【SS】島村卯月の性教育【※武内Pもの】back

【SS】島村卯月の性教育【※武内Pもの】


続き・詳細・画像をみる


おつおつ
面白し
期待
14: 以下、
おつおつ
よいよよいよー
ただ周りの反応見るより書きたいようにしてくれる方がいいかなーって
24: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/15(月) 20:19:18.53 ID:TP34s9LY0
※ ※ ※
武内P「――――ということが……ありまして」ズーン
卯月「へ……」
卯月(へそ下辺りがむずがゆい……ッ!!)
※武内Pはボッ●したことを隠しながら説明しました。けど島村さんは話の流れでボ●キしたことを察しています
武内P「島村さん……?」
卯月(プロデューサーさんの羞恥と罪悪感に歪むその表情! ああ、もしその場にいることができたなら、さらに興奮と混乱も加わることで四つの感情が入り混じり、今以上に素敵な表情をしていたでしょうに!!)
卯月(本当に惜しいことをしました! せめて! この状況を最大限利用しないと!)
武内P「その……たいへん不愉快なお話を聞かせてしまい、申し訳ありません」
卯月「ジュル……ハッ!? そ、そんなことありません! たくさんお世話になったプロデューサーさんの悩みが少しでも減ってくれるなら、私にとってとても嬉しいことですから!」
武内P「し、島村さん……っ」ジーン
卯月「はい、ですから」
武内P「?」
卯月「もっとお話してください。小 学生・中 学生組に性知識が無いせいで困ってること……まだありますよね?」
卯月(小梅ちゃんはわざとプロデューサーさんを悶々させていますけどね)
武内P「そう、ですね。この際だから全て話した方がいいのかもしれません」
卯月(カマかけ成功♪)
武内P「一昨日のことなのですが――――」
※ ※ ※
スタスタ、スタスタ
武内P(千川さんからのメール内容は……神崎さんの衣装が届いた、と)
武内P(今回の衣装は神崎さんの要望を叶えたもの。一刻も早く衣装合わせをされたいことでしょう)
武内P(今日は無理ですが明日衣装合わせをすることをメールでお知らせ……あれは?」
にゅう?
???「うっふ?ん♪」
武内P(曲がり角から……片足が突き出されている。子どもの足であることに目をつむれば、まるでルパン三世の峰不二子のように)
武内P(足の長さと細さから見るに……12?13歳の子でしょうか。それにあのブーツに見覚えがあります)
武内P(そして声色をつかっているので確信は持てませんでしたが……これらの条件にあてはまるのは)
武内P「城ヶ崎さん?」
莉嘉「ふっふーん、正解! 流石Pくん☆」バンッ
城ヶ崎莉嘉
25: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/15(月) 20:21:37.96 ID:TP34s9LY0
武内P「まだ撮影時間のはずでは……?」
莉嘉「ほとんど撮り直しなしでスムーズに進んでね。本当はPくんに連絡しなきゃってわかってたけど、びっくりさせようと思ってここで待ち構えてたの」
武内P「そうでしたか。突然のことに立ち止まってしまいました」
莉嘉「う?ん……あんまりびっくりしてないみたいだけど……まあいっか☆」
武内P「機嫌がよろしいみたいですね。撮影が上手くいったことが理由でしょうか?」
莉嘉「え? まあアタシがちゃーんと実力を発揮できればあれぐらい当然だから。嬉しくはあるけどね」
武内P「ではそれ以外にも理由があるのですか?」
莉嘉「だ、だってPくん……」
莉嘉「足を見ただけでアタシだった……わかったんでしょ///」
武内P「」
莉嘉「Pくんがアタシのこと……いつもそんなに情熱的に見てただなんて、アタシ、気づけてなかったから」
武内P「じょ、城ヶ崎さん。それは……誤解で」
莉嘉「ううん、いいの。悪いのはアタシの魅力で、Pくんはメロメロにされちゃっただけだから。えへっ☆」
莉嘉「そうだ! お姉ちゃんにPくんを足だけでメロメロにできたって言わないと!」
武内P「城ヶ崎さん!? せめて、せめてそれだけは!」
莉嘉「じゃーねーPくん! これからもアタシの足じっくり見ていいから☆」
タッタッタッタッタッ
武内P「……………………ハッ!? いったい、どうしたものでしょうか……?」
武内P「……そうです。妹さんが話す前に、私から何があったのか城ヶ崎さんに説明すれば――――これは?」
携帯<♪?♪?
武内P「……」ピッ
from:城ヶ崎美嘉さん
件名:話は聞いたから
本件:そこを動くな
武内P「」
――その後、競歩の選手の如き勢いでやってきたカリスマギャルに空いていた部屋に引きずられ尋問されたとか。
なお、その日のカリスマギャルはデニムのショートパンツで、顔を真っ赤にしながら尋問中何度も何度も足を組み替えたそうな。
26: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/15(月) 20:22:40.80 ID:TP34s9LY0
※ ※ ※
卯月「あ、アハハハ……莉嘉ちゃんらしいですね」
武内P「城ヶ崎さんの明るく背伸びする姿は微笑ましいのですが……間が悪かったと言いますか」
卯月「おかげで美嘉ちゃんに三回も絞られちゃいましたね」
武内P「それも間をおかずに三回だったもので……しばらくの間、私の周りに目を配ると」フゥ
卯月「美嘉ちゃんも心配なんですよ。莉嘉ちゃんたちがとんでもないことをしないか。そしてそれにプロデューサーさんが振り回されないか」
武内P「城ヶ崎さんが……私を心配?」
卯月「そうですよ。美嘉ちゃん、プロデューサーさんに関してだけは素直じゃないからわかりづらいでしょうけど」
武内P「はあ……」サスリサスリ
卯月「ところで、莉嘉ちゃんの話は一昨日でしたよね」
武内P「ええ、そうです」
卯月「昨日は――――どうだったんですか?」
武内P「…………」ピクッ
卯月「あるんですね? では言っちゃいましょー!」
武内P「いえ、ですが……これは流石に」
卯月「むー。まあプロデューサーさんがそこまで言うのなら……」
武内P「助かります」ホッ
卯月「話しやすいように聞き手役を凛ちゃんか楓さんと代わりますね」
武内P「……よろしければ島村さんに聞いていただきたいのですが」
卯月「はい、よろこんで!」
※ ※ ※
蘭子「我が友よ! 我への新たなる供物が届いたというのは真か!?(プロデューサー! 私の衣装が届いたって本当ですか!?)」
武内P「ええ、こちらになります」
蘭子「うわーっ!」
武内P(こんなに目を輝かせて……自分がデザインした衣装です。思い入れも一押しでしょう)
蘭子「見事な技前! 我が願いを叶えてくれた汝に感謝を(考えていた通りの出来です。プロデューサー、本当にありがとう)」
武内P「神崎さんに喜んでいただけて何よりです。早試着してみますか?」
蘭子「うむ! 新たな礼装をまとい、我はさらなる高みへ――――あ」
武内P「神崎さん……? どうかされましたか?」
蘭子「さ、些事に過ぎぬ。我の前に立ち塞がるものなど……いないのだ(た、たいしたことじゃないです。問題ないです、きっと)」
武内P「は、はあ。では私は隣の部屋に居ますので、着替えが終わりましたら声をかけてください」
蘭子「う、うむ」
神崎蘭子
27: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/15(月) 20:23:44.98 ID:TP34s9LY0
ガチャ、バタン
蘭子「だ、大丈夫なはず……うん。――きくなったの、……だけだから」
ハラリ、サラ……サラ……キュッ
蘭子「んっ……んぁ……ふっ」
蘭子「やっぱり……でも、これぐらいならなんとか……」
蘭子「プ、プロデューサーに判断してもらわないと……」
蘭子「……………………プロデューサーは、どう思うのかな」
ガチャ
蘭子「わ、我が友よ……」
武内P「終わりまし……神崎さん?」
蘭子「な、何ようか」
武内P「衣装の確認をしたいのですが……」
蘭子「うむ! 我が真なる魔王に覚醒した姿、その眼に存分に焼きつけるがいい(はい。私の姿ちゃんと見てください)」
武内P「……腕で体を隠すのではなく、何かポーズをとったり歩いてみてほしいのですが」
蘭子「き、禁忌に触れてはならぬ!(そ、それはダメです!)」
武内P「神崎さん」
蘭子「う……その……わかりました」
武内P「!?」
蘭子「う、うう――――」
武内P(これは……? こんなに胸を強調するデザインのはずでは無いはず。神崎さんのデッサンも、デザイナーさんの図案もそうでしたし、先ほど私が確認した衣装も問題が無いはずでした。ということは……?)
武内P「そ、その……神崎さん。ここ二週間ほどの間……衣装を発注してから、体に変化はおありでしょうか?」
蘭子「ブ、ブラジャー……きつくなって、一つ大きいのにしました///」
28: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/15(月) 20:24:42.04 ID:TP34s9LY0
武内P「やはり……」
武内P(しかしほんの数センチ胸囲が大きくなった程度で、ここまで衣装に不都合が起きるものでしょうか? デザイナーの方も、神崎さんが14歳で成長期ということをご存じのはず。何か仕様が――)パラパラ
武内P「――ありました」
蘭子「我が友よ……すまぬ。この礼装には莫大な労力がかかったと聞く。それにも関わらず……(ごめんなさいプロデューサー。この衣装作るの大変だったのに……)」
武内P「大丈夫です神崎さん。両腕を上げてみてもらえますか?」
蘭子「こ、こうか……?」
武内P「脇の下にある紐があるのは見えますか? そこで微調整するようになっていまして、数センチ程度の誤差ならば問題ありません」
蘭子「ま、真か!?」
武内P「はい。一度脱いで調整……し直すのは面倒ですね。千川さんを呼ぶので少し……神崎さん?」
蘭子「んっ!」グイッ
武内P「その……まさかとは思いますが」
蘭子「我が友よ。拘束をゆるめたまえ(プロデューサーが調節してください)」
武内P「神崎さん……あのですね」
蘭子「一刻も早く我は真なる魔王へと覚醒せねばならぬ!(早くこの衣装で動き回りたいんです!)」キラキラキラ
武内P(ま、まぶしい……っ)
蘭子「汝ほどの男が何をためらう?(何か問題でもあるんですか?)」
武内P(問題しかないのですが……)
蘭子「?」キョトン
武内P(神崎さんのこの顔を曇らせたくはない。今回は仕方ありませんが……やはり近い内に、性教育の場を用意しなければ)
武内P「わかりました。紐をゆるめますので、動かないでください」
蘭子「むふー」
武内P(神崎さんは胸のふくらみが大きいので、少しでも手が滑れば触れてしまいかねません。ここは慎重に、手が滑ることだけは絶対にないように集中して――――!)
ハラリ
武内P「あ」
蘭子「……? …………!?」
武内P「か、神崎さん。その……」
武内P(ふくらみに手が触れないことばかり考えていたせいで、紐が完全にほどけて上半身が下着姿に……)
蘭子「ぴっ」
蘭子「ぴいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!?」
29: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/15(月) 20:25:42.33 ID:TP34s9LY0
武内P「も、申し訳ありません神崎さん」クルッ
蘭子「ばかぁ。我が友のばかぁ、えっちぃ」
武内P「ぐふっ」
蘭子「もうっ……もうっ……え?」
蘭子(プロデューサー……もしかして)
武内P「……すみません。わ、私は隣の部屋にいますから」
蘭子「………………時の砂を止めよ(待ってください)」
武内P「は、はい?」ピタッ
蘭子「……我が友よ、なにゆえ汝の頬は朱に染まった?(どうしてプロデューサーの顔は赤くなったんですか?)」
武内P「……? それは、慌てたからでして」
蘭子「それだけでああまで染まるとは思えぬ。つまり汝は――(それだけじゃないですよね? プロデューサーは――)」
蘭子「瞳に囚われたのだ(私に魅了されたんです)///」ムギュー
武内P「か、神崎さん!?」
蘭子「たくましき翼よ。全てを委ねたくなる(大きい背中……安心できます)」
武内P「……ッ。落ち着いてください、神崎さん。今すぐ私から離れて、そして衣装を整えましょう」
蘭子「……我が友よ、それはできぬ。この身は歓喜に包まれているのだから(それはできません。だって、私今すっごく嬉しいんですから)」
武内P「歓喜……?」
蘭子「汝が獅子の魂を持つ者の輝きに魅入られたと聞き、気が気でなかった(プロデューサーが莉嘉ちゃんの足に夢中って聞いて、不安だったんです)」
蘭子「さらに我が身に起きた異変を汝が受け入れるや否かも(それに胸も大きくなって……プロデューサーがどう思うのかわからなくて)」
蘭子「されど汝を真に魅了したのは我が母性。笑いが止まらぬとはこのことよ(けどプロデューサーが私の胸に興奮してくれて、すっごく嬉しいんです!)」
武内P(……神崎さんは14歳。心と体のバランスが取れない時もある。ちょうど今がその時で、多少なりとも信頼している私に今の自分を肯定されたと受け止めて喜んでいるのでしょうか?)
武内P(まあ今の状況が非常にまずいことに変わりはないのですが)サスリサスリ
蘭子「そ、その……」
武内P「はい?」
蘭子「男の人がエッチなのは仕方ないって……美波さんが言ってました」
武内P「か、神崎さん? 先ほどのアレはわざとではなく――」
蘭子「いきなりだったからびっくりしたけど、その……プロデューサーなら」
蘭子「プロデューサーが私だけを見てくれるのなら、恥ずかしいけど私、全部――」シュル
武内P(この音はまさか――――ブラジャー!? まずい、なんとしても止めねば。しかしどうやっ――――)
ガチャ
美嘉「ハーイ! 流石に三日連続でやらかすとは思えないけど、念のため……様子…見に」
武内P「あ」
蘭子(半裸で抱きつき)「あ」
30: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/15(月) 20:26:51.90 ID:TP34s9LY0
美嘉「あ、アンタまた何やってんのよー!!?」
武内P「その…………申し訳ありません。それにありがとうございます」
美嘉「……あ、うん。お礼言われて今の状況が何なのかわかるって、不思議な感覚ね」
美嘉「さ、蘭子ちゃん。ソイツから離れて服を着ましょ……蘭子ちゃん?」
蘭子「あ、あわわ」
蘭子(みみ、見られちゃった。プロデューサーに抱きついているところ見られちゃった。こんなかっこうでプロデューサーに甘えてるところを見られちゃった。どうしようどうしよう、恥ずかしい恥ずかしい。どうしてこんなことになっちゃったんだっけ、そうだプロデューサーに胸を見られて恥ずかしいけど嬉しくて、えっと胸を見られた理由は私の胸がおっきくなったから衣装の調節が必要で、それにプロデューサーは胸がおっきくなったことをどう思うか不安で、けどプロデューサーは私の胸を見て顔を真っ赤にしてくれたからつまり――――)
美嘉「蘭子ちゃん……?」
蘭子「わわ、我が友は――――」
蘭子「我が友は豊かな乳房を求める!(プロデューサーは巨乳好きです!)」
武内P「んふっ……っ!?」
美嘉「なっ……え? え? え!?」
蘭子「アーハッハッハッハッハッ! 我が友は瞳に囚われた。我こそは世界を征する魔王なり!」
美嘉「え、何? アンタその……大きいのが好きなの!?」
武内P「ご、誤解です。神崎さんは思い違いをされていて……」
蘭子「百を重ねる言の葉より、その顔に刻まれし想いの方が真実の重みを持つ。汝の瞳は情熱的であった(口ではそう言いますけど、プロデューサーが私を見る目……素敵でした)」
美嘉「!!?」
武内P「か、神崎さん。その、まずは着替えて――」
――興奮と混乱にある魔王の凶行は場を混沌へ導き、怒りと絶望があふれ出た(妙なテンションになった蘭子ちゃんの問題発言により、美嘉ねぇの嫉妬と武内Pのレ○プ目が入り混じるカオスになったそうな)
31: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/15(月) 20:28:35.70 ID:TP34s9LY0
※ ※ ※
武内P「――――ということがありまして」ズーン
卯月「そ、それはその……ご愁傷様でした」
卯月(プロデューサーさん、思い出すだけなのに何度かレ○プ目になって……あ、ダメ。油断すると膝がガクガクいいそうです)
卯月(もし私がその場にいたらへそ下辺りが満たされて赤ちゃん身ごもったかも……なーんちゃって、フフ)
卯月「ところでプロデューサーさんは大きいのと小さいの、どちらが好みなんですか?」
武内P「島村さん……勘弁してもらえないでしょうか?」
卯月「えへへ、ごめんなさい。あ、でもそこにある本の表紙。胸が大きい……あれ?」
武内P「城ヶ崎さんの写真集ですね。今日席を少し外して戻ってみると、誰かはわかりませんがいつの間にか置いてありまして」
卯月「あ?、なるほど」
武内P「?」
お姉ちゃんのカリスマっぱい
卯月「あ、気にしないでください。それよりもプロデューサーさん、少し顔色が良くなりましたよ」
武内P「そうですか? ……確かに、島村さんに話しているうちに少し気が楽になりましたし、考えもまとまりました」
卯月「考えというと、小中 学生の娘たちの性教育についてですか?」
武内P「はい。必要な知識は学校で身につけると思いますが、仕事の関係で授業を受けられない場合も考えられます。それに、アイドルという特殊な立場も含めて教育するのが最善ではないかと」
卯月「なるほど」
武内P「そうなると業界の知識も豊富な大人の女性……千川さんやトレーナーさんにお願いするのがいいのですが……」
卯月「何か問題でも?」
武内P「二人ともここ最近忙しいのです。それに正しい知識を持っているのと、正しく知識を伝えるのは大きな違いがあります。教育の準備にかかる時間も考え、さらに赤城さんたちのスケジュールも合わせるとなると……」
卯月「だいぶ先になってしまう……ということですね」
武内P「はい。どんなに早くとも一ヶ月はかかることでしょう」
卯月(へそ下辺りがひらめきました♪)
32: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/15(月) 20:31:03.31 ID:TP34s9LY0
今日はここまで
>>14
それもそうですね
このまま我が道(愛の重いアイドルたちが武内Pをレ○プ目にする)を行きます
33: 以下、
臍下辺りで考えるなwwww
38: 以下、
臍下で物事を閃くアイドルが居るらしい
39: 以下、
またしたうづく
40: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/16(火) 20:38:15.12 ID:StPXPcdi0
卯月「そんなに深刻に考えなくても大丈夫じゃないんですか? 既に一度美嘉ちゃんが注意してるんですよね? 一ヶ月や二ヶ月ぐらいの間で問題なんか起きませんよ」
武内P「そうだとは思いますが」
卯月「それに私たちも問題が無いか注意して、機会を見つけて簡単に説明するようにしますから」
武内P「そうですね……赤城さんと城ヶ崎さんには諸星さんが、神崎さんには新田さんがそばにいますし、島村さんたちにも協力してもらえればそうそう問題は起きませんね」
武内P「そうなると一番心配なのは白坂さんなのですが……」
卯月(確信犯で一番心配いらない娘なんだけどなあ)
携帯<♪?♪?
武内P「すみません島村さん」
卯月「お仕事の続きですね。頑張ってください、失礼します」
ガチャ、バタン
卯月「フフ、ウフフフフフフフフフフフ――」
――翌日
卯月「というわけで! 今日は皆に性教育をするために集まってもらいました!」
みりあ「わーい!」
小梅「どんどん……ぱふぱふー」
莉嘉「えー、勉強とか学校だけでいいじゃなーい」
蘭子(性教育……性!? 何を勉強するのかわからないけど、プロデューサー喜んでくれるかな?///)
卯月「莉嘉ちゃーん、学校レベルの性知識で満足してたらカリスマギャルの座はほど遠いよ」
莉嘉「え!? じゃあお姉ちゃん、バリバリ知識あるんだ!?」
卯月「アッハイ」
卯月「ところで――」
小梅「どう……したの、卯月ちゃん?」
卯月「私は小梅ちゃんは呼んでなかったのに、なんでいるのかなーって」
41: セクハラシリーズ最終章として考えたけどプロット段階で頭パァーンッ 2016/08/16(火) 20:39:31.37 ID:StPXPcdi0
小梅「だって……これ、プロデューサーさんを悶々とさせて……寝不足にした人たちの……集まりでしょ?」
卯月「正しくは不十分な性知識が原因で、プロデューサーさんを困らせた人たちの勉強会です。そして今の言い回しから、小梅ちゃんは正しい知識をフル活用しているだけだと判断できますね」
小梅「いえ…いえ…卯月ちゃん、ほどでは……」
卯月「こやつめ、ハハハ」
卯月「けどせっかく来てもらったのを追い返すのも悪いですし、小梅ちゃんがよければ助手をしてもらえますか?」
小梅「私が、助手……これが……シュタインズ・ゲートの選択?」
卯月「セクハラを解決するためにあきえもん作成のDメールを送るけど、Dメールを送れば送るほどセクハラが悪化して、最終的にセクハラが無い世界線を目指すSS……?」
小梅「エル…プサイ…コングルゥ」
卯月「今の私と小梅ちゃんの会話……特に意味はありません」
莉嘉「ねえーねえー! 早く勉強始めようよ!」
卯月「あ、いけないいけない。それでは授業を開始しますが、こういうものは――」
つ 教科書
卯月「いっさい使いませーん」
つ ぽーい
みりあ「おおー」
莉嘉「堅っ苦しくないんだね、ラッキー☆」
卯月「今日はここ数日で起きた事を確認します」
卯月「皆がプロデューサーさんにナニをしたのか、なぜプロデューサーさんが困ったのか、プロデューサーさんをもっとこま……じゃなくて困らせないためにはどうすればいいのかを話し合いたいと思います」
蘭子「なんと、汝らは我が友を懊悩させたというのか(皆、プロデューサーを困らせたんですか?)」
莉嘉「困らせたりなんかしてないよ。ただちょっとアタシの魅力にPくんがあてられちゃっただけかな☆」
蘭子「むむっ」
みりあ「みりあはね、赤ちゃん産んであげるって言っただけだよ」
蘭子・莉嘉「!?」
小梅「私は……プロデューサーさんの子どもになって……それから、奥さんになって……子どもを産むの」
蘭子・莉嘉「!!?」
卯月「そして蘭子ちゃんはさらに成長したおっぱいでプロデューサーさんを誘惑しましたとさ」
蘭子「き、禁忌に触れるな!」
莉嘉「なっ……!? た、確かに大きいけど、アタシだってお姉ちゃんぐらい大きくなるもん! 多分!」
みりあ「プロデューサー大きいのが好きなの? みりあクラスの皆よりおっきいよ!」
小梅「……………………話を、進めよう」ペターン
42: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/16(火) 20:41:02.94 ID:StPXPcdi0
卯月「はい、それでは全員がプロデューサーさんを困らせたことがわかったわけですが。そもそも何でプロデューサーさんは困ったんでしょう?」
莉嘉「え、それはその……あれ?」
みりあ「う?ん」
蘭子「き、禁忌に触れられたから?(恥ずかしかったから?)」
卯月「蘭子ちゃんおしい! では正解を小梅ちゃんから聞きましょう」
小梅「私に興奮して……子づくり、したくなっちゃった……から///」
卯月「はい、正解!」
莉嘉「ええ? 赤ちゃんつくりたくなることの何が困るの?」
みりあ「プロデューサー子ども好きって言ってたよ」
蘭子「わ、我が友が望むのならば何人であろうとも……っ!」
卯月「でもみんな、子づくりの仕方って知らないでしょ?」
蘭子「コウノトリ!」
莉嘉「フレンチキス!」
みりあ「プロレス!」
卯月「うーん。0点、7点、30点といったところですね。はい、小梅ちゃん!」
小梅「まず……プロデューサーさんを、興奮させる…」
小梅「興奮させると……プロデューサーさんにとって……恥ずかしくて、『困った』ことが…起きる」
みりあ「困ったこと?」
卯月「みんな、お風呂とかでお父さんのほにゃららを見たことは?」
蘭子「太古の話か。霞がかっているがあるにはある(もうずいぶんと前でよく覚えてないけど、一応あります)」
莉嘉「アタシもあるよ。こんな感じだったよ」ブラーン
卯月「今莉嘉ちゃんがしたように、下を向いてブラブラしてましたよね」
みりあ「そうだよ」
卯月「何と! 男の人は可愛い娘のエッチな言葉を聞いたりエッチな姿を見ると、興奮してほにゃららに血液が集まるんです!」
莉嘉「血液が……集まる?」
小梅「このぐらいの……プロデューサーさんの…ほにゃららが」
卯月「一気に【武内君の実年齢の数字】センチになり、天高くそびえるんです!!!」
み・莉・蘭「!!?」
小梅「天た?か?く、とーどーろーけ♪ 波打つ想い(意味深)束ーねて♪」
蘭子「そ、それが我が友の禁忌……!」
莉嘉「確かに恥ずかしいし……」
みりあ「動きづらくて困っちゃうかも」
卯月「はは、まさか。本当に困ることは別にあります」
小梅「プロデューサーさん……興奮して大きくなると…したく、なること……あるの」
みりあ「したくなることって?」
小梅「プロデューサーさんの……××な××を…×の××××へ××に……×××で、さんざん××××させたあげく――」
み・莉・蘭「!!?」
小梅「ム リ ヤ リ 凸 凹 × っ ! ! ! 」
み・莉・蘭「ム リ ヤ リ 凸 凹 × っ ! ! ? 」
43: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/16(火) 20:41:57.82 ID:StPXPcdi0
卯月「そうです。そしてそれこそが子づくり……」
莉嘉「つ、つまり……Pくんが興奮して」
蘭子「魔剣が解き放たれる意味が示すものは……」
みりあ「みりあに×××して×××したいということ?」
卯月「その通りです。けどまだ子どもである皆にそんなことするわけにはいかないから、プロデューサーさんは必死に我慢しているんです」
小梅「我慢……欲求不満……寝不足……困る」
蘭子「なんと……我が友がそのような苦悶に襲われていたとは。知らぬこととはいえ我は何ということを!(プロデューサーがそんなに困っていただなんて……私、知らなくて)」
卯月「まったくもってその通り! 今までプロデューサーさんは我慢していましたが、今度も我慢できるとは限りません。そして我慢できずにいたしてしまったら――」
卯月「責任をとって結婚してくれます!」
みりあ「」ガタッ
莉嘉「」ガタッ
蘭子「」ガタッ
小梅(ふーん……)
卯月「皆、プロデューサーさんを困らせたくないですよね?」
莉嘉「こ、困らせたくはないけど……」
みりあ「凸凹×をしたら、結婚するの?」
卯月「人によりますけど、プロデューサーさんが我慢できずにみりあちゃんたちにムリヤリ凸凹×をしたような場合なら、一生をかけて償います。絶対」
みりあ「一生……絶対……結婚……えへへ♪」
莉嘉(アタシと結婚できればPくんは間違いなく幸せ……困らせることになっても、長い目で見れば大丈夫?)
蘭子(ムリヤリ凸凹×……こ、怖いけど、したいのにプロデューサーは我慢してる。我慢のしすぎは体に良くないから……将来の奥さんとして私、させてあげないと!)
小梅(卯月ちゃんの考え……読めたよ。後は、これをどうやって利用するか……)
卯月「……」
卯月「さて! だからそんなことが起きないように、何をしたらプロデューサーさんが困るのか勉強していきましょう!」
蘭子「い、異論は無い!」
莉嘉「Pくんがアタシの魅力に我慢できなくなって、ムリヤリ凸凹×されたら大変だもんね! 幸せな家庭ができちゃうもんね!」
みりあ(どうしよう、みりあ……悪い子になってもいいかな?)
44: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/16(火) 20:42:48.23 ID:StPXPcdi0
――
――――
――――――――
スタスタ、スタスタ
武内P(来月の中旬辺りの本田さんのスケジュールに余裕がありますね。舞台公演で忙しくなりますし、今のうちに休養にあて――――ん?)
タッタッタッ
みりあ「プロデューサー!」
武内P「赤城さん。急がれているようですが、何かありましたか?」
みりあ「プロデューサーとお話したいことがあったの」
武内P「私に、ですか?」
みりあ「それでね、できれば二人っきりで話したいんだけど」
武内P「わかりました。それでは私の部屋に行きましょう」
みりあ「うん!」ギュッ
武内P「!?」
卯月『手を握るというのは初歩的ではありますが、同時に堅実にプロデューサーさんをムラムラ……もとい困らせることができます』
卯月『手を握る時間が長ければ長いほど効果は期待できるんですけど、短時間で終わってしまいます』
小梅『手を握る…のは、移動中。つまり、廊下や…往来。人目に、つくから…アイドルが、そんなことしたらダメ……って言われたことある』
莉嘉『ちぇー。Pくんと手をつないでラブラブできないってことだね』
蘭子(プロデューサーの手……大きくってごつごつしてて……あったかそう)
卯月『しかし! 手をつながずともプロデューサーさんの劣情を駆り立てる方法はあります! それは――――』
武内P(親指と人差し指だけで、私のすそをつかんで――――ッ!!)
45: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/16(火) 20:43:48.88 ID:StPXPcdi0
みりあ「早く行こうよ、プロデューサー」ニコッ
武内P「え、ええ」
武内P(これは……どうしたものでしょうか。手を直接つないでいるわけではありませんし、注意するほどではないのでしょうか)
みりあ(プロデューサー、悩んだ顔してる。卯月ちゃんが言った通り、興奮して困ってるのかな?)
みりあ(ちょっと恥ずかしいけど……これもやってみよう!)ススウ
武内P「赤城さ……グフゥッ!」
みりあ「あれれ?? どうしたのプロデューサー?」
武内P「いえ……なんでもありません」クルッ
みりあ「なんでもないならみりあを見て話そうよ。みりあ、何か悪いことした?」
武内P「は、はあ」
卯月『最近とても暑いですね』
蘭子『火の国は灼熱と化していると聞く(実家は暑いうえに風も吹かなくて大変だって聞きます)』
卯月『暑いなら薄着をしても仕方ないですよね?』
莉嘉『まあ暑いなら薄着は当然でしょ』
蘭子(ゴスロリ)『……』
小梅『薄着で…プロデューサーさんの、半歩前を歩く。すると……プロデューサーさん、大きいから……見えちゃうの』
みりあ『見えるって、何が?』
卯月『おっぱいですよ、おっぱい!』
みりあ(プロデューサー、目があっちにいったりこっちにいったりですごく忙しい。私のおっぱいを見たら、きっと興奮して我慢できなくなるんだ)
みりあ(だったら――)
みりあ「そうだよね……みりあ、悪い子だもんね。プロデューサーを困らせる子だから、仕方ないよね……」
武内P「な、何を言うのです赤城さん。赤城さんは太陽のように明るい、いい子ではないですか」
みりあ「だって……女の子の日のこと、男の人は聞いたら困るのに、この前言っちゃったよね?」
武内P「そ、それは……」
みりあ「それに赤ちゃんを産むって、簡単に言っていいことじゃないんだよね?」
武内P「赤城さんは知らなかったので仕方のないことです」
みりあ「けど、困らせちゃったよね?」
みりあ「ごめんねプロデューサー。ちゃんと勉強してあんなマネしないようにするから、だから嫌いにだけは……」
武内P「嫌いになることなど。むしろ私の方こそ大人として適切な態度をとることができませんでした。謝るのは私の方です」
みりあ「じゃあ……プロデューサーはみりあのこと嫌いにならないの?」
武内P「ええ、そんなことありえません」
みりあ「じゃあこれからも、みりあと目を見て話してくれるよね?」ニッコリ
武内P「」
46: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/16(火) 20:44:34.61 ID:StPXPcdi0
武内P「と――――当然です」
みりあ「あー良かった! みりあ安心したら汗かいちゃった」パタパタ
武内P「そ、そのみりあさん……?」
みりあ「どうしたのプロデューサー? みりあの首に、汚れがついてる?」
武内P「いえ、その……あの」
みりあ「フフ。変なプロデューサープロデューサー♪」
みりあ(ここまで困らせればプロデューサーのほにゃららが【武内君の実年齢の数字】センチに……!)
みりあ「……あれ?」
武内P「どうかされましたか?」
みりあ(そんな、あれだけプロデューサーを困らせたのに大きくなってない。どうして……あ!?)
卯月『初めの方で興奮したらほにゃららが大きくなると言いましたが、エッチなことに出くわしても大きくならないこと場合があります』
卯月『それはEDという症状です』
卯月『プロデューサーさんの年齢でEDになるとすれば、原因の多くは心因的なもの。つまりストレスです』
卯月『EDというのは男性にとって非常に大きなダメージです。自信を失い、恋愛というものに恐怖感を持つことすらあります』
卯月『もしEDになった人がいても、けっしてそれを冗談に使ってはいけません。触れずにそっとしておくか、優しく慰めてあげましょう』
みりあ(ストレスが……原因? みりあが悪い子で、困らせちゃったから……?)
みりあ「プロ……デューサー…」
武内P「まだ体調が悪いようですね。今すぐ医務室に……赤城さん?」
みりあ「プロ……んっ……グス……」
武内P「あ、赤城さん!?」
みりあ「ごめ……なさいっ……うっ……みりあの、せいで……ごめん……なさい」
武内P「赤城さん、大丈夫です。大丈夫ですから。今から医務室にお連れします」フワッ
みりあ「んっ……っぐ……なさい、プロデューサー」
武内P「大丈夫です。謝ることなど何も――」
みりあ「みりあのせいでEDになってごめんなさい」
武内P「」
47: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/16(火) 20:46:03.79 ID:StPXPcdi0
ザワ、ザワザワ――
みりあ「みりあ、プロデューサーがEDでもいいから」グス
武内P「あの……赤城さん?」
みりあ「赤ちゃんつくれなくても、プロデューサーと一緒ならいいから」
武内P「赤城さん? 赤城さん?」
みりあ「みりあ、プロデューサーがEDでも――――好きだよ」
カツーン
???「みりあちゃん……その歳でその愛の深さ」
まゆ「まゆは感動しましたよぉ」
みりあ「まゆ、ちゃん……?」
武内P「佐久間さん!? すみませんが、赤城さんを落ち着かせるのを手伝ってもらえませんか」
まゆ「ええ、私に任せてください」
まゆ「いいですかみりあちゃん」
みりあ「んっ……はい」
まゆ「愛で解決できない問題なんて、この世にありません」
まゆ「解決できないのならば、それは愛が足りなかっただけ」
まゆ「そしてみりあちゃんの愛ならば恐れることなど何もありません」
みりあ「……大丈夫、なの?」
まゆ「もちろんです」ニッコリ
みりあ「……っ! わーい、やったあああ!」
武内P「あの……佐久間さん、話が見えないのですが」
まゆ「CPのプロデューサーさん、これをどうぞ」スッ
武内P「これは……?」
まゆ「評判が良いクリニックの名刺です。カウンセリングを受けるだけで回復するケースもあるそうです」
武内P「クリニック? 私が?」
まゆ「一人で悩まずにお医者さん、そしてみりあちゃんと話し合ってくださいね」
まゆ「お二人の立場と年齢差。障害は多いと思いますが、お互いの愛を信じて支え合ってください」
まゆ「決して、決してEDだからといって男の人に走ってはいけませんよ。友情と愛情は別モノですから」クルッ
みりあ「まゆちゃん、ありがとう!」
武内P「いったい……これはどういう」
ナア、今ノ聞イタカ?
アア。マア武内ノ周リノアイドルガ暴走スルノハヨクアルコトダロ
ソレヨリモEDダロED。アノ歳デアイツモ不憫ナ
……別ニEDデモ、穴ハアルンダヨナ
武内君ハアハア
武内P「」
佐久間まゆ
61: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:37:07.77 ID:YgIunGzW0
※ ※ ※
武内P「赤城さんはあれから元気になられたからいいのですが……いったい何だったのでしょうか」
コンコン、ガチャ
飛鳥「失礼するよ」
武内P「二宮さん、どうかされましたか?」
飛鳥「些細なことで申し訳ないが、キミの力を借りたい」
武内P「私の?」
スタスタ、スタスタ
飛鳥「蘭子が仮眠室でその翼を休めているんだが、眠り姫となってしまってね。聞いていた時間になって揺さぶっても魔法が解けないままなのさ」
武内P「蘭子さんの今日のスケジュールは……まだ小一時間ほど余裕がありますね」ペラペラ
飛鳥「そうだとも。だがその小さな手帳に蘭子の全てが書かれているわけじゃあない。何であったのかまで聞いてはないが、彼女にはやらねばならぬものがあるのさ」
飛鳥「ボクの力は及ばなかった。眠り姫の魔法を解くのは王子さまの役割だと考えれば仕方がない」
飛鳥「王子さまが誰であるのは、キミの胸に聞いてくれ」
武内P「は、はあ」
飛鳥「さあここがそうだ。蘭子を眠りから解き放ってくれ」
武内P「二宮さんも入らないのですか?」
飛鳥「……ボクは一度失敗した。二度も同じ誤りを犯せと?」
武内P「いえ、そのようなつもりでは」
飛鳥「ボクはここで待たせてもらおう。何、待つのには慣れている」
武内P「わかりました。それでは――」
飛鳥「ああ、それと」
武内P「はい?」
飛鳥「ボクはここで待つが、その間誰も通すつもりは無い。蘭子はキミやボクのように信頼を寄せる相手でなければ、寝顔を見られることを好まないと思わないかい?」
武内P「……確かに神崎さんにはそういった傾向はありますが、起こすのは数分で済みますよ」
飛鳥「世の中に絶対なんて言葉はないのさ。仮にキミが蘭子を導くのに一時間かかったとしても、ボクはここで待ち続けよう。それに――」
武内P「それに?」
飛鳥「キミが蘭子を起こすのに多少中で物音がしてもボクは一切気に留めない。なぜならそれは真夏の白昼夢に違いないからだ。幻を確認するなんて無駄なこと、ボクはしようだなんて考えない」
武内P「は、はい?」
飛鳥「おっと。長々と引き留めてしまって申し訳ない。さ、蘭子が待っている。入りたまえ」
二宮飛鳥
http://blog-imgs-86.fc2.com/s/s/i/ssimas/nnmyask13.jpg
62: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:38:25.42 ID:YgIunGzW0
ガチャ、バタン――
蘭子「スー……スー……スー……」
武内P(冷房の効いた部屋で毛布をかけずに寝ている……それに)
蘭子「う、うん――」プルン
武内P(ボタンまで外している。早く起こさないと風邪をひいてしまう)
武内P「神崎さん、起きてください。神崎さん」
蘭子「んっ……我が友ぉ……」
武内P「神崎さん、聞こえてますか。時間ですよ」
蘭子「我が友ぉ……好き…ぃ」
武内P「」
卯月『寝言で愛を伝えられるのは男女共通の理想の一つです』
卯月『寝言ということは嘘偽りの無い本音。無防備な告白こそ最強の攻撃』
卯月『だからいいですか。決して二人っきりで邪魔が入らない状況で胸元や太ももをさらしつつ、寝たふりをしてプロデューサーさんを興奮させるような寝言を言ったらいけませんよ』
小梅『むにゃ……プロデューサーさん…好きにして……いいよ』
卯月『狼になったプロデューサーさんにムリヤリ凸凹×されちゃいますから!』
蘭子(プロデューサー……もう我慢しなくていいんです。私、プロデューサーになら何をされても受け入れます)
蘭子(とっても痛いって聞きましたけど、私、それでも……それでもプロデューサーが相手なら)
ギシィッ――
蘭子(!? この音、プロデューサーがベッドに体重をかけて!?)
武内P「神崎さん……」イケボ
蘭子(耳元に、プロデューサーの声が……ッ!! 私、私……!!)トゥンク
武内P「起きてハンバーグを食べに行きましょう」
蘭子「ハンバーグ!」ガバッ
蘭子「――――あ」
63: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:39:05.21 ID:YgIunGzW0
武内P「目覚められたようですね。次のスケジュールまで時間があります。もしよければ一緒にお昼を……神崎さん?」
蘭子「わ、わわわわわ」
蘭子「我が友のばかああああああああああっっ!!」
ダダダダッ、ガチャ――
武内P「……」
武内P「何が、悪かったのでしょうか……」
飛鳥「全てだよ」
武内P「!?」
飛鳥「男らしさだとか女らしさだとか。そんなセカイを窮屈にするコトワリに縛られるつもりは毛頭無い」
飛鳥「けどね、少女のささやかな勇気に応える漢気を期待するぐらいなら許されるはずだ」
飛鳥「それなのにキミは、蘭子の期待を最悪の形で裏切った」
武内P「に、二宮さん?」
飛鳥「ああ、別にキミが蘭子を意図して傷つけたわけじゃないことぐらい察しはつく」
飛鳥「悪意が一切無い善意のみで人は人をここまで傷つけられるのか。驚いたよ。笑えないけどね」
飛鳥「キミは少しばかり女心を知る必要がある」
飛鳥「ボクには今小一時間ほど時間があってね。キミの矯正にあてるとしようか」
武内P「」
64: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:40:09.87 ID:YgIunGzW0
※ ※ ※
スタ、スタ、スタ……
武内P(矯正済み)「出口とは欠落だ。世界は虚無を動力にして流動する。 果実は腐り、体は欠け、 生は止まる。この無意味な貴様の死も、 歯車を回す一因と知れ」グルングルン
莉嘉(来た! Pくん来た! ちゃんと教わった通りにして、Pくんをメロメロにしちゃうんだから☆)
ザッ
武内P「おや、城ヶ崎さんではないですか。その瞳からは固い決意が見て取れますが、私に何か用でしょうか」
莉嘉「ひ、ひひ……」
武内P「火火? 炎を暗示することで貴方はこのセカイに何を――」
莉嘉「膝をついてアタシを讃えなさい、この豚!」
武内P「」
武内P「じょ、城ヶ崎さん……?」
莉嘉「『城ヶ崎さん』? この愚図は、自分の立場というものがわかってないの?」
莉嘉「アタシのことは『莉嘉さま』と呼びなさい」
武内P(いったい何が……起きているというんですか)ガクガク
65: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:41:29.27 ID:YgIunGzW0
ガチャ
時子『臓物(ハラワタ)をブチ撒けなさい』
莉嘉・蘭子『』ビクッ
みりあ『あ、斗貴子さまだ』
小梅『や、やっほー……』
卯月『時子さま、来ていただけたんですね!』
時子『退屈を潰せそうだから来てやったわ。見たところ基本的なことは教えたようね』
小梅(基本……アレが、基本?)
卯月『はい。私が時子さまに初日に教えてもらえたことは全部教えました』
時子『ご苦労。では私が豚を調教する心構えを貴方たちに叩きこむとしましょう』
蘭子『乙事主……?(豚……?)』
莉嘉『調教……?』
時子『いいこと。人にはそれぞれ性癖というものがある。相手の性癖に合わせた調教方法で跪かせ、忠誠を誓わせる』
みりあ『忠誠って?』
卯月『みりあちゃんだけを見て、みりあちゃんのことを一番に考えてくれるってことだよ』
みりあ『プロデューサーがみりあだけを!? ……えへへ』
時子『そこで貴方たちが想いをよせている豚だけど』
莉嘉『Pくんは豚じゃないよ!』
小梅『莉嘉ちゃん…そこ……めんどう、だから…スルー……しよう』
時子『あれはMよ』
み・莉・蘭『!!?』
時子『年下の女に振り回され、罵倒されることに快感を得るタイプね』
莉嘉『そ、そんなわけないよ。罵倒って悪口のことでしょ? 悪口言われてPくんが喜ぶはずないもん!』
時子『単なる悪口ではもちろん駄目よ。言ったでしょ、相手の性癖に合わせなさいと』
時子『目に入れても痛くないアイドルの貴方たちに罵倒され、最初の内こそ馬鹿みたいな顔して突っ立つでしょうけど、どうせすぐに病み付きになる』
時子『いいこと? あの手の豚には――』
財前時子さま
http://125.6.169.35/idolmaster/image_sp/card_flash/l/5e137bfe353c3f0d1425e32982c8f226.jpg
66: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:42:31.91 ID:YgIunGzW0
莉嘉「……まったく、こんなこともわからないなんて。しつけ甲斐のある豚でゾクゾクしちゃう☆」
武内P(城ヶ崎さんがグレ……これはグレているのでしょうか? 何か違うような……)
武内P(何はともあれ注意しなければ。私だけならばともかく、他の大人にもこのような態度をとるようでは問題ですし、何より城ヶ崎さんのためになりません)
武内P「城ヶ崎さん」
莉嘉「あ、あらあら。身の程もわきまえず口答えする気かしら。豚はブーブー鳴いてればいいのよ」
武内P「……私は、城ヶ崎さんが理由もなくこのようなことをするとは思えません」
莉嘉「え……Pくん」
武内P「ですので私にそのような態度をとられるのは結構。ですが私以外の者に対して、決して今のようなことはしないと約束してください」
莉嘉「……ッ!!」
莉嘉(Pくん……アタシにあれだけ酷いこと言われたのに怒りもせず、最初にするのはアタシへの心配なんだね)
莉嘉(ダメ……Pくん、優しすぎるよ。アタシだけのものにしないと、他の娘たちにもそんな態度とっちゃうよね)
莉嘉(ごめんねPくん。アタシね、Pくんにアタシだけを見てアタシを一番に想ってほしいの。だから――)
莉嘉「フンッ! そんなことPくんに言われるまでもないよ! アタシがこうしてあげるのはね」グイッ
武内P(ネクタイを引っ張……!?)
莉嘉「この世でただ一人、Pくんだけなんだから。震えて喜びなさい☆」クイッ
武内P(これは……雑誌にあったあごクイ!?)
莉嘉(や、やっちゃったやっちゃった! 今のかなりカッコよく決まったんじゃない? これでPくんはアタシのメロメロに)
莉嘉「あ」
武内P「じょ、城ヶ崎さん……?」
莉嘉「え、いや……これは違うの」
武内P「誰か後ろにいるのですか」クルッ
きらり(真顔)「……」
武内P「あ」
諸星きらり
67: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:43:23.49 ID:YgIunGzW0
きらり「きらりは、悲しいです」
莉嘉「ち、違うの。これはPくんを――」
きらり「きらりは、申し訳ないです」
莉嘉「きらりちゃん!?」
きらり「あんなに良い娘だった莉嘉ちゃんがそんな態度をとるなんて悲しいです。いつも一緒にいたのにこうなってしまうのを止められなかったことが申し訳ないです」
武内P「も、諸星さん。貴方だけの責任ではありません。どうか落ち着かれてください。おそらく雑誌の一時的なえいきょ――」
きらり「きらりはどうしていいかわかりません。けどきらりは何とかしなければなりません」
ミシッ、ミシッ、ガシッ
莉嘉「き、きらりちゃん? きらりちゃん!?」
きらり「話し合いましょう莉嘉ちゃん」
莉嘉「きらりちゃんの方こそ話し合おうよ!」
きらり「Pちゃん。莉嘉ちゃんのことはきらりに任せてください。原因と理由を解明してみせます」
莉嘉「ごめんなさあああいっ、助けてPくうぅん! Pくんをこうすればメロメロにできると思ったのお!」
武内P「そ、その。城ヶ崎さんも反省しているようですし、理由もわかったので手を――」
きらり「きらり、行きます」
ブッピガン!
武内P「……行かれてしまった」
68: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:44:20.84 ID:YgIunGzW0
※ ※ ※
みりあ「えへへ?♪」スタスタスタ
莉嘉「…………イタッ」トボトボ
蘭子「…………我が友ぉ」トボトボ
みりあ「あ、二人とも! ……何かあったの?」
莉嘉「へいき……へっちゃら……お尻ペンペン……もうイタクナイ」
蘭子「伯邑考……(ハンバーグをキライになっちゃいそう……)」
みりあ「ええ??」
莉嘉「みりあちゃんご機嫌だね……まさか!」
蘭子「禁断のランデブー!?(人の旦那さんに手を出したらいけないんだよ!?)」
みりあ「そ、そんなことないよ。ただ仲良くしてそれから、お姫様抱っこしてもらえただけだから♪」
莉嘉「くっ……」←好感度を下げて得られたものはあごクイのみ
蘭子「審判の日は近い……」←色気より食い気が勝る醜態
カツーン、カツーン
小梅「けど……みりあちゃんも、まだ……プロデューサーさん…落としてない」
みりあ「うん。だけどみりあは嬉しいよ♪」
蘭子「冥界の魔術師よ。先の言の葉、よもやと思うが……(小梅ちゃん。さっきの言い方、もしかして……)」
小梅「ううん。私…今日はまだ、プロデューサーさんと……会ってない」
蘭子「ほっ」
莉嘉「そうなんだ。けど小梅ちゃんが出遅れているからってアタシ手加減なんかしないから、早く本気になった方がいいよ」
小梅「…その前に……話があったの」
みりあ「お話?」
小梅「三人とも……昨日、性教育を受けた。けど……私たちより、年上のアイドル……前から知識…ある。それ、なのに…プロデューサーさんを……落とせて…いない」
莉嘉「……確かに」
小梅「プロデューサーさん、我慢強い……一人じゃ、落とすの……難しい。けど……四人がかりなら?」
69: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:45:23.96 ID:YgIunGzW0
蘭子「なんと。勝者は一人ではないのか?(もしかして協力しようっていうことですか?)」
小梅「…うん」
みりあ「でもみりあ……プロデューサーの一番になりたいよ」
小梅「……それは、私も。プロデューサーさんを狙う人……多い。けど…四人にまで……減れば?」
莉嘉「なるほど! まずはこの四人でPくんとラブラブになって、それから改めて1番を決めるってわけだね☆」
蘭子「……よかろう。聖杯戦争を勝ち抜くのは我である(……わかりました。正妻は私がなってみせます)」
みりあ「えっと……今は協力した方が一番になりやすいんだよね?」
小梅「そう……だよ」
みりあ「だったらみりあもやるー!」
小梅「同盟……締結。あの子の…調べだと、一時間後……執務室で……プロデューサーさんだけ。……邪魔が入る可能性……かなり、低い」
み・莉・蘭「うんうん」
小梅「五分前に……ここに集合。全員そろわなくても……決行する」
みりあ「え、全員じゃなくても?」
小梅「理想は……四人。けど…何があるか、わからない。……四人じゃないからって、見逃すのは……惜しいほどの、チャンス」
蘭子「運命の女神は、自ら幸運をつかもうとしない者には微笑まぬ(またチャンスが来ると思ったら、いつまでもこのままです)」
莉嘉「ちょっと冷たい気もするけど……五分前にここに来た人だけでPくんを落とそう!」
みりあ「――――って言ったよね?」
蘭子「よもや、提案者の身に災いが降りかかるとは(まさか言いだしっぺの小梅ちゃんが遅れるだなんて。何かあったのかな?)」
莉嘉「どうしよう? 理想は四人なんだよね?」
みりあ「けどこれだけのチャンス、滅多に無いって小梅ちゃん言ってたよ」
蘭子「釈然とせぬが……冥界の魔術師自らが定めたことだ(すっきりしないけど、小梅ちゃんが自分で言ったことです)」
みりあ「うん」
莉嘉「まあ仕方ないよね」
蘭子「これよりオペレーション・ラグナロックを開始する!」
70: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:47:39.57 ID:YgIunGzW0
小梅(時間だ……蘭子ちゃんたち、ちゃんと初めて…るかな?)
小梅(ごめんね。けど……これは、実際…私と、卯月ちゃんの戦い……)
小梅(三人とも、気づいていないけど……あの子が、教えてくれた)
小梅(蘭子ちゃん…たちの、アプローチ……卯月ちゃん、全部観察……してた)
小梅(……観察していただけ……けど、もし落とせそうなら……介入していた…はず)
小梅(卯月ちゃん……プロデューサーさんの悶々とした顔が好き……けど、誰かと……くっつけたくはない)
小梅(卯月ちゃんを、どうにかしなければ……プロデューサーさんの、ものに……なれない)
小梅(けど…卯月ちゃんが動くのは……相手が動いて……態勢が、崩れた状態。有利)
小梅(自分から…動くとしても……今回みたいに、最小限の動きで……誰かをそそのかして……代わりに…させる)
小梅(卯月ちゃんに、勝つには……先に、卯月ちゃん本人を……動かさないと)
小梅(蘭子ちゃんたち……三人がかり。プロデューサーさんといえど……落ちかね…ない)
小梅(卯月ちゃんが……止めるしか…ない)
小梅(美嘉さんは……最近、プロデューサーさんの周りに……いること、多い)
小梅(大丈夫。むしろ……助かる)
小梅(プロデューサーさんを誘惑するのに……理想は四人と……頭に刷り込んだ)
小梅(美嘉さんが、邪魔しにきても……莉嘉ちゃんが……四人目に…しようとする)
小梅(……美嘉さん、プロデューサーさんのこと大好き。プロデューサーさんに、なかなか素直になれないけど……妹の頼みという……大義名分があれば……絶対に加わる)
小梅(卯月ちゃん本人が……動くしか…ない)
小梅(……卯月ちゃんが動いたら……すぐに、あの子から知らせが……くる)
小梅(今は……待つ。いつでも……全力を…出せるように……休みつつ、集中しながら――――)
71: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:48:40.00 ID:YgIunGzW0
チクタク、チクタク――――
小梅(……)
チクタク、チクタク――――
小梅(…………)
チクタク、チクタク――――
小梅(…………?)
小梅(おかしい……そろそろ、動きが……あるはず…なのに)
カツーン、カツーン――――
小梅「……ッ!?」バッ
小梅「え……? な、なんで……?」
卯月「あ、小梅ちゃん奇遇ですね。こんなところで出会うだなんて」
小梅(卯月ちゃんが……ここにいる……蘭子ちゃんたち…私が来ないから……中止した?)
卯月「蘭子ちゃんたちのことが気がかりですか? 今は三人がかりでプロデューサーさんを落とす寸前ですよ」
小梅「だ、だったら……」
卯月「でも私が動く必要はありません。美嘉ちゃんがすぐに止めますから」
小梅「美嘉さんが……?」
小梅(まさか……卯月ちゃん、状況を理解して……ない? こ、このままじゃ……プロデューサーさんの…貞操が……)
72: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:51:39.29 ID:YgIunGzW0
卯月「もしかして小梅ちゃん……美嘉ちゃんも一緒になって、プロデューサーさんに手を出すって心配しているんですか?」
小梅「そ、そうに……決まって」
卯月「やだなあ小梅ちゃん。あの美嘉ちゃんが――――」
美嘉「コラーッ!! アンタたち……何して…………」
武内P(服破れ)「じょ、城ヶ崎さん……助け」
みりあ(半裸)「あー、美嘉ちゃんに見つかっちゃった♪」
蘭子「無念……(もはやこれまでなの……!?)」
莉嘉「まだだよ、まだ諦めるのは早いよ! お姉ちゃんも一緒にPくんをメロメロにしてラブラブになろうよ☆」
みりあ「そうだね! 美嘉ちゃんも入ればまた4人だよ!」
蘭子「なんたる奇策よ(ピンチをチャンスにするなんて)」
美嘉「……」
莉嘉「あれ? お姉ちゃん?」
美嘉(プロデューサーの胸板鎖骨汗顔真っ赤エロ上目遣い腹筋割れ目腕毛筋肉筋肉みりあちゃんハアハア小悪魔プリップリの肌ふくらみかけのおっぱい真っ赤な舌おへそペロペロ腰のライン芸術――)
卯月「――あの純情な美嘉ちゃんが心の準備も無く、プロデューサーさんとみりあちゃんのエッチな姿を見て大丈夫だと思いますか?」
小梅「あ」
73: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:52:23.01 ID:YgIunGzW0
ブシャアアアアアアアアアアッ ! ! !
74: ◆SbXzuGhlwpak 2016/08/17(水) 20:54:50.83 ID:YgIunGzW0
卯月「うわあ……鼻血が噴出する音がここまで聞こえてきましたよ」
オ、オ姉チャアアアアンッ!!?
ピイイイイイイイイイイッ!!?
ウワア……美嘉チャンスゴイ!!
ジョ、城ヶ崎サン!? 今スグ医者ニ!
卯月「あの騒ぎじゃ全部台無しですね♪」
小梅「読みが……浅かった」
卯月「決して悪くはなかったですよ。へそ下八分目といったところです」
小梅「……次こそは、負けない……から」
卯月「次といっても、チャンスは早々に訪れたりしませんよ」
小梅「……運命の、女神は…自ら幸運を……つかもうと…しない者には…微笑まぬ」
小梅「だったら……私には、微笑んで…くれるはず」ニコッ
卯月「……! ……そうですね。次を楽しみにして待っています!」
こうして、急に手に入れた性知識に振り回されたアイドルの暴走は終わった。
だが油断してはならない。
すぐに第二、第三の性知識が無いアイドルが現われ、エッチでいけない小梅ちゃんと手を組むのかもしれないのだから――
茜「子どものつくり方ですか? 当然知ってます!」
茜「熱い心を持つ男の人と組んで、力を合わせてどっかの高い山に登って何かを炸裂させたら子どもを授かるんですよね!!!」
幸子「ここ、子どものつくり方ですか!? フ、フフーン。そのぐらいカワイイこのボクが知らないはずないじゃないですか!」
幸子「ま、まあボクはプロデューサーさんを信じてますから、カワイくベッドで横になりながら目をつむっていますけどね。ボクから色々するとプロデューサーさんが自信を無くしちゃうから仕方ありません!」
凛「子どものつくり方? そのぐらい学校で―――――――うん、ちょっと待って。ああ、そういえばその日は仕事で授業を受けられなかったかな。私の歳で知らないのはまずいよね、やっぱり。ここは信頼できる大人の人に教えてもらわないと」
凛「私が一番信頼している大人の人が誰なのか…………わかるよね?」
凛「逃げないでよ」
武内P「」
卯月「♪」
小梅「……フフ」
?おしまい?
80: 以下、
おつー
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471173660/
アマカノ+ 早期予約特典版【早期予約特典:ピロ水先生描き下ろし複製色紙/Amazon.co.jpオリジナル特典(内容企画中) 付き】
あざらしそふと あざらしそふと 2016-12-22
Amazonで詳しく見る
関連記事
- 杏「P、杏のものとなれ!」
- P「春香!良いニュースと悪いニュースがあるぞ!」
- 【SideM SS】伊瀬谷四季「バンド名決めるっす!」
- 武内P「実は…ケモ耳萌えです」ヒック
- 伊織「にらめっこという名のいたずらっこ」
- P「音無さんですね。よろしく」小鳥「は、はい…」
- 亜美「ミキミキって見た目によらずウブだよね」 真美「うん」
- モバP「加蓮、おいで」
- 菜々「ありすくっきんぐ!!」
- P「ま、真ーっ!!うお、うおおお!真ーっ!!」
- P「じゃ、俺がプロやるから」
- 【モバマス】水奏「貴方も人の子なのね」
- まゆ「由々しき事態です」
- 【モバマス】幸子「ボクたちのLINEグループを作りますよ!」
- 朝霧海斗「アイドルのプロデューサーだと?」
Amazonの新着おすすめ
干物妹!うまるちゃん うまるが家でかぶってるアレ [公式]
ぱこたて! 性交率0%の鉄壁美処女VS性交率100%の変態家庭教師 (真激COMICS)
PlayStation 4 ジェット・ブラック (CUH-1200AB01)
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#03【電子特別版】
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Blu-ray Disc Box ?【完全生産限定版】
ARIA The ANIMATION Blu-ray BOX
PGユニコーンガンダム用 LEDユニット [RX-0シリーズ兼用] (機動戦士ガンダムUC)
おすすめサイトの最新記事
アイドルマスターSS コメント:1 
コメント一覧
47390. 名前 :
唐突なバスタードに草
コメントの投稿
名前:
コメント:
月間人気ページランキング
【ランキングをもっとみる】 【全記事表示する】
-->
- 実況「今大会より“社畜”が正式にオリンピック種目になりました」
- 龍田「天龍ちゃんになって、提督にイタズラされる」
≪ PREV | トップページ | 全記事一覧(,,゚Д゚) | NEXT ≫
ランダム記事ボタン
ピックアップ
新約 とある魔術の禁書目録 (16) (電撃文庫)
テイルズ オブ ベルセリア 【初回封入特典】
最新記事
- ダイゴ「アッちゃんいつものやったげて!」アラン「おう聞きたいか俺の武勇伝!」
- 実況「今大会より“社畜”が正式にオリンピック種目になりました」
- 【SS】島村卯月の性教育【※武内Pもの】
- 龍田「天龍ちゃんになって、提督にイタズラされる」
- モバP「水奏の輝かせ方」
- 間宮「新作かき氷です」
- 「俺たちは奴隷ではない。」
- 提督「やっぱガンプラはザクだよな」
- 高垣楓「好き、嫌い、大好き」
- 城島「これからが僕たちのはじまりや」
- シャボン玉「オレが屋根まで飛んだら消えるなんて誰が決めた?」
- 課長「これ10部コピーとっておいて」カービィ「分かりました」
- 【遊戯王】沢渡「俺だって勝ちたい!」
- デッドプール「俺ちゃん。シンデレラガールズの世界に行く」
- モバP「爆乳シンデレラ」
週間人気記事ランキング
【全ランキングを表示】
最新
禁書目録SS
Fate SS
アイドルマスターSS
艦これSS
俺ガイルSS
エヴァンゲリオンSS
まどか☆マギカSS
シュタインズゲートSS
けいおん!SS
涼宮ハルヒのSS
ポケモンSS
その他二次創作SS
オリジナルSS
姉兄妹弟SS
魔王・勇者SS
( ^ω^)(´・ω・`)('A`)
ホライゾーンSS
SS以外
月間!人気SS
このブログについて
ホライゾーン
作者別SSまとめ
長編・シリーズまとめ
ニューリリース
NEW GAME! Lv.1( イベントチケット優先販売申込券付 ) [Blu-ray]
Fate/EXTELLA VELBER BOX 【初回限定特典付】
Re:ゼロから始める異世界生活 3 [Blu-ray]
figma 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ ブラック・マジシャン・ガール
ペルソナ5
ビーチガールセルフィ 玖渚美帆 1/5.5スケール PVC製 塗装済み 完成品 フィギュア
装甲悪鬼村正 Windows 10対応版
figma Fate/EXTRA キャスター
ハートキャッチプリキュア! Blu-ray BOX Vol.1(完全初回生産限定)
スクールカースト -School Caste- (GOT COMICS)
新刊ピックアップ
ホビー
ゲーム
アニメ
ブログあれこれ
・まとめ依頼はこちら!
みんなのいちおし!SS
よく耳にするとか、印象的なSS集ダンテ「学園都市か」"楽しすぎて狂っちまいそうだ!"
一方通行「なンでも屋さンでェす」可愛い一方通行をたくさん見よう
インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」"一方禁書"凄まじいクオリティ
フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」通称"麦恋"、有名なSS
キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」珍しい魔術側メイン、見るといーの!
垣根「初春飾利…かぁ…」新ジャンル定温物質ウヒョオオ!!
美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯
上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」ストレートに上食。読めて良かった
一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」こんなキャラが強い作者は初めて見た
美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」超かみことを見てみんなで悶えましょう
ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い
番外個体「  」番外通行SSの原点かな?
佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」ス、スタイリッシュアクションだった!
麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」レベル5で楽しくやっていく
ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの?」蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ
一方通行「あァ!? 意味分からねェことほざいてンじゃねェ!!」黄泉川ァアアアアアアアアアア!!
さやか「さやかちゃんイージーモード」オナ禁中のリビドーで書かれた傑作
まどかパパ「百合少女はいいものだ……」君の心は百合ントロピーを凌駕した!
澪「徘徊後ティータイム」静かな夜の雰囲気が癖になるよね
とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】舞台は禁書、主役は放課後ティータイム
ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」これは無理だろ(抗う事が)
岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「わっはっはっはっは!」ゲェーッハッハッハッハ!
紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」全編AAで構成。か、可愛い……
岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」……サティスファクション!!
遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に?」パワーカードだけがデュエルじゃないさ
ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」ただでさえ天使のミクが感情という翼を
アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」小僧・・・!
クラウド「……臭かったんだ」ライトニングさんのことかああああ!!
ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」ビターンビターン!wwwww
僧侶「ひのきのぼう……?」話題作
勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」いつまでも 使える 読めるSS
肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」まさにVIPの天才って感じだった
男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」壁ドンが木霊するSS
ゾンビ「おおおおお・・・お?あれ?アレ?人間いなくね?」読み返したくなるほどの良作
犬「やべえwwwwwwなにあいつwwww」ライオン「……」面白いしかっこいいし可愛いし!
最新
逆アクセスランキング
最新コメント

----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------
あ:龍田「天龍ちゃんになって、提督にイタズラされる」
----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------


続き・詳細・画像をみる


カップラーメンにお湯入れた後、何をフタに載せるかで性格がわかるぞい!!!

ディズニーとダリ美術館が共同で制作した、ダリの絵画の中に入ることができる360度映像がすごい

兵庫県出身と名乗る人が少ないのは本当にこんな感じだから

「カラダ、こちょこちょ」+「ミミ、ぴこぴこ」=コアラ最強説

【画像】ゲス川谷絵音さん、20代前半サブカル系美女をお持ち帰り

自動運転が実現したら只の道具に成り下がる未来の車に、愛着を持てますか?

医者だけど質問ある?

上西小百合と片山さつきを交互に貼っていく

【国際】パリの観光客が激減 日本人観光客は46%減

私は世界で一つだけ本当に怖いものがある。Gだ。

スタバ行くためにMacbook買った

【画像】この女ブロガーの衝撃的な顔面・・・

back 過去ログ 削除依頼&連絡先