ペパロニ「アンチョビねぇさん」back

ペパロニ「アンチョビねぇさん」


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この文章量で前書きなのか(困惑)
アンツィオはいいぞ。
56: 以下、

続きが楽しみ
59: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 12:39:07.96 ID:N86aTO0J0
???
私はいつの間にか眠ってしまっていた。
カルパッチョ「ちょっと、ペパロニ!起きて!」
アンチョビ「まったく!人の家に勉強を教えてもらいに来て居眠りか」
ペパロニ「……あれ……」
目を覚ますと髪を下ろしたパジャマ姿の二人がいた。
学校はもうすぐ試験前。私は勉強を教わりにねぇさんの家に来ていたのだ。
アンチョビ「いいか、副隊長として赤点は絶対に許さないからな」
ペパロニ「ああ、そっか……私ねぇさんの家に……」
カルパッチョ「そろそろ疲れてきましたし、今日はもう寝ましょうか」
アンチョビ「ふん。そうだな。今日はこれくらいにしといてやろう」
60: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 12:45:08.30 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「それじゃあ客用の布団を出してくるから」
ペパロニ「え!?今日ねぇさんちに泊まりなんすか!?」
アンチョビ「はぁ?お前が泊まりたいって言ったんだろうが!」
ペパロニ「それなら布団はいらないっす!」
アンチョビ「じゃあどうやって寝るんだよ」
ペパロニ「ねぇさんのベッドで一緒に寝ます!」
アンチョビ「はあああああ!?」
アンチョビ「な、な、何言ってんだお前!」
カルパッチョ「あっ!それいいですね。私も一緒に寝たいです」
アンチョビ「おい、カルパッチョまで!」
ペパロニ「さあさあ、ベッドに行きましょう」
アンチョビ「こらっ、触るな!」
カルパッチョ「こっちですよ、ドゥーチェ」
アンチョビ「だから、やめろって!」
63: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 13:03:01.89 ID:N86aTO0J0
ねぇさんを挟み込んで三人でベッドにもぐりこんだ。
アンチョビ「おい近づくなペパロニ!」
ペパロニ「しょうがないじゃないっすかぁ。狭いんすよ?」
アンチョビ「だから布団出すって言ってるだろう!」
カルパッチョ「うふふ、私たち狭いところに押し込められるのしょっちゅうじゃないですか」
アンチョビ「私のベッドに押し込んだことなんてないぞ!」
ペパロニ「あ、そういえばこのベッドねぇさんのにおいがする」
アンチョビ「おい嗅ぐな!息したら殺す!」
ペパロニ「そんな?、死んじゃいますよ?」
アンチョビ「ひゃあっ!今触っただろう!」
ペパロニ「いや、ちょっと手が当たっただけですって?」
ペパロニ「ねぇさんは敏感っすね?」
64: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 13:08:34.40 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「だから近づくな!」
アンチョビ「ちょっと顔近い!顔近いからぁ!」
アンチョビ「キ、キ、キスしちゃう、だろうがぁ!」
ペパロニ「あ?、今私の体触りましたね」
アンチョビ「触ってない!触ってないから!」
ペパロニ「いいんすよ?、ねぇさんならいくらでも触ってくれて!」
ペパロニ「キスしてもいいですよ!」
アンチョビ「何言ってんだっ!」
アンチョビ「そういうのはもっとちゃんと好きな人とだな!」
ペパロニ「だって私ねぇさんのこと好きですもん」
アンチョビ「やめんか!」
65: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 13:13:15.32 ID:N86aTO0J0
カルパッチョ「ほらペパロニ!私が後ろから捕まえておくから今のうちに!」
アンチョビ「こらカルパッチョ何をする!?」
ペパロニ「それじゃあ、ねぇさん、観念してください」
アンチョビ「わあ゛あ゛あ゛あ゛!だめっ!だめだから!」
顔を真っ赤にして慌てるねぇさんの姿は愛しくて、いつまでもからかっていたいと思った。
私は本気でねぇさんのことが好きだ。
惚れていると言ってもいいし、愛してると言ってもいい。
ねぇさんは私をペパロニにしてくれた人だから。
私の人生はもうねぇさんのものだ。
66: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 13:17:59.41 ID:N86aTO0J0
ベッドの中で騒ぎに騒いだ私たちはいつの間にか眠ってしまっていた。
私たちは夢の中でもタンケッテに乗っていた。
狭い車内に三人で乗り、森に砂漠に遊園地も走り回った。
夢の中の私たちは大活躍で、誰にも負けなかった。
戦車道こそ我が人生……私の生きる道だ……最後には必ず勝つ。
気持ちのいい目覚めだった。
カルパッチョも気持ちの良さそうな寝息を上げていた。
しかしどういうわけか、真ん中に寝ていたはずのねぇさんだけがベッドからはじき出されていたもんだから、朝からご機嫌を取るのに苦労した。
67: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 13:24:53.73 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「なぜだ!物理的におかしいだろう!」
ペパロニ「ねぇさぁ?ん、まーだ怒ってるんすか??」
アンチョビ「別に!」
戦車道の時間の終わり、他のメンバーはもう食堂に向かっていた。
アンチョビ「おいペパロニ」
ペパロニ「はいねぇさん、なんすか?」
アンチョビ「今日授業が全部終わったら話がある」
ペパロニ「分かりました!カルパッチョも呼びます?」
アンチョビ「いやお前だけでいい」
授業が終わると日も暮れだす頃だった。
久しぶりにねぇさんを後ろに乗せてベスパを走らせた。
68: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 13:29:58.65 ID:N86aTO0J0
ねぇさんの指示通りに走ると学園艦の一番端までたどりついた。
アンチョビ「調子良さそうだな、ベスパ」
ペパロニ「はいもちろん!ばっちり手入れてますから!」
ペパロニ「ねぇさんのチンクも調子いいっすよね?」
アンチョビ「ああ。誰かさんのせいでガソリン馬鹿食いしてるけどな」
海があかく染まっていく。
ペパロニ「それで、話ってなんすか?」
アンチョビ「……りんご食べるか?」
ペパロニ「くれるんすか?じゃあいただきます」
丸ごとのりんごをかじりながらねぇさんの話が始まるのを待った。
アンチョビ「うまいか?」
ペパロニ「え?……あ、はい、うまいっす」
69: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 13:34:37.12 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「そのりんご、出店で買ってきたんだけど」
アンチョビ「ほら、お前の友達がやってるところだよ」
ペパロニ「ああ!あいつっすか!」
ペパロニ「学園の敷地の中で果樹園やってるんすよね?」
ペパロニ「土とか水とか色々調整が難しいらしいっすよ」
アンチョビ「ああ、そうだろうな」
アンチョビ「でもすごくおいしく実がなってる」
ペパロニ「ま、私には難しいことは全然わかりませんけどね」
アンチョビ「いいんだよ。お前にはお前のやれることがあるんだから」
ペパロニ「そうっすね」
70: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 13:40:16.07 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「今日ここに呼んだ理由、もう分かってるよな?」
ペパロニ「え?全然分かりません」
アンチョビ「……」
アンチョビ「そうか」
アンチョビ「ペパロニ、お前に次の隊長を任せたい」
ペパロニ「ええっ!?」
ペパロニ「私が隊長!?なんでぇ!?」
アンチョビ「お前本当に分かってなかったんだな……」
ペパロニ「だ、だって!ねぇさん戦車道やめちゃうんすか!?」
アンチョビ「何言ってるんだ。卒業するんだよ」
ペパロニ「卒業……」
71: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 13:45:59.12 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「私ももう三年生だからな。だからもう引退だ」
引退……卒業……今まで全く考えたこともなかった。
私はずっとねぇさんを追いかけていくことばかり考えていたからだ。
ペパロニ「そんなのいやっす!」
ペパロニ「ねぇさん行かないでください!」
ペパロニ「これから誰についていって戦車道したらいいんすか!?」
アンチョビ「……」
アンチョビ「お前が引っ張っていくんだよ。後輩を」
ペパロニ「私が……」
これから私は何をすればいいんだ?
ねぇさんのいない戦車道なんて考えられない。
72: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 13:52:22.67 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「今度大洗との練習試合があるよな」
アンチョビ「車両数は向こうに合わせて8対8、公式ルールに則ってフラッグ戦だ」
アンチョビ「これが私が隊長を務める最後の試合になる」
アンチョビ「だが戦闘での指揮はペパロニに全て任せる」
アンチョビ「お前は私のフラッグ車を含めて全車両に指示を出すんだ」
アンチョビ「そこでお前が隊長に相応しいかどうか見極める」
ねぇさんに突き放されたようで頭の中が真っ白になった。
ペパロニ「私が指揮を……」
アンチョビ「不安か?やめたいか?」
73: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 14:00:30.79 ID:N86aTO0J0
私はハッと我に帰った。
こうして私を指名してくれるということはねぇさんから信頼されていることだ。
私はねぇさんの第一の弟子としてその期待に応えなければいけないんだ。
ペパロニ「はい!やります!」
ペパロニ「任せてくださいねぇさん!やるからには必ず勝ってみせます!」
アンチョビ「そうか。お前ならそう言ってくれると思ったよ」
ペパロニ「はい、もちろんです!」
アンチョビ「それじゃあ試合を楽しみにしているぞ」
そうだ。これは私に与えられたチャンスだ。
私がねぇさんの跡を継いでアンツィオの戦車道の先頭に立つ。
これは私にとってこの上なく名誉なことだ。
74: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 14:05:31.91 ID:N86aTO0J0
そうなればやることは決まっている。
大洗に勝つための作戦が必要だ。
ねぇさんの最後の試合を勝利で締め括るための作戦だ。
私は戦車道の資料室から教本を引っ張り出してきて作戦立案のヒントを探した。
授業が終わった後に一人でここにやってきて作戦ノートに、対大洗用の戦略メモを書き綴った。
今まで作戦会議はねぇさんとカルパッチョも加えて行っていたが、今回は全て自分一人だ。
初めは教本の長い文章に苦戦したが、自分自身の戦闘の経験と照らし合わせれば思ったよりも読み込みが捗った。
私だってやるときはやれるんだ。
そうして毎日夜遅くまで学校に残り、私の最高傑作の作戦が組み立てられていった。
75: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 14:13:08.51 ID:N86aTO0J0
カルパッチョ「ペパロニ?」
珍しく遅い時間に来客であった。
ペパロニ「ん?カルパッチョか?」
カルパッチョ「どう、作戦の方は?順調に進んでる?」
ペパロニ「おう!絶対ねぇさんを勝たせてやりたいからな!」
ペパロニ「ほら見て!試合開始からの動きのパターンを、相手の行動予測別に考えてみたんだ」
カルパッチョ「へぇ……すごいじゃない!」
カルパッチョ「これ全部自分で考えたの!?」
ペパロニ「へへん、どんなもんだい!」
ペパロニ「私も副隊長だし、これくらいできて当然よ!」
76: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 14:21:20.74 ID:N86aTO0J0
カルパッチョ「ふーん、あ、でもここのところ……」
ペパロニ「ああっ!だめ!これは私一人で考えるんだから!」
ペパロニ「カルパッチョは口出し無用」
カルパッチョ「そう?それならいいけど……」
ペパロニ「ねぇさんを安心して送り出したいんだ」
ペパロニ「そのためには私一人の力でやらなきゃ意味がない」
ふいにカルパッチョが後ろから抱きしめてきた。
香水の香りが私の体を包み込んだ。
カルパッチョ「私はいつもペパロニのすぐそばにいるからね」
それだけ言うと彼女は私から離れて軽快なステップを踏んでドアまで駆けていった。
カルパッチョ「頑張るのもいいけど、あんまり無理はしないでね」
ウィンクを残して去っていくカルパッチョは今でも王女様みたいに見えた。
77: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 15:42:44.13 ID:N86aTO0J0
明日はついに試合当日だ。
気持ちよくねぇさんを引退させてあげたい。
この前の大学選抜との試合を経て勝利のイメージは私の中で固まっていた。
あの西住みほがやったように、私もこの負けられない戦いを勝ち取ってやるんだ。
その日の夜はなかなか寝付けなかった。
明日が楽しみだった。
私の活躍を見ればきっとねぇさんは私を見直すだろう。
そしてこう言われるんだ。
「お前なら安心してアンツィオを任せられる」
78: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 15:50:27.61 ID:N86aTO0J0
???
試合会場にアンツィオと大洗の戦車が集結した。
相手のメンバーはみんな見知った顔だった。
大学選抜戦がつい昨日のことのように思い出される。
ねぇさんが西住みほと抱き合いながら挨拶を交わしている。
カルパッチョも大洗の友達に会いに行っていた。
天気は快晴で、たかぶる私の気持ちも後押しされた。
相手との挨拶が終わると、アンツィオのメンバーを集めて作戦をみんなに伝えた。
私が作戦内容を話している間、ねぇさんは眉間にしわを寄せながら一言も発さなかった。
何も問題がないか最後にねぇさんに聞いてみると、ねぇさんは「私から言うことはない」と冷たく言い切った。
これは私へのテストだ。
ねぇさんは私が新隊長に相応しいかどうか見定めているのだ。
79: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 15:54:39.31 ID:N86aTO0J0
私は作戦指示を終え、全員戦車に乗るように号令をかけた。
私の車両はいつものタンケッテだ。
「今日は頑張りましょうね、ペパロニねぇさん!」
ペパロニ「おうよ!絶対勝って、ねぇさんを喜ばせてやろうぜ!」
試合開始のファンファーレが鳴った。
フィールド上の戦車がいっせいに動きだす。
私たちはカルロ・ベローチェ全四両の小隊となって森の中を突っ走った。
まずは指揮官である自分から敵に突撃する。
そうすることで味方の士気アップにもなるからだ。
最初にカモとなったのはルノー戦車だ。
タンケッテの機銃で抜くにはあまりにも大きな戦車だったが、体格差の戦いに慣れた私たちはひるむことがない。
見事にこちらのかく乱作戦にはめることができ、ちょっとしたラッキーもあったが先に一両目を一時走行不能にすることができた。
80: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 15:59:10.66 ID:N86aTO0J0
ペパロニ「よっしゃ、もうこれでいい!一旦引くぞ!」
『了解!』
「やりましたねペパロニねぇさん!」
撃破には至っていないが、最初のリードを取ることができた。
上々の滑り出しだ。
続いてセモヴェンテに指示を出した。
セモヴェンテは開始後からすでに予定の地点に向かっているはずだ。
敵戦車を撃破するために必要な戦力だから配置が重要だ。
しかしことが上手く運んだのはここまでだった。
相手は大洗だ。
やられっぱなしでいるはずがない。
実際、最初のルノー戦車を倒すために時間をかなり使っており、その間に他の大洗車も当然ながら裏で動いていた。
81: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 16:05:17.02 ID:N86aTO0J0
全く予期しない地点でセモヴェンテの撃破報告が届いた。
私の予測ではこの時間、その場所に敵が来ることはないはずだった。
しかし現実にはいたのだ。それもその相手は只者ではない。
『IV号です!IV号にやられましたー!』
あの西住みほが乗っている車両だ。
黒森峰隊長や島田車を倒した化け物。
そのとき初めて私の腹の底にずん……と恐怖が沸き起こってくるのを感じた。
今までどんな試合でも経験したことがない感覚だった。
82: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 16:10:23.38 ID:N86aTO0J0
「やばいっすよ!IV号ですよ、IV号!」
ペパロニ「ビビってんじゃねぇ!」
思わず声に力が入った。
ペパロニ「おいカルパッチョ!」
カルパッチョ『こちらカルパッチョ』
ペパロニ「タンケッテで援護しに行くから、セモヴェンテは敵がいたら逃げろ!」
カルパッチョ『了解』
残ったセモヴェンテ二両にはルートを変更させた。
プランは一つだけじゃない。いくつも考えてあるんだ。
IV号が出てきただけで崩されるようなものじゃない。
83: 以下、
敵に回すとIV号に乗ったみぽりんは恐ろしいよなあ…
84: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 16:16:50.70 ID:N86aTO0J0
しかし悪いことは立て続けに起こった。
『こちらセモヴェンテ!崖から落ちてしまいました!』
『走行不能です!』
ペパロニ「おい大丈夫か!?ケガしてないだろうな!」
『あ、あの……ペパロニねぇさん……』
ペパロニ「なんだ!?ケガ人か!」
『すいません、私たちのせいで作戦が……』
ペパロニ「あっ……」
私は一瞬言葉につまってしまった。
ダメだ、ダメだ、ダメだ、こんなんじゃダメだ!
指揮官が部下に心配されてどうする!
ねぇさんならこんなことは絶対にない。
85: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 16:23:36.75 ID:N86aTO0J0
ペパロニ「な?に言ってんだ。大丈夫だ!心配すんな!」
ペパロニ「立て直せたら復帰してこい!でも無理するなよ」
大丈夫だペパロニ!
戦車の数が減るなんて想定済み。
まだカルパッチョ車とねぇさんのP40も残ってる。
次の瞬間カルロ・ベローチェの乗員たちから悲鳴が届いてきた。
ペパロニ「なんだなんだ、どうした!」
「ペパロニねぇさん、IV号が目の前に!」
さっきセモヴェンテを倒したIV号が次はこっちに向かってきたのだ。
IV号は神出鬼没か!?
こっちの位置を知っていない限りこんなに早く遭遇するはずはないのに!
86: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 16:29:49.61 ID:N86aTO0J0
「ペパロニねぇさん!」
ペパロニ「落ち着け!IV号にそのまま突っ込んで行け!」
ペパロニ「すぐ近くをかすめていくんだ!それなら撃たれない!」
なんとかIV号の砲撃を食らわずにやりすごすと、即反撃開始をしたがる隊員たちの声が無線で届いてきた。
ここではアレと対戦するべきではないと、私は後輩たちをなだめた。
アンチョビ『こちらP40。とっくに位置についてるぞ。次はどうすればいい?』
ペパロニ「え?っと、予定変更してP40にはこれから動いてもらいます。行き先は――」
大洗の戦車はそこらじゅうにいた。
こちらの動きはことごとく先手を打たれて、封じられた。
カルロ・ベローチェは少しずつ数を減らされ、相手の包囲網はどんどんきつく締められていった。
走行不能になっていたルノー戦車にも途中で復帰された。
87: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 16:36:57.55 ID:N86aTO0J0
私たちはできる限りのことをやった。
最終的には八九式とヘッツァー、III突の三両を白旗にしてやった。
しかしこちらは全滅だ。
カルパッチョ車はIII突と相打ちの形で撃破され、私のタンケッテがやられ、そのままフラッグ車のP40を撃ち抜かれた。
何をやってもダメだった。
気がついたら試合は終わり、日は暮れて、試合終了の挨拶をしているところだった。
一年生はさっさとパスタの鍋の用意をしはじめた。
カルパッチョは大洗の友達と仲良さそうに話していた。
そしてねぇさんは満面の笑顔で西住みほと抱擁し合っていた。
88: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 16:44:05.53 ID:N86aTO0J0
私は放心状態の中思った。
どうしてねぇさんは笑っていられるんだ?
最後の試合だったのに、これでもう戦車道はやめてしまうのに。
負けちゃったのに……せっかく私に任せてもらえたのに……
そうか、もうねぇさんと一緒に戦車道できないんだ……
引退するってそういうことだったんだ……
カルパッチョ「ペパロニ……?」
カルパッチョがいつの間にか私のすぐそばに戻ってきていた。
どういうわけか私の顔を心配そうにのぞきこんでくる。
89: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 16:48:44.56 ID:N86aTO0J0
カルパッチョ「ペパロニ大丈夫?」
ペパロニ「カルパッチョ……」
ペパロニ「ねぇさん、もう引退なんだよね……」
カルパッチョ「ペパロニ!」
そう言って私はぎゅっと抱きしめられた。
まったく、カルパッチョのそういうところには困るよな。
そんなことされたらさ……せっかく瞳の中で止めておいた涙が……
あふれてきちゃうじゃん……。
90: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 16:53:48.15 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「お、お、お、おおおおい!ど、ど、どうしたペパロニ!?」
ねぇさんが血相を変えて駆け寄ってきた。
私はみんなが見ている前でみっともない顔をさらして大泣きしていた。
ああ……私はまたねぇさんに心配をかけて、迷惑をかけてしまったんだ。
本当に私はなんてダメな人間なんだろう。
こんなんじゃ次の隊長になる資格なんてないじゃないか……!
不甲斐ない私のことを一発殴って欲しくて、私はねぇさんの胸に頭から飛び込んだ。
アンチョビ「うわぉっ!」
ペパロニ「ねぇさん……ねぇさん……!」
アンチョビ「本当にどうしたんだよぅ……」
91: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 16:59:18.67 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「今まで負けたって泣いたことなんかなかったじゃないかぁ……」
カルパッチョ「ねぇさん……ペパロニは……ペパロニは……うぇぇ……」
アンチョビ「カルパッチョお前もか!」
カルパッチョ「ねぇさんの最後の試合を勝たせてあげたくて……それで……」
アンチョビ「ああ……そういうことか……まったくもう……」
ねぇさんは私のことを殴るどころか頭をそっとなでてくれた。
いつだってそうだ。
ねぇさんが私に手を上げたことなんて一度もない。
アンチョビ「そんな慣れないことして……」
ペパロニ「うぇ……うぇっ……」
アンチョビ「ほらしっかりしろ!新しい隊長になるんだぞ!」
92: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:05:36.24 ID:N86aTO0J0
ペパロニ「ダメっす……!私なんかじゃ……」
ペパロニ「ねぇさんみたいにはできないっす!」
アンチョビ「なにを言っている。ほら、後ろを見てみろ」
涙をぬぐって振り向くと、そこには一年生たちが集まっていた。
「ペパロニねぇさん!」
「ペパロニねぇさんは全然ダメなんかじゃないっす!」
「今日のペパロニねぇさんすっごく頼りになって格好よかったです!」
「あたいペパロニねぇさんにならついていきたいです!」
「何回負けても構いません!」
「私たちみんな同じ気持ちです!」
93: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:10:55.85 ID:N86aTO0J0
私はすっかり面食らってしまった。
まさか私のことをそんな風に思っているだなんて考えもしていなかった。
アンチョビ「ほらな」
アンチョビ「お前がやってきたことは何も間違ってなかったんだ」
ペパロニ「でも……負けたのに……」
アンチョビ「忘れたのか?負けも勝つための道の途中だ」
アンチョビ「ほら、これを持て」
ペパロニ「これは……」
ペパロニ「こ、これ、ねぇさんの鞭じゃないっすか!」
アンチョビ「これからはお前がドゥーチェだ」
ペパロニ「……」
アンチョビ「まさか受け取らないとか言わないよな?」
94: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:14:30.81 ID:N86aTO0J0
ペパロニ「……はい!ねぇさん」
私は改めて後輩たちと面と向き合った。
一年生たちの期待のこもった視線が私に向かった。
私は思わず尻込みしそうになった。
カルパッチョ「さあドゥーチェ・ペパロニ、どうぞ」
私は一度落ち着いて深呼吸をした。
ペパロニ「っいよっしゃあああああああああああああああ!」
ペパロニ「お前らぁ!」
ペパロニ「今日は負けた!でも次は絶対勝つぞ!」
「「「おおおおおおおお!!」」」
ペパロニ「来年こそ全国大会優勝だぁあああ!」
「「「おおおおおおおおおおおっ!!!」」」
ペパロニ「このドゥーチェ・ペパロニに続けぇええ!」
「「「おおおおおおおおおおおおおっ!!!!」」」
「「「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」」」
95: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:20:58.61 ID:N86aTO0J0
???
夕暮れの空にアンツィオの皆さんの元気なドゥーチェコールが響いていました。
今日はアンツィオとの練習試合がありました。
試合にはなんとか私たちが勝つことができました。
相手の副隊長が泣きだしたときはどうなるかと思いましたが、隊長のアンチョビさんがうまくなだめてくれたようでした。
アンチョビさんは一人だけぽつんと離れて、後輩たちの姿を眺めていました。
96: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:25:13.90 ID:N86aTO0J0
みほ「あの……大丈夫でしたか……?」
アンチョビ「ん?見ての通りさ。迷惑かけたな。パーティは遅れそうだ」
みほ「いえ、こちらは大丈夫です」
アンチョビ「今回は次期隊長に指揮を任せたんだ」
みほ「え?そうだったんですか?」
みほ「とても勉強になる試合でした。てっきりアンチョビさんが指揮しているものだとばかり……」
アンチョビ「そうだろう?」
にかっと笑ったアンチョビさんの顔は嬉しそうでありながら、なぜか寂しげな影がありました。
97: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:30:15.73 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「後輩ってさぁ……勝手に成長していくもんなんだなぁ」
アンチョビ「最初の頃は私がみんなを引っ張っていく気で満々だったのに」
アンチョビ「いつの間にか私の方がみんなに持ち上げてもらってたんだ」
みほ「アンチョビさんのご指導の賜物じゃないですか?」
アンチョビ「私があいつらに教えてやれたことなんて、ほんのちょっとのことだよ」
アンチョビ「私は嬉しいんだ。みんなが育っていくことが」
そう言うアンチョビさんは決して私に顔を向けませんでした。
彼女の頬を伝う一筋の涙を見つけてしまいましたが、それは私の胸の中にそっとしまっておくことにしました。
98: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:35:58.75 ID:N86aTO0J0
みほ「素敵な後輩さんばかりで羨ましいです」
そのとき遠くから私を呼ぶ声が聞こえてきました。
梓「お?い西住隊長?!」
佳利奈「パーティ始まりますよ?!」
優季「早く来ないと全部食べちゃいますよ?」
みほ「あっ」
アンチョビ「なぁんだ、あんたにもいるじゃないか、素敵な後輩が」
みほ「はい!自慢の後輩です!」
99: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:42:42.88 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「やっぱり少し寂しいものがあるよな。送り出される側は」
みほ「……あ、はい、そうかもしれませんね」
みほ「私はあと一年あるのでまだよく分かりませんが」
アンチョビ「え?」
みほ「え?」
アンチョビ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!お前まだ二年生だったのかぁあ゛あ゛あ゛あ゛!」
みほ「そう……です」
アンチョビ「しまったぁあああっ!来年もいるんじゃないか!」
アンチョビ「こうしちゃいられない!」
みほ「あっ……」
止める間もなくアンチョビさんは後輩の元へと駆けていってしまいました。
100: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:47:40.67 ID:N86aTO0J0
???
アンチョビ「おいペパロニ!」
ペパロニ「え?なぁんだねぇさん、まだいたんすかぁ?」
アンチョビ「当たり前だ!」
アンチョビ「ってそうじゃない!来年も西住みほが出てくるんだぞ!」
ペパロニ「そりゃそうっすよ!だって私と同い年ですもん」
アンチョビ「来年はその西住みほを倒すんだからな!」
ペパロニ「はい!このペパロニに任せてください!」
アンチョビ「いや、打倒西住のためにこれから私が作戦立案についてみっちり叩き込んでやる」
アンチョビ「ついて来い!」
ペパロニ「え?ちょっ、ちょっと引っ張らないでくださいよ!」
101: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:52:45.52 ID:N86aTO0J0
ペパロニ「ほらほら落ち着いてねぇさん」
ペパロニ「今日のところはほら、みんなでパーティしましょうよ?」
アンチョビ「いや、今までの私が甘かった。今すぐうちに来て戦車道の勉強だ!」
ペパロニ「えええっ!?」
ペパロニ「だってねぇさん、もう引退なんじゃあ!?」
アンチョビ「アホ!まだ二学期も三学期も残ってるから学校にはいるぞ!」
アンチョビ「これから毎日勉強会だ!」
ペパロニ「そりゃないっすよぉ!」
102: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:55:52.13 ID:N86aTO0J0
「ペパロニねぇさん!」
「勉強頑張ってください!」
「応援してます!」
「私たちペパロニねぇさんの帰りを待ってますから!パスタ食べながら!」
「ピザ食べながら!」
「モッツァレラチーズおいしい?」
ペパロニ「おいお前ら!裏切り者っ?!」
103: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 17:58:54.57 ID:N86aTO0J0
アンチョビ「抵抗するな!行くぞ!」
カルパッチョ「ほらペパロニ、私も一緒に付き合うから頑張りましょ?」
ペパロニ「いやだぁああああああっ!」
やっぱり私はねぇさんにはかなわない。
最初に出会ったときから、私とねぇさんの数字は1対0のまま。
きっとこれからも変わらない。
これからもずっとねぇさんは私のねぇさんなんだ。
ペパロニ「うわあああっ!パスタぁ?!ピザぁ?!」
アンチョビ「いいかげん観念しろ!」
fin.
104: ◆JxFTtO5TBE 2016/03/20(日) 18:00:45.43 ID:N86aTO0J0
あああああああアンツィオ組尊いいいいいいいいいねぇさああああああああああんドゥーチェ!ドゥーチェ!カルロベローチェぺろぺろ(^q^)
依頼出してきます。
107: 以下、
>>104
終わった途端に壊れるなww
乙乙。愛に満ち溢れてた
114: 以下、

アンツィオ尊い
元スレ
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