【良スレ】一生ぶん泣いた恋から一年が経ったback

【良スレ】一生ぶん泣いた恋から一年が経った


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1:
つまらん話だが暇なやつだけ聞いてくれ。
いろいろあった恋からようやく一年が経って、気持ちの整理をつけたい思いから
なんとなく書いてみる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大学を卒業して、東京に来てもう俺も今年で26になった。
なんだかんだでバイトを転々としながらようやくとある小さな会社の正社員になった。
社員は少ない、給料も安いが社会人になれた事がモチベーションになりなんとか頑張れていた。
そんな中、仕事の出張でちょうど実家のほうに帰る案件が出てきた。
6月、空がそろそろ梅雨の表情を呈してきた時期だった。
実家に寄って、知り合いにも会いたかったから少し余裕を持って2日程早く帰った。
空港の小さなロビーを出て、取り敢えず実家に向かおうと思ってバス停に向かおうと足を進めた。
pickup
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6:
「すみません、人違いだったらすみません。XX君、じゃない?」
全く聞き覚えの無い声で振り向くと、ちょうど俺と同じくらい(170cm)の背丈の女の人が立っていた。
誰だろう…正直、覚えていなかった。
昔から知り合いは多いし、物覚えは良いほうだったんだが、この人は記憶の中に思い当たらなかった。
「はい、そう、ですけど。」
女「あ、やっぱりそう!! XX君、○○高校のXX君でしょ?
 あたしKだよ。K。覚えてる?」
7:
ほうほうそれでそれで
9:
K…記憶を必死で辿ってみる。
いた。確かにいたいた。同じクラスにはなった事はなかったが、同じ高校のすごく可愛い子だった。
大人っぽくて当時から同級生の間でも評判だった。
ほら、おまいらもよく同級生と話したろ。「○組の△△、すげー可愛いよな」って。
そんな感じの子だよ。
よく喋る明るい、体育祭などではチアリーダーを務める活発な子だった。
が、確かにそんな子はいたが目の前の子は当時と似ても似つかないくらい大人びている。
「もしかして、K○○(フルネーム)さん?」
13:
実はKは男
16:
K「そうそう!!覚えててくれたんだ☆ 何してるの?仕事?」
俺「え、ああ。うん。そそ。ちょうどこっちで出張あってさ。それで帰省したんだ」
K「へー、すごい。社会人っぽいじゃん」
俺「一応、正社員になれたからねww Kさんは今何やってるの?」
K「今は、…えと、うん。あたしも社会人だよ。こっちで勤め先見つかってね。」
話をしているうちに、だんだん当時の笑顔とか顔の癖(えくぼとかね)が記憶に蘇ってきて、
ああ、この子は確かにKだ。って実感した。
本人なんだから当たり前なんだけどさww
まあ自分の整理で書いてるうえに文章作るの苦手だから大目にみてくれorz
22:
そうこうしてるうちにバスが来た。
K「XX君は今からすぐ仕事?」
俺「いや、余裕もって帰ってきたから取り敢えずウチにでも帰ろうかな、って感じ」
K「ホント?じゃあさ、バス次のに乗ってさ、ご飯一緒に食べようよ」
俺「うん。そだね」
いつも友達と食事行く時の軽いノリで、俺たちは次のバスを待ち、それまで高校当時のとりとめも無い話を続けていた。
街で食事をしながら、当時の事とか、誰が今は何をしているかとか話した。
俺は(皆そうなのかもしれんが)本当に仲の良かった連中とも少しずつ疎遠になっていったから
あまり同期の事は知らなかったが、彼女はもっと何もしらないふうだった。
「Kさんは結構皆と仲よかったじゃん。連絡とってないの?」
23:
よし、俺は真面目に読む。
>>23
つ【感謝】
26:
wktk
おれも今日切ない思いで泣いたばかり
>>26
泣くっていいよな。つらいけどさ
27:
K「…んー、そう、だね。うん」
なんかよく分からんが聞いちゃまずかった事でもあったかと思ったんで、適当に話題を切り替えて
話を続けた。
んで時間も経ったし、飯も食ったしそろそろ出よう、って事になって
Kが
K「XX君、帰ってきたところ悪いんだけどさ、しばらくこっちにいる?」
俺「一週間くらいはいるよ。取引先とは3日しか会わないんだけどねww」
K「ホント?聞いててなんだけど仕事サボりになるんじゃない、それ??」
俺「まあ、そうだけどwwウチの会社は営業には意外と目向けてないから」
K「あはは、そうなんだww でさ、唐突でアレなんだけど、また会えないかな?
29:
唐突過ぎた。
これなんてエロゲ?とか何フラグ?とかそんなんばっか頭に浮かんできて勢いで
「いいよ。時間ついたら連絡するよ」
って携帯交換して別れた。今思うと素直に忙しいって言っておいたほうが良かった気もするし、
これで良かったのかもしんないとも思う。よく分からん
36:
これ最近の話ってことでいいのか
>>36
1年前だ。
39:
んで、次の日から仕事でレンタカー乗って仕事に奔走した。
3日かける予定が色々あって1日で駄目になった。
帰ったらどやされるのは明らかだったが、会社に電話したら
部長に
「なんとか言い訳してやっからゆっくりしてこい。実家、久々なんだろ?」
って言ってもらえた。
今でも感謝しているありがとう部長。これで酒癖悪くなけりゃ最高の上司なんだがww
んで、仕事もひと段落したし、その日は家族とも飯食ってゆっくりした。
ホテルに帰ってシャワー浴びて、ベッドに横になってから何となく、
本当に何となくな気持ちでKにメールをした。
44:
>>39
なんで実家に泊まらなかったんだ?
>>44
実家はネット引いてないんだ
俺くらいしかいじらないし、金の無駄って事で俺が大学入ってから解約されたorz
ホテルなら回線引っ張ってるとこあったし、仕事でPC使うから已む無くホテルってわけです
56:
そういうことか 俺ならホテル代を取るが・・・金持ちは違うなw
>>56
いや、会社の金だからなwww
領収切れば風俗もいけちゃうwww
49:
仕事が予定より早く片付いたから時間出来たよ
って内容だった。
夜中2時くらいだったのにすぐに電話が鳴り、返信メールかと思って携帯開いたら
Kからの着信だった。
俺「もしもし」
K「あ、ゴメン、寝てた?」
俺「いや、今メールしたばっかじゃんwww起きてるよwww」
K「そっか、そうだねwwwへへww」
俺「元気いいね〜、相変わらず。俺のほうこそ起こしちゃった?ごめん」
K「あ、大丈夫。あたし夜型だから☆」
俺「そっかww俺も寝る時間遅いんだよ、いつも」
K「お互い社会不適合者ですなーww」
俺「うるせーよwww」
57:
内容の無い話で1時間近く話したかな、
一瞬会話が途切れて沈黙になったときにKが
「ね、今から会おっか?」
と一言。
正直寝転がって話していたし、眠くなりかけてたから面倒だったのが先に来て
一瞬ためらったんだが、
フラグをwktkしてしまった性欲の塊だった俺は
「おお、いいじゃん。支度するよ」
と口にしていた。
60:
>>57
俺なら断って寝ちゃう。
そんな俺は年齢=彼女いない歴さ('∀`)
63:
>>57
俺ならもちろん会いに行く
しかし以下同文
68:
電話切ってから1時間くらい経って、Kの家にレンタカーで迎えに行った。
ジーンズに赤いTシャツで、首にシュマグというかスカーフみたいのを巻いてて
それと同じ柄のカバンを持ってた。
K「わざわざありがとー、これ自分の車?」
俺「レンタカーだよレンタカーww東京から乗ってこれないってww」
地元は九州です。
二人で行き先は適当でいっか、って事になってコンビニに寄って飲み物と食べる物を買った。
俺は車だから飲めなかったがKは3本くらい酒を買って1人で助手席で飲んでた。
74:
しばらく走った。
地元の人間ならしょっちゅう通る道で、まっすぐだからドライブになんとか適している道を
走ってるときに、鼻をすする音が聞こえた。
Kだった。
K「あ、ごめん。大丈夫だから」
俺「クーラー寒すぎた?消そうか?」
K「その冗談ダサくね??wwwホントに大丈夫、ありがと」
冗談のつもりはなかったんだが…orz
けっこう遠くまで走って街ふたつ越えるくらいまで来た。
駐車場の異常に広いコンビニがあったんでそこでちょっと休憩しようと思って車を止めた。
82:
Kは、泣いていた。
何かあったのかな…とは思ったんだが正直ファビョってしまってこういう時にかける言葉が
見つからない。
一瞬Kを見たんだが黙って何も言えなかった。
K「ごめん、ちょっと色々思い出しちゃって。。。びっくりしたよね、ごめんね」
俺「いや、俺はいいんだけどさ。大丈夫?」
K「うん、なんか整理ついてなくて話すにはまとまらないんだけど。でも大丈夫。
 ここ駐車場広いね!!田舎の醍醐味だねww」
俺「だよなーww」
なんか無理矢理明るくつとめようとしているKがちょっと見てて切なかった。
85:
>>82
ちょwwww ファビョるなよwwwwww
90:
俺「なんかさ、お互い大人だから色々あるよな」
なんか一生懸命ごまかそう、ごまかそうとして必死だった希ガス。
K「そうだねー、もう20代後半に差し掛かっちゃったもんねー。四捨五入すると30ですよww」
俺「やめれwwww若さのかけらもねぇwww」
深くため息をついて背伸びをするK。
涙はまだ出てたんだが笑顔がだいぶ戻っていた。
K「あのさ、XX君―」
俺「うん?」
K「しよっか?」
101:
K「じゃあ私からね…、四3歩」
俺「・・・」
103:
寝耳に水というか何と言うか突然だった。
正直フラグにwktkしていたが、五分五分というか現実はそううまくイカンよ、
くらいにしか考えていなかったし。
俺「え!?何?何よいきなり」
K「いや、だから、エッチ。しよっか、って」
どうしてこの子はこんな事を恥ずかしげもなく言えるんでしょ。。。
今まで無いくらい最強に焦った。
しかしおっきはしていた。俺もおとこのこです。
K「ごめん、いきなり変な事言っちゃって、やだった?かな。。」
なんか答えるのも恥ずかしいし、イヤなわけはもちろんないので、
もうどうとでもなれとばかりに黙ってエンジンをかけた。
K「どこ行くの?ごめん、怒らせちゃった?ごめん、機嫌直して。」
俺「さっき国道沿いにあったでしょ、そこ行こっか。」
K「え?」
俺「ホテルあるの」
107:
どうなるのかわくわくする。。
109:
つぼオチか・・
121:
田舎のホテルだから車の入り口はなんかベラベラが垂れ下がってて、部屋もこじんまりとした
洋室だった。
急ぎ足で部屋に向かう俺を見ながらKは少し驚いていたかもしれない。
Kのカバンを持って手を繋いで、急ぎ足で部屋に向かい、玄関の鍵を閉めてその場で唇を重ねた。
K「ん…っ…どしたの?いきなり…」
俺「喋ると恥ずかしいだろ、なんか」
K「ま、まぁ…いきなりだったし…ん…」
荒々しく唇を重ねる俺にKも応えて、そのまま玄関で彼女の服を脱がせた。
鼓動が早くなっているのがかすかに聞こえ、
だんだんKの息遣いも粗くなってきた。
K「ねぇ、ベッド…ベッド行かない…の…?」
Kは抵抗せず俺のなすがままだった。
126:
個人的にはエロシーンカットでいいおw
129:
エロ部分カットでおk
130:
本来なら長くゆっくり楽しむのが俺流なんだが正直理性が吹っ飛んでいた。
俺は半ば強引にKのジーンズと下着を引き摺り下ろした。
エロシーンカットの要望あるんでカットするお(´・ω・`)
遅くて本当にスマナス
133:
終わってその場にへたり込むKを起こして、シャワールームまで連れて行き、
俺はソファーで煙草を吸っていた。
しばらくしてKがシャワーを浴びてでてきた。
さっきと違い幾分すっきりした様子で髪を拭きながら
出てくるのを見た俺は少し気になる事があった。
首に痣、のようなものがあった。
138:
首に痣、のようなものがあった。
首に痣、のようなものがあった。
首に痣、のようなものがあった。
首に痣、のようなものがあった。
149:
気にはなったがなんとなく触れちゃいけないような気がして聞けなくて、
しばらく見ていたらKが気付いて、
K「XX君もシャワー浴びる?」
と言いながら俺の視線に気付いたのか首元をタオルで隠した。
余計に聞けないだろ、そんな事されたら。。。
結局シャワーを浴びてベッドに横になったあともKは首の話には触れないし、
俺も眠いんでそのまま眠っちゃった。
翌朝、ホテルを出てKを家に送った。
その後も俺は仕事のレポ作る為にホテルに戻ったんだけど、しばらくしてKからメール。
K「夜、暇だったらご飯行かない?」
暇だったし、また会いたい気持ちもあったから会う返事をして仕事の続きに取り掛かった。
158:
ワクテカ
173:
夜、彼女を迎えに行くとKは相変わらず笑顔で「どこ行こっかー」と聞いてくる。
行くも何もファミレスくらいしかここらへんではないんでファミレス行こうとすると
K「どっかで買って外で食べようよ」
そんなんでいいのかよ…と思いつつコンビニに寄ることに。
飯買って、駐車場に止めた車の中で二人で話をしながら食べていると、
K「気付いた?昨日…」
俺「え…あ、うん。」
首の事だろう、と思った。
昨日は俺に見られているのを知って隠したんだと思ったし。
もしそうなら首元にスカーフ巻いて来たのもなんとなく納得できた。
K「首、これ気持悪いでしょ」
俺「怪我?痕残っちゃってるな」
敢えて普通に、普通に返そうと思った。
182:
事件の匂いする…
183:
K「これね、絞められるんだ。首。」
俺「……え」
K「お父さんがね…アタシの首。」
なんかもう訳が分からんかった。
ワンテンポ置いて、頭の中で要約しながら、
実の父親に首を絞められる娘の気持ちを理解しようと必死になった。
分からんかった。分かりようがなかった。
K「お父さんね…アタシが高校卒業する少し前からアタシを殴るようになったの。
 お母さんは仕事でいつも家空けてるのね、うち。
 受験前から家にお父さんと一緒に居ることが多くなったんだけど、
 お父さんに、されちゃってね。親子なのにね。」
184:
うわあああああああああああああああああああああああああああ
185:
(´・ω・`)これは・・・思いもよらぬ・・・
200:
ぅぉぃ、いきなり重くなった……
203:
なんてこった・・・
215:
言葉にならなかった。
近親相姦ってVIPじゃよくある話題だが、
自分の目の前に突きつけられるとリアクション取れないのな。
思わず固まってる俺をよそにKは続けた。
K「それでね、大学行ってからもちょくちょく1人暮らしの家来るようになってね。
 結局卒業してから実家に戻されちゃって。
 ごめん、だから就職したっていうのもあれ、嘘。ごめんね。嘘ついちゃって。」
そこで謝るんか。。。こういう時、なんて言ってやればいいと思う?
なんて言葉かけてやればいいと思う?
俺には全く浮かばなかったよ、いい言葉。
K「だからこういう傷あるし、お父さんしょっちゅう家にいるし、彼氏もまともにできないし。
 出来ても首見てふられちゃうんだよね。
 実際私が逆の立場だったら気持悪いって思うもん。皆そうだよね。」
240:
話しながらKは嗚咽していた。
肩を震わせて我慢しながら、言葉を吐き出そう吐き出そうとしていた。
俺は自然とKを抱きしめていた。
喋ったら貰い泣きしそうだったのもあるし、もちろん言葉が出てこなかったのもある。
でも何よりも、あれだけ明るいKがそんな経験していたのが辛かった。
抱きしめると糸が切れたようにKは声を上げて泣き出した。
溜まってたものが一気に噴出した、そんな感じだった。
肩にしがみついて泣くKがいつのまにか凄く愛しかった。
しばらくして、泣きやんだKの頭を撫でながら
「もういいよ。もういい。俺がついてるから」
勢いで言ってしまった。
250:
あーあ、言っちゃった
264:
その日はそのまま車でボーっとして、明け方に彼女を家まで送った。
正直あんな話のあとだから家に帰すのは心配だったが、
K「大丈夫。お母さん昨日と今日休みで家にいるから。」
との言葉で彼女を家に帰した。
家に着いた時に新聞を取りに出てきたお母さんと鉢合わせになったから、
大丈夫だと思った。
ホテルに戻って、自分の言ったことをよく考えた。
勢いだけで言ったのなら彼女を不幸にする。当たり前だ。
正直、彼女が抱えてるものを俺も一緒に背負えるのかどうか考えて、
背中が重くなった。
まあそうだろう。今まで自分の好きなように生きてきてそれでいきなり
人の人生一緒に背負います、じゃ気が重くなる。
1日部屋にこもって考えた。
会社からも電話かかってきたが、あんまりよく覚えていない。
1日考えて考えて考え抜いて、決めた。
彼女が望むなら一緒にいよう。
すごく短絡的な考えだとは分かっているんだけどな。
270:
>>264
ノルウェイの森展開やね
272:
彼女が望むなら一緒にいよう。
彼女が望むなら一緒にいよう。
彼女が望むなら一緒にいよう。
彼女が望むなら一緒にいよう。
>1のやさしさに萌ゆる
>>272
四畳半風呂なしの男が言うことで萌えてはいかんよww
298:
その日は全然眠れなかった。
次の日、昼前くらいにKから電話がかかってきた。
K「何してるの〜?」
俺「さっき起きた。。。昨日明け方だったしね。」
K「そうだよね〜、ごめんね。あんな話もしちゃって、重かったでしょ。。ごめん」
俺「あのさ、K、今から会えないか?」
K「いいよ〜。すっぴんだけどそれでもいいかね?ww」
俺「化粧しても変わんねーだろwww」
K「会ったら刺すね」
俺「今は反省している」
会ったとき、Kは前日のことが嘘かのようにやっぱり、やっぱり明るかった。
なんとなくお茶して、だらだら街を歩いて、ふと足を止めて言った。
俺「昨日の話蒸し返して悪いとは思ってるんだけどさ、これからどうするんだ?」
K「どうするって?」
俺「一生こんなままで過ごすわけにはいかないだろ。Kのこれからだってあるんだs」
K「うん…そうだね。。。」
俺「君の家庭に口を出すのは出すぎているかもしれないけど、
 このままじゃ絶対よくないんじゃないのか?」
K「うん、それはすごく思うんだ」
316:
K「お父さんね、小さい頃から可愛がってくれたし、何よりお父さんだし。
 彼氏にはなれないしさ。
 あたしもまともに可愛い服着て、いっぱしに彼作ってデートして、
 結婚ー!!とかしたいしね」
俺「それが普通だろ?そろそろ考えなきゃいけないとk」
K「でもこんなんじゃもう彼氏だって出来ないしまた振られるのかって思うと辛いし悲しいしもうそれ考えるt」
俺「彼氏にしてくんないか」
K「………え?」
俺「いや、だから。もしKさえ良かったら俺と付き合ってくれないか、と。恥ずかしいから何度も言わせんな」
一発で言えてるように書いてるが、何度も噛んだorz
遅くて申し訳ない。。。眠い人落としちゃって構わないので(´・ω・`)ホントにごめん
318:
>>1の死亡フラグktkr
325:
何度もいわせんな
超いってみてえ
366:
K「…あたしさ、こないだ見たとおり首に変な傷あるよ?
 お父さんに殺されかけた変な子だよ?
 普通の人みたいにXX君楽しませてあげられないよ?
 そんなんだから…そんなんだから…」
言いながらKは泣いていた。涙をぼろぼろ流して俯いていた。
俺「それはこないだも車で聞いただろ。傷だって間近で見たよ、この眼で。
 それでも一緒にいたい、っていうのは迷惑か?」
K「………」
俺「なんかすごい勢いで話が進んじゃってるけど、
 正直言うと俺はKが好きだ。」
K「…アタシも…XX君が好き。好きだよ」
俺「ああ。ありがとな。嬉しいよ」
K「今言ったことさ、本当?本当なのかな?」
俺「嘘もついて何回も怒られた事あるけど、今は本当の気持ちだよ」
K「……ありがとう…ありがとう…」
子供みたいにKはずっと泣いていた。
【画像】ムチムチJKの夏服に興奮するなって無理じゃね????
373:
ああああああ寝れんなったorz
379:
なんか俺>>1に惚れそうだ。台詞がなんかグッとくる。
395:
その日、ホテルに帰ってから1枚、ワードで文書を作った。
親父とお袋にも少し話をした。(彼女が出来たって事だけ)
次の日、会社に電話をした。
俺「部長、電話ですみません。折り入ってお話があるんですが」
俺は会社を辞めた。
部長は今でも親交のある度量の大きい、人間的にも素晴らしいうえ仕事の出来る
ビジネスマンだ。
社会人として最悪の事をやっちゃった俺を今でも可愛がってくれている。
「お前の尻拭いは大変だったから俺と酒飲む時はいつもお前の奢りなww」
と言いつついつも俺に財布を出させない人だ。
400:
>>395
随分思い切ったなぁ。
403:
もし俺だったら「東京に帰る時おまえも一緒にこい」って言う
ニートだけど
489:
次の日、Kに電話をして、会った。
俺「ここに帰るよ。仕事でなかなか思い通りには行かないとは思うんだけど、
 一緒にいような。住むとこ探そう。」
K「え、仕事は?仕事はどうするの?」
俺「こっちでなんとか見つけるよ。それが見つかったら辞める。それまで苦労かけるけど
 我慢してくれると嬉しい」
 辞めた事はしばらく伏せておくつもりだった。
変に重く捉えられちゃうのがイヤだったし、心配の種を取り除く人間が逆に心配かけちゃ
いけないし。
幸い親父の知り合いにアパート持ってる人がいたから、
話をしたら住むトコはなんとかなった。
貯金があったのが救いだった。
それで、予定を早めて東京に戻り、部長に頭を下げて、
手続きを済ませてからまた実家のほうに戻った。
飛行機を降りて携帯の電源を入れてから、メールが何通も来ていた。Kからだった。
帰ることを言っておいたからメールくれたんだろう。
空港でタクシーを拾って、Kの家のほうに向かいながら電話をした。
また会えて嬉しい、とかなんかそんな話だったと思う。他愛もない内容でしばらく話して、
それから数日、Kとは毎日のように会って、話をして食事して、の繰り返しだった。
前と違って肩の力が抜けたというか彼女も心から笑ってくれているようだった。
504:
ほぅ…
514:
1は本当にいいヤシだな
眠くなって来た(つω⊂)ゴシゴシ
519:
で、ある日昼間にいつものように会おうって話になって、車をレンタルして待ち合わせ場所に急いだ。
待ち合わせ場所に付いて、彼女に電話をした。
少し早めに着いた、と伝えようと思って、何気なく電話をかけた。
K「分かった」
いつになくしっかりした声で答えるK。
胸騒ぎじゃないけど、なんか引っかかった。
527:
>>1
>>489と>>519の間はどのくらい?
>>527
だいたい一週間弱くらい
567:
しばらくして、Kから電話があった。
K「今どこ?」
俺「もう待ち合わせの場所着いてるよ」
K「そっか、うん、分かった。」
俺「もう着いたの?」
K「もう着く。あのね、ちょっとだけ聞いて。
 空港でさ、会ってさ、XX君と遊び行ってさ、すごく楽しいなって思ったんだ。
 でね、これからも続くといいなって思ってね、すごく幸せでね、あ、いた」
眼を上げると車道を挟んで向こう側にKが居た。
手を振りながら歩道橋に登り俺に携帯で話しかける。
K「だから、ずっとずっとXX君が大好きでこれからも一緒にいたいなぁ、って思ってね」
こちらに歩いてくるKを眼で追いながら話を続ける俺。
K「でもね、やっぱりあたしはこんな人間だから、だからXX君はやっぱり幸せにならなくちゃ」
570:
これはフラグ立ったな…
574:
激しく気になる…
583:
すごくイヤな予感がした。なんだかすごくイヤな予感。
俺「分かった分かった。ノロけんのは後でいいから早く遊び行くぞ」
K「XX君、ありがと。そうやって言ってくれるとこ、大好きだよ。大好きだったよ。」
Kは歩道橋の柵を乗り越え、飛んだ。
590:
わあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
611:
えええええ
598:
………………
594:
マジか…
606:
目、覚めた
614:
切ねぇ
601:
ちょっとKを好きになりかけてたのに…
624:
KだけにK点越えジャンプか
633:
>>624
・・・
639:
一瞬だった。ドラマの自殺シーンとかは引っ張りまくるのに、彼女は一瞬だった。
歩道の俺が居る側のほうに頭から落ちた。
いきなり姿の消えたKを追って走った。周りで人の叫ぶ声がする。
近くを走っていた車が止まり、人が降りてくる。
何も声が出なくて、走ってKを抱き起こそうとして、手に力がないのが分かった。
顔から血が出ていて、はじめてこれだけの量の血を見た。
どれくらい彼女を抱きかかえていたか分からないが、一瞬経って強い力で押しのけられた。
誰かが彼女の体を抱きかかえている。
Kの名前を呼んでいる。
俺は放心状態だったと思う。
ここの記憶だけあまり残っていない。救急車とかパトカーのサイレンが聞こえて、
その後彼女を乗せて、俺も乗せてくださいと必死に頼み後部座席に乗った事は
なんとなく覚えている。
651:
これは・・・
646:
>一瞬経って強い力で押しのけられた。
>誰かが彼女の体を抱きかかえている。
>Kの名前を呼んでいる。
浮気相手ktkr!?
679:
同性から言わせてもらえば
好きな男の目の前でそんな死に方晒すのは最低
何がしたかったんだよ
ずっと縛り付けるだけじゃねーか
685:
>>679
そこまで考えられないのがメンヘラ
662:
ちょwww信じてる奴しっかりしろよwwwww
696:
釣りだと言いたいのはやまやまなんだが。
重くなってしまってすまない。
病院では車から降ろされてから警察に事情聴取をされ、彼女に会えないまま
家に帰された。
迎えに来た俺の親父は驚いていた。息子が血だらけでいるんだ、無理もない罠。
結局警察の聴取も自殺だって話で済んで、バタバタして通夜に呼ばれて、
そこで始めて彼女が亡くなった事をKのお母さんから知らされた。
頭、首から落ちたんで即死だったそうだ。
携帯で話していた事、二人で話した事、Kから聞かされた事をお母さんに話した。
お母さんは初めて聞いたらしくて、気が遠くなりかけていたんだけど
最後まで聞いてくれた。女の人って強いなと思った。
700:
胃が潰れた
703:
そのまま家族の聴取があったんで警察に行って、お母さんは全部話したらしい。
聴取が終わってお母さんを車に乗せる時に、すれ違いでお母さんが声をかけた人が居た。
母「あなた、あたしは先に帰っていろいろ準備をしておきます」
男「ああ」
俺を押しのけてKを抱きかかえた人だった。
712:
オヤジキタワ━━━('A`)━━━…
716:
Kは父親の目の前で死んでやりたかったのか
719:
親父を呼び出して、親父に自分の自殺する姿を見せることがせめてもの彼女の抵抗だったんじゃないか・・・。
717:
>お母さんは全部話したらしい。
全てを知った上でまだ家にいるのか?母親は
726:
親父うざ
736:
もちろん親父を確認した後、おもっくそぶん殴ったんだろ?
759:
車の中で
俺「あの人がお父さんなんですね」
と言った瞬間、お母さんは声を上げて泣いた。
顔を覆って、本当に子供が泣くように、お母さんは声をあげて泣いていた。
その後、葬儀に出させてもらった。
Kはありきたりな表現だけど、寝ているような顔だった。
後頭部からおでこにかけての傷は前髪とか医者の技術で極力目立たないようにされていたが
それが逆に痛々しかった。
納骨には出させてもらえず、出棺のみだったが、その日実家に戻るのがイヤで、
ホテルを取って泣いた。
次の日、お母さんから電話があり、家に来てほしい、との事。
昼過ぎに家に行くと、お母さんが出迎えてくれ、茶の間に正座して頭を下げた。
「娘のことでご迷惑をおかけ致しました」
俺も頭を下げ、その後でお母さんから
「主人は警察におります」
どうやら、お母さんの話を聞いて聴取されているらしい。
会ったらぶん殴ってやりたい気持ちもあったが、会わなくてよかった気もした。
774:
>>759
殴れよおおおぃぁぃぁぁ
784:
>>774
どんなに殴ってもKは戻らないんだぜ
767:
>>1
辛かったな…
799:
母「あたしも責任があります。娘の事を全く知らなかった。主人の後であたしも警察に行きます」
俺「お母さんはKの面倒を見る義務(亡くなった彼女のそばにいてやる、ってことね)があります。知らなかったとは言えあなたに責任はないと僕は思います」
実際考えるとそんな事はないんだろうがそう言いたかった。
言っててKの携帯が横にある机の上にあるのを見たら涙が出てきた。
お母さんがそれを見て
母「これはXX君が持っていて。メールとかしてたでしょ? 
 わたしよりあなたが持っていたほうがいいわ。
 わたしは機械にうといからあの子に怒られそうだもの」
そう言って俺の肩を叩き、携帯ともう1つ、お母さんは俺に封筒をくれた。
840:
Kからの手紙だった。
XX君
これを読んで、すごく怒っていると思います。勝手な事をして勝手に行動して、
あなたに迷惑をかけて。ごめんなさい。
なんかね、お父さんの話とか聞いてくれて、それでもあんなに優しくしてくれるXX君がね、
本当に本当に好きになっていました。
だからね、ホテル行った事だって嬉しかったし、勢いで言ったんじゃないんだよ。
あたしエッチは好きだけどそれは信じてね(笑)
あんな事をしたのは、お父さんに見てもらいたかったから。
あたしを好きになってくれる人がいて、幸せだよ、あたし幸せだよっていうのを
お父さんに知って欲しかったから。
お父さんはあたしの事大好きだけど、やっぱりそれは違う愛情だって思うの。
あたしの言う事分かってもらえるにはあたしの大好きな人があたしをギュッてして
くれるのを見てもらうのが一番いいと思ったし、あたしの決意を見てもらわないと
あの人は一生このままだと思ったから。
874:
XX君には本当に迷惑をかけたと思います。
約束した動物園と、ディズニーランドと、温泉と、写真撮るのと、映画と
あといっぱいいっぱいあったけど全部行けず仕舞いでごめんなさい。
XX君の事、大好きだよ。
今まで色んな人にあったけど、一番優しくしてもらったし一番あたしの事を可愛いって言ってくれたし
一番一緒にいて幸せだなって思った人だった。
これからXX君はモテるから誰かいい人見つけて幸せになるんだろうけど、
ほんの少しの時間だったけどこんなあたしが、Kっていうのがいたのを
覚えていてくれると嬉しいです。
一回も言えなかったけど、最後にXX君ありがとう。
愛してるよ。
K
882:
うああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
888:
うわああああああああああああああああああ。・゚・(ノД`)・゚・。
893:
(;ω;`)
898:
K納得いかねええええええええええよおおおおおおおおおおおお
ふざけんなよぼけええええええええええええええええええええええええ
883:
>>1の気持ちを考えると悲しくて辛くて泣けるけど
それ以上に第三者としてKの身勝手さに強い憤りを覚える…
894:
Kはもう、何も考えられなくなっていたんだと思う
こういう状況になってしまうと、みんなが言うような冷静な判断はできないと思う
902:
泣くとかじゃなく欝になったorz
903:
本気で泣いた
910:
死ななかったら良い女だったのにな
はぁ
917:
映画館で見てーよ
915:
主題歌はHello,Again
918:
俺はミスチルのSignでやべぇ
「ありがとうとごめんねを繰り返して僕ら
人恋しさを積み木みたいに乗せてゆく
ありふれた時間がいとおしく思えたら
それは愛の仕業と小さく笑った」
とかね・・・
922:
辛い話だったけど、>>1乙。
俺も相当自殺願望あるけども、もう少し頑張ってみる。
931:
読んで、何回も読み返して、
人の家だと言うのに大声で泣いた。
お母さんの前で失礼だとかそんなんは全然考えられなくて、とにかく泣いた。
それが、今からちょうど一年前の10月11日。
昨日、Kの家に行ってお母さんと話をした。
彼女の仏壇は綺麗に片付いていて、俺も線香をあげさせてもらった。
帰りの飛行機が昨日のしか取れなかったからゆっくり出来なかったけど、
昨日まで2日くらいかけてKとドライブしたとことか、彼女が飛んだとこに行った。
彼女の父親は、保護者の責任がどうとかで刑務所にいる。
ずっと刑務所にいる。
会って話がしたいとも時々思うんだが、会ったら間違いなく泣くので、曲がりなりにも
Kの父親なので、なんか自分の中のケジメとして会っていません。
938:
今でも頑張って生きてる>>1は偉い
俺なら、やぱ駄目だ
970:
>>1よ、泣くだけ泣いたならしっかり前に進んで行けよ
947:
俺も、明日から頑張るか
941:
944:
>>941
アニメかよw
942:
最後に>>1まとめてくれ! 1000いくまえに
973:
んで、今家で夜中からずっとスレ立てして書いちゃってました。
自分の中で整理つけてみたかった。
誰かに話して、叩きでも煽りでもいいからいつも笑わせてもらってるVIPPERの皆に
何かレスして欲しかった。
すごく我侭な意見で皆を起こしちゃって申し訳なく思います。ごめんなさい。
これ終わったら、Kの写真に
「ネットの友達連中が話聞いてくれたよ」
って言おうと思います。
皆、遅くまでありがとう。
つまらない話で本当にすまなかった。
でも、本当にありがとう。
陳腐な言葉だけど、レスくれた皆に本当に感謝しています。
ありがとう。
980:
>>973
幸せになれよ
984:
>>973
お前は死ぬなよ
100

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