コナン「灰原ってよく見るとけっこー可愛い顔してんな」灰原「な、なによ突然!?」back

コナン「灰原ってよく見るとけっこー可愛い顔してんな」灰原「な、なによ突然!?」


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1:
コナン「なんだよ。褒めてんじゃねーか」
灰原「唐突過ぎるわよ!?」
コナン「やっぱりお前…変わったよな」
灰原「へ?」キョトン
6:
コナン「会ったばっかりの頃は、何考えてるか全然わかんねーし…無表情だっただろ?」
灰原「……工藤君はその頃の私の方が良かった?」
コナン「バーロー。お前があの頃のままだったら、可愛いなんて思わなかったっての」
灰原「……私も…今の自分は嫌いじゃないわ」
7:
コナン「実は俺も…最近、このまま元の身体に戻れなくてもいいんじゃねぇかって思っててよ」
灰原「こ、このままって…工藤君はそれでもいいの…?」
コナン「別に焦る必要もないからな。戻れなくたって、もう一度小学校卒業して、中学卒業して、高校生になりゃいいだけだろ?」
灰原「でも…組織が私達を放っておくかしら?」
11:
コナン「少なくとも、こっちが下手に嗅ぎ回って奴らを刺激するよりはマシだろ?」
灰原「……あなた、変わったのね。初めて出会った時より…ずっと大人に見えるわ」
コナン「なんだそりゃ?どっからどうみても小学生にしか見えない俺に対する嫌味のつもりかよ…」
灰原「違うわ。あなたはいつだって、危険を顧みずに謎を解き明かしてきたじゃない。そんな工藤君が…一体どんな心境の変化?」
12:
コナン「……もう周りの人達を巻き込みたくないんだ…」
灰原「工藤君…」
コナン「これまでいろんな事件で沢山の人達に迷惑をかけたり、危険に晒しちまったりしたからな…。俺1人が危険な目に遭うならともかく、もう周りの人が傷つくのは見たくねぇんだよ…」
灰原「工藤君の考えは立派だと思うわ。でも、あなた1人が傷つけばいいなんて…そんなこと、私がさせない…!」
13:
コナン「灰原…」
灰原「工藤君は…私が守るもの」
コナン「それ、どっかで聞いたような台詞だな…」
灰原「それで、これからどうするつもりなの?」
14:
コナン「とりあえず、中学に上がったら毛利探偵事務所は出ようかと思ってる」
灰原「…巻き込みたくないから?」
コナン「あそこに居ると、否応なく事件に巻き込まれちまうからな…。それに、いつまでも居候ってわけにはいかないだろ」
灰原「私も…いつまでも阿笠博士のお世話になるわけにもいかないわね…」
15:
コナン「なぁ灰原。その…お前さえ良かったらなんだけど…」
灰原「何?」
コナン「い、一緒に暮らさないか?」
灰原「……へ?」
17:
コナン「小六に上がったら、俺は親父から金借りて株式投資を始めるからさ…中学までに金貯まったら、一緒に暮らそうぜ?」
灰原「ほ、本気なの…?」
コナン「中学に上がったからって世間的にはまだガキだから、株くらいしか金稼ぐ方法は思いつかなかったけど…とりあえず、生活出来るくらいは稼いでみせる」
灰原「こ、断る理由はないけど…」ドキドキドキ
19:
コナン「そうか。なら…良かった」
灰原「で、でも、どうして私と…?」
コナン「お互い訳ありなわけだし、組織に狙われるとしたら一緒に住んでたほうがお互いの身を守り易いだろ?それに…」
灰原「それに…何?」
20:
コナン「お前、危なっかしいから…ほ、ほっとけないんだよ!」
灰原「なにそれ。危なっかしいのはいつも工藤君の方じゃない」クスクス
コナン「う、うるせぇな!とにかく、一緒に住むってことで…いいんだな?」
灰原「えぇ。構わないわ。でも、工藤君にだけお金を稼いで貰うわけにはいかないわ」
21:
コナン「んなこと気にすんなって」
灰原「ダメよ。実は私、FXの知識なら備えてるの。いくらかこっちに資金を回して貰えれば、自分の生活費くらいは自分で稼ぐわ」
コナン「へぇ?。んじゃ、お手並み拝見といこうか?」ニヤリ
灰原「私が工藤君を養うことになるかも知れないわね」クスッ
23:
コナン「バーロー。んなこと、天地がひっくり返ってもありえねぇよ」
灰原「……楽しみね」ボソッ
コナン「ん?なんか言ったか?」
灰原「別に…なんでもないわ」クスッ
24:
4年後
コナン「ただいま?」
灰原「おかえりなさい。早かったわね」
コナン「部活を引退した先輩があんまり顔出すのもどうかと思ってよ…」
灰原「あら?サッカー部の後輩にとうとう嫌われたの?」
25:
コナン「別にんなことはねぇけど、俺も中学の時には引退した先輩がウザくてたまらなかったからさ」
灰原「偉いじゃない。ちゃんと自己分析が出来て」クスクス
コナン「うっせ。おっ!今日はカレーか!」
灰原「工藤君はほんとカレーが好きね。早く着替えて食べましょ?」
コナン「すぐ着替えて来る!」タタッ
26:
灰原「はい。どうぞ」
コナン「いっただっきまーす!」ガツガツガツ
灰原「……どう?」
コナン「美味いよ!めっちゃ美味い!!」ガツガツガツ
灰原「そ、それなら良かった…////」
27:
コナン「ふぅ?腹いっぱい!ごちそうさん!」
灰原「お粗末さまでした」
コナン「ほんと、灰原がメシ作ってくれて助かるよ」
灰原「だってあなた、私が作らないとカップラーメンしか食べないじゃない」
28:
コナン「男なんてみんなそんなもんだろ。それより灰原、FXの方は順調なのか?」
灰原「えぇ。生活費は問題なく稼げてるわ。そういう工藤君の方はどうなの?」
コナン「順調順調!こないだかなり儲けてもうウハウハ!!」
灰原「どうせまた無茶なことしたんでしょ?」ジロリ
29:
コナン「大丈夫だって!安全マージンはちゃんと取ってるから♪」
灰原「まったく…大人になったかと思ったらこれなんだから…」
コナン「でも、あっと言う間に中三かぁ…。案外、為せば成るもんだな」
灰原「…そうね。時の流れなんて早いものだわ。そう言えば、蘭さん達はどうしてるのかしら?」
30:
コナン「それが俺が居なくなってからは、おっちゃんの推理は外れに外れて探偵は廃業しちまったらしいぜ?」
灰原「は、廃業…?」
コナン「今はひっそり八百屋をやってるらしいけど、これが思いの外儲かってるらしくてさ。おっちゃんがまともな仕事に就いたおかげで蘭の母ちゃんも戻ってきて、まぁ、喧嘩は絶えないだろうけど…今は家族3人で暮らしてるらしい」
灰原「確かにあのおじさん、良い声してるから八百屋が似合いそうね。……それで?工藤君は蘭さんにもう未練はないの?」ニヤニヤ
32:
コナン「ニ、ニヤニヤすんなよ!未練なんてねぇよ!」
灰原「……ほんとに?」
コナン「ほんとにないって!俺は…その…今の生活が気に入ってるし…」
灰原「そう。それなら良かった」ニッコリ
33:
コナン「そんなことより、そっちはどうなんだよ?博士…大変なんだろ?」
灰原「えぇ…。痴呆がかなり進行してるわ…」
コナン「そっか…」
灰原「この間なんて『実はワシが黒の組織のボスなのじゃ!』って言い出して…もう、どうしたらいいかわからなくて…」
34:
コナン「いよいよ末期みたいだな…」
灰原「覚悟は…出来てるつもりよ」
コナン「そしたら葬儀代が必要になってくるな…。なぁ灰原。お前、FXでデカい取引してみるつもりはないか?」
灰原「大きい取引…?」
35:
コナン「こないだ株で儲けたって言ったろ?その儲け分をお前にやるから、やってみろよ」
灰原「そんな…ダ、ダメよ!こういったマネーゲームは、欲を出すと必ず失敗するに決まってるわ!」
コナン「お前ならきっとそう言うと思ってた。そんなお前だからこそ、安心して任せられる」ニコッ
灰原「工藤君…」
36:
コナン「それに博士には俺も散々世話になったからな…。最後くらい、盛大に送り出してやりてぇし…」
灰原「でも私…大きな取引なんて経験ないから…」
コナン「大丈夫だって!ちなみにもう送金は済ましてるから、あとはよろしくな♪」
灰原「もう!あなたはいつも勝手なんだから…」
37:
その夜
コナン「おーい!そろそろ寝ねぇの?」
灰原「ん。あとちょっとやってから寝るわ」
コナン「んじゃ、先に寝てるな。あんまり無理しすぎるなよ?」
灰原「えぇ。おやすみなさい工藤君」
38:
翌日
学校
コナン(灰原の奴…起こしても全然起きなかったな。たく…無理すんなって言ったのに…)
ガラッ
コナン「うぃ?す」
光彦「あ、おはようございます!」
元太「よぅ!コナン!」
歩美「コナン君おはよ!あれ?今日は哀ちゃんは一緒じゃないの?」
コナン「あ、あぁ…待ってても来る気配がなかったから、今日は1人で来た」
39:
光彦「確か…コナン君は灰原さんと家が近いんですよね?呼び鈴とか鳴らしてみたんですか?」
コナン「あ、あぁ。鳴らしたんだけど、出てくる気配はなかった。たぶん、寝坊かなんかだろ。昨日夜遅くまで起きてたみたいだし…」
光彦「どうして夜遅くまで起きてたかなんてわかるんですか?」
コナン「うっ…それは…」
(あ?!光彦うっぜぇ!!)
40:
光彦「前から気になってたんですけど、もしかして2人は一緒に住んでる…なんてことはありませんよね?」
コナン「な、なんでそうなるんだ…?」
光彦「だって、灰原さんとコナン君のお弁当の中身、配置は違っていても具材はいつも同じような物が入っていますよね?」
コナン「き、気のせいだろ!夜遅くまで起きてたのだって、たまたまあいつの部屋に電気がついてるのが見えたからそう思っただけだよ!」
41:
光彦「そうですか…う?ん…怪しいですね…」
コナン「だいたい俺達まだ中学生だぜ?一緒に住んでるわけないだろ!?」
(キック力増強シューズで光彦蹴っ飛ばしてぇ…)
歩美「そうよ!そんなことある筈ないわ!!」
コナン「良かった。わかってくれてありがt」
歩美「もしも2人が同棲なんかしてたら、歩美が2人共刺し殺しちゃうんだから♪」ニッコリ
コナン(こえーよ…口が裂けても真実は言えねぇよ…)
42:
元太「なぁ、『ドーセー』ってなんだ?食えるのか?」
光彦「同棲とはつまり、男女が一つ屋根の下で一緒に暮らすということです!」
元太「てことは、女が残したうな重も食って良いってことか!?」
コナン(うるせぇよ!?100キロデブ!!)
ガラッ
歩美「あ!哀ちゃん!」
44:
灰原「」フラフラ
コナン「は、灰原!?お前、どうしたんだよ!」
灰原「」フラフラ
コナン「おい灰原!」
光彦「どうしたんですか!?」
45:
コナン「灰原の様子がおかしいんだ…目はアッチコッチ向いちまってるし、顔の輪郭も崩れ気味だし…。これはまさか…青酸カリ…?」
元太「腹でも壊したんじゃねぇか?」
コナン「うっせぇデブ!黙ってろ!!」
歩美「あー!それ『FXで有り金全部溶かしちゃった人』の顔だよ!!」
コナン「!?」
46:
光彦「なるほど…言われみれば確かに…」
灰原「」フラフラ
歩美「間違いないよ!!」
コナン(まさかコイツ…本当に…?)ゴクリ
元太「有り金全部って…うな重何個分だ?」
コナン「黙ってろって言ってんだろデブ!!」
47:
キーンコーンカーンコーン
ガラッ
先生「はい。席について?」
コナン「せ、先生!灰原が具合悪いみたいなので、保健室に連れて行っても構いませんか!?」
先生「む、これはいかんな。まるで『FXで有り金全部溶かした人』のようだ…。江戸川、早く連れて行ってあげなさい」
コナン「はい!ほらっ灰原!行くぞ!!」グイッ
灰原「」フラフラ
歩美「哀ちゃんばっかり心配されてズルい!!呪ってやる呪ってやる呪ってやる呪ってやる呪ってやる呪ってやる」ブツブツ
48:
保健室
コナン「すみませーん!って、あれ?先生は留守か…」
灰原「」フラフラ
コナン「…灰原、とりあえずそこに座れ」
灰原「」ストン
49:
コナン「なぁ灰原…お前もしかして、有り金全部溶かしちゃったのか…?」
灰原「!?」ビクッ
コナン「やっぱり…そうなのか…」
灰原「ッ…ぅ…ご、ごめん…なさい……」グスン
51:
コナン「……謝んなくていいよ」
灰原「……ふぇ?」グスン
コナン「別に怒ってねぇし…またイチからやり直せば良いだけだろ?」
灰原「工藤…君…ふぇ?ん!…工藤君…工藤君?!」グスングスン
52:
コナン「まったく…だから無理すんなって言っただろ?」
灰原「だって…だって…!工藤君が私を信用して預けてくれたお金…私…取り戻したくて…うわぁ?ん!」グスングスン
コナン「わかった。わかったからもう泣くな。お前は…笑顔が一番可愛いんだから…」
灰原「工藤…君…?」キョトン
54:
コナン「灰原には…笑ってて欲しい。俺は…お前の笑顔が好きだから」
灰原「ッ…ぅ……ぁ…/////」
コナン「なぁ灰原。高校に入学したら、俺達どうなるんだろうな…」
灰原「ぐすっ…わ、私は…あなたの傍に居たいわ…」グスン
55:
コナン「俺も灰原と一緒に居たい。ただ…これまでよりもっと良い関係になれたらって思ってる」
灰原「工藤君…それって…もしかして…?」ドキドキドキ
コナン「しっかし、博士の葬式どうすっかな?!とりあえず金貯めないとな!」
灰原「あぅ……ご、ごめんなさい…」シュン
5

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