花陽「おむすびから産まれた米太郎」back

花陽「おむすびから産まれた米太郎」


続き・詳細・画像をみる


むかーしむかし、あるところに、
ボーイッシュなおばあちゃんとスピリチュアルなおばあちゃんが住んでいました。
凛「山に芝刈りに行ってくる!」
希「ウチは川に洗濯に行ってくるよ?」
凛おばあちゃんは山に芝刈りに
希おばあちゃんは川に洗濯に行きました。
川に洗濯に来た希おばあちゃん
希「凛ちゃん可愛い下着やな」
そんなこと言ってると
ドンブラコ、ドンブラコと、大きなおむすびが流れてきました。
希「お、これは今夜の夕食にしよ」
希おばあちゃんは大きなおむすびを拾い上げて、家に持ち帰りました。
2:
希おばあちゃんが家に帰ると
凛「おかえり!お腹すいたにゃ!」
凛おばあちゃんがお腹をすかせて待っていました。
希「おみやげ持ってきたよー。ほい」
凛「おっきいおむすび!何処で買ったの?」
希「川で流れてたんよ」
凛「え...大丈夫なの?」
希「洗えば平気平気」
希おばあちゃんはおむすびを水で洗いました。
希「さ、食べよう」
凛「いっただっきまーす!」
むしゃむしゃと二人はおむすびを食べていきました。
すると
凛「ん?何かぷにぷにしたものに当たったにゃ!」
希「具は明太子なんかな?」
凛「辛くないよ」
希「それならエビマヨやろ」
ウゥ...プニプニシナイデー
4:
希「凛ちゃん何か言った?」
凛「何も言ってないよ。希ちゃんこそ」
希「ウチも言ってないよ」
ダレカタスケテー
のぞりん「......」
声はおむすびの中から聞こえているみたいでした。
凛「あ!赤ちゃんが入ってるよ!」
希「た、助けよ!」
希おばあちゃんはおむすびの中にいた赤ちゃんを取り出しました。
「ピャー!ピャー!」
凛「うわぁ?!可愛いにゃ!」
希「これは神様が授けてくださったんや!」
凛「神様が?」
希「赤ちゃんができないウチらに贈り物を送ってくれたんや」
二人は赤ちゃんを育てる事にしました。
5:
「キャッキャッ」
凛「名前はどうするの?」
希「おむすびから産まれたから『米太郎』にしようや」
凛「ちょっと安直じゃないかにゃー?」
名前は花陽に決まりました。
花陽「ピャー!ピャー!」
希「よしよし。どうしたん?お腹すいてるん?」
凛「希ちゃん、母乳を出すにゃ」
希「よしきた!希ミルク注入?って出らんわ!」
凛「牛みたいなお乳してるのに」
花陽「ハムッ!オイシイデス!ハムッ!」
希「ちょっ!まだお米はあかん!」
凛「でも美味しそうに食べてるよ」
花陽「シアワセ?」
花陽の主食はお米でした。
8:
花陽はよく食べよく寝る子でした。
本当によく食べる子でした。
もう本当によく食べる子...なのです。
花陽は僅か一ヶ月で15歳ぐらいの女の子に成長しました。
希「花陽ちゃん。ちょっとここに座り」
花陽「どうしたの?」
希「あんな?もうお米がないんよ」
花陽「がびーん!」
希「お米は全部花陽ちゃんが食べ尽くしたんよ」
花陽「そ、そんなぁ...」
希「まだ諦めたらあかんよ」
花陽「ど、どういうこと?」
希「鬼から奪うんや」
9:
花陽「お、鬼?」
希「せや、鬼は村からお米を奪っていったんや」
花陽「そんな!許せないです!」
希「花陽ちゃん。やってくれるな?」
花陽「うん!ぼこぼこにしちゃいます!」
希「頼もしいなぁ」
こうして、花陽は鬼退治に行く事にしました。
花陽「行ってきます!」
凛「これを持っていくにゃ!」
凛おばあちゃんは『らんちぱっく』『れあちーずけーき』『ほむまん』を渡しました。
凛「お腹空いたら食べて!」
花陽「ありがとう!」
希「気を付けてなー」
希おばあちゃんと凛おばあちゃんに見送られる中、花陽は鬼退治に出発しました。
11:
花陽は鬼ヶ島に向かって歩きます。
すると
花陽「あれ?」
いぬ「!」
いぬがいました。
花陽「可愛いですね」
いぬ「くぅーん」
ぐぅー
いぬはお腹が空いてるようでした。
花陽「えっと、らんちぱっく食べる?」
いぬ「良いの!?」
花陽「困った時はお互い様だよ」
いぬはらんちぱっくを食べました。
いぬ「私、ほのか!あなたは?」
花陽「花陽です」
ほのか「花陽ちゃん!どうもありがとう!何かお礼するよ!」
花陽「お礼...」
ほのか「何でもするよ!」
花陽「なら、鬼退治を手伝ってくれるかな?」
ほのか「まかせて!」
いぬのほのかが仲間になりました。
13:
花陽とほのかは鬼ヶ島に向かって歩きます。
すると
(・8・)「!」
ことりがいました。
花陽「何だか可愛らしいですね」
(・8・)「チュ?ン」
ぐぅー
ことりはお腹が空いてるようでした。
ほのか「おなかすいてるの?」
(・8・)「チュン!」
花陽「えっと、れあちーずけーき食べる?」
(・8・)「チュンチュン!?」
花陽「え?」
ほのか「たべていいの?って聞いてるよ!」
花陽「良いよっ」
ことりはれあちーずけーきを食べました。
(・8・)「ちゅん...!」
すると不思議な事が起きました。
ぼふん!
ことり「ふぅ?、助かりました♪」
ほのか「うわぁ!?にんげんになった!?」
花陽「ど、どういう事ですか!?」
ことり「私は呪いで小鳥の姿に変えられていたの。助けてくれてありがとう♪何かお礼をするね!」
花陽「それじゃあ鬼退治を手伝ってくれるかな?」
ことり「はい♪」
ことりが仲間になりました。
18:
花陽とほのかとことりは鬼ヶ島に向かってどんどん歩きます。
ほのか「すごーい!ことりちゃん!」
(・8・)「自在にこの姿と元の姿になれるようになったみたい♪」
ことりは変身能力を手に入れました。
歩いてると
おさる「......」
おさるが木陰からこちらを見ているのに気付きました。
ほのか「あ!」
おさる「!」
さっ
ほのかが声をあげると、おさるは隠れてしまいました。
花陽「どうしたんだろ?」
ことり「何か用事があったのかな?」
ほのか「ほのか行ってくる!」
ほのかはおさるの方に行きました。
19:
少しして
花陽「あ、帰ってきたね」
ほのか「あのね!おなかすいてるんだって!」
花陽「なら、このほむまんを持っていってくれるかな?」
ほのか「うん!」
ほのかはほむまんを持って、おさるの方に行きました。
また少しして
花陽「おさるさんも来たね」
おさる「あ、あの!ほむまん...ありがとうございました!」
花陽「ううん。気にしないで」
おさる「い、いえ!何かお礼をします!」
花陽「じゃあ鬼退治を手伝ってくれるかな?」
おさる「はい!」
ことり「そういえば、何て名前なの?」
ほのか「うみちゃんだよ!」
うみ「うみです。よろしくお願いします」
花陽「うん!よろしくね!」
うみが仲間になりました。
21:
花陽とほのかとことりとうみは、鬼ヶ島に向かってどんどん歩きます。
川です
花陽「渡るしかないやろ」
ほのか「くちょうがおかしくなってるよ」
花陽「希おばあちゃんの言葉がうつっちゃった」
ことり「ここを渡らないと鬼ヶ島に行けないみたい」
うみ「あ!イカダがあります!」
イカダで川を渡ると
花陽「つきました!」
ほのか「こ、ここがおにがしま...!」
ことり「なんだかこわいね...」
うみ「あれ?何か聞こえませんか?」
ニーコニコニコ!
チーカチカチカ!
マーキマキマキ!
22:
黒鬼「にーこにこにこ!人間からお米を盗めば、人間はにこたちを畏れるわ!」
黄鬼「チーカチカチカ!さすがにこね!」
赤鬼「マーキマキマキ!トマトも盗んでくるわよ!」
鬼たちが騒いでました。
花陽「あ、あれが鬼...」
ほのか「つのがはえてるね!」
ことり「でも、なんだかかわいいかんじだね」
うみ「あくはゆるせません!」
花陽「みんな!行くよ!」
花陽達は鬼の前に飛び出しました。
24:
黒鬼「何奴!?」
花陽「悪事はそこまでです!」
ほのか「おとなしくとうこうするんだよ!」
黄鬼「投降?認めないわぁ!」
ことり「いうこときかないわるいこには...」
うみ「おしおきですよ!」
赤鬼「やれるもんならやってみなさい!」
花陽「突撃です!」
花陽達と鬼達の戦闘が始まりました。
ほのか「がぶっ!」ガブッ!
黒鬼「いたっ!?ちょっと!痛いわよ!放しなさいよぉー!」
(・8・)「チュン!チュン!」ツンツン!
黄鬼「痛い!痛い!つつかないで!」
ラブアローシュート
うみ「恋心を貫く永劫の矢!」シュバッ!
赤鬼「あぶなっ!?本物の矢じゃないの!」
花陽「あ!お米が沢山!」タタッ!
27:
数十分後
黒鬼「もう悪さはしないにこ?」
黄鬼「いたいチカァ...」
赤鬼「し、死ぬかと思ったわ...」
鬼達は膝をつきました。
ほのか「わぁい!かったよ!」
(・8・)「チューーーーン!!!」
うみ「せいぎはまけません!」
花陽「ご飯が炊けたよぉー!」
ご飯が炊けました。
花陽「みんな?!疲れたでしょ?おむすびどうぞ!」
ほのか「やったー!」
ことり「おいしそ?!」
うみ「ありがたくいただきます!」
鬼達「......」
ぐぅー
鬼達はお腹が空いてるようでした。
花陽「鬼さん達もどうぞ♪」
黒鬼「え...」
黄鬼「い、良いの?」
花陽「もう悪さしないんだよね?」
赤鬼「え、えぇ...」
花陽「なら、どうぞ♪」
花陽は鬼達におむすびをあげました。
28:
黒鬼「あ、ありがと...美味しかったわ」
黄鬼「もっと食べたいわね」
赤鬼「同感ね」
花陽「じゃあ、花陽の家に来る?」
黒鬼「は、はぁ?あんた正気?」
花陽「勿論。お米を返してくれることが前提だけどね」
黄鬼「返すわ!」
黒鬼「ちょっと!」
赤鬼「さ、帰りましょう」
黒鬼「えぇ!?」
ほのか「おにさんたちなまえなんていうの?」
黄鬼「絵里よ」
赤鬼「真姫」
ことり「ついんてーるのあなたは?」
黒鬼「わ、私?私はにこだけど...って!それはどうでもいいわよ!」
うみ「ひとの好意はすなおに受けとるものですよ」
にこ「く...」
花陽「早く帰りましょう!」
花陽は優しい子でした。
にこと絵里と真姫が仲間になりました。
29:

続き・詳細・画像をみる


ヤクルト鵜久森て20本くらいいけるんちゃう?

次期Androidの名前はオンライン投票で決まる!?

【いきもの】ダイオウイカ 船着き場に迷い込む 富山[NHK]

彡(゚)(゚)で学ぶ戦車の基本

【画像】篠田麻里子さん30歳のラスト水着がエロイと話題にwwwwwwwww

全日本仏教会がAmazonへの批難声明発表「読経も戒名もサービスではない。お布施はあくまでも慈悲の心」

【画像】「これはヤバい」日本人の女の子の ”顔面” が海外サイトで話題に・・・

Facebookの機能がクソすぎてワロタwwwwwwwwwwwww

焼肉屋のバイトでゲロ掃除を拒否ったら孤立したんだが・・・・・・・

名球会入り出来なかった名投手を紹介するスレ

花陽「おむすびから産まれた米太郎」

これだから雪道のカーブは怖い! 岐阜の鷲ヶ岳でミニバン同士が激しい衝突事故の瞬間

back 過去ログ 削除依頼&連絡先