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雪乃「これは比企谷君の飲み残しのマックスコーヒー!!」


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雪乃「これは比企谷君の飲み残しのマックスコーヒー!!」
雪乃「…今は比企谷君はトイレに行っていていない…由比ヶ浜さんは三浦さん達とカラオケに行っていない…なら、やることは一つ!」
雪乃「ゴクゴク…(一度口に含み…戻す!)オエー」
雪乃「ふふ…比企谷君が帰ってくるのが楽しみだわ」
2: 以下、
八幡「…」
雪乃「あら、随分遅かったわね」
八幡「あ?そうか?別に普通だと思うが」
雪乃「そうかしら?全くトイレでナニをしているのかしらね…(比企谷君の放尿がみたいわ…出来る事なら飲尿したい…)」
八幡「何もしてないですよ。人をまるで変態みたいに言うな」
雪乃「あら、てっきり貴方はもはや手のつけ用の無い変態だとばかり思っていたのだけれど…(そんなことより早くアレを飲まないかしら…)」
6: 以下、
八幡「全く…トイレに行っただけでこんなに罵倒されるとは思わなかったわ…」グビッ
雪乃「日頃の行いが悪いからじゃないかしらね(キタぁ?!!飲んでるぅ!比企谷君が私の唾液入りコーヒーを飲んでいるわ!私の唾液が彼のお腹に入っているだなんて…今日も捗りそうだわ)」
八幡「…日頃の行いって、俺は悪い事なんて何一つしてないぞ。何せ誰からも干渉されないから、誰かに干渉することもない」
雪乃「良い行いもしていないけれどね(嘘つきね。貴方は私を惑わし、狂わせているわ…とっても悪い人…)」
雪乃「(だから…あの行為も私が悪いんじゃないわ…そうさせる彼が悪いのよ…本当、貴方って罪な人だわ…)」
7: 以下、
八幡「ふう…ちょっとトイレ行ってくるわ」
雪乃「ご自由にどうぞ…」
雪乃「…(今日由比ヶ浜さんは用事があって出られないと言っていたわね…今机の上に比企谷君の携帯…)」
雪乃「ならやるべきことは1つね」キリッ
雪乃「ふふ…ザルなセキュリティね…小町さんの誕生日のパスワードだなんて…」
雪乃「この彼氏追跡アプリを入れて…っと…ふふ、これでいつでも彼がどこにいるかわかるわ…まあ、彼の事だからどこかに行くこともないと思うのだけれど…」
9: 以下、
雪乃「あっ、最後の仕事を忘れていたわ…」
雪乃「(彼の携帯を私の股に入れて…コスる!!)」コスコスコスコスコス
雪乃「(ンヒィィィぃ!!!エクスタスィィィィィィ!!!!)」ビクンビクン
雪乃「ふう…(そろそろ彼が帰ってくるわね…)」ネチャア
雪乃「…流石にこのままでは怪しまれるかしら…」
雪乃「残念だけど拭いておきましょう」フキフキ
12: 以下、
八幡「…」
雪乃「あら、随分遅かったわね…(早く会いたかったわ…)」
八幡「あ?まあ、こっからトイレまで結構距離あるからな…往復だけでも時間食うかもな」
雪乃「そう…ね(素直に私を思って小八幡を扱いていましたとは言えないのかしら?)」
16: 以下、
雪乃「それよりも貴方、携帯を机の上に出しっぱなしよ。危険だと思わないのかしら」
八幡「まあ大丈夫だろ。別に対した情報も持ってないし…誰かに見られて恥ずかしい物もないしな」
雪乃「そうね。誰も好き好んで比企谷君の携帯なんて見ないわよね」
八幡「反論したいがぐうの音もでんな」
雪乃「ええ…(安心して比企谷君。貴方の個人情報は私が守るわ)」
18: 以下、
雪乃「ええ…(安心して比企谷君。貴方の個人情報は私が守るわ)」
雪乃「(今日は休日…最近の私の休日の仕方はこれ)」
「ザー…それじゃ…コンビニ…ってくるから」
雪乃「(そう。比企谷君の家に仕掛けた盗聴器から比企君の1日の生活を知り…)」
19: 以下、
八幡「戸締まりしていくかー?」
小町「大丈夫大丈夫ー!どうせすぐだしねー」
八幡「というか、コンビニぐらい1人で行けばいいのによ」
小町「あーそんなこと言わないで欲しいですねーせーっかく、こんなに可愛い妹がコンビニデートしてくれるんだよ?」
八幡「あーはいはい。世界一可愛いよ」
小町「なーんか腹立つけど、まあよしとしましょう」
雪乃「(彼の安全を確保すること。それが私の使命ね)」
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やいのやいの
雪乃「…行ったわね」
雪乃「今日は彼のご両親は不在。そして都合良く比企谷兄妹も外出。鍵をかけないなんて不用心すぎるわね。全く、不審者が侵入したらどうするつもりなのかしら」
雪乃「これはしっかり私が比企谷家のガードをしないといけないわね」
雪乃「ふう…流石に未来の旦那の家とは言え、入るのには少し緊張するわね。住居侵…サプライズ訪問ですからね
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雪乃「先ず…そうそう、ここの盗聴器は音を拾い辛いから…これでいいわ。それから…盗撮機のバッテリーを新しいモノに変えて…」
雪乃「これで監視システムは完璧ね。我ながらシステムの完成度が恐ろしいわ」
雪乃「それから…これこれ。比企谷君の使用済みティッシュにくるまれたしろいべとべとのなにか?!」
雪乃「比企谷君ったら全く。私というものがありながら無駄に子種を費消するなんて…仕方ないから私が処分しておくわ」
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雪乃「さらに…比企君のおふとんよいしょ!よいしょ!ふう…比企谷君のベッド…なんて素敵なのかしら。まるで彼に包まれているみたい…今度うちのベッドと交換してくれないかしらね」
雪乃「…後は仕上げね。この事前に入手しておいた彼のトランクスを…頭に装着!」ガシーン
雪乃「ふおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
雪乃「捗る!捗る!捗りすギィ!おかしいわこんなのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
26: 以下、
ピッピッピッ
雪乃「!もう帰ってきたの!?マズイわ…我を少し忘れていたわ…今玄関から外に出れば最悪鉢合わせてしまう…それならやることは1つ!」
八幡「はぁーわざわざ俺の部屋でお菓子食べる必要はないだろ」
小町「えーそんな固い事言わないでよ。今日はゲームをしながら1日ごみいちゃんと語ろうと思ってたんですよ?」
八幡「なんだ小町遂にお兄ちゃんと一線を超える気か」
小町「流石にその発言は」
雪乃「そんなことは許さないわ」
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シーン
雪乃「(しまった)」
小町「…お兄ちゃん、今変な声聞こえなかった?」
八幡「…ああ。心なしか聞き覚えのある声だったが」
雪乃「(マズイ。最悪の状況だわ。こんな時どうしたらいいの…いいえ、問題ないハズ。私は彼の未来の妻。だから問題なんてなにもないよ!結構結構イケるもんね!)」
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ガチャ
八幡「なんかクローゼットの中から聞こえたような…」
雪乃「…」スーハースーハー
八幡「…」
小町「…お兄ちゃん?」
八幡「…小町。下でゲームやるか。下のが画面大きいし」
小町「へっ?あ、ああ、そ、そうだね」
スタスタスタ
雪乃「…セーフ」
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八幡「…ちょっとトイレに行ってくるわ」
雪乃「いちいちそんなことを宣言しないとトイレにいけないのかしら?アナタは」
八幡「ホウレンソウは大人の義務だからな」
雪乃「…行ったわね。今日は由比ヶ浜さんも来ていないし…早この彼の飲みかけのマックスコーヒーに…陰部をこすりつける!」
雪乃「んひいいいいいいいいい!!!!か、か・い・か・ん!」
八幡「雪ノ下…お前…」
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雪乃「……」
八幡「…」
雪乃「貴方、トイレに行ったはずでは…」
八幡「昨日の今日で正直シッポを出すとは思わなかったが…やっぱり昨日のは幻じゃなかったのか」
雪乃「バレていたのね」
八幡「逆にバレてないと思ったのかよ。思いっきり目があったろ」
33: 以下、
雪乃「貴方のトランクスを被っていたのだから顔はわからなかったはずよ」
八幡「まあ正直想像の域をでなかったが…長い黒髪とあの声。お前以外想像できなかった。今の変態行為をみて確信したけどな」
雪乃「変態行為…?そんな安っぽいものではないわ。私のは…求愛行動よ。孔雀のダンスとなんら遜色ないわ」
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八幡「どんな求愛の仕方だよ。孔雀もびっくりだわ。というか聞きたいんだが…たまにマックスコーヒーが変な味がするのは…」
雪乃「私よ」
八幡「携帯から変な匂いがするのは…」
雪乃「それも私よ」
八幡「たまに俺のパンツがなくなるのは…」
雪乃「それは小町さんね。私はあなたの使用済み燃料しかとらないわ。パンツなんかとったら犯罪でしょ?」
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八幡「なんか色々問い質したいことがあるんだが…」
雪乃「そう…言いたい事はそれだけ?」
八幡「…それお前が言うか?お前の方は何か俺に言うことないのかよ」
雪乃「…比企谷君、私と付き合」
八幡「ごめんそれは無理」
雪乃「…」
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八幡「怖すぎだろお前…どういうつもりだよ…人の物でオナニーしたり、人んち侵入したり…ストーカーじゃねえか」
雪乃「比企谷君」
八幡「なっ、なんだよ…ち、近寄るな…」
雪乃「比企谷君比企谷君比企谷君比企谷君比企谷君ヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクンヒキガヤクン」
八幡「ヒィっ!?来るな!!来るなぁ!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」
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小町「(お兄ちゃんはその日帰ってこなかった。その次の日も、その次の日も…)」
小町「(時を同じくして雪乃さんも失踪した。2人の最後の様子を見かけた総務高の生徒は、仲良さそうに歩く2人を見かけたと言ってた)」
小町「(それ以来2人を見かけた者はいない。今頃、どこで何をしているのだろうか…)」
小町「(私は、お兄ちゃんと同じ総務高に入った。なんとなく、そうすればお兄ちゃんに会えるんじゃないかと思って…)」
小町「(私がその噂を知ったのは総務高に入ってからだ)」
「知ってる?あの部屋」
「あー知ってる知ってる。○棟の○室でしょ」
「そうそう。あの教室で告白した2人は、『永遠』に結ばれるんだって」
42: 以下、

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