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怖いけどちょっと切ない話下さい


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1:
こんなの
引越し
8 本当にあった怖い名無し sage 2011/09/28(水) 00:00:07.55 ID:FxPpn85b0
オレが小学生のとき、親父が家を建てた。
念願の一軒家で家族皆喜んだ。
しかし引っ越し後ほどなくして女の幽霊が出るようになった。
俺は見たことがないのだが、両親は深刻になやんでおり、特に母は気を病んでしまい、家は大変だった。
そんななか、正月にはじめて家に来たおじいちゃんが、家に入るなり、
「○○さん(親父の名前)、滅多なところに家を建てるもんじゃないよ」と言った。
おじいちゃんは居間に神棚を作り、かんぴょうを天ぷらにしてそこに供えた。
そして供え物を絶やさないように告げ、帰っていった。
以来、家は幽霊に悩まされることはなくなった。
ただ、そのかわりおじいちゃんの家に幽霊が現れるようになったらしい。
おじいちゃんは、
「独り暮らしだし、寂しさが紛れて案外いい塩梅なんだよ」
と語っていたが、その後程なくして心臓を痛めて急に亡くなってしまった。
ささやかな葬式だったが、その際、見知らぬ怪しい女が
式場をうろうろしているのを親父含め数人が目撃している。
これは俺の予想だが、おじいちゃんはその幽霊と恋仲になり、添い遂げたのではないか。
式の後、おじいちゃんの家を片付けにいったのだが、
独り暮らしとは思えない様子だった。
部屋には花やぬいぐるみ、風景写真がたくさん飾られてあった。
中でも印象的だったのは、誰かと筆談していたかのようなメモ書きが、
部屋のあちらこちらに残されていたことだ。
内容は、
テレビ面白い?とか、もう寝るか、とか他愛のない一言だった。
おじいちゃんはボケてはいなかった。
あれは一体なんだったんだろう?
幽霊話はおじいちゃんの死後、どこからも聞かなくなった。
http://syarecowa.moo.jp/281/1.html
10:
SAGAのコピペは良かった
Saga2
俺さ、産まれた時から酷い小児喘息だったのよ。
夜中にかーちゃん起こして病院連れてってもらうなんてしょっちゅうだったし、
小学校あがって更に病状が悪くなって。もちろん体育なんかでれないし、
みんなと外で遊ぶ事すらできなかった。
んで、小五になってからほぼ毎日病院行って吸入するくらいまで悪化しちゃって、
そのまま3週間入院する事になって。。。
んでね、そん時4人部屋の病室だったんだけど
二人はおばあちゃんとおじさん、んでもう一人は俺と同い年くらいの女の子だった。
俺、昔からすげぇ人見知りが激しい上に物凄い照れ屋で、なかなかその同室の人達と仲良くなれないで
一人で勉強してるかゲームボーイやってるかだったのよ。
そん時家から持ってきたソフトが「Saga2」で、もう一回クリアしたやつだったんだけど
ヒマだしもっかいやるかな、って毎日やってたワケさ。
んで入院して一週間立った頃、俺がゲームボーイやってる時は
なんかその同室の女の子がじーっとこっち見てる事に気づいたんよ。
俺が彼女の方みると慌てて目逸らすんだけどね。
もしかしてやってみたいのかな?と思って、「良かったらコレ借そうか?」って聞いたのよ。
そしたら目ぇ輝かせて「いいの?」っていうもんだから、
「もう飽きたからな」とか照れ隠しして借してあげたさ。
でも案の定操作が分からないらしく、画面とずっとにらめっこしてるもんだから
俺が操作教えながら一緒にゲーム進めることにしたんよ。
パーティーは人間・男の主人公「リョータ(俺の名前)」で、仲間は人間・女「さやか(彼女の名前)」
あとはエスパーガールとロボットにそれぞれ同室のばあちゃんとおじさんの名前つけたっけ。
それからどんどんそのコと仲良くなって、二人でゲームボーイやるだけじゃなく、色んな話もするようになった。
学校の事、家族の事、好きな音楽の事、近くに迫った夏休みの事…
それからの時間はあっという間だった。すぐに俺が退院する時がやってきた。
看護婦や同室のおじさん、ばあちゃん達が口々に「おめでとう」って言ってくれてる中彼女だけ泣いてた。
それ見て俺も泣きそうになったさ。
でもグッと堪えて「オマエ退院するまでコレ借してやるよ。退院したら連絡くれよな」って
そのままゲームボーイとSaga2置いていったのよ。
それから何回もお見舞しに行こうと思った。…
でもいざ行こうかと思うとなんか照れくさくて行けなかった。
連絡がないまま1年半が過ぎて、俺も小学校を卒業する頃になった。
せめて卒業前にもう1度会っておきたいな、と思って意を決してお見舞に行く事にしたんよ
病室に行ったけど彼女はいなかった。病室入口の名前欄にもない。
もうとっくに退院してたのかな…?と思ってとりあえずナースセンターで聞いてみた。
「遠い所にいった」とかうまくはぐらかされたけど、俺も小6だったし、そこまでバカじゃない。
その場の空気や後ろの看護婦が泣き出したのを見ても明らかだった。
俺がショック状態で呆然としてる中、その看護婦が
「ああ、そういえばさやかちゃんから、リョータ君が来たら渡しといて、って言われた物があるのよ」
と言って俺にそれを渡してくれた。借してあげたゲームボーイとSaga2だった。
俺はそれを受けとって家に帰った。
帰るなりメシも食わないで、暗い自分の部屋でゲームボーイのスイッチを入れた。
懐かしいあのOPの音楽。それと一緒にでてくるロード画面。
一つは彼女と俺が一緒にプレイしたデータ。あの時からほとんど変わってない。
懐かしさと悲しさで胸がいっぱいになった。
もう一つのデータはやたらレベルの低いデータだった
最初から始めてすぐ飽きたんかな?と思ってそのデータをロードしてみた。
パーティー四人の名前がこうなっていた。
「リョータ」
「いろいろ」
「ありがと」
「バイバイ」
…今でもSaga2のOPの曲を聞くと涙が出るよ。お見舞行ってあげられなくてゴメンな…。
16:
幽霊と仲良くなるやつ
23:
>>16
張ってよおん(´・ω・`)
26:
>>23
俺の後ろに何かいる@まとめサイト
http://www11.atwiki.jp/yu-tokarikariyukari/pages/3.html
39:
>>26
ありがとう
全部読めてないがゆかりちゃんカワユス
20:
井戸に死体を捨てるやつ
井戸の死体
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった
27:
>>20
あれ人間て怖いなーってなったんだが
21:
双子の姉妹
うちの姉が双子なんだけど
双子の姉の方(以下、『双子姉』)には、園児の頃からのボーイフレンド的な人が居たのね
はっきり告白したりとかは無いけど好き同士、みたいな
でもその人、高校二年の時に死んじゃったんだ
で、その人の四十九日の翌朝
双子妹の方が
「昨日、双子姉のボーイフレンド君の夢をみた」って言うの
夢の中で、部屋で勉強してたらドアが開いて、双子姉のボーイフレンドが立ってて
「あ、ごめん、間違えた」って
そんで、「お盆は間違えずに帰ってくるって伝えてくれるかな」って言って、
普通に歩いて玄関から出てったって
そんで、翌年のお盆、双子姉の夢に本当に出てきたらしい
そして、
「(お盆に)三回だけ戻ってもいい?」
と、きくんだそうな
双子姉は泣きそうになりながら
「何で三回なの?嫌だよ、ずっと会いたいよ」
って反抗したんだけど
「それ以上は双子姉の心残りになるから良くない、自分より良い男に出会って幸せになって欲しい」って……
ただの夢といえばそれまでだけどさ
27:
>>21
いいねー間違えたってちょっと可愛いなww
29:
兵隊さん
こわい思いをしていないからこのスレに。少し長いです。
子どもの頃、いつも知らない人が私を見ていた。
その人はヘルメットをかぶっていてえりあしに布がひらひらしてて、
緑色の作業服のような格好で、足にはほうたいが巻かれていた。
小学生になってわかったが、まさに兵隊の格好だった。
その兵隊さんは私が1人で遊んでいる時だけでなく、校庭で遊んでいる時や
母と買い物でスーパーに行った時、いつでも現れた。
少し離れたところで立って、私を見つめている。
自分以外には見えていないし、いつもいつの間にか消えている。
私も少しはこわがってもよさそうなものだったが、何せ物心ついた時から
そばにいるし、何よりその人から恐怖心を感じるようなことは全くなかった。
きりっとしてて優しげで、古き良き日本人の顔って感じだった。
31:
809 2/3 sage New! 2006/01/22(日) 01:19:32 ID:0xPCHD5z0
やがて中学生になった。ある日いつもと違うことが起きた。
テストを控えた寒い日、夜遅くに私は台所でミロを作っていた。
ふと人の気配がしたので横を見ると、兵隊さんがいた。
けれどその日は手を伸ばせば触れるくらいそばにいた。
ぼけた私が思ったことは「意外と背低いんだな」くらいだった。
―それは何でしょうか?
体の中に声が響いたような感じだった。兵隊さんを見るとまじまじとミロの入った鍋を見ている。
ミロって言ってもわかんないよね・・・と思った私は「半分こしよう」と言って
ミロを半分にわけて、カップを兵隊さんに渡した。
―失礼します。
そう声が響いて、両手にカップを持ってふうふうしながら兵隊さんはゆっくり飲んでいた。
その時の兵隊さんの顔は、柔らかくてすごくうれしそうだった。
飲み終わって、また声が響いた。
―こんなにうまいものがあるんですね。
少なくて悪いかな、と思った私は「おかわりする?」と聞いたが、
兵隊さんはカップを私に手渡して、敬礼してふっと消えてしまった。
34:
10 3/3 sage New! 2006/01/22(日) 01:20:56 ID:0xPCHD5z0
別の日に1人で家にいる時、クッキーを作っていた。
焼きあがり、冷まそうとお皿に並べていたら、人の気配がしたので窓を見ると、庭先に兵隊さんがいた。
私はおいでよ、と手招きをしたが、兵隊さんはにこっとして首を横に振った。
あれ?と思っていたら兵隊さんは敬礼して、ふわっと消えた。
ヘルメットから出てる布がふわりとしたことを覚えてる。
それきり、兵隊さんは私の前には現れなくなった。
今でも兵隊さんのことを思い出す。
美味しいものを食べた時や料理が美味しく出来た時、
兵隊さん、どこかで美味しいもの味わえているかなあと。
43:

私は今は亡き妹に小さい頃、不思議な指摘を受けたのを思い出しました。
今の今まで忘れていたのですが、このスレで思い出したので書きます。
妹が6才。私は8才。仲良く絵本を読んでいたんです。
その時、妹は突然絵本とは関係ない話をしはじめました。
「あのね、私は学校に行って3回ケーキ食べたら、姉ちゃんとお別れなの。
でも泣いちゃダメよ。姉ちゃんが大きくなった時、由香(妹の名前)のお友達のお腹が痛くなったら、
お腹をちょいちょいってしてくれてね、お友達は笑うの。
姉ちゃんは白い長い服着て、お友達と由香の話するのよ。
お姉ちゃんはまだ沢山ケーキ食べられるからいいな?」
妹は小学3年で交通事故で死にました。
私は3年前に医者になり、初めて手術をした患者さんは私より2才下の女性で盲腸でした。
妹と同じ幼稚園で妹と仲良くしてくれていたようで、二人で妹の話をしたのです。
妹には見えていたのでしょうか。
私は後何回ケーキを食べたら妹に会えるのでしょうか。
44:
さっきカレンダーを見て気付きました。
妹が交通事故を起こしたのは私の誕生日の一日前。今日なんです。
私が医者を目指したのも妹を助けられなかった腑甲斐なさからの発露でした。
さっき病院に休む旨の連絡をしました。
毎日勉強と技術練習と夜勤に追われて妹のことを忘れていた自分が恥ずかしいです。
今日は妹が大好きだった苺のミルフィーユと甘いカルピスを持って墓参りに行きます。
由香の墓前で一緒に私の誕生日を祝ってもらおうと思います。
妹の分まで私は毎年ケーキを食べ続けようと思います。
このスレッドに目が行ったのも小児科の子供たちが怖い話しして?と言ったので、ネタ探しのためでした。
ごめんね。由香。
46:
>>43
切ねぇ…
48:
お母さん
ボケたばあちゃんに誠心誠意尽くした母が5年前に死んだ
脳溢血でまさにぽっくり
トイレから帰ってきて帰りの遅い俺のために食事の支度を始めようとして
「あれ?」って言ってそのまま倒れた
駆け寄ったときにはもう脈も意識はなく
病院でもたいした診察もされずに死亡を宣告された感じ
でも俺も奥さんもなんだか安心した
婆ちゃんがぼけ始めてもお世話になったから最後の床までずっと
面倒を見てやると言って辛いこともあったろうにずっと母親の面倒を見てたんだから
楽になれて良かったと
葬式も終わって数日ひと段落した深夜
ベットで寝ていると婆ちゃんの部屋の方から声が聞こえた
最初は小さかった声もだんだん嗚咽も混じった声がはっきりと聞こえてきた
「ごめんなさい迷惑かけてごめんなさい。出きるならもう一度この家に帰りたい。
お母さんに会いたい。お母さんお母さん…」
壊れたレコードのようにずっと言い続けてた
金縛りで動けないままボロボロ泣いたよ
50:
婆ちゃんは生きてるのか死んでるのか…
どっちにしても誰がレコードのように言い続けてたのか…
51:
ばあちゃんが母親で母親がばあちゃんで みたいな事になってるな
53:
ばあちゃんは生きててその世話してたお母さんが死んで、
ばあちゃんを最後まで世話できなかったのが未練で
母さんの幽霊がばあちゃんとこに出てきたんじゃない?
54:
>>53
理解できたありがとう
55:
ぐぐった
お爺さん
エリザベス [SH902iS aDqxQ]-2006 08/24 11:11
ある日、私は地元メンバーでオールをしていた。
明け方になって、家の方向が同じ友達と、二人で帰っていた。
横断歩道を渡ろうとした時、私は、確かに見た。
横断歩道の向こう側に、お爺さんがニッコリ笑って立っている。
田舎の薄暗い明け方。
人の姿も珍しいくらいの時間。
私は横にいる友達のほうを見た。が、友達は何も気付いていない様子。
私は、またお爺さんのほうを見た。
すると、お爺さんは明らかに、私ではなく、横にいる友達のほうを見て笑っていた。
私は、友達に、「知り合い?」
と聞いてみた。
すると友達は、「何が?」と答えた。
私が指差しながら、お爺さんの方を見ると、お爺さんはいなかった。
56:
続き
私は寒気がした。
そして、友達に話した。
「さっき、あそこにお爺さんが、〇〇(友達)の方見て笑ってたんやって!」
それを聞いた友達は、目をまるくして、一言。
「うちのお爺さん、私が産まれる前に、ここの横断歩道で車にひかれて死んでん」
私は固まった。
そんな私に対し、友達は笑顔で言った。
「うちが産まれるん、楽しみにしてたらしい。見守ってくれてるんかな」
何だかせつなく、涙があふれた
59:
>>55
じいちゃん系は弱いのぅ…
57:
がしゃがしゃさん
281 :1/2:
じゃあ、うちの実家に居た幽霊の話。通称「がしゃがしゃのおじさん」「がしゃがしゃさん」
基本子供にしか見えない。中学生ぐらいから自然と気にならなくなる。
なんで「がしゃがしゃ」かというと、鎧を着てるから。(鉄ずれの音がインパクトに残るようで)
少なくとも爺様が子供の時にはもう居たらしい。
家に入った泥棒はとっちめたり、子供のお守をしてくれたり、
延焼を防いでくれたりと一見守り神のようながしゃがしゃさんだが、実はかなり恐がりでドジ。
テレビやラジオのようなものは慣れたらしいが、俺が子供の時はカメラやファンヒーターにびくぅ!と
すくみあがる姿を何度も見た。(音や光にびっくりするらしい)
その最たるもので今でも語り種なのは、俺が子供の時の話。
沢遊びに行って、足を滑らせて深みにはまった従兄弟を助けようとして飛び込ん父。
それと同時に何故か一緒に飛び込むがしゃがしゃさん。
「え?ついてきてたの?」と訳が分からないまま呆然と見てたら、
父が従兄弟を抱えて岸辺に戻ってきた。
水飲んでないみたいだし大丈夫だな、よかったなー、と騒ぐ大人達をよそに、子供一同川に釘付け。
手足バタバタさせているがしゃがしゃさん……明らかに溺れていた。
283 :2/2:
「うわあ助けないと!」と騒ぐ子供。俺は父に「がしゃがしゃさん溺れてる!」と言うと、
「鎧きてんのに何やってんだバカかー!」と父も慌て出す。
「どこらへんに居るんだ、俺もっぺん飛び込むから(父にはもう見えてない)」という親父を制し、
いつも冷静な兄貴が一言「……一度死んでるのに溺れるもん?」
しーんと静まり返った中、鎧の鉄ずれの音をさせてがしゃがしゃさんは川から浮き上がり、
バツが悪そうに背中丸めて立ち去っていった。
先日実家を取り壊す時に、十何年ぶりに姿を見かけた。
恐がりでドジなうえに泣き虫なおじさんだと判明。鎧はぼろぼろで落ち武者みたいだった。
親父や爺様にどことなく似ているから御先祖なんだろうか。
今では兄のところにいるがしゃがしゃさん。
電気ケトルのスイッチがきれるバチン!という音にびくびくしてると甥っ子が教えてくれた。
61:
>>57
大好き
62:
>>57
どじっこっぷりに萌えた
63:
手を引く
731 :本当にあった怖い名無し:2009/07/20(月) 12:41:55 ID:UMuSySeU0
うちの近所に、とてもでかい2m近くある知的障害者(以下、池沼)の男がいたんです。
そいつは、いつも近所を走り回ってました。
走るときは決まって、「ヴぉわああああ?」と言いながら拍手をしながら走ります。
3?5mくらい走ると立ち止まり、しばらく周りをキョロキョロ見て、
別方向に向かって、また同じように走るシステム。
目的ハ不明。
そいつは本当に邪魔!
とにかく、人間の存在そのものが見えてないのか、周りには目もくれず走り回るのです。
小道からも突然飛び出して来るので、それを知ってる近所の車を運転する人ら、うちの親もそうでしたが、
車2台が優に通れる大きい道路なのに、そいつが出没する道だけは徐行しながら走ってました。
車の度で、近所の人かヨソモノかわかるくらいでした。
こんなこともありました。
夜中の2時ごろでしたか、私がコンビニで買い物した帰り、30m先の暗闇の中に見覚えのある人影が!
そうなのです。こんな時間なのに、そいつが走り回ってたのです。
昼間とは違い不気味な気配を感じました。
襲い掛かられたらどうしよう?
少し遠回りになってしまいますが、別の道から帰ることにしました。
普段通ることもない道で、表通りとは違い、狭い道幅、街灯も少なく、塀の高い家が並びます。
草や木で覆われた空き地なども多々あり、表通りとは一転、寂しい道で邪悪なものを感じましが、
無事家に帰り着くことが出来ました。
64:
733 :731:
そんなある日、私が自動車教習所に通っていた頃のことです。
近所の公園の門の前で、教習所のバスを待っていると、突如うしろから「ヴぉわああああ?」の声。
とっさに振り向くと、公園の中からそいつが猛烈な勢いで、私に向かって突進してきます!
つい「ひぃやぁ!」なんて情けない悲鳴を上げてしまうと、そいつは私の前で立ち止まりました。
そばに立つと、でかいからそれだけで威圧感がある。
手もでかいから、ぶん殴られたら吹っ飛ばされそう。
「なん・・・なの・・・?」
ちょっと情けない、か細い声を出し、そいつを見上げてたのですが、
そいつは私には目もくれず、あたりをキョロキョロして、またいつものように走り出した。
そいつとちょっと距離を置いて落ち着いたのか、私の中で急に怒りのゲージが増してきて、
「バカじゃなかろーか!?」と、そいつに向かって叫んだの。
するとそいつ、私のほうを振り返り、数秒のあいだ私の顔をジーっと無表情で見つめていましたが、
私が言ったことを気にしてないのか理解できてないのか、走り去って行きました。
65:
735 :731:
人には危害は加えないんだなと、安心していた矢先のことでした。
私は見てなかったのですが、ある日、そいつが近所の小学生の手を引っ張ってたんですって。
それを見ていたカアサンや近所のおばさん衆、
小学生の手からそいつの手を振りほどき、叱ろうとすると、
今度は、そのおばさん衆のうちのひとりの手を引っ張りだしたんです。
あわててカアサンがそいつの家に行き、そいつの母親を呼んだんですが、誰もいる気配がありません。
結局、あとからかけつけて来た近所のおじさん衆が引き離して、その場は収まったんですが、
夜になって、その話を聞いた小学生の父親が怒って、そいつの家に怒鳴り込みに行ったんです。
戸を開け名前を呼んでも、誰も出てきません。
それどころか、家の中は真っ暗で人の気配がしないんです。
それでも、ひとこと文句を言ってやらないと気が済まない小学生の父親は、
家の中にあがり込み、廊下の電気を付け、ひと部屋ひと部屋探していくと、
台所で暗闇の中に立っていたそいつを見つけました。
小学生の父親が文句を言おうとしたそのとき、フトそいつの足元を見ると、
そいつの母親が倒れており、すでに死んでいました。
原因は心臓発作だったそうです。
彼の家は、母ひとり子ひとりだったので、彼は東京の親戚の家に引き取られていきました。
私がその話を聞いたのは、彼が引き取られていったあとのことでした。
彼があの日、小学生さんやおばさんの手を引っ張ったこと。
それは彼なりに、母親が倒れたことを誰かに知らせたかったからではないでしょうか。
多分、私だけでなく、ミンナそう思っているはずだと信じています。
テレビで東京の風景、たとえば、浅草、お台場、渋谷、汐留、丸の内などが映るたびに、
その東京の空の下、今日も彼が元気に走り回っている姿が目に浮かびます。
終わり
68:
>>65
これはちょっと切ないな
72:
切ない同窓会
昨年の話です。
昨年の盆、中学校の同窓会へ行ってきたんです。
もう25年前の同窓会で、太ったり痩せたりで誰だか分からない人もいたりして、
卒業アルバムとにらっめこでした。
私が通ってた小学校はマンモス校で、クラスが9組までありました。
1クラス45人の9クラスなので1学年約400人とい多人数・・・・
一度も話したことない人もたくさんいました。
その内の約7割くらいが集まりました。
クラスごとで座ってたんです。
私は6組。
たまたま目があって座ってと誘ってくれたのが右側に座ったAさん。
クラスで一番暗かったって言うか、いつも一人で漫画を書いたりして、目立たない子のAさんでした。
なぜ分かったかというと、小鼻の横に大きなほくろと、会には不釣り合いなただのTシャツ・・・。
私「元気にしてた?」
Aさん「まぁ、そこそこ・・・」
私「お互い年取ったね、でも変わってないねw」
Aさん「まぁ・・・」
こんな感じで、話も盛り上がらず先生の近況とかの話があったり、
余興があったりすごく盛り上がってました。
一通り終わり、また雑談でもと思って右側を見ると、Aさんが居ない・・・
あれ???
左側にいたB君に・・
私「Aさん知らない?」
B君「好きだったんだぁ(^?^)Aさん来てたの?」
私「好きだったの??意外だなぁw久しぶりだねw
その赤いマフラー素敵だね★Rのマークが可愛い。」
B君「うん、ありがとう★」
そんな事言ってる場合じゃなく・・・
周りを見渡しても姿もないし、トイレでも行ったんだと思ってました。
会も終盤になり、幹事が神妙に話し始めました。
幹事「今日はとってもいい会になって良かったです。
 最後ですが、亡くなって来れなかった方の名前をお伝えします。」
もう37歳、事故で亡くなったり先生も3人ほど亡くなっていました。
で、ここからです。
嫌な汗が引かなくなったのは・・・
幹事「6組は一人亡くなってます。
B君。
30歳の時に、事故で亡くなられました。」
え???
今、左側に居たよね???
左側・・・居ない・・・
頭の中、大パニックですよ!!
右側、Aさんが居る・・・
私「B君居たよね??」
Aさん「見えてたんだ・・・」
余計パニック。。
会が終わって、会う人会う人に聞いたけど、誰も見てない・・
見るわけないんだど、亡くなってるんだから・・
Aさんを問いただしました・・
私「Aさんには見えてたの???
なんで??なんで居たの?なんで私見えたの??」
Aさん「私、今神奈川で霊媒師してて、今日は来ないつもりだったんだけど、呼ばれたんだ。」
私「呼ばれた?って幹事にでしょう?
Aさん「いや、B君に・・」
私「なんで、どういうこと???」
Aさん「驚かないでね!」
私「驚く?う、うん。気になるから教えて!!」
Aさん「あのね、B君の事好きだったでしょう?」
私はすっかり忘れていました・・・
好きだった・・・
もう、震えが止まらなくて・・・・
気づきました・・・
Aさん「あなたにもう一度会いたかったらしい。
Bくんも好きだったらしくて、でも言えなくてそのままだったからと・・・」
私がAさん知らない?って聞いた時、好きだったんだぁって言ったのは私の事・・・
って思った途端、耳元で「ずっと好きだった。」って声がして、涙が止まらなくなって・・
「ごめんね・・」
Aさん「Bくん、成仏したから。」
Aさんは駅の方へ帰って行きました。
私は地元だったので、主人に迎えに来てもらって、家路につきました。
布団に入って、いろいろ思い出してて・・・・
ハッとしました。
今、夏・・・
Bくん、マフラーしてた・・・・???
また、涙が止まらなくなって・・・
私があげたマフラー・・・青いマフラー・・・名前の頭文字のRの刺繍・・・・
次の日、Bくんのお母様からクラスのお友達に順番に電話していると言うことで、お電話がありました。
Bくん、ずっと独り身で2月の寒い日の深夜、コンビニへ行った帰りに信号無視のトラックにはねられたそうです。
その時に、していたのが私が編んだ青いマフラー・・
血で真っ赤に染まっていたそうです。
お母様「あのマフラーをすごく気に入って、誰がくれたのか分かれば良かったんだけれど。
  お棺に一緒に入れてやったんですよ。」
私「そうだったんですか・・・」
そのまま電話を切りました。
Bくん、安らかにと心から願っています。
乱文ですみませんでした。
切ない同窓会 その後・・・
実は、昨日B君のお母様から電話がありお話があるので家へ伺いたいとの事でした。
13時にわざわざ来て下さって、ある箱を私にと下さいました。
お母様「これね、息子のなんです。」
私「Bくんですか?」
お母様「この箱ね、錆びててもう何年も開けられなくてね・・・それが3日目前に開いたんです。」
私「3日前??」
私の誕生日でした・・・
お母様「びっくりしてね。中を見たらお手紙と写真が入ってたんです。」
中を見ると、見覚えのある封筒と・・・私の写真が・・・
私「これ、私があげた手紙です。。」
お母様「だから、今日来させて頂いたんです。
あの子は、物静かであまり話さない子でした。
とくに女の子の話は禁句で、結婚の話なんかは特に嫌がってました。
そこまで嫌がるにも、何か原因あるんだと思ってはいたけれど・・・
あなたの事をずっと想ってたんですよ、あの子・・」
お母様は大粒の涙を流しされてました。
手渡れた手紙は、私に出そうと思っていた手紙が3通・・・
1通はお母様が読まれてましたが、あと2通は未開封・・
お母様「1通は開けてしまって・・ぜひ読んであげて下さいますか?」
73:
1通目・・・
「C子へ
C子から告白されて、本当は嬉しかった。
でも、俺は母子家庭で一人息子だし親父が死んで、
俺が母さん守らないといけないから、今は答えられない。ごめん。」
2通目
「C子へ
今どうしてますか?
C子が好きだ。 どうしても忘れられない・・
もう遅いかも知れない。ごめん。」
74:
3通目
「C子へ
結婚されたそうですね。
おめでとう。俺は彼女も居ないし、今一人で住んでるよ。
近所のコンビニにかわいい子が居てさぁ、その子にアタックしようと思う。
似てるんだよ。C子に。
俺、好きだったんだぁw
C子の事。今更だけど。幸せになってくれよな。
俺も頑張るよ。もう今年30だし、俺もそろそろ身を固めないとなぁ。
夏バテしないようになぁ。また、どこかで会おう。
2004.8.12」
75:
私の誕生日・・・
お母様「あなたへの気持ちを断ち切ろうと、あのコンビニへ通ってたみたいです。」
最初にOKしてくれてたらとか、もっともっと押してればとか・・・
思えば思うほど泣けてきて。
違う人生があったんじゃないかと思うと、無念で仕方なくなりました。
その時に息子が・・
「お母さん、どうしたの?どこか痛いの?
テープ持ってきてあげる。」
とカットバンを持ってきてくれました。
息子を抱きしめて泣きました。
別の人生があれば、息子も居ないし、主人にも会ってない・・・
これで良かったんだと思うしかないです。
箱の中に1枚、違う女性と写ったプリクラがありました。
お母様「コンビニの子です。1回だけデートしたらしくて。その子から頂いたんです。」
見てびっくりというか、とにかく叫んでしまいました。
そこに写ってたのは、従姉妹でした。
3こ下の従姉妹で、双子って言うくらい良く似てました。
そりゃ、似てるよね。
76:
従姉妹からお客さんで好きな子が居たんだけど、最近来ないんだと6年くらい前に聞いた事があって。
B君だったんだぁと・・・・
従姉妹は結婚して幸せに暮らしてます。
世の中、うまく回らないですね。
それが人生なのかも知れません。
怖くもなんともないんですがw
読んで下さりありがとうございました。
終わり
81:
窓際の微笑み
3 名前: コピペ 投稿日: 03/06/04 15:51
あの夜、僕の身に起きた出来事は、3年たった今でも忘れることができません。
あれは、まだ僕が大学に通っていたときの出来事です。
夏休みになり、毎日バイトに明け暮れていました。
その日も夜の10時くらいまで働いていました。
その日は風が気持ちよくて、
たまには少し散歩がてらに歩こうと思い、
いつもとは違う遠回りの道を歩いて帰りました。
そこには大学の女子寮があり、何気なく中を覗いていました。
夏休み中で誰もいないらしく、
玄関の明かりだけで、部屋はどれも真っ暗でした。
そのとき、何かが動くけはいがした。
一階の左から3つ目の部屋のカーテンがゆらゆらと揺れている。
暗闇に目を凝らしてみると、誰かがこっちを伺っているようだった。
背が高い女の子らしく、垣根越しに姿が見えた。
カーテンの影から体の半分だけこちらに見せていた。
夜遅くに女子寮の中をうかがう、怪しい男を見てうろたえているのか、
なんだか、ふらふらと揺れているようでした。
僕は柄にもなくドキドキしました。
なんか気まずいような気がして思わず愛想笑いをした僕に、
彼女はほほえみを返してくれました。
僕は彼女に一目惚れしました。
次の日も、僕はバイトの帰りに女子寮の前を通りました。
ひょっとしたら彼女にまた会えるんじゃないかって思ったんです。
いました。
82:
5 名前: コピペ 投稿日: 03/06/04 15:53
彼女が昨日と同じように、体を半分カーテンに隠して立っていました。
そして、今度は勘違いでなく確かに僕に向かってほほえんでくれました。
僕はもう有頂天でした。
次の日も、次の日も、垣根越しに挨拶をするだけの関係が続きました。
僕は焦らずに、時間をかけて彼女と仲良くなりたいと思っていました。
ただ一つ、気がかりだったのは
彼女の顔色が良くなくて、日に日にやせている。
僕はもう、彼女のことが心配でならなくて、
ある日、とうとう女子寮の中に入ってしまった。
男の僕が名前も知らない彼女に会いに来たといっても、
当然入れてくれるはずもないから、表からではなく裏口から入りました。
彼女がいつものように体を半分だけ出して立っています。
僕は彼女に声をかけました。
『僕のことわかる?』
彼女は恥ずかしそうに頷いてくれました。
近くで見た彼女は本当にげっそりしていて、顔色もひどく悪かった。
僕は彼女のことを本気で心配しました。
決して邪な気持ちではなく、彼女のことを本当にいとおしく思い、
僕は彼女の手を取りました。
たとえではなく、氷のように冷たい手でした。
そのとき、後ろの方から声がしました。
『誰だ!!誰かいるのか!?』
83:
7 名前: コピペ 投稿日: 03/06/04 15:54
僕は驚いて彼女の手を離しました。
懐中電灯で顔を照らされると、いきなり腕を捕まれました。
寮の管理人でした。
僕は決してやましい気持ちで入ったのでは無いことを説明しようとしました。
『この部屋の人が心配で、なんか具合が悪そうだったから・・・・』
すると、その管理人は
『何をいっている。誰もいないじゃないか。
この部屋には、今はもう誰もいないんだ。
この部屋の学生は亡くなったんだよ。』
そのときから、僕の時間は止まってしまいました。
彼女は窓際のクーラーの配管にロープをかけ首をつって自殺したそうです。
そして、彼女が亡くなったのは僕が初めて通りかかった夜だそうです。
僕は首をつって風に揺られている彼女に一目惚れをしました。
僕は今でも、あのとき管理人の声に驚いて、彼女の手を離したことを後悔しています。
今でも忘れることができません。
彼女の手は氷のように冷たかった。
でも、とても柔らかい手をしていた。
どうか、安らかに眠ってください。
僕は今でも、あなたのことが好きです
終わり
85:
>>83
確かに怖いけど切ない話だけど、今までのより怖い寄りだな
87:
>>85
幽霊関係頑張って探したんだぜ!
88:
>>83
いいね
切ないけどうすら寒くなる
89:

57 名前: コピペ 投稿日: 03/06/04 17:11
休みの日、する事もなくアパートの一室でゴロゴロしていると、
外から猫の鳴き声がしたそうです。
『うるさいなぁ。寝かせてくれよ。』
そうボヤキつつ外に出てみると、それは見覚えのある猫だったんだそうです。
その猫は、その人が昔付き合いのあった女性の飼っていた猫でした。
『おぉ!!懐かしいなぁ!しかしおまえ、こんな遠くまで何しに来たんだ?』
猫は何かを訴える様にニャーニャー鳴くばかり。
『何あわててんだ、近所迷惑だろ。落ち着け。』
そこに現れたのは大家さん。
『ちょっとあなた。このアパート、ペット禁止ですよ。猫なんか、、、あら?』
『え、いや、この猫は、、、あれ?いない、、、。』
『のら猫かしら、、、』
その場はそれでおさまったそうです。
でも何か気になったんでしょう。
その人、昔の彼女に電話したんだそうです。
いくら猫はアッチコッチ出歩くとは言っても、車でも1時間以上かかる距離だし、、。
何か妙だと感じたんでしょう。
しかし何度かけても電話には誰も出ません。
91:
たまたま留守なのか、でも気になったんでしょう。
彼女のうちまで出かけたそうです。
鍵が掛かっていなかったので入ってみると、
彼女が体調を崩して苦しそうにしてベッドに横たわっていたそうです。
彼女を看病し具合も良くなったころ、聞いたそうです。
『あの猫が知らせてくれた。ご主人思いの猫だ』
『そんな筈ない、、、』
『なんで?』
『あのコ、、、すこし前に死んじゃってるから、、、』
彼女はそう言ったそうです
終わり
92:
>>91
猫の恩返しか
93:
岩部のカップル
60 名前: コピペだよん ◆ozOtJW9BFA 投稿日: 03/06/04 17:22
これは妹が体験した話です。
怖いというより、悲しい話です。
妹が伊豆の海へ旅行に行った時の話です。
夜、結構歩きにくい岩辺を友達と歩いていて、(浜辺ではないので足場が悪い)
花火をする場所を探していました。
で、前方にカップルが歩いていました。
会話は、なんかケンカのあとみたいなカンジで、口数は少なかったそうです。
妹は聞き耳たてて野次馬根性で会話を聞いてやろうとしました。
やっと聞こえた会話は
彼女「・・・ごめんね」
彼氏「いいよ、気にすんな」
彼女「でも・・・・・・・私のせいだし」
彼氏「いいって!お前のせいじゃないよ」
ってカンジな会話でした。
明らかに痴話ケンカのあとの会話みたいな・・・・
会話が特におもしろいものじゃなかったので
別に妹は気に求めなかったのですが、
ふと、気付くと、さっきまでいたはずのカップルは、消えていました。
足場の悪い岩場で、周りにはなにも隠れるところもありません。
転んで海に落ちたとしても音や声が聞こえるはずです。
妹は友達に「前のカップルどこいったんだろうね?」と聞いたところ、
友達は「え???前に人なんていないよ」と言ったそうです。
どうやら友達3人中見えて聞こえていたのは妹だけのようでした。
94:
妹はとっても怖がりなので、「気のせい」と思い込むようにしました。
花火の最中も妹はさっきのカップルが頭から離れませんでした。
花火のあと、ペンションに戻り、オーナー、
他の泊まり客達とワインなどを飲みながら雑談していると
オーナーが「そーいえば、この岩辺にカップルの幽霊がでるんだ」と言ったそうです。
妹は酔いも冷めて、オーナーに「その話教えてください」
と詰め寄りました。
オーナーの話では、何年か前にその岩辺付近でダイビングをしていたグループがあり、
もぐっている最中に1人の女の子の背負っていたタンクが岩にはまっていまい、
とるのも不可能、脱ぐのも不可能な状態になってしまって、
助けを呼んでも、時間的に無理、彼女は残り少ない酸素がなくなり死を待つだけになったそうです。
その女の子の彼氏もそのグループにおり、
彼氏は、必死にその彼女を助けようとしていましたが、
どうがんばっても不可能でした。
彼氏は、助けるのは絶望的だと判断したあとに、
意を決したように、自分も一緒に彼女の傍で、
一緒に酸素がなくなるのを待って、死んでいったそうです。
それから、岩辺では、しきりに誤る女の子と、
気にするなとなだめる男の子の幽霊が、亡くなった季節の夏になると、現れるそうです。
妹は、その話を聞いた後に、大泣きしたそうです。
終わり
98:
>>94
うわぁ…一緒に死んでくのもせつないし
死んでからもお互いかばいあってるとかもうね
99:
初恋
70 名前: (@'ω'@) ◆n.qWqfl1rs 投稿日: 03/06/04 18:57
これは、私がまだ10歳(当時小学4年生)の時の話です。
私は、放課後(部活の帰り)、一人部室(音楽室)に残って、少し練習をし、楽譜の整理もしていました。
先生も友達もいません。グラウンドには、男子の声が響いていました。
そして、時計がちょうど4時(くらい)を指した時でした。
『・・・寂しいなぁ。』という声が聞こえ、振り向くと、
グランドピアノの上に、私より1,2歳年上と思われる男の子が座っていました。 
当時から、「霊とは絶対目を合わせない!」というのが、
私の鉄則(?)でしたので、目をそらそうと思ったのですが・・・。
その男の子が、あまりに綺麗な顔立ちをしていたので、目をそらす事ができず・・ぱち。
「(しまった・・・ι)」
『ねぇ、君・・。俺が見えるの?』
と聞かれたので、「・・うん。」と、思わず答えてしまいました。
『・・俺、ずーっとここで一人ぼっちなんだ。』
「?なんで・・・?」
 私は、彼の話を聴くことにしました。
『俺さ。大分前に、ここの教室から飛び降りたんだよ。』
「なんで?」
『・・・・イジメ』
「・・・そっか。」
私は、何故かしら彼の話を、親身になって聞いていました。
『お前が始めてなんだ。俺を見て、驚かないで話し聞いてくれたの。』
と、彼は言うと・・
『ありがとう。』
それだけいって、消えてしまいました。
私は、なんだかわからないけど、涙が出ました。
「・・初恋・・・だったのになぁ。」
と、呟いたのは、本当の恋だったからでしょうか?でも、彼はきっと成仏したでしょう。
ちょっと切ない幽霊との会話でした。
104:
>>99
怖いけどちょっと切ないな
105:
深夜のドライブ
72 名前: (@'ω'@) ◆n.qWqfl1rs 投稿日: 03/06/04 18:59
412 名前:カメラマン 投稿日:02/11/20 16:18
前回(271参照)の話を2ちゃんに載せた話をしたら
親友が
『俺の体験談も載せておいてくれ』
といっていたのでここでお聞かせします。
もう4年くらい経つのかな・・・
当時、親友(以下A)には大学で知り合った○恵ちゃんという彼女がいました。
私達と2人はよくつるんでいて、どこに行くにもほとんど4人で1セットという関係でした。
話は4年前のこんな寒い季節の夜でした・・・
413 名前:カメラマン 投稿日:02/11/20 16:19
その日、Aは深夜までのレンタルビデオ(某ウ○アハウス)のバイトを終え
自宅に戻ったのは夜中の2時頃だったといいます。
週末のせいか、いつも以上に忙しかったので帰宅するとそのまま寝入って
しまったのですが暫くしてから不意に着メロが流れたそうです。
携帯を取ると○恵ちゃんから・・・
『なんだよ こんな時間に』と時間も時間だけに不機嫌そうにAが言うと、
いつもは明るく答えるはずの○恵ちゃんが、その時は明らかに何かが違う様子だったそうです。
『まだ、起きてたんだ ごめんね』彼女の最初の返事はこれだったのですが、
何か電波状態の悪いところにいるみたいで、時折
『ジー』とか『シャー』とかいう音が語尾に混ざっていたそうです。
『どこにいるんだ?』と親友が尋ねると
『前に言ってあったけど、今日田舎から友達が出てきてるから、みんなで
深夜のドライブ中』と彼女は答えたそうです。
108:
親友は『そういえば、そんな事いっていたなぁ』とその事を思い出したので、
『あんまり、夜遊びしないで帰ってこいよ 電波悪いなぁ 高からか?』と
眠気もあったので早めに電話を切ろうとしたそうです。
だけど、なぜかその日は彼女がなかなか電話を切ろうとせずに、しまいには
『就職するならここがいい』とか『○○くんは胃が弱いんだから食べ過ぎるな』
とか、どうでもいいことをひたすらしゃべっていたそうです。
親友が
『どうした? なんかあったのか?』と聞くと、最初は○美ちゃん黙っていたの
ですが、なぜか涙声で
『ごめんね ごめんね なんでもないの ごめんね』と繰り返したそうです。
Aも気になったそうですが、眠気には勝てず、明日会う約束だけをして電話を切ったそうです。
次の早朝でした。Aが○恵ちゃんのお母さんからの電話で起されたのは・・・
首○高湾岸線から四○木方面に向かう分離帯で○恵ちゃんの乗った車が
ハンドル操作を誤って分離帯に激突するという事故を起したのでした。
高隊の人の話では乗っていた4人は全員車外に放り出され、ほぼ即死状態だった
そうです。○恵ちゃんも近くの病院に搬送されたそうですが、途中で亡くなったそうです。
110:
Aがお昼過ぎに○恵ちゃんの自宅に行くと、憔悴しきった顔のお母さんが
いきなりAに泣き付いて
『ごめんね ○○くん もう○恵とは会えないの ごめんね』と繰り返したそうです。
その時、なぜか昨日の○恵ちゃんの『ごめんね』を繰り返していた電話を思い出したそうです。
そして落ち着いた頃にあるものを手渡されたそうです。
それは○恵ちゃんの持っていた壊れた携帯でした。
おかあさんの話では搬送先の病院で右手にしっかりとストラップが絡まっていたそうです。
ただ搬送された時間をお母さんに聞いて、Aはふと疑問を感じたそうです。
搬送先の病院についた時間が“午前2時35分”だったそうです。
しかし、その時間は確かにAが電話で話をしていた時間だったので、理由を
お母さんに説明し、○恵ちゃんの履歴を調べようということになりました。
ただし、電話には守秘義務というものがあるので、知り合いの警察関係者に
お願いし調べてもらったそうです。
・・・確かに履歴は2時35分を過ぎてからも通話中だったそうです。
壊れた電話が通話でもしていたのでしょうか・・・
今でもこの話を思い出すとAは
『あの時 電話を切らなければ・・』と電話を切ったことを悔やむそうです。
ちょっとスレ違いで怖くないんですが
世の中にはこんな切ない霊体験もあるということが
みなさんにもわかってもらえればと思います。
長い文章にお付き合い感謝します。
112:
順子ちゃん
どうもはじめまして。
これは僕が初めて幽霊というものを見たお話です。
僕が小学校1年生になり初めての夏休みを満喫していた頃でした。
僕の家の近所に順子ちゃんという女の子が住んでいました。
順子ちゃんとは学校も同じクラスで、いつも一緒に遊んでいました。
よく彼女の家にも遊びに行って彼女のお母さんにも色々お世話になりました。
僕は順子ちゃんの事が大好きでした。
初恋の人でした。
でも彼女とお別れの日はその夏休みの7/27にきました。
7/27・・・僕は順子ちゃんといつものように公園で遊んでいました。
僕と順子ちゃんは砂遊びが大好きで、いつも砂まみれになっては順子ちゃんのお母さんや
僕の母に怒られていました。
その日もいつも通りドロドロになってしまいました。
「順ちゃん。こんなにドロドロだとお母さんにまた怒られちゃうなぁ」
僕は順子ちゃんに笑いながらそう言いました。でも順子ちゃんは少しさみしそうに、
「・・・。でもお母さん昨日からおれへんねん。どっか行ってしもうてん。」と言うのです。
僕は小さかったせいか意味がよく解らなかったので、「ふ?ん。」と言って聞き流していました。
そして夕方になりそろそろ帰ろうかと言おうとしました。
その時、順子ちゃんのお母さんが砂場の端に立っていました。
そして優しく僕達を見下ろしていたのです。
「あっ!お母さんや!お母さんや!!」
順子ちゃんは大変喜び、お母さんの方へと走って行きました。
「なんや、おばちゃん。びっくりしたやん。おるんやったら声かけてや。も?。」
僕はびっくりして順子ちゃんのお母さんに文句を言ったのを覚えています。
「あぁ。まあくん。びっくりさせてもた?堪忍な」
順子ちゃんのお母さんは優しく誤ってくれました。
「さっ、順子。そろそろお家、帰ってご飯食べよ。まあくんもそろそろお家に帰りなさいね。」
順子ちゃんのお母さんと順子ちゃんは僕をおいて家に帰りました
113:
7/28・・・朝起きて恒例のラジオ体操に行きました。
いつもならラジオ体操の帰りはいつもの公園で順子ちゃんとセミをとってりして遊ぶのが日課になっていました。
けれどもその日は順子ちゃんがラジオ体操を休んでいたので仕方なく、真っ直ぐに家に戻りました。
すると父や母がなにかしらバタバタと慌てていました。
「なんかあったん??」
僕は母に尋ねました。すると母が青ざめた顔で
「順子ちゃんのお母さんがな、亡くなりはったんや!」というのです。
僕はびっくりしてしまいました。
昨日はあんなに元気だったのに
「嘘や!嘘や!だって昨日、おばちゃんに逢った時、おばちゃん病気とかじゃな
くて、すっごい元気そうやったで??!!」
僕は泣きながら母に言いました。
すると父と母が神妙な顔つきで、
「・・・まあ坊、それほんまか?昨日おばちゃんにあったんか?」と言うのです。
僕は昨日の公園の話を母に言いました。すると母がいきなり泣きながら、
「死んでも順子ちゃんの事が心配やったんやわ。可哀想に・・・。」と言いました。
僕はその時はパニック状態になっていたので詳しい話は聞きませんでした
114:
夏休みが明けて学校が始まりましたが順子ちゃんはもういませんでした。
なぜなら7/30に順子ちゃんのお母さんのお葬式が終わってすぐにどこかに引っ越してしまったからです。
母に詳しく話を教えてもらい真相が解ったのですが僕と順子ちゃんが公園で遊んでいた日の前の日、
7/26に順子ちゃんのお母さんは近所の幼稚園の用具倉庫で首を吊って自殺していたそうです。
原因はわかりませんが遺書には
「順子の事よろしくお願いします。」
と書いていたそうです。
僕が見たあの順子ちゃんのお母さんは幽霊だったようですが全然怖くなく、
とても優しかった生前の順子ちゃんのお母さんと全く一緒でした。
今はどこに行ったか解らない順子ちゃんですが昔と変わらず元気で居てくれたら幸いです。
118:
これ、私の地元の奴、見つけた。読んでくれぇ
白い鳥
Hさんは私と同年代の漁師さんで、このお話は、彼の若い頃のあまりにも悲しくつらい実体験です。
Hさんは遠洋漁業の長い航海から戻り、3ヶ月の休暇中にお見合い話が纏まって、
夢のような新婚生活に入ることが出来てとても幸せでした。
新妻は内気でおとなしく、Hさんは信頼されている喜びと、いとおしさを実感していました。
しかし、短い休暇はまたたく間に終わり、また遠く長い航海に出なければなりません。
結婚間もない新妻はHさんと離れるのを嫌がり、
泣きながら「船に乗らないで」と何度も何度も哀願したそうです。
でも、契約上のこともあって急に船を降りられず、
止める新妻を振り切り、後ろ髪を引かれる思いで航海に出ることになりました。
航海に出てしばらくの間は、お互いの安否を電報で知らせ合っていましたが、
本格的な操業になるに従って、いつしかお互いの連絡も間遠くなっていきました。
いつも気持ちの中では新妻のことを気にかけていたのですが、
連絡が無いのは新しい生活に慣れたのだろうと、良いように解釈していましたし、
また、そうであってほしいと心から願っていました。
長い航海も1年以上過ぎ、操業も終盤に入って、帰国まであと1ヶ月ほどのある穏やかな日の午後。
1羽の白い鳥が船に飛来しました。
すぐに飛び去るような気配は見られません。
乗組員たちが珍しがって眺めていると、船の周りを少し飛び回っていましたが、
なんと、驚いたことに開いているドアから船内に飛び込んでしまいました。
白い鳥を船から出してやろうと皆で追いかけましたが、
とうとう一番下の機関室に入り込んでしまい、それっきりいくら探しても見つけることが出来ませんでした。
121:
皆は口々に「不思議なこともあるものだ」と言い合ったのですが、
「そのうち見つかるだろう」と大して深刻には考えませんでした。
ところが、その日からHさんは夜毎すさまじい悪夢にうなされることになったのです。
きつい労働から開放されて、船室の明かりを消して仮眠を取ろうとすると、
天井の隅に真っ白な着物姿の女性が浮かびあがり、両手を広げ、カッと目を見開き、
真っ赤な口を大きく開け、般若面のような恐ろしい形相で、
幾度となくグワーッとHさんに襲いかかってくるのです。
122:
そしてHさんは、自分が船に乗ったあと、新妻が不安からかノイローゼになり、
言動・行動も不安定だったので、
四六時中、それとなく家族が慰めたり、支えたりしていたのですが、
それも報われず、1ヶ月前に妻がノイローゼの果てに
無残な死を遂げたという衝撃の事実を知らされたのでした。
「やっぱり、あの白い鳥は妻だったのか」
不安で泣く新妻を振り切って乗船したことを悔やみ、嘆き、慟哭しましたが、
もうこの世に愛する妻はいないのです。
その後、Hさんは再び遠洋漁業の船に乗ることはなく、
亡き奥様の供養をなさりながら、沿岸漁業の漁師さんとして暮らしておられます。 (合掌
126:
オレンジジュース
自衛隊に入隊している友人が語ってくれた悲話である。
以前、彼はN県の駐屯地に駐屯しており、山岳レンジャー(特殊部隊)に所属していた。
この話はその上官(A氏)の身に起こった事である。
十数年前の夕方、付近の山中において航空機事故が発生した。
山岳部における事故であったため、ただちにA氏の部隊に救助命令が発令された。
それは道すらない山中で、加えて事故現場の正確な座標も分からぬままの出動であった。
彼らが現場に到着したのは事故から半日以上も経った翌朝の事だった。
彼等の必死の救出作業も空しく、事故の生存者はほとんどいなかった…。
   *  *  *
事故処理が一通り終了し、彼が駐屯地に戻れたのは、事故発生から実に1週間以上も経っての事であった。
『辛いことは、早く忘れなければ…。』
後味の悪い任務の終えた彼は駐屯地に戻るなり、部下たちを引き連れ、行きつけのスナックヘと直行した。
「ヤッホー!ママ、久し振り。」
「あら、Aさん。お久し振り!。さあさあ、皆さんこちらへどうぞ。」
彼等は、めいめい奥のボックス席に腰を降ろし飲み始めた。
久し振りのアルコールと、任務終了の解放感から彼等が我を忘れ盛上がるまで、そう時間はかからなかった。
127:
しばらくして、A氏は自分の左隣の席に誰も座らない事に気が付いた。
スナックの女の子達は入れ替わり立ち替わり席を移動し部下達の接客をしている。
しかし、その中のひとりとして彼の左隣へと来ない。
『俺もオジサンだし、女の子に嫌われちゃったかな…。』
少々寂しい思いで彼は、右隣で彼の世話をやいてくれているスナックのママの方を向いた。
「Aさん、とてもかわいらしいわね。」
彼と目のあったママが、思いっきりの作り笑顔を浮かべそう言った。
『かわいい?。俺が?。』
かわいいと言われ、妙な気分になった彼は慌てて左隣へと視線を戻した。
誰も座っていない左隣のテーブルの上にはいつから置かれていたのか、
場違いな『オレンジジュース』の入ったグラスが一つ置かれていた…。
   *  *  *
その日から、彼の周りに奇妙な事が起こり始めた。
一人で食堂や喫茶店に入ると、決まって冷水が2つ運ばれてくる。
また、どんなに混雑している列車やバスの中でも、
彼の左隣の席は決まって空席のままで誰も座ろうとしない。
極めつけは、一人街中を歩いていると見知らぬ人に声を掛けられる様になったことであった。
しかも決まって、
『まあ…。かわいいですね。』
と、皆が口を揃えて言うのだ。
128:
これには、部下から鬼だと言われている彼も、ひと月しないうちに参ってしまった。
ある日、彼は部下に自分の周りに起きている奇妙な事実を話し、
そしてこの件について何か知っている事はないかと問いただした。
すると部下は言いにくそうに、こう言った。
「これは、あくまでも噂話なんですが…。最近、Aさんのそばを小さな女の子が
ついてまわっているのを同僚たちが見たっていうんです。」
「小さな女の子?。」
「ええ、駐屯地の中でも外でも、ずっとAさんの側を離れずに、ついてるらしいんです。」
A氏の背中に電流が走った。
「最近って…。いったい、それはいつからなんだ?。」
「じ、自分が見た訳ではないので…。 ただ皆、例の事故処理から帰ってきた頃からと…。」
「………………………………。」
A氏は思い出した。
あの時、散乱する残骸の中で彼が抱き上げた小さい遺体の事を…。
   *  *  *
その後、A氏は近くのお寺へと行き少女の魂を手厚く供養してもらった。
以後、ふたたび彼の周りに少女は現れていない。
終わり
129:
これはお勧めかも
新耳5夜に載ってた物ですが
?さんという女性は、以前、自宅で一匹の犬を飼っていた。
その犬も年をとって死んだ。
翌年、その犬が長年暮らしていた小屋のあった場所から一本のグラジオラスが咲いた。
グラジオラスはアヤメ科の植物で球根から発芽する。
ところが家族の誰も、そんなものを埋めた記憶がない。
オレンジ色のグラジオラス。
翌年家を建て替えた。
庭にはブルドーザーが入り、庭土を全て削りだして駐車場にした。
その翌年の夏、砂利を敷いた駐車場の隅から一本の
グラジオラスが芽を出し、立派なオレンジ色の花を咲かせた。
その場所はやはり、あの犬小屋があったところだった。
建て替え前の庭の土はまったく残ってないのに・・・と家族は不思議がった。
その後もグラジオラスは、毎年毎年オレンジ色の花を咲かせたが、一度だけ白い花を咲かせた。
その年は?さんのお姉さんが結婚した年だった。
今年も、駐車場の隅にグラジオラスが花を咲かせようとしている。
130:
>>129
猫草思い出した
132:
これもお勧め。長いけど
また会える
これから書く話は僕が25年間つきあっていた友達の話です。
これからも続けて彼の話を載せていきたいと思っているので、これはその序文とも言えるでしょう。
彼は映画「シックス・センス」を地でいく人でした、死んでいる人、いわゆる霊が見える人です。
他にもちょっと変わったやつでしたが...
そんな彼も去年病気で死んでしまいました。
彼が死ぬ前の日、夜電話をかけてきて
「明日必ずきてくれないか」といいだしたのです。
僕もちょうど暇だったけど、今日彼を見舞いに行って来たばっかりだったので
「何だよ、今日会ったばっかりじゃないか」
というと
「明日はどうしてもきてほしいんだ」
と何度も頼むので
「わかった。会社が終わったらすぐいくから」
と返事をし、彼も安心したようでした。
134:
次の日彼を見舞いにいくととても喜んでくれて、あのときは怖かったよなとか、
馬鹿みたいな事もしたよねって昔話ばかりしていました。
彼とは小学校時代からの付き合いで、クラスも別だったけど
初めてあったとき
「よぉ!」
ってかれがいきなり声をかけてきて、
それにつられるように僕も
「おお!」
と返事をしたのを覚えています。
初めて会ったのに昔からの友達。そんな感覚だったのを覚えています。
そんな思いに耽っていると彼が
「俺、明日死ぬんだ」
といい出しました。
僕は
「なに言ってんだよ。縁起でもない」
というと彼は
「前から30才くらいで死ぬことはわかってたけど、やっとはっきりわかったんだ」
とても冗談とは思えない感じでした。
135:
>>134
続き
「馬鹿なこといってんなよ」
というと
「大丈夫。君とはまた会えるから」
と言い出しました。
彼の話によると今彼と出う前、つまり前世からの付き合いで、
互いにいつも親友としてつきあって、
それは気の遠くなるような昔から何代も何代も続いているそうです。
僕も何となくそんな気になって
「ふーん、そうなんだ」
と、相づちを打つと、彼はいきなり笑い始めました。
ほんとに楽しそうに..
ちょっとムッときて
「何で笑うんだよ」というと、
「君はいっつもそお言うんだよな」
といいます。
137:
>>135
続き
彼にははっきりと前世の記憶があるようで
(もっとも2・3世代前くらいまでといってましたが)
いつも彼が死ぬ間際に今みたいな事を話すと
僕は決まって
「ふーん、そうなんだ」
と、言い出すそうで
それがいつもおかしいと言います。
また、彼には僕という存在がとても大事だとも言いました。
この世で正気を保つのに僕の存在が必要だというのです。
138:
>>137
続き
彼は毎回物心が付くような頃から霊が見え始め、それらから話しかけられたり、
ちょっかいをいろいろかけられて気が狂いそうになると僕と会うそうです
すると今まで毎日と言うより、1分ごとに見えていた霊やその他の物が減りだして、
少なくても月一位間で減るそうです。
「君は全く霊という存在を感じないだろ、って言うより霊をはじいてるような感じだよ。
それが俺にも作用してきてあまり見なくなるんだよ」
「また今度会ったらよろしく頼むよ」
僕はもう面会時間もとっくに過ぎてる!って
おこりにきた看護婦さんにつまみ出されるように病院をあとにしました。
次の日の明け方、電話がかかってきて彼が死んだのを知りました。
でも、あまり悲しさを感じません。
なぜなら彼が別れ際に
「僕は死ぬけど今回はすぐにあえそうだよ。それも君の血縁になってると思う。
君の孫あたりになるんじゃないかな?今回は君もすぐ僕だって事がわかるよ」
と言っていたのです
私は彼にまた会える日を楽しみにしています。
PS:文才がないモノで、変な文書になってしまいました。
 それよりも彼が僕の孫になるって事は僕も近いうち結婚するって事だよな?
 相手誰だよー!!彼に聞いときゃよかった。
141:
>>138
ほんとだったら映画みたいな話だな
146:
白い蝶
237 名前: .3人姉妹が4人兄弟 投稿日: 2001/07/30(月) 06:42
奇跡というか、うちのお父さんはものすごく真面目で、
硬派でいいお父さんなんだけど、
私が17歳の時に、(今もですが。)埼玉に同じ年くらいの子供が居る事を明かされた。
あと、たんすのなかから離婚届を見つけてしまった。
そこには親権者に伴う何とかかんとかっていう離婚した際に
引き取る子供の名前を書く場所があって、そこには妹の名前しか書いてない事がショックというかひいた。
わしゃ一人ぼっちかい。
関係ない話しなのでsage。
282 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 2001/07/31(火) 00:22
>>237応援してる。
10歳のときにそっくり同じ経験したから。
世界でひとりぼっちだなー、、て。
代々木公園歩いてた真夏の昼下がり。
気が付いたら私一人だった。
さーっ、、と風が吹いて,大きな白い蝶が肩に一瞬留まった。
あれ、と見たらいつものうるささ。
帰ってから祖母が亡くなった事を聞いた。
147:
だめだ、乗るな
ある男が高層ビルの上階でエレベーターを待っていた。
エレベーターが来て扉が開くと、乗客の中に実に懐かしい顔がある。
ハイスクール時代の友人が、そこに立っていたのだ。
「ずいぶんと久しぶりだなあ。今、何をしているんだい?」
男がにこやかに語りかけると、かつてのクラスメイトは
男を制止するかのように手を前に突き出し、厳しい表情でこう言った。
「だめだ、乗るな」
友人の不可解な態度に戸惑っているうちにエレベーターの扉は閉まり、
男はその場に取り残されてしまう。
ところが次の瞬間、エレベーターのロープが突然切れ、
エレベーターは轟音と共に地上めがけて落下したのだ。
エレベーターの乗客は、全員即死であった。
自分が命拾いしたことを知った男は、そこである事実を思い出す。
あのエレベーターの中にいた友人は、
ずいぶん前に事故で死んでいたということを。
148:
今度は・・・
あるところに美男美女の夫婦がいたが、生まれた子供はたいそう醜かったという。
そして湖に行楽に出かけたとき、子供を湖に突き落として殺してしまった。
そして次に生まれた子供は親に似て美しかった。
そして同じ湖に行楽に出かけたとき、子供はこう言った。
「今度は落とさないでね」
149:
チャイム
玄関のチャイムが鳴ります。
外に人がいることを確認して扉を開けます。
その時、思いませんか?
この人はこの世の人だろうかと。
友人に消防官の人がいます。
彼が非番で1人自宅に居たとき、チャイムが鳴りました。
普通は、寝ているので無視するそうなのですが、
なぜか素直に玄関の扉を開けたそうです。
外には、女の子と
その母親らしい女性が立っていました。
彼は、親子となにか話したそうですが、
内容は全く覚えていないのです。
ただ、数分楽しく話したことだけしか記憶にない。
話している時、携帯電話が鳴りました。
失礼と言って電話に出ると同僚からの電話でした。
その内容に、はっとして振り向くと親子はいませんでした。
焦げ臭い臭いを残して
続く
150:
電話の内容は彼が前日に
火事現場から救出した親子の死亡通知でした。
救出した彼自身も危ない現場だったそうです。
親子は死の直後、彼にお礼を言いに行ったのでしょう。
その後、彼は危ない現場を多く経験しても
怪我をしないと言います。
小隊(消防でのチーム単位)の多くが
負傷するような現場でも無傷で帰還する。
彼に聞いたことがあります。なぜなのかと。
彼は言います。
退路を断たれても、呼ぶ声がする。
その声に従うといつの間にか外に出ている。
実力ではない、と彼は笑っていました。
私には彼の横に、
本当に幸せそうな女の子がいるのが一瞬見えました。
邪気が全くないその影に私は頷きました。
少し羨ましいとも思いました。
終わり
151:
怖くないけど

189 :本当にあった怖い名無し:2009/11/16(月) 16:40:39 ID:V5gViB5UO
父親が幼い頃に体験した、不思議な出来事です。
私の父親はアメリカ人です。父親は、成人してから日本に移住しました。
小さい頃から憧れていた国が日本だったそうです。
そんな父(当時9歳)のためか、家族で日本へ海外旅行となりました。
父はとっても張り切り、ガイドブックを読み耽り、ワクワクしながら日本に到着。
日光や鬼怒川、新宿や浅草など、関東を巡ったそうです。
日本=忍者や侍だった父親は、忍者や侍がいないことにショックで、
わざわざアメリカから持ってきた宝物のオモチャの刀を、道端のごみ箱に捨てたらしいです。
しかし、捨てた直後から激しい後悔にかられ、観光から帰ってきた旅館で、夜中に泣いていたそうです。
191 :本当にあった怖い名無し:2009/11/16(月) 17:05:31 ID:V5gViB5UO
皆が寝静まり、静まりかえった部屋に、いつの間にか侍が立っていました。
オーマイガー状態の父親に、侍はゆっくり近付いてきて、そーっと捨てた刀を渡してきました。
父は侍に「サンキューベリーマッチ」と言い、英語で興奮気味に話しかけました。
しかし侍は、ニコッとしただけで黙っています。
次の瞬間、スウーッと侍は消えました。
父は何故か、このことは絶対内緒にしなきゃ!と思い、皆には黙っていました。
それから一週間、観光中に何度も侍は突然現れました。
父以外には見えていないらしく、侍は父を見て優しく微笑んでいました。
道に迷ったりしたときは、右手をかざしてくれて、その方向へ進むと目的地に着いたそうです。
父はコミュニケーションをとれない侍へ、自分と侍の手を繋いだ絵をかきました。
152:
192 :本当にあった怖い名無し:2009/11/16(月) 17:41:59 ID:V5gViB5UO
アメリカに帰国する前日、侍は夜中に突然現れました。
父は下手くそな日本語で、「いっしょ、シカゴ、いこう」と言いました。
侍は悲しそうな顔で首を振りました。
父は英語で「PLEASE!PLEASE!」と言いながら、激しく泣いてしまいました。
侍は静かに涙を流し、色とりどりの小さな星が入った小びんを手渡しました。
父も侍に絵をプレゼントしました。
父は侍に「ぜったい、また会えるよね」と聞きました。
侍は淋しそうにニッコリして、スウーッと消えていきました。
帰国し、それから二度と侍に会う事はありませんでした。
しばらく経って、大人になった父は確信したそうです。
あのとき侍がくれたコンペイトウは、
二度と会えない自分を思って、プレゼントしてくれたものなんだと。
日本を好きになってくれて本当にありがとう。
これからずっと、一人ぼっちにさせてしまってゴメンね…という意味だったんだと。
156:
ダイビング
どうも、ゆいこです。
週末を利用してダイビングに行って来ました?
この話は,そこのオーナーに聞いた話。
水難事故の時に警察のダイバーが出動しますよね。
ダイビングって基本は二人一組なんですけど、
その時はベテランの方と、実質初めての出動、という若い方。
心中現場に潜って遺体を引き上げることになったそうです。
潜航していくと、車はすぐ見つかりました。
若い方のHさんが近寄ると…まず、女性が見えました。
海の中ではただでさえ赤色系が見えなくなるので、顔色は真っ白。
カッと見開かれた目がHさんを見つめ、長い髪がユラユラ揺れて…
「…やだな?」
プロでも人間。怖いものは怖いです。しかも新人なんだもん。
でも、プロ。
ベテランダイバーのTさんは、Hさんにドアを開けるように指示して
自分は男性側にまわりこみました。
「…まだ男のほうがいい…」
と、思っても始まらないのでHさん、思いきってドアを開けました。
…瞬間。
158:
ぶわーっと、女の人が、抱きついてきました。
正しくいうと、浮力があるからご遺体は浮いて車外に出て、
Hさんがたまたまそこにいて、
たまたま、女の人の腕が、Hさんに抱きつくような形で前にのばされてて、
たまたま、ホントにたまたま、
女の人の顔が、見開かれた目が、Hさんの目の前に…
「ぎゃあああああああああああ」
Hさん、たまらずレギュレーター(口に咥えるやつ)をはなして絶叫してしまいました。
そして、たまらず海面めざしてまっしぐら。
上に船が通らなくて良かったです。
そして、絶叫したおかげで、肺の空気が減って水圧が急に変わっても
肺がパンクせずにすんで良かったです…
159:
さて、海底に残されたTさん。
ちょっと待て、戻って来いとも言えず、仕方なく漂ってる女の人が流されない
ように捕まえて(さすがに一瞬だけはイヤだな、怖いな、と思ったらしい。一瞬だけね)
男の人はシートベルトで固定して動かないようにして
女の人と二人で、浮上したらしい・…
若い男の人が迎えに来てくれて、仏さん嬉しくて抱き着いちゃったんだね、きっと。
…とうちのオーナーは話を締めくくり,そんなのやっぱイヤだな、
と私達はぶるぶるしたのでした…
…これはダイバー仲間では結構有名な実話で、緊急浮上するときには
叫びながら、という例に挙げられて事故集の本とかにも載ったらしいです。
161:
やさしい笑顔
厨房のころ、夕闇時に近道としてたまに霊園を、なんとなく通ってた。
三段目の墓場のとこに爺さんが悲しそうな、やさしい笑顔?でこっち見てた。
あっちの世の人だな、と思ったけど優しそうな雰囲気だったので怖くなかった。嘘。ちとびびった。
頑張れって言ってるような励ましてくれてる感じが(はっきりわかんなかったけど)
ありがとう、お爺さんって言ったら、素敵な笑顔で消えた。
久しぶりに会いにいこうかな。まだいるかな?
恐怖体験と違うな。嬉しかったのは憶えてるよ
166:
>>161
じいちゃん可愛いよじいちゃん
162:
思い出銭湯
108 :本当にあった怖い名無し :2011/08/02(火) 08:49:46.14 ID:CRZD2TnL0
俺が小学生の頃、近所に百年近く続く小さな銭湯があった。
まあ老舗とはいえ時代の流れか、客入りはそれほど良くなかった。
俺の爺さんはたいそうお気に入りで、その銭湯に通うのが楽しみの一つだった。
何の前触れもなくポックリと死んだが、その前日も通っていたくらいだ。
ある週末の夜、親父に銭湯に連れて行ってもらった。
服を脱いで勢いよく浴室の扉を引くと、驚いた。
いつもは閑古鳥が鳴いているこの銭湯が、どういうわけか満員だった。
浴槽は芋洗いだし、洗い場も一つも席が空いていない。
後からきた親父も驚いていた。
「これじゃあ入れないなあ、ちょっと待つか」
といい、親父は自分にはビール、俺にはアイスを買ってくれて、脱衣室で待つことにした。
風呂前にアイスを買ってくれるなんて、いつもとは順番が逆で、俺はなんだかおもしろかった。
しばらく待ったが、出てくる客は誰もいなかった。
親父に様子を見てくるよう言われ、再度扉を開けると、また驚いた。
さっきまであれだけ混雑していた風呂場だったのに、客は2~3人しかいなかった。
さっきは確かにぎゅうぎゅうだった、それに出てきた客はいなかったぞ?
親父も驚いていたが、あまり細かいことを気にしない人で、
何事もなかったかのように、ひとしきり風呂を楽しんだ。
銭湯から変えるとき、番台のそばの貼り紙に気がついた。
なんと今月で店を閉めるという内容だった。
しかも今月というとあと1週間しかないではないか。
はたと気がついた。
子供ながらにも、先ほどの不可解な混雑の理由がわかった気がした。
閉店を惜しんだ遠い昔からの「常連」が、大挙して押し寄せてきたのではないか。
親父も同じことを考えていたようで、
「爺さんもきっと来ていたんだろうなあ、○○(俺の名前)も一緒なんだし、挨拶くらいしてくれても良かったよな」
とつぶやき、それ以後は黙ったままで俺と手をつないで帰路へついた。
銭湯には閉店の日も親父と行ったが、その日も相変わらず空いていた。
銭湯が混んでいるのを見たのはあれが最初で最後のことだった。
163:
バイクの音
その出来事は今春で2年が経つ。俺のマンションで仲間4人と朝まで飲んでいた。
腹が減ったということで、1人がバイクで近所のコンビニまで弁当を買い に行った。
時間にして1時間程経っただろうか、あまりにも遅いので俺は携帯に電話してみた。
すると、そいつは電話に出て(ごめんな!すぐ戻るから)と言い 電話を切られた。
しばらくするとバイクのマフラーの音がしたので俺はドアを開けて待っていた。
するとそいつは(ごめんな!用事ができて弁当買えなかったんだ)
そう言い残して足早に階段を駆け降りて行った。
不審に思った俺達は呼び止めようとベランダに出て下を見た。
しかし、バイクが見当たらない、もう1度携帯に電話してみた。
すると、そいつの奥さんが電話に出て気の無い声で(彼が・・・とりあえずK総合病院に来て頂けますか)と言われ、俺達は慌てて向かった。
病院に着くと俺は現場の状況が、すぐに理解できた。
そこには、泣き崩れた奥さんと家族の人の姿があった。
救命士の人が、状況を説明してくれた。
しかし、事故を起こした時間帯を計算すると俺のマン ションを出て間もない時間だった。
しかも事故現場が行き先と違う街道沿いだった。
164:
なぜ、その方面へ向かっていたのか、怖いと言うより疑問と悔しい気持ちが交錯していた。
あの時にもう少し話せていたらと思うと涙が止まらなかった。
それから数日後、四十九日も過ぎた頃、いつもの仲間と俺のマンションで、いつものように飲んでいた。
夜中の3時を過ぎた頃に、バイクの音が近づきマンションの下で止まった。
間違い無くあいつのバイクの音だった。
下を見てもバイクは無かった。
一瞬背筋が凍り付いた、 しかし、仲間と顔を見合わせると・・・
みんな嬉しそうに(戻って来たんだよ、あいつ!一緒に飲んでやろうぜ)と言い、
俺は玄関のドアを半開きにしておいてやった。
少し外が明るくなりだした頃、バ イクの走り去る音が聞こえた。
俺達は涙の理由を笑話しでごまかし、その日は朝まで飲んだ。
以上が俺の不思議な体験でした。
俺達以外はみんな信じて くれませんが・・・
終わり
167:
>>164
みんなイイヤツダナー
165:
返事
38 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2011/08/26(金) 14:47:03.55 ID:jc5lHQtj0
先週のNHKの戦争特集で沖縄戦で
少年兵として戦って死んだ仲間の死に場所に
毎週行って拝んでるじいさんが出てた。
「死んだ場所で仲間の名前をよんだら、
はいと返事がした。こんな事ってあるのかねえ。」
と言っていた。
168:
>>165
だからじいちゃん系は弱いと(ry
170:
猫と嫁
298 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2010/09/20(月) 23:52:00
八年連れ添った嫁に先立たれて早二年が経った。
最近ようやく嫁の荷物を整理し始めたのだが、思い出が詰まりすぎてて捗らない。
生前、子供に恵まれなかった為に猫を2匹飼ったのだが、この猫達は嫁が大好きだった。
寛いでいる時も寝る時も常に嫁の横から離れなかったんだ。
嫁がいなくなってからは大変だった。飯は食べない、トイレはしない、動物病院通いを余儀なくされた。
だが、ある日、2匹の猫が嫁の愛用していたソファーを見つめニャーニャーと鳴いたんだ。
そしてグルグルと喉を鳴らし始めた。
俺はその光景を黙って見ていたんだが、突然猫達の飯が入った瓶が倒れた。
平らな場所にしかも太くて高さのない瓶が風もないのに。
俺は何故だかよく分からないが飯をやらなきゃと思い、容器に飯を入れた。
そしたら、猫達は嬉しそうに飯をガツガツ食べ始めて、その日から毎日ちゃんと食べるようになったんだ。
今迄誰にも言えなかったのだが、あれは嫁が現れたんだよな?
そう信じて良いんだよな?
172:
遺品
324 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/11(木) 10:29:58 ID:C6fu2pSYO
別のとこで書いた話の後日談?っぽくてそっちのスレより
こっちの方があってるっぽいから投下させてもらう。
ばあちゃんが死んで、通夜の日の夜のこと。
母親と交代してばあちゃんの遺体の側でばあちゃんの遺品を整理してたら名前を呼ばれた気がした。
何となく遺体の方を振り向いたらばあちゃんの遺体の前に死んだはずのばあちゃんが正座してる。
えっ?と思ってみてたら俺が持ってたばあちゃんの鞄を指差してニコニコ笑った。
鞄を探ると、ばあちゃんの通帳ともう一冊、俺名義の通帳。
俺が顔を上げたらもうそこにばあちゃんはいなかった。
居間で夜食をとってた姉ちゃんにさっきのことを話して通帳を見せると、姉ちゃんがボロボロ泣き出して
「ばあちゃんね、アンタにバイクを買ってやりたいんだって年金の中から貯金してたんだよ」
その言葉に通帳を開けば残高8万。
バイク買うには全然足りない。
おまけに、俺は自分の貯金で新しいバイクを買ったばかりだった。
けど、俺のためにと年金を貯めてくれてるばあちゃんの姿が頭に浮かんできて、俺は子供みたいに泣いた。
昨日のことだ。
325 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/11(木) 17:25:40 ID:sBOqIi85O
>>324
ええ話やないか・・・(つД`)
326 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/11(木) 18:48:40 ID:MLvLhskW0
>>324
年金の中から、コツコツ貯めてくれたんだねぇ。
ばあちゃんの8万、次のバイク買う時に足して買えばいい。
ばあちゃん、喜ぶよ。
173:
331 本当にあった怖い名無し sage 2006/05/11(木) 23:31:00 ID:C6fu2pSYO
前のバイクで事故って鎖骨骨折した時には病院で大泣きされて
「二度とバイクなんか乗らんでくれ」って言われたけど、
それでもこりずにバイク乗ってたからまさかばあちゃんが…って思ったよ。
唯一の男孫だったからすげー可愛がってくれた。
心臓の病気で入院してからあんまり見舞い行けなかったのに
ばあちゃんは最後の最後まで優しいばあちゃんだった。
せめて俺が嫁さん貰うまでは生きてて欲しかった…。
ばあちゃん、ばあちゃんが残してくれた金は大切に使うな。
新しいメット買って晴れた日には自慢の愛車と一緒に会いに行くよ。
ばあちゃんが好きだったおはぎを持って、さ。
177:
>>172
ばあちゃん…(´;ω;`)
176:
もうネタ切れたぜ・・・・
179:
>>176

ありがとう
探してはいるんだが中々これ!っての無くてさ
185:
さて、時間なので寝ます
頑張ったぜ私・・・
それじゃあ、またこういうスレに出会えたら嬉しいと思う
皆、おやすみ
190:
>>185

お休みー
191:
一番好きな話を
光男さん
78 :本当にあった怖い名無し:2009/03/05(木) 18:56:06 ID:WAZhknIHO
うちの母方のバアちゃんの話。
母方のジイちゃん、バアちゃんはアメリカ人で、うちの父は日本人、母はアメリカ人。
出張でアメリカにきていた父。
交際は、当時むちゃくちゃ反対された。
特にバアちゃんが、「日本人だけはダメ」と猛反対。
しかし、母も、そこはアメリカの女の性格。
持ち前の気の強さと揺るぎない意志で、「絶対一緒になる!」と突っ走った。
バアちゃんが母を往復ビンタ、「絶交する!」と怒鳴りちらしても母は効かなかった。
(母は車ぶっ飛ばして家出して、一事音信不通になったりしていた)
とうとうお金を貯めた母は、父の住む日本東京へ行く日になった。
バアちゃんは、「空港に見送りに、一緒にいきたい」と告げた。
穏やかなバアちゃんに??と感じつつ、空港でバアちゃんに会った。
192:
79 :本当にあった怖い名無し:2009/03/05(木) 19:06:53 ID:WAZhknIHO
バアちゃんが何かを差し出した。
古くて小さい日本のお守りと、古びた写真。
母は初めてみる物だったから(お守りというものすら知らなかった)、無造作に中を開けた。
そこには、古くてシワシワの小さな白い紙。米粒がひとつ入っていた。
古くてシワシワ紙を読んでみた。
日本語で『ローザ、君を愛している』と書いてあり、英語の綺麗な字で『I love you』とあった。
パッとバアちゃんを見ると泣いていた。
わけをきくと、バアちゃんは結婚する前の大昔、日本人と恋に落ちた。
写真に写っている、背の低くて、丸い典型的な昔の眼鏡をした、優しそうな日本人。
それがバアちゃんが恋に落ちた彼だった。
193:
80 :本当にあった怖い名無し:2009/03/05(木) 19:30:02 ID:WAZhknIHO
しかし、戦後すぐのアメリカと日本。戦争の傷跡からか、周囲は二人の結婚に大反対。
日本にいる彼の親も大反対。
連れ戻すように彼の親がアメリカにきて、彼を強制的に連れ帰ってしまった。
バアちゃんは、何ヶ月か泣いて泣いて毎日を過ごした。自殺未遂まではかった。
そして、日本から一通の手紙が届く。中には、そのお守りがあった。
『ローザ、君を愛している。』
読めない日本語だったが、住所も書いてあり、バアちゃんは彼への愛を確信し、彼に会いに日本へ。
どうにかして、彼の住む家付近についた。
近くを通った人に、住所をみせ、家をきくと顔色が変わった。
つたない英語で「dead」と言われた。
半信半疑で家についた。生気のない母が迎えた。
彼は自殺していた。
あのお守りは、彼が厳しい両親の目をかい潜り送った、彼からのメッセージだった。
あれを書いた数日後に自殺した。
194:
82 :本当にあった怖い名無し:2009/03/05(木) 19:48:12 ID:WAZhknIHO
彼は死んだ・・・
アメリカにもどり、その後の狂乱ぶりは、街でも有名になるくらいバアちゃんは病んだ。
セラピーも何年も受けた。
どうにかして彼を忘れ日本を忘れ(暗示療法?)、ジイちゃんと結婚。
「まさかオマエ(母)が日本人と恋に落ちるとはね・・・
 私は光男(例の元カレ)を忘れようと、何年も必死だった。
 本心は光男がいない世界なら、死にたかった。
 あれから日本人とは、関わらないように関わらないないようにしてた。
 日本がトラウマになってたから猛反対した。怖かったから。悪かったね。
 だけど、日本人を好きになったと聞いたとき、ほんとうは嬉しかった」
と、バアちゃんが号泣しながら語ったという。
写真には幸せそうに寄り添う、光男と若いバアちゃん。
不思議なのは、バアちゃんも母さんも、何も知らない日本人に一瞬で恋に落ちた。
家系なのか、単なる偶然なのか、怖くなくてごめん。
195:
84 :本当にあった怖い名無し:2009/03/05(木) 20:16:39 ID:WAZhknIHO
あと、ひとつエピソードがあって、
光男(さん)が日本に連れ戻される前、泣き出したバアちゃんに、
「もし二人が引き裂かれて、離ればなれになっても、僕は絶対生まれ変わってでも君に逢いにくる。
 君がおばあちゃんになってても、僕は絶対に君に逢いにくるよ。
 その時は、僕はすました顔で、日本語で『初めまして』って笑って、桜を見せてあげよう。
 僕を忘れてもかまわない。だけど、そのときは思い出してほしい」
と言っていた。
母ちゃんが、初めて父ちゃんをバアちゃんちに連れてきたとき、緊張しまくった父ちゃんは、
散々練習した英語虚しく、咄嗟に「初めまして」って言って、
中に日本桜が舞い散るスノードームのようなものを、バアちゃんにプレゼントした。
(誰にも話してないエピソードだから、バアはむちゃくちゃビックリした)
バアちゃん嬉しかったってさ・・・光男さん、ありがとう。
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