平塚「比企谷に彼女ができたらしい」back

平塚「比企谷に彼女ができたらしい」


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1:
戸塚「そうなんですか? 知りませんでした……」
戸塚「最近の八幡は……、なんか疲れてるみたいで、たぶん寝不足なのかと」
戸塚「あと3週間前くらいに小町ちゃんと喧嘩したみたいで、すごい落ち込んでました。原因? よくわかんなんですけど、一色さんがどうとか……」
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2:
めぐり「あ、やっぱりそうだったんですか!」
めぐり「相手? 一色さんですよね?」
めぐり「なんだ。先生も知らないんですか」
めぐり「一カ月にくらい前に比企谷くんが一色さんと買い物しているのを見かけたんですよ。すごいいい雰囲気だったのでそうなのかなーって思っちゃいました」
3:
いろは「わたしと先輩が付き合ってる? なに言ってるんですか。わたしがあんな面倒な人と付き合うわけないじゃないですか」
いろは「違いますよ。あれはたまたま会ったんです。どこ行くのか聞いてみたら、ジュエリーショップに行くっていうので私もついて行っただけです。値段が高かったから買えなかったみたいですけど」
いろは「わたしにプレゼント? ないです。でも、誰かにプレゼントするつもりだったでしょうね。女物ばかり見てましたから」
いろは「そりゃあ、彼女にあげるつもりだったんじゃないんですか。バイトして買うとまで言ってましたから」
4:
いろは「そういえば、先輩がこの間、女の人と歩いているのを見かけたんですよ。あの人が彼女さんなのかな?」
いろは「いえ、わたしの知らない人でした。二人で仲良く手繋いでましたね」
いろは「私服だったので、どこ高なのかはわかりません」
いろは「場所はマリンピアです。ペットショップから出てきたんだったかな」
いろは「それを見てどう思ったかですか? んー、先輩がニヤニヤしてて気持ち悪かったです」
5:
川崎「あー。その噂広まってるね」
川崎「由比ヶ浜から聞いたけど?」
川崎「いいんじゃない。私には関係ないし」
川崎「ただ、あんな人前でいちゃつくのはやめとけって思うけど。相手が相手なんだし」
川崎「キスしてたよ。マリンピアで」
川崎「一か月くらい前? 違うよ。先週の日曜日」
川崎「んじゃ、私、塾行くから」
6:
小町「あのごみいちゃんに彼女がいるわけないですよー」
小町「下手したら死ぬまでできないかと」
小町「だって、あんなに捻くれてて面倒な人と付き合うなんて物好きな人がいますか? 私だって妹じゃなければ、きっとなかったと思いますもん」
小町「いいとこなんてありませんよ。ただ寝てるだけなのに、疲れたとかいう人ですよ?」
7:
小町「お兄ちゃんが一色さんとジュエリーショップに? ……なんか下見に行ったっていうやつですよね」
小町「いえ、なんの下見に行ったのかは知りません。本当ですよ。それは教えてくれませんでしたから」
小町「彼女へのプレゼントじゃなくて、一色さんとどこかに出かけたかっただけかもしれませんよ。だってそうじゃないですか。彼女にあげるネックレスを他の女の人と下見しに行きますか?」
小町「……確かに、お兄ちゃんならやりかねませんね」
8:
三浦「へー。あいつに彼女ができたんだ」
三浦「誰か付き合っているか? 知ってるわけないっしょ。あーし、あいつのこと興味ないし」
三浦「あの奉仕部だっけ? あの部活で一緒の人と付き合ってるんじゃないのー?」
三浦「……結衣じゃないって。あの性格最悪の人」
三浦「つーかさ、結衣とあいつが付き合うわけないじゃん。どう考えても釣り合わないし」
三浦「よく絡んでるけど、同じ部活だからってだけでしょ。そこに恋愛感情はないって」
三浦「それは、あいつも同じだと思うけど?」
三浦「見ればわかるって。あいつが結衣のことをそういう目で見てないことくらい」
9:
結衣「ヒッキーが誰と付き合ってる相手を聞いてどうするんですか!?」
結衣「あ、その……」
結衣「……実は、付き合ってるのは私なんです」
結衣「でも、みんなに内緒にしようって二人で決めたんです」
結衣「……はい。ゆきのんの気持ちを考えるとどうしても言えなくて……」
10:
結衣「そうですよね。これでゆきのんとの絆が壊れるわけないですよね」
結衣「ありがとうございます! ちゃんとゆきのんに伝えようと思います!」 
結衣「……えっ? この指輪ですか?」
結衣「あ、すみません……。授業中は鞄に入れているんですけど、放課後だからつけちゃいました」
結衣「はい。この間、ヒッキーに貰ったんです」
結衣「あっ、いろはちゃんに聞いたんですか? 酷いですよね。私へのプレゼントをいろはちゃんと買いに行くなんて」
結衣「……違いますよ。いろはちゃんがですよ。私のヒッキーに色目を使って、強引にジュエリーショップについて行くなんて」
結衣「……お仕置きしないと駄目かなあ」
11:
陽乃「へー、比企谷くんに彼女ができたんだ! 相手は誰なの? 雪乃ちゃん? 雪乃ちゃんでしょ!?」
陽乃「なんだ。誰かわかってないんだ。つまんないなー。まぁ、あの二人が付き合うことはないだろうけど」
陽乃「もし付き合ってたらどうするか? お子ちゃまな静ちゃんには秘密だよ!」
12:
陽乃「そういえば、この間、比企谷くんがマリンピアにいてさ」
陽乃「そうそう。一カ月くらい前だよ。でも、なんで知ってるの? ……あ、言いづらいなら言わなくてもいいけど」
陽乃「その時、比企谷くんに背後霊が居たんだよ」
陽乃「ガハマちゃんの生霊がね」
13:
折本「誰? ……ああ、総武高の先生か」
折本「比企谷の彼女? あー、この間見かけたけど、知らない人だったから」
折本「先週の日曜日かな? マリンピアでいちゃいちゃしてたよ」
折本「最初にネックレスをプレゼントしてさ、女の子が感動して泣いてるんだけど、なんか文句言ってるんだよね。その反応された時の比企谷の顔はウケたなー」
折本「でさ、狼狽えている比企谷に彼女が呆れはじめちゃってさ。お、修羅場かなって思ったんだけど、彼女から強引にキスしたの。そしたら比企谷、今度はびっくりした顔してんの! マジウケたよ
ー」
折本「あ、一カ月くらい前にも見たな。いや、場所はディスティニーランドだよ」
折本「ごめん! 私、バイトがあるから!」
14:
雪乃「……すみません。一カ月も休んでしまって」
雪乃「その話、誰から聞いたんですか?」
雪乃「……私が比企谷くんと付き合っています」
雪乃「黙っていたのは、由比ヶ浜さんが比企谷くんにストーキングをしていたからです」
雪乃「もし、私たちが交際していることをしれば、もっと行為が悪質になると思ったので……」
雪乃「いえ、この問題は私たちで解決します」
雪乃「……私と由比ヶ浜さんは友達ですから」
15:
雪乃「協力なんて……」
雪乃「……では、お言葉に甘えさせていただきます」
雪乃「今後、彼と半径10m以内まで近付かないでください。もし近付いたら、あなたを社会的に抹殺します」
雪乃「当然でしょう。彼は私の所有物なんですから。あと、あの女を排除してください。いいえ。由比ヶ浜さんではありません」
雪乃「一色さん? 川崎さん? あの雌豚共になにができるというのですか」
雪乃「八幡に近づき、身体的接触を繰り返し、公衆の面前で接吻を行い、私の所有物に跨り猿のように腰を振っている女……」
雪乃「比企谷小町のことです」
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