三菱｢パジェロ｣は本当に終わってしまうのかback ▼
三菱｢パジェロ｣は本当に終わってしまうのか
続き・詳細・画像をみる
1：
http://toyokeizai.net/articles/-/98155
30?40代以上の読者で「パジェロ」の車名を知らない人は少数派だろう。三菱自動車が1982年から製造・販売する大型SUV（スポーツ多目的車）である。悪路走破性の高い本格的なオフロード4WD（4輪駆動）車として認知され、バブル景気やレジャーブームに後押しされて販売台数を伸ばし、1991年にはトヨタ「カローラ」などを抑え、国内月間販売台数で1位に輝いたこともある。
パジェロの新規開発が中止?!
そのパジェロの新規開発が中止へ――。12月初めに一部で報じられたところによれば、三菱自動車は、2006年から展開する4代目パジェロの次期型に当たる新規モデルについて開発をやめ、今後はエコカーや中型SUVに開発資源を集中するという。この件について、三菱自動車は肯定も否定もしていないが、このような観測報道が出るほど、かつての栄光と今の苦戦は対照的だ。初代パジェロが登場した当時は、苗場スキー場に年間300万人が訪れるなど、スキーブームの真っ只中だった。当時、人気が高かったTBSのゲームバラエティ番組「東京フレンドパーク」では、番組の最後にゲストがダーツに挑戦するコーナーの豪華商品としてパジェロが用意されたことも有名だ。番組観覧者による「パジェロ！?パジェロ！」の大合唱を覚えている人も多いだろう。あの時代、パジェロは確かに主役の1台だった。人気を受ける形で、三菱自動車は軽自動車規格の「パジェロミニ」や、それと親パジェロ（当時はこう呼ばれた）の中間に位置する「パジェロイオ」を相次いで誕生させた。生産を担当する岐阜県の会社は、名称を東洋工機からパジェロ製造に変えた。今の自動車業界で重視されているブランド戦略を、日本車でいち早く導入した一例かもしれない。
パジェロは先駆の1台
ただパジェロは、単にブームに乗って売れたわけではない。SUVとしては日本初の機構を率先して投入した、先駆の1台である。三菱自動車はそれまでジープのライセンス生産を行っており、オフロード4WDには豊富な経験があった。しかしジープはライセンス契約のために輸出できず、快適性を度外視したような作りは時代にそぐわなくなっていた。こうした事情から開発されたのがパジェロだった。当初はジープ同様、4ナンバーの商用車登録で、トランスミッションはMT（手動変機）のみだった。それが当時の国産SUVの常識だった。しかしその後、ほかに先駆けて5ナンバー車やAT（自動変機）を導入。ディーゼルターボエンジンはトラック用ではなく、同社のセダン、ギャランΣ（シグマ）と共通だった。筆者も競合車と比較試乗したことがあるが、快適性では群を抜いていた。「パリダカ」ことダカールラリーでの活躍も、人気を後押しした。初出場の1983年に市販車無改造クラスで優勝すると、3年目の1985年には早くも総合優勝を達成。以降も優勝争いの常連となり、通算12度の総合優勝を記録するまでになっている。当時のパリダカはその名のとおり、パリをスタートしており、その影響で欧州でもパジェロ人気は高まっていった。1991年に登場した2代目も先進的だった。4WDシステムは2WDと4WD、センターデフのロック／フリーを切り替え可能で、直噴ガソリンエンジン、ABS、エアバッグなどを、ライバル車に先駆けて導入した。2代目では「エボ」も登場した。パジェロ・エボリューションだ。パリダカ優勝という明確な使命のもと生まれた車種で、サスペンションを4輪独立懸架に換え、トレッドを広げ、ボディは迫力のブリスターフェンダーを装着。3.5リットルV6エンジンは当時の自主規制値上限の280ps（馬力）までパワーアップしており、砂漠を時200キロメートルで安定して走れる性能を持っていた。
2：
この間、日本ではバブルが弾ける。にもかかわらず、3代目パジェロは商用車仕様を廃止し、ボディサイズは大幅に拡大。持ち前のオフロード走破性を堅持しつつ、フレームとボディを一体化したモノコック構造、四輪独立懸架サスペンションなどを採用し、高級乗用車としても通用する車種として開発が進められ、1999年に発表される。
パジェロに逆風が吹き始めたトヨタの「ハリアー」
しかし、3代目パジェロには逆風が吹いていた。1997年にトヨタが送り出した「ハリアー」が、SUVの新しい流れを築きつつあったのだ。ハリアーは前輪駆動乗用車の
プラットフォームとパワートレインを流用することで、腰の低いスマートなスタイリングを実現するとともに、舗装路での走行性能や快適性能で、既存の多くのSUVに差をつけた。
当初は懸念されたオフロードでの走破性も、その後の電子制御の進化によって、パジェロのような本格派にさほど劣らないポテンシャルを持つに至った。それ以前に多くのユーザーが、そこまでの性能は不要と見切って、デザイン優先でSUVを選ぶようになった。レジャー人口の減少も、パジェロには逆風になった。1993年には1770万人だったスキー人口はスノーボードの登場で1998年には1800万人に達するが、その後は徐々に減少し、2013年には770万人と、20年間で1000万人も減ってしまった。
いつしかパジェロは「伝統的」という形容詞とともに紹介されるSUVとなった。しかし多くの日本車は、モデルチェンジごとにプラットフォームを一新することはなく、2回に一度のタイミングで刷新する。パジェロもそうで、2006年発表の現行4代目は顔つきを初代や2代目に近づけ、クリーンディーゼルエンジンを投入したが、プラットフォームは3代目を踏襲していた。
販売台数は、2014年には2000台までに
ゆえに流れを上向かせることはできず、最盛期には8万台以上を記録した年間販売台数は、2014年には約2000台にまで落ち込んだ。これでは次期型開発中止の噂が流れても仕方がない。しかし三菱自動車工業周辺の人間に聞くと、次期型の方向性が定まっていないというのが正直なところらしい。確かに進化の選択肢はいくつかある。ASEAN地域で人気の「パジェロスポーツ」の導入は考えていないそうだが、日本だけでなく欧州でも人気のアウトランダーPHEVとプラットフォームやパワートレインを共有する手法も考えられる。完全移行がリスキーであるなら、スズキ・エスクードのように新旧を併売することもできる。
2013年に生産中止したパジェロミニについても、旧型のような専用設計ではなく、スズキ・ハスラーのように前輪駆動乗用車とのプラットフォーム共有という手法で復活するという噂がある。当然ながら日産自動車との共同開発となり、日産版も登場するだろう。つまり現行パジェロの次期型の開発がストップしても、違う形でパジェロが登場してくることは十分考えられる。パジェロのルーツといえるジープは、オリジナルの系譜を継承するラングラーを作り続ける一方で、フィアット500Xとプラットフォームやパワートレインを共有するレネゲードを発売し、人気を得ている。その一方でジャガーやベントレーなど、新たにSUVに参入するブランドも多い。現代のブランド戦略とは、そういうものだ。パジェロも時代の流れに合わせて、もっと柔軟に展開して良いのではないかという気がする。
【クルマ】三菱｢パジェロ｣は本当に終わってしまうのか
http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1451090545/
iframe未対応です
3：
パジェロ！パジェロ！
6：
たわし！たわし！
14：
ジープ復活させたら買ってやるよ
パジェロ買うぐらいならランクル買うし
17：
日本じゃ悪路といっても砂利で整備された林道くらいだからな、本格的なクロカンは不要｡
21：
>>17
軽トラで事足りる。巨大な車体、重さ、パワーは不要。
22：
まあプラドが強すぎたな
27：
パジェロはすばらしい車だとは思うが、日本では山岳地帯以外ここまでの性能は要らない。
そこが泣き所だよな。
28：
>>27
北海道以外の日本の山岳地帯でこんなデカいの要らない。
29：
Range Rover classic
Mitsubishi shogun(将軍)/PAJERO(パジェロ)
どちらがご先祖かは聞くだけ野暮。
韓国だったら劣化コピー版なんだが、日本車の場合本家より故障せず安かったんだよなぁ。
30：
パワーを出せばエコがダメになるって発想だからダメだね。とりあえず非力でもえこのパジェロミニから出すべきだね。
岩場をガンガンぶつけながら登る奴は居ないよ。
とりあえず海岸や川岸を走れば良いんだよ。
ハリアーの成功はそのヒントになるだろう。
かく角のパジェロも悪くないよ。
うちはミニを３台乗り継いだ。
子供二人もミニ俺もミニ。
嫁はトライトンの三菱家族。
がんばれ?????。
日本の日の丸が一番似合う会社だぞ。
頑張れ。
34：
>>30
パジェロミニじゃジムニーのシェアは食えないから、専用プラットフォームを開発するのは無理だろうし
となるとEKワゴンとかの流用と言うことになるけどそこにはすでにハスラーがいるからなぁ
三菱としてはこのあたりに手は出せないだろ
44：
>>34
正直、軽トラが残っていれば
軽トラベースでオフ4作るのが簡単だったのだが。
33：
選択肢が一つなくなっただけでも、残念なことです。
三菱自動車はいま衰弱しきった体を治すので精一杯なんでしょう。
35：
7年ぶりにモデルチェンジ
パジェロスポーツ
86：
>>35
個人的にこのボディ大好きな部類だ
71：
パジェロスポーツを日本でも販売してくれたら買うよ
39：
三菱自は東南アジアと南米で今を生き延びれば良い
国内ではPHEVに特化した開発をすればいい
三菱電機と協同で先進運転支援システムを開発するのもいい
グループで仲良くしないと…
41：
途上国向け車種のパジェロスポーツが後を引き継ぐんだろ
42：
三菱のトップに東芝と同じ匂いが漂っている
ランエボ辞めた時点で車事業に興味が無くなっている気がしたし
ミラージュの新型が出たとき酷すぎて、これはもう駄目だと思った
三菱自動車が無くなっても困らないけど淋しいよな
50：
無骨な三菱ジープでも再発売しろよ。
51：
みんな感ずいている通り終わるのはパジェロだけじゃない。
56：
三菱自動車自体が終わってる。
デリカとアウトランダーくらいしかないし、
三菱車なんて、都内じゃアルファロメオ並の目撃率で全然走ってない。
64：
パジェロミニなくなったんだから
お願い三菱さん
本気でデリカミニ作ってよ〜
おれ欲しいんだけど
98：
>>64
三菱自つタウンボックス
76：
全くエコカーに特化とか駄目駄目だね。普通はプリウス買うし電池が５年で保証終わる時点で購入しない。８年喰らわないは乗りたい。東芝や山一証券の様な匂いがする
78：
あまりにも乗用車化したからだね、モノコックにしたのもダメだわ。
ハリアーがその線なんだから、ラダーフレームに戻してゴツゴツワイルド路線に戻った方がよかった。
最近Jeepを良く見かけるし、需要はあるんだよ。
バブル後、ジムニーはキープコンセプトで細々ながらも生き長らえ、再来年だかにモデルチェンジするみたいだし
80：
ナローなタイヤのギリギリ5ナンバーサイズで復活して欲しかった
88：
コンパクトSUVでパジェロターボが出ないかな。
モノコックじゃなくて本格フレームでFRモード付き。
パリダカのパジェロプロトを現代的イメージでデザイン。
ジムニーみたいにモデルサイクルを長くして末永く売る。
91：
こりを売ってくでえー
2016 PAJERO SPORT Promotional Video (60sec) [MITSUBISHI]
128：
>>91今のところ東南アジアからの並行輸入しか手はないな。
92：
経営陣は糞だったけど普通に良い車だったな…
94：
パジェロは中東で売れている。
ただ、「パジェロ」ブランドの中心は、今はパジェロスポーツだね。
新型が秋にまずタイで発売されたが、発売1か月余りで1万台を突破。
オーダーが集中して生産が全く追い付いていないそうだ。
今後、東南アジア、豪州、南米、北米と投入予定らしい。
106：
>>94
日本でもディーゼルで売ってくれたらいいのにね
格はチャレンジャーと同じだろうけど
95：
一番パジェロが人気の頃に乗ってたわ。ディーラーも強気で「頭下げてまで売りたくない」なんて威張ってた
102：
未だにデザインかっこいいと思うけどなぁ
現行のパジェロとデリカはあと20年はイケる
108：
三菱はブランドイメージが悪すぎてな?。
少なくともあと１５年はなにやっても売れないと思う。
109：
リコール隠しの三菱、という確固たるイメージが消えれば浮上できるかもね。
消えれば、ね。
112：
バブル期ならともかく、かっこいいで車買う時代じゃなくなったんだよ
113：
パジェロイオを復活させてくれ
あれくらいのサイズが一番ええわ
160：
>>113
買わないから消滅
114：
モノコック時点で完全に見放した
俺だけではあるまい
117：
舗装率99％の日本では完全にオーバークオリティ。
119：
わしはスバルしか乗らんが
三菱もなんとか頑張って欲しいなあ
141：
パジェロでスキー場に行くってのがバブル期レジャーの王道パターンだったけどな
151：
パジェロミニは続けて欲しかったな
156：
>>151
ハスラーが売れてる意味が理解できない馬鹿三菱
パジェロミニは燃費改善すりゃほんとに楽しい車だった
157：
三菱はパジェロより、パジェロスポーツの開発に力を入れているね。
旧型は新興国、北米、豪州中心に順調に売れ、
今秋タイで売り出した新型は、発売1か月余りでタイだけで1万台を突破。
158：
アウトランダーやデリカがあるやん
世代交代やで
159：
アウトランダーとデリカしかないやん、
もう三菱自動車は終わりやで。
6
続き・詳細・画像をみる
【悲報】キングオブコメディ高橋健一が逮捕された結果ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
糞ガキ「１番目のジムリーダーって雑魚だよねｗｗ」
結婚してすぐ仕事辞めたら、結婚詐欺か何かになる？結婚するまで辞めるとはバレたくない
義弟嫁がミニマリストとかいうのにハマったらしく、車を手放した。「というわけで(義弟子)の送り迎えお願いします」って何言ってんじゃ。
ソシャゲ課金者が『課金ガチャを回したらその同額を貯金』した結果ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
【急募】みかんの新しい食べ方【簡単】
コスプレ勝手にベスト10で2015年を振り返ってみよう！
スネ夫「悪いなのび太、この救命ボート、一人用なんだ」
フレッツ闇と契約したんだけど
天龍「く、クリスマスとか興味ねえし」摩耶「く、くだらねえよな」龍田「あらあら…」
今のマックのダメなとこが詰まってるポスターだな
【見つけたら即買い】毎月500MBまで無料の神SIMが「デジモノステーション2月号」の付録に
back ▲ 過去ログ 削除依頼＆連絡先