光彦「Phew, I meant it as a joke, you know?」back

光彦「Phew, I meant it as a joke, you know?」


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1:
阿笠博士の屋敷
光彦「博士、お願いがあるんです」
阿笠「急にどうしたんじゃ、光彦くん。こんな朝早くに」
光彦「ぼくの頭を良くしてください! 博士の発明品か何かで」
阿笠「な、なんじゃと?」
     
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2:
博士は目をしばたかせた。とりあえず、落ち着きたまえといって席を勧めた。
阿笠「そんな必要があるかのぉ? 君の頭脳は小学1年生にしては並外れていると思うんじゃが……」
光彦「それじゃ足りないんですよ……」
阿笠「?」
光彦「コナン君が転校してきてからというもの、ぼくは全然目立たなくなってしまって、」
光彦「歩美ちゃんや灰原さんだって、コナンくんにすっかり夢中で……」
     
3:
光彦は、以前までの、博学キャラでよく知られていたときの自分を思い出していた。
光彦「ちょっと頭がいいくらいじゃダメなんです! お願いします博士!」
阿笠「お願いしますと言われてものぉ……」
阿笠「それに、頭がいいとは具体的にどれくらい良くしたらいいじゃ?」
光彦「そりゃあもう、コナンくんや小五郎さんよりずっとですよ!」
     
5:
光彦「……無理、でしょうか?」
阿笠(……困ったのぉ)
阿笠はすっかり光彦が気の毒になった。なんとかしてあげたい気持ちで、記憶の中に探しものを始めた。
阿笠「たしかに、知能を高める研究に手を出したことはあるが……」
光彦「ほんとうですか!」パアァ
阿笠「ああ、じゃがそれにはあるリスクがあった。それでわしはその研究を打ち切ったんじゃ」
光彦「リスク、ですか」
光彦の顔に影が差した。阿笠は厳かにうなずいた。
     
6:
阿笠「ああ、あれは……恐ろしいもんじゃった。わしは人の手が及んではいけない領域があることをあの時はじめて知ったのじゃ。そして人の愚かさもな」
阿笠「研究者によくある病でな、わしも漏れずにそれを患っておった。つまりな、わしは自惚れておったんじゃ。自分にできないことなどなにもないと思っていた、それが間違いじゃった」
阿笠「いいかね光彦くん、人は可能な限り、いや、ときには可能を超えて手を伸ばそうとするものじゃ。今の君がそうであるように、そこには甘美な果物がなっておると信じているんじゃ」
阿笠「しかしの、欲深さは破滅を呼ぶ。わしらが手を伸ばしていいのは、せいぜいこの痒い背中くらいのものなんじゃよ」
博士はそう言って、孫の手で大きな背を掻いた。そして恥ずかしそうに笑った。
光彦「……>>8」
     
8:
僕はどんなリスクでも受け入れます
     
10:
光彦「……僕はどんなリスクでも受け入れます」
博士は、光彦の瞳の中に確かな覚悟を認めた。
阿笠「そうか、わかった」
だからそれきり何も言わず、研究室へ光彦を案内した。そこは光彦が今まで入ったこともない部屋だった。
中央に大きなビーカーがあって、なかには薄緑の液体が入っていた。それからそのまわりには無数のコンピュータや管が張り巡らされていた。
光彦「博士の家にこんなところがあったなんて」
阿笠「ふぉっふぉっふぉ、秘密の部屋じゃからのぉ」
     
12:
光彦「こ、これでぼくの頭をよくできるんですね?」
阿笠「ああ、それは実証済みじゃ」
阿笠「これを使えば君のIQは瞬く間に跳ね上がるじゃろう」
光彦「じゃあコナンくんをも超えうる存在になるんですね!」
阿笠「そこは個人差があるじゃろうが、まぁ問題無いじゃろう」
阿笠「さて。ではリスクについて話しておこうか」
光彦「……」ゴクリ
阿笠「それはな、これを境に君の人生は二度と元に戻らなくなるということじゃ」
光彦「……え?」
光彦は、肩透かしを食らった気分になった。もっと、全身がウロコまみれになるとか、この先歯茎から血が流れ続けるとか、そういう得体のしれない恐怖を想像して怯えていたのである。
光彦「ほんとうに、それだけですか?」
阿笠「………ああ」
博士は、後悔した。光彦には自分の真意はまるで伝わっていないのだ。
     
13:
阿笠「つまりな、頭が良くなるということは、ものの見方がまったく違うものになるということなんじゃ」
阿笠「君が毎年楽しみにしているゴメラや、ヤイバーだってもう楽しめなくなるじゃろう」
阿笠「友人や家族だって失いかねない危険を持っておるんじゃ」
光彦「そんなことって、だってコナンくんは……」
光彦のうろたえた顔を見て、博士は気がついた。
光彦は新一になりたいのだ! 彼は所詮、頭が良くなれば、新一になれると思い込んでいる子供だった。
この研究を受けて頭が良くなっても、新一にはなれるはずもないのに。それは博士がよく知っていた。しかし、光彦には何を言っても無駄だろう。
     
15:
博士「ええい、ままよ!」
博士は光彦をビーカーに放り込んだ。緑色の液体が音を立てて跳ねた。光彦は目を丸くしてもがいた。
光彦「はがっ……博…っぶはっ! 助け……っ!」バッシャバッシャバッシャ
博士は自惚れと矜持にまみれた醜い顔になった。
博士「がははははは! わしは知らんぞい! 知らんぞい! 君が哀くんのように気が触れて死んでしまっても! まるっきり知らんぞい!!」
そして博士はスイッチを押した。
     
16:
周囲のコンピュータが重い音を立てて一斉駆動し、部屋は熱気でつつまれた。
ビーカーに向かって這い回っているいくつもの管に電流や信号が流れ、緑色の液が沸騰したように泡立ちはじめる。
光彦「タズけけぇんばんmwsmjwmそjそwsじょばばばばばばばばばばばばばえええええばえばえばえばばばば」
ついに白目を剥いて痙攣する光彦の姿が、博士をアツくした!
彼は気づかないうちに勃起し、きんたまは円を描いてくるくる回った。
阿笠「いいぞーい! いいぞいいいぞいいいぞい! これが発明じゃああ! 科学じゃああ! そうに違いないんだあああ!」
そして涙にまみれた顔でいつまでも踊った。
     
18:
光彦は、ベッドで目を覚ました。
そこには顔を覗き込む博士の姿があった。
阿笠「気分はどうじゃ? 光彦くん」
光彦「……ええ、悪くはありませんね」
光彦は上体を起こしてみた。そこは見慣れたいつもの博士の部屋だった。
光彦「ぼくは一体……」
阿笠「実験は成功したんじゃよ。おめでとう光彦くん」ガシッ
光彦はあの緑色の液につかっていたときを思い出した。とてつもない苦しみだった。しかし、こうして無事でいることを思うと、あの出来事が努力の記憶のように誇らしく思えてくるのだった。
光彦「それじゃあぼくは」
阿笠「ああ、賢さを手にしたのじゃ」
     
20:
光彦は嬉しくなった。頭に浮かぶのは、華麗な推理で皆をうっとりさせる、コナンの姿だった。
あの期待の眼差しや、憧れや、驚きが、今後は自分に向けられるとしたら、どうだろう。光彦はくらくらした。
阿笠「ふぉっふぉっふぉ、嬉しそうじゃのぉ」
光彦「えへへ、まぁ」
光彦「でも、なんででしょう……よく考えてみると、あまり賢くなった気がしません」
阿笠「そりゃあそうじゃろう。人が己の賢さを感じるのは、何かを考えた時と、他人と比較した時じゃからのぉ」
光彦は、博士の言うことがよく解った。
光彦「確かにそうですね、では早学校へ行ってみます」
阿笠「気をつけるんじゃぞぉ!」
     
23:
キーンコーンカーンコーン
小林「では、朝のHRをはじめます」
小林「まずは出席をとりまーす」
小林「あいかわしょうくーん」
〜〜〜〜
〜〜
小林「いないのは、円谷くんだけねぇ」
歩美「どうしたんだろう、光彦くん」
元太「腹ァ壊したんじゃねーか」
歩美「元太くんじゃないんだからぁ」アハハハ
コナン「先生、光彦の家ぁら欠席の連絡はあったの?」
小林「それが入ってないのよ。どうかしたのかしら。殺人事件に巻き込まれてなきゃいいけど」
歩美「心配だねぇ」
     
25:
ガラガラガラ
光彦「す、すみません……寝坊しました」
小林「ああ、よかった、心配してたのよ光彦くん。席について」
小林先生は安堵の笑みを見せた。光彦は急に頭に血が上った。
光彦「心配? それはなんの心配ですか?」
小林「えっ…」
光彦「遅刻者がいることで、ご自分の評価に関わるからですか?」
光彦「僕が事件に巻き込まれたりしたら面倒だからですか?」
光彦「責任能力のなさを責められたくないからですか?」
歩美「み、光彦くん、どうしたの……?」
     
28:
歩美の声で我に返った。光彦は教室の空気が凍りついていることに気がついた。
光彦「ご、ごめんなさい、急にこの間のドラマの真似がしてみたくなって」
小林「い、いいのよ、先生もよくやるから」アハハ
元太「なんだよテレビの真似かよww」
歩美「歩美、びっくりしちゃったよーっww」
光彦「あ、あははは」
コナン(どうしかしたのか、光彦のやつ)
     
37:
小林「はーい、じゃあ一時間目は算数ね」
小林「今日もまずは百マス計算やるわよ」
小林「今回は足し算じゃなくて引き算の問題だから、間違わないようにね」
元太「おいおいマジかよ…」
歩美「歩美、引き算にがてー」
コナン(ははは、ばかばかしくてやってらんねー……)
光彦(いつもコナンくんと灰原さんに勝てずに三番になる百ます計算……)
阿笠『そりゃあそうじゃろう。人が己の賢さを感じるのは、何かを考えた時と、他人と比較した時じゃからのぉ』
光彦(これでコナンくんに勝てれば!)
小林「後ろの人、全員配られたかしらー?」
「「はーい」」
小林「じゃあはじめるわよー、よーい」ピッ
光彦「あれ、おかしいですね……」
光彦は、驚きに目を見張った。いつもは問題を一つ一つ処理していたのに、今は見るだけで絵のように答えがわかってしまうのである。
光彦「………」サラサラサラサラサラサラララ
小林(み、光彦くん?)
     
38:
光彦「お、終わりました!」
歩美「うそ!」
元太「まじかよっ!」
小林「ほんとう?」スタスタ
小林「す、すごいわ……全問正解よ」
ねぇ光彦くんすごくない? まだコナンくんも終わってないのに
すごいすごーい
前から頭良かったもんね
光彦「え、えへへへ」
     
39:
光彦は身体が暑くなるのを感じた。こんなに注目されるのは、かなり久しぶりだった。鼻をかいて照れをごまかす仕草も、すっかり錆びついてぎこちなくなってしまった。
コナン「お、終わりました……」
そして一番に驚いたのは、あのコナンが、恥ずかしそうに小さく挙手をしたことだった。
自分に負けることは、コナンにとって屈辱だったのだ。
つまり、今まで自分が甘んじていた三番手の場所は、コナンにとって見下すべき場所だったということである。
光彦はとたん、悲しくなった。
     
40:
キーンコーンカーンコーン
小林「皆さん、気をつけて帰ってくださいねー」
去っていく級友たちを見送りながら、光彦はコナンの席の前に立った。
コナン「どうしたんだよ光彦?」
光彦「コナンくん」
コナン「?」
光彦「ぼく、今日は百マス計算、コナンくんに勝ちましたよ」
コナン「………」
コナンはあからさまに不機嫌な顔をした。だから、体育では負けちゃいましたけど、と付け加えてしまった。
光彦「ぼくに負けたのは恥ずかしいことですか?」
コナン「…え?」
     
42:
光彦「ぼくは今まで、君に全部負けてきましたよ」
コナン「光彦なにいって」
光彦「だから、知らず知らずのうちにぼくを見下していましたか?」
コナン「そんなこと……」
光彦「ないっていえますか? ほんとうに? じゃああのときのあの恥ずかしそうな態度はなんですか?」
光彦「見下していた、馬鹿な光彦がって、焦ったんじゃないんですか?」
コナン「バ、バーロー! なんじゃねえよ」
光彦「探偵団の時もずっとそうでしたもんね。ぼくや歩美ちゃんや元太くんのことを、君はずっと馬鹿にしてたんです!」
光彦「でもね! もうそう上手くはいかなくなりましたよ! なんといってもぼくは君を超えたんですからね!」
コナン「お前がオレを超えるだって?」
コナンに睨みつけられて、光彦は縮み上がりそうになった。しかし、それは今までには絶対に向けてもらえない目にちがいなかった。光彦は高揚感すらおぼえた。
光彦「そのうちにわかりますよ」
     
44:
前の自分と違っているなと感じたのは、これで何度目かわからなかった。
光彦は前にもまして読書を好むようになり、勉強を愛し、知識を吸収することに喜びを覚えた。
小林「というわけで、次の問題は誰に答えてもらおうかなぁ」
元太(あてないでくれぇ!)
小林「ん?」
光彦「……」ペラッ
小林「光彦くん、教科書を出していないようだけど、忘れたの?」
光彦「いえ、あります」
光彦はひきだしからさんすうの教科書を見せた。
小林「ねえ、どうして教科書を開かないの?」
光彦は黙ってしまった。理由はもちろんあった。小学校の算数は、もはや光彦には遊びのレベルにまで落ちてしまっていたのである。
小林「いまは算数の時間よ、その本をしまって」
光彦「はい……」
     
46:
光彦はおとなしく文庫本を閉じた。
小林「よし。じゃあ光彦くんに答えてもら―――」
光彦「29です」
光彦は教科書も、黒板も見ないままに答えた。
そして、そのあとで後悔した。こんな反抗はどうにも、子供じみている。
     
55:
しかし、いくら子供じみた真似だと反省しても、それで従順になどなれようはずもなかった。
ひらがなやカタカナややさしい漢字の書き取りばかりをする「こくご」も、
鉛筆すら必要のない計算ばかりをする「さんすう」も、
落書き以下の絵やゴミのような作品を作る連中と肩を並べる「図工」も。
光彦は、授業を聞くのをきっぱりとやめた。しかし注意されるのは面倒なので、教科書の裏で本を読むことにしていた。いまはヘッセを読んでいる。
小林先生は、そんな光彦の様子に気がついていた。
彼女は何度も注意をしようとおもい、そのたびに思いとどまってきた。
あの、光彦のすべてを知ったような目つきを、彼女は無意識に恐れていたのだ。
     
56:
小林が体調を崩した為、今日は代理の教師が来た。
かれは、良い先生といわれることに生きがいを感じているような顔をしていたから、光彦はたいへん苦手に思った。
教師「おい、円谷」
光彦「……何です?」
光彦は、立てかけているだけの教科書から顔を上げた。
教師「いまは生活の時間だぞ。こくごは前の時間だ」
光彦は、カムフラージュの教科書がまったく意味をなしていないことに今気がついた。が、今の光彦はそんなことでは動揺しなくなっていた。
光彦「すみません、今、準備します」
ペーパーバックが机で倒れた。光彦は構わず生活の本を取り出し、机の上に立て、再び読書にとりかかった。
教師「円谷、ふざけてるのか?」
教師は上気した顔で、光彦を正面から睨みつけた。
光彦「……なにがです?」
     
57:
教師「何がですじゃないだろう!」
光彦は、しらけた目つきで、とんできたツバを拭った。
光彦「すみません、一体なんのことだかわかりませんが、謝ります」
光彦は、視線を本に戻した。教師の視線を、みけんに熱く感じた。
教師「顔を上げろ、円谷」
かれは、つとめて怒りを抑えようとしていた。
光彦「それじゃあ本が読めません」
教師「いまは授業中だ。本を読む必要はない」
光彦「いいえあります。ぼくは本を読みたいんです」
教師「家に帰ってから読めばいいだろう?」
光彦「もちろん、帰ってからもそうします」
教師「さっきも言ったが、今は授業中だ。本をしまって先生の話を聞きなさい」
光彦「先生のくだらない授業をですか?」
     
58:
教師「……わかった、よし、お前は職員室にきなさい」
光彦「なぜですか? 授業中ですよ?」
教師「いいからこい。お前がそんなんじゃ授業にならん。皆、今から変わりの先生が来るから、ここでしずかに自習してるんだぞ」
光彦「ぼくひとりが本を読むのを見過ごせば済む話でしょう。馬鹿馬鹿しい」
教師「いいからきなさい」
光彦「イヤです。なぜそんな無意味なことを、」
コナン「いいから行けよ、邪魔なんだよオメー」
光彦はコナンの冷たい目を見た。歩美や元太や、ほかのクラスメイトたちも、厭う目つきで彼を見ていた。
光彦「…………」
光彦はガタンと椅子を鳴らして席を立った。
     
60:
生徒指導室は小学校には存在しない。彼が連れられたのは、防音のしっかりした音楽室だった。
教師「すわりなさい」
光彦は言われるままにした。いつのまにか、教師の顔からは、怒りの色が消え失せていた。
さっきまで同じ土俵で争っていたのに、かれは一歩先へ進んで、まだ低いレベルにいる自分を哀れんでいるのだ。光彦はそう思った。
教師「どうしたんだ円谷」
光彦「僕からしたら、先生の方こそどうかしていると思えますがね」
     
61:
光彦「クラスの中で一人が本を読んでいたからって、なにか具合の悪い事がありますか? ぼくにはさっぱりわかりませんね」
教師「授業中はしっかり先生の話を聞く。これが学校のマナーだ」
光彦「では、それは何故です? ご存知でしょうが、ぼくは望んでここへ来ているわけじゃないんですよ。国の定めた義務教育ですから、いやいや足を運んでいるわけです」
光彦「つまり最低限の責任は果たしているんですよ。誰にも文句を言われる筋合いはどこにもないんです、本来ね。その上で、1+1を延々繰り返すような授業を聞いたって、なんにもおもしろかないんですよ」
光彦「黙って席についているだけでも、ぼくとしては十分に譲歩しているつもりなんですけどねぇ」
教師「言いたいことはわかる。たしかにお前の近頃の成績は申し分ない。しかしな、学校は勉強だけじゃなく社会のルールを学ぶ場所でもあるんだぞ。その点で言えば、お前なんかまだまだだ」
光彦「へぇ、社会のルールですか」
光彦は小馬鹿にしたように笑った。
     
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