女の子「呪殺、ですか……」同級生の女の子「はい」back

女の子「呪殺、ですか……」同級生の女の子「はい」


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1:
女の子「……またどうして、そんなことを、わたしに」
同級生の女の子「需要があるかなと思いまして」
女の子「……な、なに、を、言ってるんですか」
同級生の女の子「あ、疑ってますねええ無理もありませんわたしだってとくに仲良くもないクラスメートにいえどんな関係の相手だって呪い殺すとか頭大丈夫かと思いますねまず間違いなく」
女の子「……」
同級生の女の子「ですので比較的かつ効果的にこれを説明する一連の手順をわたし用意していましてね、いかがですか、べつに構わないんですよ途中までお付き合いしていただいた後お前精神病院にでも入れと言ってくださってもはいもちろんただし、」
女の子「……」
同級生の女の子「わたしは人を見て話を持ちかけて、いえ提案しているんですがね」
女の子「……」
同級生の女の子「ふふ、ではいきましょう」
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2:
〜駅〜
女の子「……あの」
同級生の女の子「あなたはおうちどちらですか」
女の子「……」
同級生の女の子「……わたしと同じ方向ですね知ってます」
女の子「!」
同級生の女の子「さてそれはどうでもいいのですけど、いろいろお話をしようと思います。あなたと。こちらわたしお気に入りのベンチで」
女の子「……人いますよ」
同級生の女の子「いますね」
女の子「……電車通ってうるさいですよ」
同級生の女の子「うるさいですね」
女の子「……」
同級生の女の子「……あ、失礼まったく発言の意図を考察していませんでしたまあ構わないでくださいへへへ」
女の子「……」
3:
同級生の女の子「ではまずはじめに。人は人を殺すことが可能ですわかりますか」
女の子「……物騒ですね」
同級生の女の子「まったくです。さてこのとき一般に一人ぐらいであればそれなりの条件で実現可能です。撲殺絞殺刺殺その他枚挙に暇がない多種多様エンターテインメンっチックな方法で人間の生物的機能を停止させることは、比較的簡易です」
同級生の女の子「ここで問題となるのは、たとえば相手が屈強な男性で返り討ちにあってしまいそうなばあい、一定の準備が必要です。筋トレしたり、凶器を用意したりですね」
同級生の女の子「また達成したとして基本的に警察に捕まり服役することになるので一般に一般人は数人が限界でしょう」
女の子「……なんの話ですか」
同級生の女の子「まあ聞いてください。ところが事情が違ってくる人々がいます。わかりますか」
女の子「……」
4:
同級生の女の子「たとえば兵隊さん。兵隊さんは不名誉かつ侮辱的に言えば人を殺してごはんぱくぱくするわけです。つまり戦闘行為において一般人平均とは関連性のない殺人が可能です。正規軍でない兵隊さんはもっと裁量があるでしょうね」
同級生の女の子「あるいは軍隊の指揮官。条件によってはより大規模な殺人を実行することが可能です。しかも自分の物理的限界を超えることすら可能にしている。画期的です」
同級生の女の子「もしくは政治家。大量破壊兵器など大規模な殺戮兵器の使用は政治判断が多いです。これにより人類で可能な殺人は極限を迎えることになります」
同級生の女の子「しかしこれらは極めてコストがかかります。莫大です。時に国が傾きます。すなわち、戦争です」
女の子「……」
5:
同級生の女の子「しかし裏を返せば、このコストというところに依存して、大量の殺人すら可能であるという結論が得られます。つまり、人間に可能な殺人量は単に見かけ上の領域にとどまらないのです」
同級生の女の子「またすべての物事は省エネ最大効率を目指す方向性が自動的に決定され実施され可能ならば達成されます。具体的には、なにも大量殺人に逮捕されるリスクや核兵器を用意するコストは必須ではないのです」
女の子「……」
同級生の女の子「一つ例として、呪殺が挙げられます。もちろん核兵器を使える政治家軍隊の数が限られるように、この手段を行使できる者もまた、数が限られます」
同級生の女の子「つまり、わたしです」
女の子「……」
同級生の女の子「ふふ」
7:
同級生の女の子「わたしは主に対象人物の死を願うことでそれを実現させます。物理的手法に置き換えて言うなら、ナイフで心臓を一突きするのを、頭の中でやる感じですね」
女の子「……」
同級生の女の子「ただしあくまでイメージであって、直接ナイフをぐさりとするわけでもないですし、頭上からミサイルが降ってくるわけではありません。具体的には、即効性が認められません」
同級生の女の子「ではどれくらいかというと、平均で2日程度ですね、一週間かかった事例はないですはい」
女の子「……したこと、あるんですか」
同級生の女の子「嫌ですね経験がないのに物事語るほど惨めなことはありません質問に答えるとすればはい、そのとおりですけども」
女の子「……」
8:
同級生の女の子「ふふ、なんですか」
女の子「……」
同級生の女の子「あ、わかりました引いたんですねわかりますもし牛丼屋さんで隣の人が殺人で服役して昨日今日出所した方だって知ったら半分程度残っていてもごちそうさんしますもんね」
女の子「……まじで、できるのですか」
同級生の女の子「!」
女の子「……」
同級生の女の子「ん、ふふ……証拠を、お見せしますね」
女の子「!」
同級生の女の子「♪」
女の子「……なにを」
同級生の女の子「5番線ご注意ください電車が参ります黄色い線の内側までおさがりください」
9:
同級生の女の子「……」
男「ってえ、なんだてめえどこみてあるいてんだ」
男「あんだとこらやんのかテメエ」ドン
男「うわっ」フラッ
電車「ブワアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!」キイイイイイイイイイイイイ!!!!!
男「」
女の子「……!」
同級生の女の子「場所のチョイスは正解でしたね」
女の子「……」
同級生の女の子「二度、三度の検証も可能ですけど」
女の子「……いや、もう、いいです」
同級生の女の子「♪」
10:
〜駅の外〜
警察車両「ウーウー」
同級生の女の子「もしかして人身事故現場をご覧になるのは初めてだったりしますかね」
女の子「……ある人のほうが、少ないと思うんですけど」
同級生の女の子「そうですかね。よく電車とまってるじゃないですか」
女の子「……」チラ
同級生の女の子「あーわたしのこと疑いましたねひどいですなにも好き勝手やたらに人身事故誘発させてるなんて疑いは見当違いですまったくかなわないですねすこしは同級生のことを信用してくれたって」
女の子「……そりゃあ、むり、ですよ」
同級生の女の子「……そりゃあ、そうっすね」
女の子「……」
11:
同級生の女の子「ね、それで、ターゲットはいずれの方でしょうかねなんなら複数可能ですええもちろんお代とかなんだとか無いですよ全く最近は現金な世の中になって人間のココロ、心が気迫になってますいけないことです大変憂慮していますねはい」
女の子「……二人、両親」
同級生の女の子「おおよくばりさんですねまあ理由は聞きません興味もないですけどですが」
女の子「……」
同級生の女の子「後悔は後にも先にも最中にも間に合いませんわたしキャンセルはできないんですね構いませんか」
女の子「……はい」
同級生の女の子「見込み通り決心はついてるんですねわたし安心しましたではお宅におじゃまするとしましょう」
女の子「……え」
同級生の女の子「いやあ遠くから願っただけじゃあ味気ないでしょう、というのは冗談で見えてないとだめなんですね単純に」
女の子「……」
12:
〜女の子の自宅〜
女の子「……」
同級生の女の子「おじゃましまー、あれ、」
女の子「夜、帰ってくるまで、待つんです」
同級生の女の子「なるほど。客人のもてなしがなってないですねぷんすか」
女の子「……」
同級生の女の子「……ん、まつの、面倒ですね、寒いし。でもどっか行くのもなあ来ちゃったしなあ、」チラリ
女の子「……な、なんですか」
同級生の女の子「話の続きだけどお代とかなんだとかじゃないんだけどさ、お願いというかそういうのがひとつあるんだよね」
女の子「……というと」
同級生の女の子「わたしと付き合ってよ」
女の子「」
13:
女の子「……」
同級生の女の子「……ぷ、くくく、え、真に受けましたか」ニヤニヤ
女の子「……」
同級生の女の子「かはははは、うける、ちょーうける、まじわろ」ジタバタ
女の子「……お願い、というのは」
同級生の女の子「ひー、ひー、ああ、はい、えとね、付き合ってと似てるんですけどね、事後の経過観察というか、よく言えばアフターケアてきなものはパッケージとして含まれていることをご了承いただきたいわけです」
女の子「……断った場合は」
同級生の女の子「べつになんとも」
女の子「……つまり合意するかににかかわらず、ということですか」
同級生の女の子「あ、はい、何か」
女の子「……まあ、いいです」
同級生の女の子「♪」
14:
靴音「」カツカツ
女の子「……あ、母親が、」
同級生の女の子「ん、じゃあ、いいんですね」
女の子「……はい」
同級生の女の子「ふふ、」スタ
同級生の女の子「こんにちは〜さんのお母様いえこんばんわ!」
女の子の母親「……何、あなた」
同級生の女の子「♪」
女の子の母親「……」スタスタ
女の子「……」
女の子の母親「……」ゲンカンガチャバタン
女の子「……」
同級生の女の子「♪、あとはお父様のお帰りを待つだけですねえ」
16:

同級生の女の子「、あ、きましたかね」
女の子「……たぶん」
靴音「」カツカツ
同級生の女の子「へーい〜っちのパピーグッドエブネングハウドゥーユゥードゥー!?」
女の子の父親「……なんだ、君は」
同級生の女の子「反応までそっくり、♪」
女の子の父親「……」スタスタ
同級生の女の子「♪」
女の子「……」
女の子の父親「」ゲンカンガチャバタン
女の子「……」
同級生の女の子「よろしいでは寒いので帰ってお風呂に入って寝ますそれではまた明日学校で〜♪」スタタ
女の子「……」
17:
〜翌日学校〜
同級生の女の子「おはようございます〜さんおかげんいかがでしょうか〜♪」
女の子「……」
同級生の女の子「あれれお疲れのご様子さては」
女の子「」ギロリ
同級生の女の子「あ、そのおめめ怖い、ひえー。こわーい」ニヤ
女の子「……2日、でしたっけ」
同級生の女の子「いかにも。ちなみにこれ以上の手続き作業その他ありませんまた例外はありませんしばしお待ちを」
教室の扉「」ガラッ
先生「〜年〜組の〜、いるか、いますぐ職員室にきなさい!」
女の子「!」
同級生の女の子「……ふふ、いってらっしゃい」
女の子「……」
同級生の女の子「♪」
18:
クラスの生徒(なにかな〜さんまた家のことで、、、)ガヤガヤ
クラスの生徒(やっぱりご両親が〜って本当なのかねだったらかわいそー)
クラスの生徒(でもいつもすぐ帰ってくるのにおそいねえどしたんだろ)
先生「えー、〜は家の事情で早退した、さて遅れたが朝の……」
クラスの生徒(これはだいぶあれなんじゃないすか)
クラスの生徒(ああきっとそうだこれまでこんなことは)
クラスの生徒(なあ○○はなんか知ってる朝話してたけど)
同級生の女の子「え、ああ、ご両親がなくなったんだと思いますよええ」
先生「!」
クラスの生徒「!」
先生「……こ、こら、○○、そういうことを」
同級生の女の子「先生、授業がはじまりますよホームルーム済ませてください」
先生「え、あ、おう、」
生徒(ボソボソ)
同級生の女の子「♪」
19:
〜駅のベンチ〜
同級生の女の子「♪」
女の子「……」テクテク
同級生の女の子「あれ、べつに約束とかしてないのに、よくここに来ましたね」
女の子「……」
同級生の女の子「いかがでしたか結果の方」
女の子「……」
同級生の女の子「それは良かったです。なによりですねええところでご気分すぐれませんか最近多いんですよね」ニヤ
女の子「……」チラ
同級生の女の子「注意事項のところだけ物覚えが悪くなる、方。ふふふ、べつに何とはいいませんしあなたのことではないですよ」
女の子「……」ジロリ
同級生の女の子「ふふ、たまりませんね、わたしsなのかmなのかわかんないんですけど、そういうおめめ、大好きですよ」
女の子「……もう、話しかけないでくださいね」スタスタ
同級生の女の子「ふふ……はい」ニヤ
女の子「……」スタスタ
同級生の女の子「♪」
20:
〜それから〜
女の子「……」
同級生の女の子「……」ジロジロニヤニヤ
女の子「……」
同級生の女の子「……」ニヤニヤ
女の子「……、」イスガタン
同級生の女の子「〜♪」スタタタタ
女の子「……」
同級生の女の子「♪」
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