花陽「理事長とランニング」back

花陽「理事長とランニング」


続き・詳細・画像をみる


花陽「えっほ、えっほ」
花陽(朝は少し肌寒いかな?)
花陽(でも、直に身体も温まるよね)
女性「おはようございます」
花陽「あっ、おはようございます」
老人「おはよう」
花陽「おはようございます!」
2:
花陽「えっほ、えっほ」
花陽(うぅー、なんか走る度にお腹が少しタポタポする……)
花陽(でも、頑張らないと!)
花陽「だけど」
花陽(ちょっと休憩)
花陽(あそこのベンチで休も)
「おはようございます」
花陽「おはようご……」
「あら、小泉さん?」
花陽「えっ……り、理事長!?」
理事長「こんなところで会うなんて、珍しいわね」
花陽(ど、どうして理事長が……にしても、ジャージ姿とは珍しい)
3:
理事長「今日、朝練あった?」
花陽「い、いえ。ないです」
理事長「そうよね。ことりもまだぐっすりと寝てたし」
花陽(朝練がないならまだ寝てる時間帯だしね)
理事長「じゃあ小泉さんは自主的にランニングしてるのね」
花陽「えっ」
理事長「偉いわね」
花陽「あっ、いや、そのぉ」
理事長「なぁに?」
花陽「実は……」
4:

 
理事長「えっ、体重が増えた?」
花陽「はい……」
理事長「そいっ」
ムニュ
花陽「ひゃあ!!」
理事長「ふむふむ」
ムニュ、ムニュ
花陽「や、やめてくだ……」
理事長「確かにお腹の辺りが少し出てるわね」
花陽「あ、あ、ひゃ……」
理事長「あっ、ごめんなさいね」
花陽「はひぃ」
5:
理事長「それにしても、どうしてまた……」
花陽「秋と言えば食欲の秋」
理事長「はい?」
花陽「新米がとても美味しい季節です」
理事長「え、えぇ。新米以外にも秋刀魚とか……」
花陽「練習の後のご飯は格別なんです!」
理事長「そ、そう。お腹が空いてるからかしらね」
花陽「何杯でもいけるんです!!」
理事長「わ、分かったから顔を近付けないでくれる……」
花陽「ごめんなさい……」
6:
理事長「つまり、ご飯の食べ過ぎが原因ってワケね」
花陽「はい」
理事長「じゃあ食べる量を少なく……」
花陽「ただでさえ新米のこの季節は私にとっての楽しみなんです! それを奪うのは理事長とて我慢なりません!!」
理事長「分かったから落ち着きなさい!」
花陽「つ、つい取り乱してしまいました」
理事長「ことりから聞いてたけど、ほんとご飯が大好きなのね」
花陽「こ、これでも『μ'sのお米姫』って呼ばれてるんですよ」
理事長「へー、初めて聞いたわ」
花陽「はい。今適当に思い付きましたから」
理事長「大人をからかうとロクな大人になれないわよ」
花陽「すいません……」
7:
理事長「それじゃあ、私と一緒にランニングする?」
花陽「理事長とですか?」
理事長「そうよ」
花陽「そういえば、理事長はどうしてランニングを?」
理事長「デスクワークやら会議やらなんやらだと、身体のあちこちがね」
花陽「お歳なん……」
理事長「まだそんな歳じゃないわよ!」
花陽「ひいっ!!」
理事長「貴女達から見たら私は『おばさん』に見えるんでしょ? てゆーか、そう思ってるんでしょ!?」
花陽「あっ、いや……」
理事長「こう見えて私自身『イケてるお姉さん』って言われてるんですからね!」
花陽「えぇー!? 初耳ですよぉ!!」
理事長「今適当に思い付いたけど、私自身はそう思ってるの!?」
花陽「こ、子供をからかう大人は……」
理事長「文句あります!?」
花陽「な、ないです」
8:
理事長「こうなったら小泉さん……いえ、花陽ちゃん!!」
花陽「はい!」
理事長「何がなんでも貴女を痩せさせて見せるわ」
花陽「えっ」
理事長「きついだろうけど死ぬことはないから我慢するのよ」
花陽(なんか嫌な予感……)
理事長「よし、じゃあランニング軽く10Kmね」
花陽(軽くじゃないよぉ!)
花陽「あ、あのぉ、そろそろ帰りま……」
理事長「四の五の言わずに来なさい!」
 
花陽「ダ、ダレカタスケテェ?」
9:

 
花陽「ぜー、はー、ぜー、はー」
理事長「もうバテたの?」
花陽「ぜ、絶対、バテ、ます、これ」
理事長「もう、だらしないわね」
花陽「な、なんで、理事長、そんなに、元気」
理事長「慣れてるからよ。それに、慣れれば楽しいって言うでしょ」
花陽「な、慣れてても、無理ぃ」
バタン
花陽「はぁ、はぁ、はぁ」
理事長「頑張った花陽ちゃんに……はい、スポーツドリンク」
ゴクゴク
花陽「ぷはー、生き返りました」
10:
理事長「じゃあ、もうちょっと走る?」
花陽「け、結構です」
理事長「そう。まぁ、あんまりキツくするのも身体に悪いわね」
花陽「うぅ?」
理事長「どうしたの?」
花陽「自分の体力のなさを痛感しましたぁ」
理事長「体力がないというより、やはりそのお腹がね」
花陽「ほ、ほんの少しなんですけどね。誤魔化そうと思えば……」
理事長「でも、衣装合わせでバレるわよね」
花陽「ことりちゃんは私達のサイズを把握してるみたいですから確実に」
理事長「さすが私の娘」
11:
花陽「それに、体重が増えたのを海未ちゃんが知ったら……」
理事長「あの娘はそういうとこ厳しいわね」
花陽「実は前もそれで海未ちゃんに怒られて」
理事長「自業自得ね」
花陽「だけどお腹が空いて」
理事長「なら量を制限するなり、方法はあるわ。原因はどう見ても食べ過ぎでしょ」
花陽「分かっています。だけど」
理事長「だけど?」
花陽「新米が私を呼んでいるんです! 『花陽ちゃんに食べられたら本望』『花陽ちゃん大好き』って!!」
理事長「ちょっと怖いからやめてくれない」
花陽「はい」
12:
理事長「うーん。痩せるにしても簡単に痩せれるものでもないし」
花陽「何かいい方法はありませんか?」
理事長「例えば?」
花陽「辛い思いをせず、美味しいご飯を一杯食べても痩せれる方法を」
理事長「そんな方法があれば私は理事長を辞めて、それで商売でもやるわよ」
花陽「ですよねぇ」
理事長「まっ、気長にやるしかないわね」
花陽「はぁー」
理事長「ため息なんか吐いて年寄り臭いわね」
花陽「理事長には言われたくないです」
理事長「はいはい」
13:
花陽「はぁー」
ぐぅ?
花陽「!」
理事長「あらあら、お腹が鳴ってるわよ」
花陽「うぅー」
理事長「もうそろそろ朝ご飯の時間かしらね」
花陽「ですね!」
理事長「じゃあ、私はそろそろ帰るわ」
花陽「あっ、はい」
理事長「くれぐれも食べ過ぎには気をつけること」
花陽「それは無理です」
理事長「もぉ、どうなっても知らないわよ」
14:

 
理事長「いたた……」
教師「理事長。どうかなさいましたか?」
理事長「いえ、ちょっとね」
教師「?」
理事長(やっぱり少し無理しすぎたかしら筋肉痛が……)
理事長(でも、筋肉痛が早いってことは若い証拠よね、多分)
 
ホノカァー!
ハナヨォー!
 
教師「おや、今の声はなんですかな?」
理事長「さ、さぁ」
理事長(海未ちゃんにバレたみたいね)
15:

 
海未「貴女達二人の体重が増えてます。説明してくれますか?」
穂乃果「食欲の秋だからねぇ」
花陽「新米が美味しいんだよぉ」
海未「誤魔化さないで下さい!」
穂乃果「だって、お腹が空くんだもぉん」
花陽「仕方がないよぉ!」
海未「少しは食事の量を抑えるとか、自分なりに対策しなさい!」
穂乃果「無理だよぉ。目の前にお菓子があったら飛び付いちゃうよ!」
海未「なら、我慢しなさい!」
花陽「無理です!」
17:
海未「仕方ありません。では二人には前の時のようにランニングを命じます」
ほ・は「えっ?」
海未「それプラス、毎週土曜日は山頂アタックです!」
ほ・は「はぁぁぁ!?」
海未「これも痩せる為、仕方のないことです」
花陽「いやいやいや!」
穂乃果「山登りは海未ちゃんがしたいだけだよね!」
海未「『三人寄れば文殊の知恵』というのがあるように『三人で登れば楽しいな』というのもあるのです。みんなでやれば楽しいのです!」
花陽「何それ意味わかんない!?」
穂乃果「本当だよぉ!?」
海未「うるさいです! 私が決めたとなれば決まりなのです!!」
ほ・は「勘弁してよぉ……」
19:

 
花陽「いっち、にぃ、さん、しー」
理事長「花陽ちゃん。おはよう」
花陽「あっ、おはようございます」
理事長「あれから海未ちゃんのトレーニング、大変だったそうね」
花陽「まぁ、色々と……でも、おかげで痩せれました」
理事長「それは良かったわね」
花陽「はい」
21:

続き・詳細・画像をみる


【画像】地獄先生ぬ〜べ〜の美樹かわいくなりすぎだろwwwwwwwwwwwww

【悲報】オナテク板、頭がおかしい

笑福亭鶴瓶、ラジオでベッキーを擁護「良い子ですから」

【画像】北川景子のデカプリオケツwwwwwww

スマホが原因? 小学生の視力低下が止まらず 1.0未満が30.9% 日本人=メガネとなる日も近い

依存性薬物別、薬理効果の番付け

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『知能障害は間違い』

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『知能障害は間違い』

結婚を妥協した男の末路wwwwwwwww

彡(^)(^)「おっ!立体機動装置やんけ!使ったろ!」

野球選手の可愛い画像が集まるスレ

五郎丸「ギャラの安い番組には出ません」

back 過去ログ 削除依頼&連絡先