八幡「脇の下に頼みがあんだけど…」雪ノ下「は?」back

八幡「脇の下に頼みがあんだけど…」雪ノ下「は?」


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1:
八幡「いや、だから脇の下に頼みがあるんだよ」
雪ノ下「脇の下って私のこと…?」
八幡「お前以外に誰が居るんだよ」
4:
雪ノ下「私の名前は雪ノ下雪乃…」
八幡「え?脇の下臭いの?マジかよ!?」
雪ノ下「く、臭いわけないでしょう!?」
八幡「はぁ?どっちなんだよ…わけわかんねぇ…」
7:
雪ノ下「わけわからないのはこっちなのだけど…とにかく頼みって何?」
八幡「そんな難しいことじゃねぇよ。ちょっとお前の脇の下をの匂いを嗅がせて貰いたいだけだ」
雪ノ下「は?」
八幡「え?」
11:
雪ノ下「い、嫌に決まってるじゃない!なんで私が…そんなこと…」
八幡「やっぱり脇の下臭いのか?」
雪ノ下「…ッ!?だから違うってば!」
八幡「じゃあ、はよ」
雪ノ下「うぐ…」
13:
八幡「はよはよはよ」
雪ノ下「……仕方ないわね…うぅ…なんで私がこんなことを…」
八幡「サンキュー!どれどれ…」クンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー
雪ノ下「も、もう良いでしょう?」
14:
八幡「ん?…よくわからんな」
雪ノ下「散々嗅いでおいて…」
八幡「…服の上からじゃわからん。脱いでくれ」
雪ノ下「は?」
八幡「え?」
18:
雪ノ下「何を言ってるの…?」
八幡「いやだから、服の上からじゃわからんから脱いでくれ」
雪ノ下「い、嫌に決まってるじゃない!絶対嫌よ!?」
八幡「やっぱり臭いのか?」
雪ノ下「ぐぬぬ…」
19:
八幡「はよ!はよ!はよ!はよ!」バンバン!
雪ノ下「わかったわ…はい。これで良い?」
八幡「は?ブラウスも脱ぐに決まってんだろ」
雪ノ下「ゆ、由比ヶ浜さんが来たらどうするの…」
八幡「今居ないだろ?居ない奴の話してどうすんだよ」
21:
雪ノ下「…はい。こ、これで良いのかしら」
八幡「はい。よく出来ました。んじゃ、バンザーイして?」
雪ノ下「こ、こうかしら?」
八幡「お前…処理が甘いんだよ」
雪ノ下「ご、ごめんなさい…」
22:
八幡「まぁ良いや。どれどれ…」クンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!
バン!
由比ヶ浜「やっはろー!って…何してんの!?」
雪ノ下「ゆ、由比ヶ浜さん…こ、これはその…」
八幡「よぅ。ワキガ浜。遅かったな」
23:
由比ヶ浜「わ、ワキガ浜ってもしかして私のこと…?」
八幡「他に誰が居るんだよ」
由比ヶ浜「私はワキガじゃないよ!?」
八幡「ふむ。じゃあ、検証してみるか」
24:
由比ヶ浜「検証…?」
八幡「ちょっと脇の下嗅がせてくれ」
由比ヶ浜「い、嫌に決まってんじゃん!?」
八幡「やっぱりワキガなのか?」
由比ヶ浜「違うってば!?ちょっと!ゆきのんもなんとか言ってよ!?」
雪ノ下「……私だけは不公平だもの」
25:
由比ヶ浜「ゆきのん…?」
雪ノ下「私だけ嗅がれるのは不公平よ。由比ヶ浜さんも嗅がれるべきよ」
八幡「決まりだな」
由比ヶ浜「いや、待って…お願い…やめて!?」
26:
八幡「俺が抑えとくからお前脱がして」
雪ノ下「わかったわ」
由比ヶ浜「ゆきのん!?やめてってば!ヒッキーもいい加減にしてよ!?」
雪ノ下「脱がせたわ。くっ…なんて大きな胸なのかしら…羨まし…いえ、恨めしい…何してるの比企谷くん!早く嗅いで!!」
八幡「ご苦労。どれどれ…」クンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!
27:
由比ヶ浜「…酷い…酷いよゆきのん…ヒッキーもこんな人だとは思わなかった…」シクシクシク
雪ノ下「あら、私だって同じ思いをしたのだから責めるなら彼だけを責めなさい。それで比企谷くん、どうだったのかしら?」
八幡「ん?…」ペロリ
由比ヶ浜「ひゃんッ!?」
28:
雪ノ下「ッ!?私の時は舐めなかったのに!!」
由比ヶ浜「そういう問題じゃないよ!?」
ガラガラガラ
平塚先生「おーい何を騒いでるって…お、お前ら下着姿で一体何を…!」
由比ヶ浜「平塚先生助けて!?」
雪ノ下「ノックして下さい先生」
八幡「ちっ…邪魔が入ったか」
29:
平塚先生「とにかく服を着ろ!!部室でこんなこと…わ、私の高校時代にはこんなこと一度も…」
八幡「寂しい青春だったんですね」
平塚先生「…だ、黙れ!いいからさっさと説明しろ!」
雪ノ下「実はかくかくしかじか…」
30:
平塚先生「…状況はわかった。比企谷…お前は一体何をやってるんだ?」
八幡「別にちょっと脇を嗅いでただけじゃないですか」
雪ノ下「平塚先生のは嗅がないの?」
八幡「とんこつ臭そうだからいいや」
雪ノ下「そう」
平塚先生「お、お前ら…」プルプルプルプル
31:
平塚先生「比企谷。私の記憶では君はそんな生徒ではなかった筈だが…」
八幡「いえ。俺は生まれつきこうです」キリッ
由比ヶ浜「ヒッキー…どうしちゃったの…?」
平塚先生「何かキッカケがある筈だ。思い出してみろ」
八幡「キッカケ…?そういえば今朝小町が…」
33:
小町「お兄ちゃん!ほらほらノースリーブだよ!?小町的にめっちゃポイント高いよ!」
八幡「あ?だからなんなんだよ」
小町「だから脇が丸見えなんだってば!」
八幡「いやだから俺は別に脇なんて興味ねぇよ」
34:
小町「ゴミィちゃんは本当にゴミだね」
八幡「おま…それはいくらなんでも言い過ぎだろ…」
小町「ほらほら!脇の下ツルツルだよ?クンカクンカしたくなるでしょ?」
八幡「ツルツル……な、なんだ…?クンカクンカしたくなって…」
小町「我慢しなくて良いんだよ?」
36:
八幡「い、いや、でも俺はそんな特殊な趣味なんて…」
小町「お兄ちゃんは生まれつきクンカクンカしたくて堪らない人間なんだよ?」
八幡「生まれつき…?くっ…駄目だ…もう抑えられない…」
小町「ペロペロもしたくて堪らないんだよ?特別にペロペロもさせてあげよっか?」
37:
八幡「ペロペロ…だと…?そんな…俺は…俺はぁぁあ!?」クンッ…
小町「あ、もうこんな時間じゃん!お兄ちゃん早く学校行かないと遅刻するよ!」
八幡「…行ってくる」
(クンカクンカしたいクンカクンカしたいクンカクンカしたい)
39:
八幡「…こんなことがあったなぁ」
平塚先生「それだな」
雪ノ下「それね」
由比ヶ浜「それだよ!?」
40:
八幡「いや、俺は生まれつきそういう趣味が…」
平塚先生「完全に洗脳されてるな」
由比ヶ浜「ヒッキー…」
雪ノ下「私に任せて」
41:
由比ヶ浜「ゆきのん!何か名案があるの!?」
雪ノ下「えぇ。確証はないけれど恐らくは…」
平塚先生「どうするつもりだ?」
雪ノ下「比企谷くん。ちょっとこちらに来なさい」
八幡「なんだよ」
42:
雪ノ下「そこに跪いて」
八幡「は?なんでそんなこと…」
雪ノ下「いいから」
八幡「…わかったよ。これでいいか?」
43:
雪ノ下「良く出来ました。これから私が靴下を脱ぐから良く見てなさい」スルスルスル
八幡「は?何言って…」ゴクリ
雪ノ下「ほら脱げた。この靴下、比企谷くんにあげるわ」
八幡「い、いらねぇよ!く、靴下なんて…」
雪ノ下「あら?いらないの?」
44:
八幡「うっ…だって俺にはそんな趣味ないから…」
雪ノ下「比企谷くんは生まれつき靴下の匂いを嗅ぎたくて嗅ぎたくて仕方ないのよ?」
八幡「そ、そんなことは…」
雪ノ下「今なら素足もペロペロさせてあげる」
45:
八幡「ッ!?脱ぎたて素足をペロペロ…だと…?」
雪ノ下「ほら、靴下持った手がどんどん鼻に近づいてる…」
八幡「ぅ…ぁ…もう、我慢出来ない…!」クンッ…
雪ノ下「あら?もう下校時間ね。これは没収」ヒョイ
八幡「あっ…」
46:
雪ノ下「これでもう大丈夫」
平塚先生「さすがだな雪ノ下」
由比ヶ浜「……」
(悪化させてるだけなんじゃ…?)
47:
雪ノ下「それじゃあ、比企谷くん。さようなら」
由比ヶ浜「ばいばいヒッキー…」
平塚先生「お前ら真っ直ぐ家に帰るんだぞ」
八幡「…靴下…脱ぎたて…ペロペロ…靴下…脱ぎたて…ペロペロ…靴下…脱ぎたて…ペロペロ」ブツブツブツ
4

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