【ガルパンSS】オレンジペコ「アールグレイ様は何がお好きだったんですか?」back

【ガルパンSS】オレンジペコ「アールグレイ様は何がお好きだったんですか?」


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オレンジペコ「うーん……」
ダージリン「どうしたの、ペコ。そんなに難しい顔をして。そうそう、こんな言葉を知っている?不幸は大抵の場合、考えすぎによるものである」
オレンジペコ「ジョセフ・ジュベールですね……じゃなくて!」
ダージリン「何かしら?」
オレンジペコ「ダージリン様は、偉人の名言格言、古いことわざがお好きですよね?」
ダージリン「淑女の嗜みね」
オレンジペコ「アッサム様は、ジョークがお好きです」
ダージリン「淑女の嗜みだものね」
オレンジペコ「……では、アールグレイ様はどうだったのです?やはり、名言格言ですか?」
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2: 以下、
ダージリン「……気づいてしまったのね、ペコ」
オレンジペコ「はい?」
ダージリン「……アールグレイ様の知られざる一面」
オレンジペコ「ど、どういうことなんですか?」
ダージリン「ペコ、心して聞きなさい。アールグレイ様は……」
オレンジペコ「アールグレイ様は……?」
3: 以下、
ダージリン「ダジャレがお好きだったの」
4: 以下、
オレンジペコ「……はいぃぃ?」
ダージリン「……品行方正、英国淑女の模範たるアールグレイ様唯一にして最大の欠点……それが」
オレンジペコ「ちょ、ちょっとまってください。でも公式映像や文集を見ても、ダージリン様のように名言格言を」
ダージリン「それは世を忍ぶ仮の姿……そう、あれは私が1年生の時、初めての対外練習試合の時の事――――」
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オレンジペコ「ちょっ、いきなりなんですか」
ダージリン「回想シーンよ」
オレンジペコ「なるほどー」
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5: 以下、
ダージリン『それは私が1年生として始めて戦車道の対外練習試合に出た時の事……』
ダージリン(1年生)「遂に始めての練習試合……緊張してきた」
ローズヒップ(先代・3年生)「あらダージリン、何か緊張してるじゃない、もっと楽にしなさいよ」
ダージリン「は、はい」
ローズヒップ「ほら、アールグレイ、なんか言ったげなさいって」
アールグレイ(2年生)「そうね……ダージリン、こんな言葉を知っている?」
ダージリン「はい?」
アールグレイ「ダージリン、今から来年の戦車道の資金調達に行って来なさい」
ダージリン「ど、どういうことですの?」
アールグレイ「資金調達、しきんちょうたつ、し、きんちょうたつ、緊張断つ……ふふっ」
ダージリン「」
ローズヒップ「あっはっはっはっwwwwwwwww今日もキレてるわねぇ、アールグレイ」
6: 以下、
「これより、サンダース大付属高校と聖グロリアーナ女学院の練習試合を初めます。一同、礼」
『よろしくお願いします!』
ミチコ(サンダース高・3年)「今日はよろしくね、アールグレイ」
アールグレイ「上級生とはいえ、全力でやらせていただきます」
ミチコ「HAHAHA!よく言った!それでこそリゼ(3年・現隊長)の後輩だわ!」
アールグレイ「暖かい先輩達に見守られて、ありがたく思います…………この戦い、暖かい、なんて、ふふっ」
ミチコ「HAHAHAHAHA!ナイスブリティッシュジョークね!」
ダージリン「あれがブリティッシュ・ジョーク」
ローズヒップ「違うと思うけど」
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7: 以下、
ダージリン「ということが」
オレンジペコ「……私、アールグレイ様のイメージが砂上の楼閣のように崩れ去っていっているのですが」
ダージリン「しかし、アールグレイ様はダジャレを言っていても優雅……あの長い、金糸のような髪がたなびいていた」
オレンジペコ「は、はあ」
ダージリン「そうそう、他にも――――」
オレンジペコ「未だあるんですか?」
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8: 以下、
黒森峰女学園
戦車格納庫
まほ(1年生)「これが現在現役復帰作業中のマウスです」
アールグレイ「あら……こんなものまで復帰させようだなんて。黒森峰も随分と大人げないわねぇ」
まほ「来るべき国際大会の時には、火力もかなり必要になるでしょうから、テストケースとしての意味合いもあります」
アールグレイ「ダージリン、よく見ておきなさい。後々の参考になりマウス……なんてね」
まほ「……」
ダージリン「……ォホン……と、ところで、こんなものを私達に見せてもよろしいの?西住さん」
まほ「この程度の情報が世に出た所で、我々の勝利は揺るがない。再来年を目処に、この戦車も投入する事は明白だし、今更のことです」
アールグレイ「西住流の名は伊達では無いようね。ところで西住さん、今日は別に敵情視察に来たわけではないの、あなたの所の隊長さんに用があったのだけれど……」
まほ「隊長は現在、上陸中で明日まで戻りません」
アールグレイ「あら残念。たまにはマリアとお茶でもと思ったのだけれど」
まほ「言伝があるなら私が代わりに」
アールグレイ「言伝ねぇ……次に会う時は、また戦場で、と」
まほ「試合の時、ということでよいですか?」
アールグレイ「そういう事づてね」
まほ「は?」
アールグレイ「なんでもないわ。さ、帰るわよダージリン」
ダージリン「は、はい」
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9: 以下、
ダージリン「あのまほさんの困り顔、今でも忘れられな……ふふっ……くっ……」
ペコ「わ、笑ってないでダージリン様」
ダージリン「あー、今思い出しても面白かった……で、何だったかしら?」
ペコ「アールグレイ様のお話です!」
ダージリン「ああ、そうだった……まあ、そんなわけでね、ちょっと変わった方だったわ」
ペコ「ダージリン様に言われたくないと思いま」
ダージリン「何かおっしゃいまして?」
ペコ「いいえ別に」
ダージリン「そうそう、確か」
ペコ「まだ何かあるんですか……」
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10: 以下、
アールグレイ「今度の全国大会は、1回戦で知波単学園との戦いになるわ」
ダージリン「敵は総突撃による一点突破を図ると思われますが」
アールグレイ「それこそこちらには好都合ね。今回の作戦は、所謂鉄床戦術で行くわ」
ダージリン「つまり、主力であるチャーチル、マチルダに敵火力を集中させ、後方からアールグレイ様の巡航戦車部隊が叩く、ということですね」
アールグレイ「ええ。向こうもそれは予想していると思うけど」
ダージリン「猪みたいですわね……」
アールグレイ「ま、あの調子じゃ予想すらしてないかもね。予想をするのはよそう、なんて」
ダージリン「そんな洒落を言うのはやめなしゃれ、アールグレイ様」
アールグレイ「あらダージリン。あなたも言うようになったわね」
ダージリン「毎日聞かされていれば多少は慣れますわ」
?♪
ダージリン「あら、アールグレイ様、携帯が鳴ってますわ」
アールグレイ「私は電話には出んわ」
ダージリン「いや、アールグレイ様ご自分の携帯ですから……それにこの電話番号、確か」
アールグレイ「良いのよ、どうせOB会でしょう?あとから掛け直すわ」
ダージリン「長老達のご機嫌を損ねると、あとが面倒では?」
アールグレイ「長老を嘲弄しているとでも?」
ダージリン「はい」
アールグレイ「そうねぇ……ちょうろいい頃合いか。少し外すわ。あとは皆でお願い」
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11: 以下、
ダージリン「――――ということも」
オレンジペコ「……ダージリン様も大変だったんですね」
ダージリン「まあ、新入生は大抵びっくりしていたでしょうね」
オレンジペコ「……でも、アールグレイ様って、そういうお茶目なところもあったんですね」
ダージリン「そうね。戦車道に関わっていた人以外は、余り知らないかもしれないわね」
オレンジペコ「戦車道の時だけだったんですか?ダジャレを言うのは」
ダージリン「それがね、実は卒業式で――――」
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12: 以下、
『卒業生代表、前へ』
アールグレイ「はい」
ダージリン(アールグレイ様……どうかお元気で)
アールグレイ「……今日という日を、私達は無事に迎えることができました」
ダージリン(……それにしても)
アールグレイ「――――私たちは、聖グロリアーナ女学院の卒業生として誇りをもち、生きていくことを誓います……」
ダージリン(流石に卒業式の式辞では、ダジャレを出す暇はないか)
アールグレイ「最後に、私事ではありますが、戦車道隊員達へ贈る言葉があります」
ダージリン(何かしら)
アールグレイ「あなた達後輩に、聖グロリアーナ女学院戦車道チームの興廃はかかっています。そして、後輩達の模範として恥ずかしくない戦いをすることを、最後の命令とします」
ダージリン(ねじ込んできましたわねー)
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13: 以下、
ダージリン「――――とまあ、こんなところかしら」
オレンジペコ「なんだかもう、凄いとしか言いようが無いんですけれど」
ダージリン「あれで戦車道の腕は、高校戦車道の中で、私が知る中では5本の指に入るお方ですもの」
オレンジペコ「……ところで、今の代になってからは、ダジャレを引き継いだ人は居ないんですね」
ダージリン「え?ええ……あー、そうね、うん」
オレンジペコ「?」
ダージリン「……黙っておいてあげましょ」
ペコ「何か?」
ダージリン「いいえ、何も……あらペコ、そろそろ午後の授業の始まる時間ではなくて?」
ペコ「あ、もうこんな時間!それじゃあ私、次教室移動なので、失礼致します!」」
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14: 以下、
ルクリリ「この前買ったサー○スの保温ポット良いわね。まだ紅茶が温かい」
ニルギリ「高い紅茶だからかしらね?」
ルクリリ「安い紅茶を入れても冷めないでしょう温度を一定にサモス(保つ)なんて……あっ、午後の授業が始まる」
ニルギリ「そうですわね……よっこいしょういち」
ルクリリ「また古いわねぇ」
ニルギリ「おほほほほ、温故知新ですわ……でも私達、こんなオチ担当で良いのかしら?」
ルクリリ「山なし、オチなし、山梨県」
ニルギリ「山梨県にお謝りなさい」
ルクリリ「ゴメンなさいたま県」
ニルギリ「マジノ女学院辺りから怒られるわよ」
ルクリリ「マジ?ノーですわそんなこと」
マジノ女学院学園艦
エクレール「……何でしょう。無性に腹が立ちましたわ」

16: 以下、

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