穂乃果「にこちゃん、バレンタインだよ!」にこ「……あっそ」back

穂乃果「にこちゃん、バレンタインだよ!」にこ「……あっそ」


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穂乃果「……」
にこ「……」
穂乃果「……」
にこ「……」
穂乃果「……あれ?」
にこ「なによ」
穂乃果「くれないの?」
にこ「なにを?」
穂乃果「なにを……ってそりゃバレンタインだよ?チョコだよ!?」
にこ「チョコ?……そういえばおやつにチョコ買ってきたけど食べる?」
穂乃果「わーい!やっぱ板チョコなら明治だよね……って違うよ!バレンタインチョコだよ!」
にこ「さすが、鋭いノリツッコミね、穂乃果」
穂乃果「えへへー……ってだから違うよ!」 ?
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
2:
にこ「なによー、お菓子ならことりとかいっぱい持ってるでしょ?」
穂乃果「なんでそーなるの!?」
にこ「……え、違うの?」
穂乃果「違うよ、バレンタイン!好きな人に!チョコを!渡す日だよ!!」
にこ「あー……そっちね」
穂乃果「どっちだと思ってたの!?」
にこ「なんでも良いじゃない」
穂乃果「まあいいや、にこちゃんチョコちょうだい!」
にこ「……ちょっと待って」
穂乃果「へ?」
3:
にこ「まず確認するわ……バレンタインってなんの日?」
穂乃果「だからー、好きな人にチョコをあげる日だよ?」
にこ「私はあんたのことを好きって言った?」
穂乃果「ううん?」
にこ「じゃあ、あんたの事を好きだって根拠あったの?」
穂乃果「それはわからないけど……穂乃果はにこちゃんのこと好きだよ!」
にこ「オーケーオーケー……ってことはあんたが私にチョコを渡すのが正しいじゃないの!」
穂乃果「……あっ」
にこ「今気づいたのね……」
穂乃果「でもでも、そしたらにこちゃんは穂乃果の事を好きではない……!?」
にこ「……えっ」
4:
穂乃果「そうとは知らずなんて勘違いを……!」
にこ「いや、まあ……嫌いじゃない……っていうか……好き……ではあるけど……てかチョコなら用意して……」
穂乃果「そうと決まったら、穂乃果が最高に美味しいチョコをプレゼントするよ!そして告白するよ!」
にこ「いや、だだ漏れ……ってええっ!?」
穂乃果「じゃあねにこちゃん!」
ガチャ、バタン
にこ「ちょっとま……人の話を聞きなさいよこのバカ!」
にこ「はあ……どうすんのよこれ……」
6:
穂乃果「そうと決まればみんなに聞いてみよう!と、いうわけで海未ちゃん、絵里ちゃん!」
海未「はい?」
絵里「どうしたの?」
穂乃果「二人ってバレンタインにどんなチョコをあげたい?」
絵里「……そうねえ、手作りが一番じゃない?もらった事しかないからわからないけど」
海未「私ももらったことしか無いですが……一番は手作りじゃないですか?」
穂乃果「ふむふむ……手作りね」
海未「穂乃果は誰かにあげるのですか?」
穂乃果「うん、にこちゃんに」
絵里「え?」
穂乃果「ん、どうしたの?」
絵里「や、なんでもないわ」
絵里(そういえば今朝ウキウキで穂乃果に渡すチョコ持ってきてたけど……なんか面白いし内緒にしとこ♪)
海未(絵里……なんか変なこと考えてますね……)
穂乃果「とりあえず分かった、ありがとう!」
7:
穂乃果「次は……花陽ちゃん、凛ちゃん!」
凛「にゃ?」
花陽「どうしたの?」
穂乃果「二人はバレンタインにどんなチョコをあげたい?」
凛「凛はかよちんにチョコあげたよー」
花陽「チロルチョコだけどね……」
穂乃果「花陽ちゃんは?」
花陽「私も買ったチョコをあげたよ、手作りも良いけど確実に美味しいものも渡したいし」
穂乃果「ふむふむ……」
凛「もしかするとにこちゃんにあげるのかにゃ?」
穂乃果「おー!よく分かったね凛ちゃん!」
凛「えれへ、それほどでも!」
凛(ていうか普段の言動でバレバレだよ穂乃果ちゃん……)
花陽(特に最近はにこちゃんにこちゃんって付いてってたもんね……)
穂乃果「ありがとう二人とも!じゃあね!」
ダダダダ……
凛「行っちゃったにゃ」
花陽「相変わらずだねえ……」
8:
穂乃果「続いては?……真姫ちゃん!」
真姫「せっかく気持ちよくピアノ弾いてたのに……」
穂乃果「あはは、ごめんごめん……と、いうわけで真姫ちゃんがバレンタインにあげたいチョコは?」
真姫「えぇ……特にないわよ、あげないしあげる気もない」
穂乃果「さすがに冷たいよー!」
真姫「でも……そうねえ……せっかくだし少し高いものをあげたいわね」
穂乃果「高いもの?」
真姫「一年に一回でしょ?どうせなら良いものが良いんじゃない?」
穂乃果「なるほどぉ?……さすが真姫ちゃんありがとう!じゃあね!」
真姫「あっ、ちょ……せっかくだからゆっくりしてけば良いのに……」
10:
穂乃果「最後は希ちゃん、ことりちゃん!」
希「チョコなぁ?……やっぱり、アレやね」
ことり「アレだね」
穂乃果「?」
希「アレやよ、私が」
ことり「チョコレート?みたいな?」
穂乃果「えっ……ええええええ!?」
希「あはは、じょーだんじょーだん」
ことり「どんなものでも、気持ちがこもってれば良いんじゃないかなあ?」
穂乃果「気持ち……」
希「そうそう、『好き』って気持ちがこもってるんなら、なんでも良いと思うよ?」
ことり「やっぱり、そこだよね」
穂乃果「気持ち……気持ちかぁ……」
希「まあ、にこっちのことやからなんでも喜ぶんと違う?」
ことり「にこちゃんだしねえ……」
穂乃果「?どういうこと?」
ことり「なーいしょっ」
ことり(両方ともわかりやすいからね)
希(本人が気づいてないだけやね)
穂乃果「とりあえず……みんなの意見を参考ににこちゃんにチョコあげてみる!ありがとう!」
11:
穂乃果「手作りで、ちょっと高い良いもので……気持ちがこもってて……」
穂乃果「やっぱりアレかな、アレしかないかな……」
穂乃果「……よし、決めた!」
……………
穂乃果「戻ってきたよにこちゃん!」
にこ「うひゃあっ!?ちょっと、そんなうるさく入ってくるんじゃないわよ!」
穂乃果「あはは、ごめんごめん」
にこ「……で、チョコ用意できたの?」
穂乃果「うん、これ」
にこ「これ、まんじゅうじゃない……しかも穂むらの」
穂乃果「つまらないものですが……付き合ってください!」
にこ「そういう風に告白しないでしょ普通!?」
穂乃果「……あれ?」
12:
にこ「第一なんでまんじゅう!?チョコでなく!?」
穂乃果「いや、チョコだよ?」
にこ「え?」
穂乃果「ほら、よく見て?」
にこ「なになに……『バレンタイン限定チョコまんじゅう、餡が二層チョコになってます!』……本当だチョコだ」
穂乃果「でしょ?ちょっと高くて、しかもこれは穂乃果が作りました!」
にこ「そこでまんじゅうって発想があんたらしいわね……」
穂乃果「と、いうわけでにこちゃん、穂乃果と……」
にこ「ちょっと待って」
穂乃果「へ?」
13:
にこ「はいこれ」
穂乃果「……なにこれ」
にこ「なにって……バレンタインでしょ?チョコよ」
穂乃果「あー、さっきチョコ欲しいって言ったから……ありがたくいただきます!」
にこ「なんでそうなるのよ!バレンタインよ、チョコよ!?」
穂乃果「……つまり?」
にこ「私が!あんたに!チョコをあげるって言ってるのよ!?」
穂乃果「あ、なるほど……ってええええ!?」
にこ「気づくの遅いわよ……」
穂乃果「さっき買ってきて?」
にこ「朝から持ってきてたわよ」
穂乃果「友チョコとか……?」
にこ「……ほ、本命よ」
穂乃果「なるほどー本命かー……えええええ!?」
にこ「何回驚けば気がすむのよあんた……」
14:
穂乃果「いやでも、さっきは……」
にこ「あれはウソ」
穂乃果「もー、にこちゃんの嘘つきー!」
にこ「悪かったって……それじゃ」
穂乃果「ちょっと待った!」
にこ「げ」
穂乃果「……なんで帰ろうとしてるの?」
にこ「え、渡すもの渡したし……返事はホワイトデーにでも……」
穂乃果「今じゃダメかな……というか穂乃果告白したよね?返事、まだだよね?」
にこ「いや……こっちも本命……」
穂乃果「もう答えが決まってるのに、帰るのはどうかと思う……ん、だけど……」
にこ「は、恥ずかしがってるんじゃないわよばか!」
穂乃果「に、にこちゃんだってすっごく照れてるじゃん!」
にこ「い、いいのよ私は!」
穂乃果「なにそれ酷い!」
15:
にこ「はー……もう分かった、腹くくるわ」
穂乃果「……う、うん」
にこ「頼むから構えないで、逃げたくなるから」
穂乃果「は、はい!」
にこ「いやだから……まあいいわ……えっと……その……私は」
穂乃果「……どきどき」
にこ「ああもううるさい!……その……穂乃果が……好き、なんだけど……」
穂乃果「……うん」
にこ「良かったら……その……つ、付き……合わない?」
穂乃果「……はい」
にこ「頼むからうつむかないで恥ずかしくて死にそう!」
穂乃果「ご、ごめん恥ずかしくて!」
16:
にこ「えっと……じゃあ……よろしく、お願いしま、す?」
穂乃果「こ、こちらこそ……ふつつか者ですが……」
にこ「……ぷっ」
穂乃果「ど、どうしたの?」
にこ「いや、さすがにそこまでかしこまられると却って面白いというか……」
穂乃果「もー!」
にこ「ま、とりあえず行きましょ?暗くなってきたし……その、一緒に帰りたいし……?」
穂乃果「そ、そう……だね」
17:
にこ「……手、暖かいわね」
穂乃果「にこちゃんこそ」
にこ「……悪くないわね、こういうの」
穂乃果「……うん」
にこ「はー……でも、もうすぐ卒業なのよね……私たち」
穂乃果「卒業しても、みんなとの仲が終わるわけじゃないよ?」
にこ「そうね……バカなこと言ったわ。忘れて」
穂乃果「良いよ、別に」
にこ「……そろそろ別れないと」
穂乃果「手、離れてくれないんだけど……」
にこ「奇遇ね、私も」
穂乃果「……えへへ」
18:
穂乃果「あ、そうだ忘れてた!」
にこ「え、なに……」
ちゅ
穂乃果「……よし、じゃあ穂乃果行く!」
にこ「……」
穂乃果「じゃ、また明日!」
タッタッタッ……
にこ「……へ?は?」
にこ「……あーもー、なんなのよあほのかー!!!」
19:

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