花陽「ことりちゃんに甘えたい」back ▼
花陽「ことりちゃんに甘えたい」
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放課後 部室
ことり「こんにちは?って、あれ?」
花陽「あ、ことりちゃん? こんにちは」
ことり「花陽ちゃん、また一人なの?」
花陽「う、うん」
ことり「他のみんなは?」
花陽「えっと、凛ちゃんは中間試験の結果が悪かったから追試受けることになってね。 真姫ちゃんと図書室で勉強してから来るって」
花陽「絵里ちゃんと希ちゃんは生徒会の急用でさっき出て行ったよ」
花陽「にこちゃんは、今妹さんたちが風邪引いてて看病しなくちゃいけないから早退するって」
ことり「そっか……なんだか前より皆忙しそうだね」
ことり「ところで、花陽ちゃんはここで何してたの?」
花陽「えと…最初は凛ちゃん達と来る予定だったんだけど二人は先に図書館で勉強してから向かうってことで私だけここに来たんだ」
花陽「そしたら絵里ちゃんと希ちゃんがやってきて、生徒会の急用が入ったから先に顔出してくるって言われて」
花陽「にこちゃんからはlineで連絡もらったよ。皆にも送ったって言ってたけど」
ことり「え、私のところにも来てたかなぁ……あ」
にこ: チビたちが風邪で寝込んでるから今日は練習行けないニコ。゚(´>_<`。)゚。
にこ: 本当にごめんね(*uд人)
2:
ことり「そっかぁ、それじゃあ今日もまたことりと花陽ちゃんの二人っきりだね」
花陽「え? 穂乃果ちゃんと海未ちゃんは?」
ことり「穂乃果ちゃんはお店のお手伝いですぐおうちに帰っちゃったの。 海未ちゃんは弓道部の大会が近いからそっちの練習したいって」
ことり「それで今日は弓道部の方に行っちゃったんだ」
花陽「そっか、また二人っきり……だね」
ことり「………」
花陽「………」
ことり(どうしよう……この間のお泊り以来なんだか恥ずかしくて、花陽ちゃんの顔を見れないよぉ)
花陽(ことりちゃんのこと、ついお姉ちゃんなんて言って甘えちゃったけど、本当はことりちゃん嫌だったかなぁ)
ことぱな『あ、あのね!』
ことり「あ、は、花陽ちゃんからどうぞ」
花陽「い、いえ! ことりちゃんからどうぞ!」
ことり「いやいや、ここは花陽ちゃんから!」
花陽「ことりちゃんがお先にどうぞ!」
ことぱな『………………』
ことり「…………ぷぷっ」
花陽「えへへ……」
ことり「なんだか久しぶりだね、こうして二人っきりでいるのって」
花陽「うん、でもすっごく嬉しいな。 憧れのことりちゃんと一緒にいられて……///」テレテレ
ことり「そ、そんなことないよ。 ことりはそんな憧れられるような子じゃないよ」
花陽「いいえ! ことりちゃんはすっごく可愛くて優しくてお料理も上手で、しっかり者のお姉さんなので花陽の一番の憧れです!」
ことり「は、花陽ちゃん……そんなに褒めないでぇ……恥ずかしいよぉ///」
3:
花陽「……で、ですね」
ことり「うん? なぁに?」
花陽「あ、あの……またことりちゃんのこと、お姉ちゃんって呼んでも……いい、ですか?」
ことり「! いいよ、もちろんいいよ???」
ことり「じゃあことりも、かよちゃんって呼ぶね?」
花陽「はぅぅ……恥ずかしいけど、嬉しい、です?」
ことり「もう、かよちゃんは可愛いなあ???」ナデナデ
花陽「ぁぅ……///」
ことり「まだ閉門まで時間もあるし、ここでもう少しゆっくりしてよっか?」
花陽「う、うん!」ニコッ
ことり(はぁぁぁぁ……かよちゃんの笑顔かわいいよぉ)
ことり「それじゃ、ちょっと紅茶でも淹れてこよっか」
花陽「あ、それなら私も」
ことり「いいのいいの、かよちゃんは座ってて?」
花陽「でも」
ことり「いいの? かわいい妹のかよちゃんに、お姉ちゃんが美味しいお茶とお菓子用意してあげるから?」
花陽「じ、じゃあお言葉に甘えて…」
ことり「じゃあ少し待っててね、準備してくるから」
花陽「うん」
4:
ー 10分後 ー
ことり「お待たせー、ごめんね遅くなっちゃって」
花陽「ううん、私は大丈夫だよ」
ことり「それじゃあ早、真姫ちゃんが提供してくれた紅茶を注ぎます?」コポコポ
花陽「うわぁ?甘くていい香り」
ことり「真姫ちゃんがおうちでよく飲んでるんだって、ことりも一度飲んだことあるけど甘さがくどくないからとっても飲みやすいよぉ」
花陽「へー、いいなあことりちゃん」
ことり「えへへ、ごめんね。 その代わり、今度はかよちゃんも一緒にね?」
花陽「わぁい! 楽しみにしてるね」
ことり「そしてこっちが、おやつのことり特製クッキーです!」
花陽「うわぁ? お星様とかハートの形とかいっぱい!」
ことり「えへへ、久しぶりの自信作なんだ♪」
ことり「みんなの分は別に分けてあるから、これは二人で食べよっか」
花陽「うん?」
ことり「それじゃあ紅茶が冷めないうちに」
ことぱな『いただきます』
ことり「ど、どうかな味は……?」
花陽「……うん、すっごく美味しいよお姉ちゃん!
お店で食べるクッキーより全然美味しいよ!」
ことり「本当? よかったぁ」
ことり「沢山あるから、ゆっくり食べてね♪」
花陽「はーい」
5:
ことり(花陽ちゃん、本当に妹のように可愛いなあ)
ことり(こんな子が、本当に妹にいたらなあ)ポーッ
花陽「お、お姉ちゃん?」
ことり「……! ど、どうかした?」
花陽「お姉ちゃんは食べないの?
なんだかボーッとしてるし……具合でも悪い?」
ことり「ち、違うの! かよちゃんが美味しそうに食べてる姿見てたらなんだか可愛らしくて、つい見惚れちゃった?」
花陽「はぅ、恥ずかしいです……」
ことり「えへへ、ごめんね」
ことり「あ、そうだ。 かよちゃん、食べながらでいいから聞いてくれるかな?」
花陽「?」
ことり「μ'sって最初は三人だったでしょ? 本当は……うまくいくのかなって、ずっと不安だったの」
ことり「穂乃果ちゃんを信じていなかったとか、そういう訳じゃないの」
ことり「ただ、ことりなんかがアイドル務まるかなっていうのが凄く不安で……」
ことり「でも、そんな時はね。思い返すんだ」
ことり「……かよちゃんがμ'sに入ってくれた瞬間のこと」
花陽「!」
ことり「かよちゃん、私達のファーストライブにも一番に駆けつけてくれたでしょ?」
ことり「あんなにたくさん頑張ったのに、誰もいない講堂を見てたら、やっぱりアイドルなんて無理だったのかなって思ったの」
ことり「そしたら、かよちゃんが来てくれた」
ことり「穂乃果ちゃんも海未ちゃんも、ことりも、すっごく、すっごく嬉しかったんだよ?」
ことり「そんな、μ'sを大好きでいてくれてるファン第一号さんがこうしてμ'sに入ってくれて」
ことり「本当にありがとう、かよちゃん?」
花陽「そ、そんな……花陽はただ、お姉ちゃん達が頑張ってる姿を見てたから」
花陽「アイドルとして輝いてるお姉ちゃんたちを、応援したかったから」
花陽「だからね、花陽も……こうして憧れのアイドルグループに入れて、憧れのアイドルになれて、本当に嬉しいんだ」
花陽「なのでこちらこそ、ありがとうお姉ちゃん?」
ことり「かよちゃん……???」
花陽「こ、紅茶が冷めちゃう前に食べちゃお!」カァァ
ことり「うん、そうだね?」
6:
花陽「はぁ、ごちそうさまでした。 美味しかったよ、お姉ちゃん」
ことり「ウフフ、お粗末さまです……ふぁぁ」
花陽「あれ、お姉ちゃんもしかして眠い?」
ことり「あっ、ごめんねあくびなんてしちゃって! 最近衣装作りが忙しくて徹夜してたから……」
花陽「ええ!? ダメだよ夜はきちんと寝なくちゃ」
ことり「えへへ、妹に怒られちゃいました」
花陽「もう……あ、そうだ」
ことり「?」
花陽「あ、あのねお姉ちゃん」
ことり「なぁに?」
花陽「よ、よかったら……花陽のお膝でお昼寝しませんか?」
ことり「えっ、でも悪いよぉ」
花陽「だ、大丈夫です! いつも頑張ってくれてるお姉ちゃんに恩返しのつもりなので」
ことり「でも……」
花陽「お姉ちゃん」
ことり「は、はい」
花陽「……たまには、妹に甘えたっていいんですよ」
ことり「かよちゃん……じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな」
花陽「うん? それじゃあ隣の部屋に移動しよっか。 あそこなら丁度横になれる長椅子もあるし」
ことり「そうだね、まだみんな来ないみたいだし。 ちょっとだけかよちゃんに甘えちゃおっかな?」
7:
花陽「はいどうぞ、お姉ちゃん?」
ことり「それじゃ、お邪魔します?」ポスッ
ことり「どう、かよちゃん。 ことり、重くない?」
花陽「全然そんなことないよ、ことりちゃんすごく軽いよ」
ことり「そう? ありがとう」
ことり「かよちゃんのお膝、ふわふわで温かくて柔らか?い?」スリスリ
花陽「ぴゃあ……こ、ことりちゃんくすぐったいよぉ///」
ことり「えへへ、今のかよちゃんはことり専用の抱き枕さんです?」
花陽「うぅ……恥ずかしい」
花陽「あ、でもことりちゃん。 いつもの枕じゃないのに眠れるかな?」
ことり「うん、快眠間違いなしのかよちゃん枕だもん。平気だよぉ」
花陽「そ、それは良かった?」ナデナデ
ことり「はぅ」
花陽「どう、気持ちいい?」ナデナデ
ことり「うん、とっても? お姉ちゃんに撫でられてるみたいで落ち着くよ」
花陽「お、お姉ちゃん///」
ことり「えへへ、花陽お姉ちゃん?」
花陽「こ、ことりちゃんってば///」
ことり「もう少し、このままでもいいかな?」
花陽「うん、みんなが来るまでまだかかりそうだし、眠っちゃっても大丈夫だよ」
ことり「かよちゃんに寝顔見られるのはちょっと恥ずかしいかな///」
花陽「だ、大丈夫です! 目つぶってるから!」
ことり「そこまでしなくても大丈夫だよぉ」
ことり「それじゃあ、少しだけ……目閉じてるね」
花陽「うん、おやすみなさい。 ことりお姉ちゃん」
8:
真姫「すっかり遅くなっちゃったわね」
凛「真姫ちゃんスパルタすぎるよぉ……」
真姫「何言ってるの、普段から勉強しない貴女が悪いのよ」
凛「うぅ、真姫ちゃんのいじわる!」
絵里「あら、凛に真姫じゃない」
真姫「エリー、練習はもう終わっちゃった?」
希「いやぁ、それがウチらも生徒会の仕事が長引いて今戻ってきたんよ」
絵里「部室に花陽が来てるはずだから、念の為顔を出しておこうと思ってね」
凛「そっかー、かよちんならきっとまだ残っていてくれそうだしね」
海未「何してるんですか、部室の前で」
絵里「あら海未、どこか行ってたの?」
海未「ええ、今日は弓道部の方に顔を出してたんです。 大会が近いのであちらの練習もせねばと思い」
海未「一応、ことりに言伝を頼んでおいたのですが」
絵里「あー、ことりが来る前に私達は生徒会室へ行っちゃったのよ」
海未「なるほど」
凛「穂乃果ちゃんは?」
海未「今日はお店が忙しい日なので、慌てて帰りましたよ」
真姫「にこちゃんは妹さんたちの看病で早退したし、そもそもこんな時間じゃ練習は無理ね」
絵里「そうね、一応部室に花陽がいるか確認だけしてから帰りましょうか」
9:
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