【モバマス】楓「美優さんと沙紀ちゃんがほぼ同じ体型だと気付いた私は」back

【モバマス】楓「美優さんと沙紀ちゃんがほぼ同じ体型だと気付いた私は」


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1:
・高垣楓さんと吉岡沙紀ちゃんのSSです
・短め
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455966794
2:
沙紀「……」
楓「……」
沙紀「……楓さん」
楓「はい?」
沙紀「そんな期待の眼差し向けられても困るっす……」
楓「なら真面目な表情がいいかしら?」キリッ
沙紀「いや、そういう問題じゃ……」
楓「こう、かわいらしい表情のがお好き?」キュルン
沙紀「トップアイドルの力をこんなとこで安売りしないでくださいっす……」
楓「あら、沙紀ちゃんったら欲しがり屋さん」
沙紀「せめて話聞いてください……」
 *
3:
?さかのぼること1時間前
仁奈「美優おねーさんのひざはさいこーでごぜーます!」
美優「そう、かしら……」
仁奈「なんだかいいにおいもしやがるので気持ちいいでごぜーますよ」
美優「アロマのにおいかな……きつくない?」
仁奈「むしろもっとかいでいてーです!」
美優「ふふ。ならよかった」
仁奈「楓おねーさんもそうおもってるですよ」
楓「えぇ」ジーッ
美優「……どうしたんですか?」
楓「いえ、仁奈ちゃんかわいいなぁって」
仁奈「えへへ、てれるでごぜーます」
美優「えぇ、本当に」ナデナデ
楓「……」ジーッ
4:
仁奈「ふわぁ……すごく……ねむくなって、きたです……」
美優「まだ時間はあるから、お昼寝しましょうか」
仁奈「みゆおねーさん……おひざ……」
美優「はい、どうぞ」
仁奈「おやすみなさい……です……」
美優「おやすみなさい」ナデナデ
楓「……寝ちゃいましたね」
美優「アイドルと言っても、まだ9歳の子供ですから。甘えたい盛りですよ」
楓「まるでお母さんですね」
美優「子を持つ親はこれ以上の気持ちで満たされるんでしょうね……」
5:
楓「なら私はお父さんですか」
美優「……え?」
楓「いや、美優さんの子供も捨て難いですね……」
美優「あの……楓さん?」
楓「はい?」
美優「なにを言ってるんですか……?」
楓「私が美優さんの家族である世界線の想像です」
美優「ちょっとわからない……」
6:
楓「とりあえずいまは美優さんの子供ということで」
美優「えっと……まったく話についていけないんですけれど……」
楓「片方は仁奈ちゃんが使っていますけど、反対側は空いてるわけじゃないですか」
美優「膝……ですか?」
楓「というわけで、お邪魔しますね」
美優「ちょ、ちょっとダメですよ! ふ、ふたりもできませんっ」
楓「しーっ。あんまり大きな声を出すと起きちゃいますよ」
美優「あ……ごめんなさい……じゃなくてですね」
楓「大丈夫です。私はいま、高垣楓5歳ですから」
美優「……疲れてます?」
7:
楓「確かに疲れてるのかもしれませんね。だから膝枕を」
美優「え、えぇ……」
楓「ダメ、ですか?」ウルウル
美優「そ、そんな顔したってダメなものはダメですから」
楓「美優さんの膝枕じゃないと寝られないんです……」
美優「……昨日、昼まで寝てたって言ってたじゃないですか」
楓「最近、疲労からか物忘れがひどくて」
美優「ごまかすのが下手すぎますよ……」
楓「……どうしてもダメですか?」
美優「どうしてもダメです……」
楓「そう、ですか」
美優「はい……」
9:
楓「……わかりました」
美優「あれ……?」
楓「しかたないです。私も大人ですからね」
美優「さっきまで5歳って言ってたのに……」
楓「私、知っています」
美優「え?」
楓「知っているんですから」
美優「な、なにをですか?」
10:
楓「美優さんと沙紀ちゃんがほぼ同じ体型だってことを」
美優「……」
美優「……はい?」
11:
楓「美優さんがそのつもりなら私だって」
美優「いや、あの」
楓「なんですか?」
美優「言っている意味がよくわからない……」
楓「そのままの意味です」
美優「余計混乱します……」
楓「今更訂正してもダメですからね」プンプン
美優「なにもかもが唐突すぎて頭が追いつかないです……」
楓「美優さんなんてもう知りませんっ」ダッ
美優「えっ、あ……」
美優「……」
美優「沙紀ちゃん、大丈夫かしら……」
 *
12:
楓「……と、いう経緯が」
沙紀「えぇ……」
楓「眠れない夜にふと事務所のホームページを見てみたら、驚愕の事実」
沙紀「こっちが驚きたいっすよ……正直、リアクションに困るっす……」
※参照データ
三船美優 165cm 46kg B85W60H85
吉岡沙紀 166cm 43kg B86W60H85
13:
楓「沙紀ちゃんは痩せすぎ」
沙紀「そ、そうっすかね」
楓「ちゃんとご飯は食べてる?」
沙紀「一応は……」
楓「……」ジーッ
沙紀「な、なんすか?」
楓「痩せてる割に出るところは出てる……」
沙紀「そっ、それ、セクハラっすよ!」
楓「同性間でもそう言うのかしら?」
沙紀「アタシも詳しくないけど、言うんじゃないっすかね……」
14:
沙紀「じゃなくて。美優さんとアタシの体型が近いのはわかったっす」
楓「そういえばカラオケで無理やり歌わせたりすることをカラオケ・ハラスメントって言うんですって。沙紀ちゃん、知っていました?」
沙紀「……もしかして酔ってるっすか?」
楓「休肝中、ですよ、昨日から。帰ったら飲みますけど」
沙紀「どうもアタシの知ってる言葉とは違うみたいっすね……」
楓「実は美味しい地酒をいただいて」
沙紀「はぁ……そうっすか……」
楓「沙紀ちゃん」
沙紀「は、はい?」
楓「そこはなんていうお酒なんですかって聞かないと」
沙紀「え、あ、あぁ……もうしわけないっす……」
楓「和歌山って梅酒だけじゃなくて日本酒も美味しくて……」
15:
沙紀「あ、あの、楓さん」
楓「飲みやすいから、沙紀ちゃんもハタチになったら是非……なにかしら?」
沙紀「なにしに来たんですっけ?」
楓「……」
沙紀「……黙っちゃうんすか」
楓「……沙紀ちゃん」
沙紀「はい……」
楓「私を甘やかして」
沙紀「……雑っ」
16:
沙紀「え、いや、なんすか、その……えぇ……」
楓「全部美優さんが悪いの」
沙紀「話を聞く限り、美優さんは悪くないどころか被害者っすよね……」
楓「スペースはあるのに膝枕してくれないんだから」
沙紀「さすがにふたりは足しびれちゃいますし」
楓「飲みに誘っても断られるし」
沙紀「それはいま関係ないっすよ……楓さん、からみ酒って聞いたっすからしょうがないんじゃ」
楓「そこまでひどくないですよ?」
沙紀「みんなそう言うっす」
楓「早苗さんみたいに記憶なくなるまで飲みませんし」
沙紀「比較対象がアレっすね……アレって言ったら失礼っすけど」
17:
楓「まずは膝枕からかしら」
沙紀「あれ? 話進むんすか?」
楓「この歳になるとやっぱり甘えられないじゃない? お酒の席ならともかく、記憶なくなってたりするし」
沙紀「やっぱり飛んでんじゃないっすか」
楓「だから沙紀ちゃんにとってもすごく貴重で、いい経験になるとおもうんですよ」
沙紀「膝枕が」
楓「えぇ、膝枕が」
沙紀「……納得はできてないけど、まぁそれくらいなら」
楓「ふふっ、ありがとう」
18:
沙紀「どうぞっす」
楓「それじゃあ失礼して」
沙紀「なんだか、太ももがこそばゆいっすね」
楓「日々の疲れが吹き飛んでいくよう……」
沙紀「楓さんはしたことあるっすか? 膝枕」
楓「私は基本的にされる側」
沙紀「だとおもいました」
楓「沙紀ちゃんは?」
沙紀「初めてっす」
楓「あら。じゃあ私が沙紀ちゃんの第一号なのね」
沙紀「そういうことっすね」
19:
ぽすっ
楓「……あー……沙紀ちゃん」
沙紀「はい?」
楓「沙紀ちゃんは膝枕の才能があるわ……」
沙紀「そんな言葉聞いたの生まれて初めてっすよ」
楓「少し、少しだけおやすみ……」
沙紀「えっ、あ、ほんとに寝ちゃった……よっぽど疲れてたんすね」
沙紀「……」
沙紀「……楓さんってプロデューサーとちょっと似てる、かな」
沙紀(つかみどころのないとことか、いろんなことが突然な部分とか)
沙紀(だから不思議とイヤじゃないのかな……なんてね)
20:
?1時間後
楓「ん……んー」
沙紀「あっ、おはようございます」
楓「ふわぁ……完全に身を委ねてた……」
沙紀「まったく起きる気配がなかったっすよ。よっぽど膝枕を求めてたんすね」
楓「んんっ……気持ちよかったぁー……ふぅ……とてもすっきりして頭が冴え渡ってる気がしますね」
沙紀「よかった。膝を貸した甲斐があったっすよ」
楓「美優さんの膝枕とはまた違った気持ちよさでよかったわ」
沙紀「普段はやってくれるんすね」
楓「いえ、美優さんがうたた寝してるときにこっそり」
沙紀「……無許可っすか」
楓「そこに無防備な太ももがあるんだもの」
沙紀「私は悪くないみたいに言われても……」
21:
楓「あっ、そうだ。いいものが」ゴソゴソ
沙紀「イヤな予感しかしないんすけど」
楓「普通のお菓子ですから」
沙紀「ビンラムネとか出てきそうっすね」
楓「じゃーん」
沙紀「……普通のポッキーだった」
楓「面白いものが出てきた方がよかったかしら?」
沙紀「いや、期待に応えてくれないのがいいっす……」
22:
楓「はい、どうぞ」
沙紀「あ、ありがとうっす。いただきます」
楓「ノンノン」
沙紀「え?」
楓「言ったじゃない? 甘やかしてって」
沙紀「はぁ」
楓「あーん」
沙紀「……」ポリポリ
楓「ひどい、沙紀ちゃん」
沙紀「いや、いい大人なんすから自分で食べましょうよ……」
楓「いまの私は高垣楓15歳ですから」
沙紀「あ、あれ? 美優さんのとこでは5歳って」
楓「士別れて三日なればなんとかって言うじゃない?」
沙紀「そんな都合いい言葉として使われるなんて呂蒙もびっくりっすよ」
23:
楓「あーん」
沙紀「……本当にやるっすか」
楓「やるっす」
沙紀「……これ結構恥ずかしいっすよ」
楓「減るもんじゃないですし」
沙紀「そういう問題っすか」
楓「そういう問題。あーん」
沙紀「……あ、あーん」
楓「んむっ……」ポリポリ
沙紀「……」
24:
楓「……」ポリポリ
沙紀「……美味しいっすか?」
楓「……」ポリポリポリポリ
沙紀「……」
楓「……」グッ
沙紀「サムズアップじゃなくてなにか言ってくださいよ」
楓「とてもおいしおす」
沙紀「なんでいきなり京都要素入れてきたんすか」
楓「これ、雪美ちゃんにもらったの」
沙紀「……一瞬納得しかけたけど、意味わかんないっすよね」
25:
楓「沙紀ちゃんも、あーん」
沙紀「い、いや、アタシはいいっすよ!」
楓「遠慮すると体に毒よ?」
沙紀「いやいやいや、大丈夫っす。自分で食べるっすから!」
楓「あーん」
沙紀「こ、こういうのは自分のペースで食べないと」
楓「あーん」
沙紀「ちょっと次の食べる前にインターバルあけたいなー、なんて!」
楓「あーん」ズイッ
沙紀「……あ、あーん」パクッ
楓「うふふ」
沙紀(さっきの楓さん、目が笑ってなかったっす)
26:
楓「あむっ」
沙紀「!?」
楓 ポリポリポリ
沙紀(えっ!? え、な、なんでいきなりポッキーゲーム始まってるの!?)
楓 ポリポリ
沙紀(楓さん、ち、ちかっ)パキッ
楓「あら、折れちゃいましたね」
沙紀「お、折ったんす! いきなりすぎるっすよ!」
楓「人生はなにが起こるかわからないから」
沙紀「なんの説明にもなってないっすから、それ!」
27:
楓「……」ジーッ
沙紀「はぁ……なんかどっと疲れたっす……」
楓「……沙紀ちゃん」
沙紀「……はい、なんすか」
楓「……」ナデナデ
沙紀「……もうちょっとしたことじゃ動じないっすよ」
楓「すごいふわふわ」
沙紀「楓さんのがきっとふわふわっすよ」
楓「比べてみる?」
沙紀「……遠慮しとくっす」
楓「気を使わなくてもいいのに」ナデナデ
28:
沙紀「……」
楓「ふふ」ナデナデ
沙紀「……楽しいっすか?」
楓「ええ。とっても」
沙紀「ならいいっすけど」
楓「沙紀ちゃんは楽しくない?」
沙紀「……撫でられるのはイヤじゃないっす」
楓「私も、撫でるのは好きよ?」
29:
ガチャッ
美優「あ……」
沙紀「あ」
楓「あら」ナデナデ
美優「あ、えっと……」
沙紀「み、美優さん、これはっすね……」
美優「大丈夫? 楓さんになにか変なことされてない?」
楓「まさかのそっちのパターンですか。そっちですか」
沙紀「だ、大丈夫っす。あ、でもちょっと困ることは」
美優「楓さん!」キッ
楓「あー、なるほど。そうきましたか」
美優「私にするのは一向に構いませんけど、他の子たちは困るんですからっ!」
30:
楓「……」
沙紀「えっ」
美優「……あ」
楓「……なるほど」
美優「ちょ、ちょっと、い、いまさっきのなしで……」
楓「なるほど」
美優「な、なんでもない、なんでもないですから! さっきのは聞かなかったことに!」
沙紀「えっと、ごちそうさまでした……?」
楓「美優さんの言葉、しっかと心のレコーダーに録音しましたから」
美優「ちがっ、違うんですーーーーー!!!」
31:
おわり
美優さんの膝枕、3万までなら出す
3

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