真姫ママ「真姫、ちょっといいかしら?」真姫「なあに?」back

真姫ママ「真姫、ちょっといいかしら?」真姫「なあに?」


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真姫ママ「今日の夜なんだけどね、お父さんの知り合いの方に、お食事に誘われてるのよ」
真姫「へぇ、素敵ね」
真姫ママ「だけどね、食事の前にオペラを鑑賞することになっていて、それでお昼前には出発しなくてはいけないの、真姫ちゃんも連れて行ってあげたいけど、学校があるから無理よね」
真姫「ううん、私のことは気にしないで
2人でたまには楽しんできてよ」
真姫ママ「ごめんなさいね、後でお金を渡すから、夕飯は何か食べてきてもらってもいいかしら?」
真姫「うん、わかったわ」
2:
放課後の練習後
絵里「はい、じゃあみんな終わりにストレッチを忘れずにね」
穂乃果「はぁ?やっと終わったぁ、お腹減った…」
真姫(あ、そう言えば、今日は夕飯は自分でなんとかしないといけないのよね)
海未「穂乃果、夕飯は食べ過ぎてはいけませんよ?」
真姫(どうしようかな、外で済ませようかしら?それとも何か買ってきて家で食べようかな…)
花陽「真姫ちゃん、どうしたの?」
真姫「あ、ううん、なんでもないわ…ところで花陽、今日これからって空いてるかしら?」
7:
花陽「え?これから?うーん…今日はちょっと無理かな、お母さんがご飯作って待ってるし…」
真姫「そうよね、ごめんなさい、変なこと聞いて」
真姫(1人で外でご飯食べるのも寂しいから、花陽を誘ったけど、やっぱり急にじゃムリよね…)
凛「かよちーん、帰ろー?」
真姫(かといって、凛なんか連れてったら五月蝿くなりそうだし…仕方ないわね、1人で食べようかしら)
真姫ちゃん、街をウロウロ中
真姫(こうしてみると、いろんなお店があるのね、普段は外食って言えば料亭かレストランくらいだから、こういうお店って新鮮だわ)
10:
真姫「はぁ…穂乃果じゃないけど、なんだかお腹が空いてきたわ、ウロウロしている内に倒れちゃうかも…あら?」
真姫「何かしら?いい匂いがするわ…こっちの方かしら?」トコトコ
ジャージャー
真姫「ここね、何のお店かしら?看板は…これは中国語よね?なんて書いてあるか分からないけど、きっと中華料理のお店ね」
真姫「明かりが付いてるから営業しているわね、どうしようかな…でも、こういうお店に1人で入るのって初めてだからなんだか緊張しちゃうわ」
真姫ちゃん考え中
真姫「…もう少し周りのお店を見てから決めようかな?それともここに入っちゃおうかしら?」
11:
ガラガラ
男「いやー美味かったな、あの鶏肉料理」
男「ああ、唐辛子まで食えるんだからなあ、しかも全然辛くねえし」
真姫(鶏肉料理?唐辛子が食べられる?どんな料理かしら…)
真姫「よし、思い切って入ってみましょう!」ガラガラ
真姫「あ、あの、すいません…」
店主「いらっしゃい」
真姫「あ、はい…えーと…」
女将「はい、空いている好きな所に座ってちょうだいね」
真姫「は、はい」
14:
真姫(えーと、私以外にお客さんは2人しかいないし、テーブル席に座っても大丈夫かしら?)
キィー ゴトッ
真姫(さて、これがメニューね、どれどれ…全部中国語じゃないの…あ、でもすぐ隣に日本語で説明が書いてあるのね)
女将「はい、お冷をどうぞ、注文が決まったら呼んでね」
真姫「あ、はい、ありがとうございます」
真姫(へぇ、野菜料理だけで20種類くらいあるのね、あ、トマトと卵の炒め物?これ美味しそう…そうそう、さっきあの男の人が言ってた鶏肉料理ってどれかしら?)
16:
真姫(えーと…あ、もしかして、この鶏肉と唐辛子の香味炒めって料理がそうかしら?きっとそうよね、じゃあさっきのトマト料理と、この鶏肉料理と、あとはどうしようかな…何か一つ、軽い料理でも頼もうかしら?あら…水餃子があるわ、これにしようかな)
真姫「あ、すいません」
女将「はい」
真姫「ええと、これと、これと、あと水餃子をお願いします」
女将「はい、かしこまりました、少々お待ちくださいね」
真姫(ふぅ…ちょっと頼みすぎたかしら?でもお腹空いてるし、大丈夫よね?)
女将「はい、先にこちらがサービスになります」コトッ
真姫(え?サービス?何かしらこれ、薄切りにした野菜…大根、それとも株かしら?色が茶色ね、お漬物かしら?)
パクッ ポリポリ
真姫(ん…ちょっと香ばしくて、甘いわね、これはそのまま食べるより、料理の箸休めに食べるみたいね)
21:
ジャージャー!
真姫(あ、トマトの匂いだわ、きっとトマト料理を作ってるのね、楽しみだわ)
真姫(改めて見てみると、小さなお店だけどちゃんと清潔にしていて品のある良いお店ね、近頃の軽薄なグルメブームとは無縁みたいね)
真姫(そう言えば、どうせならにこちゃんにも声をかければ良かったなぁ…にこちゃんと一緒にご飯食べたら楽しいだろうし)
女将「はい、お待たせしました」コトッ
真姫(うわぁ…美味しそう♪いただきまーす)
パクッモグモグ
真姫(うん、美味しい、この卵のまろやかさとトマトのほのかな酸味がよくマッチしてるわ、味付けは素材を活かすために塩だけみたいね、本当に美味しいわ…あれ?この黒い点々は何かしら?)
真姫(なんだろう、油のシミじゃないわよね?何かのタレかしら?)モグモグ
真姫(あ、これは…中華の調味料の豆鼓ね
料理の中央に少しだけかけられているのね
なるほど、この少量の豆鼓がこの料理を
寝ぼけた味にせずに、まろやかな中にも
筋が一本通った料理に仕立て上げてるわ、見事ね)
24:
女将「はい、お待ちどうさま、水餃子です」コトッ
真姫(あら、この水餃子はスープの中に
入れて持ってきてくれるのね、美味しそうだわ)パクッ モグモグ
真姫(ああ、これも美味しいわ…このモチモチプルプルの皮に包まれた具がとっても美味しいわ、中の具は…挽肉に筍に白菜ね)
真姫(この一口で食べられる大きさが、女の子には嬉しいわね、それにニンニクも入ってないから、これならことりも食べられるし、あら、今食べた水餃子…中に違う物が入っていたわ)
真姫(これは、挽肉が少しと、海老のすり身と椎茸が入っているわ、あれ?こっちの水餃子も中身が違うわ、これにはキャベツと白菜とネギが入っていて、お肉は入っていないわね)
真姫(どれも美味しいわ、でも、不思議ね、普通に水餃子を作ると、どんなにしっかりと皮を閉じても、中の具のエキスの殆どは
お湯の中に逃げてしまうのに、この水餃子は
中の具もとっても美味しいわ、どうしてかしら?)
27:
凛「それは仕上げに秘密があるんだよ」
真姫「仕上げ?」
凛「そう、普通はお湯の中で茹でるところを、ここの水餃子は器にスープを入れて、その中に水餃子を入れて、そのまま蒸し器の中に入れて作るの」
真姫「なるほどね、スープの中に具の旨味が溶け出して、そのスープの美味しさを今度は餃子の皮と中の具が吸い取るから、余計に美味しくなるのね」
凛「その通りにゃ!流石は真姫ちゃん」
真姫「当たり前でしょう、このくらい…って、なんであなたがここにいるのよ!?」
凛「もう、真姫ちゃん、お店の中では静かにするにゃ」
真姫「あ、ご、ごめんなさい…」
28:
女将「はい凛ちゃん、いつものお待たせ」
凛「ありがとうございますにゃ?」
真姫「いつものって…あなたこのお店の常連なの?」
凛「うん、子供の頃から通ってるからね」
真姫「ところで、あなたが食べているそれは…ラーメン?」
凛「そう、このお店の自慢の一品、細切り肉そばだよ」ズルズル
真姫「へえ、それって青椒肉絲をラーメンの上に乗せたの?」
凛「まあ素人が見たらそう考えるよね、でも実際は大違いにゃ」
真姫「なによ素人って…」
30:
凛「教えて欲しい?んふふ?」
真姫「なによ、勿体ぶらないで教えなさいよ」
凛「仕方ないにゃ?その代わり、さっき真姫ちゃんが頼んだ、鶏肉の香味炒めちょっとちょうだいね?」
真姫「まあ、いいけど…って、あなたいつから見てたの!?」
凛「はいはい、まずはこのスープを飲んでみるにゃ」
真姫「どれどれ…」スゥ…
凛「どう?」
真姫「…普通のスープ、かしら?というか
魚の出汁のスープなの?」
凛「そう、このラーメンは魚の出汁を使ったスープなんだよ」
真姫「凛って魚が苦手なんじゃなかったの?」
凛「ラーメンのスープだから大丈夫なの
じゃあ今度は、この具の餡掛けの部分のスープを飲んでみてよ」
真姫「…あら?」スゥ…
凛「ふふふ…」
32:
真姫「美味しいけど、なんだか少しだけ味が濃い気がするわ…」
凛「そうだね、じゃあ次にこのスープと餡掛けが溶け合った部分のスープを飲んでみてよ」
真姫「…」スゥ…
真姫「…あ」
凛「ふっふっふっ」ニヤニヤ
真姫「す、すごく美味しいわ…この魚出汁のスープと、餡掛けの濃厚な味が合わさって
そ、それにこの具も麺もすごく美味しいわ!」
凛「気に入ってもらえたみたいだね」
真姫「こんなに美味しいとは思わなかったわ、どうしてこんなに美味しいの?」
凛「このラーメンのスープはね、アゴ出汁なんだにゃ」
真姫「アゴ出汁?」
凛「干したトビウオのことだよ、これで出汁を取ると魚臭くない上品な味の出汁が取れるんだよ、だけど、上品過ぎてイマイチパンチに欠けるのがネックなんだにゃ」
37:
真姫「なるほど、だから上の餡掛けの味を濃くしたのね…」
凛「上の餡掛けにもこだわりがあるんだにゃ、餡掛けの出汁には金華ハムの出汁と干し椎茸の出汁を使っているんだよ」
真姫「金華ハムの出汁を?贅沢ね」
凛「焼きアゴの上品な出汁、金華ハムの濃厚な出汁、干し椎茸の旨味、これらが一つになるとすごく美味しいスープができるんだよね、そして適度にこのスープに絡む
中太縮れ麺が全てを纏めてるんだにゃ!」
真姫「すごいわ…こんな小さなお店で
世界にも通用しそうな料理が味わえるなんて」
凛「凛が絶賛してるんだから、世界に通用するのは当たり前だにゃ」ズルズル
真姫「ねえ、花陽もこのお店しってるの?」
凛「うーん、前に連れてきたことあったけど、おにぎりが無いってガッカリしてたにゃ」ズルズル
真姫(おにぎり…)
40:
女将「はい、鶏肉の香味炒めお待たせ、お嬢ちゃんは凛ちゃんのお友達だったのね?」
凛「うん、大の仲良しなんだよ!」
真姫「///」
真姫(なるほど、衣を付けて揚げた鶏肉を
唐辛子と一緒に炒めた料理なのね、鶏肉と一緒に大量の唐辛子も入ってるのね…)
凛「この料理はまず、唐辛子を先に食べてみるといいにゃ」ポリポリ
真姫「で、でも本当に大丈夫なの?凄く辛そうだけど…それに、辛い物を食べ過ぎると馬鹿になるわよ?まあ、あなたの場合はそれ以上悪化すること無いでしょうけど…」
凛「むっ、何気に酷いこときた言われたにゃ、早く食べないとなくなるよ?」ポリポリ
真姫「わ、わかったわよ…」ポリポリ
真姫「あ、本当にちょっと辛いだけで、香ばしく揚がっていて美味しいわ…」
凛「でしょー?」
43:
真姫「でも、普通は唐辛子なんて、こんな丸ごと食べたら舌が焼けるはずなのに、どうして?」
凛「うーん、凛も知らないんだよね、揚げる油に秘密があるらしいんだけど…あ、それでね、この料理は唐辛子と鶏肉は別々の油で揚げるんだけど、鶏肉はなんと辣油で揚げるんだよ」
真姫「辣油で?」
凛「うん、それでじっくりと揚げた鶏肉と別の油で揚げていた唐辛子を、さっとフライパンで炒めて味付けして完成なんだって」ポリポリ
真姫「へえ、簡単なようで手間がかかってる料理なのね…」ポリポリ
44:
女将「はい、凛ちゃん、今日は凛ちゃんがお友達を連れてきてくれたから、ウチの主人からのお祝いよ」ドン!
真姫「あ、ありがとうございます、これは…?」
凛「わあ!このお店自慢のローストビーフだにゃ!おじさん、おばさんありがとうにゃ!」
真姫「中華料理にもローストビーフがあるの?」
凛「ううん、このお店のオリジナル料理だよ」
女将「これはね、お肉の塊を、北京ダック用の窯で焼くのよ」
真姫「北京ダック用の窯でこのお肉を?」
女将「ええ、焼く前に香辛料を効かせた
タレを塗って焼くのよ、それで焼いている途中に
北京ダックみたいに何回かタレを塗り直すのよ」
真姫「すごく手間がかかっているんですね….」
45:
女将「今切り分けるから待っててね」
真姫「わぁ…中は半生の状態で綺麗ですね」
凛「この料理には色んな食べ方があるんだにゃ、まずは薄く切ったお肉の上に、このお味噌を少しだけ塗って…」
真姫「うん」
凛「そしたら白髪葱とキュウリの細切りを乗せて、クルクル巻いて食べるんだよ」
真姫「まるで北京ダックみたいね、いただきまーす…」モグモグ
凛「ん?♪美味しいにゃ」
真姫「本当、美味しいわ…辛い味付けのお肉に甘いお味噌と薬味のネギとキュウリの清涼感がピッタリね」
46:
凛「次は、この丸めた小さなご飯をお肉で包んで、このタレで食べるにゃ」
真姫「ふふふ、ちょっとしたおにぎりみたいね」モグモグ
凛「んん?♪まさに中華風の肉巻きおにぎりだね」
真姫「あ、これは普通のご飯じゃなくて
もち米が入った中華風の炊き込み御飯なのね?それでこのタレは醤油ベースの甘いタレで、とってもお肉と合うわ」
凛「次はお肉本来の味を楽しむために、この刻んだネギ塩だけを乗せて食べるにゃ」モグモグ
真姫「うん、これも美味しいわ…」
50:
凛「じゃあ締めは丼でいくにゃ」
真姫「え、またご飯なの?」
凛「さっきのは小手調べにゃ、まずは絵里ちゃんと希ちゃん並みのアツアツのご飯を用意するにゃ、そしてその上にお肉を沢山乗っけるにゃ」
真姫「こう?」
凛「うん、そしたら次にその上に長ネギ
水菜とパプリカの薄切りを乗せて、あとは蓋をして2分間待って出来上がり」
真姫「え?どうして2分間待つの?」
凛「まあまあ、2分経てば分かるにゃ」
2分後
凛「さあ、蓋を開けてみて」パカッ
真姫「あら…半生だったお肉が蒸気で蒸されて、しかも熱で霜降りが溶けてご飯の上に流れてとっても美味しそう」
52:
凛「最後にタレをかけ回して、これで完成だよ、いただきまーす!」ムシャムシャ
真姫(本当に美味しいわ、今まで食べた中でこれが一番ね…お肉が柔らかくて、ご飯もお肉の旨味を吸ってすごく美味しいわ…もう幸せ)
凛「どう?凛のチョイスに間違いはなかったでしょ?ここ知る人ぞ知る名店だからね」
真姫「あら?でもここのお店は私は事前情報無しに見つけたわよ?」
凛「へへーん、凛だってこのお店は自分の勘で見つけたんだよ!」
真姫「ふふふ、でも、凛がいたからこんなに美味し物が食べられたのよね、そこは感謝してるわ、ありがとう…」
凛「まあね、美味しいお店なら凛に任せるにゃ!」
真姫「ところで、凛」
凛「にゃ?」
真姫「この料理はともかく、細切り肉ソバの代金は自分で払いなさいよ?」
凛「チッ…」
真姫「やっぱり!惚けて私に払わせようとするつもりだったのね!?」
凛「そ、そんなことないよ?」
終わり
53:
おつ!面白かった
寝ようとしてたけどお腹が…
55:

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