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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『懸賞アンケート』
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4:
向かいの窓
電車の席の隣にJKが座ってて若いなと思いながら目の隅できゃっきゃしてたのを見てたんだよ。
トンネルに入ったら向かいの窓に自分の姿とかがうつるじゃん?
今度はそれをぼーっと眺めてたんだ
そこで、ちょっと違和感を感じたんだけど一番端っこに座ってる女の子が一生懸命話してるのに
他の2人はその子をガン無視して話し込んでる。
その端っこの女の子も語りかけるって言うより1人でずっとべらべら話してる感じ
イヤホンしてるから話の内容は分からなかったけど
取り合ってやれよーとか思ってちゃんと隣に目をむけたんだ
女の2人しかいないんだよ
端っこは空席で誰も座ってない
でも、向かいの窓にはまだ話し続けてる女の子がうつってる
ぞっとして「マジかよ…」って呟いたら窓の女の子がぴたっと止まって私を凝視した
怖すぎて次の駅で降りてしまった
昨日体験した実話だから落ちとかない、ごめんなさい わいが現代妖怪を紹介していくで?
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4950522.html
250:
暗室
東京のある美術大学で起こった話。
その日は授業の中で、町の景観をカメラに収め、写真のフィルムを現像する時間があった。
現像する時に使う暗室という部屋があり、光が絶対入らないようにつくられた場所がある。
251:
その暗室のつくりというのは、まず暗室へのドアを開けると、そこにはL字の通路があり、
L字の角を曲がるともう一つドアがある。そこを開くと暗室の中にはいることができる。
外からしか鍵は掛けられず、内鍵はない。そして、そのL字内も暗いため、
出入りするときには必ず「入ります」と声をかけてから入らなければならない。
252:
向こうからやってくる人との衝突を防ぐためだ。
友人の久保が体験した話だが、暗室内での授業に遅刻してそのL字内に入るとき、
「入ります」の声がけをせずにL字内に侵入した。
もう暗室内で授業が行われていて暗室から出る者はいないなと思ったからだ。
しかし、L字に侵入して、L字の角を曲がった時に、左肩が誰かとぶつかってしまった。
254:
「あっ」と思い振り返って「すみません」と謝ったが、反応がなかった。
その時久保は誰かがトイレに急いでたんだなと思ったらしい。
255:
久保はけっこう人になれなれしいところがあり、
目上の人に対しても気遣いとか敬語はほとんど使わないような性格だが、
先生や先輩によく慕われていてよく遊びに行っている。
夏休みに先生達といっしょに旅行に行って、夜怖い話をする流れになり、
その時聞かされた話にその学校の暗室の話を聞かされた。
256:
「久保、この話は生徒に話したりするなよ」先生が言った。
暗室前のL字に入るときの声がけには二つの意味があるという。
向こうからやってくる人とぶつからないようにするため、
そしてL字の通路に居る霊に対してアクションをおこし、霊をのけさせるためだそうだ。
そうしないと霊と遭遇してしまうらしい。
258:
昔、その暗室である事故が起こって、女子生徒が一人亡くなった。
その日は夏休み前日で、その女子生徒は、暗室でずっと作業をしていた。
作業に没頭していたのか時計も暗室なので見えず、夜までずっと作業に没頭していたらしい。
やがて警備員が見回りに来て、暗室の中を確認したのか、していないのか、
暗くて見えなかったのかわからないが、その暗室のドアに鍵を掛けてしまった。
259:
夏休み前日に、内鍵も窓もない暗室で、女子生徒は閉じ込められてしまった。
その頃はケータイもなく彼女も一人暮らしだったので、助けもよべない状況だった。
夏休み明け、最初に暗室を開けた先生が、亡くなった女子生徒を発見した。死因は餓死だった。
その後の司法解剖でわかったことだが、女子生徒の胃の中にカメラのフィルムが入っていそうだ。
食べてしまったのだろう。
260:
先生が言うには、暗くて見えないが、暗室のドアの上にはお札がはってあるそうだ。
それからというもの久保は暗室には近寄らないようにして、暗室を使う授業は全部履修放棄した。
361:
ほっしゃどん
ありふれた怪談話のようですが実話です
子供時代の記憶なので細部は合って無いかもしれませんが
長文でよければお付き合い下さい
父は憑依体質というか、毎晩のように唸される人だった
対して母はまじない師の家系だったからか、そういうのを跳ね除ける人
父が唸されても、母が胸あたりをペシッとすれば収まっていた
大雨が続いた秋だったと思う
ある夜から父が尋常じゃない唸され方をするようになった
金縛りにあい、家中に響くような大きな声で唸る
半月ぐらい経った頃、金縛りにあった父がふと横を見ると、そこには白装束の老婆が
あちらを向いて横たわっていた。いよいよ見えるようになってきた
父は日に日にやつれていく
ある夜。すさまじい唸り声が父の寝室から聞こえた
起きていた私は寝室のドアを開けようとしたが、頭の中で警報というか「開けるな!」
という声を聴いたような気がして、
あわてて風呂に居た母を呼びにいった
362:
母はすぐに出てきて、寝室のドアを開けた
その瞬間、私は見てはいけない!と反射的に顔を背けた
父は白目を剥いて悶えていたらしい
母が頬を張って叩き起こすと、真っ青ながらも正気に戻ったようだ
翌朝父は、寝室のタンスのガラス戸から、あの老婆がぬう?と出てくる夢を見たと、
震えながら語った
当時、私はキョンシーのグッズはまっており、お札に悪霊退散と書いて念を込め、
そのタンスのガラス戸と、窓の方に貼った
次の日父は久しぶりに唸らなかった
しかし次の夜、最大の恐怖がやってくる
父は寝て居ながらも、家全体の事が見えたらしい
寝室の外から、老婆が入ってこようとしていた。しかしその位置にはお札がある
タンスのガラス戸からもダメだった
そこでトイレ側の窓をぬっと通りぬけ、物凄いスピードで寝室の戸をすり抜け、父の方へ…
その夜、凄まじい父の叫びが響き渡った
いよいよ尋常じゃないと、何でも見えるという、この地方の言葉では「ほっしゃどん」という
霊能力者に見てもらうことになった
363:
その方は、確かに父に老婆が憑いているといい、なんとその老婆の名前を口にした
父はその名前に覚えがあった
昔近所に住んでいたおばさんで、小さい父を色々と可愛がってくれていたそう
ほっしゃどんが言うには、「あなたに救いを求めている。墓を見てみなさい」
翌日、親戚の方に了解を貰い墓を見に行った
墓の中で遺骨は、骨壷にも入っておらずただバラ撒かれ、長雨のせいで水に浸っていた
なぜそんな状態だったのか
老婆には子供や旦那などが居なかった。つまり一人っきりだった
なので亡くなった時、一番近い親族のTが葬儀をしたのだが、Tは骨壷すら惜しんだ
この親族Tは有名な守銭奴で、老婆の財産なども根こそぎ騙し取ったり、酷い事をしていたそうだ
墓は別の親戚に頼み、その帰りに父と母はTの家付近に寄って言った
「自分に頼られてもどうしようもない。恨むなら、このTさんを恨んで下さい」
翌日から、父の霊障は無くなった
数ヶ月後、Tは脳溢血で倒れ半身不随となり、その後まもなく亡くなった
私達家族は因果応報の怖さを噛み締め、長かった恐怖が終わった事を感じた
これが我が家で一番怖かった霊体験です
父はなまじ霊感があったせいで頼られたようです
364:
乙、因果応報ってやっぱあるんやね。
>墓の中で遺骨は、骨壷にも入っておらずただバラ撒かれ
↑地域にもよるのかな? 墓へ遺骨入れるときは壺から出さない??
367:
>>364
むしろ出す地域あるのか?
369:
>>367
出すとこはかなり多い
宗派にもよるかもしれないが、出すとこは出す
802:
引きずられた
電車での話。
毎朝俺は、いつもC線のH駅からS駅まで電車で通勤する。
途中M駅で特快に乗り換えて行くんだけど、その日は少し寝坊して、1本遅い電車になってしまった。
1本ずれると、当然M駅で特快に乗れなくなり時間がかかる。乗り合わせの電車も遅れる。
仕方ないので駅の端へ行き、電車が来るのを待っていた。
そこに中学生の女の子が、同じように待っていた。
俺が通勤用の小説を読もうとカバンを漁っていると、目の前の子がふらふら・・・と線路側へ寄っていく。
すでにホームには特快通過のアナウンスもなっているし、遠くだが電車が来るのも見える。
反射的においおい!と思って、彼女の手をつかんだら、物凄い力で体ごと引きずられはじめた!
804:
俺は弓道をやっているから、腕力と下半身の安定には
自信があったんだけど、それでも引きずられてしまう。
ヤバイ、何かに捕まったかと思って、声を出して助けを呼ぼうにも声も出ない。
そうこうしているうちに、電車は目の前。思いっきり警笛も鳴らされている。
が、彼女の体はもう半分ホームから出ている。今手を離せば・・・と思うと離せなかった。
もう駄目だ・・・そう思ったら、誰かが肩を掴んで思いっきり引いてくれた。
勢い良くホーム側に倒れこむ俺達。
幾人かの悲鳴とともに、急ブレーキをかけて電車は止まった。
で、ここからが不可解なんだが、
みんな「やっちまった・・・」と言う顔。
運転手も青ざめて降りてきた。
俺は彼女を助けられて(気失ってるのか倒れたままだが)
良かった風に思ってたんだが、どうやら様子が変だ。
運転手や駅員、他の客がホームの下を眺めている
808:
そのうち駅員が、倒れている俺達の方にやってきて、
「もう1名の方の特徴はわかりますか?」って聞くんだよ。
俺はわけもわからず、?な感じだったんだが、
俺の肩を掴んで引いてくれた年配の男の人が、
「ショートカットでメガネをかけていて、紺色の服の女性です」っていうんだよ。
俺にはそんなものも見えなかった。
「カバンにしがみついている人を、線路から引き上げようとしていたんじゃないのか!?」と言われた。
中学生の彼女の右手を掴んでいたが、カバンは左手に握られていただけだったはず。
結局、散々探したのに、線路には何も残っていなかった。
電車もそのまま発車してしまった。
中学生の彼女は、駅の改札を抜けてからの事を全然覚えていない。
警察でも同じように話して、結局お咎め無しになった。
3年ほど前の、忘れらない出来事です。
484:
別の世界へ行く方法
私が小学生だったの頃の話しです。
私達の遊び場の一つに、神社公園という所がありました。
単に神社の隣に公園がある、というだけです。
他にも遊び場はありますが、たまに神社公園に行くという感じですね。
ある日、私達はいつものように神社公園で遊んでいました。
いつもと違う事は、昼間でもほとんど人がいないのですが、
その日はおばさんが石段の所に腰をかけて、私達の遊ぶ風景を観察していました。
私達も少し気になっていたのか、遊びながらチラチラとおばさんの方を見ていました。
少し疲れた私達は、石畳の所に座ってペチャクチャと話していました。
そこにおばさんが近付いて言いました。
「今はいないけど、私にもあんた達ぐらいの子供がいたんだよ」
しばらく会話をした後、おばさんは笑顔でこう言いました。
「面白い遊びを教えてあげようか」
正直、私達は興味がなかったのですが、断るのも悪いので教えてもらう事にしました。
485:
「別の世界へ行ける方法」
おばさんはこう言いました。
私達は子供でしたが、さすがにそれは信じられません。
私達は少し小馬鹿にした感じで、その方法を聞きました。
「皆で手をつないで目を閉じ、ある呪文を繰り返せばいい」
このおばさんは、私達が実際にそれを試して、嘘だと分かったらどうするのだろう、と思いました。
「で、その呪文はどういうの?」と誰かが聞きました。
「すしろこいしろのいくしに」とおばさんは言いました。
急におばさんの声が、脅すような低い声に変わりました。
「別の世界と言っても、楽しい世界ではない」
私はその時に分かりました。おばさんは私達を怖がらせようとしてるなと・・・。
おばさんは別の世界について説明しました。
「あの世界では、恐ろしき者に追い掛けられる」
「恐ろしき者は、お前達が怯えれば強くなり、お前達が強気ならば弱くなる」
「痛みなども本当のように感じるし、夢のようには逃げられない」
「帰る為には、全員が揃って呪文を唱えなければならない」
「『しおぬけ』と皆で手を繋いで唱え続けなさい」
487:
初めは半信半疑だった私達も、おばさんの話しが本当なのではと思い始めました。
そして、そんな怖い所へは行きたくないという気持ちがありましたが、
同時に試してみたいという、強い好奇心がありました。
しばらく相談した結果、私達は実際にやってみる事にしました。
おばさんはもう一つ、注意を付け加えました。
「目を閉じていなければならない。一人でも目を開けていると恐ろしい目にあう」
恐ろしい目とはどんな事なのだろう、と思いました。
そして私達6人は直線に並んで、手を繋ぎ目を閉じ、「すしろこいしろのいくしに」と唱え続けました。
・・・しかし、ずっと唱えているのに、何も起きません。
なんだ、やっぱり嘘か?、と私達は笑いながら目を開けました。
既におばさんはいませんでした。
「あ、嘘をついて逃げたんだ?」と私達は話しました。
私達は騙されたのですが、楽しかったので満足した感じでした。
しかし、一人だけ暗い顔つきをしています。
「A君、どうしたの?」と誰かが訪ねました。
Aは言いました。
「実は薄目を開けていたんだけど、おばさんの顔が怖かった・・・」
さらに詳しく聞くと、おばさんは私達1人1人顔に近付いて、順番に睨んでいたそうです。
Aの順番になって、Aは怖くて目をつぶったので、立ち去る姿は見ていないとの事でした。
「・・・」
私達は、何か後味悪い雰囲気に包まれました。
すでに日は落ちて来て、神社は薄暗くなっています。
「もう帰ろうか」と、その時です。
ザザザザザと、林の方から人が走ってきます。
「こっちに来る!」
私達は一目散に自転車に乗って逃げました。
その後は何もなかったのですが、あの公園では遊ばなくなりました。
488:
しかし、私は一度だけ行きました。高校生だった頃です。
友達と学校をサボって映画を見に行った、帰りでした。
昼の暑い時間帯は過ぎたのですが、まだ蒸し暑かったです。
ちょうど、その公園の近くに通りかかった私と友人は、
近くの自動販売機でジュースを買って、木陰のベンチに座りながら映画の話しをしていました。
そこで私はこの事を思い出し、その友人に話して聞かせました。
友人は自主制作映画を作ろうとしてて、そのテーマはホラー映画だったので、興味をしめしました。
友人はこの神社公園は使えるなといい、あちらこちらを歩きながら見てました。
友人が林の方に入って行ったので、私も立ち上がって追い掛けました。
林の中は日も入らず涼しかったので、心地よかったです。
そこで初めて知ったのですが、地蔵が3体程並んでいる場所がありました。
私はしばらく地蔵を眺めていました。
その時、友人が言いました。
「おい、この神社ってなんなんだ?気持ち悪いぞ」
え?と私が友人の視線の先を追うと、そこには、周りの木よりもふた回り大きな木がありました。
その木には藁人形が6体も並んで、釘で打ち付けてありました。
「こんな所、早く出ようぜ」
友人は言いました。
私達はそのまま神社を出て、他の人の多い場所に行きました。
長くなりましたが、以上です。
しかし、あのおばさんは、何がしたかったのでしょうか?
244 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/18 13:16
悪戯
ある朝、マンションの単車置き場に向かう途中、背後でカーンッと甲高い音がしました。
コンクリートタイルの通路に、ジュースの缶が転がっています。
見上げると、小学生くらいの男の子と女の子が、6階のベランダから顔を出していました。
ニヤニヤと笑っているところをみると、悪戯のようです。
「これを放ったの、僕たち?」
子供達がコクコクと頷きました。
「こんなことしたらダメよ、分かった?」
二人の子供は、相変わらずニヤけながらこっちを見下ろしています。
「何笑ってるの!」
私は少し声を荒げました。
空き缶とは言え、頭に当たれば怪我をするかもしれません。
再発を防ぐ意味でも、きちんと注意した方が良いと思いました。
「ここは小さい子も通るんだから、物を投げたら危ないのよ。分かった?」
「うるさい、ばばぁ」
男の子がそう叫ぶと、二つの頭が引っ込みました。
無性に腹が立ちましたが、仕事に遅れるわけにもいかず、スクーターで職場に向かいました。
その日の夜、スクーターを置いてから、例の場所を通りました。
今朝の出来事を思い出すと、また怒りが込み上げてきました。
…その時、顔の前髪に触れるか触れないかのところを、何かが通過しました。
ドサッ!
足元に、きつく縛られガムテープで補強された、新聞紙の束が転がっていました。
両手でやっと持ち上げられるくらいの大きさで、まともに当たっていたら、只では済まなかったでしょう。
ゾッとしながら視線を上げると、5階のベランダから、無表情な女の顔が引っ込むのが見えました。
以来、子供に注意するのが怖くなりました。
9 :1/3:
足裏にチクリと痛み
大学に通うため、上京してすぐのことです。
高田馬場から徒歩15分ほどにある、家賃3万円の風呂なしアパートに下宿を始めました。
6畳でトイレ、キッチン付きだったので、その当時としては割りと安かったと思います。
家具も家電製品もなく、布団とダンボール詰めの衣類だけの何にもない部屋で、
最初の一月は自炊をして我慢していました。
入居翌日、ひまをもてあまし部屋をうろうろ歩き回っていると、足裏にチクリと痛みを感じました。
木の棘か畳のささくれでもあるのかと確認してみましたが、特に何もありません。
数日後、部屋の中を移動している時、また足裏にチクリと痛みがありました。
今度は正確な場所が特定できたので、畳に顔を近づけてじっくり調べましたが、
残念ながら何も見つけられませんでした。
10 :2/3:
その後も何度も、そのチクリにやられました。
部屋の中央から少しずれた位置に、そのポイントはあり、
いつもは気をつけているのですが、たまに踏んでしまうのです。
ある日、慣れない大学生活にストレスが溜まり、いらいらしている時に、
またチクリポイントを踏んづけてしまいました。
やり場のない怒りが沸き起こり、足を大きく上げると、そこをドスンと思いっきり踏みつけました。
すると、踏みつけた足に激痛が走り、足の甲がみるみるうちに血に溢れました。
痛みが凄くて、しばらくは動けませんでした。
ようやく足をあげると、どうやら足の裏から甲まで貫いて、何かが刺さったようです。
ただ、肝心の刺さったものが見当たりません。足の中に入り込んでいるようでもありません。
片足で跳ねながらなんとか近所の病院まで行って、治療してもらいました。
やはり何か鋭利なものが、足裏から足の甲まで貫通していました。
医者に何度も怪我の理由を聞かれましたが、私も答えようがなく、相当不審がられました。
11 :3/3:
その後、そのチクリポイントには、「トラノオ」という観葉植物を置いて、
絶対に踏まないように気をつけていました。
遊びに来た友人はみな邪魔がっていましたが。
2年後、契約の更新時期に引っ越すことにしたのですが、
ふと気になって畳をひっくり返して、例のポイントを確かめてみました。
畳の下は板張りになっているのですが、例の位置に掘り込みがしてあって、
出刃包丁を4分の1くらいのサイズにした、ミニチュア包丁がぴったりとはめ込んでありました。
サイズは小さいですが、造りは丁寧なもので、高級なものに見えます。
その刃は錆びたように赤茶けていて、生臭い臭いがしたのでした。
134:
新米歯科医
怖いといえるかどうかわかりませんが実話を。
私は勤務歯科医師をしておりますが、非常勤の同僚が、
自分の職場であった事故のことを話してくれました。
大学を出たての、若い新米ドクターがタービンで
下顎の第一大臼歯の舌側を削っていたら、手元が狂ってタービンが滑脱した。
バーは下顎の内側から皮膚を突き破って外に飛び出したそうです。
しかもそのドクターはパニックになってフットペダルを押したままだったので、
顎を突き破ったタービンは回転し続け、周囲の皮膚を巻き込んでしまい、
下顎から首にかけてずたずたに裂けたそうです。
傷が派手だった割には、その被害者は唾液腺をやられただけで不幸中の幸いでした。
顎動脈をやられてたら死亡事故になっていたかもしれません。
しかしもちろん訴訟、1000万近く払って和解したとのことです。
その新米ドクターは事故後歯医者をやめたらしいです。
私の同僚は、隣のユニットにいて一部始終を目撃したと言っていました。
217:
富士山ドライブ
俺が体験した話 別段怖くないかも
あの日は、今くらいの初夏?昼間はまぁまぁ暑いけど夜はけっこう涼しい季節だったような気がする。
大学の先輩が免許取ったから男二人で旅行行こうぜ!って事になった。
行き先は富士山 とりあえず予定も無しに富士山を見に行った。
シーズンがシーズンだったから旅館も空いてたし何より安かった
温泉とかも貸し切り状態で帰りには二人とも超テンション上がってたな。
そんで最後に富士山登って帰ろうぜ、ってなって車で四合目くらいまで登って帰る途中
もうテンション上がりまくって『また行こうぜ!』みたいになってすっげえ盛り上がった。
しばらくギャーギャー言いながら富士山付近を走ってたら ものすごい勢いで車が止まった。
俺はシートベルトしてなかったから頭ぶつけてちょっと気絶してた。
気がつくと隣に運転してた先輩がいなくてドアが開けっ放しになっていた。
一瞬何がおこったのかわかんなくてあたりを見回したら先輩の声が聞こえた。
『テメェどこみてんだよぉああああ!』
いつもは温厚だった先輩がものすごい剣幕で怒っていた。
その時俺は気がついた、先輩が空に向かって叫んでいて明らかに目の焦点が合ってない
先輩に話しかけてもぜんぜん聞こえてない、反応しない。
ものすごく怖かったんで先輩を放っておいて車に入ろう そのときの俺は超白状物だった。
震えながら車に入りドアを閉めた
バタン
その瞬間先輩が ギョ ってこっちを見た
俺絶叫 先輩は猛ダッシュでこっちに突っ込んでくる。
ドン
先輩が車のフロントガラスに当たって気絶していた。
俺は震えながら朝を待った。正直生きた心地がしなかった。
220:
>>217
こえぇよバカwww
286:
家族の一日
人生で一番怖かった一日の話
当時小学生三年生、家族は自分含め五人。
まず朝。
珍しく4歳の妹と一緒に寝て、目覚めて横を向いたら妹が舌を剥き出しにして白目をむいていた。
妹が南米系統の天然パーマだったことも相俟って世にも恐ろしい形相だった。
確実に死んだと思ったが、妹いわくただの茶目っ気で反応を楽しみたかったらしい
安心したのも束の間、本当の恐怖はここからだった。
日が沈んで夜が濃くなった頃に何時もの如く泥酔した父が帰宅。
喚き散らした後風呂へ行った。
すると突然部屋でさっきまでTVを見て笑っていた
小学一年生の妹が白目を剥き泡をふき、首を高で左右に振っている。
一瞬朝の件を思い出し「こいつもか」と思ったが、どう見ても尋常じゃない。
まずあんな蟹みたいな白い泡をふかせる訳が無い
すると母が真っ青な顔で、静かに、しかし重力のかかる声で
「声出すな。ひきつけやからびっくりさせたら心臓止まる」と言った。
お陰で約四分程そのエクソシストな妹を無言で見守った。
しばらくして妹も落ち着き、いつもの我が家が戻りつつあった。
だがここでふと気が付く、カラスの行水の父が風呂から出てこない。
母がそっと覗きに行くと、風呂に顔を埋めていた。
慌ててたたき起こすと、
「死ぬんじゃ!死ぬんじゃ!」と声を荒げている。
酔っ払いとはいえ、陽気で快活な父だ。まさかそんな言葉が出る訳が無く、自分の耳を疑った。
予想外の奇行に母は泣き、妹二人も訳わからずという風に泣いている。
父は服も着ないで寝床へ就いた。
この日、自分の身には何も起こらなかったが、
まるで空気の違う我が家が幼心に恐怖を叩き付け今に至るまでこの日を越える一日は無い。
母は夜中に寝ぼけて玄関で小便をした。
289:
>>286
ちょwww今はもう大丈夫なん?
300:
>>289
今は何ともありません。
ひきつけの妹は健やかにギャルデビューして、
南米系天然パーマは縮毛矯正を施しアニオタになりました。
母は夢遊病も無く、私はひきこもりで、父は蒸発しました。
304:
>>300
最後が明らかに大問題です。
376:
お化け屋敷の写メ
3年くらい前かな?
俺が高校時代の話
学園祭が近かったからその日も学園祭の準備をしていた
俺たちのクラスはお化け屋敷をやることになった
翌日に学園祭を控えてついに俺たちのお化け屋敷は完成した
んでクラスの1人が写メとろうって言い出したから
みんながそのお化け屋敷内で並んで記念撮影?をすることに
ちなみにこいつはちょっとオカルト好きのやつで何度も金縛りにあったことがあるようなやつだった
そいつが撮るっていうから俺たちは冗談で「なんか変なの写すなよー」とか言って笑いあってた
377:
んでそいつは写メを撮った
写メもちろん何事もなかった。と思っていた
んでもう遅かったから帰ろうってことになったんだけど
その霊感ある友達がトイレ行きたいっていうから男子2,3人でトイレに行った
残りのやつらは先に玄関に向かった
うちの学校のトイレは引き戸?みたいなのになってて
開けたら勝手に閉まってくみたいな造りになってるんだ
んでいつも通りに開けて入ったんだが信じられないスピードでそのドアが閉まったんだ
みんなびっくりしてそのドアのほうを見たんだけど
そのドアが何度もすごい度で開いたり閉まったりしている
結構時間も遅かったからか学校には俺等のクラス以外のやつは
誰も残ってなくその異常には誰も気づいてないみたいだった
俺等はめっちゃ怖くなってそのトイレから出ようと思って
ドアを開けようとするんだけどドアが冬でもないのにものすごい静電気みたいなのでとても触れない
30秒くらいかな?ずっとそんなんなってて俺等は震えてたんだけど
ドアが普通の状態に戻って俺たちは外に出れた
んで急いで出たんだけどそのとき霊感がある友達の携帯が鳴ったんだ
あのお化け屋敷内でとった写真の残ってる友達の携帯がね
それはメールだったんだが見覚えのないアドレス
そいつがそのメールを開くとそいつの携帯にしかないはずのあの写メが送られてきていた
ただひとつ違うところがあった
送られてきた写メには壁という壁におびただしい量の人の顔がびっしり浮かび上がっていた
420:
>>376
の続き
そんでマジでやばいと思ったそいつはその携帯を逆パカしてぶっ壊したのよ
んでトイレいった俺含む3人は今あったことは
全部忘れようってことでみんなには何も言わないで帰ってきたの
でもその壊した携帯をそいつは捨てないで家に持って帰ったんだ
んで俺自身は別に何事もなくその日をすごしたんだけど次の学校祭の日に
そいつが青い顔して学校にやってきたんだ
「なんかあったのか?」って俺が聞くと昨日金縛りにあったって言うの
やっぱなぁとか俺は思ったんだけどそいつはいっつも
金縛りにあうようなやつだったからそんなに怖がらなくても大丈夫だろって気軽に言ったんだけど
そいつが言うには「俺の部屋の壁にさ・・・
あの写メに写ってた顔が浮かび上がってくるんだ」っていうわけさ
もう1人のやつとも相談してさやっぱその携帯が良くないって思ったから
お寺に持ってこうってことになって持ってったの
そいつん家は結構裕福ですごい街中にあるでかいマンションに住んでるんだけど
そいつの家に行って一番近い寺に向かおうと思って地下鉄目指して街中歩いてたのね
したら途中に占い師がいたわけ
その人の前通りかかったときにさその占い師が急にひきつけ?
みたいなのを起こして過呼吸も起こしたりしたんだ
なんか嫌な予感はしたんだけどさ、正気に戻ったその占い師が俺の友達のほうに歩いてきて
「あんたやっちゃいけないことしたね」って真顔で言ってくんの
マジで怖くなった俺等はそっからタクシーに飛び乗って寺行ってその携帯供養してもらった
お化け屋敷用に飾りつけした教室内で
写メとるのがそんなにもやっちゃいけないことだとは思わなかったw
ちなみにこれ、マジで全部実話だから
485:
タロウと散歩
570 :本当にあった怖い名無し:2007/07/28(土) 14:42:11 ID:/Qon6NG70
俺が厨房だった時の話
今みたいに暑くて二階でアイスを食ってたら母ちゃんが
「タロウ(犬の名前)の散歩に言ってくるきんねー!」って言ったのが聞こえた。
俺はアイス舐めながら適当に返事した。
アイスを舐め終わったのでアイスの棒を捨てに
一回に降りたらタロウが庭で尻尾振りながら俺の方に向かってきた。
「え?散歩行ったんじゃねーの?」とか思って母ちゃんの名前を呼んだけど変事は無かった。
変だなーとか思って取り合えず母ちゃんを探しに外に出てみた。
あちこち探している内にやっと公園の近くで母ちゃんを見つけた。
だけど「母ちゃん!」って呼んだけど返事は無かった。
よく見ると母ちゃんの足元には真っ黒でヌメヌメした君の悪い生物がいた。
形は犬なんだけどそれ全然タロウじゃないの。
光沢があるっていうかなんか気持ち悪かった。
486:
直感で「ヤバい!!」って俺は思って母ちゃんを
引きとめようとしたんだけど丁度トラックが来て母ちゃんは引かれて跳ね飛ばされた。
その瞬間黒い奴は素早く逃げて向かいの草むらの中に飛び込んで消えた。
母ちゃんは幸い骨数本折っただけで済んだ。
その時の事を母ちゃんに聞いてみたんだけど『タロウにリード(紐)を付けようとしたら
目の前が真っ暗になってそこから全然覚えてないらしい。
ただしばらく立ってから俺が母ちゃんを呼ぶ声が聞こえたらしい。
だからそっちの方へ行こうとしたんだけど、その時引かれた、みたいな事を言っていた。
結局あの黒い生き物は何だったのだろう。
俺が今まで生きてきて一番不思議な出来事。
あんま怖くなくてスマソ。
534:
6本の足
【6月19日 AFP】
カナダ・ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州のバンクーバー(Vancouver)周辺では、
この10か月で人間の片足が5本も打ち上げられているが、
18日にはバンクーバー島(Vancouver Island)の海岸に
6本目の足が打ち上げられているのが発見された。目撃者と地元警察が明らかにした。
目撃者によると、釣りが盛んなことで知られる
バンクーバー島キャンベルリバー(Campbell River)の海岸で、
アディダス(Adidas)の黒い男性用ランニングシューズを履いた人間の右足が発見されたという。
ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州では、
前年8月から右足5本と左足1本が発見されており、
事件なのか事故なのか、国際的にもさまざまな憶測を呼んでいる。
専門家は、人体は靴や丈夫な布などで保護されている場合、
水中では数年間にわたって損傷しないこともあるとして、
これらの足は数十キロ?数千キロ先から流れ着いた可能性を指摘している。
一方、地元メディアは、2005年2月に
キャンベルリバー近くのクアドラ島(Quadra Island)で起きた
フロート水上機の事故の犠牲者4人のものだとする見方を示した。
だが、同州の検視官がこれらの足のDNA検査を行ったところ、
同事故の犠牲者と一致しなかったという。
また、6本目の足が発見された場所は、
残り5本の足が発見された場所から数百キロ北にあたるところだった。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2407366/3053134
84 :コピペ隊新人:2005/08/15(月) 19:39:34 ID:+tAymFrY0
ポル・ポト政権、戦慄の歴史
「【日本】外国の怖い文化【タブー】」スレより転用。
●カンボジアのポル・ポト政権、戦慄の歴史
20 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:07:38 ID:nUBNjmPo0
カンボジアは北海道の2倍程度の面積の国だ。人口は現在約1千万人。
首都はプノンペン。カボチャはこの国から伝わったのでその名がついた。
カンボジアの歴史は苦難の一言に尽きる。
かの有名な遺跡、アンコールワットが建設された12世紀では、
インドシナ半島で最強の国家だったものの、
その後は衰退の一途を辿った。
ベトナムやタイに領土を奪われ、第二次世界大戦渦中はフランスの植民地だった。
その状況を打破したのが、王族の血を引くシアヌークだった。
大戦後、彼は国際世論を巧みに操り、フランスから国土を解放した。1953年のことである。
この功績により彼は、『カンボジア独立の父』として民衆に敬愛されることになる。
多少独裁の色は濃いとはいえ、彼の手腕で国はそれなりに機能した。
それでも、後のポルポトによる圧政時代と比べれば格段に自由な時代で、当時を懐かしむ人々も多いという。
そう、それほどポルポトの時代は酷かったのだ。
21 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:10:04 ID:nUBNjmPo0
1970年。米ソ冷戦下。
アメリカのバックアップでロンノル将軍がクーデターを蜂起し、シアヌークは中国に亡命する。
クーデターを実際に画策したのはCIA。完全にアメリカのわがままだった。
このアメリカの暴挙には、以下のような背景があった。
1961年からのベトナム戦争で、アメリカは南ベトナムを応援した。
腐政に苦しむ南ベトナムの農民&ベトナムの統一を目指す北ベトナム軍
VS
利益を守るために邪魔な共産主義を排除したい南ベトナム軍
資本主義のアメリカは、この構図にも関わらず南ベトナムを応援した。
民衆の幸せなんて一切考慮していない。
ただ、北ベトナムの共産主義が気に食わないから、南側を応援したに過ぎない。
ベトナムの南側と国境を接するカンボジアとしては、
南ベトナムが勝利して力をつけると、自国が占領される恐れがあった。
よってシアヌークは、ベトナム寄りのカンボジア領に、
北ベトナム(解放軍)の補給基地をつくることを、暗黙の上で了解した。
これで南ベトナム軍は、南北から挟撃される形になってしまった。
23 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:16:04 ID:nUBNjmPo0
アメリカとしてはカンボジア領の補給基地を爆撃したいが、国際世論もあるのでカンボジアの了解が要る。
ただ要請するだけでは、シアヌークは承知しない。
よってアメリカは、経済援助の凍結を武器に何とか爆撃を認めさせた。
そしてカンボジアの民衆ごと、補給基地に爆撃を浴びせた。
ベトナム軍だけでなく、カンボジアからも難民が大量に発生した。
この事実を証拠に、シアヌークが国際世論に訴えれば、アメリカはベトナムから手を引かざるを得ない。
戦争に負ける。
そこで、カンボジアの要人・ロンノル将軍を使ってシアヌークを追放し、
カンボジアを意のままに操ろうとしたのだ。
『世界の警察』は随分身勝手なことをする。
むしろいない方がいいのでは?
ロンノル政権に移ってからは、弾劾される可能性はないので、
アメリカはさらに爆撃を徹底して行うことができた。
カンボジア人の死亡者は30万人。200万人の難民が新たに発生した。
それと同時にロンノル政権は、重税をかけて国民を苦しめた。
亡命したシアヌークはすぐに軍隊を編成し、協力者を募った。
賛同したのはロンノル政権を排除したい北ベトナム軍。
そしてクメールルージュ。筆頭はかの有名な暴君、ポルポトだった。
民衆に人気の高いシアヌークの名を全面に押し出すことで、クメールルージュは多数の志願兵を得た。
ここで解放軍の実質上のトップに、ポルポトが踊り出た。
ただし、この時点ではポルポトは温厚で、農民と共に汗を流し、田畑を耕したりもした。
兵士達も皆、友好的だったという。
そして、ベトナムがアメリカと合意して戦線を離脱したにも関わらず、ポルポト率いるクメールルージュは、
1975年にロンノル政権を倒し、カンボジアをロンノル将軍から解放したのである。
ここまでは、ポルポトよりもむしろアメリカの方が悪者である。
ここまでは。
24 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:18:08 ID:nUBNjmPo0
ポル・ポト率いる解放軍は首都プノンペンに入ると、
すぐに民衆を着の身着のままで、強制的に地方の農村部に移すということを開始した。
逆らう者は容赦なく殺した。次々と殺した。
同様の行いが、大小含む全ての都市でなされた。
これらはあまりに迅に実行されたので、国外に逃げられた人はほとんどいなかった。
そして国内を『平定』した後は、以下の政策を迅に施行した。
・私有財産の強制的な没収。貨幣制度の廃止。
・電話、電報、郵便、ラジオ等の連絡機関の廃止。
・バス、鉄道、飛行機等の移動手段の廃止。
・全ての教育機関の廃止と書物の焼却。
・仏教の禁止。寺や像の破壊。民族音楽や古典舞踊の禁止。(関係者は全て殺された)
・都市市民の農村部への強制移住。
・家族概念の解体。2?5歳以上の子供は全て親から隔離。
・自由恋愛の禁止。無作為の相手との強制的な結婚。
異論を唱えた者、従わなかった者は全て処刑された。
投獄なんて生易しいまねはしない。全て殺された。
徹底していると普通は思うだろう。
これだけでも、歴史上類を見ない暴虐だと思うだろう。
しかし、ポルポトはそうは思わなかったらしい。
25 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:19:44 ID:nUBNjmPo0
次にポルポトは、理想国家の建設のために協力者を集めた。
「例えロンノル政権に加担していたとしても、私は許す。
資産家、医師、教師、技術者、僧侶は名乗り出て欲しい。
それから、海外に留学している学生も帰って来て欲しい。
理想国家を作るためには、君達の力が必要だ。大切なのは、カンボジアの未来なのだから」
『国を良くするため』という言葉に共感した『インテリ』が次々と現れ、
それこそ、国内のほとんどの高い教養を得た人々、海外に留学していた学生達がポルポトの元に集った。
彼らはポルポト兵に連れて行かれ、二度と帰って来なかった。
ポルポトは大嘘をついていた。
彼はフランスに留学していたので、民衆の集団決起の強さを知っていた。
よって理想国家を作るためどころか、将来自分に歯向かうかもしれない民衆、
その指導者になれそうな教養を持った人間を、一掃したかったのだ。
そして民衆を、少ない食事で朝から晩まで牛馬のごとく働かせた。
26 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:27:09 ID:nUBNjmPo0
不満を言う者、働けない者はどんどん殺した。
「疲れた」と言っただけで、スプーンをなくしただけで殺された。
次のような者も、即刻殺戮対象となった。
・眼鏡をかけている者。
・肌が白い者。
・手が綺麗な者。
そして、
・美形。
家族に至るまで、全て。
ポルポト率いるクメール・ルージュ政権は、密告を奨励した。
妻が夫を、夫が妻を、子が親を密告し、隣人を密告する。
そうした恐怖の密告社会の中で、国民は互いに殺し合った。
少しでも正義感が強いとか、物事を考える者はそれだけで殺された。
家族、一族もろとも。
誰も信用できず、栄養が足りず、指導者もおらず、反乱の芽は種になる前に焼かれた。
国民はポルポトに従うしかなかった。
ポルポト兵に入隊できるのは、13歳以下の少年に限られた。
ポルポトの意向通りに洗脳し易いからだ。
結果、少年達はポルポトを神とあがめ、命令があれば肉親でも殺す鉄の兵隊になった。
そうしてポルポト兵は、狂信的集団へと収束していった。
1975年から1978年の3年間のポルポト政権の期間で、カンボジアでは約300万人の死者が出た。
これは国民の1/3に当る大虐殺であった。
27 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:29:03 ID:nUBNjmPo0
なぜ世界がこの虐殺を取上げなかったのか。
それには大まかに2つの理由がある。
1つは、ポルポトが徹底した鎖国政策をとり、人の移動や情報を封鎖したこと。
もう1つは、突拍子のない話で、真実味が感じられなかったこと。
実際に、何とかこの虐殺を報道するまでに至ったこともあったが、
自国民をそこまで意味もなく虐殺するなどあり得ない、と判断されたのだ。
国家にとって何の利益ももたらさないではないか、と。
だから誰も信じなかったというわけだ。
しかし、虐殺疑惑の波紋は止め様もなく、取材の依頼が殺到した。
拒否し続けて国連の視察団が来れば致命的、と判断したポルポトは、
限定地域、限定期間での取材を承諾した。
そこでは裏工作がなされ、平和な村を装ったので事実は隠蔽された。
疑問を解消できなかったジャーナリストの一部は、
果敢に独自の取材を展開したが、そのほとんどは行方不明になった。
まず間違いなく、ポルポトの命で殺されたのであろう。
28 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:36:25 ID:nUBNjmPo0
ポルポトによる狂気は、1979年のベトナム軍の侵攻をもって、公式の上では終わりを告げた。
そこでベトナム軍の兵士たちは戦慄に震えた。
実はベトナムの情報筋も、クメール・ルージュによる
虐殺の噂は尾ひれのついたものであろうと、たかをくくっていた。
だが、蓋を開けたときに見たものは、噂を遥かに超える『事実』だったのだから。
ポルポト軍は、タイ国境のジャングルへ逃げ落ちた。
ポルポトは逃げる前に、軍人以外の民衆800万人を殺そうとした。
未然に防げたからいいようなものの、もし実行されていれば、
生き残ったのは軍人5万人と、逃げていたカンボジア人5万人。
わずか10万人では、もはや国家とは呼べない。
カンボジア解放後、残った国民の85%が、14歳以下の子供であった。
これらの出来事が起こってからまだ30年弱。
決して遠い昔の話ではない。
つい最近に現実にあった悪夢。
これがクメール・ルージュ、そして純朴なる共産主義者・ポルポトの夢見た、『理想』のなれの果てなのだ。
27:
[男の言葉]
うちの爺さんの話。だいたい20年くらい前。
爺さんが夜中寝ていたところ、外から「ぶぇ…びぇ…」みたいな変な声がした。
最初は蛙かと思ったが、どうもくぐもった人間の声のようで、
外国語のような、よくわからない言葉を繰り返してる。
夜中に人の家の前でうるせぇ、とは思ったが無視していると、呟いてる言葉に
「ぶぇ…○○○○…び…」と、自分の名前が聞き取れる。
起き上がると、いつの間にか窓に人影があって、声も間近に聞き取れる。
爺さんは木刀を持って外に飛び出した。
すると家の裏に男が立っていて、まだぶつぶつと呟いてる。
「てめぇ、ひとんちで何してやがる!」と叫ぶと、男は振り向いた。
男は口中血だらけで、喋るたびにぼとぼとと血が落ちていた。
口が傷だらけで、だからしゃべり方がおかしく聞こえたらしい。
さすがに異様な風体に驚いたが、男が逃げ出すでもなくぶつぶついっているので
爺さんはもう一度「てめぇ、ひとんちで何してやがる!」と叫んだ。
すると男は、そのときだけははっきりと「ここはお前の家じゃない、お前の墓だ」と答えた。
39:
[お前それしかいえないのか]
私の金縛り体験は14歳の8月、夏休みも残り少ない
あの日から始まりました。あの日の夜、深夜ラジオを聞きながら
(オールナイトニッポンだったと思います)ウトウトし始めた時、夢を見ました。
2人の女性が1人の男性を取り合っている夢でした。唐突に1人の女性が
もう1人の女性を刺し殺し「これで邪魔者は消えたわ」と言った瞬間、
私は金縛り状態になったのです。もちろん恐かったのですが、
「これが、金縛りなんだな・・」と冷静に判断している14歳の私でした。
この日の金縛り体験以来、数え切れない程、夢(?)を見ている
途中で金縛りに合う・・という体験をして来ました。
もう、金縛りに合う前から「来るぞ、来るぞ・・」と判りましたし、
(足の方からジワジワと来るのです)お経のようなものを唱えれば、
解ける事も体得していました。
その中で最も恐ろしかったのは、ある夜、金縛りに合っている時
例のごとくお経を心の中で唱えていました。すると私の耳元に誰かが
近づき(男性でした)恐ろしいほどの低音でこう言ったのです。
「おまえ・・・それしか・・言えないのか!!」
お経の事を言ったんだと思います・・恐ろしかったー!!
44:
短いけどなかなか
[電車の連結部分]
消防の頃、電車に乗っていたときの話
友達と2人で車両の連結部分の所で遊んでいた。
電車の連結部分って下に鉄板があって蛇腹のような生地で繋がってるじゃない、その部分です。
前のドア、後のドア共に閉めて連結部分だけを単独の部屋としてその中に2人でいました。
カーブに入るときとか繋がってる蛇腹のようなものがうねっていて面白かった。
そしてしばらくそこにいた時、その蛇腹のような柔らかい部分を外から叩かれた感じがしました。
もちろん走行中に。
電車の走る音がうるさくてはっきりしなかったけど友達も気づいたみたいなので確証がもてた。
そして二人で怖がるどころか逆に内側から叩き返してやった、何発も。
そしたら向こうも何発も叩いてきた、右からも左からも。今度は確実に叩かれているのがわかった。
何回か叩く、叩かれるを繰り返してる内に叩き返されなくなった。
かわりにナイフのような刃物が蛇腹を突き破って出てきた、後、3cm長ければ顔に刺さっていた。
48:
こういうのってガチである現象なんかな
[ガラス瓶]
知り合いに、瓶を怖がる女性がいます。コーラ瓶、一升瓶はもちろん醤油の小瓶もさわれない。
そんな彼女に聞いた話
ジュース容器といえばペットボトル主流の現在だけど、彼女が子供の頃はほとんど瓶だった
そのオレンジジュースも瓶だった。広口の四合瓶、フタまわして開ける肉厚のガラス瓶。
これが爆発した 目のまえで
製造の段階で紛れ込んだ雑菌が瓶内で繁殖して発酵、
ガスが発生して膨張・・発酵爆発という説明を受けたのはずっと後の事
母親とお買い物から帰った彼女は買ってきたジュースをすぐ飲みたいとねだった。
それじゃ戸棚からコップをとってきてちょうだい、喜んで戸棚に駆けだした娘を見ながら母親は言い、
買い物袋から瓶を取り出し、フタをひねろうと手をかけた
ドカンという音と悲鳴におどろいて近所の人が駆けつけて、見た。
両手の肉がグチャグチャになったまま呆然とたちつくす母親 その両手から噴き出す鮮血を
両手で持ったコップに必死で受けとめる娘
「こぼれちゃう!こぼれちゃう!」と叫んでいたという。
63:
[コンビニのモニター]
後輩は、某ソンの深夜バイトをしていた。
そのコンビニは、深夜になるとかなり暇になるらしい。
後輩はいっしょにバイトしている先輩と、いつもバックルームでのんびり漫画など読んで過ごしていた。
ある日のこと。
いつもと同じようにバックルームでお菓子を食べながら、
後輩は先輩と駄弁っていた。
仕事と言えばたまにモニターをチェックするくらいである。
モニターは画面が4分割されていて、レジ2箇所、食料品棚、本棚を映しているのだが、
ふと見ると、本棚のところに女の人が立っているのを後輩は見つけた。
腰まである異様に長い髪をした女の人だ。
「おかしいな、チャイム鳴らなかったぞ」と先輩はいぶかしむが、
たまに鳴らない事もあるので、さして深く考えず二人はまたしゃべり始めた。
しかし、である。
いつまで経っても女の人は動く気配を見せない。
本を読んでいるのかと思えば、何も手にしていない。
ひたすらじっと本棚を見つめているだけである。
「おい、こいつ万引きするつもりなんじゃないか」
先輩が言った。どことなくおかしな雰囲気のする女の人である。
後輩もその考えが浮かんだところだったので、頷いた。
二人で挟み撃ちすることにして、バックルームを出る。
先輩はレジ側から、後輩はバックルームへの出入り口から本棚へ向かう。
いざ本棚へ到着してみて、二人は首をかしげた。
そこには誰もいなかったのだ。
おかしい。絶対挟み撃ちにしたのに…。
70:
>>63の続き
すると、トイレのほうから水を流す音が聞こえてきた。
何だ、トイレに入っていたのか。
おかしな人だな、と思いつつ、二人はすぐバックルームへと戻った。
しかしモニターを見て、二人は初めてぞっとした。
さっきと全く変わらない立ち位置で、女の人が本棚を見つめていたのだ。
早い。早すぎる。
トイレからそこへ向かうのと、バックルームへ戻るのとでは、
明らかにこっちの方が早いはずなのだ。
しかも、なんで同じ格好で本棚に向かってるんだ?
もしかして、モニターの故障では。
顔を見合わせ、頷きあって二人はもう一度、バックルームから挟み撃ちの隊形で
本棚へと向かった。
すると、また女の人はいない。
冷や汗がにじむのを感じながら、今度は何も言わずに二人はバックルームへと戻った。
無言で、しかし真っ先にモニターを確認する。
「あ、いなくなってるぞ…」
先輩が呟いた通り、モニターからは女の人の姿は消えていた。
後輩の心中にほっとしたものが広がる。
よく確認しようと、先輩の横に顔を乗り出した。その時。
71:
「待て、動くな」
先輩が突如、押し殺した声を出した。
は?と思ったが反射的に従う。
二人、モニターを覗き込んだ格好のまま固まっている。
「いいか、絶対に今振り向くなよ」
やはり先輩が押し殺した声で言った。
何でだろう、と思った後輩だが、モニターをじっと見てそれを理解した。
画面の反射で、自分の顔と先輩の顔が映っている。
しかし、その真ん中。
もう一つ、女の人の顔が覗き込んでいたのだ。
悲鳴をこらえ、後輩はまさしく硬直した。
じっと耐えること数分、その女は
「…………」
と何事か呟くと、すっと離れた。 そしてさらに1分。
もういいぞ、と言われて後輩はやっと息をついた。
恐る恐る振り向いても、誰もいない。
どくどく脈打つ心臓を押さえ、後輩はモニターから離れた。
「ここって、なんかでるんやなぁ?」
先輩は感慨深げに呟き、後輩のほうに同意を求めた。
「そうですね」
と、先輩を振り向いて、後輩は再び硬直した。
その視線をたどったか、先輩もモニターのほうへ向き直る。
そこには、さっきの女の人が。しかも今度は、
カメラの方を向いて大口を開けて笑っている!!
もう二人は何も言わなかった。
何も言わず、某ソンを裏口から飛び出したと言う…。
379:
懸賞アンケート
子供の頃の奇妙な体験ってけっこうあるよな。
皆の話を聞いてて、ずっと気になってたことを書いてみる。
毎年3月が近くなると「クラス替えアンケート」のことを思い出すんだけど、
俺以外にこんな体験した人っているかな?
俺が小学校4年生のときの話で、俺が当時かよう小学校はけっこうな大規模校で
毎年クラス替えがあった。春休み中、3月の終わりに先生方の離任式があって、
そのときに体育館に新しいクラスの名簿を張り出すんだけど、親友や好きな女の子と
一緒になりたいとか、毎年すごくドキドキしたことを覚えている。
380:
その年、3学期の2月に入ってすぐ俺に一通の封書が来た。「クラス替えアンケート」
という文字が表に大きく印刷され、教材会社の主催になってたけど、これまで調べた
限りではその名前の教材会社は存在しないんだ。
中身はどんな内容かというと、俺の小学校の4年生の中で、
絶対に同じクラスになりたくない人の名前を一名書いてくださいというもので、
それを出した人には文房具のセットが当たるかもしれないということだった。
当時俺は雑誌の懸賞に応募するのが趣味だったし、返信用のはがきが入っていたので、
特に変だとも思わず、同学年で一番嫌ないじめっ子の名前を書いて出してやった。
381:
実は俺はその名前を書いたやつと家が近所で、
登下校でよく嫌がらせをされていた。別のクラスだから
まだよかったものの、同じクラスになれば本格的なイジメを受ける可能性があって、
絶対に同じクラスにはなりたくないと思っていた。5年生は6クラスあるから可能性は低いんだけど。
382:
その後、すっかりそのアンケートのことは忘れていたんだけど、3月に入ってすぐに同じ名前の
教材会社から大きな封筒が届いた。それで前のアンケートのことを思い出したんだけど、
内容は、俺に文房具セットが当選したというもので、そこまでは不思議はないんだけど、
その文房具セットが送られてくるには条件があって、一つやってほしいことがあると書いてあった。
それから、俺が名前を書いてやったいじめっ子とは同じクラスにはならないだろう、ということも書かれていて
まだクラス替えの先生方の会議も行われていない時期のはずだったので、それはちょっと不思議だった。
383:
その封書の中には一つ、厳重に和紙でくるまれたお守りのようなものが入っていて、
その表には俺の住んでいる地域から遠く離れた県名と、知らない小学校名、
それから5年生という文字とやはり知らない男の子らしい名前が気味の悪い赤い字で大きく書かれていた。
それを俺の住んでいる地域にある神社、これは古くて由緒があるけれど大きなところではなくて
ほとんど普段は参拝する人もいない忘れ去られたようなところなんだけど、そこの境内にある松の木に
3月8日の午後9時以降に釘で打ち付けてほしいという内容だった。
それをやったら懸賞のセットを送ってくれるということみたいだった。
それからその封書は、前に来たものとともに一切が済んだら
近くの川に流してほしいとも書かれていた。
384:
これはすごく不思議で、最初は仲のよかった中学生の兄に相談しようと思ったけど、
封書にはこのことは誰にも話してはいけないと書いてあったのでやめにした。
神社は自転車で5分程度のところにあり、
そのお守りのようなのを釘で木に打ち付けるのは難しいことではない。
雪の降る地域でもないし、寒いけど9時過ぎに15分ほど家を空けるのは何でもなかった。
その封書とお守りは自分の勉強机に入れておいた。
385:
3月8日になった。おれは手紙の依頼通りにやることに決めていて、夕食後9時を過ぎてから、
そのお守りとどこにでもあるような釘とカナヅチを持って、グランドコートを着て自転車で神社に出かけた。
その神社は住宅街のやや小高い岡の上にあって、俺は下で自転車を降りて幅の狭い石段を登っていった。
石段にも神社の境内にも一つずつ街灯があったので、暗いけど足元は見えた。
もちろんまったく人影はなく、さすがに気味が悪くて早く終わらせようと、
コートのポケットからお守りと釘とカナヅチを取り出し、
走って何本か鳥居をくぐり神社までの参道からわきに入って、
おみくじが結びつけられたりしている松の木を一本選んで、
自分の頭の上くらいの高さに名前が書かれているほうを表にして、真ん中に強く二・三度釘を打ち付けた。
すると手の中でそのお守りが微妙に動いた感覚があって、
俺は思わず手を離したけど、お守りは木に固定されて落ちなかった。
386:
そのとき、10mほど離れた神社の脇から急に人が出てきて、
こっちに向かって大きな声で「見届けた」と言った。
その人の姿は暗くて、あとで思い出してみてもどんな服装だったかもわからなかった。
声は男のものだった。
俺はもう完全に怖じ気づいていたので、
そのまま後ろも見ないでカナヅチを放り出して走って石段を下まで降り、
自転車に飛び乗って家に帰った。
388:
ここから書くことはあまりない。俺がアンケートに名前を書いたいじめっ子は、
その1週間後に自転車に乗っているときにトラックにひかれて死んだ。
封書などは指示どおり近くの川に流した。4月に入って有名なデパートから立派な文房具セットが
送られて来たが、封書にあった教材会社名はどこにもなかった。その後一回も連絡はない。
神社には何年も立ち寄らなかったので木に打ち付けたものがどうなったかわからない。
カナヅチをなくしたので親父に後でしかられた。
一番気になるのは、そのお守りに名前があった知らないやつだが、
どうなったかはもちろんわからないし調べてもいない。
改めて書いてみるとやっぱり奇妙な体験で、
すべて自分が想像で作り出したことのような気もする。文房具セットは兄にずいぶん
うらやましがられたけど、たんに懸賞に当たっただけなのかもしれない。
こんな経験をした人って他にいるんだろうか?
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