千歌「アニメも始まるし梨子ちゃんへの案内もかねて私たちの町を紹介するよ!」back ▼
千歌「アニメも始まるし梨子ちゃんへの案内もかねて私たちの町を紹介するよ!」
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千歌「梨子ちゃん引っ越してきたばかりでまだこの町のことわからないでしょ?」
梨子「うん、教えてくれるとうれしいな!」
千歌「じゃあ案内するね!」
※この作品の舞台はノンフィクションになってほしいフィクションです
4:
千歌「じゃあまずは私たちの学校から!私たちの学校はね?、この坂をひたすら登っていくと」テクテク
梨子「結構大変な坂だねぇ・・・」ハァハァ
千歌「見えた!あれが私たちの通う学校!浦戸城跡に立つ浦の星女学院だよ!」
梨子「古いけど立派な学校なんだね」
千歌「うんうん!それに屋上にあがると!太平洋が一望できる絶景!」
梨子「うわぁ・・・広い水平線・・・」ウットリ
千歌「浦戸で一番星が良く見えるから浦の星女学院と名づけられたんだって!」(嘘です)
梨子「これから2年間、ここで千歌ちゃんたちと輝く青春を送るんだ・・・!」
5:
千歌「学校を越えて坂を下っていくとね・・・桂浜だよ!」
梨子「ここがあの風光明媚と名高い桂浜・・・」
千歌「坂本竜馬さんの銅像もあるんだ!日本の夜明けぜよ!」
梨子「大きいね!」
千歌「こっちは桂浜水族館だよ!あんまり大きくないけどね、イルカさんがショーをしてるときもあるよ!」
梨子「へぇー・・・見てみたいなぁ」
千歌「じゃあ今度一緒にいこ!」
梨子「・・・うん!」
8:
千歌「浜まで来たよ!」
梨子「千歌ちゃん、この網がかかっているのはなぁに?」
千歌「そこは危ないから寄っちゃだめ!吸い込まれるとアメリカに行っちゃうんだから!」
梨子「ええ!?」
千歌「おばあちゃんがそういってたんだ!」
梨子(渦になって危ないから子供が近寄らないように言ってるんだね)
千歌「この岩場を登っていけば小さい神社があるんだよ!」
梨子「小さいけど綺麗になってるね」
千歌「この神社は恋愛成就に効果があるんだって!素敵な恋人ができますように!」テアワセ
梨子「ほんとう!?」(千歌ちゃんと恋人になれますように)テアワセ
※砂浜の渦にかかってる網は最近行ったら見当たらなかったのでもう無いかも
神社はわだつみ竜王神社とかいうところ、本当に効果はあるかは知らんが1には効かなかった模様
9:
千歌「じゃあ町のほうにいこ!海岸沿いの黒潮ロードで景色を眺めながら歩いてこっ!」
梨子「そうだね!・・・なんか石碑みたいのがあるね?」
千歌「一領具足さんの石碑だよ!長宗我部の殿様のために戦った勇敢な兵士だちのお墓なんだ!」
梨子「昔の兵隊さんのおかげで今の私たちが平和に暮らしていけるから感謝しないといけないね」
千歌「うん!・・あっ!アイスクリンのおんちゃんがいる!アイスクリンくださーい!」タッタッタ
梨子「千歌ちゃん待ってよー!アイスクリンって何?アイス?」
千歌「そうだよ!乳製品をほとんど使わないから普通のアイスよりさっぱりしてるんだ!みかん味ください!梨子ちゃんはどれにする?」
梨子「それじゃあブドウ味ください」
おんちゃん「あいよ」
千歌「うーん!おいしぃ!」シャクシャク
梨子「本当にさっぱりしてるね!」ペロペロ
千歌「でしょ!夏になると黒潮ロードのあちこちに売ってる人がいるんだ!」
10:
千歌「ここを曲がると開けてるほうに出るんだ!」
梨子「ホテルとかあるんだね」
千歌「うん!でも泊まったことはないよ!」
梨子(千歌ちゃんがラブホテル泊まったことあったらイヤだよ・・・)
千歌「このホテルの角のここさ、こんな土地誰がほしがるんだろうね?」
梨子「ラブホテルの角地にお墓が建ってる売り地・・・」
参照 http://i.imgur.com/RKAWGrv.jpg
千歌「マルナカが見えてきた!新しくできたスーパーなんだ!」
梨子「新しいだけあって綺麗だね!」
千歌「ここは昔は公園だったんだけどね!向かいの雑貨屋さんも閉店しちゃって不便だったけど新しいスーパーが出来て少し便利になったよ!
梨子「マルナカといえば宇宙刑事ギャバンが働いてたのが仮面ライダーBlackRXで発見されたスーパーだね」
11:
梨子「なんかいい匂いがするね!」
千歌「練り物を作ってるお店だよ!そうだ!梨子ちゃんにごちそうするよ!」
千歌「すいませーん!すまきとオランダ天と大丸ください!」
おばちゃん「高海の嬢ちゃん!いつもあんがとね!」
千歌「梨子ちゃんはい!まずはすまきから!」
梨子「ナルトに似てるね・・」モグモグ
梨子「穂乃果に甘みがあっておいしい!」
千歌「でしょ!おでんやラーメンにも合うよ!次はオランダ天だよ!」
梨子「またピンクなんだね」パクパク
梨子「野菜も小さく切り刻まれて入ってていい歯ごたえだね!」
千歌「うんうん!最後は大丸!」
梨子「大きいからくわえられないからちょっとずつ」モコモコ
梨子「卵が丸ごと入ってる!」
千歌「卵とてんぷら両方味わえるお得さだよ!」
梨子「練り物ってこんな美味しいんだね!知らなかった・・・ご馳走様でした、千歌ちゃん」
千歌「えへへ///」
岡村蒲鉾さん ttp://okamura-kamaboko.com/gift.htm
12:
千歌「バス通りまで来ると酒造さんがあるんだよ!酔鯨酒造さん!」
梨子「私たちはまだお酒飲めないからだめだね」
千歌「お母さんが飲むなら土佐鶴で料理に使うなら酔鯨っていってたよ」
梨子「今度料理酒に使ってみようかな?」
千歌「梨子ちゃんのお料理っておいしそう!今度食べさせて!」
梨子「は、はい・・ふつつかものですか///」
千歌「梨子ちゃんはいいお嫁さんになれそうだね!」
梨子(千歌ちゃんをお嫁さんにしたい///)
14:
千歌「次はここ!四国八十八箇所の三十三番の雪渓寺だよ!」
梨子「お寺だね・・・ん?あれは・・・」
花丸「千歌先輩に梨子先輩、こんなとこでなにしてるずらか」
千歌「ここはマルちゃんちのお寺でもあるんだよ!」
梨子「国木田さんってお寺の子だったんだ」
花丸「あんまり褒めると恥ずかしいずらよ///」
花丸「お茶でも出しますので休んでいってくださいずら」
千歌「ありがとマルちゃん!」
梨子「お気遣い有難うね」ナデナデ
花丸「ずらぁ///」
15: >>13誤字なので気にせんといて(笑)@\(^o^)/ 2016/06/30(木) 22:13:15.73 ID:Dj83LP/8.net
花丸「雪渓寺も廃仏毀釈で廃寺になったりいろいろ大変だったらしいずら」ズズー
梨子「こういう文化は大切に残していきたいね」ズズー
千歌「そうだねぇ」ズズー
花丸「長宗我部の若様のお墓もあるので手を合わせていってくださいずら」
梨子「期待の跡取りだったのに無念の戦死をした悲劇の人だよね」
千歌「生きてたら幕末まで長宗我部が殿様だったのかなぁ」
ちかりこ「安らかにお眠りください」
16:
千歌「じゃあ次はこのあたりの氏神様の若宮八幡様へ行くよ!」
花丸「いってらっしゃいずら」
梨子「国木田さん、ごきげんよう」
千歌「ついたよ!4月のころには泥んこまみれになるお祭りやってるんだ!」
梨子「なにそれ・・・」
千歌「7月末にも縁日があるからまた来ようね!」
梨子「浴衣の千歌ちゃん///」(うん!こようね!)
千歌「隣の小さい神社でも昔は次の日に小さい縁日やってたっておばあちゃんがいってたけどもう何十年も前に無くなったんだって」
梨子「人が少なくなると少しずつ消えちゃってさみしいね」
千歌「そうだねぇ・・・千歌はいつか都会に行きたいって思ってたけど、故郷がなくなるのもさみしいなぁ・・・」
梨子「大丈夫よ、どこにいっても千歌ちゃんの隣に私がいるから」ギュッ
千歌「梨子ちゃん///」
17:
千歌「本殿の裏には隼人神社っていう小さい神社があるんだ!長宗我部の若様と一緒に戦死した豪傑なんだけどなぜかこの神社は博打に強くなるんだって!」
梨子(千歌ちゃんとの恋愛の賭け事に勝てるようにしてください・・・!)
千歌「表参道のほうには長宗我部の殿様の銅像が建ってるんだよ!」
梨子「かっこいいね!」
千歌「最近はゲームで有名になったから観光に来る人が増えたんだって!うれしいね!」
梨子「いろいろな人に知ってもらえるのはいいことだね!」
19:
梨子「暗くなってきたね」
千歌「そうだね・・・あ!そうだ!美味しいお店に行こう!今日は梨子ちゃん歓迎だからご馳走するよ!」
梨子「そんな、悪いよ」
千歌「いいからいいから!ほら自転車の後ろに乗って!」
梨子「うん・・・」ギュ
梨子(千歌ちゃんにくっつけて幸せ・・・)
千歌「じゃあいっくぞー!」コギコギ
20:
千歌「浦戸大橋だよ!今は無料だけど昔は通行料がかかって自転車も50円とられたんだって!」
梨子「そうなんだ、景色いいけど柵が高くてあんまり見えないね」
千歌「自殺する人が多かったらしいからね・・・」
梨子「そうなんだ・・・」
ちかりこ「・・・」
千歌「橋を越えると種崎の海水浴場なんだ!今度一緒に泳ぎにいこ!」
梨子「水着姿の千歌ちゃん///」(うん!こようね!)
千歌「もう!梨子ちゃんさっきから変なことばっかり///」
梨子「な、なんでもないよ!あ、あれは!なんか凄い建物だね!」アセアセ
千歌「おばけマンションだね!」
梨子「お化けがでるの?」
千歌「わかんない!昔からみんなそう呼んでる!」
梨子「確かにお化けがいてもおかしくない雰囲気だね・・・」
http://imgur.com/dvK2nmj
21: こうだった(笑)@\(^o^)/ 2016/06/30(木) 22:38:01.47 ID:Dj83LP/8.net
http://imgur.com/dvK2nmj.jpg
22:
千歌「ついたぁ!」
梨子「看板が飛行機になってる変なお店・・・」
千歌「確かに見ためは変だけどここすっごくおいしいうなぎのお店なんだよ!いつも満員だし!」
梨子「40分待ちだって」
千歌「いいよいいよ!その間梨子ちゃんとお話できるし!東京のこととか音ノ木坂のこととかたくさん聞かせて!もっと知りたいな梨子ちゃんのこと!」
梨子「うぅ///恥ずかしいよ千歌ちゃん///」
千歌「聞かせてくれないとこーだぞー!」ギュー
梨子「わかった!聞かせるからやめて!」(ドキドキしてる心臓の音聞かれちゃうよ!)
千歌「ごめんなさい・・・嫌だった・・・?」ウルウル
梨子「そ、そんなことないよ!ちょっと驚いただけだから!ごめんね千歌ちゃん」ナデナデ
千歌「梨子ちゃん怒ってなくてよかった!」ダキッ
梨子「もうっ///」
かいだ屋さん http://kaidaya.hp.gogo.jp/pc/
自転車でいくのは大変なので車で行くのがいいと思います
26:
千歌「おいしかったー!」ゲップ
梨子「本当に美味しかったよ!肝吸いも風味があったし蒲焼も油たっぷりでこんな美味しいうな重は初めて!」
千歌「えへへ///お小遣いはたいた甲斐があったよ!」
梨子「またこようね!今度は私がごちそうするね!」
千歌「ありがとぉ!じゃあ帰ろっか!」
梨子「そうだね」
キコキコ
千歌「・・・最初はね・・・梨子ちゃんと友達になったの、都会にいけるからだと思ったからなんだ」
梨子「千歌ちゃん・・・?」
千歌「千歌ね、こんな田舎が嫌で嫌で、都会にいけばきっと輝いてμ'sみたいになれるんだって、そればかり思ってて」
千歌「梨子ちゃんと仲良くなれば卒業したあとに一緒に都会に行けるんじゃないかって、そんなこと思って近づいたんだ・・・」
梨子「・・・」
千歌「でもね、梨子ちゃんはこんな田舎でも輝いてて、私とも仲良くしてくれて、優しくておしゃれで、勉強もできて絵もうまくて」
千歌「他にもえーと、えーと・・・・とにかく梨子ちゃんは凄くて!・・・そんな梨子ちゃん見てたら下心もって近づいた自分が恥ずかしくなっちゃって」
千歌「こんな私が梨子ちゃんの友達でいる資格あるのかなって心配になっちゃって」ポロ
梨子「千歌ちゃん」ギュ
梨子「私はね、知らない来たことも聞いたこともない場所にきて、すっごい心細くて、寂しくて、孤独で、このまま一人で死んじゃうんじゃないかってすごくつらくて」
梨子「そんなときに太陽のような笑顔で私に友達になろう!って言ってくれた千歌ちゃん、そんな千歌ちゃんに私は救われたんだよ」
梨子「千歌ちゃんといれば寂しくならない、私もそんな下心もって仲良くしてたんだよ、だから」
千歌「梨子ちゃぁん・・・」グスッ
梨子「だからね、私たちはおあいこ、罰は一生友達でいることなんだゾ!」
千歌「・・・うんっ!」
27:
千歌「本当は明日は市内のほう案内しようと思ったんだけど、明日はちょっと用があって」
梨子「そんな無理しなくてもいいよ」
千歌「だから明日は別の子に案内頼んだんだよ!明日の9時にマルナカ前のバス停で待ち合わせね!その子が来るから!」
梨子(千歌ちゃんじゃないのかぁ・・・)
千歌「ばいばーい!」
梨子「おやすみなさい、千歌ちゃん」
桂浜編 おわり
29:
梨子「はぁはぁ・・・!準備に手間取って遅くなっちゃった・・・」
善子「遅い!大恩ある千歌の頼みというから降臨したものの、このヨハネを待たせるとは罪深きものよ」
梨子「ごめんなさい・・・貴女は?」
善子「仮の姿は浦の星女学院一年、その正体は堕天使ヨハネ!」
梨子「ヨハネ・・・ちゃん?」
善子「そうよ」ポロッ
梨子「あれ、生徒手帳が落ちたよ、・・・津島善子・・・?」
善子「それは人間界での仮の名よ!真名はヨ・ハ・ネ!」
梨子「じゃあよっちゃん、っと呼んでいいかな?」ニコッ
善子「ドキッ///」
善子「何がドキッ///、よ!勝手にしなさい///」
善子「バスに乗って市内まで行くわよ!」
梨子「はいはい」ニコニコ
30:
バス社内
善子「あのスーパーはサンシャインというのよ、たまにアケビという魔界の果物も売っているわ」
梨子「そうなんだ」ニコニコ
善子「あっちの洋食屋は50年前からあるらしいわ、そのわりに二次元の偶像(フィギュア)を飾っていたりと先進的な店よ」
梨子「うんうん」ニコニコ
善子「さっきから何ニタニタしてるのよ!」
梨子「かわいいなー、って思って」ニコニコ
善子「///!!!その薄ら笑いやめなさい!///」
梨子「はいはい」ニコニコ
スーパーサンシャイン http://sunshinechain.com/
サンヒルズさん(個人ブログ) http://kochi-arindo.com/2015/07/21/5492/5492
31:
善子「着いたわ!ここが"虚構の橋"はりまや橋よ!」
梨子「噂に聞いたとおり地味だね・・・」
善子「そうね・・・」
梨子「・・・」
善子「ちなみに女に簪を貢いだ生臭坊主が目撃されたのもこのはりまや橋よ」
梨子「そうなんだ・・・じゃあよっちゃんにヘアピンでもプレゼントするね!」
善子「やめなさい///」
32:
善子「この町には"地を駆ける鉄の牛"が走っているのよ」
梨子「ちんちん電車だね」
善子「恥ずかしいからその名前で呼ばないでよ!///」
梨子「御免?ごめん?謝ってるみたいなところまでこの電車は行くんだね」
善子「ソーリータウンよ」
34:
梨子「駅も随分綺麗で立派なんだね!」
善子「数年前まではオンボロだったのだけど立て直して綺麗になったのよ、昔は昔でノスタルジアの趣ある駅だったのだけれどね」
梨子「銅像が建ってるよ!」
善子「坂本竜馬に中岡慎太郎、武市半平太よ」
梨子「一緒に写真撮ろう!よっちゃんもいれて五人で!」
善子「あっ、魂が抜けるわ!やめて!」
梨子「いいからいいから!」パシャ
善子「うぅぅ?///」
梨子「よっちゃんもかわいく撮れたよ!」
善子「やめてよ///」
35:
善子「我が城、デスパレスよ」
梨子「お城だね、立派だね」
善子『当然よ!日本に十二しかない現存天守の残る城なのよ!」
梨子「登らないの?」
善子「我は陽の当たる高き場所は・・・」
梨子「疲れちゃったのかな?じゃあちょっとそこのベンチで休も?座ってて!アイスクリン買って来るね!」タッタッタ
善子「あっ!・・・なぜあの娘は私のようなのにこんなに良くしてくれるのだ・・・まるで千歌のようではないか・・・他の小娘は私を見ると引くのに・・・」
梨子「お待たせ?!黒蜜味でよかった?」
善子「う、うむ・・・よき心がけぞ」
梨子「美味しいね!よっちゃんのもおいしそう!ちょっと頂戴!」パク
善子「な!何をする!」
梨子「一口もらっただけだよ?私のも食べる?」
善子「な、な、」(間接キスになってしまうではないか!堕天してしまう!)
善子「い、いらない!」プイ
梨子「美味しいのに・・・」
36:
梨子「結構歩いたねー」
善子「そうだな、デスパレスに続き"ビッグサークル"大丸、"聖地"アニメイトも巡礼しリブロードも一通り見回ったからね」
梨子「よっちゃんがいろいろ教えてくれるから楽しいよ!」
善子「そ、そうか・・・」(調子が狂う)
善子「疲れたのであそこに入るわ、ひろめ市場といって小さな食事のできる店がたくさんあるカオティックな場所よ」
梨子「じゃあいこっか!」
37:
善子「"シーサーペント"うつぼのたたきよ」
梨子「うつぼなんか初めて見たよ!すごい!食べられるんだ!」
善子「コラーゲンが多いから肌にいいのよ」
梨子「おいしいね!」
善子「・・・梨子、よ」
梨子「なぁに?」
善子「なぜそんなに私に優しくしてくれるのだ?私はこんなんだから他の娘はいつも離れていくのに」
梨子「・・・」
梨子「きっと、千歌ちゃんならそうするんだろうなぁ、って思うからなんだ」
善子「千歌、が」
梨子「千歌ちゃんはね、いつもニコニコして明るくて優しくて、誰にでも分け隔てなくて、まるで太陽なの」
梨子「私ね、千歌ちゃんに憧れて、千歌ちゃんみたいになりてくて、だから千歌ちゃんみたいにすれば少しでも仲良くなれるかなって///」
梨子「えへへ///恥ずかしいね」
善子「・・・千歌のマネをしてるだけだったの・・・それじゃあ私、勘違いしてバカみたいじゃない・・・」ウルッ
善子「・・・」ダッ
梨子「よっちゃん!?」
38:
地球33番地
梨子「はぁっ・・・はぁっ・・・やっと追いついた!急にどうしたの!」
善子「これ以上優しくしないで!勘違いさせないでよ・・・!」
梨子「よっちゃん・・・」
善子「梨子は千歌が好きなのに!それなのに・・・」ポロポロ
梨子「善子ちゃん・・・」ギュ
梨子「そいよ、私はきっと千歌ちゃんが好き」
梨子「勘違いさせたならごめんね」
善子「?!!」ポロポロ
梨子「でもね、善子ちゃんはこの町に来て千歌ちゃんの次に友達になった子なんだよ」
梨子「だから善子ちゃんだって大事よ」
善子「それでも・・・梨子は千歌のことを・・・!」
梨子「私だって千歌ちゃんがどう考えてるかわからないよ、千歌ちゃんは私のことをただの友達としか思ってないかもしれない」
梨子「だから、善子ちゃんだって・・・」
善子「・・・」
善子「・・・ふん///千歌より先に梨子を振り向かせて見せるんだからな!///」
梨子「よっちゃん・・・!」
40:
ちょっと複雑な関係だけど、こうしてこの町にきて二人目の友達ができました
来る前は不安だったけど、来てみたらこの町は魅力的で、住む人もみんな魅力的で
千歌ちゃんはスクールアイドルをやるとか言い出しています
きっと私も巻き込まれちゃうのかな?
でも千歌ちゃんなら私が一人ではいけない世界を見せてくれるから
だから喜んで千歌ちゃんの騒動に巻き込まれようと思います
そんな魅力的な人のいる町に、貴女も興味があったら来て下さいね!
市内編 おわり
54:
12月 竜馬空港
凛「やっとついたにゃー!」
花陽「一時間の長旅だったね」
凛「こっちの空港はロビーからすぐ出口で楽でいいにゃ!羽田はロビーまでも遠いのにロビーに入ってからも一番奥!そのうえ飛行機まではバスだし!疲れたにゃ」
花陽「凛ちゃん、気持ちはわかるけど一泊二日だから休んでられないよ!」
凛「冗談だにゃ!凛は元気いっぱいだにゃ!かよちんの見たいラブライブ高知予選本選は明日だよね?」
花陽「うん!だから今日は凛ちゃんのいきたいとこいこ!」
凛「凛はずっと高知に来たかったんだにゃ!やっと大学に入って免許も取れたし!レンタカー借りよ!花陽お嬢様、今日はエスコートしますにゃ」キリッ
花陽「凛ちゃん///」
55:
凛「レンタカーも借りたにゃ、じゃあまず最初の目的地に行こう!」
花陽「凛ちゃん、安全運転でね」
凛「任せるにゃ」
??
凛「着いたよかよちん!」
花陽「ふぁぁぁ?・・・ごめんね、寝ちゃってた」
凛「かよちんの寝顔をじっくり楽しんだから大丈夫にゃ!」
花陽「///」
凛「最初の目的地、野市町ののいち動物公園にゃ!」
56:
花陽「平日だからかすいてるね!動物園って上野しか行った事ないからいつも混んでるイメージだったよ!」
凛「人が少ないからね!だからストレスがなくて動物ものびのびしてるんだって!・・・動物園の経営にとってはあまりありがたくないかもしれないけど」
花陽「学術施設だけど交付金だけじゃ大変だよね」
凛「今日の目的はここにゃ!ウンピョウのコハクちゃん!」
コハク「!」テクテク
花陽「おっきい猫さん!ウンピョウってことは豹なのかな?」
凛「毛皮の柄が雲みたいだからウンピョウにゃ、それよりもコハクちゃんはね!凄く人懐っこいんだよ!ガラスがあるから触れないけど」
コハク「ゴロゴロ」ゴロン
花陽「かわいい///」
凛「かわいいにゃー」
コハク「スリスリ」
花陽「大きくても猫さんなんだねぇ」
凛「尻尾がもふもふして触りたいにゃ」
https://www.youtube.com/watch?v=gXvtSbQ4ZLI
57:
凛「車で二時間ほど、次の目的地、須崎だよ!」
花陽「カワウソが最後に目撃された場所だよね」
凛「今日はここでお昼ご飯!おじさん、鍋焼きラーメン二つにゃ!」
花陽「鍋焼きラーメン?」
凛「そうにゃ、鍋焼きうどんみたいに土鍋でグツグツしてるラーメンだよ!冬の出前で冷めないように始めたのがきっかけなんだって!」
店員「お待ちどうさん」
凛「やっときたにゃー!」グツグツ
花陽「うわぁ・・・すっごい熱そうだね!」
凛「それが醍醐味にゃ!あっつ!」ハフハフ
花陽「味はスタンダードな醤油ベースで懐かしいね!」
凛「単純だからこそマネして作ってみても差がでちゃうからね!東京だとお店ないしずっと食べたかったにゃ!」ズルズル
花陽「冬の寒さに冷えたからだがあったまるねぇー」
橋本食堂さんhttp://kochi-ramen.info/hashimoto20140720/
58:
凛「次に行くところが凛の今回の旅の本当の目的地にゃ」
花陽「なんかどんどんさびしいとことに向かっていくね・・・」
凛「人気のないとこでかよちん食べちゃうぞー!」
花陽「ダレカタスケテー」
凛「冗談はそこまでにして、もうそろそろ着くにゃ、車の行き違いもできないほど狭いこの集落の行き止まりが今回の目的地だよ!」
花陽「こんなところなのぉ!なにがあるの?」
凛「その小さな祠を見るにゃ」
花陽「社?いや、神社・・・猫神社!?」
凛「そうにゃ、日本で唯一本当に名前まで猫神社とついてる猫神社にゃ」
花陽「こんな小さい神社なんだね、神田明神と大違い」
凛「神様がいれば大きさに関係なくそれは神社なんだにゃ」
おばちゃん「観光の娘っこかいの、こんな田舎までようきちょったことで」
花陽「この神社の由来はなんなんですか」
おばちゃん「わてにもわからんきに、昔ーからずっとおった、それだけしかわからん、そんより嬢ちゃんら、招き猫いらんかえ」
凛「招き猫にゃ?」
おばちゃん「ここはみんなが猫の御神体を置いていくきに、たまに間引かにゃいかん、もらってくれなきゃ焼いたり壊したりせんといかんつくに・・・」
花陽「壊しちゃうのぉ!」
凛「それはかわいそうだにゃ!それなら凛たちがもらってくにゃ!」
おばちゃん「好きなだけ持っていっていいきに」
凛「みんなかわいいにゃ!」
花陽「あ!凛ちゃんのフィギュアもあるよ!」
猫神社 http://www.nda.co.jp/memo/neko/
59:
花陽「凛ちゃん、ホテルついたよ」
凛「にゃー」
花陽「しっかりして!お部屋だよ!」
凛「にゃーん!」
花陽「猫神社にいってから凛ちゃんが変になっちゃった」
凛「にゃ・・・」プルプル
凛「シャー!」ガバ
花陽「凛ちゃん!何するのぉ!」
凛「にゃんにゃんにゃーん♪」ペロペロ
花陽「ダレカタスケテー」
このあといっぱいにゃんにゃんした
60:
次の日
凛「猫神社いってから記憶ないにゃ」
花陽「ちゃんと責任とってお嫁さんにしてね///」
凛「よくわからないけどかよちんが凛にべったりになったにゃ!」
花陽「じゃあラブライブ高知予選決勝見にいこ!」ギュー
凛「にゃぁ・・・」
61:
帯屋町
花陽「ここが舞台だよ!楽しみだよ!」
凛「こんな田舎にそんな凄いスクールアイドルがいるとは思えないにゃ?」
花陽「それは間違ってるよ凛ちゃん!たしかにこの規模の県だと決勝すら行われることもなく全国出場校が決まることもよくあるよ!人口も少ないからね!」
花陽「でも今年の高知県は違うんだよ!強豪高に新参にダークホースまで出てきて触発されるように今まで出場しなかった他の高校からもスクールアイドルがたくさん出てきて!」
花陽「県外からの投票も多く上位三校の実力が均衡してたから今回は決勝戦まで開催になったんだよ!」
花陽「今年の高知はラブライブ本戦でも優勝の可能性が高い強豪県として各スクールアイドル雑誌も注目してるんだよ!」
花陽「そもそもアイドルの歴史はウンタラカンタラ」ペラペラ
凛「凛はこっちのかよちんも嫌いじゃないにゃ・・・」
花陽「あ!そろそろ始まるよ!」
62:
花陽「一校目は丸の内高校のはちきんガールズ!」
花陽「何回もラブライブ本戦に出てる名門スクールアイドルなんだよ!」
花陽「はちきんの何ふさわしい力強さ、名門らしい安定したパフォーマンスなんだ!」
花陽「それに県の観光宣伝にも協力的で他の県でも精力的に活動する高知を代表するスクールアイドルだよ!」
https://www.youtube.com/watch?v=mxJoq9Srl30
凛「へー、そうなんにゃ」
花陽「うーん!最高!」
63:
花陽「二校目は幡多高校のREVE!」
花陽「凄い田舎なのに・・・オホン失礼、とってもおしゃれで前衛的なパフォーマンスをする垢抜けたグループなんだよ!」
花陽「その洗練さから西のA-riseとも呼ばれるぐらい!」
花陽「はちきんガールズとは何度もラブライブ本戦出場への切符を取り合うほどの実力派なんだよ!」
花陽「・・・でも残念ながら彼女たちは今年度で解散を決めたんだ・・・本人たちの事情があるとはいえアイドルがいなくなるのは残念だよね・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=940LBafpu6I
凛「うんうん」
花陽「まさに全身全霊!」
64:
花陽「そして最後の三校目!浦の星女学院のAqours!」
花陽「去年まで出場もしてなかった高校から突如現れて圧倒的な実力を見せ付けたダークホース!」
花陽「彼女たちは9人のグループ、そして学校は廃校が決まっている、その運命の受け入れながら自分たちの軌跡を残したいという想いから生まれたグループなんだ!」
花陽「まるで私たち、μ'sに似ていながら全く逆の道を進んだグループなんだよ!」
花陽「μ'sの再来ともμ'sを越えるとも言われてるぐらいなんだ!」
凛「凛たちを?そんなに凄いの?興味がわいてきたにゃ!」
花陽「でもμ'sにとらわれず、自分たちらしくしてほしいよね!」
凛「うん!凛たちは目標とか超えるとか、そんな大それたものじゃないにゃ、楽しければそれでいい!それで結果がついてくればラッキーなだけにゃ!」
花陽「もうすぐ始まるよ!」
凛「・・・凄い・・・」
花陽「これが、Aqours・・・」
65:
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アミバ「その足を治す秘穴はこれだ!」ズボッ
パート先の男性に「パートごときで共働きなんて言わないから。それで男と対等の立場だと思っているのか?」と鼻で笑われた。
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