美少女「自殺したい」少女霊「やめとけ」back

美少女「自殺したい」少女霊「やめとけ」


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1:
美少女「」モグモグ
-------------------------
女A「美少女さん、また教室の隅っこで一人で食べてるw」
女B「ふっ、かわいそ」
女C「わざとでしょ。話しかけてもろくに会話しないし。」
女B「あー、私はあんたらとは違うのよってやつ?」
女A「男に話しかけられんの待ってんじゃね?」
女B「何年待つんだよwwww」
ウヒャヒャヒャヒャ
--------------------
美少女(聞こえてますよぉ・・・)
-------------------
女A「そういや、あそこ知ってる?」
女B「あそこ?」
女A「あの、霊が出るって噂の」
女C「あー、崖小屋でしょ?」
女A「そう、それそれ」
女B「えー、しらなーい」
女A「なんかぁ、崖に建ってる廃墟なんだけど、そこ、自殺の名所らしくて」
女B「うんうん」
女A「そこで、顔がぐちゃぐちゃで上半身しかない、昔自殺した少女の霊が出るらしいよ」
女B「へぇ・・・えぐいね。」
-------------------
美少女(・・・じさつかぁ。)
               
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2:
女A「場所結構ちかいよ、行こうぜ」
女B「えーwいかないよ」
女A「崖小屋ってググってみ出てくるから」
女B「絶対やだ!」
--------------
美少女「OKぐーぐる。」ボソ
ピコリンッ
美少女「がけごや。」
ピコン
『??市??東1-2-3までのルート案内を設定しました』
美少女「勝手に案内始まっちゃった」
『ルート案内を開始します』
美少女「おねがいします」ペコリ
               
          
4:
『目的地周辺です案内を終了します。ここまでの所要時間は一時間六分でした。』
美少女「ハァハァ、だいぶ歩いたね。」
シーン
美少女「本当にあった・・・廃墟だ。」
崖小屋
ガタッギィィィ
美少女「おじゃましまーす・・・」
シーーーーン
コツ、コツ、コツ
美少女「う、ホコリっぽいなぁ」
ギィーガタン!
美少女「うひゃう!?」
美少女「扉が、、閉まった。風かな?」
あ、あ、ああ、あ、あ、あ、あ
美少女「?」
ああ、あ、あ、あ、
               
          
6:
あ、ああ、あ、ああ、あ
美少女「・・・あの奥の部屋から、何か聞こえる・・・?」
あ、あ、ああ、あ
美少女「・・・だれかいるんですかぁー?」
シーーーーン
美少女「?」
・・・・あ!・・あ、あ!ああ、あ!
美少女「んー。なんだなんだ。」トコトコ
美少女「この扉の奥だよね、、、」
あ、!ああ、!あ!
美少女「はいりまーすよぉ・・・」ギィィィ
ヒュゴォォォォォォ
美少女「おお、これはこれは。」
ヒュゴォォォォォォ
美少女「床が抜けて・・・その下は崖じゃないですか」
美少女「だから崖小屋っていうのね!」
               
          
11:
美少女「でも、あの声の主は・・・」
あ、ああ、あ、ああ
美少女(ん?うしろから) バッ
顔無し少女「あ、あ、あ、あ」
美少女「うわぁ、えぐい」
顔無し少女「た、たす、け」
美少女「・・・どっから声でてんのよ。」
顔無し少女「あな、たも、あな、たも、」
美少女「私も?私も同じ目に合わせるって?」
顔無し少女「あ、あ、あ、」
美少女「残念、私は自殺しにきたんだわ。」
顔無し少女「あ、あ、あ、」
美少女「君のてを借りずとも死ねるからね」トコトコ
顔無し少女「あ、あ、あ、」
ヒュゴォォォォォォ
美少女「やっぱ高いねぇここ。」
               
          
14:
美少女「ここで死んだら、死体は見つかるのかな?」
ヒュオオオオ・・・
美少女「あんまり大事になるとお母さん困るかな」
美少女「・・・まあ、関係ないけど」
美少女「ねえ、君の時はどうだった?」
顔無し少女「あ、あ、あ」
美少女「・・・しゃべれるよね?」
顔無し少女「・・・け、け、と、け」
美少女「え?」
顔無し少女「や、め、、、とけ」
美少女「・・・あんたが止めるんかい。」
               
          
16:
美少女「あなたに止められる筋合いはないですよぉ」
顔無し少女「わ、たし、みたいになるぞ」
美少女「え」
顔無し少女「そ、のまま、苦しみ、つづけ、るぞ」
美少女「それは嫌だなぁ」
顔無し少女「あ、あ、あ」
美少女「改めてだけど、あなたなんなの?」
顔無し少女「あ、あ、あ」
美少女「幽霊・・・にしてはしっかり見えすぎてるよね」
顔無し少女「あ、あ、あ」
美少女「そもそも私、幽霊信じてないし。」
美少女「幽霊ってのはさ、その人の幻覚とか、認識の問題だと思うのさ」
顔無し少女「あ、あ、あ?」
美少女「だからあなたも、私の幻覚なんでしょ?」
顔無し少女「わ、たし、は、苦しみつづけ、て」
美少女「廃墟で裸足なんてあり得ないしね」
顔無し「あ、あ、あ、?」
美少女「寒くないの?裸足で」
顔無し少女「わ、たし、の足は、ない」
美少女「いやいや、あるよ、きれいな足してるねー」(ほんとはないけど)
               
          
17:
顔無し少女「あ、しは、ない」
美少女「いやいや、あるって。見えてる見えてる」
顔無し少女「あ、あ、あ、」ニョロニョロ
美少女(うわ、足生えてきた)
顔無し少女「あ、!あ、し、あ、る、!あし、ある!」
美少女「だから言ったじゃない」
美少女(なによこれ)
顔無し「あ、、あ、あ、あし、あ、」
美少女「いい加減さ、そのしゃべり方もやめてよ。かわいい顔が台無しだよ」
顔無し少女「か、お、、、?」
美少女「ふつうにしゃべりなさい。」
顔無し少女「か、お、は、ない、、、はず」
美少女「顔がない?wじゃあどうやって喋ってるの。」
顔無し少女「あ、た、しかに」
シュルルルルル
美少女(顔生えてきてるやん・・・)
               
          
18:
顔あり少女「かお、ある?」
美少女「う、うん、あるある」
美少女(やっべぇ、なにこの子、めっちゃかわいいやんっ)
顔あり少女「ほんとに、ある?」ペタペタ
少女霊「っ!ある!」
美少女「あるよー。」
少女霊「ある!かお!ある!!」
美少女「よかったねー。」
少女霊「顔!あし!ある!痛くない!苦しくない!」
美少女「よ、よかったねー。」
少女霊「ばんざーい!!!!」バサァ
美少女「・・・元気だなぁ」
               
          
22:
少女霊「どうして?!なんで!?生えたの!?」
美少女「うん、生えてた」
少女霊「はえるの!?」
美少女「しらんがな。」
少女霊「ふっしぎー!すごーい!はえたぁー!」
美少女「結局は認識の問題だったんだよ」
少女霊「・・・にんしき?」
美少女「そ。あなたが自分は顔も足もないって思ってたからあの姿のままだったんだよ」
少女霊「ほんとはあったの?」
美少女「さあ。でも、あなたが本当に幽霊なら。」
美少女「幽霊なんて実体の無いものであるのなら」
美少女「認識次第でどうとでもなるんじゃないのかな」
少女霊「うーん・・・・・・・?」
美少女「・・・・」
少女霊「よく解んないけどすごいね!」
美少女「うん。」
               
          
23:
少女霊「で、お姉さんは何しにきたの?てか、誰?なにもの?」
美少女「何者でもない普通の自殺志願者だよ」
少女霊「死ぬの?」
美少女「そう」
少女霊「なんで?」
美少女「・・・なんとなく。」
少女霊「ふーん。止めたほうがいいと思うなぁ」
美少女「どうして?」
少女霊「ずぅっと死んだままの姿で苦しむことになるよ?」
美少女「あなたみたいに?」
少女霊「そう!」
美少女「・・・元気そうにみえるけど」
少女霊「今はそうだけど!ちがうの!」
美少女「どういうことよ。」
少女霊「わかんないけど、とりあえず死んだらだめだよ。」
               
          
25:
美少女「そもそもあなたが何者なの?」
少女霊「わたし?私は・・・」
美少女「?」
少女霊「わたしは・・・」
美少女「・・・」
少女霊「ここで、死んだの・・・」
美少女「・・・だろうね。」
少女霊「だろうねって。」
美少女「ここで自殺して、そのままここに残ったの?」
少女霊「じさつ、なのかな」
美少女「あなた何歳よ」
少女霊「12さい。」
美少女「若くして、そんなに悩みこんでたのね」
少女霊「どうなのかな、、」
               
          
26:
少女霊「覚えてないけど・・・でも」
美少女「でも?」
少女霊「お姉さん、今日は帰って」
美少女「ええ・・・」
少女霊「死んだらダメだよ!」
美少女「・・・説得力ないけど」
少女霊「わたしはもう死んじゃったからいいけど、お姉さんは、だめなの!」
美少女「えー・・・」
少女霊「いいから帰って!」
美少女「でもなぁ、自殺した人に自殺止められてもなぁ」
少女霊「ちがうもん!」
美少女「ちがうの?」
少女霊「自殺じゃないもん!」
美少女「またまたぁw」
少女霊「いいから帰って!」
美少女「いや!死ぬ!ここで潔く散る!」
少女霊「だーめーだって!」
ワイワイヤイヤイ
               
          
30:
美少女「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
少女霊「もう諦めて」
美少女「自分は勝手に死んで、人の死は邪魔するんだねぇ。」
少女霊「勝手に死んだんじゃないもん」
美少女「自殺したのに?」
少女霊「ちがうもん!じさつじゃないもん!」
美少女「はいはい、ちがうちがうちがう!!!!」
バーンッ!
少女霊「っ!?」
美少女「もう、、、死なせてよ・・・」
少女霊「お姉さん・・・?」
美少女「もう、嫌なんだよ!死にたいんだよ!」
少女霊「」
美少女「死んでるのに邪魔しないで!私の好きにさせて!」
少女霊「・・・だめだよ」
美少女「どうして・・・」
少女霊「帰って」
               
          
33:
美少女「・・・」
少女霊「・・・」
美少女「あした、」
少女霊「?」
美少女「あした、また来るから。」
少女霊「・・・」
美少女「心変わりしなかったら、あした死なせて。」
少女霊「・・・・わかった。」
美少女「・・・」ジャリ
少女霊「さよなら、帰り道気を付けてね」
美少女「・・・バカじゃないの」トコトコ
-------------
               
          
35:
自宅
カチャ
ガチャン
美少女「ただいま・・・」
母親「・・・どこいってた」
美少女「・・・友達と」
バチィィン!
美少女「っ。」
母親「何時だと思ってんの?」
美少女「・・・ごめんなさ」
バチィィン!
母親「・・・お腹すいたわ、はやくつくって」
美少女「・・・はい。」
               
          
37:
母親「・・・はやく上がれよ」
美少女「・・・はい」トボトボ
母親「とっととしろよ!」
ダンっ
美少女「ご、ごめんなさい」
母親「もー!弟ちゃんもずっと待ってるんだからね!」
美少女「ごめんなさい」
母親「みーんな待ってんの!あんたがご飯つくるの!まってるの!」
美少女「・・・ごめんなさい」
母親「もぉ、弟ちゃんごめんねぇ、今から作るからねぇ」
弟「うん、はやくして」
母親「ほら、はやくつくれ!」
美少女「はい」
               
          
42:
オソイ!
ハヤクシロ!
ヤットデキタノカ!
ナンダコレ!マズイ!
バカヤロウ!
クズ!
シネ!
シネ!
しね!
死ね!!
・・・・・・・・・。
チャポーン
美少女「はぁぅ〜」
美少女「やっぱり、残り湯はいいもんですなぁ・・・」
ピチャン、ピチャン、
美少女「・・・・グス」
美少女「う、うう、ううう」
               
          
43:
美少女「はぁ、すっきりした」
シーーーーン
美少女「みんな寝たかな」カサコソ
美少女「OKぐーぐる。」
ピコリン
美少女「あしたの天気は?」
ピコン
『あしたは、はれのち、雨、の予報です』
美少女「明日雨なのかーいやだなぁ」
ピコン
『もういちど、お願いします』
美少女「うふふ、なんでもないよぉ」
ピコリン
『すみません、聞き取れませんでした』
美少女「あはは」
ドンッ
ウルセェ!
美少女「おこられちゃった」
               
          
45:
美少女「んー、オケーぐーぐる。」ポソ
ピコリン
美少女「??市、少女、自殺」
ピコン
『??市少女自殺の検索結果です』
ツーツーツツー
"心霊スポットまとめ"
"心霊スポット行ってみた"
"崖小屋とかいう心霊スポット"
美少女「んー、心霊スポット関連しか無いなぁ」
               
          
50:
美少女「じゃぁ、??市、少女、遺体」
『??市少女遺体の検索結果です』
"??市少女遺体遺棄事件"
美少女「ん?」
---------------
1966年、??市の山林で、少女と見られる遺体が何者かに遺棄される事件が発生__
遺体の損傷は激しく、警視庁は___
遺体からは頭部や下半身が無くなって___
犯人は、少女の母親で____
少女は学校に通っておらず___
「むしゃくしゃしてやった」
------------
美少女「・・・・そんな。」
               
          
52:
oh…
               
          
53:
美少女「・・・ほんとうに、あの子は」
美少女「自殺じゃ無かったんだ」
-----------------
翌朝
ピピピピピ
美少女「お母さん、起きてください」
母親「っるさい、、、」
美少女「朝です、遅刻です」
母親「んー、何時」
美少女「・・・8時です」
母親「っはぁぁぁぁ!?」
美少女「」ビクッ
母親「8時に家出るっていったよなぁ!?」
美少女「ごめんなさい、ごめんなさい」
母親「もぉぉぉ!」ドタバタ
美少女「私はもう行くから」
母親「さっさと行け!帰ってくんな!」
美少女「はい。」ガチャ
--------
               
          
54:
タッタッタッタッタ
美少女「はぁ、はぁ、はあ」
タッタッタッタッタ
ギィーガタッ!
バンッ!
美少女「・・・いない」
シーーーーン
美少女「・・・ごめんくださーい」
シーーーーン
美少女「あのぉ!だれかいますかー!」
ヒュウウウ・・・・
美少女「昨日の私だけど!」
シーーーーン
美少女「・・・自殺しにきたんだけど!!」
「あ、あ、あ、あ、あ」
               
          
55:
美少女「っ!」ビクゥ
顔無し少女「あ、あ、あ、あ」
美少女「・・・なんでまたそれなのよ」
顔無し少女「あ、あ、あ」
シュルルルルル
顔無し少女「あ、あ、はは、は」
シュルルルルル
顔あり少女「あはははは!」
少女霊「あははっ!」
美少女「・・・え、なに」
少女霊「ざ・変身!びっくりした?」
美少女「・・・気持ち悪かった」
少女霊「ははは!あ、そう!」
美少女「てか、あの姿苦しくないの?」
少女霊「ふん、認識の問題だよ」ドヤァ
美少女「・・・やめい」
               
          
57:
少女霊「んで?なにしに来たの?」
美少女「いや、その」
少女霊「自殺?心変わりしなかった?」
美少女「・・・それも、そうなんだけど」
少女霊「ん?」
美少女「自殺じゃ、なかったんだね」
少女霊「ん?」
美少女「調べたんだよ、これで」スマホ
少女霊「!?なにそれ!光ってる!動いてる!?」
美少女「・・・え、ああ、そうか」
少女霊「なにこれ!なにこれ!」キラキラ
美少女「これは、スマホって言って、その、色々調べたりできるん、だす」
少女霊「だす?」
美少女「これであなたのこと調べさせて貰いました」
少女霊「わたしのこと?てかなんで敬語?」
美少女「自殺じゃなかったんですね」
               
          
61:
少女霊「なんでそう言えるの?」
美少女「1966年、あなたはここで死んだんです。」
少女霊「」
美少女「お母さんに、殺されて」
少女霊「・・・えっ」
美少女「・・・ごめん、きのう、勝手なこと言って」
少女霊「・・・お母さん?」
美少女「・・・」
少女霊「わたしの、お母さん?ああ!お母さんの話?」
美少女「・・・えっと」
少女霊「お母さんはねぇ、すごく優しいんだよ!小さいときは遊園地にも行ったし、歌謡ショーも一緒に観てね!」
美少女「・・・うん。」
少女霊「それで、私には弟がいるんだけど、弟がね、すっごく可愛いの!」
美少女「そう、なんだ・・・」
少女霊「お母さんもすごく弟のこと気にしててね!私はお姉ちゃんだからしっかりしないとって」
美少女「・・・うん」
料理作ったら喜んでくれて___
掃除も___
たまに怒られて___
弟はいつも___
私はお姉ちゃんだから____
そしたら殴られて____
アイス買ってくれて___
痛かったけど___
叩かれて___
山にいこうって言われて___
叩かれて___
叩かれて___
叩かれて___
少女霊「それで、それで・・・・」
美少女「」ポロポロ
               
          
62:
少女霊「あ、れ、そっから、なんだっけ」
美少女「」ポロポロ
少女霊「そう。それで・・・あはは、思い出せないな・・・」
美少女「・・・ごめんなさい」
少女霊「なんでお姉さんが謝るの?あとなんで、敬語?」
美少女「だってあなた生きてたら60越えてるでしょ、」
少女霊「そんなに!?」
美少女「おばあちゃんだよ、おばあちゃん」
少女霊「それはやだなぁw」
美少女「辛かったでしょう。」
少女霊「敬語はいいよぉ、」
美少女「ああ、そう?」
少女霊「おばちゃんじゃないし」
               
          
66:
美少女「私もさぁ、辛いんだ。今」
少女霊「そう・・・」
美少女「一生懸命生きてるつもりなんだけどね、誰にも必要とされてないみたい」
少女霊「そんなことないよ」
美少女「そうかな。」
少女霊「そうだよ。」
美少女「・・・」
少女霊「60年か・・・」
美少女「ん?」
少女霊「ずっとあの姿で、ここで、苦しんでたんだよ。」
美少女「」
少女霊「お姉さんが声をかけてくれなかったら、わたしずっと苦しいままだった」
美少女「それは、、辛いね」
少女霊「でしょー?苦しかったんだぁずっと、呼吸もまともにできないし、足も痛くて痛くて、死ぬかと思ったよ」
美少女「えぐいよ」
少女霊「だから、命の恩人だね」
美少女「よくわからなくなってきたけど」
少女霊「・・・ありがとう」
               
          
69:
少女霊「相変わらずここから出られないままだけど、きれいな身体に戻れて良かったよ」
美少女「そう。」
少女霊「うん」
美少女「こっから出られないの?」
少女霊「そうなの。」
美少女「外にも?」
少女霊「そう、見てて」
タッタッタッタッタ
少女霊「うおりゃぁぁぁ!!」だっだっだ
べーん!
ドサッ
美少女「ちょ、大丈夫?」
少女霊「こんな調子で、見えないなにかに押し返されるのです」
美少女「はぁ、これはまさに」
少女霊「認識の問題ではなかったよ」
美少女「そう・・・」シュン
少女霊「なんで残念そうなのさ。」
               
          
70:
美少女「でも困ったね、ずっとここに居ることになるじゃん」
少女霊「そう、すっごい暇!」
美少女「なんとかならんかねぇ」
少女霊「お姉さんが毎日遊びにくればいいんだよ」
美少女「それはまあ、うん」
少女霊「・・・えへへ、うそだよ」
美少女「成仏、しないと」
少女霊「成仏ねぇ。」
美少女「なんか、やり残したことは?」
少女霊「たくさんあるよ!」
美少女「ほう!例えば?」
少女霊「はらじゅくいきたい!」
美少女「はらっ?!」
少女霊「はらじゅくはすごいんだよぉ」
美少女「あー、きゃりーぱみゅぱみゅとか?」
少女霊「なにそれ?ぱむぱ、」
美少女「あ、そっか。なんでもない」
少女霊「きゃりーぱむぱぁ 、ぱぁ、むぅ」
               
          
72:
美少女「原宿になにしにいくのさ」
少女霊「はらじゅく族に会いにいくんだよ!」
美少女「はらじゅく族?」
少女霊「そう!」
美少女「ごめん、知らない」
少女霊「えー。」
美少女「ほら、時代が違うんだよ。おばあちゃん。」
少女霊「おいこら」
               
          
73:
美少女「他は、ほか。」
少女霊「あとはぁ、ビートルズ!ビートルズに、あいたい!」
美少女「あー、そんな時代か」
少女霊「ジョン・レノン!」
美少女「彼は天国だ」
少女霊「えっ」
美少女「成仏すれば会えるかも」
少女霊「・・・がんばる」
               
          
78:
美少女「ビートルズねぇ、」ピッピッ
少女霊「なにしてるの?」
美少女「んーちょいまちぃ」ピッピッ
少女霊「んー?」
ジャンジャンジャカン
少女霊「!?!?」
少女霊「なにこれ!なにこれ!」
美少女「help!」
プリープリーヘループミー
少女霊「ぷりーぷりへるみー!」
美少女「なんかちがくない?」
少女霊「この箱すごいねぇ」
美少女「そうだろうそうだろう」
               
          
79:
美少女「OKぐーぐる。」
ピコン
美少女「はらじゅくぞく」
ピコリン
『原宿族の検索結果です』
美少女「おお、これかぁ」
少女霊「はらじゅくぞくだ!」
美少女「まあ、悪くないね」
少女霊「かっこいい!かわいい!かっこかわいい!」
美少女「ファッションって廻るんだなぁ」
少女霊「?」
               
          
81:
少女霊「いいなぁ、その箱、欲しいなぁ」
美少女「だめだよぉ、頑張ってバイトして貯めたんだから」
少女霊「バイト?」
美少女「内緒でだけどね」
少女霊「ふーん?」
美少女「・・・ゲームもできるよ」
少女霊「げーむ?」
美少女「うん、たとえばこんなのとか」
少女霊「なにこれ!動かしてる!お姉さんがうごかしてるの?!」
美少女「そうだよーやってみる?」
少女霊「やる!」
美少女「はいどうぞ」
少女霊「わぁぁ」スッスッスッ
美少女「・・・・」
少女霊「・・・」スッスッ
少女霊「なにも起きないけど」
美少女「反応しないね」
               
          
83:
ワイワイヤイヤイ
スゴーイ!
ナニコレー!
ワァー!
・・・
美少女「すっかり夜だね」
少女霊「遊びすぎたね」
美少女「帰りたくないな」
少女霊「どうして?」
美少女「・・・」
少女霊「・・・」
美少女「泊まってっていい?」
少女霊「やめとけ」
               
          
86:
美少女「でも・・・」
少女霊「・・・大丈夫だよ」
美少女「・・・」
少女霊「お姉さんは、優しいし、可愛いし」
美少女「・・・あはは」
少女霊「世の男はほっとかないね!」
美少女「そんな、誰からも相手にされないよ」
少女霊「えー、私が男だったら真っ先にナンパしてるよ」
美少女「えー」
少女霊「へいかのじょー暇ー?原宿いかね?」
美少女「どんだけ長旅するのよ」
少女霊「・・・」
美少女「・・・」
少女霊「お姉さんが、死ぬのは早いよ。」
美少女「・・・」
少女霊「私は、たぶんもっと生きたかった」
美少女「うん・・・」
少女霊「もし生きてたら、その箱でビートルズ聴きまくってたよ」
美少女「あはは」
               
          
88:
少女霊「もし、今死んじゃったらこれから出るもっとスッゴい箱で遊べなくなるよ?」
美少女「どんだけ気に入ったのw」
少女霊「そんなの勿体ないよ」
美少女「そうだねぇ、箱じゃなくなってるかも知れないしね」
少女霊「そうなの!?」
美少女「うん、多分、今度のは宙に浮く画面を操作する・・・」
少女霊「あはは!まさかぁw」
美少女「・・・」
少女霊「お姉さん」
美少女「ん?」
少女霊「たのしかったよ。」
美少女「・・・うん。」
少女霊「多分、私はもう大丈夫」
美少女「うん・・・」
少女霊「・・・」
美少女「え?」
               
          
90:
少女霊「生まれ変わったら原宿に住みたいなぁ」
美少女「あはは」
少女霊「・・・さ、もう帰りなよ」
美少女「・・・」
美少女「・・・また、会えるよね」
少女霊「あぁ、大丈夫!会えるよ!」
美少女「それじゃあ、また。」
少女霊「うん。また。」
ジャリ
トコトコトコトコ
少女霊「ありがとう。」
               
          
95:
それから私の前に彼女が現れることはありませんでした。
当の私はというと、それ以降も学校では陰湿な苛めに合い、家では母親に暴力を振るわれ続けました。
それでも不思議と死にたいと思うことはありませんでした。
生きることで精一杯で
なにも考えていませんでした。
三年前のあの日、私が自殺を決意しなかったのが正解だったのかは解りません。
ただ、生きる希望も意味も無い中で、いつか、あの日のように不思議で楽しい時が来るのを期待できる程には、
私は前向きになれたのでした。
おわり
               
          
96:

               
          
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