【艦これ】提督「んあああああぁぁぁ!!翔鶴さん来ないいいいぃぃぃ!!」back

【艦これ】提督「んあああああぁぁぁ!!翔鶴さん来ないいいいぃぃぃ!!」


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1:
何度空母レシピ回しても翔鶴さん来ないのでちょっと息抜きに(瑞鶴は2隻来た)
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2:
提督「んひぃぃぃぃぃ!しょうかくさぁん!しょうかくさぁん!!」
提督「なんでなんでなんで来てくれないんですかぁ!」
提督「毎日毎日あなたを探しているのにどうしてどうして来てくれないんですかぁ!」
提督「あああああぁぁぁぁぁぁ!しょうかくさぁん!!」
瑞鶴「て、提督さん…怖いよ…」ガクガクブルブル
5:
瑞鶴「私がこの鎮守府にやってきてから随分経ったわ。」
瑞鶴「最初、提督は私のことをすごく歓迎してくれていた。それこそ鬱陶しいくらいまでに構ってくれてたのよ…」
瑞鶴「演習には必ず連れて行ってくれていたし、練度がそこそこ上がってからは難関海域にも積極的に出撃させてくれるようにもなった。」
瑞鶴「加賀さんや赤城さんは厳しいけど…それでも私のために色々な指導をしてくれた。今ではとても頼りになる戦友よ。」
瑞鶴「翔鶴姉がいなくて少し寂しかった時もあったけど、それでも私はこの鎮守府で幸せに暮らしていた。」
瑞鶴「いつかこの鎮守府に翔鶴姉がやってきたその時には……翔鶴姉がいなくても胸を張って誇れる私でいよう、そう思っていた。」
瑞鶴「けど、翔鶴姉……ごめんなさい。やっぱり私は翔鶴姉がいないとダメみたい…」
瑞鶴「というか、ホントにお願い。助けて。翔鶴姉……」グスン
提督「しょーかくしょーかくしょーかくしょーかく!!!!!」ジトー
瑞鶴「私を睨みながら翔鶴姉の名前を叫ばないで!!!」涙目
6:
>>4 うちの瑞鶴ちゃんと交換してください。今なら那珂ちゃん5隻も付けますから!!
10:
加賀さん「提督なら誰でも定期的に発症する病気だから心配いらないわ。」
赤城さん「そうですね。昔、金剛型で金剛さんだけが来ない時も同じようなことになってましたし。」
金剛さん「結局ワタシが愛されていたのはあの頃だけだったネ…」レイプ目
島風さん「姉妹艦のいない艦だっているんですよ。」
那珂ちゃん「瑞鶴ちゃん、元気だしなよー! ほら、今度の那っ珂那珂ライブのチケット1000円割引にしてあげるから…」
瑞鶴「いらない。」
那珂ちゃん「」
14:
やっぱ5-4or大型艦建造か……頑張ろう。
あ、那珂ちゃんは(ネタにするけど)普通に好きです。アーケードの那珂ちゃんかわいい。
17:
瑞鶴「みんな危機感なさすぎ!!どう考えても今の提督さんの頭の中ぱんぱかぱーんでしょ!!」
瑞鶴「こうなったらあの子を頼るしかないわね。」
瑞鶴「叢雲ちゃん…入るわ。」
叢雲「モウ…ダメ……シゴト…オワラナイワ……」ガクッ
瑞鶴「叢雲ちゃーーん!!」
19:
>>15 多聞丸に怒られるので…ごめんなさい
21:
叢雲「あいつ……最近仕事さぼってばっかりで…ホント情けないわ。」
瑞鶴「あれだけ様子おかしいのに艦隊が回ってたのは叢雲ちゃんが仕事してたからだったんだ…気付かなくてごめんね。」
叢雲「いいのよ。あいつの尻拭いは初期艦である私の仕事なんだから……でも、流石に今回のは酷いわね。」
叢雲「勝手に大量の家具コインと職人さん使って私室に神棚作って…どこから手に入れたんだかわからない翔鶴の写真飾って……徹夜でブツブツ拝んでいるんだから…」
瑞鶴「」
22:
叢雲「なんとかしないと駄目ね。その内…」
(提督「こうなったら俺自ら捕まえてみせるぜぇぇぇ!待ってろしょうかくさぁぁぁん!!」)
叢雲「とかいって一人で出撃しそうだし。」
瑞鶴「その前にうちの鎮守府壊滅しそうだけど……運営が成り立たなくなって。」
叢雲「ようは、今のあいつは翔鶴にご執心なんでしょ。だったら建造か海域で翔鶴が出るまでの間、翔鶴の影武者を立てればなんとかならないかしら。」
瑞鶴「!?」
24:
叢雲「ほら、あんたたちって史実じゃほぼ見分けがつかないほどそっくりだったんでしょ?」
瑞鶴「た、確かにそうだけど……」
叢雲「ほら、ちょっとお化粧してカツラ被ればバレないわよ。あいつアホだし…」
瑞鶴「それじゃ、私の代わりは……」
叢雲「ちょっと長期の遠征に出たことにすればいいのよ。今この艦隊の権限を握っているのは実質的に私なのよ。その程度余裕だわ!」
瑞鶴「で、でも…」
叢雲「なによ、何か問題あるっていうの?」
瑞鶴「私と翔鶴姉、胸の大きさが全然違うの……」ワナワナ
叢雲「……ご愁傷様。大きめのパッドでもつけてなさい。」
26:
くぅぅぅぅ、悔しい なんでみんなのとこには翔鶴姉がいるんだ…
>>25 そうか、港湾棲姫さんを鹵獲して翔鶴コスさせればいいのか(犯罪)
31:
翌日
提督「あぁ。翔鶴さん。キミは何故翔鶴さんなんだ。」
提督「ああああぁぁぁ!しょうかくさぁん!早くあいたいよぉ!」
提督「この目でその姿を拝みたいよぉ!その綺麗な銀髪をナデナデしたいよぉ!」
提督「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」カルクイキカケマシタ
叢雲「艦隊に新しいメンバーが加わったようね。」
提督「うききくけけおここ 今度こそ翔鶴さんだろうなっ!?」
叢雲「(こいつキモい)安心しなさい、ようやく来たわよ、翔鶴。ほら、入りなさい。」
翔鶴(瑞鶴)「しょ、翔鶴型航空母艦1番艦、翔鶴です。一航戦、二航戦の先輩方に少しでも近づけるように瑞鶴と一緒に、がっ頑張ります!」
提督「…………」
提督「よっっっしゃあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!! 翔鶴きたああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!」
33:
提督「ほ、本当に翔鶴さんですか?」
翔鶴(瑞鶴)「は、はい!」
提督「マジですか?」
翔鶴(瑞鶴)「はい!翔鶴です。」
提督「Reary? Are you shokaku , right?」
翔鶴(瑞鶴)「(な、なによ、こいつ)イ、yes,I am……」
提督「」
提督「コホン…よく来てくれた、翔鶴くん。私がこの鎮守府を任されている司令官だ。」
提督「私達はキミを歓迎しよう。現状、一人でも多くの艦娘が必要な最中…キミのように優秀な艦娘が加わってくれることを感謝している。」
提督「ここには他にも優秀な艦娘が多く揃っている。一航戦、二航戦。それにキミと同じ五航戦の瑞鶴もいる。何かあれば彼女たちを頼れ。」
提督「……そういえば、叢雲。瑞鶴はどうした?」
叢雲「……丁度、今朝方から長期遠征よ。タイミングが悪かったわね。」
提督「そうか…残念だ。翔鶴が着任したと聞けば喜んだだろうに。」
提督「さて、何はともあれ。キミはこれからこの鎮守府で我々と共に戦ってもらうことになる。」
提督「キミの活躍を期待しているぞ。頑張ってくれ、翔鶴くん。」
提督「とりあえず、叢雲。翔鶴を連れて鎮守府を案内してやってくれ。」
提督「執務は私が引き継ごう。今まで苦労かけたな。今日は案内が終わったらそのまま休んでいてくれ。」
提督「以上。下がってよろしい。」
ガチャン
叢雲「作戦成功ね。やればできるじゃない!」
瑞鶴(以降普通に瑞鶴で)「なんか今更罪悪感が……これから先大丈夫かなぁ……」
34:
一週間後
瑞鶴「意外となんとかなるものね。」
叢雲「だから言ったでしょ。あいつアホだから大丈夫だって。」
瑞鶴「それより…あれから翔鶴姉やっぱりこないわね…」
叢雲「あいつ、まともになったらなったで途端に空母レシピ回さなくなったわ。」
瑞鶴「……このままずっとは嫌よ?」
瑞鶴「提督さん…すぐセクハラしてくるんだから。ジロジロ胸を見てきたり、さりげなくおしり触ったり。」
瑞鶴「髪だって触ってこようとするんだから。こんなの触ったらカツラだってモロばれよっ!」
瑞鶴「こっちは爆撃したいの我慢して……もう本当に我慢できるのも限りがあるわよ。」
叢雲「まぁ、あんたの気持ちは分からなくもないわ。だから早めになんとかしてあげる。」
叢雲「だから、焦ってバレてしまうことにはならないよう気をつけなさい。」
叢雲「もしそうなったら……あいつ、今度こそ壊れるわ……」
瑞鶴「そうね…気を付ける。」
36:
瑞鶴「叢雲ちゃんにはあぁ言ったけど…」
瑞鶴「正直悪い気もしてない私もいたりして…」
瑞鶴「セクハラしてくるのはウザいけど、なんだかんだ構ってくれるのはやっぱり嬉しいな…」
回想
提督「よくやった、翔鶴! 今日もMVPじゃないか。」
提督「本当に着任したばかりとは思えない活躍ぶりだ。すごいなキミは。」頭ポンポン
提督「大丈夫か、翔鶴!? くっ、ひどい損傷だ。」
提督「ドックまで連れてってやる! 立てるか?」
瑞鶴(本当に着任したばかりじゃないんだけど……でもこの感じ。なんか懐かしい。)
瑞鶴(私も着任したての頃はこんな風に色々としてもらったなぁ……)
瑞鶴(頑張ったら…また褒めてもらえるかな……)
瑞鶴「って、違う違う。」
瑞鶴「危うく流されるとこだったわ。」
瑞鶴「今の私はただの翔鶴姉の影武者なんだから。」
瑞鶴「提督さんが褒めてくれているのは私じゃなくて翔鶴姉。」
瑞鶴「そう、それでいいの。」
瑞鶴「…………うん。それでいいの…」
86:
お待たせしました。再開します。多分完結までこのまま一直線です。
87:
さらに数日後…
提督「なぁ、叢雲……一つ聞きたいことがある。」
叢雲「なによ、唐突に……って。どうやら真剣な話みたいね。」
提督「あぁ。簡潔に聞きたいことを述べるぞ。」
提督「瑞鶴はどこへ行った……?」
叢雲「………」
89:
叢雲「……どこへ、って…あんたにちゃんと書類を渡したでしょ?」
叢雲「瑞鶴は戦線が安定していない他所の鎮守府を周ってるって書いてあったじゃない。」
叢雲「練度の高い五航戦はどこにいっても需要があるのよ。」
叢雲「大体一か月は出向したままよ。本人もそれは了承済みだし。」
叢雲「だから、何度も言ったでしょ。書類にはきちんと目を通し…… 提督『嘘だな…』 ………!?」
91:
提督「あまり俺を舐めないでもらおうか。」
提督「この書類は偽造文書だ。」サッ
提督「素人にしてはよくできている方だが……俺の目はごまかせないぞ。」
提督「それに…根回しが乱雑だ。きちんと綿密に確認をとったら、ウチの瑞鶴は他所の鎮守府のどこにもいなかった。」
提督「叢雲。これは立派な軍規違反だぞ。最悪、反逆罪にも問われる可能性がある。」
叢雲「…………」
提督「既に翔鶴を呼んである。これからの話は彼女にもきいてもらおう。」
92:
翔鶴(瑞鶴)「な、何用でしょうか、提督…? (うわー、ヤバい雰囲気。まさかバレた?)」
提督 説明中
提督「………というわけだ。つまり、現状キミの妹は行方不明だということになる。」
提督「彼女の行方を知っているのはここにいる叢雲だけだ。」
提督「キミはこの件について何か知っていることはないか、翔鶴…?」
叢雲(まずいわ…この流れだと、いずれ提督の疑念がここにいる瑞鶴に向かうのも時間の問題よ。)
叢雲(もしバレたら…今までしてきたこと全部水の泡。提督だってショックでどうなるかわかったもんじゃないわ。)
叢雲(だったら……覚悟を決めなさい、叢雲。初期艦としてこいつと鎮守府を守るのは私の使命よ。)
叢雲(例え、それがこいつを騙すことになろうとも……私がどうなろうとも。)
叢雲「無駄よ。翔鶴は何も知らないわ。」
叢雲「そうね。全部あんたの言う通りよ。全部嘘っぱち。」
提督「叢雲……どうして……」
叢雲「さぁね。ただ一つ確かなことは……この件について、私が口を割ることはない。ということよ。」
叢雲「煮るなり焼くなり好きにしなさい。覚悟はできてるわ。」
提督「瑞鶴……………」
95:
提督「何故だ、何故教えてくれないんだ。」
提督「まさか……瑞鶴は轟沈したのか……俺の知らないうちに……」
叢雲「さぁね。そのうちひょっこり戻ってくるんじゃない?」
瑞鶴(うわぁ。すごいことになってる。どうしよう。)
瑞鶴(でも…これってもしかして……運命の分かれ道?)
瑞鶴(ここで私が瑞鶴であることをカミングアウトすれば…もしかしたら提督さんは私に構ってくれるかもしれない。)
瑞鶴(でも……もしも逆にガッカリされちゃったら…もう多分一生提督さんが私に構ってくれることはないと思う。)
瑞鶴(そんなの絶対ヤダ。)
瑞鶴(提督さんを騙した女としてずっと軽蔑されるかも……普通はそうだよね…)
瑞鶴(うん、決めた。)
瑞鶴(私は翔鶴姉になる……ごめんね、翔鶴姉。そしてごめんなさい、瑞鶴。)
96:
翔鶴(瑞鶴)「提督……」
提督「…………思ったことがあるなら正直にいってみろ。」
翔鶴「提督。叢雲さんを許してあげてください。」
翔鶴「瑞鶴になにがあったにせよ。あの子ならきっと後悔はないでしょう。」
翔鶴「きっと叢雲さんは提督を悲しませないように必死で嘘をでっち上げたのだと思います。」
翔鶴「私も悲しいけれど……これは戦争。いつ…誰がどうなろうとも知れぬ時代。」
叢雲(え、何か様子が変よ…)
翔鶴「だから私は乗り越えてみせます。この苦境を。」
叢雲(まさか…)
翔鶴「そしていつか…私は死んでしまった瑞鶴の分も…五航戦であることを誇れるような強い艦娘になります。」
叢雲(瑞鶴を死んだことにしたっ!!!!)
提督「しょ、翔鶴……」ウルウル
提督「くっ、すまなかった。翔鶴。俺がふがいないばかりに……」
翔鶴「いいんですよ。仕方がありません。私があなたの全てを許します。」キラキラ
提督「あぁ……なんと神々しい。その姿はまるで聖女…いや、女神。」
叢雲(まさかとは思ったけど、瑞鶴……あんた翔鶴に成り替わる気なのね……)
叢雲(あれだけ嫌って言ってたのに……実はまんざらでもなかったってわけ? はぁ?、呆れたわ。)
97:
提督「くっ……うぅ……俺…俺……」
翔鶴「提督。今だけは泣いていいんですよ。」
提督「う、うわぁぁぁ、翔鶴ぅぅぅ………」
翔鶴(すごい、提督さんのこんな姿初めてみた。)
翔鶴(うふふ、提督さん。あなたがこんな姿を見せられるのは翔鶴である私の前だけですよね。)
翔鶴(お願い、もっともっと構って……提督さんにいっぱい構って欲しいの…)
翔鶴「さぁ、提督。この胸に飛び込んで来てください。受け止めてあげますから…」
提督「しょ、しょうかくぅ?! うわぁぁぁぁ!」ダキツキ
99:
翔鶴(んん?、幸せぇぇぇぇ)ダキッ
提督「…………ん?」ギュッ
提督「…………あれ?」ギュッ
翔鶴「どうしたんですか、提督……?」
提督「なんかさ。翔鶴さんの胸……固くね???」
翔鶴→瑞鶴「」
100:
提督「普通さ、少しぐらいはムニッって感じになるじゃん。でもさ、なんかムニッっていうよりグニッって感じが。」
提督「ん…近くでよくみたらなんかその髪、おかしくね? なんか作り物っぽい。ちょっと触らせて。」
瑞鶴「あっ、やめっ、ちょ。」
ズルッ
パサッ
瑞鶴「」
叢雲(あ、終わったわ。)
提督「え……その…瑞鶴さん……ですか? お、お久しぶりです……」
瑞鶴「う、う、うぅ……」カオマッカ
提督「ぶ、無事でなによりです。あれ、それじゃあ翔鶴さんは…?」
瑞鶴「て…」
提督「て…?」
瑞鶴「提督さんのバカぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」ビンタ
提督「うわらばぁ!」
101:
数分後…
元の姿に戻った瑞鶴「…………」
提督「なぁ、いい加減機嫌直してくれよ。なにがなんやら。」
瑞鶴「元はといえば…全部提督さんが悪いのよ。」
瑞鶴「提督さんが何もかもほっぽり出して、まだ来てすらいない翔鶴姉のことばっかり考えてたんだもん」プクゥ
提督「え」
叢雲「やれやれ…まだわからないのかしら。ほんとに救いようのないアホね。」
叢雲 説明中
提督「ほ、本当にすみませんでしたぁぁぁぁ!!」土下座
102:
提督「俺…自分がそんなに変になってたこと…気付いてなくて…」
提督「翔鶴のこと、考えていただけで頭がいっぱいで…」
提督「とんでもない迷惑と心配をかけてしまったみたいだな……」
叢雲「自覚…なかったのね…」
瑞鶴「ここまでくるといっそ清々しい…」
103:
提督「この件についてはどうにかして責任をとらねば…それならどのように……」
瑞鶴「ねぇ、提督さん。」
瑞鶴「そんなに翔鶴姉に来てほしいの?」
瑞鶴「確かに…五航戦は私と翔鶴姉二人揃ってで初めて成り立つものだし…それに翔鶴姉はすごく魅力的な人だし……提督さんが早く会いたいって思うのも無理はないかもしれない…」
瑞鶴「けど……」
瑞鶴「私だけじゃダメなの…? 私じゃ翔鶴姉の代わりにはなれないの…?」涙目
提督「!?…………」
104:
提督「………」
提督「私が間違っていた。今、ようやく自らの過ちに気付いたよ。」
提督「そうだな。」
提督「誰がいない、とか。誰がこない、なんてことはどうでもいい。」
提督「今いる艦娘を大事にする。そして、今いてくれることに深く感謝する。大切なのはそこだったんだ。」
提督「ごめんな、瑞鶴。気付いてやれなくて……」
瑞鶴「…………」グスッ
提督「許してくれとはいわない。ただ、一つだけ言わせてくれ。」
提督「他の誰でもない……この俺のところへ来てくれてありがとう、瑞鶴。」
瑞鶴「うん……うんっ!!」グスッ
提督「叢雲もな……」
叢雲「あら、私を選んだのはあんたの方よ。」
叢雲「でも…ありがたく受け取っておくわ……私も…まぁ。感謝、してなくは、ないし…」
提督「ははっ、照れるなよ。」
提督「よし、いい雰囲気だし。今日はこのまま三人で一緒に風呂にでもいくかぁ!!」
瑞鶴・叢雲「は? 意味わかんない。普通にキモいんだけど。」
提督「」吐血
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