八幡「やはり雪ノ下のデレは色々と間違っている」back

八幡「やはり雪ノ下のデレは色々と間違っている」


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八幡「うーっす」ガラッ
雪乃「あら、久しぶりね。あなたと会うのは何日ぶりかしら」
八幡「いや毎日会ってんだろ…どんだけ俺の記憶消したいんだよ」
雪乃「そうだったかしら…ごめんなさいあまりにもあなたの存在感が無いものだからつい忘れてしまったわ。ごめんなさい」
八幡「お前ここ最近なんでいつも俺が入ってくる度に罵倒から始まってんの?帰るときまで続いてんじゃねぇか。そろそろ泣いちゃうだろうが」
雪乃「あなたが泣いてるところなんて見たくもないし気持ち悪くて私が泣いてしまいそうだからやめてくれないかしら。泣きがや君」
八幡「それ俺もう泣いちゃってんじゃねぇか」
由比ヶ浜(一番あたしが忘れられてる気がするなぁ…)
まで考えてこの二人の掛け合いは難しいなと思いました。
3: 以下、
全員苗字の方が分かりやすいね
あとガハマさんだけ苗字だったわ…
ゆきのんのためにがんばる
5: 以下、
比企谷「んで、今日はなにしてんの。雪ノ下が本読んでないとか珍しいな」
雪ノ下「私も読みたい本があったのだけれど…由比ヶ浜さんが」
由比ヶ浜「あ、そだ!ヒッキーもこれから遊園地いかない?チケット三枚貰ったんだ!」
比企谷「いかない」
雪ノ下「やはり即答するわね。流石だわ 」
比企谷「当たり前だ。何が楽しくてこんな暑いときに出掛けるんだよ。苦行かよ」
6: 以下、
>>4
なんか他と違うなと思ってた
OK理解した
16: 以下、
由比ヶ浜「えー!ヒッキー本物のヒッキーじゃん…行こうよー!」
比企谷「絶対行かない。行かないったら行かない。大体部活はどうすんだよ。」
雪ノ下「そうね。部活のこともあるしやめた方がいいわね」
由比ヶ浜「ゆきのんもそれ行きたくないだけじゃん…あ、でもね、犬猫触れ合いショーみたいなのもあるってパンフに書いてあったよ」
雪ノ下「別に対して行きたいわけではないし、むしろ部活動の方が大事ではあるけれど野外活動というものもあるわけだし絶対的に無下にするのも悪いわね。せっかくのお誘いなのだし行ってみるのもアリじゃないかしら。比企谷くん」
比企谷「目がこええよ…平塚先生がOK出すかどうかだろ。俺はどっちでもいいよ」
19: 以下、
雪ノ下「では早平塚先生のところにいきましょう。」
由比ヶ浜「それなら大丈夫! 平塚先生に出会いがあるかもっていったら即OKしてくれた!」
比企谷「平塚先生の弱みに漬け込むとか最低だな。恥を知れ」
雪ノ下「ええ、さすがにそれはどうかと思うのだけれど。由比ヶ浜さん」
由比ヶ浜「ゆきのんまでひどいよ!? 」
20: 以下、
車に乗るとなぜか材木座と戸塚も乗ってきた
遊園地
由比ヶ浜「ついたー!」
比企谷「俺車の中でいいや…外出たら死ぬぞこれ」
雪ノ下「ええ…私もあまり外には出たくないわね…車で読書でいいんじゃないかしら」
平塚「クーラーも消すし窓も閉めるがそれでもいいなら残ってもかまわんぞ?」
比企谷「チッ」
雪ノ下「はぁ…」
戸塚「まあまあ、せっかく遊園地に来たんだしいっぱい遊ぼうね! 八幡」
比企谷「よし戸塚一緒にメリーゴーランド乗ろうぜ」
雪ノ下「」イラッ
22: 以下、
雪ノ下「あなたがメリーゴーランドに乗ったら乗られた馬の目が腐ってしまうんじゃないかしら」
比企谷「元々生きてないものにうつるとか俺の目の腐り方どんだけ酷いんだよ…なに? ヒキガヤハザードとか起こしちゃうの?」
由比ヶ浜「そんなことよりどれからのるー!? やっぱ最初はジェットコースターだよね!」
比企谷「いや俺は戸塚とメリーゴーランドに」
雪ノ下「比企谷くんは犬猫触れ合いショーに行くのよね?同族に会うために来たのでしょう?」
比企谷「俺は犬でも猫でもねぇよ」
雪ノ下「私が嫌いという点では犬と同じじゃないかしら」
比企谷「その気持ちいいくらいに清々しい笑顔やめろ。…まあ俺は絶叫とかよりは動物の方がいいな」
雪ノ下「決まりね。犬猫触れ合いショーよ」
由比ヶ浜「えー…じゃあこの後にいこうね! ヒッキー! 絶対だよ!」
24: 以下、
ワンワン!キャンキャン!
ニャーオンマーオフシャー!
雪ノ下「はぁ…!」
比企谷「こいつ怖いんだけど…目の色変えすぎでしょ」
由比ヶ浜「犬猫触れ合いショーなのにウサギとかハムスターとかいるね。かわいーい!」
平塚「猫…買おうかな…いや! ここで出会いがあるはず!キットアル…キットアル… 」ブツブツ
戸塚「ウサギだ! 八幡ウサギがいるよ! ウサギかわいいなぁ」
比企谷「ああ、かわいいな。すごくかわいい(戸塚が)」
材木座「ふむ、我も凡族の遊びに興じてみようではないか…ヨーシヨシヨシヨシ」
雪ノ下「……」ジー
比企谷「なんで黙って猫眺めてんだよ。撫でりゃいいじゃねぇか」
雪ノ下「…ええ。そ、そうするわ…」
比企谷「…? ああ、犬が怖いから近づけないのか。犬コーナーと猫コーナー近いもんな」
25: 以下、
雪ノ下「そんなことはないわ。それより比企谷くん。一匹だけ連れてきてくれないかしら。この場所が気に入ったからここで撫でたいのよ。決して犬が怖いわけじゃなく」
比企谷「いやそれくらいいいけどさ…怖いもんは怖いっつったって、誰も攻めねぇよ。そんなに強がらなくてもいーんじゃねぇの」
雪ノ下「…怖くないもの…」
比企谷「ほらよ大人しそうなの連れてきてやったぞ」ニャー
雪ノ下「えぇ…その…比企谷くん」
比企谷「あ?」
雪ノ下「あ…ありが、とう」
比企谷「お、おう(やべぇ直視できねぇ…顔だけはかわいいから困るな…)」
雪ノ下「ふふっ…ニャ…はっ!」
比企谷「相変わらずだなお前」
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雪ノ下「お礼なら既に言ったじゃない。それともそれ以上を求めるつもりかしら。気持ち悪い。」
比企谷「一方的な考えで話を進めるな。どっか行きゃいいんだろそうだ戸塚の所に行こう」
雪ノ下「べ、別に離れろとは言ってないのだけれど」ギュッ
比企谷「どうしたいんだよ…(袖つかむのは反則だろ! これはあれだ手汗を拭いてるんだそうだそうに違いない )」
由比ヶ浜「ゆきのんとヒッキーは…あ! そ、そろそろジェットコースターいこうよゆきのん!」
比企谷「だってよ。どうする?」
雪ノ下「私ばかり楽しむのは悪いし…行きましょう」
比企谷「あの、そろそろ手離してくんない」
雪ノ下「!」バッ
比企谷(死ぬかと思った…)
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由比ヶ浜「あたしジェットコースター乗ったことないから乗ってみたかった!」
比企谷「俺パス。絶叫系は得意じゃないっていうか無理。死ぬ。むしろ死ね」
雪ノ下「非常に不服だけれど、比企谷くんに同意してしまったわ。屈辱ね」
比企谷「お前の勝手な一人言で俺を傷つけるのやめてくれませんかね…」
戸塚「僕もああいうのはちょっと怖いかな…でも、せっかくだし乗ってみたい、かも」
由比ヶ浜「ほら! さいちゃんも乗り気だし! お願い! 二人とも! 一緒に乗ろ? ね?」
比企谷「戸塚が乗るなら乗るしかねぇか」
雪ノ下「はぁ…仕方ないわね…」
由比ヶ浜「やったー! さっすがゆきのん! えへへー」
雪ノ下「暑苦しいから抱き付かないでちょうだい」
平塚「ジェットコースターにも出会いがあるはず…!頑張るのよ!静!」
28: 以下、
比企谷「そういや誰か忘れてんな……まいいや。さて、乗るか…」
ゴー!キャー!イヤー!
比企谷「」
雪ノ下「ひ、比企谷くん…目がいつもより腐っているわよ」
比企谷「しかたねぇだろ…こんなにきついとは…」
戸塚「こ、怖かった…ね。は、八幡」
由比ヶ浜「あー! 楽しかったー! もっかい! もっかい!」
平塚「さて、そろそろ帰るか。」
由比ヶ浜「えー! せめて観覧車乗ろうよ!」
材木座「ふむ、観覧車か…世界を見守る者【ガーディアン】か…」
比企谷「一つに乗れるのは二人までか…俺は戸塚と」
平塚「ジャンケンをして勝敗に関係なくグーやパーを出したもの同士で乗るのはどうだ?」
由比ヶ浜「あ、それいいですね! よーっし、最初ーはグー! ジャーンケーン」
29: 以下、
比企谷、雪ノ下グー
戸塚、由比ヶ浜パー
材木座、平塚チョキ
平塚「きれいに別れたな…よしじゃあ私達から乗るぞ材木座。はっ! 出会いとはこのこと…!?」
材木座「裏切ったなはちまあああああん!!」
乗車
材木座「」チラッ チラッ
平塚「なんだ?」
材木座「あっ、いや、なんでもない、です」
降車
由比ヶ浜「じゃああたしたちの番だね。乗ろっか、さいちゃん」
戸塚「うんそうだね由比ヶ浜さん」
乗車
由比ヶ浜「今日楽しかったねー!」
戸塚「本当に楽しかったね。誘ってくれてありがとう。」
由比ヶ浜「ハムスターかわいかったしジェットコースター乗れたし景色は綺麗だし今日は来て良かったけど…」
戸塚「…?どうしたの?由比ヶ浜さん?」
由比ヶ浜「ああいやいやなんでもないなんでもない! それよりウサギとかどだった?」
戸塚「すごくかわいくてモフモフしててね…」
キャッキャッ
降車
雪ノ下「比企谷くんとなんて本当は乗りたくないのだけれど」
比企谷「俺だって乗りたくねぇよ。さっさと乗って帰ろうぜ」
31: 以下、
比企谷「…」
雪ノ下「…」
雪ノ下「…本当はね」
比企谷「あ?」
雪ノ下「本当は誘われた時、素直に嬉しかったわ。実際来てみてわかったけれど、案外楽しいものね」クスッ
比企谷「…お前には友達いるし、そりゃまあ楽しめたろうな」
雪ノ下「それだけじゃないわ。」
比企谷「そういや猫もいたか。お前猫好きだもんなー」
雪ノ下「そうでもあったけれど、それも違うわね」
比企谷「じゃあなにを…」
雪ノ下「フー…あなたよ、比企谷くん」
比企谷「…は? まて、まったくわからん。なんでそんな話になるんだよ」
雪ノ下「ここ最近あなたを罵倒し続けていたのは私の確認のためよ。そしてわかったことは──」
雪ノ下「私は、あなたのことが好き」
35: 以下、
比企谷「罵倒しててわかったことが好きって意味わからんぞ。ステーキ食べててオムライス好きだって思わねぇだろ」
雪ノ下「真剣に聞いてちょうだい」
雪ノ下「最初にいったけれど、私に近づく男は大体好意を寄せていたわ。だからどんなことを言われてもヘラヘラしているか去っていくかのどちらかだったの」
雪ノ下「でもあなたは違った。初めて会った時から何かが違っていたわ。上辺だけじゃなく私の暴言も受け入れて返してくれた。それが心地よくてついあなたを罵倒していたわ」
比企谷「いい話っぽくいってるけどただ罵倒してただけじゃねぇか」
雪ノ下「認めてしまうのは癪だけれど、私は姉に対してコンプレックスを抱いていたわ。なにをしても追い付けない常に一歩先にいるひとをずっと追いかけていた」
雪ノ下「そんなとき、あなたがいってくれたの。「変わらなくていいだろ。そのままで」と。」
雪ノ下「その時からかしらね。あなたを意識し出したのは。」
36: 以下、
雪ノ下「あんな男好きになるはずがない。絶対にありえない。ただ気に食わないから罵倒しているだけ。ずっとそんなことを考えていたわ」
比企谷「えー…」
雪ノ下「でもあなたに返される言葉を、一語一句を聞くたびに、どんどんあなたへの好意を自覚していったわ」
雪ノ下「今ではあなたを見ているだけでドキドキしているの。さあ、比企谷くん。答えなさい」
比企谷「こんな時まで高圧的だなおい…どうにかなんないの?」
雪ノ下「これが私だもの。今更変えられないわ。……こんな私をこここ恋人として、み、認めて…く、くれるかしら」
比企谷「…」
雪ノ下「…」
比企谷「…その、なに、断る理由もねぇしな。お前みたいな美少女に告白されるとか明日俺死ぬんじゃねぇの」
雪ノ下「…! ふふ。最後までひねくれているわね。は、はち…まん」
38: 以下、

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