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( ゚Д゚) 「女ちゃんにストーカーだと!?」


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1:
( ゚Д゚) 「女ちゃんにストーカーだと!?」
( ゚∀゚) 「話題を変えるけどよぉ、女ちゃん、最近ストーカーの被害に遭ってるらしいな」
( ゚Д゚) 「なんだって!?」
( ゚Д゚) (俺は都内の高校に通う高校2年生だ。かなり仲良しの女友達の女ちゃ
んがのストーカーに狙わてるらしい)
( ゚Д゚) 「ねぇ。女ちゃん」
(๑╹◡╹) 「な、なーに?」
( ゚Д゚) 「アヒャ君から聞いたんだけど、ストーカーに遭ってるんだって?」
(๑╹◡╹) 「ぅ、うん・・・」
( ゚Д゚) 「そいつはゆるせねぇ!相手はどんな奴?」
(๑╹◡╹) 「それがね・・・」
( ゚Д゚) (女ちゃんは話したくないらしい・・・)
( ゚Д゚) 「俺が女ちゃんのストーカーを捕まえてみせるよ」
(๑╹◡╹) 「あ、ありがとう・・・」
( ゚Д゚) 「女ちゃんとは、中学生時代からの仲だし。友情ってやつよ」
(๑╹◡╹) 「う、うん」
     
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3:
___学校の帰り道___
(΄◞ิ౪◟ิ‵)(ジッー)
( ゚∀゚) 「なぁ、ゴルァよ。そのストーカーって奴をどうやって見つけるん
だ」
( ゚Д゚) 「そりゃ女ちゃんの後を着ければ、ストーカーを捕まえられるだろ」
( ゚∀゚) 「お、おう・・・。そうだな。」
( ゚Д゚) 「もちろん、友達だからアヒャも協力してくれるよな?」
( ゚∀゚) 「協力か・・・。やってやらぁ!」
( ゚Д゚) (アヒャは小学生時代からの友達だ。常に一緒にいる親友みたいなもん)
( ゚Д゚) 「助かるよ!」
(゚∀゚)「お前の為なら、何でも協力してやるよ。俺達親友だもんな?」
( ゚Д゚) 「そうだ。俺達は生涯友達だぜ」
(΄◞ิ౪◟ิ‵)(・・・)
     
4:
---女ちゃん帰宅道---
(๑╹◡╹) (はぁ・・・。もう数年間ストーカーの被害に遭ってて精神的に参ってる)
(๑╹◡╹) (はやく、解決してくれるといいけど・・・。殺されたりするの怖い
な・・・)
(΄◞ิ౪◟ิ‵)(ジーッ)
(๑╹◡╹) (またストーキングしてる・・・。逃げなきゃ)
( ゚Д゚) (女ちゃん大丈夫かな・・・lineできいとこっ!)
line【女ちゃん、今日もストーキングされてるの?】ゴルァ
line【今日もされてるよ。怖い...】女ちゃん
line【俺とアヒャと女ちゃんで三人のグループチャット作ろう!】ゴルァ
line【う、うん・・・。アヒャ君が絶対いるのよね?】女ちゃん
line【当然!親友だからね。あいつは頼りになるしね。嫌だ?】ゴルァ
line【ううん!そんな事ないよ!むしろ安心する】
( ゚Д゚) (女ちゃんをストーカーから守ってやらないと)
line(アヒャがグループに参加しました。)
     
5:
line((゚∀゚)【よろしく。】( ゚Д゚) 【女ちゃんを守ろう】(๑╹◡╹) 【アヒャ君。宜しくね。助けてね?」(゚∀゚)【わかってる】)グループチャット
---翌日---
(ちゃんの家の前の電柱柱)
(΄◞ิ౪◟ิ‵)(ジーッ・・・)
( ゚Д゚) 「アヒャ・・・。あいつ、ビデオカメラを女ちゃんの家に向けてない?」
(゚∀゚)「そのようだな。」
line【( ゚Д゚) 女ちゃん!(๑╹◡╹) ど、どうしたの?】グループ
line【( ゚Д゚) 今、女ちゃんの家の前にいるんだけど。ストーカーをらしき奴
を見つけたよ!】グループ
line【(๑╹◡╹) 「こ、怖い・・・」( ゚Д゚) 「今、そいつを捕まえるね」(゚∀゚)既読】グループ
---電柱---
( ゚Д゚) 「おい!」
(΄◞ิ౪◟ิ‵)「!!!」
( ゚Д゚) 「お前が女ちゃんをストーキングしてる奴だな。」
(΄◞ิ౪◟ิ‵)(ズタタタタッ)
( ゚Д゚) 「待てえええ!」
( ゚Д゚) (逃げ足が早くて追いつけなかった・・・)
( ゚Д゚) 「アヒャ!お前、運動神経いいだろ?なんで追いかけない?」
(゚∀゚)「だって、刃物とか持ってたら怖いからな。警察に通報するべきでは?」
( ゚Д゚) 「何言ってやがる。警察はストーカーの相談なんて聞く耳を持たねぇ
んだよ!」
(゚∀゚)「そ、そうだな・・・。」
(๑╹◡╹) 「アヒャ君・・・。」
( ゚Д゚) 「あ!女ちゃん。今ね。ストーカーを捕まえようとしたんだけど逃げ
られてしまったよ」
(๑╹◡╹) 「・・・。その人、何か持ってた?」
( ゚Д゚) 「それがビデオカメラテープを女ちゃんの家に向けて回してたんだ
よ」
     
6:
( ゚Д゚) 「な?アヒャ」
(゚∀゚)「確かに女ちゃんの家に向けてビデオカメラを向けていたよ」
( ゚Д゚) 「年齢は20代後半から30代前半ぐらいだった。」
(๑╹◡╹) 「そ、そう・・・。」
(゚∀゚)「・・・」
( ゚Д゚) 「次は必ず捕まえみせるわ。」
(๑╹◡╹) 「あ、ありがとう」
(๑╹◡╹) 「アヒャ君、一緒に学校に行こう。」
( ゚Д゚) 「そうだな。男二人いれば何とかなるもんな!」
( ゚Д゚) 【女ちゃんはアヒャに気があるんだろうなぁ・・・。アヒャは女子からモテるからな・・・。】
     
7:
---学校---
(゚∀゚)「なぁ ゴルァ」
( ゚Д゚) 「ん?」
(゚∀゚)「お前、なんで制服のポケットにバタフライナイフを携帯してるの?」
( ゚Д゚) 「あのストーカー野郎が武器を持ってたら、危ないだろ?」
(゚∀゚)「そりゃそうだが・・・。目の下が青いし・・・。」
( ゚Д゚) 「昨日、ストーカーの野郎を乗り逃したのが悔しいんだよ」
(゚∀゚)「・・・。そうか」
( ゚Д゚) 「おう!」
line【( ゚Д゚) 【女ちゃん?今日も一緒に帰ろう。守ってあげるよ】グループ
line【(๑╹◡╹) 【ありがとう。アヒャ君もいるんだよね?】】グループ
line【( ゚Д゚) 【もちろん!】(゚∀゚)【女ちゃん。俺もいるよ。】】グループ
line【(๑╹◡╹) 【良かった・・・。】】
     
9:
---学校前---
( ゚Д゚) 「ん?学校の前に不審な車が停車してないか?中で俺達を覗いてる
ぞ!」
(΄◞ิ౪◟ิ‵)【ジッー。】
( ゚Д゚) 「あの野郎!またストーキングしやがったか!」
(๑╹◡╹) 「・・・」
(゚∀゚)「ゴルァ。待て。相手は車はお前が車に轢かれるかも知れない。」
(゚∀゚)「ナンバープレートを覚えておけば、持ち主が誰かわかるから慌てるな」
( ゚Д゚) (ストーカー野郎、ただじゃおかねぇ)
(๑╹◡╹) 「アヒャ君。私の家まで一緒に帰ってくれる?ごめんね。。。」
(゚∀゚)「あぁ。大丈夫よ。」
( ゚Д゚) 「女ちゃん、ごめんね。俺は運動神経も悪いし、アヒャみたいに頼り
にならなくて・・・」
(๑╹◡╹) 「大丈夫♪」
     
10:
---ゴルァの自宅---
( ゚Д゚) 【今日も女ちゃんに電話もしたし。lineでも安否の確認をしたから大
丈夫か】
( ゚Д゚) 【この頃、アヒャの様子が変だ。】
( ゚Д゚) 【前までは俺の家に頻繁に遊びに来てくれたのに、最近は全く来ないし・・・。俺に冷たくなってきてるな】
( ゚Д゚) 【なんでだろ?】
( ゚Д゚) 【アヒャに連絡してみるか。】
( ゚Д゚) (プルルル)
(゚∀゚)(もしもし)
( ゚Д゚) (今から、俺の家に泊まらない?)
(゚∀゚)(突然すぎる。どうした?)
( ゚Д゚) (暇だしさ、アヒャと前みたいに俺の家で遊びたいし)
(゚∀゚)(おう、今から向かうわ)
( ゚Д゚) (OK。玄関の扉を開けとくから入ってこいよ)
電話(ピッ)
     
11:
( ゚Д゚) (お、アヒャが着いたようだ)
(゚∀゚)「よ、よう・・・。」
( ゚Д゚) 「なんだよ。アヒャ。いつもよりテンション低いじゃん」
(゚∀゚)「あぁ。最近は大きな悩み事を抱えててな。」
( ゚Д゚) 「悩み事?言ってみなよ。なんだって協力するぞ」
(゚∀゚)「親友のお前でも言いにくいんだ」
( ゚Д゚) 「俺達、小学校時代からの付き合いじゃないか」
(゚∀゚)「それでも言えない。」
( ゚Д゚) 「水くせーなー。他に友達が出来たのか?」
(゚∀゚)「いいや。'お前が一番の親友だ')
( ゚Д゚) 「照れるなぁ」
(゚∀゚)「・・・」
( ゚Д゚) 「まぁー、女ちゃんのストーカーの件があったしな」
( ゚Д゚) 「今日はストーカーの話は一切やめて、テレビゲームでもしようか」
(゚∀゚)「そ、そうだな。ところで、ゴルァ。お前の部屋変わったよな」
( ゚Д゚)「ん?何が?」
(゚∀゚)「・・・」
( ゚Д゚) 「お前、頭おかしいんじゃねーのか?」
(゚∀゚)「そう信じたい」
( ゚Д゚) (アヒャは前とは変わってしまった。俺の部屋は至って普通の部屋なんだが・・・。ナイフとかボーガンとか置いてるのが怖いんだな)
     
13:
---就寝時---
(゚∀゚)「なぁ・・・。」
( ゚Д゚) 「どうした?」
(゚∀゚)「俺はお前がどんな事があっても裏切ない」
( ゚Д゚) 「突然、何を言い出すんだよ」
(゚∀゚)「俺は女ちゃんの事を守りたいだけなんだ」
( ゚Д゚) (あぁ・・・。アヒャも女ちゃんに気があるのか。相思相愛じゃんか)
( ゚Д゚) 「はぁー・・・。親友のアヒャだから、好きな女ぐらい譲ってやるよ」
(゚∀゚)「違うんだよ」
( ゚Д゚) 「何が?」
(゚∀゚)「お前がわからなければいいよ」
( ゚Д゚) 「どういう事だよ」
(゚∀゚)「俺、悩んでるんだ」
( ゚Д゚) 「諄い!何を悩んでるか言ってみろよ」
(゚∀゚)「お前を守るべきか。女ちゃんを守るべきか。」
( ゚Д゚) (何言っていってんだ・・・こいつ・・・)
( ゚Д゚) 「俺が誰かに狙われてるって言いたいのか?」
(゚∀゚)「そうだ。お前はあの'ストーカー'に狙われてる。女ちゃんも」
( ゚Д゚) 「なんで、それを知ってるんだ?」
(゚∀゚)「数日前に例のストーカーの奴と会ったんだ。」
( ゚Д゚) 「!?」
     
16:
(゚∀゚)「そしたら、お前と女ちゃんの事を監視してるってな。」
( ゚Д゚) 「それで?」
(゚∀゚)「俺はストーカーから脅しを受けたんだ。だから怖くて・・・」
( ゚Д゚) 「なんて言われたの?」
(゚∀゚)「今の俺達の関係は壊れるから言いたくない。」
( ゚Д゚) (あの野郎・・・(΄◞ิ౪◟ิ‵)・・・アヒャにまで手を出しやがったのか・・・)
(゚∀゚)「あいつは俺達じゃ勝てない相手だ。女ちゃんには悪いけど手を引こうぜ」
( ゚Д゚) 「そんなに怖い相手なのか?」
(゚∀゚)「あぁ・・・。怖い。俺の手を見て見ろ」
( ゚Д゚) (アヒャの手は小刻みに震えていた)
(゚∀゚)「人生でこんなに怖い体験をしたのは初めてだ。」
( ゚Д゚) (昔から喧嘩が強いアヒャが泣いている・・・。相手は暴力団なのか・・・)
(゚∀゚)「ゴラァ。頼む。一生のお願いだ。女ちゃんとは関わるのはやめよう」
( ゚Д゚) 「・・・」
(゚∀゚)「俺はお前の事を友達としてずっと付き合いたいと思っているし」
(゚∀゚)「女ちゃんの事を彼女にしたいと思ったけど、ストーカーの野郎の存在でで無理になった」
(゚∀゚)「それにお前がバタフライナイフ、ダガーナイフを外に持ち歩くなんて・・・」
(゚∀゚)「いつ刃傷沙汰になるかわからない。言ってる意味わかるか?」
( ゚Д゚) 「アヒャの言ってる事は正しいのかも知れないな」
( ゚Д゚) 「あの野郎、スーツを着ていたし、走り方も異常じゃないほど早かった」
( ゚Д゚) 「お前がそこまで弱気な事を言うのなら、手を引くべきかな」
(゚∀゚)「そうだ!それがいい!」
     
17:
(゚∀゚)「あいつは、なかなか諦めが悪い男だ。だから、お前が外に出かける時は、今のバイトを辞めて、常にお前と一緒に行動する。いいな?」
( ゚Д゚) 「アヒャ・・・」
(゚∀゚)「守ってやる。」
---ゴルァの自宅の前に車が停車---
(΄◞ิ౪◟ิ‵)「ぼそぼそぼそぼそ」
(΄◞ิ౪◟ิ‵)(ピッ)
     
20:
---翌朝---
(゚∀゚)「お前の部屋、変な臭いがするな。」
( ゚Д゚) 「んー?そうかな?」
(゚∀゚)「シャワーを勝手に借りてもらったんだけど、浴槽が臭すぎ」
( ゚Д゚) 「あー、ずっと風呂洗ってねーからなぁ」
(゚∀゚)「昨日の約束は覚えてるよな?」
( ゚Д゚) 「忘れるわけがないだろ」
(゚∀゚)「よし。じゃ、俺の家まで来てくれ。制服に着替えて一緒に学校に行こう」
( ゚Д゚) 「おう!」
(゚∀゚)「ゴルァ。それとグルーフラインは消しとこう」
(゚∀゚)「例のストーカーは女ちゃんには悪いけど、俺達じゃ相手にもならないし」
(゚∀゚)「警察でも敵わない。冷たいような言い方だけど、女ちゃんとは一切関わるな。いいな?」
( ゚Д゚) 「・・・」
(゚∀゚)「俺はもう覚悟は出来たんだ。お前は?」
( ゚Д゚) 「わかったよ・・・。」
【( ゚Д゚) 【女ちゃん。俺達じゃあのストーカーには敵わないから、カッコ悪いけど、守れない】(๑╹◡╹) 【え・・・アヒャ君は?】(゚∀゚)【既読】(๑╹◡╹) 【アヒャ君も守ってくれないの?】
(゚∀゚)(女ちゃん、ごめん。)
(゚∀゚)「早くグループラインを消せ!」
( ゚Д゚) 「わかった」

グループラインを退会しました。』
( ゚Д゚) 「これでいいんだな?」
(゚∀゚)「そうだ。女ちゃんの携帯番号もラインのIDも消せ。いいや、ラインのアカアント自体消せえっ!」
     
21:
( ゚Д゚) (アヒャが本気で切れてるところを見たのは初めてだ。)
( ゚Д゚) (これはただごとじゃない。アヒャは中学時代、柔道で全国大会の個人戦(73キロ級)で2位になった男だ。)
( ゚Д゚) 「わかったよ。消すよ。」
(゚∀゚)「これは友達だからやってる事だ。これからは俺の指示に歯向かうな。」
(゚∀゚)「歯向かったら、お前を絞めて上げて気絶させる。」
(゚∀゚)「これは脅しでもなんでもない。わかったか?」
( ゚Д゚) 「わかった・・・」
     
23:
---学校---
( ゚Д゚) 「あのストーカー野郎。また、車を学校の前に停めてやがる」
( ゚Д゚) 「なぁ、アヒャ 学校に通報した方がいいんじゃないか?」
(゚∀゚)「いいや。無視しとけ。」
(゚∀゚)「ちょっと、お前のスマホ貸してごらん」
( ゚Д゚) 「ん?」
( ゚Д゚) (スマートフォンを手渡す)
(バキ!)
(
゚Д゚) 「アヒャ、お前なんで俺のスマホ踏みつぶすんだよ!!!!」
(゚∀゚)「これでいいんだよ。弁償してやるから。」
( ゚Д゚) 「そういう問題じゃねえだろ」
(゚∀゚)「お前の為なんだ。」
( ゚Д゚) 「あいつと俺のスマートフォンに関連性があるのか?」
(゚∀゚)「そうだ。」
( ゚Д゚) 「俺はどうしたらいいんだ・・・怖くなってきた」
(゚∀゚)「俺に任せとけ。」
     
24:
---教室---
(๑╹◡╹) 「アヒャ君・・・」
(゚∀゚)「・・・」
( ゚Д゚) 「アヒャ、口ぐらい聞いてやってもいいんじゃ・・・」
(゚∀゚)「悪いけど、女ちゃん、俺達は君とは関わらないから、話しかけないでくれる?」
( ゚Д゚) (アヒャの奴。冷酷だなぁ)
(๑╹◡╹) 「も、もうアヒャ君守ってくれないの?」
(゚∀゚)「先生〜別のクラスの人が勝手にうちの教室入ってま〜す」
(○−○)「女ちゃん、出て行ってください」
(๑╹◡╹) 「・・・シクシク」
( ゚Д゚) (あーあ、女ちゃん、泣きながら教室から出て行っちゃった)
( ゚Д゚) 「いくらなんでも、やりすぎじゃないか?」
(゚∀゚)「悪い事をしてるって自覚してるけど、お前の為だ」
     
25:
---帰宅時---
(΄◞ิ౪◟ิ‵)「ボソボソボソ」
( ゚Д゚) 「アヒャ!!女ちゃんとストーカーが会話してるぞ!」
(゚∀゚)「いいから、無視しとけ。」
( ゚Д゚) 「何かされたら・・・」
(゚∀゚)「何もされねーって」
( ゚Д゚) 「わかったよ・・・。」
( ゚Д゚) 「おおおぃ!(΄◞ิ౪◟ิ‵)の野郎。俺達の所に近づいてくるぞ。」
(゚∀゚)「仕方がないか」
(゚∀゚)「ゴルァは自分の家に帰ってろ。俺が来るまで扉に鍵を閉めとけ」
( ゚Д゚) 「でも、相手は強いんだろ。いくらお前が強いからって」
(゚∀゚)「問題ない。」
     
26:
---ゴルァの家---
( ゚Д゚) (走って家に帰ったけど)
( ゚Д゚) (どうなってんだ!?)
( ゚Д゚) (アヒャは大丈夫なのかな・・・)
( ゚Д゚) (ん?インターホンが聞こえるぞ)
(゚∀゚)「開けろ」
( ゚Д゚) (ドアを開ける)
( ゚Д゚) 「大丈夫だったか?」
(゚∀゚)「それが問題が発生した」
( ゚Д゚) 「問題?」
(゚∀゚)「お前は犯罪者だと言われたんだ」
( ゚Д゚) 「はぁ?」
(゚∀゚)「あいつ(΄◞ิ౪◟ิ‵)はストーカーなんかじゃない」
( ゚Д゚) 「何者だ」
(゚∀゚)「探偵事務所の探偵だよ」
( ゚Д゚) 「なんで、探偵が女ちゃんをストーキングしてたんだ?」
(゚∀゚)「お前の部屋に行こう」
( ゚Д゚) (頭が真っ白だ)
     
27:
---ゴルァの部屋---
(゚∀゚)「ここがお前の部屋だ」
( ゚Д゚) 「当たりまえじゃん」
(゚∀゚)「壁を見てみろ」
( ゚Д゚) 「女ちゃんの写真をたくさん張り付けてるだけだけど」
(゚∀゚)「あぁ、そうだ。それに女ちゃんの学校の私物もお前の部屋にはたくさんある」
( ゚Д゚) 「そりゃ好きだからな。」
(゚∀゚)「いけない事なんだ。理解出来るか」
( ゚Д゚) 「わからない・・・」
(゚∀゚)「ゴルァ、お前がストーカーだ。」
( ゚Д゚) 「・・・」
(゚∀゚)「お前と距離を置いたのは、お前が高校に進学してから、(๑╹◡╹) ちゃんのストーキングがエスカレートしてからだ」
(゚∀゚)「俺は女ちゃんにお前のストーキングを止めるように言われてた。」
(゚∀゚)「お前の頭がここまでおかしくなるとは想像もつかなかったからな」
(゚∀゚)「そこで、女ちゃんの両親は探偵に依頼をして、お前のストーキング行為の証拠集めをしてたわけだ。」
( ゚Д゚) 「悪い。本当に記憶にないんだ・・・」
(゚∀゚)「それはまだいい。今後、ストーカーをしなきゃ示談で解決するからな」
( ゚Д゚) 「それは?」
     
30:
(゚∀゚)「一つ気がかりな事があってな」
(゚∀゚)「さっき、話した(΄◞ิ౪◟ิ‵)とはお前が今後女ちゃんに対してストーキングしないと言ったんだ。」
(゚∀゚)「ただなぁ、あいつ(΄◞ิ౪◟ิ‵)が言うには、警察も介入してくるそうだ」
(゚∀゚)「その真偽を確かめたくて、お前に聞きたい事がある。」
(゚∀゚)「お前じゃないと信じていたけど、この際、ハッキリ言う」
(゚∀゚)「お前の両親はどこに行った?」
( ゚Д゚) 「俺を残して出て行っちゃったんだ」
(゚∀゚)「そうか。じゃ浴槽に行ってみよう」
( ゚Д゚) (あー、思い出してきた)
( ゚Д゚) (あれは悪夢じゃなかったのか)
---浴槽---
     
31:
(゚∀゚)「今のお前の家は、お祖母ちゃんちゃんしかいないだろ」
( ゚Д゚) 「あぁ。」
(゚∀゚)「浴槽を蓋を開けるぞ」
( ゚Д゚) 「ああああああああああ」
(゚∀゚)「安心したわ。どうやら違ったようだな」
( ゚Д゚) (浴槽の中には大量の昆虫が溢れかえっている。学校の女子で盗んだ女子の上履きや体操着・・・。生ごみ・・・)
(゚∀゚)「安心した。もしかしたら、この中に両親の死体が入ってるのではないかと思ったよ」
( ゚Д゚) 「そんなバカな・・・」
( ゚Д゚) 「思い出してきたよ。父さんも母さんも俺を置き去りにしちゃったんだ」
( ゚Д゚) 「俺は女ちゃんに執拗に付きまとって、(๑╹◡╹) の両親が家に来たんだ」
(゚∀゚)「ちょっとお前の家の中を全て調べさせてもらうぞ。」
( ゚Д゚) 「ああ、いいとも」
( ゚Д゚) (アヒャが自宅を隅から隅まで調べている)
( ゚Д゚) 「両親は謝ったんだが、俺は(๑╹◡╹)の意思ではないと思ったんだ」
(゚∀゚)「ほう」
( ゚Д゚) 「それで、両親に説教されたのだが、頭に来たからナイフを見せびらかしたんだ」
(゚∀゚)「うん。」(ゴソゴソ)
( ゚Д゚) 「家から出ていけ!ってね」
( ゚Д゚) 「お祖母ちゃんは、俺を残して出て行かないと言ったんだけど、両親は出て行っちゃったんだ」
( ゚Д゚) 「昆虫を飼うようになってな。」
( ゚Д゚) 「最初は昆虫を飼育していたんだが、食べてみたら美味しくてなぁ」
(゚∀゚)「そーか。そーか。」
( ゚Д゚) 「もちろん、昆虫以外は殺していないよ。」
(゚∀゚)「それはお前の家を全て調べるまで黙っててくれ」
     
32:
---1時間後---
(゚∀゚)「どうやら、家には血痕も死体も何もない」
(゚∀゚)「親友が殺人者になった時の事を考えるとゾッとしたわ」
(゚∀゚)「俺でもお手上げですわ」
( ゚Д゚) 「両親の携帯番号を残してるし、お金も残してくれてるから連絡が取れる」
(゚∀゚)「そうか。なら、探偵の疑いは晴れたわけだ。」
(゚∀゚)「今、探偵をお前の自宅に呼ぶから待ってな」
( ゚Д゚) 「俺は捕まるの・・・?」
(゚∀゚)「(๑╹◡╹) ちゃんの私物は俺が今全て処分したが、(๑╹◡╹) の両親次第の問題だろう。」
(゚∀゚)「お前の心は壊れている。恐らく、もうすぐ両親が医者に頼んで強制入院させられるはずだ。」
---10分後---
(΄◞ิ౪◟ิ‵)「私、2ch探偵事務所のポーと申しますが・・・」
(゚∀゚)「オラァは精神的におかしくなっているので自分も同伴してもいいですか」
(΄◞ิ౪◟ิ‵)「あー、はい」
( ゚Д゚) 「私がストーカー行為をしました。全て認めます」
(΄◞ิ౪◟ิ‵)「ストーカー規制法であなたは逮捕される可能性があります。それとご両親はどちらに?」
(゚∀゚)「ゴラァの両親は生きています。こちらが携帯番号です。殺していませんよ」
( ゚Д゚) 「俺は何もわからなくて、何をしているのか・・・」
(΄◞ิ౪◟ิ‵)「ストーカーの被害届けは(๑╹◡╹) ちゃんの両親の意思なので、別件として、殺人容疑として警察がこれから来ますが、大丈夫ですよね。」
( ゚Д゚) 「はい・・・」
     
33:
---警察到着---
( ゚Д゚) (警察署に連行されたが、(๑╹◡╹)ちゃんの両親は被害届けを出さないでくれるそうだ)
( ゚Д゚) (自分が自分で何をしているのか理解出来なくて怖い)
(゚∀゚)「お前は強制入院で閉鎖病棟に入れられるってな」
(゚∀゚)「俺がもっと早く、お前の異常性を突っ込めば良かったが・・・」
( ゚Д゚) 「アヒャがいなければ、俺は自分で何をしていたかわからなかったよ」
     
34:
---精神病棟---
(◕ ∀ ◕)「はい、ゴラァ君。お薬の時間ですよー。」
( ゚Д゚) 「はい。」
( ゚Д゚) (ゴクリ)
(◕ ∀ ◕)「口の中を見せてくれるもらえる?」
( ゚Д゚) (はい)
(◕ ∀ ◕)「ちゃんと飲んでますね。では、病室に入ってくださいね」
( ゚Д゚) (医師の許可が出るまで、俺は精神病棟の中のままだ。)
( ゚Д゚) (高校は留年という形にして、別の高校に転校する予定でいる)
( ゚Д゚) (アヒャは面会に良く来てくれる。)
( ゚Д゚) (人間は二面性を持っていると聞いた事があるが本当のようだ)
( ゚Д゚) (精神病棟に入ってからは、嘘のように自分自身の事を理解出来るようになった)
( ゚Д゚) ((๑╹◡╹) ちゃんは優しい子だ。被害届けも取り下げてくれて、民事訴訟もしないという形で、両親が探偵を雇った費用分だけ払っただけで許してくれた。)
( ゚Д゚) (好きな子のストーカーを捕まえようとしたら自分だったなんて)
( ゚Д゚) (俺は最低の人間だ。今は病棟の看護師のお姉さんの事を狙っているからね。)
終わりです!
見てくれた方々ありがとうございました。
SS投稿にハマりそうな勢いです。
もっとSSを勉強して頑張って面白い作品を作ろうと思いますので、再び投稿した際は、お暇な時間がありましたら見てくださいませ。
     
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