【ミリマス】P「胃袋を掴まれた」back

【ミリマス】P「胃袋を掴まれた」


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自己満
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2: 以下、
P「モグモグ・・・」
P「はあ・・・」
小鳥「溜め息なんて吐いてどうしたんですか?」
P「音無さん・・・。実は前まで美味しく食べられたもの、例えば今食べているコンビニ弁当とかがあまり美味しく感じなくなってしまったんです・・・」
小鳥「そうなんですか?」
P「ええ、おかげで少し体重が減って・・・」
ズドドドドドド!!!
バターン!!
美奈子「呼ばれたような気がしました!!」
P「お前の出番はまだだ、美奈子。俺のことはいいから貴音と奈緒を満足させてあげなさい」
美奈子「はっ、そうですね!行ってきます!」
3: 以下、
P「ふう、命拾いした・・・」
小鳥「コホンッ!それで、何か心当たりはありませんか?」
P「心当たりですか?」
小鳥「はい、プロデューサーさんがそうなってしまった原因がわかれば解決の糸口になると思って」
P「原因・・・。実はですね・・・」
小鳥「はいっ」
P「とある人の手料理に胃袋をつかまれてしまって・・・それが原因なのではないかと思っています」
小鳥「胃袋をつかまれた!?」
P「はい、もうがっちりと」
P「あの味が忘れることができないんです・・・。はあ、また作ってきてくれないかな・・・」
4: 以下、
小鳥(プロデューサーさんが絶賛するほどの腕を持つ人・・・)
小鳥(美奈子ちゃん・・・?ううん、特技が家事全般の響ちゃん?)
小鳥(あずささんや千鶴さんという可能性だってある・・・)
小鳥(頑張ってお料理の練習をしたジュリアちゃんや歩ちゃんの可能性も・・・う?ん、絞りきれない!)
小鳥「あの、プロデューサーさんの胃袋をがっつり掴んだ子って一体誰なんですか?」
P「えっ、ええ・・・?」
小鳥「言いにくい相手・・・もしかして思い人!?」ピヨー!



琴葉「!!」ガタッ
恵美「こ、琴葉?」
エレナ「急に立ち上がってどうかしたノ?」
琴葉「・・・」
琴葉「ううん、大丈夫。少し胸騒ぎがしただけ」ニコッ
恵美「そ、そっかー。胸騒ぎかー」アハハ
エレナ「胸騒ぎなら仕方ないネー」エヘヘー
5: 以下、
小鳥「言いにくい相手・・・もしかして思い人!?」ピヨー!
P「ち、違いますよ!」
小鳥「じゃあ、一体誰なんですか!?」ズズイ
P「・・・誰にも言わないで下さいよ」
小鳥「言いませんとも!」
P「・・・昴です」
小鳥「ピヨ?」
P「だから!昴です!」
小鳥「す、昴ちゃん!?」ピヨー!
6: 以下、
小鳥「・・・というか、昴ちゃんてお料理できるんですね」
P「ええ、ご両親が忙しいからよく代わりに作ってるみたいです」
P「お花見のときに食べた玉子焼き・・・美味かったなあ・・・」
小鳥「そんなに美味しかったんですか・・・」
P「ええ、本人は謙遜してますが、かなりの腕前です」
P「鶏のから揚げも冷めてもジューシーでしたし、おにぎりはかために炊いてあって俺好みでした・・・」
P「あー、もう一度昴の手作り弁当食べたい・・・」
小鳥(・・・)
7: 以下、
小鳥「その、昴ちゃんに頼んでみたらどうでしょうか」
P「・・・中学生の女の子に『弁当を作ってくれー』なんて言えるワケないでしょう・・・」
小鳥「まあ・・・そうですよね・・・」
小鳥(でも、昴ちゃんならきっと・・・)
P『昴!俺のために毎日弁当を作ってくれ!』
昴『うん、任せてよ!』
小鳥(って感じに、言葉の意味を深く考えずに答えてしまいそう)
8: 以下、
ガチャ
昴「おーっす」
P「す、昴!」
小鳥「おはよう、昴ちゃん」
昴「おはよう、小鳥!プロデューサーは・・・元気ないけど大丈夫か?」
P「心配ない、この通り大丈夫だ!」
昴「・・・ふーん?」
小鳥「・・・」
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小鳥「ねえ、昴ちゃんちょっといいかしら」
昴「うん、いいけど」
小鳥「実はね、プロデューサーさん、ここ最近食欲がわかなくて困ってるみたいなの」
小鳥「もしかしたら、昴ちゃんの手作り弁当を食べたら元気になるかもしれないなーってさっきお話を・・・」
P「ちょっ、ちょっと音無さん!?」
昴「プロデューサー、食欲がないって本当か?」
P「え、ええと・・・」
昴「・・・」ジーッ
P「食欲・・・ないです・・・」
小鳥「ふふふっ♪」
10: 以下、
昴「うん、わかった。オレの弁当でプロデューサーが元気になるなら作ってくるよ」
P「いいのか!?いや、待て待て待て」
P「昴、無理に作らなくてもいいんだぞ。断ったって・・・」
昴「無理なんかじゃないさ。一人分増えても大して変わらないし何とかなるよ」
P「・・・そういうものなんですか?」チラリ
小鳥「わたしに聞かないでください」
昴「プロデューサーにはいつも世話になってるし、すっげー感謝してるし、たまにはお礼をするのもいいだろ?」
P「昴・・・ありがとう・・・」
11: 以下、
昴「弁当に入れてほしいおかずってある?」
P「玉子焼きをお願いしてもいいか?」
昴「うん、任せて!いっぱい焼いてくるよ!」
昴「それじゃあ、また明日な!」
バタン
小鳥「よかったですね、プロデューサーさん」
P「はい・・・、ありがとうございます小鳥さん!」
P「ああ、生まれてきてよかった・・・」
小鳥「ええ・・・」
小鳥(あ、私の分も頼むの忘れてた)
12: 以下、
次の日
P「・・・」ソワソワ
小鳥(プロデューサーさん、楽しみなのかしら、すごくそわそわしてる)フフフ♪
琴葉「プロデューサー、よろしければ一緒にお昼ご飯食べませんか?」
P「ごめん、琴葉。今日は先約があるんだ」
琴葉「先約・・・。そういうことなら仕方がないですね」
ガチャ
昴「おーっす、プロデューサーいる?」
P「おっ、待ってたぞ昴!」
琴葉「?」
13: 以下、
昴「約束通り、弁当作って来たぞ」ドスン
琴葉「!?」
P「おぉ・・・結構量があるな・・・」
昴「プロデューサーとオレの2人分あるからな。ほら、一緒に食べようぜ♪」
P「ああ!いやー、楽しみだなー」ウキウキ
小鳥(よかったですね、プロデューサーさん)
琴葉「・・・」
美奈子「・・・」
小鳥(んんん?何だか事務所の雰囲気が・・・)
14: 以下、
美奈子(むう?!プロデューサーさんのご飯を作るのは私の役目だと思ってたのに!)
琴葉(まさか昴ちゃんが手作りお弁当でアプローチをしてくるなんて・・・)
美奈子琴葉(みんなに負けないように頑張らないと・・・!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
小鳥(こ、これは・・・波乱の予感!)ピヨヨー!
昴「っ!?」ゾワリ
P「どうした、昴?」
昴「な、なんでもない!ほら、食べようぜ!」
P「そうだな、いただきまーす!」
おわり
15: 以下、
オマケ
P「ふぅ・・・食べたー・・・」
昴「結構多めに作ったのに全部食べちゃったな」
P「昴の料理が美味しいからだよ」
昴「そっか、そっか!へへへ♪」ポンポンポン
P「腹・・・叩かないでくれ・・・苦しい・・・」
昴「へへへ♪」ポンポコポンポコ
P「・・・なあ、昴」
昴「うん?」
P「また頼んだら作ってきてくれるか?」
昴「もちろん!なんなら毎日作ってきてもいいぜ!」
P「え、マジで」
昴「うん!」
P「昴・・・生まれてくれてありがとう・・・」
昴「ど、どういたしまして?」
16: 以下、
終わりです。すばるん誕生日おめでとう
本当はイチャイチャさせるはずがどうしてこうなった
17: 以下、
おつ
23: 以下、

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