺が言ったのよ、『なあ、戦車道協会の会長さんよ、黙ってキャン玉流を認めてくれるわけにはいかないか』って」
有田「出ましたね、伝家の宝刀。でも、そんなので説得はされないでしょ?」
上田「いや、そしたら『はぁ、じゃ仕方ありませんね、キャン玉流でいいですよ』って言ってくれたのよ〜」
有田「ええっ!そんな簡単に受け入れてくれたんですか!?」
上田「受け入れてくれたねえ、だって、俺だぜぇ?」
有田「はあ、まあそれはいいですよ。実際、キャン玉流は何をモットーにしてるんですか?」
上田「モットー?」
有田「ほら、西住流だったら『撃てば必中、護りは硬く、進む姿は乱れなし』、とかいろいろあるじゃないですか」
上田「あぁ〜、そういうことね、うん、ブッコミよ」
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有田「は?ブッコミ?」
上田「いや〜、俺はあくまで世直しの為に例えツッコミをやってんじゃんか?でも戦車道では特に男女不平等以外には悪い風潮とかないからさ、ユーモアも必要だと思ったわけよ。そういうユーモアを持った意外な戦略勝ちってわけ」
有田「はぁ、あんなにブッコミが嫌いだった上田さんがですか...」
上田「まあ、いろいろ悩んだ末の結論だけどねえ。やっぱ、物事には緩急つけなきゃだめだろ」
有田「じゃあ、キャン玉流のモットーは『ブッコミ』でいいんですね?」
上田「俗には『ぞろぞろついてきてっけど、これロッキーの撮影じゃないのよ〜』が基本姿勢だよね」
有田「いや、ダメでしょ!戦車道なんてのは基本的にチーム戦ですよ?ついてこなきゃ始まりませんよ!」
上田「あぁ〜、それがお前の浅はかなところなのよ」
有田「ええ...じゃ、上田さんはどう考えてるんですか?」
上田「あのな、戦車道って凄く由緒正しい武道みたいなもんじゃんか?」
有田「まあ、そうですね。家元とかあるくらいですから」
上田「もちろん、戦車道では女性は精神の育成と共に成長しなくちゃいけないわけよ、わかる?」
有田「ええ、まあ。実際にみんないい子ばっかりですしね」
上田「だから、俺はひとりで戦う姿勢を追求したいわけ。いつもチーム戦だと成長できねえだろ〜?」
有田「いや、だからそこがおかしいんですよ!いいこと言ってるように聞こえますけど、1人の力には限界がありますからね?」
上田「ああ、でもキャン玉流の子なら大丈夫よ。俺が直々に指導してるからさ」
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有田「はあ、じゃあ証明してくださいよ。そのキャン玉流が活用された試合とかあるんですか?」
上田「う〜ん、まあいろいろあるけどねえ、一番直近だと今年の高校生の全国大会における大洗じゃねえの?」
有田「ええっ!大洗の優勝に上田さんも貢献してたんですか?」
上田「貢献したねえ、だって俺だぜぇ?」
有田「じゃあ、みほちゃんにアドバイスとかしたんですか?」
上田「うん、まあそうねえ」
有田「みほちゃんが直々に上田さんに頼みに来たんですか?」
上田「そうよ。いや〜あの子はいい子だぜ?凄い礼儀正しくできる子だからねえ。今時あんな子珍しいじゃないか?」
有田「どういう風に頼んできたんですか?」
上田「ええっとね、『上田さん、私にキャン玉流を教えてください!お願いします!』って来たよね」
有田「でも、上田さんは最初断ったんですよね?」
上田「うん、まあやっぱり自分の門下生以外には門外不出にしたいからねえ。『すまんね、キャン玉流は俺の専売特許だから教えるわけにはいかんのよ〜』って言ったよね」
有田「まあ、確かにそんな簡単に教えられるものではないですよね」
上田「そしたら、みほちゃんがこういったわけ。『なあ上田さんよ、黙ってキャン玉流を教えてくれるわけにはいかないか』って」
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有田「ええっ!みほちゃんがそんな事言ったんですか!?」
上田「そうよ、あの子もこのラジオ聞いてくれてるんだと思うんだよなあ」
有田「まあ、それはありがたいことですけど...。でも全然丁寧でも何でもないですね、上田さんも断ったんでしょ?」
上田「いや、俺も『そうまでいうなら構わんよ』って教えることにしたよ」
有田「全然そうまで言ってないと思いますけど...それで、上田さんは大洗のみんなにキャン玉流を教えたんですね」
上田「そうだね。まずは大洗にひとっ飛びして現地入りよ」
有田「それで、大洗女子学園に手ほどきをしたんですね?」
上田「そっ。それで一回、戦車道やってる子全員集めたよね。『もいっちょ集合』ってさ」
有田「まさきよさんをリスペクトする感じで?」
上田「そうそう。俺は監督といったらまさきよさんくらいしか知らんし」
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有田「で、何を最初に教えたんですか?」
上田「最初はね、ブッコミの極意を教えたの。ブッコミとはなんぞや、みたいなね」
有田「上田さんが数々の番組で僕を差し置いてウケを頂くためのヤラシイテクニックですけどね?」
上田「そうそう、俺の大好きなウケを...ってアホ!」
有田「そんな古いボケはいらないんで話進めてくださいよ」
上田「ガハッ!えっと、まず全員戦車に乗っけてさ、とりあえず1台1台バラバラに動かしたのよ」
有田「ああ〜、確かに固めて集中砲火食らったら終わりですもんね」
上田「そうだろ?やっぱ基本は大事よ、基本は」
有田「結局、ブッコミはどうやって使ったんですか?」
上田「掛け声よ」
有田「は?掛け声?」
上田「そっ。なんか今までは試合始まったら『パンツァー・フォー!』とか言ってたみたいなんだけどさ。それだと結構な数の人が使ってるわけだから、まずそこでオリジナル性を出したかったの」
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有田「はあ、確かに掛け声ってのは大事ですよね。僕たちもラグビーの試合で掛け声やったらテンション上がってましたし」
上田「そうだろ?まずブッコミを掛け声にしてひと笑いしてさ、余裕を持った気持ちで試合に望んでほしいわけ。だから俺の考えた掛け声は『どっか〜ん』」
有田「あのですね、上田さん。『どっか〜ん』は上田さんがたまたま口を滑らした訳の分からない文句じゃないですか。そんなので笑うわけないでしょ」
上田「いや、ウケたよ。みんな大爆笑でさ。俺の大好きなウケを頂戴できたからねえ」
有田「なんか嫌ですね。大洗の子が上田さんの『どっか〜ん』で爆笑してるって。笑いの沸点低すぎでしょ」
上田「そうか?俺は斬新でいいと思うよ?そもそも戦車で撃ったら『どっか〜ん』って音するじゃん」
有田「そんな気の抜けた音じゃありませんよ...じゃあ掛け声はもういいです。作戦とかは教えてあげたんですか?」
上田「作戦かあ。やっぱそこは一番の要だったからねえ。俺も本腰を入れて教えたよ。みほちゃんの場合は『こそこそ作戦!』とか可愛らしいネーミング付けてんだろ?」
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有田「ああ、そうですね。そのネーミングに反して実際的な作戦ですけど。上田さんは何を教えてあげたんですか?」
上田「『ぷ ぶん殴られ事件』ってあったじゃんか?あれのまさきよさんの本来の計画を実行しようと思ってさ、戦車が勢いよく走って丘を乗り越えた時に軽くジャンプするときあんのよ。だからその一瞬に相手の戦車を撃つって作戦よ」
有田「上田さん。戦車って基本的に止まってきちんと狙いをつけて撃つもんですよ。そんな簡単に動目標射撃ができるわけないでしょ!エキシビションマッチで河嶋桃ちゃんがやってましたけど、あれも偶然ですよ?」
上田「そう、それがびっくりでさ、俺もみんなに言われたのよ。なんか片メガネかけた女の子で桃ちゃんだっけ?その子がギャーギャー言ってくんの」
有田「何がびっくりですか、そりゃギャーギャー言われますよ」
上田「だから俺も真っ向から対抗してさ『まあ、戦車道だからねえ。やっぱりいろいろ新しい方向性を探していった方がいいんじゃないか?』って大人の対応よ。多分、ここで納得したからエキシビションマッチで実力を発揮できたのよ」
有田「いい大人は年下に真っ向から反対しませんよ...」
上田「そうかねえ、そうやって対応したら、みんな納得してくれたよ」
有田「いやおかしいでしょ、なんで納得してくれたんですか」
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上田「俺のうんちくと早稲田に行ったこの頭脳で当てる計算するための公式編み出しといたからねえ。それ教えたのよ。これはぶっちゃけ、俺だけの力じゃなくてホーキングにも手伝ってもらったけどね」
有田「ホーキング?ホーキングってあの凄い物理学者でしょ?なんでそんな偉い人と知り合いなんですか」
上田「あれ、言ってなかったっけ?俺がヒッグス粒子の理論を提唱したときの学会からの知り合いよ、俺とやっこさんは」
有田「そこまで長い付き合いなら、やっこさんはないでしょ。まあ、その話はまた今度聞きますよ。でもそんな短時間で公式なんか作れないでしょ」
上田「まあ、結構かかったよね。それがびっくり、4、50分くらいはかかったよ」
有田「だからそれがおかしいんですって!そんな短時間でできませんよ!」
上田「でも俺とやっこさんの合言葉なのよ、『公式作るのに4、50分』ってさ」
有田「はあ、やっぱ上田さんはすごいですね。それでみんな納得してくれたわけだ」
上田「みんな呑み込み早くてさ、俺も助かったわ〜。だから、俺もおまけにもう一つテクニックを教えたわけ」
有田「へえ、何を教えたんですか?」
上田「結構高等テクニックなんだけどさ、松田優作のモノマネよ」
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有田「え?松田優作?」
上田「そっ。『なんじゃこりゃあ!』のモノマネよ」
有田「なんでそんなとこで急に最後の一言を言うんですか...」
上田「やっぱ松田優作の『なんじゃこりゃあ!』は結構その場で言われたら迫力あるしビビるよ?だから大声で叫んで相手が怯んでるすきに『どっか〜ん』って撃って相手は白旗よ」
有田「いや、そんな急に言われたら『は?』ってなるだけでしょ」
上田「なんじゃこりゃあ!」
有田「うわ、なんですか!上田さん!びっくりした〜!」
上田「ガハハ!やっぱビビってんじゃねえか、ほら効果てきめんだろ?」
有田「ああ〜、確かに急に言われたらちょっとびっくりっていうか怯みますね」
上田「あと、大洗の子はみんなかわいい女の子らしい子ばっかりじゃんか?だから逆に効果はますます上がるよね、『ええ、こいつがこんなこと言うの!?』みたいなね。だから黒森峰みたいに強いシャキッとした子ばっかりのとこでは教えないね〜」
有田「意外性がないと効果が薄いってことですか?」
上田「そうねえ〜、プラウダとかだと効果は若干減るかねえ。あ、聖グロリアーナとかは効果高いよ?」
有田「確かにあのお嬢様学校が言ったらびっくりですね」
上田「な?そうだろ?」
有田「またまさきよさんをリスペクトして...結局中核的な作戦はないんですか?」
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上田「まあ、試合によって変えるけどねえ、基本的な作戦は待ち伏せをよく使うよね」
有田「へえ、で相手が来たら一気に畳み掛けるんですか?」
上田「実はそこでもう一段階入れとくのよ、相手と遭遇したら『俺、先行ってんかんな!』って叫んでとりあえず逃げるの」
有田「あ、これはまずい」
上田「そしたら、相手が追いかけてきたときに野糞ならぬ砲撃よ」
有田「はあ、上田さんのあの野糞テクニックを使うんですね?」
上田「テクニックじゃねえけどな。ここのリスナーどもがあんまり野糞ネタ入れてくるから、逆転の発想があったのよ。俺は『どっか〜ん』といい『なんじゃこりゃあ!』といい意外性のある作戦を重視してるわけ。だから俺もここだけはリスナーに感謝したいよね?」
有田「確かに意外性があったら相手は動揺しますよね。じゃあこれらがキャン玉流の基本姿勢なんですね」
上田「まあ、基本的にはそう思ってもらって構わんよ。どう?西住流とか島田流に並ぶ出来だと思ってんだけど」
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有田「まあ意外性の面でいえば大抵の流派は超越してると思いますけど...」
上田「そっかあ〜、そろそろ俺にも戦車道の世界大会のアドバイザーのお声かかるかもな〜。あと俺、風花にもそろそろキャン玉流の次期家元として戦車道伝授しようと思ってんの」
有田「アドバイザーはわかりませんけど…風花ちゃんを変なことに巻き込まない方がいいと思いますよ?」
上田「そう?風花は興味津々なんだけどなあ」
有田「じゃあ上田さん、ちょっとリスナーの皆さんに戦車道に対するメッセージをお願いできますか?」
上田「はい、ええ、戦車道とはいろいろと堅苦しいイメージもあるとは思いますが、私も親しみやすいようにいろいろ努力しておりますので。皆さんも戦車道をやってる女の子たちを応援してください!」
有田「...まあ、戦車道の違う一面を見れたというか...時間の無駄だったというか...」
上田「ガハッ!」
有田「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン!」
21: 以下、
チャッチャラチャッチャララッラッラッ
有田「実はですね、上田さん。今ゴミメガネにもらったお知らせ見たんですけど。次回、スペシャルウィークじゃないですか?それでゲストなんですけど」
上田「おぉ〜、そんな時期か。ゲストは誰来るの?」
有田「...大洗女子学園のあんこうチームの皆さんです」
ジャーン!
上田「ええっ!マジで!?俺が直々に指導したあんこうチームのみんなが来るの!?」
有田「らしいですよ」
上田「さてはお前、このこと知ってて俺にムチャぶりしたんじゃねえだろうな?」
有田「いや違いますって!ほんとに寝耳に水ですよ!ほら、ここに書いてありますから」
上田「どれどれ...うわほんとだ、この番組のスタッフ、ほんと馬鹿じゃねえの?おい、節丸とかゴミメガネ、お前らのことだよ!なにしれっとした顔してんだ!」
有田「まあ、というわけで次回は大洗女子学園のあんこうチームの皆さんをお迎えしたスペシャルウィークです!」
上田「お〜楽しそうだねえ。この番組、若々しいフレッシュさが足んないからな。新鮮なゲストだね」
22: 以下、
有田「そうですね。高校生は高校生でもゲッスいラジオネームしかいませんからね」
上田「なあ、まさか次回に限ってだよ?まさかお前ら『現役女子高生にパネェ質問』とかやる気じゃねえだろうな?」
有田「あれっ、わかります?」
上田「『わかります?』じゃねえよ!絶対やんなよ!今回だけは現役女子高生で洒落になんねえからな!もはや芸能生活とかじゃなくてモラルの問題だかんな!」
有田「あ、今回は上田さんから『パネェ質問』をしていただくという形式なんですね」
上田「ふざけんな!罰ゲームってなんじゃい!?」
有田「『天才バカボン』のドラマ版での『和田アキ子殺人事件』からまったく成長しないメガネ大根(メガネをかけたとして)な演技力に対してですね」
上田「いや関係ねえだろ!確かに演技はひどかったかもしれねえけどよ、絶対やんないかんな!現役女子高生に『ちょっと質問なんだけどさ、みんなはグラタンで顔を洗ったこととかはある?』とか聞けるか?聞けるわけないだろうが!」
有田「わかりました。それではとりあえず上田さんから宛先を...」
上田「わかってねえじゃねえかよ!今回だけはなんと言われようが絶対読まねえからな」
有田「上田さん、宛先を」
上田「読まねえつってんの」
有田「上田さん、宛先には人生に必要なことのすべてが詰まってるんですよ」
上田「ariue@allnightnippon.com、ariue@allnightnippon.com なんで読んじゃうんだろうな〜」
有田「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン、この番組は...」
23: 以下、
ガルパンBD発売に合わせて書いてたのを昨日のann復活に歓喜して一気に投下した
お前らは親友。ほんとに気が置けない。何でも話せる。だから肝心の無茶ぶりが短いことについては黙っておくわけにはいかないか?口をつぐむわけにはいかないか?
今から考えたら、上田の嫁とかババア大橋、豚女とかを戦車道経験者にしてもよかったかも
パネエ質問編を書くかどうかは正直わからない
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