【後編】幼馴染との再婚の報告をしに嫁の墓参りに行ってきたback

【後編】幼馴染との再婚の報告をしに嫁の墓参りに行ってきた


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付き合ってから半年ぐらい過ぎると、嫁さんが一人暮らしということにかこつけて嫁さんちに入り浸るようになった、一緒にご飯食べてまぁやる事やって寝るという感じ
ある日の朝いつも通りにお互い下着姿で寝てたら、ふいに家のドアが開いて直後に怒鳴り声が聞こえた
嫁さんのお姉さんだった
どうやらたまたま近くを寄ったので連絡なしで来たらしい
下着姿で正座してお姉さんに怒られる2人、服を着たかったけどそんなこと言える雰囲気じゃなかった
198:
お説教がひと段落するとふいにお姉さんにこんなことを聞かれた
「それで、君はこの子との事をどこまで考えてくれてるわけ?」
199:
唐突だったけど別にこの場を誤魔化すためじゃなく、結婚したいですって言った
たぶん声は上ずってた
嫁さんは下着姿のまま俺に飛びついた
それを見たお姉さんは服を着ることを許してくれた
201:
楽しかった大学生活はあっという間に過ぎた、俺は普通の会社の営業に、嫁さんは保険会社の営業になった
俺の方はまぁそこまできつい仕事じゃなかったんだが、嫁さんはかなり辛そうだった
チャームポイントのほっぺはもうこけてしまいそうだったし、2人で会っていると無理に笑顔を見せているのがすぐにわかった
202:
保険会社はあかん
203:
俺は考えた、こんな辛い顔をさせるくらいならいっそ結婚してしまえば良いんじゃないかと、もともと結婚願望強かったし、何より嫁のこと愛してたし
お互いが社会人になって一年が経った時、俺は嫁さんにプロポーズをした
俺の奥さんに再就職しない?って今考えてもダサいけど
嫁さんはまた満面の笑みで応えてくれた
205:
それから可愛い可愛い娘ができた、生活はきゅうきゅうだったけど本当に幸せな時間だった
休みになると家族で出かけてたくさんの写真を撮った
娘の寝顔が可愛くて仕事疲れも吹っ飛んだ
こんな感じがずっと続くのが人にとって一番の幸せなんだと思った
嫁と娘のためならどんな事だって乗り切って頑張れる気がした
207:
なんか創作っぽい
って俺が言ったら座をしらけさせるかな?
209:
>>207
まぁ創作と思われても構わんよ
210:
娘が生まれてしばらくして俺の娘誕生祝いという程で中学の同窓会が開かれた、もちろん幼馴染みも出席した
幼馴染みは一定の酒量を越えると厄介さんになる体質だった
怒→笑→怒→泣 みたいな感じで俺を含め周囲に絡みまくってた
相当酔ってたので、帰りは俺が送る事になった
この辺の記憶が曖昧なんだが何故か俺の家に幼馴染みが来ることになり、それを嫁に電話で伝えるとえらく喜んでいた
211:
家に着くなり泥酔状態で嫁と喋る幼馴染み、嫁さんも楽しそうだった
一時間ぐらい経った時嫁さんが不意に変なことを言った
「幼馴染みちゃんって本当にいい子だね、俺君をこれからもよろしくね」
なんの脈絡もなく急に出た言葉だった
その時はからかわれてるんだと思って幼馴染みと二人揃って「勘弁してくれ、気持ち悪い」だなんて返した
212:
それから数ヶ月後、俺が出張で一週間程家をあけることになった
せっかくだし実家に帰ったらと嫁に言うと少し悩んだ後、それじゃあ行ってこようかなと娘を連れて田舎に戻る事に
213:
出張4日目の夕方、宿泊先のビシネスホテルに戻っていた俺に嫁の母親から電話があった
嫁が死んだと
215:
最悪のタイミングだな
217:
その日、嫁さんと嫁さんのお母さん、おばあちゃん、娘の四人で少し離れたデパートに買い物に行く予定だった
でも朝、急に嫁さんが体調よくないから三人で行って来てと言ったらしい
嫁さんのお母さんはそれなら今日は行くのやめにしようと言ったみたいだが、家で一人で寝てれば大丈夫だから三人で楽しんできてと心配するお母さんを送り出したっていうことだった
218:
嫁さんの父親が若くして亡くなったのは心臓の病だったらしい、嫁さんも子供の頃からあまり心臓が強い方ではなく、出産の時もその辺が心配だったがなんとかその時は安産だったし母子ともに健康だった
219:
嫁さん、実家のソファーで寝ているように死んでたらしい
三人が帰った時にはもう遅かった
220:
電話を切ってから通夜まで、あっという間に流れていった
どこか現実味がなくて信じられない気持ち、薄情かもしれないけど嫁さんの顔を見ても呆然とするだけだった
通夜と葬式は嫁さんの実家の方でする事になった、うちの家族と話を聞いた幼馴染みが飛んできてくれた
221:
通夜の前まで娘は何も分からずにいつも通りにしていたのだが、子供でもその場の雰囲気の異様さに気づくのか途中から大泣きしてしまった
嫁さんのお母さんやうちの母ちゃんや俺がなんとか泣き止まそうとするんだが泣き止まない
いつもなら泣き疲れると眠るんだけどこの日に限っては本当にずっと泣き続けた
そんな娘を見て周りの人も泣いてた
222:
娘はなんて言ってた?
223:
>>222
当時一歳くらいだから、わーわーって感じで泣いてるだけだった
224:
不意に幼馴染みが娘を抱っこした、
優しくあやすって言うよりもぎゅっと抱きしめる感じだった
不思議なことに娘は泣き止みしばらくすると寝てしまった
225:
嫁を送った後、数日を置いてから娘を連れて自宅に戻った
うちの母ちゃんも家に来てくれた
夜になると「あんたも一人で思いたい事もあるでしょう」と娘を実家に連れて行った
一人になって部屋の中を見渡した時、急に涙が出てきた
こらえようとしても止まらなかった
情けないぐらいわんわん泣いた
嫁さんにもう二度と会えない、あの笑顔をもう見れない
226:
半年経った時、嫁さんのお母さんから娘を引き取りたいという話が来たが断った
大変なのはわかっていたが、嫁さんの忘れ形見をちゃんと育てようと改めて決意した
嫁さんのお母さんも、わかってくれた
227:
俺は嫁さんと暮らしていた家を引き払って実家の近くに引っ越した
保育園に預けるくらいならうちで面倒見るといってくれた両親に甘えた形だった
228:
それから2年、うちの母ちゃんがガンになった
治る見込みは充分にあったが、長期の入院、その後も再入院が必要でとても娘を見ていられる状況ではなくなった
今度こそ保育園しかないかと思った時、幼馴染みから電話があった
お母さん大変なんでしょう、うちで娘ちゃんと日中遊んであげるよ、私実家だし在宅の仕事多いからと
有難い話だがいくら何でも悪いと思って何度か断った
でも、うちのお母さんも手伝いたいって言ってるから気にしないでたよんなさいよと言ってくれたのでお世話になることにした
229:
ええ人ばっかりやのぉ
231:
嬉しいことに娘はよく幼馴染みとお母さんに懐いた、2人も娘をとても可愛がってくれた
4歳で幼稚園に短時間でも行くようなると迎えもやってくれた
甘えすぎだとは思ったが本当に助かった
休日ぐらいは父親らしい事してやろうととにかく娘と一緒にいることにしていた、女の子っぽいところに行く時には幼馴染みも付いてきてくれた
232:
また中学の同窓会が開かれる事になった
最初は娘のこともあるし行く気が無かったのだが、どこからか聞きつけた幼馴染みの母ちゃんにたまには飲んできなさいと言われたこともあり出席することにした
233:
みんな知っているだろうけど不思議なぐらい嫁さんの話には触れなかった、気を使ってくれていたんだと思う
なんか変な空気だったけど、その雰囲気をぶち壊すかのように幼馴染みが酔っ払った
周りに絡みまくる絡みまくる
俺もバンバン叩かれまくった
そのうち幼馴染みは酔いつぶれた
234:
ムッスメはいつ逝くんや?
236:
>>234
めっちゃ元気だよ
239:
>>236
なんやつまらんなぁ
幼ナジッミはいつ逝くんや?
242:
>>239
幼なじみもめっちゃ元気だよ
235:
その会には中学時代バレーボール部のエースだったイケメン君もいたんだが、彼が俺に突然話しかけてきた
ちょっと酔ってる様子だった
泥酔して寝に入ってる幼馴染みを見ながら彼が語る
「俺が幼馴染みちゃんに振られたこと覚えてるだろ?」
「おう、覚えてるよ」
「あの時は悔しくて言えなかったんだけど、彼女に好きな男がいるって言われたんだよ」
238:
「初耳だね」
「多分それお前だよ」
「まさか、あの頃は殆ど喋らなかったんだぞ」
「いいや、あれは絶対にお前だ」
なにをわけわからないことをと考えていると彼はまた続けた
「この子お前がいないと飲み会誘ってもこないしよ、ごめんな変な話しちゃったかな」
241:
ここまで言うと別の席の女の子に呼ばれたイケメンは俺の横から離れた
飲み会が終わり、泥酔した幼馴染みをおぶりながら幼馴染みの親友と三人での帰り道
親友ちゃんも酔っ払っていたのかいつもより少し饒舌だった
話す内容といえば、中学の頃の話、幼馴染みの話、俺の子供の話ぐらいだったけど
親友ちゃんとの分かれ道、ふと彼女は立ち止まると俺を見て呟いた
「この子不器用なんだよ、わかってると思うけど」
「今は無理かもしれないけど、いつかしっかりと見てあげてね」
不器用だけど優しいやつなのはわかってた
243:
この同窓会の後頃になるとうちの母ちゃんは完全復活していた
娘も見てくれるようになり、幼馴染みの家に娘が行くのはたまのお泊まりとかのみになった
245:
幼馴染みの家でのお泊まりから娘が帰ってきた夜、娘が急に泣き出して止まらなくなる日があった
いつもなら泣き止む手を使ってもなかなか泣き止まない、どうしようかと頭を抱えていた時、幼馴染みからの電話がなった
「娘ちゃん、大丈夫?ちゃんと寝れた?」
「これがずっと泣いちゃって、アンパンマンのDVDも効果なしだよ」
「そっか、私明日休みだし今から行こうか」
「流石に悪いしいいよ」
「いいって、とりあえずすぐ行くね」
246:
この時点で嫁さん亡くなって3年くらい?
247:
>>246
三年ちょっとくらい
248:
近所ということもあって2、3分で幼馴染みはやってきた
なんとも複雑なことに幼馴染みがやってきた途端、娘は泣き止んだ
それからすぐに疲れたのかしばらくすると寝てしまった
それを見て早帰ろうとする幼馴染みになんだか悪い気持ちになって、寝顔見ながら一杯飲んでけよ最高のつまみだぞなんて言って引き止めた、幼馴染みも一杯だけねなんて言って付き合ってくれた
249:
結構くるわ、これ
251:
「こうやって、嫁さんと娘の寝顔見ながら晩酌したよ」
「そうか、確かに最高のつまみだわ」
「いつもありがとな、助けてくれて」
「良いよ、私娘ちゃん大好きだし食べちゃいたいくらいだし」
いつも通りの軽口の叩き合いだった
でも、俺のひょんな一言で幼馴染みの雰囲気が変わった
252:
「娘もすごくお前に懐いてるしな」
「…そうだね」
「どした?」
「懐いてるってさ、なんか他人行儀だよね」
「いや、そんなつもりじゃ」
「親に懐くとか言わないじゃん」
253:
「私、娘ちゃん本当に大好きなのよ、本当に本当に」
「自信過剰かもしれないけど娘ちゃんも私のこと好きではいてくれてると思う」
「でもさ、やっぱりふと思うのよ」
「私はこの子のママじゃない、ママにはなれないんだって」
254:
そう言うと幼馴染みは下を向いたまま、涙をボロボロ流して肩を揺らし始めた
俺はそんな彼女に何も声をかけることもできず、部屋の中は静まり返っていた
255:
不意に幼馴染みが立ち上がった
「わけわかんないよね、ごめん」
そういうと彼女は逃げるように家を出て行った
257:
そんなことがあった週の土曜日、珍しく親父からすぐに実家に来いとの電話があった
実家に戻りリビングに入ると親父と母ちゃんが真剣な表情で座っていた
一緒にいた娘はすぐに母ちゃんが別の部屋に連れて行った
「なんだよいきなりどうしたんだよ?」
「お前、幼馴染みちゃんのことどう思ってるんだ?」
「どうって、本当に感謝してるよ」
「付き合ってるのか?」
「まさか、付き合ってないよ」
「そうか、なら結婚する気もないって事だな」
258:
そう言い終わると、親父はものすごい形相をして俺の顔面を殴った
あまりにいきなりすぎて何が何やら訳がわからなかった
「馬鹿野郎」
自慢じゃないが、生まれて初めて親父に殴られた瞬間だった
幼馴染みが泣いたあの日、どうやら親父はたまたま日課のウォーキング中にうちの前を通り、さらにうちから泣きながら出て来る幼馴染みを見たらしかった
259:
「あの子には感謝しても感謝しきれない、頭も上がらない。あの子がいなければ娘は本当に寂しい思いをしてたんだぞ」
「わかってるよ」
「わかってない、お前は何にもわかってない」
「じゃあ親父は何がわかってるんだよ!」
真昼間、酒が入ったわけでもないのに大の大人が大声張りあげ合う
「向き合え!娘のためにも嫁ちゃんのためにも、幼馴染みちゃんのためにも、男だろ!」
殴られた痛みなんか一瞬だった、本当のパンチはこの言葉だった
260:
その日の夜、幼馴染みが家にやってきた
この前変な雰囲気で帰ったお詫びだとビール数本とおつまみを持って
娘は幼馴染みが来たことでテンション最高潮、アンパンマンのチョコレートを貰って興奮の坩堝だった
娘が眠り、幼馴染みと二人での晩酌の時間になった時親父の言葉が頭の中に浮かんだ
「なぁ」
「ん、なに?」
「変なこと言うけどさ」
「もしこの子のママになってくれないかって言ったら」
「うん」
「お前なんて答える」
262:
情けない話だけどこの時の俺には精一杯の向き合いだった
「それは…無理な話かな」
「娘ちゃんのママは嫁ちゃんだけなんだよ」
「だから私には無理だ」
「私にはできない」
「おう、そうか…変なこと言って悪いな」
「酔ってんじゃないのおじさん、らしくないぞ?」
この会話から、幼馴染みと少しの間距離ができた
お互いに気まずさを持っていたんだろうけど、1日2日では修復できなかった、それでも半月もたつと以前と同じような間柄には戻れていた
264:
それからさらに少し経ったある日、また幼馴染みがうちに遊びに来た
またもや娘はテンション最高潮だった、マサイ族並みのジャンプで幼馴染みを歓迎してた
幼馴染みもいつも通り娘にハグして嫁似のほっぺたに頬ずりしてた
「可愛いなぁいつも、パパに似なくて良かったねぇ」とか余計なことも言ってた
しばらく三人で人形遊びをして、娘がハンバーグ食べたいと言ったから夕飯に近くの洋食屋へ出かけた
265:
娘は幼馴染みがいる上に大好物のハンバーグを食べるという幸福感からか、ハンバーグを一口食べては幼馴染みに抱きつき、また食べては抱きつきを繰り返していた
俺がお行儀悪いからやめなさいと注意してもなかなかやめない
だけど、幼馴染みがダメでしょ!というと一発で言うことを聞いた
あぁ、やっぱり父親としてまだまだダメなんだなぁと感傷に浸っていたその時、娘がとんでも無いことを言った
「お母さんごめんなさい」
266:
その場の空気が一瞬止まった、言われた幼馴染みは驚いて何も返事が出来ない状態だった
「幼馴染みおねぇちゃんはお母さんじゃないの?」
「違うよ、幼馴染みおねぇちゃんはママじゃないんだ、娘ちゃんのママはお空に行ったんだよ?」
娘が続けて喋る、俺は娘が私のママはどこにいったのと聞かれた時の言葉で返す
「知ってるよ、ママはお空に行ったんだよね」
「そうだよ、だからね…」
「ママとお母さんは違うんじゃないの?」
「えっと、それはね…」
267:
俺が答えに窮しているとさっきまで動かなくなっていた幼馴染みが急に笑い出した
「そうか、ママとお母さんは違うのか!面白いな娘ちゃんは!」
幼馴染みの急激なテンションの上がり具合に今度は俺と娘が驚いて黙ってしまった
とてもじゃないけど、冗談も返せなかった
268:
洋食屋からの帰り道、熟睡状態の娘をおぶり三人で歩いている時、幼馴染みがふとさっきの話に戻った
「ねぇ?」
「ん?」
「面白いよね、ママとお母さんは違うって」
「なんとも子供ならではの発想だよな」
「でもあれでなんか吹っ切れた、あんたさ、私にこの前あの子のママになってって言ったよね」
「うん言ったね」
269:
「私あの時も言ったけどママにはなれない、嫁ちゃんには絶対になれないの」
「わかってるよ」
「でもね、私お母さんにだったらなりたいかな」
「本気で言ってんのかよ?」
「本気も本気よ、30超えた女こんな事冗談で言えないって…どう、嬉しい?」
「お、おう…嬉しい」
「ならさ、聞かせてよ」
「あんたは私の事、女として好き?」
270:
「私はあんたのこと5歳からずーっと好きだった、でも素直に言えなかった」
「お前彼氏いたろうがよ」
「この歳で男性経験無い方が異常でしょ?」
「まぁそうだけどさ」
「あんたのこと好きだったのに、素直になれないし、そうこうしてるとあんたちょくちょく彼女作っちゃうし、そりゃこっちだって作りますよ」
271:
「嫁ちゃんとあんたが結婚した時、正直悔しかった、でも嫁ちゃんのことも大好きだったから心の底から二人に幸せになって欲しかった」
「私が娘ちゃんを可愛がるのはこの子が可愛いってからだけじゃないの、娘ちゃんが私が好きだった嫁ちゃんとずっと好きだったあんたの子供だから」
「もしあんたが私を女として好きじゃなければ、無理にはしないほうがいい、このままの関係でも充分だもん」
「でも嫁ちゃんと娘ちゃんの次でも良い、私の事も好きになってくれるなら」
「私を娘ちゃんのお母さんにしてください」
「おう」
「おうってなによ」
「いや、好きです」
「俺と結婚して、家族になってください」
「たまには素直な言い方も出来るじゃん」
272:
唐突な話だった、でも迷いはなかった
嫁に続き2回目のプロポーズ
街灯の明かりぐらいしかなひっそりとした近所の見慣れた道だった
嫁への気持ちは変わらないが、一方で確かに幼馴染みに好意を持っていたし、幼馴染みなら娘を本気で愛してくれると思ったから
ふと気づくといつの間にかおぶっていた娘が起きていた
寝ぼけているようだったが、「お姉ちゃんがお母さんになってくれるってさ」と話すと嫁似のほっぺたを両手で挟んではにかんで、また眠ってしまった
273:
翌日、互いの両親に挨拶に行った
幼馴染みの両親は意外な迄にあっさりと受け入れてくれた
うちの方は母ちゃんが「大変な思いをするかもしれないけど、大丈夫?」とか聞いてたが、幼馴染みの「はい」の一言に納得した様子だった
親父は「息子と孫娘を宜しくお願いします」って言いながら頭を下げていた
さて俺にはもう一つ話をしなければならない家族がいた
嫁の家族だ
電話をかけると、お母さんはとても喜んでくれた、あなたが選んだ人なら間違いないむしろ今までありがとうとまで言ってくれた
274:
そして日曜日、俺は娘と幼馴染みと三人で嫁さんの墓参りに行ってきて
手を合わせたきた
娘は小さな手を合わせながら嫁に一生懸命語りかけていた
幼馴染みも手を合わせてただずっと目を瞑っていた
275:
月曜日から金曜日まで、幼馴染みと娘の2人で嫁さんの実家に行ってる
幼馴染み曰く、嫁ちゃんの育ったところを見たいんだと
嫁さんのお母さんの厚意で二人とも家に泊めてくれる事になった、俺は仕事があるから行けなかったけど、毎晩娘から電話がかかってくる
久々に田舎のおばあちゃんに会えて嬉しいんだと思う
276:
これで終わり、聞いてくれてありがとう
281:
>>276
幸せになるんだよ
涙がとまらんよ
284:
>>281
ありがとう、今でも十分すぎるくらい幸せなんだけどね
285:
>>284
作る気ないって言ってるのか
となると夜の方はもっぱら近藤さん使用?
286:
>>285
まぁ正直そうだね
287:
>>286
となると、娘が「弟か妹が欲しい」と言い出すまではなし、か
幼馴染には兄弟いるんだっけ?
289:
>>287
幼なじみは一人っ子だよ
293:
>>289
一人っ子なら尚更子供作るべきだと思うなー
295:
>>293
俺もそう思うんだがな
288:
>>284
なんかその幼馴染は
自分の子供が出来ても大丈夫な気がするなぁ
289:
>>288
うん俺もそう思うよ
290:
>>289
いい女二人に恵まれて
>>1は幸せすぎるぞww
291:
>>290
おっしゃるとおり
297:
>>291
くっそ サラりとww
嫁さんによろしくな
299:
>>297
ありがとう
300:
>>299
嫁ちゃんも自分が好きだった幼馴染と>>1の子供見たいと思うんだよね
これで幼馴染との子供が産まれたら5人で家族になると思うんだ
283:
おつ
幼馴染に子供出来たらどう変化するんだろうな
やっぱり自分の子供は欲しいだろうし
284:
>>283
何度かその話したんだが、幼なじみは作る気ないの一点張り
その辺りは今後も話していくよ
292:
本当大変だろうなぁ
家族で支えあって頑張れ
294:
平等に愛せるか、とか
出産にはリスクも伴う
難しいよな
295:
>>294
彼女なら平等に愛してくれると思う
296:
泣いた泣いた泣いた
はぁ、うん。
妹かしら弟が欲しいと言ってしょうがないなお二人が思うようになればコウノトリか運んでくるな
大丈夫。なるようになるさ。
298:
お前が幼馴染の子供欲しいって強く言わなきゃダメだろ
娘のためにも嫁ちゃんのためにも、幼馴染みちゃんのためにも、男だろ!
299:
>>298
そうだな、帰ってきたら言ってみるよ
301:
幸せにな!
303:
ひさびさ胸に来た
てか、親父に殴られるまで三十路越えの嫁入り前の女を託児に使ってたのか…親父に感謝だな
お幸せにな
306:
良い話だった、多分>>1も色々と考えるとこあったんだろうけど結果的に幸せになれて良かったな
316:
死んだ元嫁より、幼馴染との思い出の方が大切に見える。
女としては胸糞。
それにその幼馴染、奥さん死んでくれてやったー!くらいのことは思ってそう。
318:
色々とありがとう、幼なじみと話し合ったけど結局子供は作る気ないの一点張りだった
彼女だったら子供が生まれたとしても娘を愛してくれると思うんだけど、彼女の思うところもあるだろうし
321:
よく死別後再婚なんて出来るな。
俺は嫁さんが俺より先に亡くなるなんてことがあったら絶対再婚はしないし子供のために再婚とか言い訳もしないわ。
324:
結局子供言い訳にした自分本位の再婚じゃん
死んだ奥さんへの愛情うっす
320:

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