千歌「らんららんららーん♪」曜「あれ千歌ちゃんどこいくの?」back

千歌「らんららんららーん♪」曜「あれ千歌ちゃんどこいくの?」


続き・詳細・画像をみる


千歌「釣りにいくんだよ!」
曜「釣り?」
千歌「うん!今日うち大口のお客さん入ってみんな忙しくてさー、どっかで夕飯食べてきなさいってお金もらったんだけど」
千歌「お魚釣って夕飯にすれば丸儲け!」
曜「ふーん」
曜「面白そうだしついてってもいい?」
千歌「もっちろん!」
4:
川辺
千歌「このへんかな」ザクザク
千歌「おお!いるいる!たっぷり捕ってこう!」ウネウネ
曜「うえー、千歌ちゃんよく平気で触れるねぇ・・・」
千歌「えー?かわいいじゃん!」サシダシ
曜「きゃあ!やめてよ!」
千歌「あははごめんごめん!じゃあ海岸にいくぞー!」
曜「もうっ」
7:
海岸
千歌「おーし!釣るぞぉ!針にウネウネちゃんつけて、っと。とぉ!」ポチャン
曜「飛んだ飛んだ」
千歌「じゃあお話でもしながらじっくり待とうか!今日マルちゃんがドリフトしててさー」
曜「へー、掃除機でもやればできるんだね」
・・・
一時間後
千歌「・・・」
曜「・・・」
千歌「・・・全然こないねぇ」」
曜「お魚さんもお休みなのかな」
千歌「うーん、眠くなってきたよぉ、ふぁああ」ピクン
千歌「おぉ!?来た!ぐうううう!これは大きい!全然引っ張れない!曜ちゃん手伝って!」グイグイ
曜「よしきた!うおおおおおおお!!!!」グイグイグイグイグイグイグイグイ
8:
チカヨウ「もうちょっとだいっけぇぇぇ!!」バシャーン
アカエイ「バタバタ!バタバタバタ!!」
千歌「・・・」
曜「・・・なにこれ」
千歌「アカエイさんだねぇ」
曜「・・・食べられるの?」
千歌「うーん・・・あ!じゃあ食べてみよう!アカエイさんは尻尾の針に毒があるから切って、と」ジョキン
曜「本気?」
千歌「じゃあ曜ちゃんちでアカエイパーティーだ!」ピョンピョン
曜「えー」
10: 時間の流れがおかしいのは突っ込まないでね(笑)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 20:14:32.86 ID:y/5G5yHH.net
渡辺家
千歌「曜ちゃんブルーシート持ってきてー」
曜「チョットマテテー」
千歌「どうやって捌けばいいんだろ?アカエイなんか捌いたことないや、えーい、適当にブツギリにしちゃえ!」ザクッザクッ
曜「うちのリビングが大惨事に・・・」
千歌「新鮮な魚っていったらまずは刺身だよね!切り立てのをペロっと!」パク
千歌「ンマァイ!プルプルしてる!曜ちゃんも食べてみ!」
曜「本当かよ!・・・ぱくっ」
曜「んほぉぉ・・・確かにおいしい!」プルプル
千歌「後は煮てみようか!」グツグツ
曜「おお・・・冷えたら固まった・・・にこごりになった」
千歌「ムシャムシャ・・・ゼラチンたっぷり!」
曜「美容によさそ!」パクパク
13:
千歌「じゃーん!」
曜「うわ!なにそれ!」
千歌「アカエイさんのお口!から揚げにしよう!」ジュジュジュジュ
曜「ミイラみたい・・・」
千歌「お味はどうかな?」パク
曜「ムシャムシャ・・・微妙だね・・・・」
千歌「鶏肉が水っぽくなった感じだね・・・」
千歌「じゃあ次はこっち!卵があったから煮てみた!」
曜「魚の卵はおいしいの多いからね!期待!」パク
曜「・・・もっちり」
千歌「・・・ボソボソ」
曜「たいしたことないね・・・」
千歌「うん・・・」
14: 物語の都合上好みは気にしないでください(笑)@\(^o^)/ 2016/05/25(水) 20:24:07.29 ID:y/5G5yHH.net
千歌「じゃあ帰るね!ばいばーい!」
曜「今日は珍しいもの食べれてよかったよ!またね!」
千歌「食べられないこともないけどいうほど美味でもないし重すぎて持って帰るのがやたら大変だしアカエイは次からキャッチアンドリリースでいいね!」
曜編 おわり
17:
梨子「夜風が気持ちいい・・・」
梨子「星空もきれい・・・」
梨子「静かで、波の音だけが聞こえて」
梨子「本当に素敵な土地・・・引っ越してこれてよかった・・・」ウットリ
千歌「あれー!梨子ちゃんだ!おーい!」ブンブン
梨子「うるさいのが来て雰囲気台無しじゃん」
千歌「もう暗くなったのに何してるのー?」
梨子「夕涼みに散歩してたの、千歌ちゃんも?」
千歌「んーん!今日は大潮だったからね!」
梨子「?」
19:
千歌「潮がひいたあとはね!海に戻れなかった海の生き物がたくさんいるんだ!」
梨子「かわいそうな子達なんだね・・・」
千歌「うん!今日の夕食の一品になっちゃうしね!」
梨子「そうだね(夕食とか言ってたけど聞き間違いかしら)」
千歌「でも貝ももう飽きちゃったしなぁ・・・」
梨子「きれいな巻貝さん、はい、海にお戻り」
千歌「あ!ヒトデ!・・・そういえばヒトデって食べたことないなぁ」
梨子「ヒトデはね、英語でスターフィッシュっていうの、お星様みたいだから、素敵だよね(食べるって聞こえたけど気のせいよね)」
千歌「よく考えたらウニに近いしおいしいかも!今日はヒトデにしよう、集めてくる!」
梨子「気のせいじゃねえ!」
20:
千歌「何種類か集まったしこのぐらいかなぁ」
梨子「天体観測だね(錯乱)」
千歌「あー!もしかして!これは!」
千歌「タコノマクラさんだ!初めて見つけた!」
梨子「このヒトデ本で見たことある!」
参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%BF%E3%B3%E3%8E%E3%9E%E3%AF%E3%A9#/media/File:Clypeaster_japonicus_-_Osaka_Museum_of_Natural_History_-_DSC07832.JPG
千歌「じゃあこれもいただくことにしよう!」
梨子「ね、ねぇ、千歌ちゃん?さっきから食べるとか聞こえてる気がするんだけど・・・?」
千歌「うん!食べるんだよ!」
梨子「へ、へー、こっちの地方ではヒトデを食べる文化があるんだ・・・?」
千歌「そんなわけないじゃん?もしかして田舎だからってバカにしてない?梨子ちゃん」
梨子「そ、そんなことない!じゃあどうして食べるの?」
千歌「食べたことないから!」
梨子「???(千歌ちゃんの考えることはよくわからない・・・)」
21:
桜内家
梨子「気づいたらなぜか私の家だ」
千歌「梨子ちゃんにもごちそうするよ!やっぱり拾ってきた奴は寄生虫とか怖いし茹でたほうがいいかな?塩茹でにしよう!」グツグツ
梨子「うちのお鍋でお星様が塩茹でになってる・・・」
千歌「茹で上がったかな?じゃあ食べてみよう!普通っぽうヒトデから!」パキ
千歌「はい、梨子ちゃん!スプーンで身を取り出して食べてね」
梨子「は、はい、ぱく」
梨子「磯臭い・・・」
千歌「苦いカニミソって感じだね・・・」
梨子「それほどでもないね・・・」
千歌「じゃあ次はモミジヒトデ!」パキ
梨子「ほとんど身がない・・・」
千歌「口で吸い出そう!・・・トゲトゲが邪魔・・・」
梨子「ダメだね・・・」
22:
千歌「じゃあ次はイトマキヒトデ!ぷっくらしてるしきっと身もたっぷりだよ!」バキ
千歌「・・・」
梨子「期待ほどでもないね・・・まあ食べてみよ?」パク
千歌「他の人でよりはマシかなぁ?」
梨子「うーん、でもちょっと喉に引っかかるような」
千歌「じゃあ次はお待ちかね!タコノマクラさん!この子も茹でてみよう!」グツグツ
梨子「・・・!?なにこれ!」
千歌「すっごい緑汁になった!」
梨子「しかも臭いよ!かびた石膏みたいなにおい!」
千歌「うぷっ・・・なぁに、良薬口に苦しって言うしきっと味はいいはず!」バサ
梨子「あざやかに緑色だね・・・」
千歌「・・・うん・・・割って食べよう」バキ
梨子「くさっ!ほとんどドロドロになってるし!」
千歌「舐めてみよう!」ペロ
千歌「・・・まずっ!くさっ!・・・梨子ちゃんもどう?」
梨子「いらないわよ!」
23:
梨子「家中カビ石膏くさい・・・お母さんに怒られちゃう・・・」グス
千歌「きょ、今日は帰るね!ばいばーい!」ピューン
千歌「ヒトデが市場に出回らない理由がわかったね!無人島サバイバルでもなきゃ二度と食べないよ!」
梨子「飲み物飲むと喉がしみる・・・」
梨子編 おわり
24:
千歌「るんるん♪」
ダイヤ「あら、千歌さん、ごきげんよう」
千歌「あ!生徒会長!こんにちわ!」
ダイヤ「随分ごきげんですけどお出かけかしら?」
千歌「カニを捕りにいくんです!」
ダイヤ「カニ・・・?」
千歌「はい!」
ダイヤ「興味深いですわ、本で見るだけではない、リアルなカニというのを見たいのでついていってもいいかしら?」
千歌「はい!どうぞ!」
25:
海岸
千歌「日も沈んできたしそろそろですね!原付のライトを海に向けて、と」
ダイヤ「漁をするときに光を使うと聞いたことがあります」
千歌「多分似たようなものです!そしてこれ!」ジャーン
ダイヤ「学校の水道の石鹸を入れてるネット・・・?」
千歌「はい!この中にイカの切り身をいれて、口をしばって」
千歌「やっほーい!!!」ドボーン
ダイヤ「乱暴ですわ!」
千歌「これで適当に10分ぐらい待ちます!」
28:
10分後
千歌「このつけたヒモで引っ張って、っと」ズルズル
千歌「引き上げると!ネットにカニさんがたくさん絡まってます!」
ダイヤ「うわ・・・どっちゃり・・・」
千歌「引き剥がして、っと。あっ腕取れた」ポイ
ダイヤ「カニは底生生物で死んだ肉でも食べますからね・・・しかし海の底にカニがあんなにいるのを考えると・・・」ブルッ
千歌「手伝ってもらったし今日は生徒会長にごちそうしますよ!」
ダイヤ「そ、それは感謝しますわ」
29:
黒澤家
千歌「生徒会長!臼と杵ありますか?」
ダイヤ「臼と杵がある一般家庭はあまりないと存じますが・・・」
千歌「じゃあすり鉢とすりこぎ貸してください!」
ダイヤ「ええ、どうぞ」
千歌「じゃあカニさんをすり鉢にいれてっと」
千歌「えーい!」グチャ
ダイヤ「!?」
千歌「すりつぶして混ぜ混ぜ♪」グシャグシャ
ダイヤ「な、なんてことを!なんて残酷な!千歌さん!」
千歌「えー、何言ってるんですか?これが食べるということなんですよ!」
千歌「牛さんや豚さんだって同じなんです!カニさん!ありがとうございます!カニさんを食べて千歌は明日も元気に生きます!」マゼマゼ
ダイヤ「たったしかにそうかもしれませんが・・・」
32:
千歌「大体すりつぶせたかな?そしたらこのすりつぶしたカニさんは布に入れてっと」
千歌「鍋に適量の水を入れて絞ってっと」シボシボ
千歌「少しずつ染み出てきた!」
ダイヤ「うわぁ・・まるでセメントですわ・・・」
千歌「まぁまぁそういわずに!火にかけてっと!沸騰しないぐらいのところで塩を少々いれて・・・」
千歌「出来ました!」
ダイヤ「うわぁ・・・いい香り・・・!」
千歌「カニ汁です!飲んでください!」
ダイヤ「それじゃあ・・・」ゴクッ
ダイヤ「ウンンマァァァイ!???」パラッパパー
千歌「飲むヨーグルトならぬ飲むカニですよね!カニの芳醇な香りが口いっぱいに広がります!」ゴクゴク
ダイヤ「ほのかにするカニミソの風味もすばらしいですわ!」」ゴクゴクプハー
千歌「あえて余計な調味料はいれず少しの塩だからこそ素材の良さが際たつんです!」ゴックン
33:
千歌「この搾りかすになったカニさんの殻は畑に撒きます!」バッサー
ダイヤ「カニは私たちの血肉となり、そして畑の作物の肥料となるのですね・・・」
ダイヤ「千歌さん、非常に貴重な体験をさせていただいてありがとうございました!命の重みというものが自分の目で少しわかりました!」
千歌「いやぁ、それほどでも///」
ダイヤ「それでは次は私のほうから昨日の宿題忘れのお説教と数学の勉強を教えてさしあげますわ!」
千歌「いやぁぁぁぁぁ!!!!なんでこーなるの!!!!」
ダイヤ編 おわり
35:
追記 千歌「カニさんを調理したら調理器具は熱湯消毒しましょうね♪吸虫とか寄生しちゃいますよ!」
38:
市場
千歌「お母さんに言われて今日の食材の買出し来たけどめんどくさいなぁ・・・」
鞠莉「ハァーイ!チカッチ!」
千歌「マリーちゃん!?奇遇だねぇ!」
鞠莉「チカッチも旅館のショッピング?マリーもホテルのディナーの食材買出しよ!」
千歌「じゃあ一緒に回りましょうか!」
鞠莉「オーイエ!」
39:
鞠莉「これでオール買ったようね!」
千歌「そうですね!・・・ん?あれはなんだろう?ずる向けの魚が落ちてる・・・」
オッサン「おー高海さんとこの末っ子嬢ちゃんじゃないけ!」
千歌「おじさん!この魚なんですか?」
オッサン「そいつはハダカイワシつっての、吊り上げたらすぐ皮もうろこもとれる変な魚じゃっけ、そんなんだから売り物にもならんけ!」
鞠莉「Oh!ネイキッドイワシ!ソークールね!」
千歌「いらないならもらってもいいですか?」
オッサン「ええけんど腹壊しても知らんけの!」
千歌「おじさんありがと!」
鞠莉「サンクス!」
40:
帰り道
千歌「うーんお腹すいたなぁ」トボトボ
鞠莉「この辺はショップもないし我慢するしかないネ!」
千歌「やだよぉ!お腹すいたよぉ!」ジタバタ
鞠莉「チルドレンかよ」
千歌「あ!あれは!焚き火だ!」
千歌「おーい!おじーさん!」
ジイサン「なんじゃっぺ」
千歌「火を貸してもらっていいですか!」
ジイサン「好きにせ」
鞠莉「ファイアーで何するね?」
千歌「さっきのハダカイワシ!」ジャーン
41:
鞠莉「ネイキッドイワシね!」
千歌「枝を刺して火にくべてっと」バチバチバチ
千歌「おお!すごい脂が出てくる!」バチバチバチバチバチバチバチバチ
千歌「もう焼けた!」
鞠莉「フィニッシュね!」
千歌「はい、マリーちゃん!おじいさんも!」
千歌「もぐもぐ・・・おぉー普通のイワシより脂が乗ってておいしい!」
鞠莉「ソフトでデリシャスよ!」モグモグ
ジイサン「うんめうんめ」
千歌「うーんおいしかった!市場は掘り出し物があっていいね!」
鞠莉「ほんとにね」
42:
千歌「最近は保健所がうるさいらしくて市場で魚が落ちてることも少ないらしいね!窮屈な世の中になったもんだねぇ」
鞠莉「仕方ないネ!」
千歌「オチはないよ!」
鞠莉編 おわり
44:
疲れたので今日は終わり
54:
千歌「果南ちゃーん!お待たせ!」
果南「遅いぞー!もう準備は出来てるよ」
千歌「ごめんねぇ」
果南「それにしてもいきなりダイビングしたいなんてどういう風の吹き回しよ?」
千歌「いやぁ、カタアンドシトのテレビ見てて私も海の中で捕ってみたくなっちゃって!」
果南「相変わらず何を考えてるのかよくわからないね千歌は、じゃあ早くウエットスーツに着替えた着替えた!」
千歌「はぁーい!」
55: 彼女らは水属性なので海中でも会話できます(笑)@\(^o^)/ 2016/05/26(木) 17:03:29.35 ID:YohDvKA6.net
千歌「じゃあーいっくぞー!」ドボン
果南「相変わらず落ち着きがない」ドボン
千歌「うわー海のなかってこんな風なんだ!おもしろー」スイスイ
果南「あんまり離れないでよ?流されたら連れ戻せないからね」
千歌「はーい!あ、お魚さん!銛で打つぞ!」シュ
千歌「逃げられたぁ!」
果南「ははは、初めてじゃそんなもんだよ」
千歌「くやしー!もっと探すぞぉ!」
56:
果南「千歌ー!もう暗くなり始めたしあがるぞー!」
千歌「結局一匹も捕れなかったよ」ショボン
果南「そりゃ初めてやった奴がホイホイ捕れたら漁師はいらないからね」
千歌「残念だなぁ・・・ん?なにあれ!」
果南「ん?」
千歌「磯の岩場に変なタコがいる!水玉模様だよ!アハハハ!変なのー!」
果南「あー、あれはサメハダテナガダコだな、噛まれると毒があるから気をつけたほうがいいよ」
千歌「へー、その毒って食べたら危ないの?」
果南「いや、食べる分には問題ないらしいよ?南の島とかで食べるって漁師のオヤジが言ってた」
千歌「じゃあ食べてみよう!銛パワー注入はいプシュ!」グサ
千歌「水玉タコ、捕ったどー!」
果南「子供かよ」
57:
松浦家
千歌「タコっていったら茹でだよね!」
果南「さすがによくわからんのを生では食べたくないね」
千歌「じゃあ茹でよう!」ブクブク
千歌「茹でたら模様が消えて普通のタコと同じになった・・・」
果南「まあそんなもんでしょ」
千歌「じゃあ早食べてみよう!」パク
果南「いただきます」ムチャムチャ
千歌「やわらかすぎる・・・」クチャクチャ
果南「歯ごたえがないね」
千歌「しょうがないから今日の果南ちゃんちの夕飯のしゃぶしゃぶに一緒に混ぜとこ!」
果南「おいおい、しょうがないな」
58:
千歌「ごちそうさま!じゃーねー!」フリフリ
果南「結局しゃぶしゃぶまで食べていきやがって、しょうのない奴だよ」
千歌「お笑い芸人なのにダイビングで魚捕れるって凄かったんだね!尊敬尊敬!」
果南編 おわり
59:
千歌「あいせーいへいへいへいすたーだっ♪」
ルビィ「あっ、千歌ちゃん、こんなところでどうしたの?」
千歌「ルビィちゃん!お夕飯の一品を探しにね!」
ルビィ「ルビィもおつかいの途中だったんです!一緒にいっていいかなぁ・・・?」オズオズ
千歌「もっちろん!」
61:
ルビィ「ってなんで海に来てるのぉ!」
千歌「お夕飯の一品っていったら海しかないでしょ!」
ルビィ「お塩を買いにきたのにぃ・・・」グスッ
千歌「ま、まぁまぁ、あとでお店にも寄るから!」アセアセ
ルビィ「ほんとぉ?」
千歌「うんうん!だからまずは今日のご飯さがそ!」
62:
千歌「岩場にはカキさんやウニさんがへばりついてるんだよね!ナイフで剥がして、っと!」ベキベキ
ルビィ「カキさんやウニさんとると禁猟で捕まっちゃうよぉ!」
千歌「うるさいやつめ・・・じゃあ今日はこれにしとこうか!」パキパキ
千歌「はーい、亀さんの手だよぉ!」
ルビィ「亀さんの手をもぎ取っちゃったのぉ!って、カメノテだよね?それ」
千歌「うん!」
ルビィ「食べれるの?」
千歌「大丈夫だよ!あとはこっちも!」バキバキ
千歌「はーい富士山さんだよ!静岡の富士山!静岡の!静岡の富士山だよ!」
ルビィ「富士山もぎとっちゃったのぉ!って、フジツボだよね?それ」
千歌「うん!こっちもおいしいよ!それにこれなら禁猟にならないしね!」
※詳しくないけど海のものは全部漁業権あるらしいので不安な人は地元漁協に聞いてね☆つかまっても自己責任で☆
63:
黒澤家
千歌「というわけでルビィちゃんにごちそうするよ!まずはカメノテ!」
千歌「茹でるだけでおっけー!味付けしたいなら適当に醤油やらみりんやら砂糖やらいれて煮込んでもいいよ!はいこれだけ!」グツグツ
ルビィ「うわぁ・・・いいにおいがする・・・」
千歌「カメノテはね!この手首の部分で折って」パキン
千歌「そうすると手首の下の身がついてくるからそれを食べるんだよ!」
ルビィ「はーい!ぱく!」
ルビィ「うーんおいちぃ!こんな海いったらどこにでも落ちてるカメノテがおいしいなんてビックリですぅ!」
千歌「デッショー!凄いおいしいってわけでもないけどあんなに簡単に取れて手軽に料理できてこれだけ美味しいんだからお得だよね!」
ルビィ「これだけ美味しいんだから手の部分もきっとおいしいよね!」パカッチュル
千歌「あ、手のほうは・・・」
ルビィ「うぇぇ・・・ジャリジャリしてるぅ・・・」
千歌「手のほうはジャリジャリして微妙だから、って遅かったね・・・」
千歌「カメノテはお味噌汁の入れてもいい出汁になるからおすすめだよっ!」
64:
千歌「でも今日のお味噌汁はね!フジツボ汁なんだよ!」
千歌「さぁ飲んだ飲んだ!」
ルビィ「はぁぃ」ゴク
ルビィ「ンウンマァイ!」デデドン
ルビィ「カニとエビのいいとこどりみたいな味がするよぉ!」
千歌「うんうん!おいしいでしょ!」
ルビィ「そこらぢゅうに生えてるフジツボさんがこんな美味しいなんて、感動ですぅ!」
千歌「大きいのだと刺身にもできるらしいけど人のいけない場所じゃないと取れないみたいだし結構高いみたいなんだよねぇ」
ルビィ「食べてみたいねぇ・・・」
65:
ルビィ「千歌ちゃん!今日はありがと!千歌ちゃんはいろんなことを知ってて尊敬しちゃう!」
千歌「いやぁ///少しは先輩らしいところも見せないとね!」
ダイヤ「それなら勉強も教えられるぐらい先輩らしくならないといけませんわね!今日のテストも赤点と聞きましたわ!泊りがけで鍛えなおします!]
千歌「いやぁぁぁぁぁ!!!なんでこーなるの!」
ルビィ編 おわり
68:

善子「フフフ・・・海を見ていると我が闇に侵されし心の深遠が深まるというものよ・・・」
善子「赤眼の魔王(ルビーアイ)の五人の腹心の魔王の一人海王(ディープシー)ですら我が闇にかかれば滅びの快楽を味わうであろう・・・」
善子「我こそは悪夢の王(ロードオブナイトメア)と対なす存在、駄天使ヨハネ・・・」コーコツ
千歌「あー!善子ちゃんだぁ!おーい!善子ちゃーん!!!何してるのー!」
善子「雰囲気ぶち壊しやないけ!」
善子「海を見て感慨に耽っていたのよ」
千歌「農業用用水路かなんだって?」
善子「それは灌漑よ!それよりサウンザンドソングこそこのような忘れられた地で何をしているのだ・・・」
千歌「じゃーん!釣りでーす!善子ちゃんも一緒にやろ!」
善子「ヨハネよ!」
69:
千歌「はい!竿貸してあげる!」
善子「ど、どーも」
千歌「じゃあ針にこれつけてね!」ウネウネ
善子「きゃあ!」ビク
善子「凶悪なサンドワームじゃない!そんなの触ったら穢れるわ!」
千歌「しょうがないなぁ、じゃあつけてあげる!」ブチ
善子「う、うむ。良い心がけぞ」
千歌「じゃあ投げるよ!」シュルルルル
善子「こ、こう?」ポテッ
千歌「あはは!善子ちゃん下手っぴー!」
善子「ヨハネよ!」
70:
数十分後
善子「なかなか釣れないではないか・・・」イライラ
千歌「釣りっていうのはね、焦っちゃだめなんだよ!見えない水面下で行われるお魚さんとの駆け引き、戦いなんだよ!」
善子「そ、そうか、まるで堕天使である我が魔界からリトルデーモンを遣わして人間と戦わせるようなものなのね」
千歌「そーいえば善子ちゃんのその話し方、厨二病っていうんだよね?曜ちゃんが教えてくれた!」
善子「くっ、あの偽海(プール)の人魚(水泳部員)よ・・・アカシックレコードに記された我が秘密を軽々しく教えるとは・・・」
千歌「私は善子ちゃんのしゃべり方かっこいいから大好きだよ!」
善子「そ、そうかしら///」ポ
千歌「って!話してたら善子ちゃんの竿が!」
善子「きゃっ!すごい引っ張られる!」ググググ
千歌「私も手伝うよ!そーれ!!!!」
善子「うぐぐ!ヘラクレスよ!我に力を与えたまえ!」グググググググググー
71:
千歌「あがった!」バシャーン
善子「やった!・・・長いわね・・・なかなか全部出てこないじゃない」ズルズル
千歌「うん・・・」ズルズル
善子「やっと全部出てきたわ!」
ダイナンウミヘビ「キシャービチビチビチ」
善子「何この凶悪な顔をした魚」
千歌「ダイナンウミヘビだね・・・」
善子「シーサーペント!?さすが堕天使ヨハネ!こんな魔界のものを召喚してしまうなんて!」
千歌「釣りとしてはハズレだね・・・」
善子「え・・・そうなの・・・」ショボン
千歌「あ!そんなことないよ!こんな大物だし大当たりだよ!善子ちゃん凄いよ!」
善子「ほんとぉ!」パァー
千歌「じゃ、じゃあさっそく連れ帰って料理しようか!」
72:
津島家
善子「我が城にようこそ・・・」
千歌「じゃ、じゃあさっそく料理しようか!(さすがにダイナンウミヘビなんて捌いたことないよ!)」
千歌「とにかく長すぎてまな板に乗らないから短く切ろうか!」ザクッザクッザクッザクッザクッ
千歌「5つぐらいに分けたよ!」
善子「五体に切り裂いて封印するほどの強力な魔獣か・・・」
千歌「まずは一つ目!やっぱり新鮮な魚といえば刺身だよねー!じゃあ早!」ジャクジャク
千歌「うわ!なにこれ!骨多すぎ!硬すぎ!まともに捌けないし!」
善子「鉄壁の防御か」
千歌「うまく骨取れないからボロボロだよぉ・・・」
善子「なぁに、しゃぶればいい、ぺろぺろ」
善子「ふむ・・・悪くないな」
千歌「善子ちゃん!ありがとぉ!」
73:
千歌「これはまともな方法じゃ食べられないねぇ・・・ん?あれは!」
善子「全てを溶かす地獄の釜ぞ」
千歌「圧力鍋じゃん!ふた切れぐらいこの中にいれとこ!」
千歌「あとは・・・あ!」
千歌「これだぁ!」サクサクサク
善子「何をしているの?」
千歌「うちの旅館の板さんがハモでやってた骨切りのマネ!」
善子「骨を切らせて肉を断つ、か。見事な戦いよ」
千歌「できたぁ!一つはさっと湯にとおして!もういっこは火であぶって!」
千歌「湯引きと塩焼き!」
善子「香ばしい匂い・・・」
千歌「最後の一個はめんどくさいからミキサーにいれて丸めて揚げてっと!」
千歌「出来上がりぃ!」
74:
千歌「じゃあまずは圧力鍋でやーらかくしたのから!」モグモグ
善子「骨まで食べられるわね」
千歌「圧力鍋はすごいねぇ」
善子「まぁまぁね」
千歌「じゃあ次は湯引き!梅肉ソースつけて食べてね!」
善子「おいしい・・・!プリプリしてて身の甘みと梅の酸味が混じりあって極上だわ!」モシャモシャ
千歌「うん!苦労したかいあったよ!次は塩焼き!」
善子「すごい脂だわ!濃厚な味わい・・・」モキュモキュ
千歌「油使ってないのにすごいよね!じゃあ最後は揚げボールにとろとろチーズをかけて!」
善子「うん!おいしい!お菓子みたい!」パクパク
千歌「いやー、いろいろ考えて料理すれば美味しくなるものだねぇ!」ングング
75:
善子「あ、あの、千歌先輩・・・今日はありがとうございました!千歌先輩のこと見直しました!」
千歌「えへへー///でも善子ちゃんはいつものままでいいんだよ!そっちのがかわいい!」
善子「うぅ・・・さらばだサウザンドソング、今宵の幻の邂逅は楽しめたぞ///」
千歌「うん、ばいばーい!」
千歌「調理法と調理器具を考えた人には感謝だね!このおかげでどんな食べ物もおいしくできるよ!」
ヨハネ編 おわり
78:
千歌「ふぁぁー、今日も忙しいからって追い出されちゃった!何しよっかなー」
花丸「うぅっ・・ぐすっ・・・ひっく」ポロポロ
千歌「あれはマルちゃん?ってマルちゃんが泣いてる!マルちゃん!どーしたの!」
花丸「千歌ちゃん!オラ・・・オラ・・・ごめんなさい・・・」ポロポロポロ
千歌「だ、大丈夫だよマルちゃん!落ち着いて!何があったの?」ナデナデ
花丸「オラ・・・檀家さんの法事の予定が延期になったんだけど、忘れてて、千歌ちゃんの旅館に頼んだ料理の中止の連絡してなくて」ヒックヒック
花丸「オジイにオラでなんとかしてこいっておんだされて・・・うわぁぁぁぁん!」
千歌「それは大変だねぇ・・・ん?うちの旅館?そういえばお父さんが今日はお寺の仕出しで忙しいとか言ってたっけ!」
千歌「マルちゃん任せて!わたしがなんとかしてくるよ!」
花丸「千歌ちゃぁん・・・」ポロポロ
79:
30分後
千歌「お父さんに私がマルちゃんにイタズラさせたって言ったらなんとかなったよ!」ヒリヒリ
花丸「千歌ちゃん!ほっぺた真っ赤ずら!」
千歌「だいじょーぶだいじょーぶ!半年間お小遣い半分になったけど・・・」
花丸「ごめんなさい・・・」
千歌「それより料理を無駄にできないからもらってきたよ!」台車ゴロゴロ
千歌「夜にAqoursのみんなを集めてパーティーで食べよう!」
花丸「ひっく、オラのせいで千歌ちゃんが酷い目にあって・・・」
千歌「あーもう!気にするな!女はそんなちっこいこと気にしちゃだめなんだよ!」
千歌「そうだ!みんなが来る前においしいのを二人で食べちゃお!だから元気だしてよマルちゃん!」
花丸「ぅぅ・・・千歌ちゃん・・・」
千歌「じゃあいっくぞー!」
80: 静岡人じゃないから静岡ネタじゃなくてごめんね(笑)@\(^o^)/ 2016/05/26(木) 21:43:54.79 ID:YohDvKA6.net
部室
千歌「じゃーん!うちの旅館の自慢の皿鉢料理だよ!」ババーン
花丸「おおっ!見事に色とりどりの食材が飾られたお皿たちずら!」
千歌「でしょでしょ!じゃあつまみ食いしちゃお!まずはこれ!」
花丸「細長い巻貝ずら?」
千歌「チャンバラ貝だよ!ほら見て!貝のフタが刀みたいでしょ?活きがいいとこのカタナを元気に動かすからまるでチャンバラしてるみたいなんだよね!」
千歌「爪楊枝さしてチュルンと!」チュルン
花丸「身が出てきたずら!」
千歌「醤油で煮ただけでおいしいよ!」パク
花丸「素朴な味わいずらぁ・・・」
千歌「お酒のつまみにぴったりでしょ?・・・私たちは飲めないけど」
花丸「般若湯ずらね」
82:
千歌「じゃあ次はこれ!」
花丸「ホタテずらか?
千歌「ブーッ!はずれー!これは長太郎貝だよ!」
花丸「赤とか紫とか黄色とか変な色ずら」
千歌「色だけじゃなく名前も変だしねぇ・・・でもおいしいんだよ!食べて!」
花丸「ずら」パク
花丸「ホタテより甘い!けど肝のほろ苦さがいいバランスずら!」
千歌「だよねだよね!」
千歌「次は鮎の甘露煮!」
花丸「やわらかくてたくさん食べれるずら」ムシャムシャ
千歌「長良川あたりのヤナだと刺身で食べるらしいけど、さすがに川魚の刺身は怖いしねぇ」
花丸「そもそも川魚は味付けが重要ずら」
83:
千歌「次は田舎寿司だよ!」
花丸「なんずらこれ!野菜が寿司になってるずら!」
千歌「田舎の山は魚なんか鮮度が落ちて食べられなかったからね!だから野菜でマネして作ったんだって!」
花丸「ほえー、人の英知はすごいずらね・・・」
千歌「このエビっぽい茗荷のはピリっとしておいしいね!」
花丸「りゅうきゅうの寿司も塩味がきいてるずら」
千歌「そしてマイゴの塩茹で!」
花丸「キレイな巻貝ずら!」
千歌「うちのお母さんが子供のころはそこらで売ってたらしいけど今は全然とれないらしくてねえ」
花丸「こんなにおいしかったらみんな食べちゃうのも仕方ないずら・・・」
85:
千歌「最後はエガニだよ!」
花丸「殻がかったいずら!」
千歌「トンカチで割るしかないんだよね!」バンバン
花丸「プリプリしてるずら!」
千歌「カニミソもクラクラするほどおいしぃー」トローン
花丸「幸せずらぁ・・・」
86:

曜「千歌ちゃーん!今日は皿鉢料理食べさせてくれるんだって!?」
ダイヤ「って!いいのほとんど食べてるじゃないですか!」
果南「千歌!つまみ食いしたな!」ダダダダ
千歌「うわー!許してー!」
梨子「千歌じゃんは相変わらずね」フフ
ルビィ「お姉ちゃんもう許してあげようよぉ・・・」
鞠莉「このフォックス寿司おいしいネ!」
善子「今宵もリトルデーモンたちが精気に満ち溢れておるわ・・・」
花丸(千歌ちゃん、ありがとずら)
87:
翌日
花丸「千歌ちゃんのおじさん!ごめんなさい!あれは本当はオラのせいなんずら!千歌ちゃんはオラをかばってくれたずら・・・だから怒らないでください・・・」
オヤジ「わかっちょるよ、千歌はどーしよもないべこのかあで八金やが友達思いだけはほんまやきの、これからもあのバカ娘の友達でおってください、マルちゃん」
花丸「はいずら!」
花丸編 おわり
89:
おまけ
曜「学校の水槽にキモワル虫が大量発生しちゃってさ!」
果南「あーこれウミケムシだな、一度沸くとなかなかいなくならないんだよなぁ」
千歌「じゃあ食べてみよう!」
Aqours「!?」
千歌「毛に毒があるから焼いてっと!」バチバチバチ
千歌「うーん、一応貝っぽい味するけどわざわざ食べるほどでもないかなぁ・・・」
千歌「ってみんないない!」キョロキョロ
Aqours「千歌ちゃんとの付き合いは考えなきゃいけないね・・・」
Aqours編 おわり
90:

続き・詳細・画像をみる


子供がニートに育たない方法を教えよう

橋本環奈ちゃん、ついに谷間を見せるwwwwwwwww

『BLEACH』BLEACHってユーハバッハ倒したら終わるみたいだけど未回収の伏線ってまだあったっけ?

ラノベって学園ものと能力バトルと異世界ファンタジーとネトゲ系禁止にしたら何が主流になるの?

ま〜ん「女の下ネタはエグいよ〜(笑)」男「週何回オ○ニーしてる?」ま〜ん「したことない」

【日本郵政】郵便局で「格安スマホ」販売 月額2980円で

【エロ注意】この生活感あるエロ漫画wwwwwwwwwwww

【面白】過激すぎるwww 海外の SASUKE がクリアさせる気がない件www

浜田「山崎さんは高校時代、とんでもないワルだったそうですが」

意外と国歌を知らない!?アメリカの国歌『星条旗』を国歌斉唱で間違える歌手たちをとらえた総集編動画が面白い!!

『プリパラ』最新話に貴重なお風呂シーンが入る!

【速報】Twitterで大学の講義中に中指立て写真を上げるのが大流行!?

back 過去ログ 削除依頼&連絡先