突き抜けすぎてるアニオタの先輩が凄い奴かもしれない アニメに対する見方が変わったわback

突き抜けすぎてるアニオタの先輩が凄い奴かもしれない アニメに対する見方が変わったわ


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1:
アニメに対する見方が変わったわ、あそこまで突き抜ければ得るモノありそう
9:
先輩が男か女かで評価変わるな
11:
>>9
野郎だぞ
12:
>>11
残念
10:
部室は3階北の一番日当たりの悪いところだった。体験入部に行って寒かったのを覚えている。
部屋をノックすると反応がない。今日休みかと思ったら中から戸が開いた。むっちりしたデブ特有の手だった。
誰?と微妙に不愉快そうな曇った声、ちょっと吃音ぽかった。まるく脂ののった顔をしていていかにもだった。
16:
こっちも思わずむっとして、新入生の豚鼻(俺のあだ名)です。体験入部にきました。と言った。
そしたらまるい無愛想な顔がちょっと驚いて、それからちょっとうれしそうな、でも顔に出すのを我慢しているようなそんな顔になった。
入って、と言われてひんやりして湿っぽい部屋に入った。そしてびっくりした。
部屋は壁にびっしり本棚があって、ラノベと漫画がこれまたぎっしり。威圧感さえ感じた。
俺を入れてくれたデブ(先輩と書く)は椅子を用意してくれた。ボロボロの椅子だった。それに座ると早先輩は「マンガとか読むの?」って聞いてきた。
17:
豚鼻があだ名って…
19:
>>17
しゃーねーな事実だし
18:
俺「そうですねー、ワンピとかブリーチとか」
先輩「王道だねー、ワンピはどこが好き?」
俺「空島です、ダイヤル大好きなんで」
先輩「良いよねーあれ、コニスちゃんがバズーカ使うとこ大好き」
そして先輩はおもむろに立ち上がると本棚からワンピースを抜き出してパラパラとめくって開いた。
これこれ、と見せてきたのはフレイムバズーカ(だったよな?あのガス出してから着火するやつ)のシーン
なにげない感じでやってきたけど俺は後でぞっとした。
先輩は何巻にそのページがあるか分かっていた。
20:
>>19
自分の好きなシーンならわかって当然じゃないか?
相手から「ここがいい」って言われたならともかく
22:
>>19
けっこう読み込んでるとすぐわかるんよな…
23:
好きな漫画ならだいたいの巻数は分かるしページは軽くめくれば分かるだろ
25:
>>20
>>22
>>23
嘘だろ!?できない俺がにわかなのか
24:
で、そのあとしばしワンピースの好きなとこについて語り合った。
先輩は語ると止まらなくなるタイプのようで饒舌にしゃべった。ここまでテンプレアニオタだと逆におかしくなるくらいだった。
先輩「じゃあアニメはあんま見てないのかー」
俺「中学のときとか部活やってて時間が合わなくてー」
先輩「部活かー青春だねー」
俺「これも部活じゃないっすか」
先輩「それもそうか」
俺(何だろうこの濃厚な非リア臭)
先輩「そういやアニメってみるの豚鼻くん?」
26:
無限ループってこわくね?
27:
記憶力の問題じゃね
自分がそこまで興味なかったらそんな強い記憶はしないだろうし
31:
>>27
なるほど、そんなもんか…
30:
俺「SAOとかですかねーなんかネットの評判は悪いみたいっすけど」
先輩「まあねー、どこが好き?」
俺「アスナちゃんかわいいっすねー」
先輩「あーなるほどー」
先輩「萌えもいいけどねー、あれ結構面白く見れるんだよー」
俺「そうなんすか?」
先輩「Pohっていたじゃん、あのラフコフのリーダー」
俺「ああ居ましたねー」
先輩「あの人なんか面白いんだよ」
俺「そうなんですか?」
先輩「あの人はねーリアルとネットの狭間に生きてる人なんだ」
36:
>>30
俺「え?」
先輩「アインクラッドに閉じ込められちゃった人らってさ、極めてあいまいな場所に生きなきゃいけなくなったわけ」
先輩「ゲームなんだけどリアルの感覚そのまま持ってきちゃってる。現実とゲームの境目が分からなくなってなんたらっての聞いたことあるでしょ?」
先輩「で、大抵の人はどうしたかって言うと、ゲームの世界に完全に適応しちゃうか、ゲームを拒否して初めの街に居残るかとっちかだったわけ」
俺「はあ」
なんか訳が分からんかった。けど情熱的に語る先輩の言葉(相変わらず吃音ぽかった)はなぜか覚えている。
先輩「そこでどっちでもない選択をしたのがPohさんなんだ」
俺「そうなんですか?」
先輩「そうそう、ゲームオーバーしたら死ぬっていう極限のゲームで、あえてPKする、人を殺す」
先輩「それってゲームへの適応でも、ゲームへの拒否反応とも違う反応なんだよ」
俺「ゲームに飲まれたとかじゃないんですか」
先輩「飲まれてるのはむしろ主人公たちだよね、ゲームを受け入れてクリアすることに躍起になってる」
先輩「Pohはそうじゃない。ゲームの中で殺人する、そしてそれは現実の殺人になる」
先輩「彼って殺しながら何を考えてたんだろうね?」
42:
俺「そういうアニメでしたっけSAO」
先輩「そういう見方をすると面白いんだ、それでね」
先輩「そういう見方でアニメを見てみようかっていうのがこの部活なんだ」
えー…って思った。なんだそりゃそんな難しいこと考えながらアニメ見るのかよと。
先輩「まあもし気に入ってくれたら入って。ダメなら他のとこ入ったほうがいいよ、美術部とか緩いからおすすめ」
そんなことを言ってその日はお開きになった。外はもう真っ暗になっていた。
43:
>>42
なんつう部活やw
49:
>>43
まあ変な部活だな、俺は楽しんでるけども
47:
俺はなやんだ。美術部にも体験入学してみたりした。結論から言うと美術部はダメだった。ゆるいっちゃゆるいけど先輩方がどうにも人を見下したような発言するのが気に食わなかった。
意識高い系ってやつだろうか、あの印象派がどうのロマン派がどうのって言うのが大嫌いだった。
そんなこんなでアニメ・マンガ研究会に俺は入部した。活動計画みたいなのに出席してた連中は、いざ部活が始まるとマンガを読みに来るだけになった。
俺も最初マンガ目当てで部室に通った。先輩(なんと部長だった)はいい顔こそしなかったけど怒るようなことはなかった。たまーにアニメの自論を語ってうざがられてる程度だった。
そんなある日のことだった。先輩はいつになくでかいマンガを広げて読んでいた。なんだろうと思って覗き込むと、風の谷のナウシカだった。
52:
宮崎アニメっすよねー?と俺が言うと、先輩は「こっちが先なんだぞー」と言ってきた。
俺は知らなくてめちゃくちゃ驚いた。
俺「原作ってことっすか?おもしろいんですかそれ」
先輩「考える分には楽しいねー」
俺「読んでいいですか俺も」
先輩「いいよ、そこの棚にある」
本当にでかい漫画だった。しかもいろいろボロボロで年代ものっぽかった。面白くなかったらやめようと思っていた。
先輩「そろそろ帰ろう、部室しめるから」
は?とおもって壁かけの時計をみると6時過ぎだった。俺は2時間近くナウシカを読んでいた。自分でもびっくりした。
いつもの俺ならお菓子か飲み物がないと絶対飽きるところだったから。
55:
結局次の日にかけて全部読んでしまった。で、先輩が全部読み終わったとこを見計らって話しかけてきた。
すさまじい話だよね。と
俺はうなずいた。なんか言葉にできなかった。
そのまま先輩は語り始めた。ナウシカってちょっと俺らに似てるとこもあるよね、と
先輩「ナウシカ達ってさあ、誰かに勝手に作られて誰かのために勝手に生かされてる訳じゃん」
先輩「勝手に作って勝手に生かしておいて、後でポイするって」
先輩「俺らの親とか先生とかに、そういうもん感じるんだ俺は」
納得できるような気がした。先輩は「まあ反抗期だからこんなこと考えるのかも」と言って笑った。
59:
自然と人の共存とか、マンガ読む前はナウシカのテーマなんてそんなもんだろうと思ってた。
でもなんか、違う。人間の醜さとか、それに立ち向かったり受け入れたり逃げたりする人たちの話がナウシカの本当のテーマだと思った。
先輩「じゃあここで部活っぽいこと話すんだけど」
俺「はい」
先輩の話をこんなに聞きたいのは初めてだった。
先輩「ナウシカたちを作ったひと、つまり本当の人間たちってどんな考えだったんだろう?」
俺「汚れた世界を綺麗にさせて自分たちは復活!っていう流れじゃありませんでしたっけ」
先輩「もちろんその線がこの物語のメインなんだけども」
先輩「多分そこに至るまでなにかいろんなこと試してたような気がするんだよねー」
65:
先輩「例えばさ、本物の人間たちの残したものって、大きく分けて3系統あるわけよ」
先輩「ひとつは浄化装置としての蟲と腐海、一応ナウシカたちはここに入る」
先輩「もう一つは裁定者の巨神兵」
先輩「もう一つはセラミックと、それを加工する技術」
先輩「これってみんな違う人々が作ったんじゃないかって思うんだ」
俺「そうなんですか?」
先輩「たぶんねー、まず流れとしては、どうしようもなくなった人類を裁定者のてにゆだねようって一派。
もち巨神兵が世界を焼き尽くすなんてことは考えもしなかった。あくまで敵を殺そうとしてたひとたち、いわば軍人」
先輩「それから、蟲と腐海植物とシュワの墓所を作った人たち。これは科学者とか研究者とか」
先輩「それからセラミックを作った人たち。これは多分ずーっと続いてて、そこからさっきの二つが分かれたんだと思うんだけど」
先輩「セラミック派はどうしようもなくなった地球を捨てて宇宙を目指した。」
57:
ナウシカ暗すぎて駿が怖くなったわ最初
61:
>>57
わかる…駿ってなんかどっかに闇抱えてるよなぁ
68:
俺「あーあのセラミック切り出してた船って」
先輩「たぶん宇宙に脱出した人たちの宇宙船。どっかで事が終わるまでやりすごそうと思ってどっか行ってて、戻ってきたら腐海が絶賛浄化中、毒に耐えられなくてアウト」
俺「救いようないっすねー」
先輩「墓所も潰されて、本物の人間は本当に全滅ってわけ」
俺「なるほどー」
先輩「面白いでしょ?こう考えたらさ」
俺「面白いっす!」
こんな感じで、おれはすっかりこの部活にはまった。以来部活をやってる日は必ず部活に行って部長と話す。
それから部長の、一応ちゃんと部活やってますよっていう書き物をちょっと手伝ったりする。
(アニメに関する考察とか。文化祭で文化部の作品の隅っこに入れてもらう。そうすることで部活を存続させてもらってるらしい)
まあこんなかんじで、変わり者だけど熱心な先輩のおかげで、アニメもマンガもぐっと楽しめるようになってきてる。
以上こんなとこ、終わりだけど質問とかあれば受け付けるゾイ
69:
違う!命は闇の中のまたたく光だ!
ってセリフが好き
71:
>>69
先輩もあのセリフ大好きらしい、なんか勇気づけられるよな
72:
>>71
あのセリフのためにあるような漫画だと思う
http://store.shopping.yahoo.co.jp/surpriseweb/cocp-39442.html?sc_e=afvc_shp_2439871
39:
こういう奴って何見ても色んな考察できるから羨ましい
28:
好きなことを楽しく語れる人っていいよな
>>28
良いもんだと思う、アニオタバカにしてたけどまるっきりイメージ変わった
45:
わかる
楽しいよなそういうのな
めっちゃわかるよ
人には言わないけどさ
>>45
最近楽しさがわかってきた、良いもんだなと思う
74:
先輩から夏休みの宿題みたいの出されたんだけどVipper力貸してー
75:
とりあえず内容を
攻殻機動隊(古いほうの劇場版)とその原作士郎正宗の漫画を比較して、押井守が劇場版で言いたかったことを考えてみよう
ってやつ、俺が大まかなとこ書いて、先輩が修正してくれるらしい
76:
何をどう書けばいいのかさっぱりだ…
85:
硬派なオタクだなww
俺は押井守は難解でなぁ
素子さんカッケーとかタチコマかわえーとか、そんな楽しみ方しかしてないや
86:
>>85
萌えアニメもたくさん見てるから硬派ではない(断言)
きんもざは最高の癒しっていってたし
77:
すげえ部活だなwww
とりあえず攻殻機動隊観たのか?
78:
>>77
観た!最初の感想?みたいのは、体を機械に置き換えていったときに、
自分っていうものをどう証明すればいいんだろう?っていう事かなと思ったんだけど
79:
まあそういうことなんだよな
とりあえずあれだ、もっと他の押井作品見ないとなんとも
イノセンスあたりで攻殻の答えの一つみたいなの出てきてるぞ
80:
>>79
イノセンスか、わかったサンキュー!
ちなみにうまくいったら文化祭に使ってもらえるらしい、頑張らねば
92:
攻殻好きで原作・押井両方好きなんだけど、改めて論じろと言われると難しいな
押井版素子が一番儚げでぞくっとするとしか
原作の素子は割りとノリノリな好奇心で融合?したけど、
押井版素子は現状から救われるにはこれしかない、みたいな切実さがある気がする
まぁ両方とも素子はなんか行き詰まってた感あるけどね。
94:
>>92
切実さってのはすごくわかる、原作の素子なんて「融合してみましょ!」だもんな
結局あれって恋愛なんだろうか?自分ってなんだ?って問題に対してどこまでも付き合ってくれる最高の恋人を得たみたいな
95:
あとイノセンス見て思ったけどバトーって心底素子に惚れてたのかな
自暴自棄っぷりがすごいんだけど特に前半のとこ、
ハダリに素子がインストールされてから見違えたみたいにイキイキしてるし
96:
>>94
>>95
これってつまり押井守自身の話だろ、あの人自身、現実より素晴らしい「何か」を求めてるふしがあるから
バトーは厳しくも暖かい現実そのもので、けど押井守(素子)は現実ほっぽって向こう側に行ってしまった。
そこで現実回帰しようとしたのがイノセンスなんだけども、結局失敗した。だって現実が理想に叶うわけないじゃんと。
押井攻殻はひたすら、現実より非現実が好きです!っていい続ける押井の語りでしかない
97:
>>96
なるほどーなんかキャラに現実から何か意味をかぶせてきてるわけか
81:
凄い部活だなw
ちゃんと文化部しとる
82:
>>81
部活がというより先輩のワンマンだけどねー
とにかく先輩がなんというかアクティブなオタクだわ
84:
>>82
でも本来のあるべき姿って感じだw
いい部活というか、いい先輩に恵まれたなー
感想や考察に正解なんてないのだから、間違わないようにするんじゃなく、
自分が感じたことを言葉にする方に注力した方がいいぞ
正解当てクイズだと思ってると、作品そのものを楽しめなってしまうよ
>>84
ほんとだわ、良い先輩をもてたと思う
そうなんだよなー先輩もたまにすごく突飛なこと言うから、そういう視点もつともっと楽しいんだろうなと思う
54:
お前が羨ましい
56:
>>54
オタがこういう話できる場所が必要だよな…絶対萌えばっかでアニメ語るより面白い
73:
変わり者というかTHE本来のオタみたいな人だなその人
こういう考察する奴はどんどん増えるべきだな
ブヒブヒ言う萌え豚が増えすぎた
87:
1はもう体感してると思うけど、大人になるとそういう話の幅がある人間てのは付き合っていて面白いよ
小中高大と広がっていったコミュニティーが、社会人になると一気に狭まったりするし、そうすると考え方や付き合う人間も偏ってくるから、その偏った中でも幅の広い考え方が持てる人間と付き合うと楽しいんだよ
93:
>>87
兄貴がおんなじこと言ってたな…仕事についても楽しく生きてたいなぁ
5:
ゲームでもアニメでもとくとんいけば応用効くからななにやるにしても
8:
>>5
たしかにそうかも、個人的には学者になってほしいなあアニメ専門の
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