金剛「ココに居たんデスネ…」提督「…金剛か」back

金剛「ココに居たんデスネ…」提督「…金剛か」


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初SSです。
頑張ります。
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3: 以下、
─堤防
提督「……」ボー
金剛「ヘーイ!テートクゥー!」
提督「うわっ!?なんだ…金剛か」
金剛「ナニしてるんデスカー?」
提督「え、ああ…釣りだよ」
金剛「フィッシング!楽しいデスか?」
提督「まぁね、釣れないけど」
金剛「ワタシも御一緒してイイデスか?」
提督「え…やだ…金剛うるさいし」
金剛「なっ!酷過ぎマース!ワタシに対シテ!」
提督「事実じゃん…」
金剛「良い雰囲気になった所でテートクに告白しようと思ったノニー」
提督「またそれか…何十回目だよ…」
金剛「こんなにテートクの事を愛シテ止まないというノニ…」
提督「はいはい」デコピーン
金剛「ぎゃんっ」
5: 以下、

─執務室
提督「もう、春だなー…」
金剛「デスネー」
提督「春は、出会いの季節とも言うし別れの季節とも言う」
金剛「新しく入ってくる艦娘達が楽しみデスネ」
提督「…そうだな」
金剛「それに春と言えば…新しい事にチャレンジしてみたくもなりマース」
提督「あー確かに、新しい事に挑戦する季節でもあるもんな」
提督「金剛は何したい?」
6: 以下、
金剛「ソウデスネ?…」
金剛「ン?…」
提督「まぁいざ考えるとパッとは出てこないもんだよな」
金剛「お嫁サン?」
提督「…え?なんだって?」
金剛「だから?!テートクとケッコンする事デース!」
提督「あ、そうなの」
金剛「エー!段々反応が薄くなってきましたネー!」
提督「懲りないね金剛も」
金剛「エヘヘ?」
提督「褒めてないし」
金剛「…テートクは何かしたい事あるんデス?」
提督「そうだなぁ…」
提督「…新しい海域の解放…とか?」
金剛「真面目デスカ!」
7: 以下、
提督「そんな…」
提督「まぁ半分くらいは嘘だけど、旅行とかしたいね」
金剛「旅行デスか!イイデスネー!北の方に行ってみたいデース!」
提督「え、何で金剛と行く事になってんの」
金剛「酷い!連れてって下さいヨー!」
提督「考えておこう」
金剛「モー!」プンスカ
提督「それにしたって…ポカポカしてて…散歩でもしたくなるな」
金剛「ワタシはいつも提督の事を考えてるからポカポカしてマース」テレテレ
提督「さて、仕事仕事…」
金剛「エー!そこは反応シテ下サイヨー!」
提督「金剛、うるさい」デコピーン!!
金剛「ぎゃんっ」
8: 以下、

─執務室
提督「…っつい…くそ暑い…」
金剛「デース…」
提督「れ、冷房…冷房…あ…壊れてるんだった…」
金剛「コノ時期に壊れるとは…信じられないデース…」
提督「ぐぅ暑い…暑すぎる…」
金剛「テートク直せないんデースか…」
提督「無理だ…それに明石や夕張は今日は帰らん…」
金剛「オーゥ…」
コンコン
提督「どうぞぉ?…」
吹雪「失礼しまーす…ってうわっ!この部屋暑い!どうしたんですか!?」
提督「へへへ…気が付いてしまったか…精神を鍛えてるんだよ…」
吹雪「えぇ…」
9: 以下、
金剛「何言ってるんデスか…クーラーが…壊れてしまっているのデース…」
吹雪「ああ…それで…」
提督「それで…吹雪…どうしたんだ…」
吹雪「ああえっと…スイカの差し入れなんですけど…」
提督「最高かよ…」
金剛「今ワタシには…ブッキーが天使に見えマース」
吹雪「お二人とも……そ、そうだ!仕事が済んだら皆で海に行きましょう!」
提督「その手があったか…」
金剛「大賛成デース…」
吹雪「私、皆を誘ってきますね!そのスイカ食べてお仕事頑張ってください!それでは!」
提督「へへ…海か…楽しみだなぁ…」
金剛「何考えてるんデスか…」
提督「何ってお前…海だよ…」
金剛「ワタシにはわかりマース…水着が目当てデショウ」
提督「…違うし、そんなんじゃないし…」
金剛「ワタシの…」
提督「……」デコピーン!
金剛「ぎゃんっ」
10: 以下、

─提督自室
提督「……」ペラ
バンッ
金剛「ヘイ!テートクゥ!」
提督「……」ペラ
金剛「無視しないで下サーイ!」
提督「…今読書中だから、静かに」
金剛「読書とワタシどっちが大事なんデスカー!」
提督「読書」
金剛「即答!薄々わかっては居ましたケド!」
提督「で、何の用だ?」
金剛「イエス!えっとデスネ、皆さんでBBQするのでテートクも一緒にと思いまシテ」
提督「おー、バーベキューか!良いな!行くぞ行くぞ」
金剛「イエス!決まりデース!」
11: 以下、
?
─広場
天龍「オラオラオラァ?!」シュバババ
吹雪「お?!天龍さん凄?い!私はそんなに早く刺せないや?…」サクサク
天龍「へへっ慣れだよこんなもん!」シュババ
提督「肉ばっか刺してんじゃねーよ」ゴツン
天龍「ってぇ!何すんだ提督!」
提督「何で野菜刺して無いの、偏っちゃうだろ」
天龍「俺は肉が好きなんだ!野菜なんて食わねーぞ!」
提督「ほぉ?…だからそんなにデカイのかぁ??」ジロジロ ワキワキ
天龍「なっ!?ど、どこ見てんだ変態!その手つきやめやがれ!」バッ
提督「だったらちゃんと野菜も刺せよ?」
天龍「ぐぅ…わ、わかったよ…!」
提督「よし…」サクサク
金剛「?♪」
12: 以下、
提督「…ん?機嫌良さそうだな金剛?」
提督(というか、いつの間に隣に居たんだ)
金剛「え、そう見えマス?」
提督「まぁ見えたけど…」
金剛「フフ、何でデショウネ♪」
提督「変な奴」
金剛「なっ!だからそういう事は言うんじゃないデース!」ムキー
13: 以下、
ジュー ジュー
天龍「おー、いい匂いじゃねぇか!」
吹雪「美味しそう?!」
金剛「はい、テートク?!アーン!」
提督「え、やだ」
金剛「エー!?女の子からアーンして貰えるんデスヨ!」
提督「別に金剛じゃなくても」
金剛「ワタシくらいしかやってあげないデスヨ!」
提督「初耳だ」
金剛「むぅ…」シュン
提督「あ…」
提督「し、仕方ないな…ほら金剛」
金剛「…ハイ?」
提督「…」アーン
金剛「…!!はい、アーン…」
提督「モグ……お、これは美味いな!」モグモグ
金剛「エヘヘ…はい、アーン…」
提督「2度目は無い」デコピーーン
金剛「ぎゃんっ」
14: 以下、

─執務室
提督「あーさむさむ…はー」
金剛「…も、もーすぐ…クリスマスデース」
提督「あー…そうだな。まぁ…いつもと変わらないけどな」
提督「仕事して、寝て終わりだ」
金剛「あ…あのデスネ…」
提督「どうした?」
金剛「こ…今年ハ…その…テ、テートクと一緒に…」
提督「うん」
15: 以下、
金剛「す…過ご…」
提督「うん」
金剛「スゴロクしたいデス!」
提督「え、スゴロク…?まぁ…別にいいけど」
金剛「え、その…あぅ…アリガトウ、ゴザイマス……」
金剛(間違えたァァァァ!)
提督「何で落ち込んでるんだ?」
金剛「イエ、別に…」
提督「そうか。駆逐艦の子達と遊ぶ用にあったと思うんだよなー、探しておくよ」
金剛「…オネガイシマスゥゥ…」
提督(…何だ何だ)
金剛(まぁデモ…一緒に過ごせる事には変わりありマセン…結果オーライデース)
16: 以下、
?
─提督自室
コロコロ
提督「あ、一マス足りねー!」
金剛「ワタシの番デース!」
コロコロ
提督「あ!」
金剛「イエース!ワタシの勝ちデース!」
提督「あちゃぁ?、負けちまったか?。あと一マスだったのに…」
金剛「エヘヘー、思ったより楽しかったデスネ」
提督「そうだな、久々にやってみると面白いもんだ」
提督「…ってもう結構良い時間だな、金剛そろそろ戻れよ」
金剛「エー!テートクはワタシと一緒に居たくないんデスカー!?」
提督「仕事終わってからずっと同じ部屋に居るじゃん、飯も食ったし遊んだし、十分だろ」
金剛「そ、そんな…ずっとだナンテ…」テレテレ
提督「照れる所ないけど」
17: 以下、
金剛「残念デスガ!今日の所は退いてあげマース!」
提督「宜しい」
金剛「それじゃテートク!オヤスミデース!」
提督「あ、待て金剛」
金剛「?」
提督「えーとだな…」
提督「…今日はありがとう」
金剛「えっ」
提督「お礼と言っちゃ何だが…」ゴソゴソ
提督「これ」スッ
金剛「…コレハ……」
提督「俗に言うクリスマスプレゼントってやつだな、気に入ってくれると良いんだが」
金剛「テートク…」
金剛「アリガトウ、ゴザイマスゥ」ニヘー
提督「…!ま、まぁ好みとか知らないから適当になっちまったけど…」
金剛「ワタシは、テートクから貰えれば何でも嬉しいデース!」
提督「そうか…そりゃ助かる」
19: 以下、
提督「…ところで、俺にはないの?プレゼント」
金剛「えっ!?」
提督「無いのか…」
金剛「や!あ、あるにはあるんデスガ…!」
提督「ほんとに?」
金剛「で、でもその…チョット失敗したとイウカ…その…」
提督「どれ?見せて見せて」
金剛「あ…ハイ……コレ…」スッ
提督「おっ、マフラーじゃん。……長ッ!」
金剛「む、夢中になり過ぎてデスネ…!その…使いにくいデスヨネ…」
提督「まぁ一人で使うには余り過ぎるなこれは…」
金剛「デスヨネ…やっぱり…」シュン
提督「でも」スッ
金剛「え…」
20: 以下、
提督「こういう風に2人で使うってんなら、丁度良いかもな」
金剛「テ、テートク…」ドキドキ
提督「ありがとうな、金剛」
提督「大事に使わせてもらうよ、これ」
金剛「…ハイ」
金剛「…ネー……テートク?」
提督「ん?」
金剛「大好きデス」ニコ
提督「…全く……飽きないなお前も」
提督「早く寝ろよ」デコピン
金剛「…ハイ」オデコサスサス
バタン
提督「……まぁ…人の事言えねー…か、俺も」
提督「…!……くっ!」ギュッ
21: 以下、

─神社への道中
提督「ひ、ひぃぃぃさぶい…」
金剛「まだ冬デスからネー」
提督「は、初詣行くのやめようぜ…さみぃ…」
金剛「ダメデース!ちゃんと行ってこの一年の幸せを祈願するデース!」
提督「俺そういうの信じてない性質なんだよなぁ…」
提督「て…ていうか金剛寒くないの、着物じゃん」
金剛「寒いデスヨ!ワタシも耐えてるんデス!だからテートクも耐えるんデース!」
提督「横暴だぁぁ?…」
金剛「それより!ワタシに対して何か言う事無いんデスカ!?」
提督「は…?」
金剛「いつもと違う服を着ているんデスヨ!」
提督「あ、あ?……良い着物だな!」
金剛「ソコじゃなくて!」
提督「え…違うの…」
22: 以下、
金剛「ワザトやってるんデスカ?テートクは」
提督「そりゃそうだ」
金剛「性質が悪いデース!」
提督「ははは…まぁ冗談はさて置き、似合ってるよ金剛」
金剛「…!エヘヘ…急に言われると恥ずかしいデース…」ニヘー
金剛「これ、鳳翔に着付けて貰ったんデスヨ」クルクル
提督「ほー、そうなんだ」
提督「まぁ冗談──」
金剛「え…」ガーン
提督「…冗談だ」
金剛「性質悪いデース!」
23: 以下、
?
─境内
ガランガラン パンパン
提督「……よし」
金剛「……イエース」
提督「さてと…どうする?このまま帰るか?それともどっか寄るか?」
金剛「おみくじ引きマショー!」
提督「おお良いな、引こう引こう」
24: 以下、
?
─おみくじ処
提督「さてさて……何が出るかなぁ…」
金剛「イエース!見て下サイ!大吉デース!」
提督「おおまじか!俺は…」
金剛「どうデース?」
提督「…凶だ、ついてねぇなぁ」
金剛「普段ワタシに冷たいからデース!罰が当たりましたネ!」
提督「そんな事ないのに!」
提督「まぁ……とりあえず結んでおくか」
金剛「イエース!」
金剛「…ここを…こうして…出来マシタ!」
提督「お、ちゃんと結び方知ってるんだな」
金剛「鳳翔に教えて貰いマシタ!」
提督「なるほどなー、流石鳳翔さん…あっ」ビリッ
金剛「あ…」
提督「あちゃぁ…破れちまったか、こりゃ縁起が悪そうだ」
25: 以下、
金剛「大丈夫デース!」ギュ
提督「なっ!何故急に手を握る…」
金剛「ワタシの運勢をテートクに分けてあげマース!」ギュゥ
提督「金剛…」
金剛「…テートク…」
提督「そろそろマジで痛いから離してくれ…!」
金剛「エッ!ゴ、ゴメンナサイ!」
提督「く、砕けるかと思った…!ありがとうな金剛…気持ちだけ貰っておくよ」
金剛「でもでも…これではテートクに運勢を分けてあげられて無いデース!」
提督「いや十分だって、もう十分!」
金剛「あ…」
提督「な、何だ…?」
金剛「テートクゥ…」チュー
提督「え…何してんの金剛」
金剛「コッチの方が分けてあげられると思いマシテ…さぁ」チュー
提督「そう」デコピーーン
金剛「ぎゃんっ」
32: 以下、
大吉は持って帰ります。
少し溜まったので投下します。
33: 以下、

─神社の帰路
提督「そういやさ」
金剛「ハイ?」
提督「何で大吉を結んだんだ?普通は持って帰る物だと思うんだけど…」
金剛「ア?……大吉って…全部が全部良い事が書いてある訳じゃないみたいデスネ」
提督「ん…まぁそうであってほしくない事も書かれてるかもなぁ……何か書いてあったのか?」
金剛「これはヤダ…ってものが一つだけありマシテ…だから結びマシタ」
提督「ふーん…そういうもんか」
金剛「そういうものデス」
金剛(……そうであってほしくはナイ事…)
金剛(例え他全てが良い事だとしても…ワタシは…)
金剛(【待人:来ず】……イヤデス…)
34: 以下、

─執務室
バーン!!
金剛「ヘーイ!テートクゥ!」
金剛「…あれ……?テートク?」
金剛「居ない…デースか」
吹雪「…あれ?金剛さんどうかしましたか?」
金剛「ブッキー…テートクは何処に行ったか知りマセンかー?」
吹雪「あー司令官ですか、確か結構前に病院に行ったと…」
金剛「What!?何か病気なんデスか!?」
吹雪「や…!ただの風邪って聞きましたけど…!」
金剛「オー…風邪デスか…」
吹雪「最近は新しい海域解放の為に頑張ってましたし、大丈夫かなぁ…」
金剛「心配デース…」
35: 以下、
提督「…ん、何してんだお前達?」
金剛「テ、テートク!?大丈夫なんデスか!」
提督「おいおい大袈裟だな…大丈夫だよ」
吹雪「それなら良かったです?。では私はこれで」ペコ
提督「ああ、心配掛けたな。すまんすまん」
提督「で、何か用があったんじゃないのか?金剛」
金剛「イエース!今日は何の日か知ってマスかー!」
提督「チョコが貰える日だな」
金剛「イエス!ハイ!どうゾ!」
提督「お?…なんとも…凄く…お、大きいね…」
金剛「エヘヘ?…ワタシの愛情を表現してみマシタ」テレテレ
提督「あ?…こりゃ重くて持てないなぁ」
金剛「ソンナ!チョコなんデスからそんなに重くないデース!」
提督「そうか、金剛の愛情は軽いなぁ?」
金剛「モー!」ボカボカ
提督「いだっ!いだだっ!嘘です!有難く頂戴します!」
金剛「イエス!それでイイんデース!」
金剛「ンー!ホワイトデーが楽しみデスネー!」
提督「まぁ…返せたら良いんだがな」
金剛「エー!ちゃんと下サイヨー!」
提督「ああ…そうだな」
提督「というかチョコめっちゃ貰ったんだよ?、これ皆に返すのキツイ」
金剛「ワタシにはテートクの愛があればイイデスヨ」
提督「ほう、例えば?」
金剛「テートク自身とか」
提督「ふんっ」デコピン!
金剛「ぎゃんっ」
36: 以下、

─病院
医者「正直申し上げますと…よくここまで生きてこられましたね…」
提督「ははは…」
医者「…そして…非常に誠に申し上げにくいんですが…今の医学では…」
提督「まぁ…何となくそうなんじゃないかなって思ってました」
提督「自分の事は自分が良くわかって…わかってるつもりですから」
提督「だから…」
医者「申し訳ない…ただ一つ…余計なお世話ですが…」
提督「…何ですか?」
医者「もう貴方はいつ倒れてもおかしくありません」
医者「悔いは残さないで下さい、今出来る事で…やり残した事があるなら────
提督「ああ、大丈夫ですよ」
「…そんなの、無いですから」
37: 以下、

─執務室
提督「いやぁ?…疲れたなぁ…まじで」
金剛「オツカレサマデース」
提督「はぁ?…ホワイトデーってこんなに疲れるイベントじゃないでしょ?…」
金剛「律儀に返すテートクも流石デスネ」
提督「……まぁな」
金剛「テートク、その…えっと……」モジモジ
提督「ん……何モジモジしてんの」
金剛「ワ、ワタシまだ貰ってないデース……ナンチャッテ…」
提督「ああ、忘れてた」
金剛「な…!忘れてたって…!酷過ぎマース!」
38: 以下、
提督「嘘だよ、金剛のはちゃんとココにあるよ」
金剛「!」
金剛「テートクは焦らすのがホントに好きデスネ?…」
提督「好きな子はいじめたくなるだろ?」
金剛「えっ!?」
提督「冗談だ」
金剛「ソレハ冗談じゃなくて良いデスヨ!!」
提督「ほら、お返しだ」スッ
 カランカラン コロコロ…
金剛「ン…?何か机から落ちましたヨ?」
提督「あ…やべ」ボソッ
金剛「何デスか?これ?指輪みたいデスけど…」ヒョイッ
提督「さ、さぁ??何だろうなぁ…俺も良く知らないなぁ…」アセアセ
39: 以下、
金剛「キレイデース…これもお返しデスか?」
提督「い、いや…!それは違う…!」
金剛「でも、よくワカラナイ物なんデスヨネ?」
提督「んェッホン!…ん?!とりあえずソレは返して…?」
金剛「むぅ…」
提督「こ、このクッキーで我慢してくれ!」
金剛「む?…仕方ないデスネ」
提督「うんうん!物分かりが良い子は好きだぞ?!」ナデナデ
金剛「…!えへへ…」ニヘー
提督(……こんな事でも、喜んでくれるんだよなぁ…)
提督「…なぁ……金剛はさ」ナデナデ
金剛「?♪…ハイ?」
提督「…ああいや…何でもない…」
金剛「エー!気になりマース!」
提督「何でもないの」デコピーン
金剛「ぎゃんっ」
40: 以下、

─執務室
提督「……春…か」
金剛「出会いと別れの季節デスネー!」
金剛「と言ってもテートクの指揮で轟沈もナシ!出会いしかありませんネ!」
提督「だな?」
提督(出会いと…別れ…か)
金剛「ン?……テートク?元気ナイデスカー?」
提督「考え事」
金剛「何か悩み事があるならワタシがイツデモ!」
提督「新しい海域について」
金剛「……ワタシには無理そうデスネ」
提督「だろう」
41: 以下、
金剛「それはさて置き、今年こそ」
提督「今年こそ?」
金剛「テートクとケッコンシマース!覚悟して下サイネー!」
提督「はっはっは 無理だな」
金剛「急にマジトーンにならナイデ!見てて下サイ!鈍感テートクでもワタシの魅力に気付かせてあげマース!そして後悔させマース!」
提督「後悔ねぇ……そりゃぁ楽しみだ」
金剛「イエス!」
提督「金剛……仮にさ」
金剛「ハイ?」
提督「仮の話な、もし俺がここから居なくなったら…どうする?」
金剛「どうして…そんな事を聞くんデスか?」
提督「興味本位だ」
金剛「ン?…そうデスネ…」
42: 以下、
金剛「もしソレがどうしようも無い事なら…ワタシは……テートクの意思を尊重シマス」
提督「そうか…」
提督「それは俺が居なくなっても平気って事かなぁ??」
金剛「な!もしもの話デスヨネ!?テートクと離れるのは絶対にイヤデース!」
金剛「皆さんもきっと同じ気持ちネ!」
提督「へいへい、俺は艦娘に愛されて幸せ者だなぁ?」
金剛「モー…すぐ茶化す…」
金剛「でもデスネ……ワタシはテートクの事本当に…」
金剛「いえ…誰よりもテートクの事が」
 ああ…
金剛「大好きデスヨ」ニコ
 やめてくれ…
提督「……何度でも同じ事を言うな、金剛は」
金剛「何度だって言いマス!」
 そうやって何度も…
提督「…冷たくあしらってるのにねぇ?」
金剛「テートクからは温かさを感じマース!」
 お前に想い伝えられると…
金剛「愛情を感じマース!」
 俺は…
提督「そんなの…無いよ」
金剛「…アリマスヨ?」
 前に進めなくなる…
提督「……からかうな」デコピン
金剛「ぎゃんっ」
金剛(アレ…いつもより弱い…?)
43: 以下、

─執務室
提督「うおぉ…結構掛かっちまったなぁ…」
提督「金剛先に帰らせないでもう少し手伝って貰えばよかった…」
提督「もう遅いし…俺も部屋戻って寝よ…」
ドクン
提督「…!」
ズキズキ
提督「ぐ…!ぐあっ…!」バタンッ
ズキズキ
提督「く、くっそ…!!がぁ…!」
スー
提督「ハァ…!ハァ…!…クソ…」
提督「今のは……結構…ヤバかったな…ハァ…ハァ…」
提督「ハァ?…こりゃ……本格的に…行動に移さないとな……」
提督「金剛……」
提督「………ごめんな」
44: 以下、

─海岸・夜
球磨「大車輪だクマ?!」ブンブン
天龍「オオオイ!花火振り回しながら走ってくんな!!」
提督「食らえ!マキビシ!」シュッ
シュルルルル パン!パパパパン!
天龍「ギャー!ただのネズミ花火だろが!!あぢっ!」
球磨「こっちにも被害が出たクマー!」
提督「まだまだ甘いな、天龍・球磨よ」
天龍「テ、テメェ…!」
球磨「もう怒ったクマ!」
天龍「こっちも仕返しだ!食らえ!」シュゥゥゥ
球磨「爆ぜるクマ!」シュゥゥゥ
提督「うわっ!ロケット花火かよ!あぶねっ!」
天龍「避けんじゃねぇ!」
提督「いや!それは無理!無理!」
球磨「逃げるかクマァ?!」
天龍「待てコラァァァ!」
45: 以下、
?
吹雪「…あっちは元気ですね?」
金剛「元気なテートクを見てると癒されマース…」ニヘヘ
吹雪「あはは…金剛さんて本当に司令官の事が好きなんですね」
金剛「イエース!気持ちなら誰にも負けないネー!」
吹雪「…でも、何で司令官は受け入れてくれないんですかね?」
吹雪「満更でもなさそうなのに…」
金剛「………ねぇブッキー…ワタシって…魅力がないデースか?」
吹雪「えぇ!?そんな事ないですよ!」
金剛「ホントに…?」
吹雪「本当です!私が男だったら絶対金剛さんお嫁さんにしますもん!」
金剛「そ、ソッカ…」
吹雪「自信持ってください!絶対司令官も振り向いてくれますから!」
金剛「……デスヨネ…!そうデスヨネ!」
吹雪「そうです!」
金剛「何だか今年こそイケル気がしてキマシタ!」
金剛「アリガトウネ!ブッキー!」
吹雪「いえいえ!」
46: 以下、
?
提督「はっ…はっ…」タッタッタ
吹雪「あ、おかえりなさい司令官」
金剛「オツカレサマデスヨー!」
提督「あいつら…本気で追い回しやがってぇ…」
吹雪「あはは、司令官だって同じ事してたじゃないですか」
提督「ぐぅ…その通りです…」
金剛「ヘイ!テートク!こっちで一緒に花火やりまショー!」
提督「あぁ…良いぞ」
吹雪「じゃあ私は球磨さん達と遊んで来ますね!後はお二人でごゆっくり!」
提督「お…?おう…」
金剛「アリガトウネー!ブッキー!」
提督「ん…?何故お礼?」
金剛「ブッキーは相談に乗ってくれたんデース」
47: 以下、
提督「お前が悩み事か?珍しい」
金剛「ワタシだって悩み事くらいありマスヨー!」
提督「ふ?ん…そっか」
提督「お、線香花火余ってんじゃん。これやろう」
金剛「風情がありマスネ!」
提督「意味わかってる?」
金剛「……」
提督「まぁ合ってるからいいか」
金剛「モー!なら突っ込まないで下サーイ!」
提督「悪い悪い…どれ…」
カチャッ 
提督「おーついたついた」
49: 以下、
金剛「火の玉が大きくなってきましたネ」
提督「この状態は蕾って言うんだよ」
金剛「ホーゥ…」
提督「んで…」
パチッ パチッ
提督「火花が少しずつ出て来たな、これを牡丹と言う」
金剛「オー…」
パチパチパチパチッ
金剛「強くなりましたネ!」
提督「この激しいのは松葉」
50: 以下、

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