【このすば】ダクネス「暇だな」めぐみん「ですね」アクア「じゃあ短篇集よ!」back

【このすば】ダクネス「暇だな」めぐみん「ですね」アクア「じゃあ短篇集よ!」


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?めぐみん「セクハラですよ。カズマさん」
「『ウインドブレス』ッ!」
めぐみん「きゃぁ!!!?」
カズマ(よし!風の初級魔法でスカートがめくれたぞ!)
めぐみん「か、カズマ!!!?」
カズマ「今日のパンツは赤か……。やっぱり、赤ってかっこいいよな。ナイスパンツ」(`・∀・´)bグッ!
めぐみん「い、言いたいことはそれだけですか?」プルプル
カズマ「ま、待て!俺の話を聞いてくれ!」
めぐみん「い、いいでしょう。他にも言いたいことがあるのなら聞きましょう」
カズマ「正直『きゃぁ』は点数高いくて可愛いと思うぞ。……っておい?めぐみん……さん?なんで爆裂魔法の詠唱なんか?」
「『エクスプロージョン』ッッ!」
\ドカーーーーン/
 
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2: 以下、
?カズマ「セクハラですよ。ダクネスさん」
「『ウインドブレス』ッ!」
ダクネス「んっ」
カズマ(よし!風の初級魔法でおっぱいが揺れたぞ!さすがダクネスのオッパイ。ダクッパイだ!!)
ダクネス「か、カズマ!?」
カズマ「なかなかけしからん胸だぞ!だが今の揺れ方は100点だ!ナイスおっぱい」(`・∀・´)bグッ!
ダクネス「貴様というやつは……」プルプル
カズマ「今日は普段着だったからいいが、欲を言うと鎧の時は胸は露出した奴の方が」
ダクネス「『ウインドブレス』と『フリーズ』を一緒にしてみたらどうだろうか!?」
カズマ「ドラクエ3の女戦士みたいでエロかっこいい……は?なんだって?」
ダクネス「カズマの最大出力の『フリーズ』なら、小さい氷くらい作れるはずだ!それと『ウインドブレス』を混ぜれば……私の周りに無数の氷が舞い……そして、氷は不規則に私に襲いかかる!……あぁ//」
カズマ「だ、ダクネスさん?」
ダクネス「そ、そうだ『ウインドブレス』と『ファイアーボール』を混ぜれば……。遅い掛かる風と炎。そして、私の服は少しずつ燃えて……それを見た屈強の男どもは……ああああああああ//」
カズマ「さて、部屋に戻るか」
ダクネス「くっ!カズマやはり恐ろしい男だ!さあやるがいい!これでカズマの技が増える……ってどこに行くんだ!?カズマ!!カズマーーーーー!!!!」
4: 以下、
?めぐみん「心の声が他の人に見えるようになる薬?」ウィズ「はい♪」
ダクネス「なるほど、この薬をカズマが飲めば……」
めぐみん「えぇ、私たちをどう思っているか?わかるわけです」
ダクネス「だが、それに近いネタを『電子書籍7巻の特典』でやってるはずだが…」
めぐみん「おっと、ダクネス。そういうメタ発言はNGです」
ダクネス「す、すまん」
めぐみん「そもそもあれは、カズマが『心の声を聞かれる』知った上で、自覚した上でやった行動」
めぐみん「今回は不意打ちです。これで本音が聞けるというものです」
ダクネス「なるほど」
ダクネス「だが、その薬はウィズの店の商品だろ?副作用などは……」
めぐみん「いえ、副作用はないのですが、1000万エリスでした。まぁ、安い買い物です」
ダクネス「お、お前……そこまでして……」
めぐみん「薬は先ほどカズマに飲ませました。さあ行きましょう」
ダクネス「はぁ……。もう飲ませてしまった物は仕方ないな。私も同行するとしよう」
5: 以下、
カズマ「ん?どうかしたのか?」
めぐみん「ちょっと聞きたいことがありまして」
ダクネス「ああ、ちょっとな」
カズマ「そうなのか?」
カズマ(心の声)『おっぱい見たい』
めぐみん・ダクネス「!?」
カズマ『ダクネスのおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいぼいーんぼいーん』
めぐみん「」
ダクネス「」
カズマ「ん?どうかしたか?」
カズマ「お、おい。二人ともどこに行くんだ?なんで走り出すんだ?」
カズマ『おっ、ダクネスのおっぱいが揺れた。さすがダクッパイ!』
カズマ『よく見ると、なぜか必死に走っている……めぐみんのスカートが……見えた!今!黒のパンツを!焼き付けろ!俺の脳内に!!』
めぐみん「さすがにドン引きです!私の許容範囲を超えてますよカズマ!」
ダクネス「逃げろ。無理だ。想像以上だ。今日の事は無かった事にして実家に帰ろう」
めぐみん「ですね。私は知り合いの所に泊まりに!」
ダダダダダダ
カズマ「おいーー!走ってどこに行くんだーーー!?」
カズマ『二人が屋敷にいないなら、下着が漁れるぜ!ひゃっほーーーい!』
めぐみん「ひぃぃぃぃ!」
ダクネス「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
 
6: 以下、
?アクア「好感度が見えるメガネ?」ウィズ「はい♪」
アクア「へぇ?」
ウィズ「このメガネがあれば、どれくらい動物から好かれてるのかわかるんですよー」
アクア「へぇ?」
ウィズ「これでなぜか牛だけを飼育している動物好きの優しいおじさんが、動物たちにどれだけ好かれているか?わかるようになるんですよ♪」
アクア「それは良い事ね。役に立たない牛をわざわざ飼育しているんだから、そのおじさんは牛に凄く好かれているでしょうね」
ウィズ「はい。では、行ってきますね♪」
アクア「はいはーい」
アクア「えーと、0が無関心。30が嫌い。50が普通。80が好き。100が愛してる……なるほどね」
アクア「まぁ、めぐみんとダクネスは100が妥当として、カズマは50くらいかしらね」
アクア「せっかくだし、使ってみましょう」
7: 以下、
 
 * * *
アクア「ただいまー」
めぐみん「おかえりなさい。アクア。おや?そのメガネはどうしたんですか?」
アクア(82……)
めぐみん「どうかしましたか?」
アクア「え?あっ、別に……」
アクア「ダクネスー?」
ダクネス「ん?帰ってたのか。というか、そのメガネどうしたんだ?イメチェンか?」
アクア(80……)
アクア(あ、あれ?私って想像以上に好かれてないの……?)
ダクネス「おーい。アクアー?」
アクア「う、うん……」
ダクネス「?」
アクア(あ、あれ?私ってパーティーで唯一頼りにされてるし、寛容な女神なのに……)
アクア(もしかして、私って……愛されてない?そ、そんな……)
カズマ「おい。メガネなんか掛けても知力はあがらないぞ?」
アクア(90!?)
アクア「カズマーーーーーー!!!」
カズマ「な、なんだよ!急に抱き着いて!って何で泣いてるんだよ!」
アクア「ありがとう!ありがとう!カズマーーー!」
カズマ「一体どうしたんだ……」
アクア「うぅ」グスグス
カズマ「ったく、どうしたんだよ?」
アクア(まさか、カズマからの好感度がこんなに高かったなんて……)
アクア「ごめんなさい。今までヒキニートって呼んでごめんなさい」
カズマ「そんなことかよ。別にいいって、気にしてないしさ」
アクア「ほかにもね。カズマが大切にしていたショートソードを質に入れたのも私なの」
カズマ「……ほぉ?」
アクア「でもカズマなら許してくれるよね。90のカズマなら許してくれるよね!」
カズマ「許すわけないだろ!この駄女神が!!!」
アクア「わああああああん!カズマさんの好感度が30に下がったーーーーーー!」
カズマ「当たり前だ!この馬鹿!!!」
8: 以下、
?カズマ「ごほごほ」アクア「プークスクス。カズマさんが風邪ひいてるー」
アクア「痛い!カズマさん!全然元気じゃないですかーーー!!!」
カズマ「はぁはぁ。頼むから黙っていてくれ……」
ダクネス「いい病院を紹介しようか?」
カズマ「え?」
ダクネス「ない、こう見えても病院には詳しいんだ」
ダクネス「クリスと二人でパーティーを組んでいた時は、常に傷だらけだったからな」
ダクネス「治療して貰うために色んな病院に行ったものだ」
カズマ「お前の変態性癖は治療できなかったのか?」
ダクネス「……」ブルッ
カズマ「……」
ダクネス「まったくカズマは風邪をひいても不意打ちが酷いな」
カズマ「今、感じただろ」
ダクネス「……で、病院の場所なんだが」
めぐみん「ダクネス。それは傷を治す場所ではないのですか?」
ダクネス「ん?あ、ああ……そ、そういわれれば、まぁ、そうとも言えないような……」
カズマ「おい……」
9: 以下、
めぐみん「カズマ。このポーションを」
カズマ「なんだこれ?」
めぐみん「風邪に効くポーションです。こう見えても私は魔道具作製の授業は好きだったので自身がありますよ」
カズマ「めぐみん……ありがとうな」
めぐみん「いえ。早く元気になってくださいね。カズマ」
カズマ(あぁ……。やっぱりこいつは爆裂以外は常識人で……本当にいいやつだな)
ゴクッゴク
カズマ「ぶーーーっ!!」
めぐみん「ど、どうしたんですか!?」
カズマ「まずい……。というかやばい味がする。何が入ってるんだこれ?」
めぐみん「カズマ。良薬は口に苦しと言います。それくらいは……」
カズマ「だから!何が入ってるかって聞いてるんだが!?」
めぐみん「ファイアードレイクの肝、マンドラゴラの根、カモネギの……って、カズマ!?窓を開けてポーションをどうするつもりです!?あぁーーーー!!!」
アクア「あーあ、せっかくめぐみんが作ってくれたポーションを捨てちゃって」
めぐみん「うぅ……。酷い……。材料を入手するのに苦労したと言うのに……」
カズマ「や、やばい……。少し飲んだから……なんか意識が……」
めぐみん「カズマ!?」
10: 以下、
 
 * * *
カズマ(ん……あぁ、そういえば、俺はめぐみんのポーションを飲んで、意識を……)
カズマ(って、おぉ!体が軽い!)
カズマ(これは治ってる!さすが!めぐみん!)
カズマ(……)
カズマ(さっきは悪い事したな……。謝らないと)
アクア「バカね。ネギはお尻に入れるのがいいらしいわよ?」
ダクネス「いや、それより首にだな」
めぐみん「それより私特製のファイアートカゲの姿焼きをですね」
ギャーギャー
カズマ(うん。あとで謝ろう)
カズマ(エリス様。お願いします)
カズマ(寝て、起きたら、こいつらが少しでも静かに落ち着いてますように……)
11: 以下、
?カズマ「M人英雄伝ダクネス!?」めぐみん「まじんえいゆうでん、だくねす?」
ルナ(受付嬢)「はぁ……。冒険者達は本当にもう好き勝手……。精神的に疲れちゃった」
ダクネス「聖騎士の私が助けてやろう!!!」
ルナ「え!?」
ダクネス「さあ来い!ストレス発散に私を思いっきり殴るとよい!なに私の事は気にするな!これでも聖騎士のクルセイダー!痛くもかゆくもない!」
ルナ「あなたも悩みの種の一つなんですよ!少しは自重してください!」
ダクネス「な、なんだと、私の善意な行動が……。仕方ない。ここはお仕置きを受けるしかないな!さあ!縛れ!さあ!早くしろ!間に合わなくなってもしらんぞーーーー!」
ルナ「あーーーーもう!!!本当に誰かどうかしてーーーーー!!!!」
カズマ「ダクネス……。お前……」
12: 以下、
?カズマ「逆転裁判!」アクア「異議あり!」
アクア(裁判長)「静粛に!静粛に!」
めぐみん「…で、カズマはまだ認めませんか?」
カズマ「あったりまえだ!俺がそんな事をするわけないだろ!」
ダクネス「しかし、私たちの洗濯したばかりの下着を盗む者なんて他に……」
 ∧∧
<あ異>
<り議>
<! >
 ∨∨
カズマ「そもそも証拠がない!」
 ∧
<待>
<っ>
<た>
<!>
 ∨
めぐみん「カズマ……。私知っているんですよ?」
カズマ「なに!?」
めぐみん「カズマが脱衣所に置いてあった、私たちの下着に興味深々だったって」
ダクネス「だな」
カズマ「ふっ。ひっかかったな!」
めぐみん「!?」
13: 以下、
カズマ「そう俺は!お前たちの脱ぎ立てに興味があったんだ!」
アクア「なるほど!変態ね!変態がいるわよ!」
めぐみん「ま、まさか……」
カズマ「そうだ!洗濯した後の下着になんか興味ねーよ!」
ダクネス「なっ!で、では犯人は誰だというんだ!?」
めぐみん「……」
カズマ「……」
ダクネス「……」
めぐみん「わ、わかりません。紅魔族の高い知力を持つ私ですら……」
ダクネス「い、一体どういう事なんだ?下着は一体……」
カズマ「とりあえずさ、俺も一緒に探してやるからさ。もう一回捜査しなおそうぜ?」
アクア「むむむむ。これは迷宮入りみたいね。では、本日はこれにて閉廷します!」
めぐみん「すいませんでした。カズマ」
ダクネス「私も疑って悪かったな」
カズマ「いや、いいよ。それより真犯人をだな」
アクア「そういえば、めぐみん。ダクネス。さっき雨が降りそうだったから、洗濯物を取り込んでおいたから」
めぐみん「そうですか。ありが……え?」
ダクネス「……」
カズマ「……」
アクア「ん?どうかしたの?」
カズマ・めぐみん・ダクネス「異議あり!!!!!!!」
14: 以下、
?めぐみん「おまわりさんこいつです」カズマ「!?」
めぐみん「カズマ……。私の部屋で何をやっているのですか?」
カズマ「ああ、これはだな。お前の健康状態をチェックしていたんだ」
めぐみん「ほほー。で、その口に入れているのは何なんですか?」
カズマ「パンツに決まってるだろ!俺は味でめぐみんの健康状態がわかるんだよ!」
アクア「あれ?夜ご飯の時間なのにカズマは?」
めぐみん「警察に連れていかれましたよ」
アクア「わーい。カズマのおかずは私が貰うわねー♪」
15: 以下、
■次の日
めぐみん「カズマ?なんですか?それは?」
カズマ「めぐみん。パンツを温めておいたぞ。これで着用しても寒くないな!」
ダクネス「おーい。お風呂、次はカズマの番だぞー。あれ?カズマは?」
めぐみん「今日も牢屋でお勤めですよ」
16: 以下、
■次の日
めぐみん「紅茶の気分ですね。紅茶をいれましょう」
カズマ「だと思って、紅茶の準備をしておいたぜ!」
めぐみん「……どこにあるんですか?」
カズマ「俺の口の中」
めぐみん「そうですか。それでは冷めないうちにさっそく頂くとしましょう」
カズマ「ぶーーーっ。お、お前、なんで口を近づけてきたんだ!?」
めぐみん「相変わらずヘタレですね。カズマは」
カズマ「ぐっ//」
17: 以下、
■次の日
めぐみん「雨。仕方ありませんね。濡れて帰りますか」
カズマ「おーい。めぐみんー」
めぐみん「……」
カズマ「ほら、雨降ってきたから、傘持ってきたぞ」
めぐみん「一本しかありませんが?」
カズマ「あっ、しまったー。じゃあ、一緒に入ろうぜ?」
めぐみん「そうですね。一緒に入りましょう」
カズマ「え?」
めぐみん「……自分で誘っておいて、どうかしたのですか?」
カズマ「あ、ああ。帰るか」
めぐみん「ええ。帰りましょう」
めぐみん「カズマ?どうしたんですか?今日は口数が少ないですね」
カズマ「あっ、いや、俺がいた国では一本の傘に一緒に入るのは『相合傘』って言って、ラブラブな意味があってだな」
めぐみん「そうなんですね。この国と同じ風習ですね」
カズマ「え?えっ?はぁ!?」
めぐみん「?♪」
カズマ「う……こ、こいつ//」
18: 以下、
■次の日
カズマ「掃除だ!掃除をしよう!」
ダクネス「そうだな。この屋敷にはいつも世話になっているしな」
カズマ「めぐみんは雑巾掛けな!」
めぐみん「……モップで十分ですね」
カズマ「わかってないな!雑巾を掛けるとき、後ろから覗くとそこは桃源郷……あっ、ごめんなさい。もう牢屋は勘弁してください!」
めぐみん「はぁ……」
ダクネス「まったく、潔い土下座だな……」
カズマ「」チラチラ
めぐみん「ん?どうかしたんですか?カズマ?」ニヤニヤ
カズマ「え?あっ、いや……」
めぐみん「なんですか?その角度から見えないんですか?まったく困った子ですね」
カズマ(め、めぐみんが、スカートを少しずつ上にたくし上げて!)
カズマ「お、お!おぉーーーーー!!!」
めぐみん「うぅ……なぜ私まで正座を」
ダクネス「当たり前だ!」
カズマ「そうだぞ。反省して、今度からもっと見せるんだぞ。めぐみん」
ダクネス「お前は牢屋行きだからな!」
19: 以下、
■次の日
めぐみん「……」
カズマ(全裸)「……」キリッ
めぐみん「ぷっ……」
カズマ(全裸)「!!!?」
アクア「カズマが牢屋から出たくないって言ってるんだけど、なにかあったの?」
めぐみん「さあ?」
20: 以下、
■次の日
めぐみん「ふわぁ……朝……」
カズマ「おはようめぐみん」
めぐみん「あれ?なぜ?カズマが同じ布団に?」
カズマ「ああ。目覚めのキスが必要だと思ってな」
チュッ
カズマ「なっなななななななな!!!?」
めぐみん「カズマが言ったんですよ?責任ぐらい取ってください」
カズマ「通報!!!通報してくれ!!!」
めぐみん「はいはい。全部終わったらしてあげます。それに大丈夫。今日はダクネスもアクアもいませんから……」
カズマ「え?……あ、めぐみん?あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」
21: 以下、
?カズマ「M人英雄伝ダクネス!」アクア「まじんえいゆうでん、だくねす?」
盗賊の頭「ん?なんだその女は?」
盗賊「いえ、その……」
ダクネス「くっ殺せ!」
盗賊の頭「ちっ、俺たちは物を盗むだけで人は盗まねーんだ!いつも言っているだろうが!」
盗賊「いえ、そいつ勝手についてきて……」
盗賊の頭「え?」
ダクネス「さあ早くしろ!だが覚えておくがいい!体は好きにできても心までは好きにできないぞ!」
盗賊の頭「開放してやれ」
ダクネス「まて!本当に開放していいのか!?私は高レベルのクルセイダーだ!このまま暴れてもいいんだぞ!?」
盗賊の頭「その辺に捨ててこい」
盗賊「へい」
ダクネス「なんだと!?まさかここまで来てお預けプレイとは!くっ!さすが本職は違うな!私の想像以上だぞ!!!ハァハァハァ//」
カズマ「ダクネス……。お前……」
めぐみん(助けに来たんですが……帰りますか)
24: 以下、
?カズマ「緊急クエストですか?」ルナ(受付嬢)「お願いします」
カズマ(俺は、とある3人から街を守る緊急クエストを受けた)
カズマ(クエスト?クエストっていうか、お願い?)
カズマ「……」
カズマ「はぁ……。嫌だなぁ」
ギャーギャー
カズマ「さっそくか!?」
25: 以下、
 
 * * *
チンピラA「ひ、ひぃ……」
めぐみん「あなたこう言いましたよね。『はぁ……今日はいい女が歩いてねーな』と私の目の前で」
めぐみん「ということは、あなたの視界に入っている女性はいい女じゃないということですね」
めぐみん「おい。目の前にいる私は何なのか?詳しく聞こうじゃないか」
チンピラA「す、すいません!」
チンピラB「なに子供にビビってるんだよ!」
チンピラA「知らねーのか。こいつ噂の頭のおかしい爆裂娘だぞ!」
チンピラB「なんだと!?こいつが噂の頭のおかしい子か!?」
めぐみん「い、言ってはいけないことを言いましたね!!」
めぐみん「??????!」
チンピラA「ひぃぃ!何かを詠唱してるぞ!」
チンピラB「逃げろーーーー!!!!」
カズマ「こらぁ!!お前街中で何してるんだよ!」
めぐみん「あっ、カズマ聞いてください。この人達が私を『いい女じゃないと』言うんですよ。カズマが説明してやってください。私がいかにいい女かを」
カズマ「はいはい。お前はいい女だよ」
めぐみん「なんですか。その適当な対応は」
カズマ「というか、街中でケンカを売るなよ……。お前達のせいで、なぜか俺が呼び出し受けるんだからさ」
めぐみん「売ったのではありません。買ったんですよ。私は売られたケンカは買う主義ですので」
カズマ「買うのは当分禁止だ。今度買ったら毎日の日課の爆裂に付きやってやらんからな」
めぐみん「そ、そんな……。し、仕方ありませんね」
26: 以下、
カズマ「ったく、あまり迷惑かけんなよ」
めぐみん「わかりました。私の好きなカズマの頼みですし」
カズマ「ひゃ!?なっ//」
めぐみん「適当な対応をした仕返しです」
カズマ(や、やめろよな!そういうのって童貞は信じるんだからさ!マジで!本当に!!!)
カズマ「そ、そうか。じ、じゃあ、俺は行くからな。変な事するなよ」
めぐみん「私も暇なので付きあいますよ。デートしましょう。デート」
カズマ(!!!???!!??!?!??)
カズマ(い、いや、落ち着け。落ち着け俺。これくらいで同様してどうする)
カズマ(どうせ、こいつの事だ。また冗談を…………あれ?本当に冗談なのか?)
カズマ「い、いいいいい今、クエスト中だから……で、でも、ちょっとぐらいなら……」
めぐみん「クエスト中なら仕方ありませんね。早く終わらせましょう」
カズマ「そ、そうだよな」
カズマ(だ、だまされてなんかねーし)
27: 以下、
めぐみん「デートはクエストが終わってからで」ボソッ
カズマ「えっ!?」
めぐみん「ふふっ。相変わらずカズマは反応が面白いですね」
カズマ(こ、こいつ…………)
めぐみん「で、どういうクエストを受けてるんですか?」
カズマ「あ、頭のおかしい奴らが毎日暴れていて大変だから、なんとかしてくれというクエストを受けてるんだよ」
めぐみん「なるほど。カズマも大変ですね。で、頭のおかしい奴らとは、どこの誰か教えてもらおうじゃないか」
\ドカーーーーン/
カズマ「次はあっちか!行くぞ!」
めぐみん「はい!そしてその後デートですね!」
カズマ(もうマジでからかわないで!カズマさんのライフは100超えたよ!ワクワクで楽しみで!!)
28: 以下、
 
 * * *
ウィズ「だ、大丈夫ですか?」
ダクネス「なんだこのポーションは!」
ウィズ「そ、それは先ほど説明した通り、蓋を開けると爆発するポーションでして」
ダクネス「そうではない!爆発力が足りないと言っているのだ!」
ウィズ「すいません!」
ダクネス「まったく、この店の品の爆発はどれも中途半端で……」
カズマ「お前は何をやっているんだ!」
ダクネス「か、カズマ!?」
めぐみん「そうですよ。ダクネス。爆発?そんなものより爆裂の方が!」
カズマ「お前は少し黙ってろ!」
カズマ「で?」
ダクネス「いや、そのだな……冬のせいでまともなクエストがないだろ?それで考えたんだ。ポーションで気軽に」
カズマ「お前はダメージ受ければそれでいいのか!?」
ダクネス「違うにきまってるだろ!そう大事なのはシチュエーションだ!素晴らしいシチュエーションが……あぁ//」
カズマ「というか、ウィズに迷惑かけるなよ……。ドM以外は常識人だと思っていたんだが……」
ウィズ「いえ、迷惑だなんて……。ダクネスさんには、いつも爆発するポーションを買ってもらって」
カズマ「お前……いつもそんな事しているのか……」
ダクネス「カズマ。そんな目で見るな!そんな目で見られると……うぅ//」
カズマ「うっさい!この少女趣味が!」
ダクネス「なっ!そ、それは誰の事だ。ま、まさか私の事じゃ」
カズマ「おい、ダクネス。ヒラヒラな服買ってやろうか?欲しいんだろ?な?」
ダクネス「わぁぁぁぁぁ!やめてくれ!やめてくれ!そんな服、私に似合うはずがーーーーーー!!!!」
29: 以下、
 
 * * *
ダクネス「なるほど。そんなクエストを。仕方ない、同じ仲間だ。私も手伝おう」
カズマ「お前も問題児の一人なんだがな……」
ダクネス「ふふふふふ。暴漢から少女を助ける私……「くっ、少女逃げるんだ!ここは私に任せろ!」そこで暴漢が私に「あー?姉ちゃん。よくも逃がしてくれたな。こうなったら姉ちゃんの体に、俺たちの事を教えてやろうか!」「くっ、やめろ!たとえ体は屈しても、心は屈しないぞ!」「やるな姉ちゃん。だがこうならどうだ!」「うわぁぁぁーーーー」とかいう展開もいいと思うんだが!どう思う!?カズマ!なぁ!カズマ!?」
カズマ「はいはい。カズマですよー」
助けてくれーーーーー
めぐみん「カズマ!悲鳴です!行きましょう!」
カズマ「あぁ……最後はあいつか、マジ勘弁してくれ……」
30: 以下、
 
 * * *
男「た、助けてくれーー!」
ダクネス「どうかしたのか!?」
男「あ、あいつが、あいつが無理やりアクシズ狂……アクシズ教に勧誘を!」
ダクネス「あとは大丈夫だ。私達に任せてくれ」
男「ありがとう!」
カズマ「アクア!てめー!なんて事してんだよ!」
アクア「『なんて事』なんて失礼ね。ただうちの教団に勧誘してただけよ」
カズマ「悪魔みたいな教団に誰が入るか!」
アクア「ちょっと待ってカズマ。エリスは私の後輩よ。さすがのカズマでもエリス教を悪魔呼ばわりすると怒るわよ」
カズマ(くっ、こいつ!どれだけ自由なんだよ!こうなったら奥の手だ!)
31: 以下、
カズマ「おい、勧誘をやめないなら、今後夕食からおかずを一品少なくするからな」
アクア「ちょっと待ってよーカズマさんーーー!え?なんで?え?私、今回何もしてないわよね!?」
カズマ「お前の無理やりな勧誘で迷惑者が出てるんだよ」
アクア「え?無理やり?うーん。人の感性って難しいわね。私はあくまでも普通に」
カズマ「だからさ……」
アクア「それにアクシズ教徒だと、なぜか野党とかが見逃してくれるのよ?」
カズマ「怖いからだろ!怖がられてるんだよ!」
アクア「そんなはずないわ。だって、私が女神の教団よ。そんな事あるはずないでしょう」
カズマ「とりあえず、禁止だ!さっきも言ったが、今後勧誘を続けるなら、夕食からおかずを一品少なくするからな!」
アクア「そんなぁぁぁぁl!!!」
カズマ「ふぅ……。これでクエスト完了っと。よし、報告に行くぞ」
32: 以下、
 
「『エクスプロージョン』ッッ!」
\ドカーーーーン/
めぐみん「ふぅ、すっきりしました」
ダクネス「なるほど空中にうつとは考えたな!めぐみん!でも、今度はもっと私の近くでうっていいんだぞ!実と言うとこの距離でもビリビリ空気の振動が伝わってきて……はぅ//」
めぐみん「嫌です。私の爆裂魔法をあなたの変態性癖のために使いたくありません」
ダクネス「!」
アクア「キャーーーー!窓が!窓が割れて足元にたくさん落ちて危ないんですけど!」
カズマ「お、お前ら???????!!いい加減にしろーーーーーーーーー!!!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!これは全部めぐみんのせいで、やめろ!やめるんだ!それくらいでは私にダメージを与えられないだろ!もっと本気で来てくれ!!!!!」
「え?私、本当に関係ないんですけど!なんでカズマさんそんなにお怒りなの!?ちょっとーーーー!」
「カズマ。怒ってるのはいいんですが、とりあえず背負ってもらえませんか?この季節の地面は冷たくて……あと、ガラスも落ちてて危険で……」
?????クエスト失敗?????
(デートはどうなったんだよ!!!畜生ーーーーーーー!!!!!)
  終わり
33: 以下、
これにて終わりになります。
読んでくださった方がいらしたらありがとうございました!
また機会があればよろしくお願いします!
36: 以下、

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