にこ「穂乃果とユメノトビラ」back

にこ「穂乃果とユメノトビラ」


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穂乃果「すやすや…」
海未「まったく、穂乃果はまた授業中に居眠りをして…」
ことり「あはは…。どんな夢見てるのかなあ?」
穂乃果「むにゃむにゃ…」プワプワーオ
??
穂乃果『うえーん! みんなで山まで合宿に来たのに、寝相が悪すぎて谷底に落っこちちゃったよおー!』ワーン
穂乃果『穂乃果、このまま一人ぼっちで帰れないのかなあ…』グスン
にこ『しょおーがないわねえー!』ヌッ
穂乃果『に、にこちゃん!?』
にこ『矢澤にこは、252?のリストバンドを外すことで怪力を発揮するにこ!』ポロッドスン
にこ『さっ、にこにつかまって! 崖を登るわよ!』ギュッ…
穂乃果『に、にこちゃん…! ありがとお…!///』キュンッ…
2:
??
穂乃果「……はっ!」パチリ
ことり「あ、起きちゃった」
穂乃果「んー…。…夢かぁ…」
穂乃果「……」ボーッ…
海未「…穂乃果…?」
穂乃果「…にこちゃんに、お礼しなきゃ…!」
5:
??
絵里「んじゃ、今日の練習はこれで終わり! みんな、お疲れさまー」
オツカレサマー
にこ「今日はスーパーでタイムセールがあるから、急がないと…!」ゴソゴソ
にこ「じゃーね! また明日ー!」バタンッ
希「ほーい、お疲れー」
凛「にこちゃん、また明日ねー!」
穂乃果「チャンスっ!」ソワソワ
ことり「穂乃果ちゃん、海未ちゃーん、帰ろう?♪」
穂乃果「ごめんっ! 穂乃果ちょっと用があるから…二人で先帰ってていいよっ!」ダッ
ことり「えっ? …うん、また明日ね?!」
海未「気をつけて帰るんですよー?」
穂乃果「うんっ! ばいばーい!」
6:
??
アリガトウゴザイマシター
にこ「うー重い…。今日のお惣菜だけ買うつもりが、野菜までこんなに買っちゃったあ…」トボトボ
にこ「…こころ達を呼んで、手伝ってもらうのは簡単だけど…」
にこ「…お姉ちゃんなんだから…。私ががんばらないと、ね…」
ザッ…
???「……もし、そこのあなた…」
にこ「へ?」ピクッ
???「スクールアイドルの、矢澤にこさん、では…?」
にこ「だ、誰っ…!?」クルッ…
???「おっと、申し遅れました。私は…」
覚醒SR高坂穂乃果(マスカレード編)「私は、スクールアイドルの精です!」ババーン
にこ「……は?」
8:
覚醒SR 高坂穂乃果(マスカレ ード編)「いつもアイドルとして熱心なあなたを、応援するためにやってきました!」
にこ「……」
覚醒SR高坂 穂乃果(マ スカレード編)「さあ、私にできることならなんでも手伝いますよ!」
にこ「…なにやってんの、穂乃果…?」
覚醒 SR高坂穂乃 果(マスカレー ド編)「ほっ!? …わ、私は穂乃果じゃありません! スクールアイドルの精です!」
にこ「顔を隠して声の感じを変えても、髪型とか服装でバレバレなんだけど…」
穂乃果「だから穂乃果じゃないってばあー! 信じてくださいー!」グスグス
穂乃果「私はにこちゃんのお手伝いをしたいだけなんですうー!」ウエーン
にこ「あっ、ちょ…わかったから! 落ち着いて!」アセアセ
9:
穂乃果「うう…」グスン
にこ「ああ、じゃあ…。スクールアイドルの精さん?」
にこ「この重たい荷物を持つの…手伝ってもらえる?」
穂乃果「……はい! 喜んで!」ニコッ
にこ「やれやれ…」
穂乃果「こっちの、重そうな袋の方を持つね!」ヒョイ
にこ「えっ!? いや、そんな無理しなくても…!」
穂乃果「いいのいいの! 穂乃果は、にこちゃんの助けになりたいんだってば!」
にこ「…穂乃果って名乗っちゃったし…」
穂乃果「あっ!? …い、今のなし! 私はスクールアイドルの精ですうっ!」アタフタ
にこ「ふふ…そうね」クス…
にこ「『穂乃果に頼まれて来た』スクールアイドルの精さん、ありがと!」
穂乃果「はっ、はい!」パアァ…
10:
??
ガチャッ
にこ「ただいまあ?」
ここあ「お姉ちゃんおかえりー」
こころ「おかえりなさい!」
覚醒SR高坂穂乃果(マスカレード編)「こんばんは! こころちゃん、ここあちゃん!」ヌッ…
こころ「ひっ!? ど、どなたですかっ…!?」
ここあ「変なお面ー」
にこ「え、えーとね…。この人は…」
覚醒SR高坂穂乃果(マスカレード編)「私はスクールアイドルの精です! アイドルとしていつもがんばっている、にこちゃんをお手伝いしに来ました!」
こころ「スクールアイドルの精…?」
ここあ「ほんとにぃー?」
11:
穂乃果「おっと、もうこんな時間…! お手伝いも済みましたし、そろそろ私はおうちに帰らないといけません!」
穂乃果「ではにこちゃん、こころちゃん、ここあちゃん! また会いましょう!」
にこ「はーい。…今日は、ありがとうね」
穂乃果「どうってことないです! それじゃあ!」スタタタ
にこ「じゃーねー」
にこ「……うーん…。確かに助かったけど…」
にこ「なんでわざわざ追いかけてきてまで、にこの手伝いをしたいなんて言い出したのかしら…。心当たりが全然ないんだけど…」
こころ「…お姉さま、さすがです!」
にこ「ん?」
こころ「スクールアイドルの精をこき使うほどのカリスマ…! 尊敬してやみません!」キラキラ
ここあ「私もあの変なお面ほしいー!」キャッキャ
にこ「あ、ああ…うん…!」
にこ「ま、にこにーは宇宙ナンバーワンアイドルなんだから、当然よねー!」ハッハッハ
12:
??
その夜
穂乃果「今日は夢の中でにこちゃんにお世話になったけど…。無事に恩返しできて良かった!」
穂乃果「明日は授業が無くて…。午後から練習かあ…」
穂乃果「授業がないと気が楽だなあ?…。早めに寝てリラックスしよーっと!」ボフッ
穂乃果「おやすみなさーい!」
穂乃果「すやすや…」プワプワーオ
13:
??
穂乃果『うわあーっ! すごい雪だあ…! これじゃあラブライブの会場まで辿り着けないよお…!』
ことり『電車も止まっちゃってるって…!』
海未『私の園田流除雪術を使えば道をつくれますが…。手が真っ赤に霜焼けしてしまうので、とてもそのままライブに出ることはできません…!』
穂乃果『一体…どうすれば…!』
にこ『しょおーがないわねえー!』ヌッ
穂乃果『に、にこちゃん!?』
海未『先に会場に向かったはずでは…!?』
ことり『広告クリックお願いします』
にこ『みんな、にこにつかまりなさい! 時252kmのラブにこエクスプレスで、ライブ会場まで直行するわよ!』
ことり『す、すごい…!』
海未『しかし…にこの背中では、私とことりの二人を乗せるのが限界ですよね…?』
にこ『穂乃果は特等席よ!』ヒョイッ
穂乃果『お、お姫様抱っこ…!?///』ドキッ…
にこ『さあ、出発するわよー!』
14:
??
穂乃果「はっ…!」パチリ
アサチュンチュン
穂乃果「まあ夢…だよね…」
穂乃果「…うーん…。…またにこちゃんに助けられちゃった…」
17:
??
海未「ワンツースリーフォー! ワンツースリーフォー!」パンパン
花陽「うぅ?…疲れてきたあ…」
絵里「みんな、あとちょっとよ! がんばってー!」
にこ「はぁ…はぁ…。……わっ!?」ツルッ
ドテーン
穂乃果「!」
にこ「いったーい…!」
真姫「だ、大丈夫…!?」
海未「にこ! ケガはありませんか…!?」
穂乃果「穂乃果が保健室連れてくよっ!」バッ
にこ「えっ…? また穂乃果…?」
18:
ことり「きょ、今日は授業ないから保健室開いてないよぉ…?」
穂乃果「そうだった! じゃあ病院に…!」
にこ「へ、平気よこんなの…。別に足捻ったりはしてないし…」
にこ「…って、いたた! お尻いたーい…」ヒリヒリ
ことり「わわっ…にこちゃんのかわいいお尻が大変なことにぃ?…!?」オロオロ
にこ「平気だって…! ちょっと打っただけだし…」
真姫「病院は行かないにしても、無理はしない方が良いわよ…?」
絵里「そうね…。…ちょうどもうすぐ下校時間だし、みんなもこれで解散にしましょう」
希「…んじゃあ、にこっちのことは穂乃果ちゃんに頼むわ。ちゃんと家まで送ったげてね?」
穂乃果「うんっ!」
にこ「はぁ…。まあ、よろしく頼むわね」
海未「では、お疲れさまでした!」
花陽「にこちゃん、お大事に?…!」
凛「悪化したら、真姫ちゃんのところの病院に行くんだよー?」
ゾロゾロ
19:
にこ「はいはい。…大丈夫だって言ってるのに…」
穂乃果「にこちゃん、どこが痛いのっ?」ナデナデ
にこ「ひゃっ!?/// き、気安くお尻を撫で回さないでよっ…!」
穂乃果「ひどーい! 穂乃果は真剣に、にこちゃんの心配をしてるのにー!」プンプン
にこ「あっ…ご、ごめん…!」
にこ「…い、痛いのは、このへんだけど…」サスサス
穂乃果「かわいそう…」ナデナデ
にこ「う…///」ピクンッ…
穂乃果「早く治りますように?…」ナデナデ
にこ「…あ…。……ありがと…///」
穂乃果「えへへ…///」スリスリ
21:
にこ「…も、もう良いからっ…! そろそろ帰るわよ!」
穂乃果「うん! 行こっか!」
穂乃果「……ん? …あっ、そうだ!」ピコーン
にこ「なによ?」
穂乃果「ねえ! 穂乃果がお姫様抱っこして運んであげるっ!」
にこ「は、はあっ…!?///」
穂乃果「ほら、力抜いてぇ?…?」グイッ…
にこ「む、無理でしょ…! …いくらにこにーがスマート体型だからって、穂乃果の腕力じゃあ…!」
穂乃果「やってみないとわからないよっ! せーのっ…!」グッ…
穂乃果「ふぎぎぎぎぎ…!」ギリギリ
にこ「だ、ダメだって…!」
穂乃果「はー、無理いー…」ヘタッ
にこ「ほんとにやめといた方がいいわよ…! 穂乃果の方が大怪我したら余計大変だし…!」
22:
穂乃果「うー…。…じゃあ、おんぶならいけるはずっ!」
にこ「え…? だから大丈夫だって…」
穂乃果「遠慮しないで?♪」ニコニコ
にこ「…う…」
にこ「…わ、わかったわよ…! でも、絶対に無理はしないでよ…?」
穂乃果「はーい♪ …ほら、おいで?」スッ…
にこ「うん…」ヨジヨジ
穂乃果「よっ、と…」ヒョイッ
にこ「ど、どう…?」
23:
穂乃果「これなら行けるっ! にこちゃんも平気?」
にこ「ええ、とっても楽よ。…ありがと…」
にこ(…って、うわっ…。練習の直後だから、お互い汗の匂いがすごいわね…///)ムワァ…
にこ(それに穂乃果の身体、とっても熱い…。…家に着くまでずっと、こんな密着したままなんて…///)ドキドキ…
穂乃果「よーし! にこちゃん貸切、穂乃果トレインしゅっぱーつ!」
にこ「あっ、ちょっ…! 待って、制汗剤付けるから待っ…」
穂乃果「はしーりーだすー! ぶるべーりとれぃーん!」スタタタ
にこ「いやああぁぁぁあぁぁ!!///」
アーマークテースッパクテー♪
ニコォォォォォォォォォ///
25:
??
ガチャ
にこ「ただいまぁー…///」ヤンヤン
こころ「お姉さま、お帰りなさい!」
ここあ「おかえりー」
こころ「? お姉さま、なんか顔が赤いですがどうしました?」
にこ「な、なんでもないのよなんでも…!///」
穂乃果「やっほー、こころちゃん、ここあちゃん!」ヌッ
こころ「あれ、穂乃果さんお久しぶりです!」
ここあ「……ん? 穂乃果の髪型、昨日のあの人と同じなような…」
穂乃果「あっ、スクールアイドルの精のこと!? いやー、穂乃果と似た見た目だから間違えられちゃうんだよねー!」
こころ「穂乃果さんも彼女とお知り合いなんですか?」
ここあ「へえー! あのお面ってどこで売ってるか知ってる?」
にこ「ほらほら、玄関先でぼーっとしてないの」
26:
にこ「…穂乃果も、せっかくだからご飯でも食べてく?」
穂乃果「うーん、そうだねー」
穂乃果「ちょうど明日もお休みだし、にこちゃんのお尻も心配だから…お邪魔しちゃおうかな?♪」
にこ「お尻が心配って…。変な言い方やめてよ…!」
にこママ「なーに? にこ、お尻をケガでもしたの?」ヒョコッ
にこ「マ、ママ!? 帰ってたのっ…!?」
穂乃果「あ、お邪魔してまーす! 高坂穂乃果です!」
にこママ「いらっしゃい、穂乃果ちゃん。狭い家だけど、ゆっくりしてってね」ニコッ
にこママ「で、にこはお尻大丈夫なの?」
にこ「あ、うん…。練習中に転んで打っちゃったの…。大したことはないけどね…」
にこママ「そう…。腫れたり赤くなってないかとか、後で見てあげましょうか?」
にこ「ちょっ、穂乃果の前でそんな…!///」チラ…
穂乃果「んー…」ソワソワ
27:
にこ「う…///」
にこ「ほ、穂乃…」
穂乃果「それだったら私がやりますっ! みんなからも、にこちゃんのこと頼まれて来たんで!」
にこ「いっ!?」ギョッ
にこママ「ふふっ、そう? 私は別に構わないけど…」
にこママ「にこはどう? 穂乃果ちゃんにお願いする?」ニコニコ
にこ「あ…そ、その…///」オロオロ
穂乃果「行こっ! にこちゃん!」ガシッ
にこ「あっ!? まっ、待って…! 大丈夫だって言ってるのにぃぃ…!///」ズルズル…
28:
ここあ「なにあれ」
こころ「いわゆる貞操の危機でしょうか?」
にこママ「どこでそんな言葉覚えたのよ…」
にこママ「……それにしても」
にこママ「こんなに、にこのことを大事に思ってくれるお友達が増えて…。…嬉しいわ…」ジィーン
にこママ「…さて、今のうちにお夕飯の準備済ませちゃいましょうかね」
こころ「お手伝いします!」
ここあ「私もー!」
ワイワイ
29:
パタン…
穂乃果「にこちゃんのお部屋、相変わらず綺麗だねー」キョロキョロ
にこ「どういうつもりよ、穂乃果…」
穂乃果「? ただにこちゃんのケガがひどくないか見るだけだよ?」
にこ「……はぁーっ…。…あのねぇ…」
にこ「いくら女同士でμ'sの仲間だからって、目の前でお尻を見せつけるっていうのはどうかと…」クドクド
穂乃果「というわけでお尻見せてね?♪」ゴソゴソ
にこ「わあああ!?/// き、聞きなさいよぉ…!」
穂乃果「ほっ!」スポーン
にこ「あっ!!///」
にこ尻「」ニコプリッ
穂乃果「わぁ?っ…。赤ちゃんみたいな、すっごく綺麗なお尻だねぇ?…」マジマジ
にこ「あーもう…!/// け、ケガを診るんじゃなかったの…!?」
穂乃果「あ、うーん…。…腫れたり赤くなってたりはしてないし、大丈夫じゃないかなあ?」
30:
穂乃果「いつも通りの、白くて素敵なお肌のままだよ!」ナデナデ
にこ「ひっ!? お尻撫でないでってばあ…!///」ゾクゾクッ
穂乃果「まだ痛い? 一応冷やした方がいい…?」スリスリ
にこ「い、痛みはもう無いわ…!///」
穂乃果「じゃあもうほんとに大丈夫そうだね! 良かったあ?!」ナデナデ
にこ「いいかげん撫でるのやめなさいよぉ?…!///」ビクンッ
穂乃果「にこちゃんのお尻、すべすべしてて…撫でてるとなんか落ち着くの」
穂乃果「それに、にこちゃんも口で言ってるほど嫌じゃなさそうだし…」サワサワ
にこ「ふぐっ…/// な、なに言ってんのよぉ…///」ヒクヒク
穂乃果「なでなでされるの好きなの?」
にこ「んぅ…///」
穂乃果「えへへ…。…穂乃果、しばらくこのままでいたいなぁ…///」ナデ…
にこ「……か…勝手にすれば…?///」
穂乃果「しあわせ?♪」サワサワ
34:
??
穂乃果「あー…。ご飯おいしかったしー、お風呂も楽しかったしー、満足満足?」
にこ「自分の家のようにくつろいじゃって…」
にこ「もう寝ましょ。なんか疲れたわ…」
穂乃果「ふぁ?あ…。そうだねー」ゴロリン
穂乃果「うーん…。にこちゃんのお布団…。にこちゃんの匂いだあ…」クンクン
にこ「や、やめなさいよ…!///」
にこ「……」
にこ「…ところで…。なんで昨日も今日も、私のことを気にかけてくれたわけ…?」
穂乃果「んー?」
にこ「…って、昨日のは穂乃果じゃなくてスクールアイドルの精だったわね…! ごめんごめん…!」
穂乃果「…いいよ、それはもう気にしなくて!」
穂乃果「元は、昨日だけで終わると思ってたからさあ…」
穂乃果「穂乃果だってバレて、にこちゃんに余計な気を遣わせたくなかったのと…。穂乃果なりにかっこつけたかったから、あんな格好しちゃっただけだし!」
にこ「そう…。…私にはあの格好の良さは伝わらなかったけど、こころとここあには受けが良かったわね」
35:
穂乃果「それでね、本題の…なんでにこちゃんを気にかけてたかについては…」
穂乃果「穂乃果の方が先に、にこちゃんに何度も危ないところを助けてもらったからなの!」
にこ「え…? …全く記憶にないんだけど…。…いつの話?」
穂乃果「えーとね…。夢の中で、みんなで合宿に行った時に…。穂乃果が寝相悪すぎて…」
にこ「ん? まっ、待って…? 夢って言った?」
穂乃果「? そうだよ?」
にこ「にこが穂乃果を助けたってのは、夢の中の話なの?」
穂乃果「うんっ! にこちゃん、とってもかっこよかったよ!」
にこ「…っはー…。…呆れた…」
にこ「夢で助けられたからって、現実の方で律儀に恩返ししようとしてたなんて…。健気どころじゃない大馬鹿ね…」
穂乃果「…ふえっ…もしかして、迷惑だった…?」ガーン…
にこ「そ、そんなはずないわよ…! 感謝してるわ!」
にこ「ただ、動機がへんてこで…穂乃果らしいな、って思っただけよ」
穂乃果「良かったあ?!」エヘヘ
36:
にこ「……でも、夢は夢なんだから…。あんまり気にしすぎて、無茶しないようにしてよね?」
穂乃果「はぁ?い」
にこ「うん。素直なのは良いことね」
にこ「…ほら、もうおしゃべりは終わりにして…。そろそろ寝るわよ」
穂乃果「うんっ!」
穂乃果「にこちゃん、おやすみなさーい!」
にこ「…おやすみ、穂乃果…」
穂乃果「ぐうぐう…」
にこ「って、寝付くの早っ…」
穂乃果「すやすや…」プワプワーオ
37:
??
穂乃果『は、廃校ーっ!?』
ことり『生徒数が少ないから、もう新入生を募集しないかもしれないって…』ギシギシ
海未『現在、私とことりが子作りレズセックスをして、生徒数を増やそうと努力していますが…。来年には間に合わないかもしれません』アンアン
穂乃果『そんな…』
穂乃果『私の…輝かしい高校生活がぁ?っ…』クラッ…
ギュッ…
にこ『安心して、穂乃果』
穂乃果『…ふぇっ…?』ドキッ…
にこ『学校がなくなっても、私たちの絆は変わらないわ』
穂乃果『に、にこちゃんっ…///』
にこ『廃校問題がなかったら、私はあんた達と出会えなかったし、また誰かと一緒にスクールアイドルをする機会もなかった…』
にこ『ピンチをチャンスに変える、その力が…。穂乃果、あんたにゅわありゅあ、ッ…!』
にこ『あっ、噛んだ』
穂乃果『え…?』
38:
にこ『……う…///』プルプル
にこ『うわあーん! ママぁー!!』ダッ
穂乃果『あっ』
にこママ『はいはい、ママはここにいますよー』ヌッ
にこ『うえーん! 恥ずかしかったよおー!』ダキッ
穂乃果『???』
にこママ『普段は妹達や後輩の面倒を見て、忙しく過ごしてるけど…。にこも、たまには誰かに甘えたいのよね…?』ナデナデ
にこ『ママのおっぱいおいちい』チュパチュパ
穂乃果『……』
40:
??
アサチュンチュン
にこ「穂乃果ー? そろそろ起きなさいよー。ご飯できるわよー?」ユサユサ
穂乃果「んー…」ムニャムニャ
にこ「まったくー、寝つきは良いのに寝起きが悪いんだからー…」ユサユサ…
穂乃果「ふにゃ…」パチリ…
にこ「あ、やっと起きた」
穂乃果「にこ…ちゃん…」ボーッ…
にこ「はいはい、私がにこにーですよー」
にこ「もうすぐご飯できるから、さっさと顔洗ってきなさい」
穂乃果「…うん…」ボーッ…
41:
??
パタン…
穂乃果「ご飯おいしかったあー」
穂乃果「…今日の夢は、にこちゃんにお世話になったって言えるのかな…?」
穂乃果「どっちかっていうと、にこちゃんの方が助けられてた側だったような…」
ガヤガヤ
にこ「ええーっ!? 今日はお休みじゃなかったのー!?」
穂乃果「ん? にこちゃんの声…。玄関の方からだ」
穂乃果「なんだろう」ヒョコッ
にこママ「ごめんね? 急に仕事が入っちゃって…」
にこ「久しぶりにママと一緒に過ごせると思ったのにぃ…」
にこママ「でも、夕方には帰れるし…。それと、今週の金曜が振替でお休みになったから…」
にこ「金曜だと私が学校あるもん…」ムスーッ
にこママ「ほんとにごめんね…? …穂乃果ちゃんもいるし、二人でこころとここあの面倒を見てあげて?」
42:
にこママ「じゃ、行ってくるわね」
にこ「……いってらっしゃい…」
穂乃果「にこちゃんのお母さーん! お疲れさまです! いってらっしゃい!」ヌッ
にこママ「またねー、穂乃果ちゃん。ドタバタしててごめんなさいねー?」
バタン…
にこ「はぁーあ…」
穂乃果「……にこちゃんは、ほんとにお母さんのことが大好きなんだね!」
にこ「うぇっ!? な、なに言ってんの…!? やめなさいよ…!///」
にこ「もう…」
穂乃果「……」
穂乃果「…ねえ! にこちゃん!」
にこ「ん?」
穂乃果「今日一日…穂乃果がにこちゃんのお母さんの代わりになってあげる!」
にこ「は、はぁあ…!?」
43:
にこ「…あっ、もしかして…。まーた夢の中で私に助けられたからって、そんなこと言い出したんじゃないでしょうね…!」
穂乃果「ううん! 今日の夢はねぇ、むしろ…にこちゃんがにこちゃんのお母さんに助けられてた!」
にこ「なっ…!///」
穂乃果「にこちゃんは、いつも妹さん達や、私達μ'sのためにがんばってるけど…。…たまには、自分も誰かに甘えたいんだよね?」
穂乃果「今日ぐらいは家事も休んで…穂乃果に思いっきり甘えてほしいな!」
にこ「ほ、穂乃果にそんな負担かけさせるわけには…!」
穂乃果「もーっ! その考えが良くないんだってばー!」
穂乃果「ねっ? たまには気持ちを楽にしないと…疲れちゃうよ?」ナデナデ
にこ「ひゃっ…!///」ドキッ
穂乃果「えへへ…♪ やっぱりにこちゃんは、なでなでに弱いんだね!」
にこ「…わ、わかったわよ…。好きにしたら…?///」
穂乃果「うんっ! そうと決まればー!」
穂乃果「こころちゃーん! ここあちゃーん!」ドタドタ
45:
ここあ「なーに? 穂乃果ー」
こころ「どうしたんですか?」
穂乃果「今日はいつもがんばってるにこちゃんのためにもー、穂乃果がママの代わりをするからよろしくね!」
ここあ「穂乃果がお母さん…?」
こころ「んー…よくわかりませんが…」
こころ「お姉さまに楽をさせてあげたい気持ちは私も同じです! 私もお手伝いします!」
ここあ「私もー! お皿洗いぐらいならできるよ!」
穂乃果「ありがとおー!」
にこ「ちょ、ちょっとあんたたち…!」
穂乃果「だからー、にこちゃんは私達に全部任せて、リラックスしてていいのっ!」ボスッ
にこ「んぶっ…! そ、そんなこと言われても…」
穂乃果「じゃあここあちゃんはお皿洗いお願い! こころちゃんは私と一緒に洗濯を手伝ってくれる?」
こころ「了解です!」
ここあ「わかった!」タタタ
46:
こころ「さて穂乃果さん! うちでは、お風呂の残り湯を洗濯に使って、水道代を節約しているんです」ジャブジャブ
穂乃果「なるほどー」
にこ「……」
ワイワイ
穂乃果「……ひとまず下着類は洗えたかなー? …でも、どれが誰のだろう…」
こころ「分けるのは乾いてからやるので、どんどん干しちゃいましょう」
ここあ「お皿洗い終わったよー!」
穂乃果「ありがとー! こころちゃんもここあちゃんも、とってもお利口さんだね!」
ここあ「こうやって見てると、こころお姉ちゃんの方がお母さんっぽいんだけど…」
穂乃果「えーっ!? そんなー!」ガーン
ここあ「あはははっ!」
こころ「ほ、穂乃果さんは、うちの家事のやり方を知らないから仕方ないですよ! 落ち込まないでください!」
ガヤガヤ
にこ「……」
にこ「…まあ…なんとかなりそうね」
47:
??
にこ「あー…。この衣装かわいいわねー…。参考になるわあー…」ゴロゴロ
にこ「……午前中から家でこんなにのんびりできたのって、いつ以来かしら…」
にこ「……確かに楽だけど…。お姉ちゃんである私が、こんなに楽してていいのかって…不安で申し訳なくもあるわね…」ポツリ
ガチャッ
穂乃果「にこちゃーん! お昼ご飯できたよー!」
にこ「…あ、ありがと…」ムクリ
穂乃果「…って言っても、あんまり凝った料理はつくれないから、冷蔵庫にあったラーメンなんだけどね…」
にこ「充分よ! 嬉しいわ」
ここあ「良かった?!」
こころ「のびないうちに食べましょう!」
にこ「そうね。こころとここあもありがと」
48:
??
こころ「ごちそうさまでしたー」
穂乃果「今度は穂乃果がお皿洗うよ!」
にこ「うん、お願いね」
ここあ「ふぁ?あ…」
こころ「ん? ここあ、眠いんですか?」
ここあ「…うん…お腹いっぱいになったし…」
にこ「慣れないお手伝いで疲れちゃったわよね…?」
こころ「でも、もう家事はほぼ終わったので、夕飯までは暇ですよ!」
にこ「…お昼寝でもする?」
ここあ「うん…」ウトウト
穂乃果「ふー、終わったー。…あれっ? これは…みんなでお昼寝する流れ?」
ここあ「そうだよー…」
こころ「穂乃果さんもお疲れさまです! 一緒に寝ましょう!」
49:
にこ「…穂乃果はママなんでしょ? 真ん中に寝てよ」
穂乃果「えっ? …えへへ…ちょっと照れちゃうなぁ…///」ゴロン
ここあ「穂乃果ぁ?…!」モギュッ
穂乃果「わあ!? …あははっ、くすぐったいよここあちゃーん…」
こころ「むむむ…! 私も負けませんっ!」ムギュー
穂乃果「おっとっと、こころちゃんも…?」
穂乃果「あはは?…ママって大変だねぇ…!」
にこ「……そうね…」
にこ「次に、ママと私たちがお休みになった日には…。今度はママに楽させてあげましょう?」
こころ「はいっ…!」
ここあ「うん…。また、がんばるよぉ?…!」
穂乃果「ふふ…。とりあえず今日はにこちゃんが楽する番なんだから…! もっと私達に甘えていいんだよ?」
穂乃果「ほーら、穂乃果抱きまくらだよー♪」ルンルン
50:
にこ「……って、両端にこころとここあがいるのに、これ以上私が入り込むのは無理でしょ…」
穂乃果「んー…。穂乃果の身体の上なら空いてるよ?」
にこ「は、はぁぁ…!? そんなことしたら穂乃果が辛いじゃない…!」
穂乃果「大丈夫大丈夫?♪ ほーら、おいでー、にこちゃーん♪」
にこ「ええぇ…?」
こころ「お姉さまもたまには甘える側に回ってもいいんですよー…?」
ここあ「お姉ちゃんがお母さんのこと大好きなのは、私たちもよーく知ってるしー…」
にこ「……もう…///」
にこ「ちゃ、ちゃんと受け止めてよね…?///」
穂乃果「ふふ…♪ ママを信じて?♪」
にこ「…ま…」
にこ「ママぁ?…!///」ガバッ
穂乃果「おっと…! えへへ…にこちゃん、いいこいいこ?…♪」ナデナデ
51:
にこ「……ママ…あったかい…///」
こころ「お姉さま、今日で一番嬉しそうなお顔をしてます?」
ここあ「私も嬉しいよぉ?…」
穂乃果「えへへ…♪ にこちゃんってばぁ?…♪」
穂乃果「…穂乃果も、やっとお母さんらしい活躍ができて良かっ…」
にこ「ふにゃあ…///」トロォ…
穂乃果「……ん?」
穂乃果「にこちゃん? どうしたの…」
にこ「…ママぁ?…! ママを…もっと見せて…?」モゾモゾ
穂乃果「…って、えええっ…!? ちょっとにこちゃん…! なんで服の中にまで入ってきてるのお…!?///」
にこ「ママのおっぱいおいちい…///」チュパチュパ
穂乃果「ひゃっ…!?/// やめてぇ…!/// そんなに吸ってもおっぱい出ないよぉ…!///」ゾクゾクッ
52:
にこ「ちゅーちゅー…///」レロレロ
穂乃果「に、にこちゃんがこんなことするのは夢の中だけだと思ってたのにぃ…!///」
ガシッ
穂乃果「ん…?」
こころ「お母さまぁ…/// …むにゃむにゃ…」ピトッ…
ここあ「おかあさぁん…/// …すやすや…」ガッチリ
穂乃果「うそおー!?」ガーン
穂乃果「う、うごけないぃ…!」ギギギ…
にこ「ちゅぱちゅぱ…」チュッチュ
穂乃果「んぐぅぅぅ…!/// 穂乃果…どうすればいいのぉ…!?」ビクビクン
53:
にこ「んっ…///」チュポン
にこ「穂乃果ママぁ…/// だいしゅきぃ…///」スリスリ
穂乃果「あ…あれ…? にこちゃんにとって私は穂乃果なの…? それともママなの…?」クラクラ
穂乃果「それに…にこちゃんがこんなことするなんて…やっぱり変だよね…?」
にこ「穂乃果ママぁ…えへへ…///」ポワポワ…
穂乃果「…これは夢…? 現実…?」
穂乃果「なんかもう…よくわかんないや…」ウトウト…
穂乃果「むにゃ…」プワプワーオ
54:
??
穂乃果『はあー…。せっかく沖縄まで修学旅行に来たのに、台風のせいでずっと雨…』
穂乃果『ババ抜きにも飽きちゃったし、退屈だなあー…。晴れてくれないかなあー…』
にこ『しょおーがないわねえー!』ヌッ
穂乃果『に、にこちゃん!?』
にこ『穂乃果! 練習したアレやるわよ!』
穂乃果『うんっ! せーのっ!』
ほのにこ『『雨やめー!!』』
パアァ…
穂乃果『やったあー! 晴れたあー! ありがとうにこちゃん!』ピョンピョン
にこ『これがにっこりの魔法の力よ』
穂乃果『また…にこちゃんに助けられちゃった…///』
穂乃果『お礼しなくちゃ! なにか、してほしいことない?』
にこ『え? そうねえ…。…じゃあ…』
にこ『……///』ポッ…
穂乃果『? どしたの?』
55:
にこ『…こ…これからも…にこのママとして、お世話をしてほしいにこ…!』
穂乃果『へ…?』
にこ『にこが赤ちゃんで、穂乃果がママ!』
にこ『にこのおむつを替えたり…穂乃果のおっぱいを飲ませたりしてほしいにこぉ…///』モジモジ
穂乃果『ええ…? えっと…それは…』
にこ『…だめなの…? …穂乃果ママぁ…』ウルッ…
穂乃果『///』ドキーン
穂乃果『そ、そんなことないよ! 大好きなにこちゃんのお願いだもんね!』
穂乃果『穂乃果のおっぱいで良ければ…いくらでも…/// ……好きにして…良いよ…?///』
にこ『ほんとにっ!?』パアア
穂乃果『うん! にこちゃんが好きな時に、好きなだけ付き合ったげる!』
にこ『うれしい?! 穂乃果ママ、だいすきぃ?!///』ギュッ…
穂乃果『おっとと…。…えへへ…♪ にこちゃんはかわいいね?♪』ナデナデ
にこ『んっ…///』
にこ『ずっと…一緒にいてね…///』
穂乃果『もちろん! にこちゃん、大好きだよ…///』
56:
??
ガチャッ
にこママ「ただいま?。思ったより早く帰れて良かったわ?」
にこママ「お土産にケーキ買ってきたから、みんなで食べましょう!」
にこママ「……? 随分静かねぇ…?」テクテク
にこママ「にこー? いるのー…?」ヒョコッ…
穂乃果「うーん…///」グッタリ…
にこ「穂乃果ママぁ…。だいすきぃ…///」ツヤツヤ
こころ「すやすや…」
ここあ「ぐうぐう…」
にこママ「…あらあら、みんな仲良くくっついてお昼寝…?」クスッ…
にこママ「起こしちゃかわいそうね…」
57:

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