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長距離旅行者のための…グッスリと飛行機内で眠る方法


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1. とにかく事前の計画が勝利の決め手
早くから旅行先は決まっていても、そこへ到着するまでの手段は無数にあって、フライトの選択肢だって豊富にあるはずです。まずは、どんなに安くなるからって、乗り継ぎ便や経由便は避けて、絶対に直行便を選びましょう! 睡眠をどこで妨げられてしまうかって、離着陸の時ほど無理やり目覚めざるを得ないのは当然でして、せっかく目的地に着いたのに眠くて眠くて仕方がないという事態を回避するためにも、最も連続して機内で眠り続けられる直行便を予約するのは非常に重要な第一歩ですよ。
あと午前中ですとか、午後の早い時間に出発する便よりは、やはり午後遅い時間の出発便を選択するほうが、自然と快適な眠りに落ちていける確率は高まることでしょう。もし可能であれば、あまり人気がないフライトを見つけることができればベストですよね。満席状態で両側を他の搭乗客に挟まれて座るミドルシートでのフライトよりは、だれも隣りに座っていなくて、うまくいけばシートをまたがって寝転がれてしまうフライトのほうが、快適な睡眠環境をゲットしやすいのは一目瞭然です。週の半ばの平日の午後出発便なんて狙い目なのでは?
なお、エコノミークラスよりはビジネスクラス、ファーストクラスと、シートのレベルがアップするほど寝心地がいいのは当たり前ですから、マイルが貯まっているという方は、迷わず快眠のためにも座席のアップグレードを試みてみるのはお勧めですよ。そこまでは難しくとも、意外と名案なのは、飛行機の非常出口付近にある一番前列の非常用座席をリクエストしてみることです。前に座席が存在しないため、足を投げ出してくつろぐことができますし、隣りの人を気にせず席を立ちやすい=せっかく寝ているのに、トイレに立つ人のために起こされずに済むというメリットがあります。
とはいえ、非常用座席と呼ばれるのには理由があって、この座席に座る人々は不時着時の乗客誘導などの際、客室乗務員に協力をすることが求められます。そういう意味では、がっしりとした男性のほうが好まれたりしますね。ポイントは、少し早めに空港へ出向いてチェックインカウンターへと並び、非常用座席に座りたいというリクエストを伝えてみることです。海外では、がんばって英語で「Could you book me an emergency exit seat?」と尋ねてみましょう。緊急時の安全運航への協力という観点から、英語でのやりとりがままならないと非常用座席には座れないケースも少なくありませんが、ここは自らアピールして積極的にいきたいところですね。
もちろん、実際にはエコノミークラスで通常の座席しか選べないという状況がほとんどでしょうから、その場合は、可能な限り、窓側のシートをリクエストしておきましょう。トイレに立つ周りの搭乗客に睡眠を邪魔される確率が最低限に抑えられますし、窓に頭をもたれて眠るという姿勢を取りやすいメリットがありますから。それから、できるだけ前方の座席のほうが、トイレに近い後方の座席よりも、機内での人の往来が少なくて、まだ快適に眠りやすいというケースが多いようですよ。
2. パジャマを用意せよ
最も抵抗がありそうな提案でしょうから、最初に断わっておきましょう。わずか数時間のフライトならばまだしも、十数時間も飛び続ける長距離フライトでは、あまり他の人の目にどのように自分が映っているのかを気にしすぎてはいけません…。むしろ、最も大切なのは、そんなに長い時間を過ごす機内で、いかにして快適に休めるかどうか!
この視点から導き出される結論は、もう長時間の飛行機内では、自分の格好なんて構っていられないというポイントですね。それよりも重要なのは、飛行機が離陸してシートヴェルトの着用サインが消えた瞬間、いち早くトイレに移動し、パジャマスタイルの眠りやすい衣服に着替えてしまうことでしょう。とりわけ、スカートやスラックスやジーンズは脱ぎ捨てて、緩めのウエストのパジャマズボンはお勧めですよ。フカフカのソックスに履き替えることもお忘れなく。ササッと快眠スタイルに着替えたら、歯磨きを済ませて、化粧も落として、いざ長時間睡眠へ?。
なお、座席に戻ったらブランケットを掛けて、その上からシートヴェルトを締めて、よく見える状態にしておきましょう。そうすると、飛行中に揺れがひどくなってシートヴェルト着用サインが点灯した時でも、フライトアテンダントに注意を促されることなく眠り続けることだって可能になります。もう1つの裏ワザは、ブランケットは自分で持ち込んだ上に、機内でも無料で配られるものをゲットしておくことですね。そうすると、余ったブランケットを丸めてクッション代わりに活用できちゃいますから。
あっ、ただし、注意をもう一言。到着予定時刻の30分前から45分前に、必ずアラームを鳴らして起きるのをお忘れなく。だって、そのままの姿で目的地に着いてしまったら、あなたはパジャマ姿のまま空港へと降り立つことになってしまいます。そうではなく、これまた早めにバスルームに駆け込んで、再びよそ行きの服に着替えておけば、着陸前にトイレが混み合ってくる時間帯よりも前にスマートに身支度を整えられますよ。


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