海未「ドキドキします」 絵里「ふーん…」back

海未「ドキドキします」 絵里「ふーん…」


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ーまだ肌寒さが残る春の近づいたある日ー
海未「あの、ことり」
ことり「どうしたの?海未ちゃん」
海未「絵里はもしかして人以外の何かではないのでしょうか」
ことり「……なにか読んだの?」
海未「ええ…この前穂乃果に漫画も読めと何冊か…ってそうではなく」
海未「あるいは、私がどこかおかしいのかもしれません」
ことり「どういうこと?」
海未「最近絵里のことを見ていると、いえ、思うだけで体が苦しくなるんです」
海未「走れないくらい体の調子が悪くなるのに全力疾走したくなるような…不思議な感覚です」
ことり「……へぇ」
2:
海未「なんなんでしょうね、これは」
ことり「ねぇ海未ちゃん、多分それ、どきどき、とかきゅんきゅんしてるんじゃないかな?」
海未「なんですかその擬音は?…ですがこれを表すにはその表現が一番合っている気がします」
ことり「特定の人、それが誰かは人によって違うけど、その人に関連する何かを感じると人間はそうなっちゃうの」
海未「なんですかそれは…すると私は『絵里』に対して『きゅんきゅん』しているわけですね」
ことり「や??????んかわいい?????????ん? ? 」キュンキュンキュンキュンキュン
海未「!?ど、どうしました!?」ビクッ
3:
ことり「あ、ごめん…まさか海未ちゃんからきゅんきゅんなんて言葉を聞くとは思わなかったから…」ドキドキ
海未「そ、そうですか…」
海未「それでことり、あなたはさっき特定の人にだけ、と言ってそれは個人で違うと言いましたが、それは理由があるのですか?」
ことり「まあ、あるにはあるかな。これも人によって違うんだけど、一時的なものだったり、一生続くものだったり…もあるのかも」
海未「一生…それは怖いですね、ことりはそう言った経験があるのですか?」
ことり「うーん…どうなのかなぁ、ない、かも知れないし、ずっと続いてるから気にするほどじゃなくなってるのかも…」
海未「ずっと続いていると気にならなくなるのですか?」
ことり「うん、免疫がつくのかな、違和感を覚えることもなくなっちゃう」
4:
ことり「ただ、そのどきどきに気付いたらなるべく気付いたうちに何か行動を起こすのがいいんじゃないかな」
ことり「そうしないと、気にならないけど治らないってことはあるかもだから…」
海未「なるほど、難しいのですね…ありがとうございます、参考になりました」
ことり「よかった? 」
海未「ああ、最後に…」
ことり「ん?」
海未「どうして私は絵里なのでしょう?」
ことり「………さぁ」
ことり「絵里ちゃん本人に聞けばなにかわかるんじゃないかな」
5:
ー部室ー
絵里「みんな、おはよう!」
海未「おはようございます、絵里」
絵里「あら、海未だけなのね?」
海未「はい、穂乃果とことりは遅れてくるそうです」
絵里「希もちょっと友達から相談受けてるらしいから遅れるって」
海未「一年生たちはまだ誰も来ていないようですし…春だからって気を抜きすぎでは?」
絵里「まあ気を抜くのもわかるわよ、しばらくイベントはないし、新曲の予定もない、体力作りだけだから、部活を休みにしてもよかったくらいだわ」
絵里「現に海未だって、着替えもせずに本を読んでるじゃない」
海未「あはは…バレちゃいましたね」ペラ
6:
絵里「この一年、なにかと忙しかったから、こういう休息の時期は必要よ」
絵里「さて、私もみんなが来るまでゆっくりしていましょうか」
海未「………」ペラ
海未(絵里と二人…)チラッ
海未(ことりの言うどきどきの要因…絵里に聞いてみましょうか)ドキドキ
海未(…あら?)ドキドキ
海未(さっきまでなんともなかったのにいきなり来ましたね…意識すると出るのでしょうか)ドキドキ
7:
絵里「………」パッ
海未(!絵里と目が合いました…)サッ
海未(あれ、なぜ視線を外す必要があったのでしょう…)ドキドキドキドキドキ
海未(っ!?胸がくるしっ…!?なんで…絵里と目があっただけなのにっ…!)ドキドキドキドキドキ
海未「すぅ……はぁ…」ドキドキ…
海未(深く深呼吸をするとある程度抑えられるのですね…覚えておきましょう)
絵里「海未、どうしたの?深呼吸なんかして」
海未「い、いえ!なんでもありません!」
8:
海未(やっぱり、聞いてみましょう)
海未「あの、絵里……」
絵里「んー?」
海未「あの、最近、絵里を見ていると、ドキドキするんです」
絵里「…………」
海未「……絵里?」
絵里「……そう」
海未「そうって……驚かないのですか?」
絵里「まあね…」
絵里「そんなこと言ってくる女の子、この3年で何人居たかしら…」
9:
海未「そ、そんなに私と同じ人がいたのですか…」
絵里「ええ、ついでにその子たちみんな、絶対私でドキドキしないようにしてあげたわ」
海未「え?それはどういう……」
絵里「……あなたも」ガタッ
絵里「一生私でドキドキできない体にしてあげましょうか…」クイッ
海未「え、絵里…近いです…!」ドキドキドキドキ
海未「っ!?くぅっ……!」ドキドキドキドキドキドキ
絵里「…海未?」
海未「は、離れてください!絵里!」ドンッ
10:
絵里「きゃっ……」
海未「はっ…はぁっ……すぅー………はぁー……」ドキドキ
絵里「う、海未…」
海未「…すいません、ご迷惑をおかけしました、ご覧の通りこんな感じなんです」
絵里「ご覧の通りって…」
海未「ことりから聞きました、人は特定の人に対してどきどきやきゅんきゅんを感じるものなのだと、私のとってのそれが絵里だったんです」
絵里「そ、そう…それは重症ね…」
海未「それで私は絵里に聞けば原因がわかると思ったのですが……絵里はわかるのですよね」
絵里「いや、わかるにはわかるけど…それを言うと随分ナルシストな気が…」
11:
絵里「というか海未、今までで私以外になったことはないの?」
海未「はい、あなたが初めてです」
絵里「通りでなにか反応がおかしいと思ったわ…それにしても、どきどきとかいうレベルじゃないでしょ…」
海未「………ちょっと失礼します」ギュッ
絵里「え?海未…」
フニッ
絵里「!?」
絵里「な、なにやってるのよ!」
海未「どうですか?どきどきしてるのわかりますか?」ドキドキ
絵里「わ、わかるけど…!わざわざ胸を触らせなくても…!」ドキドキドキドキドキドキ
絵里(…ん?)
12:
海未「こうしないとわからないではありませんか。……絵里と話しているだけでもこうなんです、わかっていただけましたか?」ドキドキ
絵里「わ、わかったから」パッ
海未「あ…」シュン
絵里「も、もういいでしょ!さあ、そろそろ練習するわよ!」ドキドキ
絵里(なんなのよ、これぇ…///)
海未(結局教えてもらえませんでした…)
13:
ー後日ー
絵里(あれから海未のことを考えるだけでドキドキするようになったわ)
絵里(おそらくこれは誰かを好きだと感じた時にでるもの、海未は多分好きという感情がわからないだけなんだわ)
絵里(ああ、それにしても人を好きになるってこんな胸が苦しくなるものだったのね…今まで私に告白してきたあの子やあの子も同じ感じだったのだろうか)
絵里(というか、海未が私に関することでドキドキして、私が海未に関することでドキドキするってことはつまり両____)
穂乃果「おっはよーございまーーーす!今日も練習頑張ろー!!」
絵里「ひゃあああっっっ///」
14:
穂乃果「あ、絵里ちゃん、おはよう!」
絵里「お、おっはよう穂乃果!今日も練習頑張りましょう!?」
穂乃果「う、うん…なんか絵里ちゃんテンション高いね?」
絵里「そ、そうなのよー!あ、なんか走りたくなってきたわ!今日はマラソンしましょう!!」
穂乃果「ええー!?」
15:
にこ「なんでマラソン…」
絵里「つべこべ言わないでやるわよ!はい!ヨーイスタート!!」
ピューーーン
にこ「はっや…飛ばしすぎでしょ」
にこ「あれ?海未も飛ばしてる…」
絵里「はぁっ…はぁっ…」
絵里(動かないと海未のことしか考えられなくなって胸が苦しくなるわ…今日は走って他の考えを忘れましょう)
海未「え、絵里!」タッタッタッ
絵里「海未!?なんで…」
16:
海未「私、今日はすごく走りたかったんです!寝ても覚めても絵里絵里絵里、絵里のことが離れなくなってドキドキが止まらなかったんです!」
絵里「そ、そういうのいちいち言わなくていいから///…くぅっ!」ドキドキドキドキ
絵里「私、あなたを頭の中から消すために走ってるのよ!だからついてこないで!」ダダダダダ
海未「ま、待ってください!絵里ー!」ダダダダダ
ー30分後ー
絵里「はぁっ……はぁっ…」ゼエゼエ
絵里「つっっかれた……」ハァハァ
絵里(でもこれで…割と頭の中が真っ白になって考える余裕もなくなったわ…)
絵里「水…水飲みましょ…」
17:
海未「っはぁ…はぁ……着きました…」
海未(絵里はいですね…もう水を飲んでいます)ハァハァ
絵里「んっ……んくっ…」ゴクゴク
海未(あ、絵里、そんな勢いよく飲むから口から溢れてますよ…)
海未(溢れた水が…絵里の首筋を伝ってとってもきれ____)ドキリ
海未「っ!?」ガクッ
海未(な、絵里が水を飲んでるだけなのになんでこんなドキドキするんですか!!)ドキドキドキドキドキ
海未(く、苦しっ…!だいぶ走ったせいで深呼吸できなっ…!)
18:
絵里「う、海未!?大丈夫!?」
海未「えり……」
絵里「しっかりしなさい海未!」ダキッ
海未「ぁ………」
絵里「いい?落ち着いて深呼吸して、吸って………吐いて………」
海未「はっ……はぁっ……すぅ………はぁー………」
海未「…すいません、絵里、落ち着きました」
絵里「よ、よかった…急に崩れたから何事かと思ったわよ」
19:
海未「…すいません、絵里が水を飲むのを見てたら急にドキドキしてきて…」
絵里「な…!だからそういうこと言わなくていいの!」
海未「…でも不思議なんです、絵里に抱きしめられて、絵里がこんなに近くにいて、とってもドキドキしてるのに、とっても心地がいいんです」ドキドキ
絵里「…そう、それは、よかったわ」
絵里「…ねえ海未、私の胸に手を当ててみて?」
海未「え?はい……」ピトッ
ドキドキドキドキ
海未「あ…ドキドキしてます…」
20:
絵里「走った後だからじゃないわよ、私もね、あなたを思うとドキドキするの」
海未「そ、それは…ごめんなさい」
絵里「ううん、謝ることじゃないわ。これはね、誰かを強く思うほどドキドキしてくるものなの」
海未「それじゃあ絵里は…私のことを強く思っているということですか?」
絵里「ええそうよ。……あなたが好きなの」ドキドキ
海未「…!そうだったんですか、好きということだったんですね、このドキドキは…ということは、私も…///」ドキドキ
21:
絵里「…ねえ海未、あなた私にこうされると落ち着く?」ギュー
海未「はい、苦しかったドキドキが今はとても気持ちがいいです」ドキドキ
絵里「なら、私の側にずっと居て。いつでもこうしてあげるわ」ドキドキ
海未「絵里……はい!」ギュッ
にこ「なんであの子達…汗だくで抱き合ってるの…」
22:
ーその後ー
希「あれ、海未ちゃん作詞してるん?」
海未「はい、ちょっと思いついたので…書き留めておこうかと」
希「ふーん…あ、それならリリホワで歌ってみたらどうかな?そろそろユニット活動があると思うんよ」
海未「そうですか?それでしたら、希にも一度見てもらいましょうか」
希「ふーむ…どれどれ…ロマンティック…恋愛ものなんやね」
海未「はい、最近経験したことだったのでどうも書いてみたくて…」
希「経験!?海未ちゃんが経験!?」ガタッ
23:

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