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ギャグ漫画主人公「ギャグ補正が消えた……!?」


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突然の天の声であった。
「お前のギャグ補正はなくなった」
声の主が、この世界の創造主であることはまず間違いない。
主人公は愕然とした。
それもそのはず。
「ギャグ補正」がなくなったということは、
すなわち、主人公に「死」の可能性が出てきたことを意味するからだ。
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2: 以下、
この漫画の主人公はいわゆる「体を張るタイプ」であった。
スズメバチに刺され、複数人から殴られ、トラックにひかれ、崖から落ち、宇宙空間に放り出され、
最後にお決まりのセリフ「ふざけんな!」を叫び、読者を笑わせるスタイルであった。
これらの無茶なギャグは「どんな大怪我しても死なないし、次回までには治っている」という
ギャグ補正があったからこそできたのだ。
3: 以下、
「つまり、今度ひどい目にあったら本当に死んじまうってことかよ! ふざけんな!」
いつものように叫びつつも、主人公の顔には恐怖の色が濃厚に浮かんでいた。
いくらフィクションの登場人物とはいえ、己の役割を自覚しているとはいえ、
生存欲求や死への恐怖心は、現実の人間並みに持ち合わせている。
次は本当に死ぬからね、と言われて平常心でいられるわけがなかった。
4: 以下、
あわてて周囲を見回す主人公。
走る自動車、空を飛ぶ飛行機、工事で道路に開けられた大きな穴、喧嘩っ早そうなチンピラ。
「死の原因」となりそうな材料がよりどりみどりである。
昔はこれらの材料に進んで向かっていった主人公であったが……。
5: 以下、
「こんなとこにいられるか! 俺は死にたくないんだ! 助けてくれえっ!」
主人公は駆け出した。
その顔は青ざめ、白さすら帯びており、全身からは冷たい汗を噴き出していた。
もはや彼には目に映るもの全てが自身を死にいざなう罠(トラップ)にしか見えなかった。
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主人公は自宅に引きこもった。
自室で体育座りになり、震えながら、スナック菓子を頬張る。
「もう俺は……絶対外に出ないぞ、絶対に!」
仲間たちが呼びにきても、主人公は居留守を続けた。
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一体どれぐらい引きこもっただろうか――
すっかりやせ細った主人公は、一つの答えらしきものにたどり着いていた。
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たとえこのまま引きこもっていたとしても、いつかは食料が枯渇し、餓えて死ぬ時がくる。
それにもしかしたら、家に強盗がやってくるかもしれない。
もしかしたら、トラックが突っ込んでくるかもしれない。
もしかしたら、隕石が降ってくるかもしれない。
もしこれらの「もしかしたら」を全て問題なくクリアしたところで、寿命は必ずやってくるのだ。
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これは自分だけではない。
生けとし生きる者全て、みんないつ降りかかってくるかもしれない「死」と懸命に戦っているのだ。
ならば自分だけ怯えるわけにはいかない。逃げるわけにはいかない。
主人公は立ち上がった。
立ち上がって、ドアを開けて、外へ出る。
読者を笑わせるために。
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コツンッ
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玄関を出た途端、たまたま飛んできた野球ボールが主人公の頭にヒット。
「ふざ……けんな……」
よほど打ちどころが悪かったらしく、倒れた主人公はそのまま還らぬ人となってしまった。
13: 以下、
彼の死と同時に、連載は終了した。
ギャグ補正が消えたことを恐れ、死から出来る限り遠ざかろうとし、
やっと一つの答えを見つけたと思った矢先にあっけなく死ぬ――
この命と引き換えの改心のギャグは、大勢の読者の笑いを誘った。
悪趣味だ、主人公が気の毒だ、という声もあるにはあったが、
元々この漫画がバイオレンスさやブラックユーモアをウリにしていたこともあり、
最終的な評価は「この作者らしい最終回だった」というところに着地した。
最終回最後のコマ。主人公の死に顔は、これまでになく充実したものとなっていた――
― おわり ―
14: 以下、
……
……
天の声「じゃあ来週から、新連載としてあの世編スタートするから」
主人公「ふざけんな!!!」
20: 以下、

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