希「ウチはえりちのこと……」back

希「ウチはえりちのこと……」


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にこ「あんたって、ホントに絵里に仲良いわよね」
希「ウチとえりちは親友やからね!」
にこ「は?」
希「へ?」
にこ「いや、親友って域じゃないでしょ!」
希「そ、そう?」
にこ「自覚無しかい! なら思い返してみなさい、この数日間行動を!」
希「そう言われても……」
にこ「まぁ、家でゆっくり考えてみなさい」
にこ「そうすればにこの言ってたことがよ?くわかるから」
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2: 以下、
希「なーんて、にこっちは言ってたけど……」
希「そんなこと、あるわけないやん」
希「……」
希「ま、まぁ少しくらい思い返してみてもいいかな?」
希「にこっちに嘘だって証明できるし!」
希「よし、それじゃさっそく…… たしか昨日は……」
ーーーーーーー
3: 以下、
希「えーりち!」
絵里「どうしたの、希?」
希「んー、特になんでもないよー」ぎゅー
絵里「もー、希ったら……」
絵里「落ち着いたら自分の席に着くのよ?」ポンポン
希「はーい!」
4: 以下、
ーーーーーーー
希「……うん、別に普通やね」
希「ただえりちとハグしたかっただけやし、穂乃果ちゃんもよくやってるやん」
希「うーん、他には……」
ーーーーーーー
5: 以下、
希「えりち! 早く教室行こ!」
絵里「もう、急かさないでよ希」
希「早く行かないと、席が残ってないの!」
絵里「大丈夫よ、だってにこがもう行ってるもの」
希「へ?」
絵里「ジュース買うついでに席取っとくって言ってたから」
希「おー、さすがにこっち!」
絵里「だからゆっくり行きましょ、希」
希「うん、そうやね!」
6: 以下、
ーーーーーーー
希「……うん、別に普通」
希「ただえりちと一緒に行って、一緒の席になりたかっただけ……そうやんね」
希「他は……」
ーーーーーーー
9: 以下、
体育
希「えりちー! ウチとペアを……」
絵里「にこ、久々に組まない?」
にこ「え?」
希「!?」
絵里「嫌…だったかしら?」
にこ「別に、嫌じゃないけ……!?」
希「……」ぷすー!
にこ「何と言うか……希とじゃなくていいのかなーって……?」
絵里「希?」
10: 以下、
希「……」ムスー
絵里「もう、拗ねないの希」
希「別に拗ねてへんもん……」
絵里「しょうがないわね……」
絵里「希?」
希「なに、えり……!?」
ぎゅっ
絵里「希がそんなだと、私も不安になっちゃうの」
絵里「私は笑顔の希が好きだから……」
絵里「そんなに拗ねないで?」
希「えりち……」
絵里「ね?」
希「……うん!」
絵里「さぁにこ、やるわよ!」
にこ「え、あ、うん」
11: 以下、
ーーーーーーー
希「なんかウチ……ずっとえりちと一緒にいるんやね……」
希「それで、えりちのことを考えてる……」
希「……」
希「えりち……」
12: 以下、
希「……」
希(えりちと一緒にいると安心する……)
希(えりちといると笑顔になる……)
希(えりちのことを考えると……)
希(ドキドキする……)
希(……ドキドキ?)
13: 以下、
希「な、なんでえりちのこと考えてドキドキしてるん///」
希「そんなんおかしい! だって、ウチとえりちは親友で!……」
希「そんな……」
希「???///」ゴロゴロ
希「もしかして、ウチ……」
希(えりちのこと……)
15: 以下、
登校
希「……」
絵里「おはよう、希!」
希「え!? あ、あぁお、おはようえりち///」
絵里「どうしたのよ、そんなに慌てて」クスクス
希「いやー、そのー……」
希「そうや! 今日は久しぶりに生徒会の仕事でもしようかな!」
希「またね!えりち!」ダッ
絵里「……」
絵里「何?」
16: 以下、
その後
絵里「希ー」
希「あー、教科書部室やった!取りに行かな!」ダッ!
ーーーーーーー
絵里「のぞ……」
希「ヤバッ!スピリチュアル部室やった!取りに行かな!」ダッ!!
ーーーーーーー
絵里「の……」
希「野生のちんすこうのこと忘れてた!部室に取りにいかな!」ダッ!!!
17: 以下、
昼休み
絵里「希、お昼一緒に食べましょう」
希「いやー……その……」
絵里「お弁当は流石に部室に忘れてたりしないわよね?」
希「そうやけど……」
絵里「なら一緒に食べましょう、ね?」
希「いやでも……」
希「今は無理なんやーー!///」ダッ!!
絵里「希っ……」
24: 以下、
絵里「希……どうしたのかしら……」
にこ「さ、さぁ……」
絵里「にこは何か知ってる?」
にこ「え!? いや、何にも……」
絵里「そう……」
25: 以下、
にこ(……え、マジで!?)
にこ(これって昨日のにこの発言が原因!?)
にこ(いやだって、あからさまに絵里に対して照れてたし)
にこ(絵里のことを意識し過ぎてるとしか思えない
し……)
にこ(いや、え? 昨日の今日でこんなことに普通なる!?)
にこ(にこはただ、普段の甘々行為を自覚してもらって、花園空間を少しでも減らしてもらうために言ったのに……)
にこ(まさか希がこんなに意識しだすなんて……)
26: 以下、
絵里「にこも知らないのね……」
絵里「昨日一緒に帰った時に何か言ってなかった?」
にこ「にこぉ!?」
絵里「悩み事とか、ほんの些細な事でもいいんだけど?」
にこ「い、いや?、特になかったかなー……」アハハ
絵里「そう……」
27: 以下、
にこ(きっと時間が経てば今よりは落ち着くわよね……多分……)
にこ「まぁ、ホントに何かあったら希から言ってくるでしょ」
にこ「私達はそれまで待ちましょ?」
絵里「……そうね」
絵里「無理矢理聞き出すのはよくないし」
絵里「きっと希にも思うところがあるのよね」
にこ「そ、そう! きっとそう! だから私達はいつも通り過ごすわよ!」
絵里「ええ」
にこ(早くなんとかしなさいよね希!)
28: 以下、
希「はぁ、はぁ……」
希(どうしよ……)
希(全然えりちの顔が見れん!///)
希(昨日までどうやってえりちと接してたっけ……)
希(うー、全然わからん!)
29: 以下、
希(実際にえりちを見たら、昨日の比じゃないドキドキが来て……)
希(もうどうにかなりそうやった///)
希「ふー……」
希(やっぱりウチ……好きなんだ)
希(えりちのことが……)
32: 以下、
練習
海未「まずは柔軟からですね」
絵里「希、一緒にやりましょう?」
希「いやー、今日はウチ別の……」
穂乃果「海未ちゃんやろう!」
海未「はい、わかりました」
凛「凛達は3人でやるにゃー!」
花陽「うん、いいよ」
真姫「はいはい、わかったから」
ことり「にこちゃんやろう?」
にこ「ええ、いいわよ」
絵里「……ってことで、みんな決まったみたいだけど?」
希「あ、うん……よろしくえりち」
33: 以下、
絵里「それじゃお願い希」
希「う、うん」ドキドキ
希(えりちの背中に……)
希「……いくよー」グッ
希(……あったかい)
絵里「いつもみたいにもっと押していいのよ?」
希「ご、ごめん」グー
絵里「別に謝らなくていいわよ」クスクス
34: 以下、
絵里「それじゃ、今度は私が押すわね」
希「うん」
希(今度は大丈夫やね、えりちの顔も見えないし!)
絵里「それ」グッ!
希「っ! ふー……」ノビー
希(えりちの手の感覚……/// って! 何考えてるんウチ!?)
絵里「結構伸びるようになったわね」
希「ず、ずっと続けてきたからね……」
絵里「それじゃ、もう少し強くいくわよ?」
希「お手柔らかになー」
35: 以下、
絵里「それっ!」グッ!
希「意外といけるもんや……っ!?!?」
希(こ、この感覚って!?)
絵里「凄いじゃない希!」
ふよん
希(当たっとる!?)
希(え、嘘!?……え?)
ふよん
希(間違いやない、完全に直撃や!!)
36: 以下、
絵里「こんなに柔らかくなるなんて」
希(柔らかいのはえりちや!!)
絵里「これならもっとしなやかに踊れるわね」
希(しなやかなのはえりちや!!)
ふよん
希(えりちのが……こんな柔らかいなんて///)
希(これが、天国なんやね……)
希(//////)
希(ああぁぁぁぁぁ!!!!??)
希「うおおおおおぉぉぉ!!」
絵里「!?」
7人「!?」
37: 以下、
希「ちょっとランニングしてくる!!!」
絵里「え、ちょっどうしたののぞ……」
希「それじゃ!!!」ダッ!!!
海未「どうしたんですか希は……」
絵里「いや、私にもさっぱり……」
凛「元気いっぱいだったにゃ!」
真姫「いや、そういう問題じゃないでしょ!」
にこ「……」
にこ「マジか……」
38: 以下、
希「うおおおおおぉぉぉ!!」
希(心を落ち着けるんや!)
希(こんな状態じゃまともに練習なんてできん!!)
希「でも、えりちの胸……」
ふよん
希「柔らかかったな……///」
希「って……」
希「違うやろぉぉぉぉぉ!?」
希「心頭滅却や!スピリチュアルや!」
希(なんでこんな……)
希(全然心が落ち着かないんや///)
40: 以下、
練習後
穂乃果「はー、今日も頑張ったねー」
凛「もうくたくたにゃー」
希「……」
希(結局あの後、神田明神まで行ってしまったやん……)
希(今日のウチ、走ってばっかやね)
穂乃果「でも希ちゃん、急に走りに行っちゃってどうしたの?」
凛「それ凛も気になるー!」
41: 以下、
希「いやー、なんか元気が有り余っちゃってな? 猛烈に走りたくなっちゃったんよ」
穂乃果「あはは! 何それー!」
凛「凛は少しわかるなー」
凛「体を思いっきり動かしたくなる時ってあるもんね!」
穂乃果「成る程、それじゃ今日は希ちゃんは絶好調だったんだね」
凛「凛も今日は絶好調!」
穂乃果「穂乃果も!」
ほのりん「イェーイ!」パンッ!
希「ホント、穂乃果ちゃんと凛ちゃんは元気やね」クスクス
42: 以下、
絵里「希?」
希「! えりち……」
絵里「一緒に帰りましょう?」
希「いや、えっと……///」
絵里「……用事でもあった?」
希「その、取り敢えず今日は……///」
絵里「……」
絵里「そっか」
希「ッ!」
43: 以下、
希(えりちの寂しい顔……)
絵里「それじゃあね、希」
希(なんて顔させてるん、ウチ……)
絵里「また明日」
希(……何してるんやウチはっ!)
希「えりち!」
希「一緒に帰ろう!」
44: 以下、
絵里「……」
希「……///」ドキドキ
絵里「……」
希「……///」ドキドキ
希(うわどーしよ……)
希(一体何話せばいいんやー!!!)
45: 以下、
希(あんなえりち見たくなくて、勢いで一緒に帰ってるけど……)
希(うぅぅ……///)
希(なんも会話が思い浮かばん///)
希(普段どんなこと話してたんだっけ?)
希(考えれば考える程わかんなくなってきたやん!)
絵里「ねぇ希?」
希「は、はい!」
46: 以下、
絵里「今日はどうしたの? 希はたまに突飛押しもないことをするけど、今日は少し違った気がしたの」
希「そ、それはその……///」
希「まぁ何でもいいやん!」
希(えりちにドキドキし過ぎたからです!、なんて言えるわけないやん!)
絵里「……そっか」
希(なんとか何事もなく、穏便に……)
絵里「……やっぱり、私ってダメね」
希「えっ?」
47: 以下、
絵里「希は私の事を沢山助けてくれたのに……」
絵里「私は希こと全然わかってあげられない……」
絵里「わかってるつもりだったんだけどね」
絵里「って、こんなこと希に言ってちゃダメよね」
絵里「あはは、やっぱりダメね、私……」
希「……」
希「……い」
絵里「え?」
48: 以下、
希「そんなわけない!!!」
絵里「!」
希「えりちはウチの事を沢山助けてくれた!」
希「友達と呼べる友達がいない時、初めて友達になってくれた!」
希「今までで一番楽しい時間をくれたんや!」
希「それがどれだけウチの心を支えたか!どれだけウチの心を満たしてくれたか!」
49: 以下、
希「だからそんな不安な顔しないで」
希「えりちがそうだと、ウチも不安になるから……」
希「ウチも絵里の笑顔が好きだから!」
50: 以下、
絵里「希……」
絵里「ありがとう……」
絵里「ホントに……本当に嬉しい」
希「えりちにはその笑顔が一番やん」
絵里「ふふっ」
希「あはは」
53: 以下、
希(やっぱり、好きなんだウチ)
希(この笑顔が……)
希(そして……)
希「えりち……」
絵里「ふふっ、どうしたの希?」
54: 以下、
希「ウチの、もう一つの気持ち聞いてくれる?」
絵里「……もう一つ?」
希「好きなんよ……ウチ……」
言うんだ
希「えりちのことが!」
55: 以下、
希「友達としてじゃない!」
全部の思いを……
希「ホントにえりちのことが好きなの!」
今までの思いを……
希「ウチにとってえりちといる時間全部が大切で……幸せで……」
希「だから……」
56: 以下、
希「ウチと……付き合ってください!」
57: 以下、
絵里「……はい」
絵里「喜んで」
希「ほ、ホントにっ!?」
絵里「今日のことでよくわかったの」
絵里「希は私にとって特別で、本当に大切な人だって」
絵里「ずっと希ことばっかり考えてたんだって」
絵里「私も希がいないとダメみたいだからね」
58: 以下、
絵里「だから、これからよろしくね」
絵里「いえ、これからももっとよろしくね、希」ぎゅっ
希「……うん、…うん!」
希「これからもよろしくね、えりち!」
絵里「うん」
絵里「大好きよ、希」
希「ウチも大好き……」
59: 以下、
翌日
希「えーりち!」ぎゅー!
絵里「もう、希ったら」
希「ウチはえりちの彼女だもん!」
希「今までよりもーっと仲良くなりたいんだもん!」
絵里「ふふっ、私もそう思ってるわよ」
絵里「でも、節度は守らないとね?」
希「はーい!」
にこ「まさかこうなるとは……」
60: 以下、
にこ(花園が収まるどころか開園するとは……)
にこ(……ま、あんな調子になるよりいいわよね)
希「にこっち!」ぎゅ
にこ「うわっ!? 何よいきなり!」
絵里「どうしたのにこ?」
絵里「距離なんて取って」
にこ「いや、私がいたらお邪魔でしょ?」
にこ「せっかく付き合えたんだし……」
61: 以下、
絵里「何言ってるのよ」
にこ「え?」
希「そうやで、にこっち」
にこ「は?」
絵里「にこだって大切な友達なんだから!」
希「距離を取るなんて寂しいやん!」
にこ「あんた達……」
62: 以下、

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