橘ありす「子供はまだ知らなくていい、ですって!?」back

橘ありす「子供はまだ知らなくていい、ですって!?」


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だらしない大人トップバッター 姫川
45: ◆.UigIU7V92 2016/03/16(水) 23:48:43.59 ID:Yqlq9Pxr0
ありす「……駄目でしたね」
卯月「うぅ……やきゅう……やきう……」グルグル
ありす「まさか、のっけからこちらの話を聞いてくれないとは……」
ありす「何事も理論だけでは立ち行かない、ということでしょうか」
卯月「あ、ありすちゃん……クレメンスってなんでしょうか……」グルグル
ありす「……いえ、卯月さん。知らなくていいとは言いませんが……、しかしそれは今、恐らく関係のないことです」
卯月「そ、そっか……」グルグル
46: 以下、
ファッキューユッキ
47: ◆.UigIU7V92 2016/03/16(水) 23:49:37.21 ID:Yqlq9Pxr0
ありす「切り替えて次に行きましょう! トライアンドエラーを繰り返して、人は強くなっていくんです!」
卯月「は、はい!」
ありす「さて、次のターゲットは――」
「さけだーっ! さけもってこーい!!」
ありす「ん? この声は……給湯室から?」
卯月「早苗さん、ですね。なんだか酔っぱらってるみたい……」
ありす「片桐さんですか。ふむ……」
48: ◆.UigIU7V92 2016/03/16(水) 23:52:32.53 ID:Yqlq9Pxr0
ありす「――丁度いいですね」
卯月「え? ありすちゃん、まさか早苗さんにも聞いてみるんですか!?」
ありす「ええ」
卯月「で、でも……! 早苗さんは元警察官ですし……」
卯月「『しっかりした大人』って言うなら、まさしく該当するんじゃ?」
49: ◆.UigIU7V92 2016/03/16(水) 23:53:08.56 ID:Yqlq9Pxr0
ありす「確かに、片桐さんなら『しっかりした人』にも『教えてくれない人』にも該当するでしょう」
ありす「しかし、それは平常時の話!」
ありす「今の彼女はどうやら酩酊状態……。ならば、このチャンスを利用しない手はありません!」
卯月「ちゃ、チャンス……?」
ありす「物語などでもよく見るじゃないですか。相手を酒に酔わせて前後不覚にし、必要な情報を聞き出す手口というのは」
ありす「私たちもそれに倣い、片桐さんの責任感や判断力が落ちている間に、色々と聞き出そうという作戦です!」
50: ◆.UigIU7V92 2016/03/16(水) 23:54:34.63 ID:Yqlq9Pxr0
卯月「で、でも……酔ってる早苗さんって噂じゃすごいらしいし……」
卯月「それに酔っぱらってるから、かえってしっかり受け答えできなんじゃ……?」
ありす「まあ確かに、その可能性もありますが……」
卯月「だったらやっぱり、素面の時に聞いてみた方がいいんじゃないかな?」
卯月「……ちゃんと説明すれば、早苗さんにも分かってもらえません……かね……?」
ありす「……別に私だって、大人を全く信用していないわけではありません」
ありす「もしかしたら――私たちが誠心誠意、本当に知りたいという姿勢を見せれば、片桐さんだって教えてくれるかもしれません」
卯月「じゃ、じゃあ――」
ありす「しかし――同時に、やはり教えてくれないという可能性も十分にあります」
ありす「そして片桐さんがそうであった場合――最悪、教えてくれないだけでなく、私たちはまだ知る必要がないんだと、彼女に説得されてしまう危険性もあります」
卯月「説得?」
ありす「ええ。それで私たち自身が、『別に知らなくてもいい』と意識を変えられてしまったら最後――」
ありす「元の木阿弥、私たちの知識探究の決意が水泡に帰してしまいます。それは現状、最も危惧すべき事態です」
卯月「そ、そっか……」
卯月「確かに――私もママに説得されて『部屋片付けなきゃ』って思わされるようになったら、嫌です!」
ありす「いえ、それはその方が……」
卯月「さすがありすちゃん! 発言がとっても論理的ですね!」
ありす「そ、そうですか? ふふふ……///」
51: ◆.UigIU7V92 2016/03/16(水) 23:55:52.37 ID:Yqlq9Pxr0
ありす「ただ、その……」
ありす「……どうしても怖いというのなら、無理強いはしません」
ありす「卯月さんは、ここで待っていてください」
卯月「ありすちゃん……」
卯月「――ううん。私も行かせて」
卯月「こんな私でもお姉ちゃんだし――」
卯月「それに、ありすちゃんと一緒なら、何があっても大丈夫な気がするんです!」
ありす「卯月さん……!」
卯月「行きましょう! ありすちゃん!」
ありす「はい! では――」
ガチャ
片桐早苗「さけだぁーー!! さけもってこーーい!!!」ブンブン
早苗「あいちゃーん!? はれーー!? おーーい、あいちゃんどこーー!!」
早苗「かわいいかわいい早苗ちゃんがお呼びだぞーーー!!」
早苗「もーーう! なーにが結婚よー! あたしだってねーー!!」
早苗「あだしだっでーーー!!!」バンバン
ありす・卯月「「うっわ……」」
52: ◆.UigIU7V92 2016/03/16(水) 23:56:55.99 ID:Yqlq9Pxr0
ありす(い、いました……ちょっとだらしない大人……)ヒソヒソ
卯月(っていうか、荒れてますけど……)ヒソヒソ
ありす(怯んではいけません……! 何もとって食われるわけではないですし……!)ヒソヒソ
ありす(とりあえず……コンタクトを取りましょう……)ヒソヒソ
ありす「お、おはようございます、片桐さん」
卯月「お、おはよございますっ!」
早苗「おろ……?」ピクッ
早苗「はれー? ありすちゃんと卯月ちゃんじゃなーい!」フラフラ
早苗「わぁーい! カワイイ女の子が来てくれたーー」ダキッ
早苗「聞いてよぉ?、二人とも?。あたし、あいちゃんに振られちゃって、傷心なの?」ヒック
早苗「だからー! かわいい二人に慰めてほしーなー!!」ヒック
ありす「さ、酒くさ――もがっ!?」゙
卯月(あ、ありすちゃん! 抑えて! ここは抑えて!)モガモガ
ありす(わ、分かりました……!)
ありす(と、とりあえず……聞き込みを……!)
53: ◆.UigIU7V92 2016/03/16(水) 23:58:29.01 ID:Yqlq9Pxr0
ありす「あ、あの……片桐さ――」
早苗「『片桐さん』なんて、よそよそしいこと言わないでよ?!」
ありす「……では、早苗さん」
ありす「慰めるのはいいですが、その前にちょっと聞きたいことが」
早苗「んー? なになに???」
早苗「いいわよぉ?! なぁーんでも教えてあげるわ?!!」
ありす「じゃあ――」
早苗「『早苗おねーちゃん』って呼んで、可愛くお願いしてくれたらねっ!!」
ありす「――――!!」ピシッ
卯月「あわわわ……」
54: ◆.UigIU7V92 2016/03/16(水) 23:59:20.98 ID:Yqlq9Pxr0
ありす(お、臆するな! 橘ありす!)
ありす(己が体、精神を投げ捨てる覚悟なら、この修羅場に足を踏み入れた時に決めた筈――!)
ありす(身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ――!)
ありす(たとえ私の肉体、心が砕けようと――その志は折れず、砕けず、突き通すのです――!!)
ありす(そ、それに……)チラッ
卯月「あわわわわ……」
『私から見ればありすちゃんは、とっても立派な大人だって思いますよっ!』
『ありすちゃん、なんだかカッコいいですね!』
『それに、ありすちゃんと一緒なら、何があっても大丈夫な気がするんです!』
ありす「ふっ……」
ありす(いざ――!!)
55: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:01:15.76 ID:Vu4+LL4h0
ありす「さ、早苗おねーちゃん……?」グギギ
ありす「あ、ありすぅ……、分からないことがあるからー……、おねーちゃんに……、教えてほしいのっ……!」グギギギギギ゙
早苗「いやーーん! かわいいーー!!」ギュウウ
早苗「いいわよー! なんでもおねーちゃんが教えてあげちゃうー!!」スリスリ
ありす「わーい! ありすうれしいー!」ギギギ
卯月(ありすちゃん……!)
56: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:05:21.82 ID:Vu4+LL4h0
早苗「んでんで?? かわいいーありすちゃんは何がききたいの?」ヒック
早苗「――あ、卯月ちゃん! お酒ついで?」
卯月「は、はい! 頑張ります!」トクトク
早苗「へへ?、ありがとー」ンクンク
早苗「ぷっはぁー! やっぱ美少女に注いでもらうとおいしー!」
ありす「も、もう! 早苗おねーちゃん! ありすのお話も聞いてほしいなっ!」ギギギギ
卯月(ふふっ。ああいう子供っぽいありすちゃんも可愛いなぁ)
卯月(なぜか目は死んでるけど)
早苗「わかってるわよ?。それで、ありすちゃんはなにがききたいのかな??」ヒック
早苗「今のおねーさん気分がいいから、なんだって教えちゃうわよ?!!」
ありす「ホントー!? わーい、早苗おねーちゃん大好きー!」ギギギギギギギ
卯月(いつも大人びてるけど……本当はあれが、等身大のありすちゃんなのかもしれないですね!)
卯月(なぜか顔も死んでるけど)
57: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:06:02.46 ID:Vu4+LL4h0
早苗「うーん! ありすちゃんはいい子だね?」ナデナデ
ありす(よ、よし……仕掛けます……!)
ありす「え、ええとねー? あのねー?」
ありす「早苗おねーちゃんは――」
ありす「『いく』と『賢者タイム』と『シコる』って言葉の意味、わかる??」
早苗「…………」
58: 以下、
(これアカンやつや)
59: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:07:44.12 ID:Vu4+LL4h0
早苗「……ありすちゃん」
早苗「それ、どこで聞いたの?」
ありす「え……いえ、あの……」
卯月「あ、あの! 私が凛ちゃんから聞いた言葉で……、意味が分からなくて二人で調べてたんですっ!」
早苗「………………」
早苗「……そう」スッ
ありす「あ、あの……早苗、おねーちゃん……?」
61: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:08:27.06 ID:Vu4+LL4h0
早苗「ごめんなさい、二人とも」
早苗「あたし、ちょっと野暮用ができちゃったから、行かなくちゃ」
早苗「ここの片付け――お酒だけ、小さい子が間違って飲まないように、しておいてくれるかな」
早苗「他はあたしが後でやっておくから」
卯月「あ、あの……早苗さん……?」
62: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:09:18.74 ID:Vu4+LL4h0
早苗「それと――ありがとね。こんな酔っ払いの我が儘に付き合ってくれて」
早苗「二人はとても良い子だけど――本当に嫌なら、ちゃんと断れるようにしなきゃダメよ」
早苗「あと、今言ったその言葉のことは忘れなさい」
早苗「じゃあね」
ガチャ
卯月「い、行っちゃいましたね……」
ありす「正直な話――なぜ、あんな人が警察官になれたのかと、不思議だったんですが……」
ありす「物事には、何事にも相応の理由があるんだと……なんだか今、実感しました……」
65: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:13:23.17 ID:Vu4+LL4h0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――????――
凛「こんにちは、早苗さん。そんなに急いでどうしたの?」
早苗「あら、凛ちゃん。それは、あなたが一番分かってると思うけど?」
早苗「この前、注意したばかりなのに――また性懲りもなく、Pくんの家に不法侵入してるみたいね?」
凛「不法侵入……? それってあれだよね。窓を割ったり、ピッキングしたりして、勝手に家に押し入るやつ」
凛「でも私はカギを使って、普通にドアからお邪魔してるだけだから、関係ないかな」
早苗「まあ、その辺りの事をここで問答しても仕方なさそうね……」
早苗「ワイシャツの匂いだかなんだか知らないけど――いい加減、あなたの変態行為も見逃せなくなってきたわ」
66: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:14:21.95 ID:Vu4+LL4h0
凛「変態……? その言われ方は心外かな」
凛「私はプロデューサーへの愛ゆえに行動しているだけ……例えそれが偏っていたとしても」
凛「だから強いて言うなら――『偏愛』って言ってほしいな」
早苗「そう、それはごめんなさいね。今度があれば気をつけるわ」
凛「分かってくれてありがとう……。お礼にいいことを教えてあげるよ」
凛「偏愛はあと、五人いる」
68: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:16:01.90 ID:Vu4+LL4h0
五十嵐響子「偏愛2号、五十嵐響子。Pさんの洗濯物の扱いなら大得意です!」
佐々木千枝「偏愛3号、佐々木千枝。脱ぎたてと三日ものの違いが分かる大人です」
緒方智絵里「偏愛4号、緒方智絵里。Pさんのワイシャツは、クローバーよりお守りです」
佐城雪美「偏愛5号、佐城雪美。Pのワイシャツ……Pとの絆……」
佐久間まゆ「偏愛0号、佐久間まゆ。Pさんの全てはまゆのもの。ワイシャツも、その匂いも……」
凛「……さて、早苗さん」
凛「いくら早苗さんでも、この人数を相手にどうするのかな……?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
69: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:17:02.50 ID:Vu4+LL4h0
卯月「結局、早苗さんからも収穫はなし、ですか……」
卯月「うーん……。ホントに一体、凛ちゃんたちは何について話していたんでしょう……」
ありす「言ってもまだ二人目ですからね」
ありす「まだまだ諦めるには早いです!」
70: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:18:25.40 ID:Vu4+LL4h0
ありす「さて、次の人は――」
佐藤心「今日も元気にスウィーティ?、明日も元気にスウィーティ?」トクトク
心「腰いてえなぁ……、こりゃ明日、ちっとヤベーぞ……」コクコク
心「後で清良ちゃんに湿布もらわないとな……」コクコク
ありす「いました! ちょっとだれている大人ですっ!」
卯月「あ、心さんですねっ!」
ありす「……というかなぜ、この事務所は至る所で昼間から酒盛りが行われているんですか?」
71: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:19:41.69 ID:Vu4+LL4h0
ありす「おはようございます、佐藤さん」
卯月「おはようございます!」
心「おっ、ありすちゃんと卯月ちゃんじゃ?ん! おはよっ☆」
心「あと、はぁとのことは、しゅがーはぁとって呼んでね、ありすちゃん!」
ありす「橘です。橘と呼んでください」
ありす「――では、しゅがー・はぁと・心さん。昼間から飲酒はどうかと思います」
心「タイガー・ジェット・シンみたいに言うなよ☆ あとこれ養命酒だから、勘弁してくれ☆」
卯月「えっ? 延命酒?」
心「薬酒って意味じゃ間違ってないけど、その呼び方はやめろ☆ なんか傷つくから☆」
72: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:20:59.16 ID:Vu4+LL4h0
ありす「それでですね、佐藤さん。少々、お聞きしたいことがあります」
心「お、なになに? スウィーティーなシュガシュガアイドル、はぁとおねーさんのスウィーティーなひ・み・つ――は、お子ちゃまが知るにはまだ早いぞ☆」
ありす「こ、子供扱いしないでください!」
心「えー? でもでも、大人って言うからには……、はぁとみたいな、アダルトボディーじゃないとね??」
卯月「そうですよねっ! 心さん、ホントに私より一回りも二回りもオーラがあって……。スタイルだって、私よりすごいですよねっ!」
心「純真な卯月ちゃんの言葉が煽りに聞こえてくるあたり、はぁとも結構、汚れちまったかもなぁ……」
卯月「おいくつなんですかっ!?」
心「二重の意味で泣かせにくるのはヤメロ☆」
74: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:22:21.96 ID:Vu4+LL4h0
心「んで? 聞きたいことだっけ? はぁとで良ければどうぞ?」コクコク
ありす「では――」
ありす「『いく』、『賢者タイム』、『シコる』という言葉の意味を、ご存知ないですか?」
心「!?」ブフッ
75: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:23:22.54 ID:Vu4+LL4h0
心「ゴホッ……ゲホッ……」
卯月「し、心さん!? だ、大丈夫ですか!?」サスリサスリ
心「だ、大丈夫だから……。卯月ちゃんサンキュー……」ゴホッ
心「そ、それで……えーと……」
ありす「『いく』、『賢者タイム』、『シコる』の意味を知っていたら、教えてほしいんです」
心「あ、あのね……ありすちゃん……」
ありす「『いく』、『賢者タイム』、『シコる』です」
心「ありすちゃん、ちょっと落ち着て――」
卯月「『いく』、『賢者タイム』、『シコる』について教えてください!」
心「卯月ちゃんも、あの――」
ありす「『いく』! 『賢者タイム』! 『シコる』!」
卯月「『いく』! 『賢者タイム』! 『シコる』!」
ありす・卯月「「『いく』! 『賢者タイム』! 『シコる』!」」
心「マジ落ち着け☆」
77: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:25:19.25 ID:Vu4+LL4h0
心「う、卯月ちゃんも知らないの……?」
卯月「はい……。凛ちゃん、未央ちゃんは知ってて、よく話題にしてるんですけど……」
心「そ、そう……」
卯月「だから私も二人についていけるように、ちゃんと知りたいんですっ!」
卯月「『いく』のこととかっ!」
心「イ、いく……。はぁとは、スパとか行きたーい……」
卯月「『賢者タイム』のこととかっ!」
心「あー……き、気合入れて衣装作った後とか……?」
卯月「『シコる』のこととかっ!」
心「力士さんが、よくやるやつかな?……?」
80: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:27:04.46 ID:Vu4+LL4h0
>>78 心さんが辛酸をなめるんですね?、ふふっ
心「ごめんね?? はぁと、スウィーティーなアイドルだから、ちょっとよく分かんないー☆」
卯月「そ、そうですか……」
心「力になれなくて、本当に――」
ありす「待ってください」
ありす「今のやり取り……少し、おかしくありませんでしたか?」
心「えっ……?」
81: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:33:09.37 ID:Vu4+LL4h0
ありす「『いく』に対して、『スパに行きたい』、『シコる』に対して『力士の四股』を連想するのは分かります」
ありす「しかし――『賢者タイム』に対して『衣装作り』というのは、いささかおかしい……」
ありす「『賢者タイム』という言葉の中で、一見して、裁縫や服飾について関係する単語は見当たりません」
ありす「なのにそれを知らない――初めて聞いたのにも関わらず、なぜ佐藤さんは『衣装作り』という連想ができたんですか?」
心「あ、あの……えーと……」
心「ほ、ほら、『○○タイム』だしっ! 趣味の時間のことかなーって♪」
卯月「なるほどっ! 裁縫が趣味の人の間では、衣装作りのことを『賢者タイム』って言うんですねっ!」
心「いや言わねえよ!? やめろ怒られるだろ☆」
ありす「違うんですか?」
心「そ、その……」ダラダラ
82: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:34:22.97 ID:Vu4+LL4h0
ありす「佐藤さん……やはり、何か知っていますね?」
ありす「これら三つのワードについて心当たりがあるからこそ、先ほどのような連想が可能だった……」
ありす「違いますか!?」
心「ギクッ……」ビクッ
卯月「お願いしますっ! どうしても知りたいんです!」
心「いや……あのね……」ダラダラ
ありす「――『シコる』」
心「あー……こう、なんと言うか……上下に振るんじゃねぇの……?」
卯月「振る……?」
ありす「――『賢者タイム』」
心「よ、よく分からないんじゃね……? 女の子には……」
卯月「……?」
ありす「――『いく』」
心「あの、ええと……」
心「み、美波ちゃんみたいな……カンジ……とか……」
卯月「美波ちゃんみたいな……?」
83: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:35:31.53 ID:Vu4+LL4h0
ありす「……それは、どういう――」
心「あっ、そうだっ!」ガタ
心「ごめんねっ! はぁと、これからちょっとレッスンでした!」
心「いやーんっ! 遅れたら、あのハートを卍固めしてきそうな鬼軍曹顔負けのトレーナーさんに、胃液吐くまで走らされちゃうー☆」
卯月「そ、そうなんですか!? それは大変ですねっ!」
卯月「心さん、付き合ってくださってありがとうございました!」ペコリ
ありす「ふむ……。確かに、ヒントは得られましたしね……」
ありす「お時間を取らせてしまってすみませんでした、佐藤さん」ペコリ
心「だ、大丈夫、気にしないでー……」
心「それじゃあ……」
ガチャ
86: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:36:36.12 ID:Vu4+LL4h0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
凛「5クンカだよ。5クンカ以内にアンタを倒すと宣言するよ」
響子「本当の『嫁力』というものを教えてあげましょう」
千枝「小さいからって甘く見ないでくださいね。私には既に、あなたの致命的な弱点が見えています」
智絵里「ちょっとはできるみたいですね。クローバーのリミッターを『弐』、いえ『参』まで開放しましょうか……」
雪美「……まさか私が……出ることになるなんて……。褒めて……あげる……」
まゆ「Pさんを諦めるということも、Pさんのワイシャツも――『せんたく』なんてしませんよ♪」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
88: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:39:58.79 ID:Vu4+LL4h0
卯月「心さんのおかげでちょっとだけ前進、ですねっ!」
ありす「ええ、それに――かなり重要なヒントも得られました」
卯月「ああ確か、『シコる』が『上下に振る』ことと……」
卯月「あと『いく』が、『美波ちゃんみたいな状態』っていうことですね!」
ありす「いえ、それもそうですが――もっと重要なことです」
卯月「……?」
ありす「私たちは――どうやら少し勘違いをしていたかもしれません……」
87: 以下、
ちょいちょいどこかのめだかボックスナントカさんちの変態許婚の偽者達入れるのやめろ。元ネタわかんねーんだよ
90: 以下、
>>87
わかっとるやんけ。
91: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:45:00.48 ID:Vu4+LL4h0
>>87 『僕は悪くない』
ありす「先ほどの佐藤さんとの会話を、思い出してみてください」
卯月「会話……?」
ありす「先ほど、佐藤さんはこう言っていました――」
『う、卯月ちゃんも知らないの……?』
卯月「そういえば、言ってましたけど……」
卯月「でも、それがヒントなんですか?」
ありす「ええ……」
ありす「佐藤さんのあの発言、それは言い換えれば――『いく』、『賢者タイム』、『シコる』というワードは、『卯月さんなら知っているようなことだ』と受け取れます」
卯月「う、うん……そうだね?」
ありす「そしてもっと言えば――『卯月さんの年代なら知っているようなこと』と、捉えられないでしょうか?」
92: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:46:16.35 ID:Vu4+LL4h0
卯月「え、ええと……つまり、やっぱり私が物事を知らな過ぎるだけって話ですか?」
ありす「そうではありませんが……」
ありす「私が言いたいのは――あの三つの単語は、卯月さんの年代、世代において広まっている言葉なのではないか、ということです」
ありす「佐藤さん自身、知ってはいてもよくは理解していなかった風ですし……」
ありす「『いく』も『賢者タイム』も『シコる』も――いわゆる、若者言葉や文化の類なのではないかと」
卯月「えーと……、最近流行った『おこ』とか『とりま』とか……あと、ちょっと昔で言うギャル文字とかみたいな……?」
ありす「ええ」
93: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:47:36.42 ID:Vu4+LL4h0
ありす「そもそも、話題にしていた渋谷さん、本田さんも同世代なことを考えても――可能性は高いと言えます」
卯月「な、なるほど……!」
卯月「さすが、ありすちゃん! なんだか名探偵コナンみたいですっ!」
ありす「ふふふ……///」
卯月「ドイルって呼んでいいですかっ!?」
ありす「ふふふ……それは褒め過ぎですよ……///」
94: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:48:27.57 ID:Vu4+LL4h0
卯月「……でも――じゃあなんで早苗さんは、『その言葉のことは忘れなさい』なんて言ったんでしょう?」
ありす「まぁ……往々にしてそういった若者言葉は、フォーマルな場面での使用は不適切ですからね」
ありす「アイドルとして、大人とも関わる機会の多い私たちが安易に使わないように、との配慮でしょう」
卯月「そっかー!」
95: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:49:42.24 ID:Vu4+LL4h0
卯月「うーん……。でも、なら尚更、私が知らないのはおかしい……ですかね……?」
ありす「――いえ。そもそも、自分の世代のトレンドを全て網羅している人なんてあまりいませんよ」
ありす「ゲームが好きなら今流行りのゲーム、漫画が好きなら今人気の漫画について知っていても……、スポーツやファッションに興味がなければ、今活躍する選手は分からないし、
流行の着こなしなんて、気にも留めないでしょう」
ありす「……しかしそう考えると、今までの方針を改める必要が出てきましたね」
ありす「これからは大人ではなく――卯月さんと同年代、同世代の方へターゲットを絞るのが良さそうですね」
卯月「同世代――って言うと、女子高生ってことですか」
ありす「そうですね」
卯月「女子高生なら、事務所にもいっぱいいますよねっ!」
97: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:51:26.44 ID:Vu4+LL4h0
卯月「例えば――」
脇山珠美「おや、卯月殿! おはようございます!」
卯月「あっ、珠美ちゃん! おはよう!」
西川保奈美「おはよう、卯月ちゃん」
卯月「あっ、保奈美さん! おはようございます!」
安部菜々「卯月ちゃん! おはようございます!」
卯月「あっ、菜々さん! おはようございます!」
卯月「………………」
卯月「あれ? 案外いないね? 女子高生」
ありす「ちょっと間が悪いのかもしれませんね」
100: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:53:54.81 ID:Vu4+LL4h0
卯月「うーん、女子高生、女子高生……」
ガチャ
若林智香「おっはよーございまーす」
卯月「あっ、智香ちゃん! いいところに!」
ありす「ふむ、若林さんは卯月さんと同い年でしたね……」
智香「卯月ちゃん、ありすちゃん、おはよっ!」
卯月「おはようございます!」
ありす「若林さん、少し聞きたいことがあるのですが……」
智香「ん? なにー?」
101: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:54:43.14 ID:Vu4+LL4h0
ありす「卯月さんと同じ17歳として、答えてほしいのですが――」
ありす「『いく』、『賢者タイム』、『シコる』――この言葉の中で、知っているものはありませんか?」
智香「えっ……!」
智香「あっ、いや……その……」
卯月「知っていたら、教えてほしいんですっ!」ズイッ
ありす「お願いします!」ズイッ
智香「そ、それは……」
卯月「それは?」
智香「それは……」
ありす「それは?」
103: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:56:06.64 ID:Vu4+LL4h0
智香「ごめんっ! アタシも分かんないっ!」パシッ
ありす「そうですか……」
智香「ごめんね? 力になれなくて……」
卯月「そ、そんな、気にしないでくださいっ!」
智香「二人は、その言葉について調べてるの?」
ありす「はい。卯月さんが、渋谷さんや本田さんから聞いたそうなのですが……」
智香「うーん……、何かのスポーツ用語、とか?」
智香「でも、アタシも聞いたことないなぁ……」
智香「特に『賢者タイム』と『シコる』なんて、今初めて聞いたよ」
104: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:57:12.88 ID:Vu4+LL4h0
ありす「佐藤さんが言うには――『シコる』は、上下に振る動きが関係しているそうなんですが……」
智香「振る……? アタシも応援する時、ポンポンとかこんな風に振るけど……」シュッシュッ
智香「『いく』ってのは、『イケイケゴーゴー!』みたいに使うけど……。そういうのとは、違うんだよね?」
ありす「ええ。一般的な用法ではないようです」
智香「そっかー。世の中には、色々不思議なことがあるんだねー」
105: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:58:09.03 ID:Vu4+LL4h0
智香「――よしっ!」
智香「力にはなれなかったけど――でも、せめて二人の調べものが上手くいくように――」
智香「アタシ、若林智香っ! 精いっぱい応援しちゃうよーー!!」
智香「ファイト! ファイト! がんばれがんばれっ、卯月っ!!」シャンシャン!
智香「イケイケ! レッツゴー! がんばれがんばれっ、ありすっ!!」シュッシュ!
智香「イェーーイッ☆」
卯月「いえーーいっ!!」パチパチ
ありす「あ、ありがとうございます」パチパチ
智香「えへへっ! 二人とも、頑張ってねっ!」
106: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 00:59:43.32 ID:Vu4+LL4h0
智香「それじゃ、レッスン行ってくるねー!」ガチャ
卯月「わぁ……智香ちゃん、アクティブですねっ!」
ありす「さすがパッションです」
卯月「でも、智香ちゃんも知らないかぁ……。スポーツ系の用語でもないのかな?」
ありす「何か、もっとマイナー、あるいはマニアックなことに関連しているのかも……」
ガチャ
相葉夕美「でね、その時――」
高森藍子「ふふっ、そうなんですかっ!」
卯月「あっ、あの二人はどうでしょう?」
ありす「そうですね、聞いてみましょう」
107: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:00:35.29 ID:Vu4+LL4h0
卯月「夕美さん、藍子ちゃん! おはようございますっ!」
夕美「あっ、卯月ちゃんにありすちゃん! おはよー!」
ありす「おはようございます」
ありす「あの、お二人に教えてほしいことがあるのですが……」
藍子「私たち二人に? 何かな?」
卯月(ありすちゃん、ありすちゃん……)ヒソヒソ
卯月(ここはまず、私に任せてくれませんか?)ヒソヒソ
ありす(構いませんが……、何か秘策が?)ヒソヒソ
卯月(はいっ。ちょっと思いつきですけど……)ヒソヒソ
108: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:01:59.94 ID:Vu4+LL4h0
卯月「夕美さんっ! ちょっと聞きたいんですけど……」
夕美「うん、なに?」
卯月「夕美さん、タイムって植物、知ってますか?」
夕美「タイム? うん、ハーブとしてお料理にも使われるよね?」
卯月「そのタイムの――花言葉って、何かありますか?」
夕美「えーと、確か――『活力』とか『勇気』、とかじゃなかったかな」
卯月「活力……勇気……」
109: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:02:43.44 ID:Vu4+LL4h0
卯月(――ありすちゃん、どう思います?)ヒソヒソ
ありす(『賢者タイム』……、つまり、『賢者の活力』……ですか?)ヒソヒソ
ありす(うーん。どっち道、麻薬みたいなイメージですね……)ヒソヒソ
卯月(凛ちゃんの家、お花屋さんだから、花言葉とかそっち方面のワードだと思ったんですけど……)ヒソヒソ
ありす(そうですね……。発想としてはいいと思いますが……)ヒソヒソ
110: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:03:43.58 ID:Vu4+LL4h0
夕美「ええと……ごめん、何か不都合だったかな?」
藍子「二人とも、ハーブについて知りたいんですか?」
ありす「相葉さん」
夕美「は、はい」
ありす「では、もう一つお聞きしたいんですが――」
夕美「うん、どうぞ?」
ありす「『賢者タイム』というタイムを、知っていますか?」
夕美・藍子「「!?!?」」
111: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:05:23.03 ID:Vu4+LL4h0

夕美「ちょ……ええ!? け、賢者タイムって……」
卯月「何か知っているんですかっ!?」
夕美「いや、あの……、ある程度、知ってはいるけど……」
ありす「どんな花言葉なんでしょうか?」
夕美「花言葉!?」
卯月「やっぱり、『活力』とか『勇気』ですか?」
夕美「えっ、いや……どっちかって言うと……」
ありす「言うと?」
卯月「言うと?」
藍子「ちょっと、二人とも待って――」
夕美「虚無感……///」
藍子「夕美さん!?」
112: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:06:34.36 ID:Vu4+LL4h0
藍子「あの、二人ともっ! 一体なんでそんなことを……!?」
ありす「実は他にも『いく』、『シコる』について、調べているんですが――」
藍子「!?」
ありす「なるほど。これらは――『イク』、『シコル』という花の名前の可能性もありますね」
卯月「だったら夕美さん詳しいですよねっ!!」
夕美「!!?」
ありす「良ければ『イク』、『シコル』の花言葉も教えて頂きたいのですが」
夕美「えっ、いやあのね……」
卯月「そもそも、どういう花なんですか?」
夕美「ええっ!? 花っていうかあの……、花びらが……あの……///」
ありす「どんな感じなんですか?」
夕美「感じ!? その、あの……」
藍子「二人とも、落ち着いて――」
夕美「栗の花……///」
藍子「夕美さん落ち着いてっ!!」
114: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:07:45.14 ID:Vu4+LL4h0
藍子「ふ、二人ともっ!」
藍子「その……二人が調べてる言葉は、花の名前じゃないから……」
藍子「だ、だから、夕美さんに聞いても困っちゃうと思いますよ……?」
卯月「そうなんですか……」
ありす「なるほど、そうでしたか」
藍子「う、うん……。だから――」
ありす「ということは、高森さんはご存知なんですね?」
藍子「!!?」
116: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:09:14.54 ID:Vu4+LL4h0
ありす「高森さんが知っているとなると……高森さんの趣味に関連したものなのでしょうか?」
卯月「藍子ちゃんの趣味――『おさんぽ』ですねっ!」
藍子「ちょっ、待って――」
卯月「そっかー!」
卯月「『いく』も『賢者タイム』も『シコる』も――『お(ひっ)んぽ』に関係した言葉だったんですねっ!」
藍子「!!??」
117: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:10:33.41 ID:Vu4+LL4h0
ありす「卯月さん、大丈夫ですか?」
卯月「ごめんなさい……突然、しゃっくりが……」
藍子「あ、あの――」
卯月「でも『いく』はまだしも――」
卯月「『賢者タイム』とか『シコる』とか……どういう風に、『お(ひっ)んぽ』に関係しているんでしょう?」
藍子「やっ、あのね――!?」
卯月「藍子ちゃんは、よく近くの公園で『お(ひっ)んぽ』をしているんですよね?」
藍子「待って!? 違――!!」
夕美「藍子ちゃん……」
藍子「夕美さんも待って!?」
卯月「うーん。私も、青空の下で『お(ひっ)んぽ』すれば、何か分かるのかな?」
藍子「アウト! それアウトだよっ!」
卯月「え? じゃあ、藍子ちゃんと一緒に『お(ひっ)んぽ』したらいいですか?」
藍子「なおさら! なおさら駄目だからっ!!」
夕美「//////」プシュー
118: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:12:02.57 ID:Vu4+LL4h0
ありす「そういえば……」
ありす「高森さんは、散歩中に写真も撮られているんでしたよね?」
藍子「!!」
藍子「そ、そう! そうですよっ! さんぽ中に――」
卯月「そっか! 藍子ちゃん、『お(ひっ)んぽ』してる時に、撮影もしてるんですよねっ!」
藍子「待って! お願いだから――!!」
ありす「ならば、写っているものの中に、手がかりがあるのでは……!?」
藍子「あ、あの、一旦おちつ――」
卯月「確かにそうですね!」
卯月「藍子ちゃん、『お(ひっ)んぽ』しながら撮った写真、見せてくれませんか?」
藍子「ホントに! ホントに待っ――」
ありす「私たちの後学のためにもお願いします!」
ありす「高森さんの、いつもの『お(ひっ)んぽ』風景を見せてくださいっ!」
藍子「お願いだからやめてぇぇぇえええ!!!」
119: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:13:16.36 ID:Vu4+LL4h0
卯月「あはは。ありすちゃんにも私のしゃっくり、うつっちゃいましたね」
ありす「うぅ……///」
卯月「それで、藍子ちゃ――」
藍子「あ、あの……ごめんね……」
藍子「私も、よくわからないから……」
藍子「ぜんぜん……わからない……から……///」
夕美「/////////」プシュー
卯月「そ、そうですか」
藍子「わ、わたし……かみんしつ……いってくる……///」トボトボ
夕美「わたしも……///」トボトボ
ありす「お二人とも、どうしたんでしょう?」
卯月「うーん。悪い病気とか流行ってなければいいですけど……」
120: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:15:15.97 ID:Vu4+LL4h0
ありす「それなりに情報は集まってきましたが……、まだ断片的ですね」
卯月「確かに、結局、何を指しているのかまでは分かりませんし……」
ありす「誰か、もう一人くらい聞き込みをしたいところですが――」
城ヶ崎美嘉「おっ、ありすちゃんと卯月じゃん。おはよ★」
卯月「あっ、美嘉ちゃん!」
121: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:16:35.64 ID:Vu4+LL4h0
ありす「おはようございます、城ヶ崎さん」
美嘉「あれー? ありすちゃん、アタシのことは名前で呼んでって言ったじゃん★」
ありす「あの、それは……」
美嘉「アタシとの約束、忘れちゃったのー?」
卯月「美嘉ちゃんも、ありすちゃんと仲良しなんですねっ!」
美嘉「まあねー! アタシだってコミュ力高いんだぞ♪」
ありす「こ、この事務所には、城ヶ崎姓が二人いるので、混同しないようにですっ///」
美嘉「あはは! まあ、そういうことにしといてあげる」
122: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:17:10.13 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「それで? 二人で仲良く何してんの?」
卯月「あっ、そうでした!」 
卯月「美嘉ちゃんに聞きたいことがあるんですっ!」
美嘉「聞きたいこと? いいよ、美嘉おねーさんに任せてー!」
ありす「では――」
ありす「『いく』、『賢者タイム』、『シコる』って、どういう意味ですか?」
美嘉「★!?★?!☆!?」
123: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:18:04.07 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「ちょっ、何言ってんの!?」
ありす「美嘉さん、知っているんですか?」
卯月「さすがカリスマギャルですねっ!!」
美嘉「え!? いや――」
卯月「実は、凛ちゃんと未央ちゃんが話題にしてたんですけど……私だけ、意味が分からなくて」
美嘉「あの二人は何してんの!?」
ありす「なので、二人で事務所の皆さんに聞き込みを行っていたんです」
美嘉「アンタたちも何してんの!?」
125: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:19:13.20 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「いやその……悪いことは言わないから……」
美嘉「そういうこと、あんまり聞かない方がいいよ……?」
卯月「でも、それなりに情報は集まってきたんですよっ!」
卯月「まず『いく』って言うのは、美波ちゃんみたいな状態で――」
美嘉「どういうこと!? 美波ちゃんってそうなの!? 常時!?」
ありす「『賢者タイム』は、高森さんの趣味と関係があるようです」
美嘉「藍子ちゃんが!? ゆるふわってそういうこと!?」
卯月「あ、写真は見せてもらえませんでしたね……」
美嘉「撮ってあるの!?」
127: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:20:43.32 ID:Vu4+LL4h0
卯月「あとは……えーと……」
ありす「『シコる』は、若林さんが真似てくれましたね」
美嘉「何させてるの!?」
卯月「そのまま応援もしてもらいましたっ! 『がんばれー!』って」
美嘉「だから何させてるのっ!?」
卯月「あとは……『育ちゃん』って方は、とってもシコれるそうですっ!」
美嘉「ちょっ! そんなサイト見ちゃだめだよっ!!」
ありす「いえ、フィルタリングで詳細は見られなかったのですが」
美嘉「あ、ああ、そう……」
卯月「凛ちゃんは、五回もいっちゃうらしいんですけど……」
美嘉「ホントに何してんのよ……」
128: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:21:32.41 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「オッケー……、大体事情は分かったから……」
美嘉「卯月もありすちゃんも、もうその言葉について調べるのはやめときなさい」
美嘉「それは、まだ知らなくてもいいことだから」
卯月「で、でも……」
ありす「……美嘉さんも、そう言うんですね」
美嘉「ありすちゃん?」
130: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:25:24.35 ID:Vu4+LL4h0
ありす「同じ、なんですか……」
ありす「美嘉さんは、アイドルになりたてで、右も左も分からない私にも優しく――色々なことを教えてくれました……」
ありす「正直――芸能事務所というのは、上下関係に厳しく、もっとギスギスしていると思っていました」
ありす「でも美嘉さんは、先輩とか後輩とか歳の上下とか関係なく、垣ねなく、こんな私にも接してくれて――」
ありす「私に、ここの人たちが、みんな優しくて温かい方たちなんだと……、最初に気づかせてくれたのは美嘉さんなんです……」
ありす「でも――美嘉さんも、結局は同じなんですか……?」
ありす「私に『知らなくていい』と――言い訳して、誤魔化して、はぐらかしてしまう人たちと、一緒なんですか……?」
ありす「私なんか……まだ、ちっぽけな子供で……何を言ってもしょうがない奴だって……思ってるんですか……?」
卯月「ありすちゃん……」
131: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:29:41.31 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「あはは……。ありすちゃんに、そこまで信頼してもらってたなんて嬉しいけど……」
美嘉「そうだなぁ……」
美嘉「アタシもね、分かるよ。ありすちゃんの気持ち」
美嘉「『アンタはまだ知らなくていい』ってやつ、アタシもよく言われてたっけ……」
ありす「美嘉さんも……?」
美嘉「そうそう! 莉嘉もまだちっちゃかった頃にね……」
美嘉「お母さんの見よう見真似で、初めてメイクした時だったかな」
美嘉「『そういうのは、アンタにはまだ早い』って、怒られちゃってさー」
美嘉「そりゃあ、アタシも不満だったよー! お母さんだってやってるし、みんなだってやってるのに――なんで自分はダメなのかって……」
美嘉「怒って、むくれて……拗ねたりしたっけ……」
美嘉「まあ、そのアタシの影響を多分に受けて、莉嘉も今そんな感じだけど……。それは置いといて」
132: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:30:22.95 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「――でもね、ありすちゃん」
美嘉「アタシだって、説教ができるほど人生経験してないけどさ」
美嘉「それでも言うなら――物事にはなんでも、それに適したタイミングってやつがあるって、思うんだよね」
ありす「タイミング……?」
美嘉「そうそう。えーと、さ……」
美嘉「例えば――道路交通法ってやつ、あるでしょ?」
美嘉「まあ、『車は車道を走れ』とか『赤信号で止まれ』とか……そういう、当たり前のことでいいんだけど……」
美嘉「でも――もし、そういうルールを全く知らない人に、車の運転の仕方だけ教えたら……、どうなると思う?」
ありす「どうなるなんて……それは……」
ありす「危険過ぎます。運転すれば、絶対、事故を起こすでしょう」
美嘉「だよね。そりゃそうだよ」
133: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:31:12.20 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「あとは……そうだな……」
美嘉「そうお酒! お酒ってあるでしょ?」
美嘉「美味しいらしくって、大人組の人たちがよく飲んでるけどさ――」
美嘉「アレ、なんで未成年は飲んじゃダメかって、知ってる?」
ありす「……学校で習ったことによれば――アルコールには、依存性や、摂取量に応じた脳を始めとする身体への影響があります」
ありす「だから、未成年の――まだ、成長途上でしっかり体の機能ができていない子供が飲むと、より強い影響が出て――悪影響が出ていけない、と」
美嘉「おおー、ありすちゃんは優秀だねー★ まあ、そんな感じだよ」
美嘉「じゃあ、ありすちゃんが言った通り――そんな依存性のあるお酒を、まだ身体か未発達な子供の頃に、大好きになっちゃったら、どう?」
ありす「それは……良くないことかと……」
美嘉「うん、そうだよね。モラルとか法律とかを抜きにしても、きっとその子にとって何かしらの悪影響が出る――そんな可能性が高いよね」
134: 以下、
フヒヒがまともな事を…
135: 以下、
カリスマ全開だと・・・
137: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:36:03.25 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「まあ、それがアタシの言いたいタイミングってやつかな」
美嘉「車の運転だったら、まずは安全に運転するためにはどうしなきゃいけないかを、きっちり教わらないとだし……」
美嘉「お酒の味を知る前には、年齢的なこともあるし――それに、お酒の飲み方ってのも知っとく必要がある」
美嘉「同じものでも、それを得るタイミングが違えば、結果も全然違っちゃうことってあると思うよ」
美嘉「特に、子供の頃ってさ――色々新鮮で、なんでも敏感に感じちゃうものだから……」
美嘉「だから今考えると、あの時なんであんなに拗ねてたんだろう、なんて思うこともあるけど――」
美嘉「でも、その新鮮さ――鮮烈さが、敏感な子供の感性には強すぎるってこともあるんだよ」
美嘉「子供の頃にその感性で、それを怖い、恐ろしいって感じたせいで……、それが大人になってまでトラウマとして残るってことも、ある」
美嘉「かわいい大切な子がそんなトラウマを抱えちゃって、物事への見方が歪んじゃったら可哀想――」
美嘉「多分ね……、ありすちゃんの質問に答えてくれなかった人たちも、そう思ったんじゃないかな」
美嘉「――だから言ったんじゃない?」
美嘉「『まだ』知らなくていいって」
美嘉「それは、もう少しありすちゃんの心の準備ができてから、知ればいいって」
138: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:36:47.35 ID:Vu4+LL4h0
ありす「美嘉さんの仰りたいことは分かりました……」
ありす「でも、じゃあ卯月さんは……?」
美嘉「卯月?」
ありす「卯月さんも、渋谷さんや本田さんから言われたそうです……『あなたは知らなくていい』って……」
ありす「それで、卯月さんは悩んでいて……」
卯月「ありすちゃん……」
美嘉「う、うーん……」
139: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:37:59.98 ID:Vu4+LL4h0
卯月「美嘉ちゃん……」
卯月「私……凛ちゃんや未央ちゃんの会話にもついていけなくて……」
卯月「私って、やっぱり無知過ぎるんでしょうか」
卯月「私って……遅れているんでしょうか……」
美嘉「……確かに――そういう知識を普通より多く持っているってのを『進んでる』、そうじゃないのを『遅れてる』って言うのかもしれない」
美嘉「でもね、アタシはそれが『劣ってる』ってわけじゃないって思う」
140: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:39:41.58 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「アタシは、物事には、それを知るタイミングがあって――」
美嘉「それでもって人には――それぞれの歩み方ってのがあると思う」
卯月「歩み方……?」
美嘉「そう、歩み方。進み方」
美嘉「卯月にはさ――卯月のいいところ、卯月らしさがあるよ」
美嘉「特にアイドルやってるんなら、それはとっても大切なものだと思う」
美嘉「それを大事に育んでいくためには――その卯月のスピードで進んでいくことが大事なんじゃないかな」
卯月「私の……スピード?」
美嘉「人間、走ると転びやすい。莉嘉もよく転ぶしね」
美嘉「それにはやく走っちゃうとさ――周りの景色とか、雰囲気とかをゆっくり楽しめないでしょ?」
141: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:41:34.86 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「これはありすちゃんにも言えることだけど……」
美嘉「さっきも言ったように――子供の頃や物事の経験が少ない頃の感性は、とっても精密で敏感だよ」
美嘉「だから時には、そこで感じたことが恐怖に繋がることもあるけど――」
美嘉「でも反対に、その時に感じた感動や喜びや憧れが、大人になってからの宝物になることだってある」
美嘉「その想いを原動力に前に進むことだってできるんだよ」
美嘉「だからさ、背伸びしたいのは分かるけど……」
美嘉「今現在、今の自分が、今の自分で感じること、感じられることを大切にするってことも忘れないで」
美嘉「ゆっくりのんびり、過ぎていく風景に想いを馳せるってことにも、価値はある」
美嘉「ぶっちゃけ、歳なんて否が応でも、泣いても笑ってもとるもんだからさ」
美嘉「だから――今のアンタたちがする、泣いたり笑ったりした経験を、もっと大事にしてほしいの」
142: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:42:25.78 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「無理に変わろうとしないでいい」
美嘉「二人は、そのままでいいと思うよ」
美嘉「そのままの純粋なありすちゃんで――」
美嘉「そのままの純真な卯月が、かわいいよっ!」
美嘉「かわいくって、魅力的だよ★」
卯月「美嘉ちゃん……」
ありす「美嘉さん……」
143: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:45:25.57 ID:Vu4+LL4h0
美嘉「一応姉キャラとして、アタシが言えるのはこのくらいかなー」
美嘉「ありすちゃんも、今日一日で事務所の色んなメンバーと話せたみたいだし――」
美嘉「それでオッケーってことで、納得してくれない?」
ありす「……まあ、その」
ありす「幸せの青い鳥――ではないですが……」
ありす「先ばかりでなく――目の前の、今の私も、もう少し大切にしてみようと、思います」
美嘉「ふふっ。そうだね」
美嘉「それと――卯月」
卯月「は、はい!」
美嘉「凛と未央には――っていうか、凛にはアタシからよく言っといてあげるから、心配しないで」
卯月「ほ、ホントですかっ!」
美嘉「うん。同い年だけど、おねーさんに任せなさい★」
卯月「はいっ!」
美嘉「うんうんっ!」
ありす「ふふっ……」
卯月「えへへ!」
美嘉「ふふふっ……★」
144: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:47:12.83 ID:Vu4+LL4h0
美嘉(危ねぇぇーー!!!)
美嘉(オッケーアタシ、よく乗り切った……。マジで自分を褒めてあげたいっ!)
美嘉(イクとか……賢者タイムとか……し、しこ……なんて恥ずかしいこと、言えるわけないじゃん///)
美嘉(カリスマギャルとして、伊達に女子同士の下ネタ会話を切り抜けてきたアタシじゃないよ!)
美嘉(さて……こういうことが再発しないためにも――凛にはお灸を据えておかなきゃ……)
美嘉(って、メール来てる。未央から?)
美嘉(『早苗さんにお仕置きされた、しぶりんたちを運ぶの手伝って』……?)
美嘉(まったく……)
美嘉(ホント、何してんだか……)
145: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:48:01.64 ID:Vu4+LL4h0
――翌日――
ありす(そのままの私がかわいい、ですか……)
ありす(そうですね……。『ありす』というこの名前も、もうちょっと、好きになってみるべきかもしれませんね……)
「本当に申し訳ありませんっ!」
ありす「……ん?」
146: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:49:14.71 ID:Vu4+LL4h0
千川ちひろ「そんな、頭をあげてください」
ちひろ「このくらいのミスは、よくあることですし、特に損害もなかったんですから……」
「いえいえっ! 本当に、うちの高木がご迷惑を――」
ありす(千川さんと誰かが話していますね)
ありす(外部の方のようですが……)
「今後とも、我がプロダクションをよろしくお願いしますっ!」
ちひろ「こちらこそ、今後ともよろしくお願いします」
147: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:51:32.75 ID:Vu4+LL4h0
「では、失礼します!」
ガチャ
「はぁ、もう全く社長ったら。頼りになるのかならないのか分からないんだから……」
「でもそういうお叱りは、今頃、律子さんがやってるかしら」
「さて。戻るついでに備品を買い足しておきましょうか」
「えーと、お財布お財布」ゴソゴソ
パサッ
ありす「……!」
「ああそうだっ! 今日中にあの資料をまとめて……」
「書類も溜まってるし……早く戻らなくっちゃ!」タッタッタッ
ありす「あ、あの……、何か落として――」
ありす「……行ってしまいました」
148: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:52:36.06 ID:Vu4+LL4h0
ありす「何でしょう、コレ……」
ありす「……ばかに薄い冊子ですね。何かのパンフレットかな?」
ありす「何か重要なものだったら、届けないとですが……」ペラッ
『信じて送り出したきゃぴきゃぴ系乙女が親友の変態穴掘り調教にドハマリしてイケメン王子様姿でビデオレターを――』
ありす「なんですかコレ……。ずいぶん長いタイトルですね……」
149: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:54:52.91 ID:Vu4+LL4h0
ありす「表紙は題だけでよく分かりません……」
ありす「一体、なんのパンフレットでしょう――」ペラッ
『おほっ! だめぇ! ボクはきゃぴきゃぴ系のおんなのこにゃのぉお!!』
『ひぎぃ!! らめにゃのぉ!! イケメンおうじさまなんてなりたくないぃいん!!』
『あひぃん!! らめぇ! しょこをシコシコしないでぇ!!』
『ちがうのぉっ! 自分からシコってなんていないのぉっ!!』
『あへぇぇええ!! むりぃ! 賢者タイム中もイクっ! イっちゃうのぉぉぉおおおお!!!』
『おっほ……くりゅ……きちゃう! きちゃうからぁ!!』
『もうどうでもいいっ! きゃぴきゃぴ乙女なんでどうでもいいからぁっ!!』
『なっちゃう! おうじさまにぃ! きらきらいけめん王子になっちゃいましゅぅうう!!!』
『んほぉおおおお!! イグッ! イグイグイグゥゥゥウウウウウ!!!!!!!!』
ありす「…………………………」
151: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:55:57.38 ID:Vu4+LL4h0
凛「はぁ……。ワイシャツ全部没収されちゃった……」
凛「早く次の手を打たないと……」
未央「やめなよしぶりん。早苗さんに、きつーく怒られたんでしょ?」
未央「聞いてよしまむー。気絶したしぶりんたち運ぶの、大変だったんだから」
卯月「ふふっ、そうなんですか?」
ガチャ
ありす「おはようございます……」
卯月「あっ、ありすちゃんっ!」
153: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:57:31.57 ID:Vu4+LL4h0
ありす「あっ、卯月さん……」
卯月「ねぇねぇありすちゃん!」
卯月「美嘉ちゃんにはああ言われましたけど……。でも一日たったら、私やっぱり気になっちゃって……」
卯月「もし良かったら『いく』、『賢者タイム』、『シコる』について、また二人で調べてみませんかっ?」
ありす「……いえ、その……なんていうか……」
卯月「……?」
155: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 01:58:51.74 ID:Vu4+LL4h0
ありす「卯月さんは、まだ知らなくていいと思いますよ……」
卯月「へ……?」

156: ◆.UigIU7V92 2016/03/17(木) 02:00:33.40 ID:Vu4+LL4h0
きっと推理ものが書きたかった
誤字脱字、無駄に長くてごめんなさい
読んでくれてありがとう
157: 以下、
>『お(ひっ)んぽ』
俺はここで確信したね
この作者は天才だと
159: 以下、

あのメンツ相手に勝ったのか早苗さん・・・
162: 以下、

珍しいカリスマ全開の美嘉姉と藍子の辱めが見れて面白かった
小鳥ぇ.....
161: 以下、
おつおつ
とてもひどかった(こなみ)
元スレ
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やっぱり美嘉さんはカリスマだな!
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