八幡「由比ヶ浜と結婚してから2年が経過した」back

八幡「由比ヶ浜と結婚してから2年が経過した」


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1:
八幡「・・・しかしお前も随分と料理が上手くなったな」
結衣「えへへ、ゆきのんと一緒に特訓して頑張ったんだからね!」
八幡「これなら俺達の子供も安心して咀嚼と胃の蠕動運動をできるな」
結衣「・・・・・・」
八幡「・・・! 失言だった、すまん」
結衣「・・・良いんだよ、八幡。悪いのはあたしだから」
八幡「そんなことはない。可能性は無い訳ではないんだろ? 焦らずに一緒に頑張っていこう」
結衣「八幡・・・ありがとう」
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5:
八幡「俺と結衣が結婚して早2年」
八幡「高校時代からの関係もあってか、お互いに上手くいっている」
八幡「だが・・・子宝には恵まれなかった」
八幡「結衣には生まれつき不妊症の気があったそうだ」
八幡「そこそこ有名な産婦人科に行き、定期的に不妊治療はしているが」
八幡「未だ効果はあらわれていない」
八幡「結衣には無理をするなとは言っていても、やはり心のどこかでは子供が欲しいと思っている。
 それは結衣も思っているだろう」
八幡「不妊治療の開始時期とともに、俺も少しずつ医療関係について勉強をしだした」
八幡「仕事の休憩時間や、家に帰ってからも書籍や文献、インターネットなど様々な情報を集めていた」
八幡「そんなある日のことだ・・・」
8:
八幡「・・・代理出産か」
八幡「(ホスト・マザー・・・妻の子宮に問題があって妊娠ができない場合、妻の卵子と夫の精子
  とで体外受精を行い、受精卵を第3者の子宮に入れて妊娠させる)」
八幡「(サロゲート・マザー・・・依頼主の夫の精子を代理母の子宮に入れて人工授精させる)」
八幡「・・・・・・こんなものがあったとは」
八幡「いざとなったら、結衣にはホルモンの検査もしてもらうか」
八幡「しかし・・・第3者かぁ・・・」
八幡「第3者・・・・・・」
八幡「・・・・・・」
12:
八幡「あの後、代理出産について色々調べた」
八幡「どうやら日本国内では原則禁止とされているようだ」
八幡「しかし・・・俺はどうしても諦めることができない・・・」
八幡「俺の我が儘もあるが、結衣の喜んだ顔が見たい」
八幡「・・・実行するとなると、公的な医療機関は利用できない」
八幡「自分達でなんとかしなくては・・・」
八幡「そして今日は土曜日、昨夜徹夜で考えた"第3者"と会う約束をしている」
八幡「・・・そろそろ来るな」
14:
八幡「よぉ、久しぶりだな」
雪ノ下「久しぶりね、比企谷君。元気にしていたかしら?」
八幡「ああ、お陰様で結衣と上手くいっているよ」
雪ノ下「そう、良かったわ。由比ヶ浜さんは元気?」
八幡「ピッチからスラットに昇格したくらいに元気だよ」
雪ノ下「なら貴方はヒキガエル君から孕ませ谷君に昇格したくらいに淫獣になったのね」
八幡「苗字すら合っていないのに、体調と生体すらも区別できていないぞ」
雪ノ下「あら? 私は天使、貴方はゴルゴンゾーラだということは全世界共通知識よ?」
八幡「やめて、傷つくからそんなこと言わないで。臭いと言われるくらいなら腐っている方がマシだ」
雪ノ下「フフフ・・・私達、あまり変わっていないわね」
八幡「まったく・・・」
雪ノ下「・・・それで、お話とは何かしら? 今朝唐突に会いたいだなんて電話が来て、とても驚いたわ」
八幡「・・・ああ、すまない。実は大事な話なんだ」
雪ノ下「そう・・・私で良ければ、何でも力になるわ」
八幡「すまない・・・」
雪ノ下「・・・まずは場所を変えましょう?」
八幡「ああ」
15:
雪ノ下「由比ヶ浜さんが不妊症・・・?」
八幡「ああ・・・そう診断されてから不妊治療を続けてきたが、未だ効果はないんだ」
雪ノ下「そんな・・・折角手に入れた幸せが・・・」
八幡「俺は結衣に対して、子供ができなくても俺は構わないから、無理はするなとは言っているんだが・・・
 結衣は負い目を感じているらしい」
八幡「そんな俺も心のどこかでは、子供が欲しいと思っているんだ・・・」
雪ノ下「比企谷君・・・」
八幡「ははっ・・・情けないよな、男なのに」
雪ノ下「・・・そんなことは無いわ、比企谷君。人間誰しも自分の愛した人との間に子供を作りたいと思うはずよ。
 貴方は何一つ間違った感情を抱いていないわ」ニコ
八幡「雪ノ下・・・」ジーン
八幡「・・・まぁな、そんなことがあって、俺も医療のことについて少しずつ勉強しているんだ」
八幡「それでな、不妊症の妻を持っていても、どうにかして子供を作れないか方法を探していたn」
雪ノ下「代理出産のことかしら」
八幡「なっ・・・!?」
16:
雪ノ下「フフ、貴方が今朝凄い剣幕で私を呼び出して、こんな話をされたのでは嫌でも気づくわ」
八幡「・・・さすがだな」
雪ノ下「でも、代理出産は日本国内では禁止されているはずよ? 公的な医療機関はもちろん
 利用できないけれど・・・」
八幡「それも俺は調べた。だが、海外に行けるほど安定した経済力は現状では獲得していない」
雪ノ下「お金なら私が・・・」
八幡「俺たちはもう大人だ。お互いそれぞれ働いている、立派な社会人だ。そういうことは恥ずべき
 ことなはずだ」
雪ノ下「・・・ええ、そうね」
八幡「・・・どうするかは俺が既に考えた。覚悟もしている。後は・・・お前に先に感づかれたが、
 しっかりと俺に言わせてくれ」
八幡「最低で突拍子も無いことをこれから言うが、どうか許してくれ」
八幡「雪ノ下、どうか俺と結衣のために代理母になってくれないか?」
雪ノ下「・・・本当に突拍子も無いわね」
八幡「・・・・・・」
17:
雪ノ下「良い? 比企谷君。これは私達が考えているよりも重大なことなのよ?
 由比ヶ浜さんにはこの話は?」
八幡「・・・いいや、まだだ」
雪ノ下「そう・・・未だ男性と性的関係を持ったことが無い私が、いきなり妊娠するのも不思議な
 感じがするだろうし、それに既に由比ヶ浜さんと契りを交わした貴方の子供を妊娠するなんて
 ・・・なんだか複雑だわ」
八幡「(本当に複雑な気分だ・・・何と言えば良いか・・・)」
雪ノ下「私の子宮が腐ったら、比企谷君のテスティスを小型削岩機で解体するわ」
八幡「ヒキガヤウイルスは先天性なのか? というか睾丸って言えよ」
雪ノ下「・・・でもね」
雪ノ下「私は・・・決して嫌ではないわ」
八幡「・・・!」
19:
雪ノ下「貴方は由比ヶ浜さんと結婚してしまったけれど、私も・・・貴方に少なからず好意があったわ」
八幡「え!?///」
雪ノ下「ごめんなさい、タイミングが悪かったわね。でも、私にとって貴方は特別な人なの。それは今でも
 変わらないわ、比企谷君」
八幡「え・・・お、おぅ・・・///(雪ノ下が可愛いだと・・・?俺のことをそう思っていたなんて)」
雪ノ下「結論を言うと、私は代理母を引き受けます」
八幡「・・・本当か?」
雪ノ下「ええ、本当よ」ニコ
八幡「・・・本当にありがとう」ポロポロ
雪ノ下「良いのよ、高校時代には貴方に助けられたことも多々あるのだから、困ったときはお互い様でしょ?」
八幡「・・・・・・」ポロポロ
雪ノ下「ほら、泣かないで。由比ヶ浜さんにはしっかりと話しておくのよ? また再度連絡をちょうだい」
八幡「・・・ああ」
21:
八幡「(その後、俺は雪ノ下と別れ、帰宅した)」
八幡「ただいま?」ガチャ
結衣「あ、おかえり八幡」
八幡「ああ」
結衣「今日はどこに行ってたの?」
八幡「久しぶりに雪ノ下と会ってきたよ」
結衣「・・・浮気?」ギロ
八幡「ち、違えーよ! ちょっとそのことで結衣に話があるんだ」
結衣「え・・・う、うん」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
23:
>>22
ごめん、ハイライト吸ってたからボーっとしてた
24:
結衣「・・・そんなことが」
八幡「すまない、雪ノ下には事情を説明して、了承を得た。結衣のその・・・考えを聞かせてほしい」
結衣「・・・なんか複雑だね。ゆきのんは私の親友だけど・・・なんか申し訳ないというかなんというか・・・」
八幡「・・・・・・」
結衣「・・・わかった、今度はゆきのんとも話したいな」
八幡「お前と話をした後再度雪ノ下に連絡を入れる。今度は3人で話し合おう」
結衣「うん。その・・・八幡」
八幡「ん?」
結衣「・・・ありがとう」
八幡「・・・気にすんなよ」
25:
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
雪ノ下「由比ヶ浜さん、久しぶりね」
結衣「ゆきのん!元気にしてた?」
雪ノ下「ええ、お陰様で」
結衣「その、なんかこんな話で呼び出してごめんね」
雪ノ下「気にすることはないわ。早比企谷君の考えを聞かせていただきましょう?」
八幡「ああ、それはだな・・・」
26:
雪ノ下「///」
八幡「顔を赤くするなよ・・・本当に申し訳ないが、話し合った結果だ」
雪ノ下「い、良いのよ。そ、それよりシャワーはもう浴びたから・・・///」
八幡「・・・よろしくお願いします」
雪ノ下「・・・///」ペコ
八幡「俺の精液入りスポイトは既に用意した。俺は部屋を退出するから、終わったら呼んでくれ///」
雪ノ下「わかったわ///」
八幡「・・・想像してみたら、実際にヤるよりもエロいな///」
結衣「八幡・・・」
八幡「結衣・・・」
結衣「なんか浮気されたみたいな感じで複雑だけど・・・私のこと捨てないでね?」
八幡「当たり前だ、俺はお前のことを愛しているぞ」ギュ
結衣「・・・ありがとう」
雪ノ下『ひ、比企谷君、終わったわ///』
八幡「おう、今行く」ガチャ
結衣「///」
28:
――― 2週間後 ―――
八幡「それで・・・検査の結果は?」
雪ノ下「陽性ですって」
八幡「そうか・・・本当になんと言って良いのか」
雪ノ下「本当に不思議な感覚ね。まだお腹は大きくはなっていないけれど、私の中にもう一つの生命が
 宿っているなんて」
八幡「・・・・・・」
雪ノ下「さすがにお腹が大きくなったら、産休を取らないといけないわね」
八幡「そのときは俺達の家で過ごしてくれ。雪ノ下には本当に感謝している。それくらいはさせてくれ」
雪ノ下「比企谷君・・・でもお邪魔じゃないかしら・・・?」
八幡「なに、気にするな。妊娠中は様々なリスクを伴うからな、俺や結衣がついていることでお前も安心だろ」
雪ノ下「でも・・・貴方達は仮にも若い夫婦なのだから・・・その、夜のご奉仕もある訳でしょ?///」
八幡「なっ!? そういうことを平然と言うなよ・・・それはなんとかするよ」
雪ノ下「わかったわ、これからよろしく」
八幡「こちらこそよろしく」
38:
八幡「どうだ、調子は」
雪ノ下「ええ、少しだけお腹が膨らんできたわ。でも幸いにつわりは無いわ」
八幡「そうか」
雪ノ下「ウフフ」
八幡「・・・なんかやけに嬉しそうだな、愛情でも抱いているのか?」
雪ノ下「・・・! あら、誰が好んでクロイツフェルト・ヤーコブ病の子供に愛情を抱くのかしら?」
八幡「俺はプリオン細胞じゃないぞ。まぁ、体調を崩してなくて安心したよ」
八幡「じゃあ俺はこの辺で失礼するよ」
雪ノ下「ええ、それではまたね、比企谷君」
八幡「ああ」パタン
雪ノ下「・・・・・・」
雪ノ下「・・・ウフフ、私の可愛い赤ちゃん///」サスサス
42:
結衣「・・・ゆきのん、大丈夫?」
雪ノ下「ええ、少し体が重くなったくらいかしら」
結衣「なんかゴメンね、本当に・・・」
雪ノ下「良いのよ、由比ヶ浜さんは悪くないんだから。私も悪い気はしないから」
結衣「うん・・・」
雪ノ下「あ! 今動いたわ!」
結衣「え!? 本当!?」
雪ノ下「ええ、本当よ! お腹に耳を当ててみて」
結衣「どれどれ・・・あ! 動いた!」
雪ノ下「本当に新しい生命が私の中にいるのね・・・」
雪ノ下「ウフフ・・・可愛いわぁ・・・」ニヤァ
結衣「・・・!」ゾワ
雪ノ下「フフ・・・フフフ・・・」サスサス
結衣「・・・・・・」
45:
結衣「ねぇ、八幡」
八幡「ん? どうした」
結衣「その・・・ゆきのんのことなんだけどね? なんというかその・・・本当の我が子のように
 感じているというか・・・なんか少し怖い・・・」
八幡「え・・・あの雪ノ下だそ? 子宮が腐ったら俺のキンタマを解体するとか言っていたんだから
 大丈夫だろ」
結衣「そうかなぁ・・・」
八幡「大丈夫だって。・・・それよりその・・・久しぶりにどうだ?///」
結衣「えっ!?/// ちょっと八幡、ゆきのんもいるんだよ!?///」
八幡「大丈夫だ、聞こえないさ・・・」
結衣「え、ちょっと! ん・・・んぅ・・・///」
雪ノ下「(・・・まぁ、当然よね、夫婦ですもの。比企谷君、貴方が言った通り、私達はもう子供ではないのね。
  私もそう思うわ)」
雪ノ下「(本当はもう一度過去に戻って、正当な関係になって子供を作りたかったわ)」
雪ノ下「(でももう良いわ・・・だって今私の中には)」
雪ノ下「貴方と私の可愛い赤ちゃんがいるんですもの」
雪ノ下「誰にも渡さない・・・絶対に・・・」ニヤァ
48:
八幡「結衣!」
結衣「あ、八幡!」
八幡「雪ノ下は大丈夫か!?」
結衣「家で一緒にいたんだけど、突然陣痛がきたみたいで」
八幡「そうか・・・無事でいてくれと良いが」
結衣「うん・・・手術室のランプが消えるまで待っていよう?」
八幡「ああ・・・」
51:
――― しばらく経って ―――
結衣「! ランプが消えたよ!」
八幡「ああ!」
医師「・・・・・・」ウィーン
八幡「先生! 雪ノ下と赤ちゃんは・・・?」
医師「・・・貴方は雪ノ下さんの旦那様ですか?」
八幡「(うっ・・・)・・・はい」
医師「そうですか・・・」
医師「・・・元気な男の子ですよ、母体の状態も良好です。おめでとうございます」
八幡「そうですか! やったぞ、結衣! 男の子だ! 雪ノ下も無事だ!」
結衣「うん、うん・・・本当に良かった・・・」ポロポロ
雪ノ下「・・・・・・」カラカラ
八幡「雪ノ下!」
結衣「ゆきのん!」
雪ノ下「比企谷君・・・由比ヶ浜さん・・・」
八幡「よく頑張った! 本当にありがとうな!」
結衣「ゆきのん、本当にありがとう! 今日はゆっくり休んでね!」
雪ノ下「ええ、ありがとう・・・」
53:
八幡『失礼します』コンコン
雪ノ下「どうぞ」
八幡「う?す」ガラ
八幡「よぉ、雪ノ下。体調は?」
雪ノ下「特に問題はないわ。由比ヶ浜さんは?」
八幡「ああ、ちょっと遅れてくるよ」
雪ノ下「そう・・・ジャアイマハワタシトアナタノフタリキリナノネ」ボソ
八幡「ん? なんだって?」
雪ノ下「いいえ、なんでもないわ」
八幡「そうか・・・それでな、雪ノ下。子供のことなんだが・・・」
雪ノ下「・・・・・・・・・」
八幡「お前には痛い思いをさせてまで、生んでもらって本当に感謝している。この通りだ」ペコ
雪ノ下「・・・・・・・・・・・・」
八幡「本当に今までありがとう。あの子は俺と結衣とで一生懸命育てていくよ」
雪ノ下「・・・・・・・・・ゃょ・・・」ボソ
八幡「え?」
雪ノ下「嫌よ!! あの子は私がお腹を痛めて一生懸命生んだ子よ!! あの子は私の子よ!!」クワッ
八幡「!!!!」
54:
八幡「お、おい・・・話が違うじゃないか!」
雪ノ下「裁判を起こす気? 貴方が罰せられるだけよ」
八幡「くっ・・・! だがお前だって割り切っていたじゃないか!」
雪ノ下「ええ、そうよ・・・最初のうちはね」
八幡「何・・・?」
雪ノ下「私も最初は割り切っていたわ。この子は由比ヶ浜さんと比企谷君の子供になるんだって。そう考えれば
 愛情なんて抱かずに済むと思っていたわ」
雪ノ下「でも・・・段々と心境が変わっていったわ。あの子が私のお腹の中で動くたびに・・・私と比企谷君の
 血の繋がった新しい生命が宿っているのだと思うと・・・」
雪ノ下「誰にも渡したくないと思ったわ」
八幡「雪ノ下・・・」
雪ノ下「私は貴方達との関係を壊したくはなかった。私は比企谷君が好き。でも比企谷君と由比ヶ浜さんは
 結婚している。それでも諦められなかった・・・」
雪ノ下「そんな時に貴方から相談を持ちかけられたのよ、比企谷君」
八幡「・・・まさかお前!」
雪ノ下「ええ、そうよ・・・こんなチャンスは二度と来ないと思ったわ。だから引き受けたの」
雪ノ下「貴方が手に入らないなら・・・私と離れないように、切っても切れない関係を作れば良い・・・
 そう考えたのよ」
八幡「あ・・・あ・・・」
雪ノ下「それに貴方と私の血の繋がった子供までできるなんて、一石二鳥よね」ニヤ
八幡「あぅ・・・」ガクガク
雪ノ下「あと・・・どうして私が由比ヶ浜さんをそのまま"由比ヶ浜さん"と言っていたかわかるかしら?」
八幡「それは・・・お前がややこしいからそのままで呼びたいって・・・」ビクッ
雪ノ下「あら? 誰も貴方達の関係を認めたなんて言っていないわ。それにすぐに苗字なんて意味がなくなる
 んですもの」クスクス
八幡「え・・・?」
雪ノ下「私を孕ませたんですもの・・・お父様が黙ってはいないわよ?」
雪乃「責任をとってね、八幡」ニタァ
八幡「」
由比ヶ浜「」カランカラン・・・
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