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危険な感染症ランキングTOP20を発表します!!!!!!!(画像あり)


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感染力とかかったときの重篤性をもとに、危険な感染症ランキングを作ってみました。
後で簡単な解説と病原体(細菌・ウイルス・原虫)の画像を載せていきます。
20位 B型肝炎
19位 ハンタウイルス感染症
18位 ポリオ(急性灰白髄炎)
17位 細菌性赤痢
16位 コレラ
15位 腸チフス
14位 ジフテリア
13位 結核
12位 腸管出血性大腸菌O157感染症
11位 新型コロナウイルス感染症(SARSおよびMERS)
10位 マラリア
9位 HIV感染症・AIDS(後天性免疫不全症候群)
8位 黄熱
7位 鳥インフルエンザ
6位 破傷風
5位 炭疽
4位 痘瘡(天然痘)
3位 ペスト
2位 狂犬病
1位 ウイルス性出血熱(エボラ出血熱など)
引用元: ・【画像あり】危険な感染症ランキングTOP20を発表します!!!!!!!!!!
2:
20位 B型肝炎
B型肝炎は、B型肝炎ウイルスに感染することにより発症します。B型肝炎ウイルスは人から人へと感染します。
【どうやってうつる】
患者との性行為やウイルスに汚染された医療器具の使用により感染します。患者から生まれた新生児は生まれた時点で感染していることがあります。
【症状】
感染して90?150日の症状のない期間があった後、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)がおこります。皮膚発疹や関節の痛みが生じることがあります。
大人での死亡率は1%くらいです。一部の人で慢性化し、肝硬変になったり、癌化することがあります。
【治療】
急性のB型肝炎に対しては、症状を和らげるための治療が行われます。慢性化した場合には、抗ウイルス剤による治療が行われます。
【予防】
不特定の人との性交渉は避けましょう。コンドームを正しく使用しましょう。途上国では医療器具が汚染されていることがありますので、安心できる医療機関を確認しておきましょう。また、不衛生な場所での皮膚穿孔(耳ピアス、入れ墨や鍼など)を避けましょう。
リスクの高い地域に渡航する場合には、ワクチン接種をお勧めします。詳しくは専門医とご相談ください。
【危険のある地域】
世界中で発生しています。
【その他のウイルス性肝炎】
ウイルス性肝炎には、B型肝炎以外にも以下のものがあります。
A型肝炎:糞便から排泄されたウイルスが人の手を介して、水や氷、野菜や果物、魚介類を経て口に入ることで感染します。過去には、貝類による集団感染もありました。ほとんどは急性肝炎として発症し、慢性化や劇症化は稀です。
C型肝炎:ウイルスに汚染された医療器具や輸血用血液の使用によりうつります。ほとんどの人が感染初期には無症状ですが、慢性化することが多く、やがて肝硬変や肝臓癌に進行する例が多いため、恐れられています。
E型肝炎:A型肝炎同様、食べ物から感染します。しかし、A型肝炎より劇症化することが多く、特に妊婦と高齢者が危険です。
A型肝炎はB型肝炎と同様、ワクチンで予防できます。C型肝炎とE型肝炎にはワクチンがありません。
3:
19位 ハンタウイルス感染症
ハンタウイルスはネズミなどのげっ歯類の一部が持っているウイルスです。流行地域でウイルスを持っているげっ歯類にかまれたり、排泄物に触れたり、排泄物を含んだほこりを吸い込んだりすることによって感染します。
腎症候性出血熱、ハンタウイルス肺症候群という2つの疾患を起こします。
【腎症候性出血熱】
発熱、腎臓の障害を特徴とする疾患で、主な流行地域は極東アジア(中国、数万例/年)と北欧・東欧(数千例/年)を主とするユーラシア大陸全域です。わが国では1960?70年代に発生の報告がありますが、その後はみられていません。
10?20日の潜伏期の後に、突然の発熱、頭痛、悪寒、脱力、めまい、背部痛、腹痛、嘔吐が生じます。また、顔面の発赤、目の充血、発疹などの出血症状がみられることもあります。軽症型では上気道炎症状と微熱、検査でわかる程度の尿異常だけで回復します。
一方、重症型は発熱に続いて、低血圧・ショック(4?10日)、尿の減少(8?13日)、尿の増加(20?28日)、回復という強い腎機能障害を伴います。重症型では3?15%が死亡します。
ショック状態や急性の腎機能障害を起こしうることを考慮しながら治療することが重要です。
【ハンタウイルス肺症候群】
1993年、米国南西部で初めて流行が確認された呼吸器疾患で、新種のハンタウイルスが病原体であること判明しました。
これまでに、米国、カナダ、南米(アルゼンチン、チリ、パラグアイ、ブラジル、ウルグアイ、ボリビア、パナマ)で患者が発生しています。約40%が死亡する重症度の高い疾患です。
北米ではシカマウス、南米ではコトンラットやコメネズミなどのげっ歯類から感染します。いずれのげっ歯類も日本には生息していません。ウイルスを持ったげっ歯類の糞尿が混ざったほこりを吸い込むことで感染します。
北米のハンタウイルス肺症候群では、ヒトからヒトへの感染は起こらないと考えられています。
潜伏期間は1?5週間と推定されています。突然の発熱、頭痛、悪寒がみられます(1?4日間)。その後、呼吸困難、酸素欠乏状態が急に出現します。呼吸数の増加、脈拍数の増加が顕著になります。
入院時の症状として発熱、筋痛、悪寒がほぼ全例でみられ、嘔気、嘔吐、下痢および倦怠がしばしばみられます。
他に短い呼吸、めまい、関節痛、背部痛、胸痛、腹痛、発汗および咳がみられ、まれに鼻汁や咽喉痛があります。
早期の集中治療が必須で、時に早い時点での人工呼吸が必要となります。集中治療を行う前でも酸素不足を防がなければなりません。感染者に対しては血中酸素飽和度、水分のバランスおよび血圧を注意深く観察する必要があります。
【予防】
予防接種はわが国にはありません。げっ歯類との接触がないように環境を整備することが予防上のポイントとなります。
糞や尿で汚染された場合には、掃除機やほうきなどのほこりを巻き上げるような器具は使わずに、漂白剤で汚染部を十分に湿らせます。その後ペーパータオルなどを用いてふき取り、ごみ袋に入れて廃棄します。
4:
18位 ポリオ(急性灰白髄炎)
ポリオは夏風邪の原因となるエンテロウイルスの親戚「ポリオウイルス」によって、急性の麻痺が起こる病気です。
ポリオが流行しているアフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンのほか、ポリオが発生している国に渡航する人は追加の予防接種を検討してください。
WHOでは、患者が発生している国に渡航する場合には、以前にポリオの予防接種を受けていても、渡航前に追加の接種をすすめています。
特に1975年(昭和50年)から1977年(昭和52年)生まれの人は、ポリオに対する免疫が低いことがわかっていますので、海外に渡航する場合は、渡航先が流行国でなくても、渡航前の追加接種を検討してください。
【感染経路/うつり方】
ポリオは、ポリオウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。増えたポリオウイルスは、再び便の中に排泄され、この便を介してさらに他の人に感染します。成人が感染することもありますが、乳幼児がかかることが多い病気です。
【症状】
感染しても90%から95%の人は症状が現れずに、知らない間に免疫ができます。しかし、感染してから3日から35日後に、発熱、頭痛、のどの痛み、嘔吐、下痢などのかぜに似た症状が現れることがあります。
さらに、腸管に入ったウイルスが脊髄の一部に入り込み、主に手や足に弛緩性麻痺(だらんとした麻痺)が現れ、その麻痺が一生残ってしまうことや、呼吸困難で死亡することもあります。
【治療】
麻痺の進行を止めるための治療や、麻痺を回復させるための治療が試みられてきましたが、現在、残念ながら特効薬などの確実な治療法はありません。麻痺に対しては、残された機能を最大限に活用するためのリハビリテーションが行われます。
【予防】
日本の定期の予防接種では、平成24年8月までは経口生ワクチンが使用されていましたが、平成24年9月以降は注射の不活化ポリオワクチンが使用されています。ポリオが発生している国に渡航する人は、追加の予防接種を検討してください。
流行している国では、食事の前に手洗いを十分に行い、口からの感染を予防しましょう。
6:
WHOがポリオの予防接種(渡航者への追加接種を含む)をすすめているポリオ流行国(2015年4月29日現在)
ポリオの流行が続いている国(流行国)は、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンの3か国ですが、その周辺の国でも、海外からの輸入患者の発生が報告されています。
2012年は、流行国のほか、チャドで患者が発生しています。2013年は、流行国の他ソマリアでの多数の患者が報告されました。
2014年になり、感染の拡大が続き、5月5日WHOは現在のポリオの発生状況は国際的な公衆衛生上の脅威のとなる事象(PHEIC)の一つであると宣言しました。
現在、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタン、赤道ギニア、エチオピア、イラク、イスラエル、ソマリア、カメルーン、シリアの10か国からポリオの発生が報告されています。
8:
17位 細菌性赤痢
細菌性赤痢は世界中に広く分布する細菌感染症です。
【どうやってうつる】
細菌性赤痢は赤痢菌によっておこる感染症です。赤痢菌には、A群(志賀赤痢菌;Shigella dysenteriae)、B群(フレキシネル菌;S.flexneri)、C群(ボイド菌;S.boydii)、D群(ソンネ菌;S.sonnei)の4種があります。
赤痢菌に汚染された水・氷・食品などを摂取することにより感染しますが、非常に少ない菌量でも感染することから、食器や箸などを介して感染することもあります(経口感染)。
【症状】
1?5日(通常1?3日)の潜伏期間の後、下痢、発熱、腹痛などが起こります。
菌の種類によって症状の程度に差があり、最も病原性の強いA群(志賀赤痢菌)では血便がみられたり、重症化すると腎臓や血液が異常となり死亡することがあります。
他の3種の赤痢菌では血便をみることはほとんどありません。特にD群(ソンネ菌)では症状が軽く、軟便や軽度の発熱で経過することが多いです。
【治療】
抗菌薬などを投与し、下痢や発熱が激しければ、症状に応じた対症療法を行います。
【予防】
赤痢は世界中どこでもみられる感染症で、特に衛生状態の悪い国に多くみられます。旅行中は、生水、氷、生ものは避けることが、重要な予防方法となります。
屋台のヨーグルト飲料や氷で感染した例も報告されていますので、不衛生な飲食店、屋台などでの飲食も避けましょう。
大便に大量に赤痢菌が含まれていることから、オムツ等や汚れた衣服を洗浄するときは次亜塩素酸を含む消毒液を使用しましょう。
9:
16位 コレラ
コレラは食中毒の原因菌である腸炎ビブリオの親戚「コレラ菌」による感染症です。
現在流行しているコレラは、19世紀以前に流行し、たくさんの犠牲者を出したコレラとは異なる型のコレラです。病原性も弱く、死亡率も2%程度と言われています。
【どうやってうつる】
コレラ菌に汚染された水や食料を摂取することにより感染します。
【症状】
感染して数時間から5日間の症状のない期間があった後、軽度の下痢または嘔吐が起こります(何の症状もない場合も少なくありません)。
重症の場合、「コメのとぎ汁のような水様性便」が大量に(1日10リットル?数十リットル)排泄され急に脱水症状になり、ただちに治療を行わないと死亡する可能性があります。
【治療】
抗生物質の投与と、下痢によって失われた水分を補給するための水分補給が行われます。
【予防】
コレラが流行している国では、生水、氷、生の魚介類を避けましょう。氷の上に飾られたカットフルーツや誤って飲んだプールの水から感染した例もあります。
海外では、コレラに感染するリスクの高い海外渡航者に対し、経口コレラワクチン(不活化ワクチン)も使用されています。日本では承認されている経口コレラワクチンはなく、一部医療機関で輸入ワクチンを接種しています。
11:
ふうしんやはしかは大丈夫なのか
13:
>>11
風疹だの麻疹だのはランキングに載ってるやつらに比べたら全然軽いほう
普通のインフルエンザやノロウイルスもな
12:
コレラのリスクのある国(2010?2014年)
アフリカ、アジア、中南米の一部の地域で流行しています。
14:
15位 腸チフス
腸チフスは、食中毒の原因菌であるサルモネラ菌の親戚「チフス菌」による感染症です。口から移る病気ですが、下痢はあまりみられません。菌が腸に入った後、血液中に侵入するのが特徴です。
【どうやってうつる】
感染したヒトの便や尿に汚染された水、氷、食べものを取ることによって移ります。ごく少量の菌によって感染することもあります。
【症状】
感染して1?3週間は症状がなく、その後、高熱、頭痛、全身のだるさ、高熱時に数時間現れる胸や背中、腹の淡いピンク色の発疹、便秘などの症状が現れます。熱が高い割に脈が遅いのが特徴的です。
重大な症状として、腸から出血したり、腸に穴が開いたりすることがあります。
【治療】
効果のある抗生物質を長期間服用します。
【予防】
・腸チフスには有効なワクチン(予防接種)がありますが、日本では承認されていません。一部の医療機関で、外国から輸入したワクチンを接種しています。
・十分に加熱された飲食物を摂取しましょう。生水、氷、生肉、生野菜などから感染する可能性があります。十分加熱調理してあるものを食べましょう。発展途上国では、ビン入りミネラルウォーターや、一度沸騰させた水を飲みましょう。
また、カットフルーツなども洗った水が汚染され、感染することがありますので、皮の傷んでいないものを自分でむいて食べるようにしましょう。
・食事の前には十分に手を洗いましょう。
【危険のある地域】
腸チフスは世界中でみられる感染症ですが、特に南アジアでは他の地域の6から30倍高いリスクがあります。他に、東南アジア、アフリカ、カリブ海、中央および南アメリカが危険のある地域です。
15:
14位 ジフテリア
ジフテリアはジフテリア菌がうつることによってかかる病気です。人から人へとうつります。
【どうやってうつる】
ジフテリアの患者の咳やくしゃみなどに含まれる唾液が口に入るとうつります。濃厚な身体接触によってもうつります。ジフテリア患者の唾液等がついた物品をさわることによってうつる場合もまれにあります。
【症状】
1?10日間の症状のない期間のあと、発熱、のどの痛み、倦怠感がおこります。のどや鼻の粘膜上に膜のようなものができ、無理にはがすことにより出血します。重症になると、この膜がのどにつまって窒息することがあります。
【治療】
抗血清と抗生物質の投与による治療が行われます。
【予防】
ワクチンの投与が効果的です。ワクチンは適切なスケジュールで接種を行わないと効果が期待できません。詳しくは医師にご相談ください。
【危険のある地域】
アフリカ、中南米、アジア、中東および東ヨーロッパに流行が見られます。
16:
狂犬病すげえ怖い
【閲覧注意】狂犬病にかかった人の動画。その怖さがよく分かる衝撃映像
http://world-fusigi.net/archives/7839855.html
17:
>>16
致死率100%だもんな。発症がそのまま死に直結するようなもんだし。
水や風を怖がるらしい。
18:
13位 結核
結核は、結核菌に感染することによってかかる病気で、人から人へうつります。
【感染経路/うつり方】
肺結核患者の咳やくしゃみなどによって、空気中に結核菌が飛び散り、周りの人がその結核菌を吸いこむことにより感染します。また、ウシ型結核菌に感染した牛の未殺菌乳から作られた乳製品を食べたり飲んだりすることによって、ウシ型結核菌に感染することもあります。
【症状】
咳、痰(ときには血痰)、胸痛、だるさ、体重減少、発熱、寝汗などです。重症の場合は肺に穴があいて死亡することがあります。
なお、結核菌に感染していても、多くの人は結核を発症しません。結核菌に感染した人のうち、結核を発症する人は約5?10%です。しかし、身体の抵抗力が落ちている人では、結核を発症するリスクが高くなります。
【治療】
抗結核薬を投与します。
【予防】
・日本の定期の予防接種では、生後1歳未満(標準的な接種は生後5か月から8か月の間)の小児にBCGの予防接種が行われています。
・結核菌に感染したことが分かった人に、結核の発病を防ぐために抗結核薬を投与します。
・結核患者とわかっている人(特に結核菌を排菌している人)と、マスクをせずに長時間接触することは避けましょう。患者と接触する医療従事者等は、結核菌の感染を防ぐためにN95マスクなどを着用します。
着用方法に関しては専門家の指導が必要です。結核の発生が多い国の医療機関等で働く場合には、感染症や産業保健の専門家の助言を受けてください。
・ウシ型結核菌の感染を防ぐために、殺菌されていない乳製品を食べたり飲んだりすることは避けましょう。
19:
新規結核患者数の推計(2010年)
世界中で発生していますが、特にアジアとアフリカで多く発生しています。
20:
12位 腸管出血性大腸菌O157感染症
腸管出血性大腸菌O157感染症は、食中毒の一種です。
大腸菌のほとんどは無害ですが、なかには下痢を起こすものがあり「病原性大腸菌」と呼ばれています。
病原性大腸菌の中でも特に危険なタイプを腸管出血性大腸菌(ベロ毒素産生性大腸菌)と呼び、ベロ毒素というものを出して、大腸や腎臓を傷つけます。
腸管出血性大腸菌にはO157、O111、O104などの種類がありますが、この中でも特に有名なのがO157です。
【どうやってうつる】
O157に汚染された水や食料を摂取することによりうつります。汚染された手で食事をすることによってもうつります。一部の動物(主に牛)はO157を通常保有しており、糞に菌が含まれています。
【症状】
感染して4?8日間程度の症状のない期間があった後に腹痛や水様性の下痢を起こしますが、「虫垂炎を疑うような激しい腹痛」や「血液の混じった激しい下痢」となることがあります。
さらに腎臓や血液が異常となり、けいれんしたり意識を失ったりすることがあります。重症の場合には死亡することがあります。
【治療】
症状を軽くするための治療が行われます。場合によって抗菌剤による治療が行われます。
【予防】
加熱されていない食品を避けるようにしましょう。便所を使用した後と食事の前には必ずしっかり手を洗いましょう。動物や動物周辺の土と接触した後はかならず体を洗浄し、特に食事前には手をしっかり洗いましょう。
手を清潔にする溶液またはゲル類(60%以上のアルコールを含むもの)を持ち歩くことにより、手洗いの施設がない場合にも対応できるようにしましょう。
大便に大量にO157が含まれていることから、オムツ等や汚れた衣服を洗浄するときは次亜塩素酸を含む消毒液を使用しましょう。
21:
天然痘の患者の画像見たけど
やるせない気持ちになったわ
23:
>>21
天然痘、エボラ、炭疽、ペストあたりは画像検索したら後悔するで
22:
11位 新型コロナウイルス感染症
新型のコロナウイルスによる感染症です。SARS(重症急性呼吸器症候群)とMERS(中東呼吸器症候群)の2種類があります。
【流行地】
SARSは過去にアジアとカナダで流行していました。特に中国では甚大な被害が出ました。
MERSは2012年9月にサウジアラビアで初めて患者が報告されて以降、サウジアラビア、ヨルダン、アラブ首長国連邦、カタールを含む中東諸国や、フランス、ドイツ、イタリア、英国などの欧州やチュニジアから患者が断続的に報告されています。
2015年には韓国でも流行が起こり、社会問題となりました。
【感染経路】
感染経路は、今のところ明らかにはなっていません。動物が起源と考えられていますが、動物への接触歴がない患者も発生しています。ヨーロッパやチュニジアで報告された患者はすべて、中東と何らかの関連(直接か間接かを問わず)がありました。
しかし、フランス、イタリア、チュニジア、英国では、中東への渡航歴はないものの、最近中東へ渡航したことのある患者と密に接する機会があった人々の間で、限局的な感染が起きています。
また、サウジアラビア、フランスでは院内感染による患者も確認されています。
【潜伏期】
2?14日と言われています。
【症状】
新型コロナウイルス感染症の患者に共通している症状は、急性の重篤な呼吸器症状で、発熱、せき、息切れや呼吸困難を伴います。ほとんどの患者が肺炎を起こします。また、多くの患者が下痢などの消化器症状を伴います。一部の患者は腎不全をきたしました。
SARSでは患者の約10%、MERSでは患者の約半数が死亡しています。特に高齢者が危険です。
【治療法】
有効性が確実とされる治療法はいまだ確立されていません。対症療法が中心となります。
【予防等】
現在のところ、ウイルスの感染源も感染経路も不明です。しかし、呼吸器感染を予防するため、咳エチケットや手指衛生を心掛けましょう。また、中東諸国から帰国後14日以内に発熱や咳・呼吸困難感などの症状が出現した場合はすみやかに医師に相談しましょう。
25:
10位 マラリア
【どういう病気?】
マラリア原虫をもった蚊(ハマダラカ属)に刺されることで感染する病気です。
世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、2013年12月に公表された統計によると、1年間に約2億700万人が感染し、推計62万7,000人が死亡しています。日本でも100人近くが輸入感染で発症しています。
1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。
マラリアには4種類(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア)あります。その中でも、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至ります。
脳症、腎症、肺水腫、出血傾向、重症貧血など、さまざまな合併症がみられます。
【マラリアにかからないようにするために!】
・ハマダラカは主に夕暮れから明け方にかけて活動します。長袖・長ズボンを着用し、できる限り肌の露出を少なくしましょう。防蚊の最善の策は蚊に刺されないことです。
・虫よけスプレーやローションが使われています。国内で販売されている製品は、DEET(ディート)という有効成分が12%以下ですが、海外では、濃度が高い製品も使用されます。
濃度によって、効果の持続時間が異なりますので、こまめに塗る必要性など、予め情報を入手しておいてください。
・マラリアには予防薬があります。マラリア流行地へ渡航する際は、抗マラリア薬の予防内服を行うことが望ましいとされています。マラリア予防薬は、医師の処方が必要です。
渡航先の流行状況や滞在期間、活動内容、基礎疾患の有無などによって適応となる予防薬が異なります。ご自分の体調や渡航先について事前に専門医と相談し、必ず専門医の指示に従って服用してください。
予防薬を服用していても防蚊対策は必要です。
【やかに治療することが必要です!】
・流行地に入ってから7日目以降にマラリアを疑う症状が出た場合、やかに医療機関を受診してください。
・予防薬を内服していても感染することがあります。
・マラリアと診断されたときには抗マラリア薬を投与します。感染した地域やマラリアの種類によって使用する薬剤が異なります。予防薬と治療薬は別と考えてください。
・海外で症状が出たときのために、渡航先の医療事情を確認しておくことを勧めます。
27:
マラリアのリスクのある国
2010年のデータ。アジア、オセアニア、アフリカおよび中南米の熱帯・亜熱帯地域で流行しています。
28:
9位 HIV感染症・AIDS(後天性免疫不全症候群)
HIVウイルスに感染し発症すると、他の病気に対する抵抗力がなくなって、いろいろな病気にかかります。病気が進行すると死亡することがあります。
【どうやってうつる】
HIVウイルスに感染した人の血液、母乳、精液、膣分泌液などの様々な体液によって感染します。キス、抱擁、握手といった日々の接触や個人で使用する物、食品、水を共有することでは感染しません。
【症状】
感染して数週間から十数年の症状のない期間があった後、発熱、のどの痛みや倦怠感などの症状が出ることがありますが、この症状は1?数週間で自然に治ります。
その数年後に、リンパ節の腫れ、発熱や下痢を発症し、さらに進行すると肺炎や皮膚病になったり、腫れものができたりします。
【治療】
定期的に医師の診断を受け、症状を軽くする治療を受けます。ウイルスを完全になくすことはできませんが、いろいろな薬を使うことによってウイルスを抑制し、病気の進行を大幅に抑えることができます。
【予防】
不特定の人との性交渉は避けましょう。コンドームを正しく使用しましょう。途上国では医療器具が汚染されていることがありますので、安心できる医療機関を確認しておきましょう。
29:
HIVのリスクのある国
サハラ以南のアフリカ、ロシア、アジア、中南米の一部の地域で流行しています。
30:
何を基準にしたランキングなの?
32:
>>30
感染力 + かかったときの重症度・死亡率
38:
>>32
だったらHIVはランク外じゃない?
感染力低いうえに現在はほぼ病状をコントロールできる
このランク以外にも怖い感染症はたくさんある
40:
>>38
おそらくあなたは経口と飛沫を感染経路のメインと思っているんだろうけど、エイズは血液経由なら確実にうつるからな。
しかも薬があるとはいえ完全にウイルスをやっつけるわけではないし、しかも価格だって高いから、日本みたいな先進国ならまだしも、途上国は薬を買い続けることができなくて治療をやめてしまう人だっている。
31:
8位 黄熱
【どういう病気?】
蚊(主にネッタイシマカ)に刺されることで罹る全身性の感染症です。
発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、吐き気などの症状が出ます。
有効な予防接種があります。ワクチン接種は指定された施設のみで実施されています。
感染症法では4類に分類されています。人から直接は感染しません。
【黄熱にかからないようにするために!】
黄熱に感染する危険のある地域に入国する前に、黄熱の予防接種が推奨されています。1回の接種で、接種後10日目から10年間有効です。
高齢者では副作用が起こりやすくなります。接種後の十分な観察期間がとれるようにしましょう。また、生後6か月未満の乳児への接種は禁止です。
黄熱ワクチンは黄熱予防接種証明書(Yellow Card)の発行を伴うために各検疫所又は検疫衛生協会での接種となります。指定された施設以外の病院、クリニックでの接種はできません。
また、黄熱ワクチンは生ワクチンなので接種後28日間は他のワクチンを接種することができません。トラベルクリニックなどでワクチン接種の順番を相談したうえで黄熱ワクチンを接種することをお勧めします。
黄熱に感染する地域の多くは、同じく、蚊によって感染するマラリアやデング熱などの流行地でもあります。予防接種を受けても、蚊に刺されないように予防することが必要です。長袖・長ズボンを着用しましょう。
虫よけスプレーや防虫ローションなどをこまめに使用しましょう。但し、海外では、国内で販売されているものに比べ、有効成分濃度の高い虫よけ製品が販売されています。肌に刺激のないものをこまめに使用しましょう。
【感染が疑われたときは!】
通常3?6日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐、下痢をおこします。重症化するといくつもの臓器からの出血や黄疸をおこします。致死率の高い病気です。
特別な治療法はなく、症状を軽くするための対症療法が行われます。早期治療で体力を保つことが重要です。
※発熱などの症状がでた場合、やかに医療機関を受診してください。
※海外で症状がでたときのために、渡航先の医療事情を確認しておきましょう。
33:
黄熱予防接種の推奨地域
2014年のデータ。アフリカ中央部と南米は黄熱予防接種の推奨地域です。
※黄熱ワクチンは、黄熱ウイルスへの暴露が低い地域(ヒト黄熱症例の報告がなく、過去に黄熱ウイルスの伝播が低レベルであったことを示唆する証拠がある)では、一般的には推奨されません (generally not recommended)。
しかし、この地域への渡航者の中で、蚊への暴露のリスクが高くなる渡航者または、蚊による刺咬に対して忌避措置がとれない少数の人に対しては、考慮することも可能である。
すべての渡航者について、予防接種を考慮する場合には、1)黄熱ウイルスによる感染を受けるリスク、2)各国の入国条件、3)ワクチン関連の重篤な副反応を起こしうる国々のリスク要因(年齢、免疫状態など)に留意しなければならない。
34:
7位 鳥インフルエンザ
鳥インフルエンザは、鳥インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。人間への感染リスクは低いと言われていますが、ウイルスが変異すると、世界で大流行する可能性があります。
【どうやってうつる】
感染した鳥またはその排泄物に近づくことによりうつります。ヒトからヒトへの感染はめったに起こらないとされています。
【症状】
感染して2?7日の症状のない期間があった後、高熱、咳などの症状を示します。急激に全身の臓器が異常な状態になり、死亡することがあります。
【治療】
発病早期に抗インフルエンザ薬による治療を行います。また症状に応じた治療を行います。
【予防】
流行地では鳥を扱っている農場や市場に行かないようにしてください。死んだ鳥や弱っている鳥には近づかないようにしてください。
35:
鳥インフルエンザ(H5N1)発生国及び人での確定症例(2003年11月以降)
2003年11月以降、ヒト患者の発生が報告されている国は、インドネシア、カンボジア、タイ、中国、パキスタン、バングラデシュ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、アゼルバイジャン、イラク、エジプト、トルコ、ジブチ、ナイジェリア、カナダの計16か国です。
36: (@⌒ー⌒(´・ω・`)_且)◆6q6Jn9ZEV6 2016/02/26(金)22:30:09 ID:U1O
いや、狂犬病が1位でしょ
致死率99%だぞ
(* ^―^)y─┛o〇◯
39:
>>36
狂犬病は人から人へうつることはないから。
しかもワクチンがあるから、発症前に打てばだいたい予防できる。
出血熱はワクチンがないし人から人へうつるし、どうしようもない。
41:
>>39
出血熱は本気出せばワクチン開発できることが今回のエボラ流行で分かりましたね
43:
>>41
今回はガチで先進国に飛び火する可能性があったからな。
今まではアフリカの途上国の風土病だったから、先進国の製薬会社がやる気を出さなかったのさ。
先進国の製薬会社は基本的に自国さえ良ければ良いってスタンスだからな。
37:
6位 破傷風
破傷風は、破傷風菌がうつることによってかかり、口や手足のしびれがおこる病気です。治療が遅れると死亡することがあります。
【どうやってうつる】
けがをしたときに傷口から破傷風菌が体の中に入ります。破傷風菌は、世界中の土のなかに存在します。特に、動物の糞便で汚染された土壌が危険です。
【症状】
感染して3日から3週間からの症状のない期間があった後、口を開けにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状があらわれます。その後、体のしびれや痛みが体全体に広がり、全身を弓なりに反らせる姿勢や呼吸困難が現れたのちに死亡します。
【治療】
発病した患者には、治療のための血清や抗菌剤を投与します。傷口の治療や呼吸をしやすくするための治療が行われます。
【予防】
予防接種が最も有効です。正しい方法で接種を行うと免疫が10年間持続します。前回の接種後10年をすぎた人には追加接種をお勧めします。犬などの動物にかまれたときは、狂犬病ワクチンと破傷風ワクチンが必要です。
旅行中にケガをしたときにも破傷風ワクチンが必要になることがありますので、早めに医師に相談して下さい。旅行先の不衛生な医療施設では、医療行為で感染することがあります。安心できる医療機関を確認しておきましょう。
42:
5位 炭疽
炭疽は炭疽菌がうつることによってかかる病気です。人から人へとうつることはありません。
【どうやってうつる】
炭疽にかかった動物や炭疽で死亡した動物に接触することによりうつります。炭疽で死亡した動物の肉、臓器、皮や毛に接触したり、食べたりすることによってもうつります。
【症状】
1?7日間の症状のない時期のあとに、皮膚の異常(皮膚炭疽)、消化器の異常(腸炭疽)や呼吸器の異常(肺炭疽)がおこります。
皮膚炭疽の場合には、まず痒みがおこり、続いてイボ状のできものができ、それが水ぶくれになって大きくなり、えぐれて潰瘍になり、最後にはくぼんで硬い黒いかさぶた状のものになっていきます。発熱、倦怠感や頭痛を伴う場合があります。
全く治療を行わないと、20%程度が死亡します。
腸炭疽の場合は、発熱、激しい腹痛、吐血、血便が見られます。50%程度が死亡します。
肺炭疽では、発熱、咳、呼吸困難や嘔吐がおこり、90%程度が死亡します。
【治療】
抗生物質による治療が行われます。
【予防】
ワクチンが存在しますが、副作用等の理由から通常用いられません。流行地においては動物に近づかないようにしてください。また、肉、臓器、皮や毛などに触らないようにしてください。屠殺時に健康であったことが証明されていない肉などは決して食べないようにしてください。
【危険のある地域】
中南米、サハラ以南のアフリカ、中央?南西アジア、南ヨーロッパおよび東ヨーロッパで見られます。
44:
4位 痘瘡(天然痘)
痘瘡は、20年以上前に消え去った過去の病気です。痘瘡を起こすウイルスがうつることによってかかる病気で、人から人へとうつります。
【どうやってうつる】
痘瘡患者と接触することによってうつります。
【症状】
7?16日間の症状のない期間のあと、急激な高熱、頭痛や体中の痛みがおこります。その後、体中に発疹ができ、かさぶたになります。2?3週間で治りますが、かさぶたの後に色がついたりへこんだりした跡がのこります。悪化して死亡する場合もあります(死亡率20?50%)。
【治療】
症状を軽くするための治療が行われます。
【予防】
ワクチンが有効ですが、現在痘瘡はすでに過去の病気とされているため、一般の人がワクチン接種を受けることはできません。
【危険のある地域】
すでになくなった病気で、現在は発生していません。ただし、アメリカとロシアの一部の研究所には今でもウイルスが保管されています。
45:
3位 ペスト
ペストはペスト菌による感染症で、ヨーロッパで大流行が繰り返され、皮膚が黒くなって亡くなるため、「黒死病」として恐れられてきました。現代では抗生物質のおかげで治療できる病気ですが、地域での流行がみられる国があり、毎年2,000人程度の患者が報告されています。
【どうやってうつる】
感染したノミに咬まれることによって人へうつります。また、肺に感染すると患者の咳によって、容易に人から人へとうつります。
【症状】
最も多いのが、ノミに咬まれた場所に関係したリンパ節に感染が起こり、腫れと痛みをきたす症状です。その後、高熱や皮膚に出血をともなう発疹がみられ、治療しないと高率で死亡します。
肺への感染が起こると、発熱、咳、痰など肺炎の症状が出現します。人への感染力が強く、放置すると100%死亡します。
また、血液中にペスト菌がばらまかれ、ショックをきたし、死亡する状態が10%程度にみられます。
【治療】
できるだけ早く抗生物質を投与することで治療できます。また、ペストの患者に接触した人には予防のために抗生物質を投与します。
【予防】
現在使用可能なワクチンはありません。
ペスト菌を持つノミは、ネズミによって運ばれます。このため、感染が起こる地域では、ネズミが生息している場所に立ち入らないことが重要です。
肺ペストが流行している地域には立ち入らないようにします。流行時は、激しい咳をしている人には近寄らないようにして下さい。接触してしまった場合には直ちに医療機関を受診し、予防のための抗生物質服用について相談してください。
46:
ペストの発生地域
2000?2009年のデータ。ペストの流行は、アジア、アフリカ、アメリカの広い地域で起こっています。
47:
2位 狂犬病
狂犬病は年間5万人以上が死亡する人畜共通感染症です。発症するとほぼ100%死亡します。狂犬病はほとんど全ての哺乳動物から感染する可能性があります。感染症法では4類に分類されています。
【感染経路】
ウイルスは感染動物の唾液に含まれます。哺乳動物に咬まれたり、傷口、目や口の粘膜をなめられたりすることで神経系の細胞に感染します。動物は前足をなめるので、ウイルスの付いたツメで引っかかれても感染を考えなくてはなりません。
【症状】
ウイルスが直接中枢神経を侵した場合、10日目あたりから、発熱、頭痛、全身倦怠や嘔吐などを起こします。一方、末梢の神経線維に感染した場合には、ウイルスは非常にゆっくりと脳へ向かうので発症までに数年の年月を要します。
発症後は、ものを飲み込みづらくなり、液体を飲もうとすると筋肉がけいれんするため、水を恐れるようになります(恐水症)。やがて昏睡状態となり、呼吸が麻痺し死亡します。
【治療】
哺乳動物に咬まれたときには、できるだけ早く病院を受診してください。
同時に、狂犬病のおそれのある動物に咬まれたら、傷口を石鹸と水(できれば流水)でよく洗い、消毒液で消毒します。空気に触れると直ぐに感染力が弱まるウイルスです。
粘膜から感染する可能性があるので、決して傷口を口で吸いださないでください。
医師はWHOが定めた基準に沿ってワクチンの必要性を判断します。咬まれたときの状況、咬まれた後の処置の仕方などをできるだけ詳しく説明してください。
ワクチン接種が必要と判断されたときには、医師の指示に従ってワクチンを接種してください。接種は複数回を受ける必要があります。
症状が発現したときには確立された治療法はありません。これまでに100万人以上の人が命を落としており、助かった人は数名しかいません。
日本でも、2006年に狂犬病の輸入感染例がありました。しかし、その前の発生例は1970年です。日本に狂犬病を診た医師はほとんどいないので、診断と治療が遅れる可能性があります。そのためにもワクチン接種は大切です。
狂犬病の発生がない日本では、常備されているワクチンは限られています。接種対象者が予めワクチン接種が可能であることを病院に確認し、病院の指示に従って受診してください。
日本での暴露後接種は0日、3日、7日、14日、28日、90日の6回です。地域によってワクチンの種類、接種方法、接種回数が異なりますので、海外ではワクチンの種類と接種方法の情報を聞いておくことが重要です。
ワクチンの種類と回数によっては、最初から接種し直すこともあります。
【予防】
全ての動物からする可能性があります。動物にむやみに手を出さないようにしましょう。
渡航地で動物と接する機会が多い場合には、暴露前接種という方法があります。暴露前接種は初回接種を0日とすると0-28-180の3回接種となります。
こちらも、海外での接種方法とは異なります。海外で追加接種を受ける場合には確認が必要です。
49:
狂犬病のリスクのある国
アフリカ、アジア、中南米のほとんどの地域で流行しています。台湾は狂犬病のない地域とされていましたが、2013年7月台湾で狂犬病の野生動物が確認されています。
狂犬病のリスクのない国が減ってきていますので、渡航先の情報には注意してください。
50:
1位 ウイルス性出血熱(エボラ出血熱など)
ウイルス性出血熱は、ウイルスの感染によって高熱や重篤な出血症状を起こす病気の総称で、人から人へうつります。感染症法では1類の感染症に分類されており、人がかかると死亡する可能性が高い重大な疾患です。また、人以外のあらゆる動物に感染します。
ウイルス性出血熱には「エボラ出血熱」「マールブルグ病」「クリミア・コンゴ出血熱」「ラッサ熱」「南米出血熱」の5種類がありますが、この中でも特に有名なのがエボラ出血熱です。
【感染経路】
ウイルスに感染した動物や感染した人の体液に、傷口や粘膜が接触するとウイルスが侵入、感染します。
また、症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や体液等に汚染された物質(シーツ、衣類、医療器具、患者が使用した生活用品など)に傷口や粘膜が触れても感染することがあります。
現在は、未発症の患者からは感染しないと考えられています。ウイルスは飛散しにくい形状なので、通常は空気感染も起こりません。しかし、直接、飛沫を浴びた場合には感染する可能性があります。
エボラ出血熱とマールブルグ病は自然界のコウモリがウイルスを持っているのではないかと言われており、コウモリの排泄物を吸い込んだり、接触したときにうつる可能性があります。
クリミア・コンゴ出血熱はダニがウイルスを持っていることがあり、そのダニに咬まれることにより感染することがあります。
ラッサ熱と南米出血熱はネズミ類がウイルスを保有しています。ネズミ類との接触(ネズミの糞尿を吸いこむ場合も含む)、ネズミによって汚染された食品の摂取、食器の使用、塵や埃を吸いこむことによってうつります。
【症状】
2?21日(通常7?10日程度)の潜伏期間の後、38度以上の高熱、頭痛、筋肉痛、のどの痛みなど、風邪のような症状で始まります。嘔吐や下痢を伴うことも多く、嘔吐物や便に血液が混じることもあります。
やがて内臓機能の低下がみられ、さらに進行すると身体のいろいろな部分から出血し、死に至ります。
致死率は30%以上と非常に高く、特にエボラ出血熱では90%に達した事例もあります。
【治療】
ラッサ熱に関しては、早期に抗ウイルス剤を使用することにより、生存の確率を大幅に高めることができます。
それ以外のウイルス性出血熱には特別な治療法はありません。症状を軽くするための補液と対症療法を行います。早期に安静を保つことが有効であり、早期発見が重要と考えられています。
なお、感染症法で1類感染症に指定されているため、患者は強制的に隔離病棟へ入院させられます。
【予防】
ワクチンはありません。感染が疑われる人との接触、流行地域での行動は可能な限り避けてください。感染防御対策を行っている多数の医療関係者でさえも感染しています。
壁や机に付着した体液に触れるなど、予想もしないところが感染源になることがあります。周囲に付着したウイルスは感染力を保持していると考えて行動してください。
動物も感染しますので、動物の死体に近づくこと、触ることも避けましょう。特にコウモリには近づかないようにしましょう。加熱処理の信頼できない肉(Bushmeat)を食べることは論外です。
クリミア・コンゴ出血熱の予防のためには、ダニが特に活動が活発化する時期(春から秋)、ダニが多数生息する地域への渡航を控えます。屋外ではDEETを含有する虫よけスプレーを使用し、衣服や肌にダニが付いていないか確認し除去します。
ラッサ熱や南米出血熱の予防のために、ネズミ類がいるような不衛生な場所に近づかないようにするか、ネズミの駆除を行います。
一方、未発症の人は血液や体液にウイルスが出ていないので感染させることはありません。流行地に滞在した健康な人がウイルスを持ち込むこともありません。
善意を持って流行地を支援する人々には過剰な懸念を抱くことなく、冷静に対応しましょう。
アルコールなどの消毒薬だけでなく、石けんでも感染力をなくす効果があります。もし、感染の可能性のある患者と接触した場合には、直ちに石けんで体を洗うことを考えてください。
【感染の危険のある地域】
エボラ出血熱とマールブルグ病はアフリカ中央部で発生しています。
2014年3月にはギニアでエボラ出血熱の集団発生が報告され、西アフリカ(ギニア、リベリア、シエラレオネ)では夏以降に爆発的な流行がみられています。周辺国や医療支援を行った国でも感染例が報告されています。
ラッサ熱はヤワゲネズミが生息している西アフリカ地域が危険です。南米出血熱は中南米で散発的に発生しています。
51:
クリミア・コンゴ出血熱の分布
媒介するイボマダニの分布。北緯50度以南のアフリカ、バルカン半島、中東、アジアに広く分布しています。
52:
参考リンク
http://www.forth.go.jp/
FORTH 厚生労働省検疫所
http://www.anzen.mofa.go.jp/
外務省 海外安全ホームページ
53:
【コラム】
感染症法による感染症の分類
【1類感染症】感染力や罹患した場合の重篤性が極めて高い感染症。原則入院。
エボラ出血熱 マールブルグ病 クリミア・コンゴ出血熱 ラッサ熱 南米出血熱 ペスト 天然痘(痘瘡)
【2類感染症】感染力や罹患した場合の重篤性が高い感染症。状況に応じて入院。
結核 ジフテリア ポリオ 鳥インフルエンザ(H5N1およびH7N9) SARS(重症急性呼吸器症候群) MERS(中東呼吸器症候群)
【3類感染症】飲食業などの職業を介して集団発生を起こしうる感染症。就業制限あり。
腸管出血性大腸菌感染症 細菌性赤痢 コレラ 腸チフス パラチフス
【4類感染症】動物由来感染症。人から人への感染は少ない。
マラリア 黄熱 デング熱 ボツリヌス症 狂犬病 炭疽 ウイルス性肝炎(A型・E型) SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
【5類感染症】
インフルエンザ 麻疹 感染性胃腸炎(ノロウイルスなど) ウイルス性肝炎(A型とE型を除く) エイズ 破傷風 性感染症各種
4類と5類は数が多いので、一部のみ掲載。
62:
ペストはやべえな
実際14世紀あたりにヨーロッパの3分の1が死んだし
63:
>>62
当時は不衛生で簡単に感染症が蔓延しやすい時代だったからな
ハイヒールが誕生した背景をよく調べると、当時のヨーロッパがかなり不潔な土地だったことがわかる。
反面、日本は中世から衛生的だったからな。
64:
ペスト・天然痘・新型インフルエンザ(スペイン風邪)に関しては、歴史的感染症といっても過言ではない。
こいつらは特定の民族を滅亡させたり、戦争を終結させたりしてるからな。
65:
ジカ熱とかSARSとかは?
68:
>>65
ジカ熱は妊婦以外は重症化することは少ない
蚊が媒介する感染症なら、デング熱とか日本脳炎とかのほうが怖い
71:
肝炎・結核・O157・エイズ・破傷風は日本でも普通に発生しているから、気を付けろ。
72: (@⌒ー⌒(´・ω・`)_且)◆6q6Jn9ZEV6 2016/02/26(金)23:00:11 ID:U1O
エボラって富士フイルムの抗インフル薬が特効薬みたいな感じじゃなかったの?
(* ^―^)y─┛o〇◯
74:
>>72
まだ承認されてないじゃん
78: (@⌒ー⌒(´・ω・`)_且)◆6q6Jn9ZEV6 2016/02/26(金)23:08:36 ID:U1O
>>74
そうなのか
(* ^―^)y─┛o〇◯
79:
>>78
正式に承認されて実用化されると良いな
73:
ちなみに今回、寄生虫はマラリア以外載せなかった。
寄生虫はガチでトラウマレベルだからな
59:
海外では動物はあらゆる感染症の感染源となります。気を付けましょう。
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コメント
1 不思議な
時代に比して日本が衛生的であったという理解は間違いではないが、
感染を予防する概念の「公衆衛生」が優れていたというのでは間違いになる。
ペストに関しては、衛生さより日本海や鎖国といった立地と政策によるところが大きい。
また、強力な感染菌である麻疹は江戸を何度も襲い、天然痘は日本の歴史もしっかり動かし、梅毒は江戸の闇になり、結核は文学的な名作も作り上げた。
日本の衛生さを端的に表現しがちなトイレシステムは、肥溜め経由で農作物の寄生虫の温床となり、ゆえに経験からか伝統的な「和食」には新鮮なサラダ系統のものが発達しなかった。
欧州の大都市部が果てしなく汚かっただろうことは想像に固くないが、
予防の概念が生まれるまで、衛生さと感染症には強い関連性を持たせられないのが正確なところではないか。
一般的な意味での清潔さと、感染症は単純には結び付けられないともいえる。
2 不思議な
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3 不思議な
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4 不思議な

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