海未「あなたはぷにぷにです!」花陽「ぴゃあ!」back

海未「あなたはぷにぷにです!」花陽「ぴゃあ!」


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海未「穂乃果、花陽、少し太りましたね?」ジー
穂乃果「穂乃果たち、全然太ってないよっ」
花陽「それは……」
海未「2人でGOHAN?YAから出てくる姿がたびたび目撃されています」
穂乃果「でもいっぱい運動してるから大丈夫かなぁ?なんて……」アセアセ
花陽「そうです、太らないようにおかわりもちゃんと減らしました!」アセアセ
海未「……花陽、こっちに来てください」
花陽「うぅっ」トボトボ
海未「…………」ツンツン
花陽「くすぐったいよぉ」
海未「………………」ツンツン
花陽「海未ちゃん、ぷにぷにしないでぇー」
海未「……………………」ツンツン
海未「あなたはぷにぷにです!」
花陽「ぴゃあ!」
2:
海未「という訳で2人には走ってもらいます!」ビシッ
穂乃果「花陽ちゃん……」グスン
花陽「穂乃果ちゃん……」グスン
海未「さっそく長距離走アタックです!」
穂乃果「海未ちゃんの鬼ぃ?」
花陽「でももう練習終わった後だよ?」
海未「もうすぐテストの時期です」
海未「テスト期間中は部活はできませんから今すぐダイエットを始めないといけません」
花陽「ダレカタスケテー」
海未(…………………………………)
海未(先ほど花陽を流れでぷにぷにしてしまいましたが、すごいやわらかかったです)
海未(あのやわらかさは一体?)
海未「花陽が戻ってきたらもう一度触って確かめてみましょう」フム
4:
海未「2人ともお疲れ様です」
穂乃果「はぁはぁ……」
花陽「もう限界だよぉ……」
海未「……………………」ツンツン
花陽「ぴゃあ!」
花陽「きゅ、急にぷにぷにしたらびっくりしちゃうよぉ……」
海未「うーん、まだ全然減っていませんね」
穂乃果「海未ちゃん、そんなにすぐ減らないよ?」アハハハ
海未「えぇ、念のため確認しただけです」
花陽「そうなんだ……」
海未(なんで花陽はあんなにやわらかいのでしょうか?)
海未「………」ツンツン
穂乃果「海未ちゃん、何で自分のほっぺをつんつんしてるの?」
海未「いえ、その、少し気になることがあっただけです!」
花陽「?」
海未(私は花陽みたいにやわらかくありませんね……)フムフム
6:
翌日
海未「ことり」
ことり「何、海未ちゃ……」クルッ
海未「…」ツン
ことり「ちゅん♪」
海未(ことりもやわらかいですがもっちり感が足りないような気がします)フムフム
海未「穂乃果、にこ、凛、絵里、ことりと試しましたがどれも違いますね」
希「スピリチュアルな雰囲気がこっちから醸し出されてるやん」
海未「次は希に試してみましょう」コッソリ
海未「希、少し話したいことが」
希「なんや、ウチになんか用が……」クルッ
海未「…」ツン
希「ウチをつんつんするってことはつんつんされる覚悟があるってことやん?」ゴゴゴゴ
海未(こ、これはやばいです……)
海未「これには訳がありまして」
希「問答無用や、わしわしMAX!!」ワシワシワシワシ
7:
海未「うぅ、自業自得ですが酷い目に会いました……」ボロボロ
花陽「あっ、海未ちゃんだ」
海未「花陽?」
花陽「海未ちゃん、ボロボロだけど大丈夫?」
海未「…」ツンツン
花陽「ぴゃあ!」
海未「……」
花陽「いきなりぷにぷにするのはびっくりだよぉ……///」
海未「すいません、花陽」ニッコリ
海未(あぁ、花陽はやっぱり柔らかいです)
海未(花陽のやわらかさ、癖になってしまいそうですね)
花陽「?」
8:
数日後
穂乃果「ダイエットはきつかったけどやりとげたよ、最後まで」ドヤァ
花陽「練習の後のダイエットメニューは本当にきつかったよぉ……」
海未「2人ともよく頑張りましたね」
花陽「ありがとう、海未ちゃん」
海未「元々少し太っただけでしたし戻すのは比較的楽だったと思いますよ」
穂乃果「でも海未ちゃん、よく気付いたね?」
海未「まぁ、また2人が太らないようによく見ていましたからね」
花陽「あっ」
海未「どうしました、花陽?」
花陽「海未ちゃん今日はぷにぷにしないの?」モジモジ
海未「あれはちゃんとダイエットをさぼっていないか確認するためで……」
穂乃果「ふーん、そうだったんだ」
海未「で、でも花陽がそういうのならぷにぷにしましょう//////」ツンツン
花陽「どう?」
海未「えぇ、問題ないですよ♪」
花陽「えへへへ//////」
穂乃果(おぉ、何故か海未ちゃんの機嫌が良くなったよ)
海未「テスト期間中は食べすぎないようにするのですよ」キリッ
穂乃果「はーい」
花陽「はーい」
9:
テスト期間1日目
海未「テスト期間はまっすぐ家に帰って勉強をする予定でしたが」
海未「今日は母に帰りに夕飯の買い物を頼まれています」
海未「ふむ、材料を見るとカレーですね」
海未「頼まれた食材だけ買って早く帰りましょう」
園田家
海未「ただいま帰りました」
園田母「おかえりなさい、海未さん」
海未「お母様、これが夕飯の食材です」
園田母「今日は忙しくて買い物に行けませんでしたから助かりましたよ」
海未「それでは私は夕飯までの間に勉強をしてきます」
園田母「海未さん、夕飯ができたら呼びますね」
園田母「あら、これはこんにゃく?」
海未「はぁ、思ったより買い物に時間がかかってしまいました」
海未「こんにゃくはふんわり感が足りませんね……」
海未「遅れた分勉強を頑張らないといけませんね」
海未「ぷにぷに……」ボソッ
11:
テスト期間3日目
ことり「今日は海未ちゃんの家でみんなで勉強会だよ♪」チュンチュン
穂乃果「海未ちゃ?ん、この問題はわかんないよ?」
海未「この問題はこの公式とあの公式を使うんですよ」
穂乃果「???」
海未「だからこの式に代入した後にですね」
ことり「あれ?」
海未「どうしたのですか?」
ことり「海未ちゃん、ソフトテニス始めたの?」
穂乃果「あっ、ボールだぁー!」
海未「いえ、家の前で拾ったんですよ」
ことり「ふーん、そうなんだ」
穂乃果「でもボールだけあっても意味ないよね」
海未「そんなことはないですよ」
海未「………この感触がいいじゃないですか」フニフニ
ことり「うん、やわらかくっていいよね、海未ちゃん」
海未「ふにふにしていて癒されるじゃありませんか」フニフニ
海未(まぁ、やわらかすぎて物足りないですが……)
穂乃果「海未ちゃん?」
海未「ぷにぷに……」ボソッ
12:
テスト期間4日目・深夜
海未「?♪」
海未「よし、できました」
海未「この水風船ならきっといけます」
海未「………………もっとやわらかかったです」ツンツン
海未「………………これも失敗です」ツンツン
海未「………………今度こそ」ツンツン
海未「………………むちむち感がないです」ツンツン
海未「はぁ、全然駄目です」
海未「どうやってもあのぷにぷにを再現できません」ショボン
海未「テスト期間が終わったら花陽をぷにぷにできます」
海未「ぷにぷに………」ボソッ
13:
テスト期間5日目
海未『園田海未役の園田ぷにです』
海未「ゆ、夢でしたか……」ガバッ
海未「最近、良く眠れず夜中に目が覚めることが多いので辛いです」アセビッショリ
海未「もしかすると枕がいけないのかもしれません」
海未「はぁ、枕をもっと柔らかいものに変えましょう」
海未「そう、ぷにぷにしたものにしましょう」
海未「よく眠れませんし羊でも数えてみましょう」
海未「羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹、羊が……」
海未「…が872ひき、ぷにぷにが873ひき、ぷにぷにが874ひき……」ウトウト
海未「…………zzz」
海未「……ぷにぷに……はなよ……」ムニャムニャ
海未「…つんつん…………ぷにぷに……」ムニャムニャ
14:
穂乃果「やったー!ついにテストが終わったよっ」ワーイ
ことり「穂乃果ちゃん、よかったね」
穂乃果「勉強会でやったところが出たよ、ありがとう海未ちゃん」
海未「そうですよ、私とことりがここまで協力したんですから赤点だったら許しませんよ?」
穂乃果「ことりちゃん、海未ちゃんがこわいよぉ?」ガクガク
ことり「穂乃果ちゃん、よしよし」ナデナデ
海未「穂乃果、ことり、早く練習に行きますよ」
海未(そして早く花陽に会ってぷにぷにするんです)ワクワク
穂乃果「そうだね、早くみんなに会いたいよ!」
ことり「次のユニット練習は3人でおしくらまんじゅうしちゃうんだもんね♪」
穂乃果「わーい、楽しみだなぁ?」
海未(何故練習でおしくらまんじゅうが出てくるか意味が分かりませんが)
海未(……私も花陽とおしくらまんじゅうしたいですね)ゴクリ
海未「ぷにぷに…………」ボソッ
16:
にこ「花陽、このCDが前に私が話した例のCDにこ」
花陽「ありがとう、にこちゃん」
にこ「いいのよ、同じアイドル好きとして当然の事よっ」キリッ
凛「凛は練習着のかよちんも好きにゃー」ダキッ
花陽「練習着の凛ちゃんもかわいいよ」
真姫「花陽、練習前にストレッチしない?」
花陽「うん、いいよ……」
穂乃果「真姫ちゃーん、花陽ちゃーん!」ワーイ
真姫「穂乃果、花陽とストレッチ中なんだからくっつかないで!」
海未(くっ、これでは花陽につんつんする隙がないではありませんか!)グヌヌ
絵里「海未、今日の練習メニューのことなんだけど」
絵里「ねぇ、海未、聞いてる?」
海未「すみません、絵里」ハッ
絵里「今日は久しぶりの練習だから軽めにしようって話よ」
海未「そうですね、今日の練習は絵里の言うとおり軽めにしましょう」
絵里「海未、よろしくね」
海未(練習の間に上手く花陽に近づいてぷにぷにできないでしょうか)
海未「むむむ……」メラメラ
ことり「なんか海未ちゃんが燃えてるね♪」
絵里「流石海未ね」
海未「ぷにぷに……」ボソッ
17:
海未(結局、練習中は花陽にぷにぷにする機会に恵まれませんでしたが……)
海未(帰りに花陽に声をかけてみましょう)
海未(そして上手く会話を誘導して花陽をぷにぷにするんです!)メラメラ
穂乃果「海未ちゃんがなんか燃えてる……」
ことり「海未ちゃんがなんか変なんだよ」
海未「花陽、ちょっといいですか」
花陽「海未ちゃん?」
海未「えーと……」
海未(いきなりみんなの前でぷにぷにさせて下さいというのも切り出しにくいですね……)
ことり「花陽ちゃん、ちょっと衣装作り手伝ってくれないかな♪」
ことり「テスト期間の分で遅れちゃった分を取り戻したいんだぁ」
花陽「はい、花陽で良かったら手伝います」
ことり「良い子な花陽ちゃんはなでてあげちゃうよ?」
穂乃果「ことりちゃんは衣装作りかぁ」
海未「そ、そんな花陽が……」ガーン
穂乃果「海未ちゃん、一緒に帰ろっ」
穂乃果「ことりちゃん、花陽ちゃん、また明日ね?」バイバーイ
海未「そうですね、穂乃果……」
海未(今日は花陽とぷにぷにできると思っていましたからショックが大きいです)ショボーン
海未「ぷにぷに……」ボソッ
18:
3日後
海未「今日も花陽をぷにぷにできませんでした」
海未「しかし、練習中の花陽とその周囲を観察して気付いたことがあります」
海未「絵里はバランスの練習になると花陽の近くにさりげなく移動します」
海未「そしてバランスを崩して転びそうになった花陽を支えるのですが」
海未「花陽を支える際に不自然にぎゅっと抱きしめていますよね」
海未「やわらかい花陽の体を堪能しつつ転びそうになった花陽には感謝される賢いやり方です」
海未「希のわしわしにはローテーションがあることがわかりました」
海未「花陽 → 他のメンバー → 花陽 → 他のメンバー → 花陽 ですね」
海未「花陽以外のメンバーに偏りがないのでとくに規則性はないと思っていましたが」
海未「わかってしまえば花陽をわしわしする回数がダントツですね」
海未「にこは自分からは花陽にくっつきにいきません」
海未「まぁ、アイドルの話題を振れば花陽の方から距離を詰めてくれるからですね」
海未「アイドルの話題なら2人が密着していても自然だと思っているのでしょう」
海未「やっぱりにこは全然素直じゃないですね」
海未「ことりは隙あらば花陽をさらっていこうとします」
海未「花陽が他の人と話しているとその輪の中に入ってチャンスを窺います」
海未「それで話が小休止した時にお菓子やら衣装の手伝いやらで強引に自らの流れにもっていくのです」
海未「この前私が花陽をぷにぷにしようとして声をかけようとした時もこれにやられました」
19:
海未「穂乃果は花陽と2人でよくGOHAN?YAに行きますよね」
海未「お米の好きな花陽をお米で誘うというシンプル、それでいて強力な技です」
海未「もちろん体重が増加しやすいというデメリットがありますが……」
海未「それならそれで一緒にダイエットできると楽観的に穂乃果は考えているのではないでしょうか」
海未「色々と素直になれない真姫ですが花陽といる時はかなり素直ですね」
海未「凛の影に隠れていますが、かなり花陽へのボディタッチも多いです」
海未「花陽の頭や肩に手を置いてみたり2人で発声練習したりとそのバリエーションも豊富です」
海未「この前も花陽に後ろからぎゅっと抱きついていましたしかなりむっつりに違いありません」
海未「凛については改めて特に説明する必要はないでしょう」
海未「まぁ、花陽とくっついていない時の方が珍しいですし」
海未「少し離れる時も視界には必ず花陽を捕らえていて何かあるとすぐ駆けつけられる位置にいます」
海未「はぁ、私も凛みたいに花陽に抱きついて思う存分ぷにぷにしたいです」
海未「結論としては、練習中にぷにぷにするのは難しいということです」
海未「やはり練習後に上手く誘えるかが勝負ですね」
20:
穂乃果「花陽ちゃん、今日はGOHAN?YAのポイント3倍デーだよ!」
ことり「あんまり行くとまた太っちゃうよ?」
穂乃果「だったらポイント3倍デーの日にだけ行けばいいんだよ」
ことり「さすが穂乃果ちゃん」
穂乃果「ことりちゃんも穂乃果たちと一緒に行こうよ!」
花陽「GOHAN?YA日和、です!」
海未「…………」
凛「かよちん、真姫ちゃん、早くしないと追いていっちゃうにゃ?」
花陽「チョットマッテテー」
真姫「大丈夫よ、花陽、凛に置いていかれても私が一緒にいるわよ」クルクル
凛「むむむ、凛もかよちんと一緒に置いていかれるにゃー」
真姫「イミワカンナイ」
花陽「まきりんぱな日和、です!」
海未「………………」
にこ「ふふふ、あのアイドルの超激レアCDを手に入れたわ」
花陽「にこちゃん、凄いです」
にこ「花陽も私の家で一緒に聞いて行くといいわ」ドヤァ
花陽「CD日和、です!」
希「あ?、にこっちに先をこされてもうた」
絵里「今日こそは花陽と希の3人で一緒に帰りながら胸が大きくて困った話で盛り上がろうと思ってたのに」
希「えりち、カードが『そんな話を振るくらいなら口を閉じてた方がマシ』って告げてるんやけど」
絵里「えぇっ、そんな……」シュン
海未(目の前に花陽がいるのにぷにぷにできないなんて身が引き裂かれるような気持ちです)
海未(遠いです……花陽とぷにぷにがあんなに遠いなんて……)ガクッ
絵里「ねぇ、希?」
希「なんや、えりち」
絵里「最近、海未の様子がおかしいわよね?」
希(そういえば海未ちゃんは花陽ちゃんをじっと見てることが増えたような気がするやん)
海未「ぷにぷに……」ボソッ
21:
海未(今日こそは絶対花陽をぷにぷにします!!)メラメラ
海未(ふふふ、私にはちょっとした秘策があるのです)
海未「花陽、ちょっと作詞のことで協力して欲しいことがあります」キリッ
花陽「えぇ、私が作詞で?」
海未「花陽にしかできないことなんです」
花陽「いいよ、私にできることなら……」
海未「穂乃果、ことり、今日は一緒に帰れません」
ことり「わかったよ、作詞頑張ってね、海未ちゃん♪」
穂乃果「海未ちゃん、ここのところよく眠れてないみたいだし頑張りすぎないでね」
海未「わかっていますよ、穂乃果」
海未(花陽をぷにぷにできれば今夜はぐっすり眠れるでしょう)
凛「かよちん、今日は一緒に帰れないの?」
花陽「ごめんね、凛ちゃん、海未ちゃんのお手伝いしないと……」
海未(ついに花陽と2人切りでぷにぷにできます!)パァッ
花陽「海未ちゃん日和、です!」
22:
海未「実は作詞があんまり進んでいなくて」
花陽「それで海未ちゃんは寝不足なんだね」
海未「はい、凛の曲の予定なのですが……」
海未(嘘をつくのは辛いですが、あなたをぷにぷにできないから寝不足ですとは言えません)
花陽「それで花陽は何をすればいいの?」
海未「私が凛になりきってみれば何か掴めるんじゃないかと思いまして//////」ドキドキ
海未「そ、その恥ずかしいので2人だけの秘密ですよ?」
花陽「海未ちゃんは私と同じで恥ずかしがり屋だもんね」
海未「ありがとうございます」
海未(ここまでは計画どおりです)
花陽「うん、わかったよ」
海未(いよいよ待ちに待った、ぷにぷに祭りの始まりです!!)
海未(ぷにぷにのためなら恥も捨てます)ゴゴゴゴ
海未「ぷにぷに……」ボソッ
花陽「?」
23:
海未「り、凛はぷにぷにのかよちんが大好きにゃ?!!」ヤケクソ
花陽「もう、凛ちゃんったら?」
海未「ぷにぷにだにゃ?」ダキッ
海未(ふわああああああああああ?)
海未(や、やわらかいです!)
海未(こんなにやわらかいものがこの世にあったのでしょうか)
海未(あぁ、私が花陽をぎゅっと抱きしめているはずなのに……)
海未(まるで私が花陽に包み込まれているような感覚です)
海未「すりすりするにゃ?」スリスリ
海未(すべすべもちもちしてすりすりが止められません)
花陽「えへへへ、凛ちゃんはかわいいよ」ギュッ
海未(花陽の甘い声がふわふわと頭に響きます)
海未(やさしい匂いに癒されて何かが目覚めそうです)
花陽「ふふふ、もっと甘えてくれてもいいんだよ」ナデナデ
海未(心も体もあったかくてもう何も考えられません……)
海未(花陽はぷにぷにしてふわふわして)
海未(ぷにぷに……ふわふわ……)
海未「ぷわぷわ?」プワプワーオ
25:
絵里「海未、起きて」
海未「……ぷわぷわ」
絵里「起きなさい、海未」ユサユサ
海未「…………はっ」
絵里「やっと起きたわね、海未」ヤレヤレ
海未「確か私は花陽といて……その後の記憶が………」
絵里「私が来た時、貴方は花陽の膝で寝ていたわ」
海未「なんだかぐっすり寝たせいか頭もすっきりして体が凄い軽いです」スッキリ
絵里「…………」
海未「花陽にお礼を言わないといけませんね」
絵里「ふふっ、海未がなかなか起きないから花陽には先に帰ってもらったわ」
海未「そうなのですか」
絵里「海未、少し屋上に来てもらえる?」
海未(絵里の様子がなんだか変ですね)
絵里「ここではちょっと話しにくいことがあってね」
海未「わかりました」
26:
屋上
絵里「ここなら2人だけで話せるわね」
絵里「海未、私のまわりに何かが見えてるわよね?」
海未「確かに絵里の周りに水色の光のようなものが見えますが」
絵里「そう、このオーラの事を『ぷわぷわーお』と言うわ」プワプワ
海未「絵里、落ちている変なチョコでも食べたのですか?」
絵里「私はいたって真面目よ」プンプン
絵里「あなたは花陽とぷにぷにしたわね」
絵里「それであなたの肉体と脳は極限のリラックス状態に長時間おかれることになった」
絵里「その後、意識の目覚めとともに肉体と脳に眠っていた力が覚醒したのよ」
海未(確かに頭もこれまでにないほどにすっきりして体も羽のように軽いですね)
絵里「詳しいことはまだわかっていないけれど」
絵里「これは花陽をぷにぷにしたいという精神エネルギーといった感じかしら」プワプワ
海未「そんな馬鹿なことがある訳が……」
絵里「自分自身のぷわぷわーおも見てもそう言えるかしら」
海未「私のぷわぷわーお?」
海未(確かに私の手から青色の光が出ているのが見えます)
海未「温かい何かが私を優しく包んでいるような感覚がありますね」プワプワ
絵里「ハラショー!」
海未「はぁ、これは信じるしかありませんね」
27:
絵里「ということで今自分に何が起きているか理解できたかしら」
海未「ありがとうございます、絵里」
絵里「海未、感謝はしなくてもいいわ……」
絵里「だってあなたはここで私に倒されるんだから!」シュバッ
海未(え、絵里がいつの間にか私の懐に!?)
絵里「エリーチカパンチ!!」ビュン
海未(くっ、防御が間に合いません)
 バコッ
海未「ぐはっ」
海未「何故、こんなことを……」
絵里「そんなの私だけが花陽を独占してぷわぷわするために決まっているじゃない」 ニヤリ
海未「あなたは最低です!」
絵里(海未は花陽の膝枕で大量のぷわぷわーおを蓄えているわ)
絵里(生半可な攻撃は通じなさそうね……)
絵里「一気に決めさせてもらうわ!エリーチカビーム!!」
海未「なっ」
 ドッカーン
絵里「煙でよく見えないけど、やったわ!」
海未「やっていません!」
絵里「いいえ、私達の勝ちよ」フフフ
海未「それはどういうことですか」
希「こういうことや」ニンマリ
28:
海未「いつの間に私の後ろに!!」
希「ウチは花陽ちゃんとぷにぷにしてから屋上の扉を誰にも気づかれないように開けられるようになったんやで」
海未「そ、そんなことができるなんて……」
絵里「今まで私が囮になって海未の注意をそらしたってことよ」
希「いくらえりちでも『エリーチカビーム』とか理由もなく叫ぶはずないやろ?」
絵里「うぅ、恥ずかしかったわ//////」テレテレ
海未「の、希、やめてくださ……」
希「指先にオーラを集中や、必殺わしわしMAX!!」モミモミモミモミ
海未「うわああああああ」
希「まだまだいくで?」モミモミモミモミ
海未「うわああああああああああああ」
希「う?ん、海未ちゃんはあんまりやわらかくないなぁ」ガッカリ
絵里「ふふふ、この賢いエリーチカの作戦の通りね」
希「これで花陽ちゃんとのぷにぷにタイムはうちらのもんやで」
絵里「さっそく生徒会室に花陽を呼び出してぷにぷに(18禁)するわよ」ジュルリ
29:
海未「……まだです」ボロボロ
希「ウチの好き放題揉んだ後でがっかりするという鬼畜コンボが効いてないやと!?」ガーン
絵里「そんな、あれだけ揉まれた後にやわらかくないなんて言われたらショックで私なら3日間くらい寝込むのに……」アタフタ
海未「ふっ、私が花陽みたいにやわらかくないことなど既に知っています」ニヤリ
絵里「ま、まさか事前に自分の体をつんつんして免疫を作っていたというの!」
海未「花陽をぷにぷにするのは貴方達ではなく私です!」キリッ
希「あっ、カードが『この展開は超やばいっすよ、マジで』って告げてる」アセアセ
絵里「あぁ、海未のぷわぷわーおが増大していってるわ……」アセアセ
海未「花陽は貴方達に独占なんてさせません!花陽は私が守ります!」
海未「私のぷにぷにに対する熱き想いよ、集え!!」
希「これは駄目やなー」
絵里「希、諦めたらそこで終了なのよ?」
海未「ラブアローシュート!!」ドォオーン
のぞえり「いやああああああああああ」
30:
海未「ふん、花陽を独占するなんて悪は必ず滅びるのですよ」
にこ「あの2人を倒した程度で調子に乗らないでちょうだい」バーン
にこ「次は… 希「えりち、机と椅子持ってきたで」
にこ「ちょっとにこの… 海未「今度は何を企んでいるのですか?」ギロッ
希「この後は暇だからうちらは解説でもしようと思うてな?」
絵里「私ね、解説役って賢そうだから一度やってみたかったのよ!」
海未「はぁ、そんなこという時点で賢くないですよね」
絵里「えぇっ」シュン
にこ「あんたら、にこを無視すんなー!!」
海未「な、なんでにこがここに!?」
海未「まさかにこは瞬間移動の能力を……」
海未「しかし、にこにどんな能力があっても花陽のぷにぷには渡しません!」
にこ「ふん、あの2人を倒した程度で調子に乗らないでちょうだい」
にこ「このにこにーは… 海未「先手必勝です!ラブアローシュート!!」ドッカーン
にこ「ぎゃああああああああああ」
絵里「海未、相手の機先を制す見事な攻ね」
希「ほら、にこっちもこっちの解説席にくるやん」オイデオイデ
にこ「ふっ、このにこにーにそんな技なんて通じないわ」ボロボロ
海未「にこ、十分に通じているように見えるのですが……」
31:
にこ「今度はこっちからいくにこ!」ゴゴゴゴゴ
海未「無数のCDがにこの周りに浮いています!」
にこ「いくわよ!CDカッター!!」ババッ
海未「こ、この数はよけきれません」
海未「こうなったら私のぷわぷわーおを全て防御に回します」
 ドガガガガガッ
にこ「いつまで持つかしらね」
にこ「にこのアイドルグッズはまだ2521個もあるわよ」
海未(このままではじり貧ですね、どうやって打開すれば……)
希「おー、海未選手これはピンチです」
希「ぷわぷわーおに覚醒したばかりの海未ちゃんじゃにこっちの多彩な攻撃を防ぐのは困難やで」
絵里「流石にこね、これはにこの勝利だわ」
にこ「とどめよ!抱き枕ミサイル!!」
海未(くっ、ぷわぷわーおの防御が薄くなった今攻撃されたら…)ゾクッ
 ボヨヨ?ン
海未「これは当たっても痛くないですね……」
海未「反撃です!ラブアローシュート!!」
にこ「ぎゃああああああああああ」
海未「にこ、そろそろ降参したらどうですか」
にこ「・・・・・・にこはあんたみたいな奴には負けられないのよ!」ヨロヨロ
にこ「私は花陽を次期部長にしようと思っているわ」
にこ「1年生にしてこの私と語り合えるほどのアイドル知識、『にっこにっこにー』を真面目に練習する勤勉さ」
にこ「まさしく10年に1人の逸材よ!にこはね、部長として花陽をしっかりと育てないといけないのよ」
にこ「だからあんたとぷにぷになんてしてる暇なんてないのよ!」
にこ「花陽をぷにぷにしたいだけのあんたとは違うわ」
にこ「ハイパージャンボにこちゃん発進にこ!」ゴゴゴゴゴ
33:
希「うそやん、向こう側の校舎が分かれて中から巨大なぬいぐるみが出てきた……」
絵里「ま、まさはあれは……」
希「知ってるのか、えりち?」
絵里「にこにすごい似てるわね」ハラショー
希「……うん、そうやね」
絵里「流石にこね、やっぱりにこの勝利だわ」
海未「そんなの乗り込む前に倒してしまえばいいんです!ラブアローシュート!!」ドッカーン
にこ「にこぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
海未「にこに『花陽をぷにぷにしたいだけ』と言われて気付きました」
海未「素直で優しい花陽だからこそ抱きしめた時にあんなに癒されるのでしょう」
海未「私は花陽とのぷにぷににこだわりすぎていたようです」
海未「ありがとう、にこ」
にこ「海未、にこの負けだわ……」ガクッ
希「にこっちも解説役やで?」
にこ「しょうがないわねぇ、にこにーの超絶解説テクを見せてあげるわ」キリッ
希「期待しとるで?」
にこ「そういえば、絵里はどこにいったの?」
希「今、えりちはにこっちの分の椅子を取りに行ってるんよ」
34:
ことり「海未ちゃ?ん♪」
穂乃果「おーい、海未ちゃーん」
海未「穂乃果たちの声?どこからですか?」
ことり「海未ちゃん、上だよ!」フワフワ
穂乃果「海未ちゃん、上を見てよ?」フワフワ
海未(ことりがふわふわと空を飛んでいます)
海未(しかもそのことりの背に穂乃果が乗っています……)
ことり「海未ちゃん、次は私達が相手だよ♪」シュタッ
穂乃果「私達、『ぷわんたん』はすっごく強いんだよっ」バーン
穂乃果「海未ちゃんもぷわぷわーおを使えるようになったんだし戦おうよ!」ヤルッタラヤル
海未「別に私が穂乃果とことりと戦う理由なんてないでしょう?」
ことり(う?ん、海未ちゃんの負ける姿を見たいから挑発しちゃおう♪)
ことり「そうかなぁ?」
ことり「海未ちゃんが花陽ちゃんに話しかけようとしたら先に衣装作りに手伝いを頼んじゃってもいいの?」チュンチュン
穂乃果「じゃあ、穂乃果も海未ちゃんが花陽ちゃんに話しかけようとしたら先にご飯に誘っちゃうもんね!」ニシシシ
海未「穂乃果、ことり、怒りますよ?」メラメラ
穂乃果「花陽ちゃんと一緒にいたいなら……ファイトだよっ!」
ことり「ちょっと気になることもあるしね……」
海未「ことり?」
ことり「ナンデモナイヨー」
35:
穂乃果「それじゃあ、穂乃果たちの力を見せてあげるね」
海未「穂乃果とことりと戦うしかありませんね」
穂乃果「いっくよー!海未ちゃん!!」ゴゴゴゴゴ
ことり「海未ちゃんはことりたちのおかしにしちゃうよ?」ゴゴゴゴゴゴ
海未(穂乃果とことりの雰囲気が変わりました……)ゾクッ
ことり「海未ちゃん、メイドの土産に聞いてあげる」シュバッ
海未(は、はやい!!)
ことり「海未ちゃん、インファイトとブレイブバードどっちがいいちゅん♪」
 バキィッ ドゴォッ ドゴンッ
海未(ことりの攻撃をかろうじて防ぎましたが……)
ことり「ボコボコ日和、です!」チュンチュン
海未(くっ、ことりの一発一発が重い……)
海未(まるでハンマーで殴られてるかのようです)
ことり「海未ちゃんはことりには絶対勝てない♪」チュンチュン
海未「何故なのですか、ことり!」
ことり「ことりはね、昔ね、捕まえたムックルがかわいかったから頑張って育ててたの」
ことり「でもかわいかったムックルが進化したら、あんなのになっちゃって」
ことり「ことり、すごい悲しかった……」グスン
海未「いきなりそんな話をされても私には何が何だか分かりませんよ」アセアセ
ことり「穂乃果ちゃんが悲しい過去を持つ人は強いって言ってたよ?」ハテナ
海未「ことり、それはなんだか違う気がします」
穂乃果「雨やめぇー!!」ニホンバレ
海未「!?」
穂乃果「ふっふっふ、この技は台風で田んぼの様子を心配とする花陽ちゃんのために編み出したんだよ!」
海未「なるほどことりの話は時間稼ぎだったのですね」
ことり「海未ちゃん、時間稼ぎじゃないよぉ」プンプン
36:
希「穂乃果ちゃんの切り札やね」
絵里「えっ、別に雨なんて降ってないわよ」
にこ「絵里、やっと戻ってきたのね」エリノイスツカワセテモラッタワ
希「あの技を使うとはひざしがつよくなるんや」
絵里「ひざしがつよくなる?」
希「そうや、穂乃果ちゃんは太陽光を集めてレーザーとして発射できるんよ」
絵里「ハラショー!!」
にこ「通常なら2ターンかかるその技もひざしがつよければ連射できるにこ」
穂乃果「ソーラービーム!!」ゴオッ
海未「あ、あぶない!」
ことり「海未ちゃん、よそ見しちゃっていいの?」チュンチュン
海未(しまっ…)
ことり「インファイト!!」
 ドゴドゴドゴドゴドゴッ
海未「ぐはっ」
穂乃果「もう一度ソーラービームだよ!!」
 ドッカァーン
海未「うわああああああああ」ガクッ
ことり「やったね、穂乃果ちゃん♪」
穂乃果「海未ちゃんってみずタイプっぽいからこうははばつぐんだよ、きっと」ルンルン
ことり「穂乃果ちゃん、かっこいいよ?」
穂乃果「ことりちゃんが動きを止めてくれたからだよ?」アハハハ
ことり「違うよ、穂乃果ちゃんの狙いが正確だからだよ」チュンチュン
穂乃果「あははは、これで花陽ちゃんは私達のものだもんねー」
海未(先ほどの攻撃で一瞬意識が飛んでしまいましたが、2人とも思いっきり油断しきっていますね)
海未(少し卑怯な気もしますが、元々2対1ですし遠慮はなしです!)
海未「ラブアロー… ことり「海未ちゃんの考えなんてバレバレだもん、幼馴染だからね♪」ニッコリ
ことり「ブレイブバード!!」ドゴォ
穂乃果「おまけでソーラービームだよ!!」ドッカーン
海未「うわああああああああああああ」
37:
希「ことりちゃんが前衛で穂乃果ちゃんが後衛なんやね」
絵里「しかもあの2人は幼馴染で抜群のコンビネーションだわ」
にこ「やっぱり2対1って卑怯よね」
希「でもあんなあからさまな挑発に乗ったのは海未ちゃんやしな」
絵里「…………」ジー
にこ「絵里?」
絵里(穂乃果の能力は屋外の方が力を発揮できるわ)
絵里(海未を屋上に連れてきたのは私、つまり私がMVPといっても過言じゃないわ)
絵里(実はここまで私の計画通りだった……賢い黒幕っぽくていいわね)
絵里(よし、2人が勝ちそうになったらそういう風に話を持っていきましょう)ニンマリ
希(またよからぬことを考えてるんやろなぁ……)
38:
穂乃果「海未ちゃんは穂乃果たちには勝てないよ!」ドーン
ことり「だって穂乃果ちゃんとことりは花陽ちゃんと同じユニットだもんね」
穂乃果「私達は練習中もずっとぷにぷにしてきたんだ!」
ことり「ぷにぷにの歴史が違うよ!」ビシッ
海未「確かに……私は花陽とはユニットが違いますし」ボロボロ
海未「花陽にぷにぷにしたのだってついさっきです!」ヨロヨロ
穂乃果「だから穂乃果たちには…」
海未「だからって花陽への想いは2人にも負けません」シュインシュイン
ことり(えっ、海未ちゃんのぷわぷわーおが増大していく!)
海未「今まで一緒にいられなくてもこれから一緒にいればいいんです」
海未「はああああああああああ!!!」プワプワーオ!
穂乃果「……このままじゃヤバそうだね、ことりちゃん」
ことり「うん、アレをやるしかないようだね……」
穂乃果「海未ちゃんに『かよちゃん』は渡さないよっ」ゴゴゴゴゴ
ことり「『かよちゃん』は穂乃果ちゃんとことりでぷにぷにしちゃうんだよ♪」ゴゴゴゴゴゴ
海未「そ、そんな穂乃果とことりのぷわぷわーおが膨らんでいきます」
ことり「海未ちゃん、一体いつから勘違いしてたの?」クスクス
穂乃果「ぷわぷわーおを高められるのは海未ちゃんだけじゃないんだよ」ニコニコ
海未「あ、ああ、そんなことが……」ガタガタ
39:
にこ「すごい、2人のぷわぷわーおが倍増したにこ!」
希「なるほどあだ名で呼ぶと親密さが増してぷわぷわーおが増えるんやね」
にこ「追いつめられてパワーアップ、漫画が好きな穂乃果の考えそうなことね」
希「いくら海未ちゃんと言えどこれは厳しそうやね」
絵里「ふっ、全て私の計画通りよ!」エッヘン
にこ「絵里?」
絵里「そう、穂乃果とことりの力を発揮しやすいように海未を屋上に呼んだのは私なのよ」
絵里「つまり穂乃果とことりの勝利は私のおかげってわけ♪」フフフフ
にこ「な、なんだってー」
穂乃果「今の穂乃果はさっきまでの穂乃果の2倍強さだよ」ドヤァ
ことり「えへへ、ことりも2倍になっちゃったよ♪」エッヘン
穂乃果「2人合わせて4倍だよ!海未ちゃんなんか楽勝だよ!!」
海未「穂乃果……」
穂乃果「海未ちゃん?」
海未「私は絶対に負けられないことに気付いたんです」ゴゴゴゴゴゴ
ことり(あれれ?海未ちゃんのぷわぷわーおがまた上がっていってる?)
海未「穂乃果、分かりませんか?」
穂乃果「うん」
海未「穂乃果とことりはそれぞれパワーアップして2倍の強さになったんですよね」
穂乃果「うん」
海未「なんで4倍になるんですか?」
穂乃果「だって穂乃果が2倍でことりちゃんが2倍なんだから2倍と2倍で4倍でしょ?」
海未「それは違います!穂乃果は花陽とぷにぷにする前にまず算数からやり直しです!」ガミガミ
穂乃果「ことりちゃーん、助けてー」ウワーン
ことり「大丈夫だよ、穂乃果ちゃん」ナデナデ
海未(ことりは必ず穂乃果のフォローにまわる、この瞬間が勝機!!)
海未「今です!ラブアローシュートォ!!」
40:
穂乃果「ことりちゃん、穂乃果の後ろに隠れて!こっちもソーラービーム!!」
穂乃果「海未ちゃん、やるね!まだ戦えるなんて穂乃果もびっくりだよっ!」
 ゴゴゴゴゴッドドドドドドッ
海未「さっき2人がパワーアップした時、本気で絶望しました……」
海未「もう花陽と触れあえなくなるんだって・・・・・・こんなにもショックを受けている自分に驚きましたし」
海未「それに花陽のことを親しそうにあだ名で呼ぶ穂乃果とことりを見ていて胸が締め付けられるようです」
海未「私だって花陽ともっと仲良くなりたい!花陽ともっともっと触れあいたい!!」
海未「私は花陽のぷにぷにが好きです!」
海未「そして、私は花陽が大好きなんです!!//////」
 ゴゴゴッドドドドドドドドッ
ことり「そんな、パワーアップした穂乃果ちゃんのソーラービームが押されてる……」
穂乃果「ことりちゃん、大丈夫だよ!まだ勝てる可能性は感じるから!」ニッコリ
ことり「ハノケチェン……」
穂乃果「はああああ、ソーラービームフルパワーだよ!!」
ことり「よし、穂乃果ちゃんのソーラービームが押し返し始めたよ」ホッ
穂乃果「いっけぇーーーーー!!私のソーラービーム!!!」
 ゴゴゴゴゴゴゴゴッドドドッ
海未「穂乃果とことりのおかげで自分の気持ちに気付けました……」
海未「ありがとうございます、穂乃果、ことり」
海未「……だからこそ2人には負けられません!」
海未「花陽への愛をこめて!ハナヨ?ラブアローシュート!!」プワプワ
ことり「うそ、海未ちゃんの技がパワーアップした!?」
穂乃果「そ、そんな穂乃果のソーラービームが押し負けて……」
 ドッカァーン
海未「よし、なんとか勝てましたね」ハァハァ
ことり「ブレイブバー… 海未「甘いです!ラブアローシュート!!」ドッゴーン
ことり「……なんでことりが上に逃げたってわかったの?」ガクッ
海未「最初空を飛んでいたのでもしやと思っただけです」
海未「油断したところを隙をつこうという考えはお見通しですよ、幼馴染ですから」
41:
穂乃果「うぅ、海未ちゃんに負けちゃった」コゲコゲ
ことり「うん、負けちゃったね♪」コゲコゲ
希「穂乃果ちゃんもことりちゃんも解説席にくるやん」
絵里「今、にこが椅子を取りに行ってるからちょっと待っててね」
ことり「にこちゃん、間に合うかな?」
穂乃果「あっ、真姫ちゃんが来たよ!」
真姫「何これ?屋上がボロボロじゃない!」
海未「真姫……」
真姫「海未、あなたたちの仕業ね」
海未「すいません……」
真姫「これじゃあ、練習もできないしちょっと屋上を巻き戻すわ」
真姫「全く面倒な人たちだわ」クルクル
海未「すごい、屋上が直っていきます」
真姫「この真姫ちゃんにかかればこんなの朝飯前よ」ドヤァ
にこ「ふぅふぅ、なんでにこだけ椅子2つもってこないといけないのよ」
ことり「にこちゃんが屋上についたよ♪」
希「にこっち、早く椅子をこっちにもってこないと大変なことになるってカードが……」
にこ「……ってなんで持ってきた椅子が無くなってるのよ」ガビーン
穂乃果「それは真姫ちゃんに巻き戻されちゃったからじゃない?」
にこ「でも解説席はそのままなのに……」
希「とってもスピリチュアルやね」ニコニコ
にこ「ということは……」
絵里「にこ、もう一度椅子を取ってこないといけないわね」
にこ「な…なんだと……」ガクッ
42:
真姫「髪の毛をクルクルすることで対象の現在、過去、未来を操作できるの」
海未「真姫の力はすごいのですね」
真姫「えぇ、海未が戦ってきた今までの相手とはレベルが違うのよ」ニヤリ
海未「真姫、やはりやらないといけないのですね」
真姫「私はまだ上を目指したいの」
真姫「花陽を触り続けて得た究極の力、とくと味わいなさい!」クルクル
海未「ラブアローシュート!!」
真姫「あたらないわ」クルクル
海未(加?時間停止?どちらにせよ、当たりませんね)
海未(しかし髪の毛をクルクルしなければ能力は使えない、隙は必ずあるはずです)
海未「真姫、接近戦でいきますよ!」ダッ
真姫「花陽は高校で初めてできた友達で」クルクル
 ガンッ
海未「うぐっ」
海未(一発一発はことりよりも軽いですが的確に人体の急所を狙ってきます)
真姫「花陽のおかげでμ'sにも入れたし感謝してもしきれないわ」クルクル
 ゴスッ
海未「くっ、動きが捕らえられない」
真姫「海未、花陽がμ'sに入る時のことを覚えてる?」クルクル
海未「もちろんです」
真姫「臆病だけど一生懸命勇気を出したその姿、震える背中のぷにぷにとしたやわらかさ」
真姫「その時花陽と一緒にいたい、友達になりたいって思ったの」
真姫「私がぷわぷわーおに覚醒したのは花陽の背中を押した時よ!!」ドヤァ
 ズガンッ
海未「ぐはっ」
真姫「見せてあげる、真姫ちゃんのとっておきをね」クルクル
海未「うっ、力が抜けていく」
真姫「海未、あなたを巻き戻すわ」クルクル
海未(真姫を止めないとやばいと本能が警告しています)
43:
真姫「ふふふ、海未遅いわ」クルクルクルクルクルクル
にこ「なんとか間に合ったにこ……」
絵里「にこ、お疲れ様」
希「今は真姫ちゃんがあの技を使ったところやで」
にこ「真姫ちゃん、一気に決めるつもりにこ?」
穂乃果「確か相手を花陽ちゃんがμ'sに入った時点に巻き戻すんだよね」
絵里「あの時点では海未はぷにぷにしていない」
穂乃果「海未ちゃん……」
絵里「つまりぷわぷわーおが使えない海未の負ける確率は100%よ」
ことり「それはどうかな?」
絵里「だってあの時点では海未と花陽に力が目覚めるような接点はないはず」
ことり「う?ん、海未ちゃんは花陽ちゃんが好きだって自覚したのはついさっきだけど」
ことり「好きになったのっていつからなのかなって?」
44:
 
真姫「な、なんで海未の力が増えてるのよ!!」クルクル
海未「………………私は本当に嫌だったんですよ」
真姫「海未?」
海未「皆の前であんなスカートの短い衣装で踊ったり歌ったりするのなんて」
海未「しかも会場にはお客さんが1人ですよ?」
海未「でも花陽は笑顔でした」
海未「本当に嬉しそうで楽しそうでこちらまで幸せになるような……」
海未「きっとあの時から花陽に惹かれていたんでしょうね」
海未「あの笑顔がまた見れないかと思って、気付けばずっと花陽を見ていました」
海未「そのうち花陽の色々な姿を見るたびにどんどん好きになっていって」
真姫(な、なんで、私惚気られてるの?)イミワカンナイ
海未「花陽がそばにいることが幸せすぎて、それで満足してしまっていたんです」
海未「ぷにぷにしたことが切欠で花陽を求めるようになったのですが」
海未「自分はぷにぷにを求めているんだと勘違いして奇行に走ってしまいましたよ//////」テレテレ
真姫(いや照れるところ違うでしょ)
海未「真姫、私のぷわぷわーおが増えてるのはきっと花陽に対する愛の力です」シュインシュイン
海未「私は花陽を愛しています!」ドヤァ
真姫(ど、どうしよう、海未の力が際限なく増大していってるわ)
真姫(あれを食らったらさすがの真姫ちゃんもやばいわよ)
45:
にこ「聞いてるこっちが恥ずかしくなるにこ//////」
ことり「真姫ちゃんも冷静に力を使えばなんとかなりそうだけど//////」
希「真姫ちゃんだから無理やろうなぁ//////」
穂乃果「やっぱり最後に愛は勝つっていうし海未ちゃんの勝ちだよね//////」
絵里「穂乃果、戦いは最後まで分からないわよ?私がどれだけ予想を外したか……//////」
海未「花陽、力を貸して下さい!ハナヨ?ラブアローシュート!!」
真姫「べェェェェェェ!?」
 ドッカァーン
海未「……流石の真姫も無事では済まないでしょう」ハァハァ
凛「真姫ちゃん、大丈夫かにゃ?」ケロリ
真姫「凛!?」
凛「あの程度の攻撃に慌てるなんて真姫ちゃんもまだまだだね」ニッコリ
真姫「い、今のはちょっと油断しただけよ」クルクル
海未「ふぅ、真姫の次は凛ですか?」
凛「別に海未ちゃんと戦う気はないにゃ」
海未「本当ですか?」
凛「うん、海未ちゃんと戦っても凛は何も得しないし」ニャン
海未「凛と戦わずに済むなら私も嬉しいのですが」
凛「う?ん……」
凛「でも花嫁のお父さん的なアレで一発くらい殴っておくにゃ?」
海未「えっ」
凛「海未ちゃんさ、かよちんのこと好きなんだよね」
凛「だったらこんなところで油売ってないでさ」
凛「さっさとかよちんに告白してくるにゃーーーーーーーー!!!」
 ズドッカァァァーーーン!!
47:
 
海未「……はっ、ここは!?」
花陽「……海未ちゃん、起きたの?」
海未「あれ?私は屋上で……」
花陽「海未ちゃんはここでずっと寝てたよ………」ニコニコ
海未「そ、そうですか……」
花陽「海未ちゃん、花陽をぎゅっとしたらいつの間にか寝ちゃったから」
花陽「起こさないように膝枕してたんだ♪」
海未「花陽、ありがとうございます//////」
花陽「うん……………………」
海未(花陽が好きと自覚して起きたらいきなり2人きりです//////)
海未(なんだか顔が熱くなってきました//////)カァーッ
海未(そういえば凛の真似して抱きついてしまいましたね//////)
海未(あぁ、私はなんてことを???//////)
 凛『海未ちゃんさ、かよちんのこと好きなんだよね』
 凛『だったらこんなところで油売ってないでさ』
 凛『さっさとかよちんに告白してくるにゃーーーーーーーー!!!』
海未(ゆ、夢なのに鮮明に覚えています//////)
海未「花陽……」
花陽「は、はい!」
海未「私は花陽の事が好きです、ずっと一緒にいたいんです//////」
海未「私とつきあってください//////」
花陽「花陽で良かったら……//////」
海未「……………………//////」テレテレ
花陽「……………………//////」モジモジ
うみぱな「「あ、あの」」
花陽「う、海未ちゃんからいいよ」ピャア
海未「と、とりあえず下校時刻ですし帰りましょう」
49:
 
海未「…………」
海未「その、せっかく恋人になったんですしその手を繋いだりして//////」
花陽「あわわわ」
海未「いや、いきなりですし恥ずかしいなら別にいいんですけど」
花陽「えいっ」
 ぎゅっ
海未(花陽の手、ぷにぷにして温かいです//////)
海未(このままずっと手を繋いでいたいです)
海未「そういえば、花陽は先ほど何を言おうとしたんですか?」
花陽「えっとね……、海未ちゃん、花陽の膝で寝てたんだけど寝言で、その……///」
海未「ま、まさか//////」
花陽「そのまさかなんです……//////」
50:
海未「ぷわぷわ?」プワプワーオ
海未「ぷわぷわ?」スリスリ
花陽「海未ちゃん、かわいいよ」ナデナデ
海未「ぷ……わ…ぷ…わ……」
花陽「海未ちゃん?」
海未「…………zzz」
花陽「寝ちゃったんだ……、海未ちゃん寝不足って言ってたし」
花陽「花陽の膝でよかったらゆっくり休んでね?」
海未「………ぷ、わぷわーお……」
花陽(海未ちゃん、いつもは綺麗でかっこいいけど)
花陽(寝顔はすっごいかわいいなぁ……//////)ナデナデ
海未「…は、はなよ…………」
花陽(わ、私?どんな夢を見ているんだろうな)
海未「……ブ、ブレイブバード……ソーラー…ビーム………」ウーン
花陽「ポケモン?しかもなんだかうなされてる」
海未「………わた………花陽が……大好き……んです…」ムニャムニャ
花陽「えっ」
花陽(今、海未ちゃんが私のことを好きっていったような…///)
海未「ずっと…見ていま…た………どんどん好きになって…」ムニャムニャ
海未「…花陽…そばにいる……幸せ………」ムニャムニャ
花陽(ぴゃああああああああああ//////)ボシュン
花陽(逃げたいけど海未ちゃんを起こしちゃうから逃げられないよぉ)
海未「………花陽、愛して……ます……」ムニャムニャ
花陽(ダレカタスケテー//////)
海未「す、すいません、恥ずかしい思いをさせてしまって//////」
花陽「ううん、海未ちゃんが私の事をこんなにも好きなんだって嬉しかったから//////」
花陽「だから、これは私の気持ちです///」
 ちゅっ
51:

続き・詳細・画像をみる


モバP「まゆの左手首がなんだって?」

ガンダム種→種死で評価が上がったキャラwwwww

【炎上】JKが男性教師と肉体関係に?ベッドで撮影した画像がツイッターに流出→学校は「調査中」

生まれる時代間違えたなぁって思う奴おる?

【朗報】夏帆(24)さん、完全復活!!これは可愛いっしょ!!!(画像あり)

購入してから一度も洗濯槽掃除をしてないそこの馬鹿!!!今すぐこの画像を見ろ!!!

セスキ炭酸ソーダを使っての油汚れ落ちっぷりがとにかくすげぇ!

【画像あり】このギャク漫画の展開クッソワロタwwwwwwwwwwwwwwwww

世界のかっこいい車貼っていく………

【悲報】清原和博さん、男性とラブホテルへ

海上自衛官(28)、レンタルビデオ店で下半身露出し女性に体液かける 暴行容疑で逮捕

縄文時代の家屋にゴキブリが存在したことを初めて立証

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