【純情恋愛】思わず涙が出てしまった恋愛体験back

【純情恋愛】思わず涙が出てしまった恋愛体験


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10年近く片思いしてた人がイタリアへ留学した。
(私の気持ちは何度も告げていたのに、ずっとかわされてた)
一時帰国で会ったときその人はこう言った。
「イタリア来たら(一人暮らしの)部屋に泊めてあげるよ」
2/14手作りチョコを持って、私はその人の部屋を訪ねた。
その人はチョコを嬉しそうに食べてくれた。やっと恋愛が始まったと思った。
その人は一ヶ月近く一緒に暮らしていてハグ以上の行動はしてくれなかった。
日本に帰る前日、抱いて欲しいと私は言った。
でも、その人は「好きな人がいるんだ。(私の名)は妹みたいに思ってるよ」
私は泣いた。10年間ずっとハッキリした返事をしてくれなかったその人を責めた。
その人も泣いてた。なんで泣くのだろうと、慰めに抱き締められながら思った。
81:
ふと思い出したけど、俺、死んでしまった子から絵葉書もらったことがある。
中学のときの隣のクラスの女の子で、病気でほとんど学校にこないまま死んでしまった。
うちの学校は生徒数が少なかったので、体育のときや課外授業のバードウォッチングとか
2クラス合同でやる科目がいくつかあって、まだ学校にくることができた頃に何度か一緒に
なるくらいだった。
一度だけ喋ったことがある。寝坊して完全に遅刻だしと思って、いつものバス停に歩いて
行ったらその子が停留所のベンチに座ってた。
田舎だから時間ずれるとバスがぜんぜんこなくって、しばらく黙ってたけど暇だしなんとなく話しかけたんだ。
「お前も寝坊したの?」
「・・・病院、よってきたから」
俺はそのときになって、なんだか知らないけど病弱でほとんど学校にきてない子がいるって
話を思い出し、それがこの子だと気づいた。
その子はそれから1年くらいで死んでしまったので、今思えば本当に無神経なんだけど
俺は「へえ、どっか悪いの?」と訊いてしまった。彼女は少し笑って「うん、ちょっとね」って言ってた。
彼女は俺が中学にあがるまで新聞配達していたのを知っていて(彼女の家にも配達していた
らしい)、「前から思ってたけど、ほんとえらいよね」ってやけに褒めてくれたもんだった。
じつはゲームソフト欲しさだったことは言わなかった。
バスがきて、学校につくまでたわいもない話をした。天気いいのにかったるいよなーとか。
彼女と話したのはそれが最初で最後だった。
中学卒業したあとで絵葉書が届いた。夕焼け空のきれいな写真のハガキだった。
最初は誰かわからなかったけど、しばらく考えて思い出した。そのちょっと前に葬式があったときいていた子だった。
「朝焼けの写真だったらよかったのに。でも、夕焼けもきれいでしょ?」と書いてあった。その下に
スペースがあまっていたから、もしかしたらほかにも書こうとしてやめてしまった書きかけだったのかもしれない。
書きかけのまま大切そうにしまっておいた絵葉書を、家族の人がみつけて出してくれたんだそうだ。
新聞配達なんて眠いし重いし手が真っ黒になるけど朝焼けが気持ちいいとかかっこつけて話したのを思い出した。
そのハガキ、たぶんまだどっかにあると思う。

82:
>>81
majiで涙出る5秒前
84:
>>81 じわじわと涙が・・
85:
>>81
なんかすげーいいよ…
なんか悲しいんだけど、悲しいんだけどさ…
夕焼けって素敵なんだなってあらためて思った。
506:
>>81さんのレスを見て俺もふと思い出した。
81さんとは話は全然違うんだが、病気で死んだって事で思い出したよ。
小学校の頃の話なんだけど、俺はその当時元気で活発だったんで、休み時間にはドッジボールや追いかけっこをしていた子供だった。
ちなみに小学校の6年間一度も靴下を履かなかったので、学校から「素足賞」で表彰されました(苦笑)。
それで別のクラスに病弱で余り学校に来れない子がいた。
その子はおかっぱ頭で、肌が白くておとなしくて休み時間は図書館に良く行く子だった。
一度だけその子と話して事がある、多分小学5年か6年の頃だったと思う。
夏休み前だった事ははっきり覚えてる。
小学校の帰りに俺はいつも友人と追いかけっこして帰っていたのだが、たまたまその子が友人と一緒に帰っているのを見掛けた。
大体の小学校はそうだと思うけどうちの小学校は制服だったんだけど、その子は良く私服で学校に来てた。今思えば病弱だったのでなんとなく納得は行くけど、その時にちょっとだけ私服で来てる事が気になって話し掛けた。
「なぁ、なんで私服なんだ?」
「病院とか色々行くから」
「へぇ」
「○○君いつもで元気だね。素足で寒くないの?」
「俺に元気さと素足取ったらなんにも残らないって。」
みたいの事言ったらその子笑ってたの覚えてる。
俺の友人がそろそろ追いかけっこするぞって言うんで「じゃあね。」って言って走って帰った。
それからその子とはクラスも違うし話す機会はなかった。
そうこうしてるうちに夏休みが始まって俺は遊びまくってすぐに夏休みが終わった。
小学校に行って先生が夏休み中にその子が心臓の病気で亡くなった事を聞いた。
後日、その子の友人から聞いた話によれば、彼女はお昼休みに図書館に行っていて、そこから学校のグランドが見えるのだけど、ドッジボールや鬼ごっこをする俺を良く見て「○○君はいつも元気だね。」って笑って話していたらしい。
たまにおかっぱ頭の子見掛けるとその子の事思い出します。
90:
たった今振られました。
思わず涙が出てます。慰めてください。
93:
>>90
。・゚・(ノД`)丶(・ω・`)ヨシヨシ
94:
>>93
いいひとですな。
124: 雨 ID:i8qh0uwr
こないだ恋をしました。リゾートラブです。一人で海外旅行に行って、そこで知り合った人に告白されました。
あたしは一カ国しか旅をしていなかったんですが、その人は2年以上にわたってのべ30カ国を旅している人でした。
そしてあたしとであったのはそのたびの終決点でした。くだらないとおもうかもしれませんけど、一晩でしたけど、恋をしました。
でも2年も旅をしてれば人肌も恋しくなろう、一夜の出来事だ、と自分を無理やり納得させることにしました。
たぶんもう二度とあうことはないだろうし。
そのときあたしには日本に残してきた彼氏がいました。
日本に帰ってきて、苦しくて、あたしは彼氏と別れました。
146: のぞみ ID:cKL4Gqzd
初めて彼と出会った時、私はまだ中学3年生だった。中学時代の私は同じ年代によく居た「ヤンキー」
の様なのとは違った意味でのヤンチャな女の子だった。喧嘩じゃなくてカツアゲ、暴走族じゃなくて
クラブ、シンナーじゃなくてマリファナ、毎晩オシャレな大学生と遊ぶ事ばかり考えて、街をフラフラ
していた。彼との出会いはナンパだった。彼は18歳だった。私はいつもの様に、17歳だと嘘をついた。
彼は当時でいうチーマーだった。ドイツ人とのハーフで、不思議な目の色をした彼に、私は一目で恋に
おちた。付き合う様になるのに時間はかからなかった。1ヶ月ぐらいして「本当は中学生」と話したら、
彼が「びっくりしたけど・・・ま、いっか。」と言って、二人の間に隠し事は無くなった。
彼のそれまでの人生は、聞くのも辛くなる様な経歴だった。2歳で両親が離婚し、その時どちらにも
「この子はいらない」と言われて、親戚に引き取られたが、凄まじい虐待をうけ・・・というような
話だった。そんな経歴のせいか、いつもいっぱいの友達に囲まれてるのに、どこか孤独というか、
退廃的な雰囲気をもった人だった。
彼や私の友達とワイワイやりながら、半年ほど楽しい日々は続いた。
ある夏の夜。その日は彼とは会わず、いつもの様に遊んで家ってくつろいでいた。
夜中1時くらいに警察から電話が架かってきた。彼の事故を知らせる電話だったのだ。
警察の話によると、彼は足を複雑骨折しているものの、意識ははっきりしている、あなたの連絡先
しか言わないので電話した、とのことだった。
149: のぞみ ID:R2b9I5CT
とりあえず、すぐ病院にいった。
まだ足の手術中でもうすこしかかるし、終わっても麻酔で明日の昼までは
目が覚めないから、と、帰るように言われた。骨折だけと聞かされていたので、
私はその指示にしたがって帰った。
次の日病院に行くと、彼はもう目を覚ましていて、私の姿を見て「おまえ、学校
行けよ」と言った。私は泣き笑い。
複雑骨折なので、リハビリも含めて1年間の入院生活が始まった。
最初の頃こそ、毎日の様に見舞いに来てくれていた友達も、だんだんと足が遠のき
半年も経つと本当に誰も来なくなってしまった。「みんな今まで俺の無茶な行動に
無理やり付き合ってくれてたんや。とりあえず、今はおまえが居てくれたらもう
ええわ」彼はそう言った。私も彼の遊びや行動に、度が過ぎるを通り越して、
恐怖すら感じる時があったので、今回の事故がこの人にとって、いい薬になれば・・・
と思っていた。
150: のぞみ ID:eahiYEO8
彼の入院も9ヶ月が過ぎたある日、いつもの様に学校をサボって彼の病室に行ったら、知らない女子高生がいた。
前の彼女だった。私と彼はその事で大喧嘩になった。今思うとつまらない事だが、
その時私はまだ14歳。彼が1年も入院する事、ましてや彼の身内は誰一人来ず、私一人で
イライラする彼を励ましたり宥めたりする生活、普通の恋人同士の付き合いができない事に
限界を感じていた。14歳の私には、重すぎた。
結局、そのまま喧嘩別れになってしまった。
彼のその後が心配じゃないわけではなかったのだが、別れてから暫らく、お互いに
連絡を取る事は無かった。高校受験もあって、私はとても忙しくなり、彼の友達
だった人達とも、会う事は無かった。
151: のぞみ ID:eahiYEO8
別れて1年が経ったある日、突然彼から電話が架かってきた。
とても元気そうで安心しながら、近況を報告しあった。「俺なー・・・、あー
とりあえず、今から車で迎えに行くし、久しぶりに会おうや。」と彼が言った。
彼が迎えにきて、私は車に乗った。彼は全く変わっておらず、私も高校生に
なっただけで、前と変わってなかった。暫らく楽しい会話が続いていたのだが
突然彼が「おまえ、何か気付かん?」と言って、足をブラブラして見せた。
「俺の足、結局あかんかって、切断してん。これは義足。」
私と別れてから、リハビリも終わり、とりあえず無事退院したのだが、
1ヶ月程してまた折れてしまい、もう骨がくっつかなくなったらしい。
最初の骨折があまりにもめちゃくちゃだったので、結局うまくいかず、
もう切断するしかなかったらしい。そうやって、彼は片足を失くしていた。
私と彼はまた付き合い始めた。
152: のぞみ ID:eahiYEO8
しばらくは前の様な楽しい日々が続いたのだが、そのうち彼は喧嘩になると、私に暴力を
振るう様になった。今まであったものが突然なくなり、思う通りに体が動かなくなって
自暴自棄になり、私がその捌け口になっていたのだ。
背も高く顔も美しかった彼は、事故に遭うまではモデルのバイトもするぐらいの人で、
いわば、体がウリみたいなものだった。それが、片足を失くして一変したのだ。
今までの様な遊びが出来なくなり、友達もどんどん離れていってしまった。
女の子も、最初は近づいてきても、義足と聞くと引いていく。もちろんモデルのバイトも
できるはずもない・・・・。
彼の自暴自棄は私への暴力とともにどんどんエスカレートしてき、しまいには
本当に何もしなくなってしまった。子供の時に彼を引き取った親戚がとても
金持ちで、お金だけは援助してくれていたので、生活してはいけるけど、
仕事もせず昼間から酒をのんでフラフラしている彼を見ていて、絶望的な
気持ちだった。
153: のぞみ ID:eahiYEO8
ささいな事でいつもの様に喧嘩になったある日、私は彼に扇風機を投げつけられ、
頭を2針縫う怪我をした。私はキレた。「私はあんたの足が無くなったって聞いた時、
ショックやった。だけど、足の一本ぐらい愛情を左右する原因にはならんって思った。
あんたに同情なんかしてなかった。私があんたの足の代わりになってあげるなんて
そんな事思わんかった。私は、絶対に私があんたを自分の力で立ち直らせてやるって、
そのぐらいの根性で付き合ってたつもりやった。でもあんたは私に甘えるばっかりやん。
いつまでそうしてるつもり?なんとかなったらどうなん?もう限界や。」
私は今まで言えなかった事を、全部ぶちまけた。また殴られると思ったが、彼は静かに
言った。「俺と結婚してくれ。俺は切羽詰らんと何にもできひん。守るものができたら
俺は変われると思う。一生ずっと俺を見ててくれ。おまえを愛してるから結婚して下さい」
私が17歳で彼が21歳の時の事だった。
私は学校を辞め、親の猛反対を押し切って彼と結婚した。
幸いにも彼の仕事がすんなり決まり、私もバイトをしながら、嘘みたいにおだやかな日々を
送っていた。1年後には子供も産まれ、3人幸せな生活が続いていた。
155: のぞみ ID:NmBboXx8
ある日、いつもの様に晩ご飯を食べていたら、彼が突然「おまえ、来週、誕生日やろー」と、
らしくない事を言い出した。今まで彼の方から誕生日や記念日の話なんか出してきた事が
無かったので、びっくりした。私は「どうしたん?今までそんなん言うた事ないくせにー。気持ち
悪いわー。」と、笑いながら返した。「いやー・・・。別に何にも無いけど、ただ言うてみた
だけ。」と彼も笑っていた。その日、彼はご飯を食べ終えると「疲れたし寝るわ。おやすみ」と言って、
私と娘に、いつものおやすみのキスをして、寝室に入って行った。私もその日は仕事で疲れていて、
娘と一緒に、居間でざこ寝みたいにして朝まで熟睡してしまった。
朝、目が覚めて、朝ごはんを作りながら娘に「パパ起こしてきて」と頼んだ。毎朝彼を起こすのが
4歳になった娘の日課で、その日も彼女は寝室へ走って行った。
しばらくして、「パパー!パパー!」という娘の叫び声。「昨日あんなに早く寝たのに、まだ
起きひんのかな」と思いながら寝室に行くと、娘が彼の上に乗って叫んでいた。
「パパが起きひん。冷たい。」
びっくりして彼に触れた。素人でも、分かる様な体温。パニックになった。
とにかく彼を起こそうと、狂った様に叫びながら体を揺さぶった事だけは、今でもはっきり
覚えている。
156: のぞみ ID:NmBboXx8
彼はそのまま永遠に目を覚ますことは無かった。おやすみのキスが最後だった。
あっけなかった。
あっけなすぎて涙も出なかった。私は放心状態で、周りが葬式の準備などに、忙しく
バタバタするを、ただボーっと見ていた。
6年前の事故の後遺症による死、と医者に聞かされた。たまに何年も経ってから
亡くなる人がいるらしい。頭が痛いと言ってなかったか、あくびが増えたりしてなかったか、
大きなイビキを掻いてなかったか・・・・医者に色んなことを聞かれたが、私は何を言われても
ボーっとしながら「はい」としか答えなかった。
娘は、人の死が分かるのか分からないのか、「パパ、ずっと寝てる」と、私に何度も繰り返し
教えるように言った。
お通夜とお葬式には、彼を引き取った親戚のおじさんが一人で来た。彼の身内はその人だけしか
来なかった。おじさんは、昔彼にした仕打ちを悔やんでいるのか、彼の体を揺すって、「すまん
かった」と泣きながら謝っていた。
私はまだ泣く事が出来なかった。
157: のぞみ ID:viAW/fcW
お葬式の次の日、私の代わりに部屋を元通りに片付けてくれていた友達が、泣きながら
「これ、電気スタンドの下から出てきた。何かわからんかったから、中身
勝手に見た。ごめん。」と言って、小さな紙袋を差し出した。
写真と指輪とメモのような手紙が入っていた。
写真には、いつ写したのか私の寝顔、裏に、日付と小さく「マヌケ」と
書かれていた。メモには「この指輪は誕生日プレゼントではありません。
かなり遅れたけど結婚指輪です。誕生日プレゼントには3人で旅行でも
行こうや。ほんじゃおやすみ。誕生日おめでとう」。
私は声を上げて泣いた。彼が死んで、初めて流す涙だった。
159:
>>157
感涙
166:
>>157さん
私も・・読んで泣いてしまいました・・
あなたはとても強い人間になったと思う
167:
>>157
今はどうなのよ、母娘は元気で暮らしているのかよ。・゚・(ノД`)・゚・。
応援しているよ。
169: のぞみ ID:F5ZKv7zI
長々と書き連ねてしまい、すみませんでした。
ご心配下さり、ありがとうございます。
今は私も娘も何とか元気にくらしてます。4歳だった娘も8歳になりました。
あれから私は暫らく罪の意識に苛まれ、自分を責める日々を過ごしてきました。
なんであの日に限って一緒に寝なかったんやろう、なんで気が付かんかったんやろうって、
そんな事ばかり考えて・・・。その度に子供の顔を見て、この子は私が居ないと
生きていけないんや、早く強くならないと、今すぐ強くならないとって、無理やり
自分を奮い立たす毎日でした。周りの人は「若いのに一人で子供抱えて大変やね」とか
中には「子供おらん方がよかったのに。子供いたら再婚もできひんやん」って言う人も
います。どちらも心配してくれてるのは分かるんですが、私は、当たり前の事ですが
そうは思いません。家出同然で出てきたので、私達には帰る場所もない。
私達自信が2人で強く生きて行くしかない。残された指輪と義足に誓って、娘をしっかり
育てます。がんばらなあかんって思ってます。
171:
>>169
あなたのレスを読んで、悲しいと思ったんだけど、それ以上にすごいと
思ったんだよね。2人とも昔は荒れていたみたいだけど、お互いが影響を
与えながら成長していくってなかなかできることじゃないと思うんですよ。
人間なんてそんなに簡単に変われるものじゃないと思ってたし。正直、人間同士の
絆のすごさというか、そのようなものをすごく感じました。
俺も、人を支えて、支えてもらえるような人間になりたいと思った。
きっと人生辛いことはまだまだあると思いますが、ありきたりな
言葉で申し訳ないけど、これからも負けないで頑張ってください。
189:
 この話は俺の10年以上の前の事です。彼女との出会いは中学2年になった時
のことでした。俺の中学では2年にあがった時にクラス替えがあり、その時に
彼女と同じクラスになったのです。席順が決まり、俺の隣にはその彼女が座る
ことになりました。俺は別段、特に彼女を意識することなく学校生活を送り、
その年の秋頃、彼女の友人を介して告白されたが、「友達」から付き合う事と
なった。
 彼女はとてもおとなしい性格だった。彼女の家も歩いて数分のところにあり、
下校時には彼女と肩を並べて歩いて一緒に帰った。最初の頃は学校の事や友人の事
といった話題だったが、日を重ねるにつれて色んな事を話してくれた。1年の
ときのスキー大会で転んた彼女を助けてくれた時のこと(俺は覚えてなかった)
その大会で俺が回転競技で優勝したこととか。この頃から俺を見ていたら事とか。
クラスが一緒になって、席が隣になって凄く嬉しかったこと。彼女が教科書を
忘れてさり気なく見せてくたこと。などなど、俺と喋っている時の彼女の笑顔は
ほんとに可愛かった。そんな彼女を俺も好きになりはじめ、冬休みはほとんど毎日
彼女と過ごした。彼女の家で手料理をご馳走になったり、スキーに行ったり、
雪がシンシンと降る大通り公園を二人で身を寄せ合いながら歩いたり…
 時が過ぎ、それぞれ高校に進学した。残念な事に俺と彼女は違う学校だったが、
学校が終わった後に二人の家から近い公園で待ち合わせて逢うのが日課となった。
その後、俺が彼女の家に行ったり、彼女が俺の家に来たりと俺も彼女も一緒に
いる時間を楽しみ、幸せに感じていた。
 春、夏、秋、冬と一年を通してそれは変わらず、高校3年の時、卒業と就職が
決まった俺は彼女にプロポーズし、彼女もそれを承諾してくれた。幸せの絶頂期だった。
彼女には両親がいないが、彼女と一緒に暮らしていた彼女の姉も喜んでくれ、
俺の両親も了承してくれた。そして、二人とも卒業式を終え俺と彼女は、春の
新生活に向けての準備を楽しみにしてた。
190: 189の続き ID:FgWWh+dV
 そんなある日、俺と彼女は中学、高校の時いつも待ち合わせに使っていた公園で
待ち合わせることになった。待ち合わせ時間に着くと彼女の姉が蒼白な顔の面持ちで
彼女が交通事故に遭い、病院にいると言う。俺は車を走らせ病院に向かった。
 集中治療室に彼女はいた。彼女の意識はなく、数名の医師が懸命に治療に
あたっている様子を俺と彼女の姉はガラス越しに見ていた。やがて、医師達の
手が止まり、俺達が呼ばれ、彼女が亡くなった事を知らされた…その時、同時に
彼女が妊娠していた事も知った…
 あまりの事にその時、俺は涙が出なかった。霊安室の近くの待合室で彼女の姉に
彼女が持っていた荷物を渡された。彼女の手作りの弁当だった…。あの公園で
二人で食べるつもりだったんだろう。弁当を開け、ひとくち口に運んだ。その時
俺は初めて泣いた…あとから、あとから止めどなく涙が溢れてきた。
 葬式が終わり、あくる日、彼女の遺品を整理していた。その中に中学の頃から
欠かさず書いていた日記があった。俺を知ってからの日記には、俺の事しか書い
てなかった。読んでいくに従って彼女の愛を感じた俺は我慢できずに声を出して
泣いた。俺は一晩中泣きながらそれを読んだ…。もう、彼女はこの世にはいない。
彼女がいないこの世が空虚なものに感じ、俺はこの時から心底から笑ったり、
怒ったり、哀しんだりすることはなくなった…。
 今でも俺は彼女のことを一日たりとも忘れた日はない。フッと何も考えてな
い時などは彼女のことを思い浮かべる。意識しなくとも、そうなる。そんな時、
彼女の遺髪を見て彼女の事を思い出す。あの頃、何も言わなくても身を寄せ合い、
手を繋いでいれば幸せだった、あの頃を…
191: ラインハルト ID:22Wwv07E
>>189
不覚にも潤んでしまった・・
10年経った今でも忘れることはないんだな
192:
>>189
彼女が亡くなるほどの事故なのに、
お弁当は無事だったのか…
とっさにお弁当を守ったのかな…
そう考えると・゚・(ノд`)・゚・
228: 海豚 ID:mglDX/NO
 自分が泣いた話じゃないけれど。
 僕の彼女は片足が生まれつき不自由で、調子が良い
時は杖で、調子が悪い時は車椅子の生活です。
 そんな彼女ですが僕は彼女の杖代わりになったり、
車椅子を押して散歩したりと普通に生活しています。
 去年の夏ですが彼女が密かに海水浴に行きたいけれど
言い出せないでいる事を彼女の親から聞いた私は、彼女
とその願いを叶えようと二人で海水浴に行きました。最
寄りの駅まで電車で行き、駅からやや距離があるので、
駅からタクシーを使いました。
 その時の彼女は調子が良く杖をつきながら出歩けたの
で、きっと楽しい海水浴になるだろうと期待をふくらま
せていました。
 その海水浴は僕ら二人にとってとても楽しい思い出に
なりました。
229: 海豚 ID:mglDX/NO
 砂浜は杖が埋まってしまい彼女は一人で歩けなかった
けど、荷物と彼女を背負っている僕を見て、僕らを浜辺
まで乗せてくれたタクシーの運転手さんが荷物を持って
くれました。
 海の家のおばさんは僕が持ってきたパラソルを見て、
それじゃ彼女が寝そべられないだろうと言い、大きなパ
ラソルを貸してくれました。パラソルのレンタル料を払
おうとするとおばちゃんは「彼氏さんのがんばりにご褒
美だよ。いらないよ。」と言ってお金を受け取ろうとし
ませんでした。
ライフセーバーの方たちは「何か困った事があったら、
何でも言ってくれて良いから遠慮しないで。」と声をか
けてくれました。
 お昼ご飯を食べる時も海の家のおじさんは「出来たら
持って行ってあげるから浜で待っていな」と言い、本当
に僕らのところまで出前してくれました。食べ終わった
時には食器を取りに来てくれたばかりか、かき氷をおご
ってくれました。
 砂浜で彼女が砂遊びをしていたら、小さな女の子が一
緒に遊んでくれました。
230: 海豚 ID:mglDX/NO
 そしてそろそろ帰ろうと帰る準備をしていると、なん
と朝のタクシーの運転手さんに声をかけられました。話
を聞くと、僕らが帰る頃に電話してくれと海のおばさん
に頼んでいてくれたそうです。そして僕らは海の家のお
じさんとおばさんに何度もお礼を言ってタクシーに乗り
ました。
 そのタクシーの中で彼女は突然泣き始めました。驚い
た僕と運転手さんがなだめようとすると「ちがうの、す
ごくうれしいの。ありがとうね、本当にありがとうね。
とっても楽しかったよ。」と僕と運転手さんに何度も言
いました。運転手さんも涙ぐんでいました。
 世の中、まだまだ捨てたもんじゃないと思いますよ。
 今年もまたあの浜辺に行きたいな。
 長くなってごめんなさい。
234:
>>228
超感動!
いい話ありがとう。これからもお幸せに…
俺もそんな夏の体験したいなぁ。
978: しんちゃん ID:sCcjVdyC
>>228さん、いいはなしでした!ありがとう!
233:
いい人ばっかりだな。
俺もそんな海に行きたくなったぜィ
253:
 「あたしなんかが好きになってごめんなさい。」
 あの女の子はそう言って僕の前から去っていった。
 もう4年も前になるのか・・・。
 僕はまだ高校生だった。
 クラスの席替えで2学期の間隣の席だったYちゃん。
 いつも目立たない様に、人の影に隠れている様な印象の女の子だった。
 その証拠にYちゃんの家を知るクラスメートは居なかった。
 僕を除いては。
 僕は偶然塾の帰り道にYちゃんが家に入るところを見かけてしまった。
 Yちゃんが入ろうとしていた家は、僕らが「お化け屋敷」と呼んでいたアパートだった。
 今にも崩れそうな外壁や、国籍不明の人間が住んでいたりと、かなり悪い噂が多いアパートだった。
 Yちゃんがアパートの階段を上っていくのを見た僕は驚きで立ち止まってしまった。
 そしてその僕の姿にYちゃんも気がついた。そして慌てて階段を上りきると、ドアの中に消えていった。
 次の日、僕はそっとYちゃんに訪ねてみた。やはりそこはYちゃんの家だった。
 「恥ずかしいから、誰にも言わないでね。お願い。」
 そう消え入りそうに小さな声で囁いたYちゃんの目は、真剣そのものだった。
 その真剣なまなざしに圧倒され、僕は誰にも言わないでいた。
 それから少しずつYちゃんと色々な話をする様になった。
 Yちゃんはお母さんと弟の3人暮らしだった。お母さんは体が弱く、それでもパートを転々としながら生活費を稼いでいた。
 そしてYちゃんはそのお母さんを助けるために、学校に内緒でアルバイトをしていた。女の子なのに工事の警備や駐車場の警備のアルバイトをしていた。
 「ヘルメットやタオルで顔が隠せるから、都合が良いの。」
 そう言いながら笑うYちゃんに僕はドキドキしていた。
254:
 3学期が始まった頃、Yちゃんは時々学校を休む様になった。
 心配になった僕は、そっとYちゃんに由を聞いてみたけれど、バイトで疲れたからとしか言わなかった。
 でも、僕はいやな胸騒ぎがした。
 雪が降りそうな寒い夜。塾帰りの僕をYちゃんが呼び止めた。
 いつもと違う雰囲気のYちゃんは、小さな声で「これ、迷惑じゃなかったら読んでくれるかな?」と言いながら、茶色い封筒を差し出した。
 僕がその場で封を切ろうとするとYちゃんは慌てて「家に持って帰って読んでくれるかな?ごめんね。」そう言うと、走って行ってしまった。
 家に帰ってその手紙を読んだ。
 読みながら、僕は泣いた。嗚咽するほど泣いた。読み終わった僕は家を飛び出しYちゃんのアパートに行った。
 アパートには誰もいなかった。開けっ放しにされていたドアの前で、僕はまた泣いた。
 手紙には、お母さんのこと、弟のことが書かれていた。
 お母さんが入院しているけど、その治療費が払えない事。
 弟も身体に障害がある事。
 家賃も払えなくなって、逃げるしかない事。
 そして手紙にはこう書いてあった。
 「あたしは学校が一番楽しみだったの。K君(僕の事)がいてくれたから。
 あたしの恥ずかしい家や家庭を知っても、だれにも言わないと約束してくれたK君。
 その後も、それまでと変わらない態度でたくさんお話ししてくれたK君。
 時にはあたしの事を心配してくれたK君。
 K君にやさしさや暖かさをいっぱいもらったよ。
 どんなにしんどい時でも、K君とお話できたら、すごく元気になれた。
 今まで本当にありがとうね。どんなにお礼を言っても追いつかないよ。
 でもね、ごめんなさい。
 あたしK君に謝らないといけないの。
 『あたしなんかが好きになってごめんなさい。』
 もう逢えないね。さようなら。K君、元気でね。」
 僕はその手紙を握りしめて泣いた。
255:
 僕はYちゃんに伝えていない。
 僕の気持ちを伝えていない。
 Yちゃん、僕も君のことが好きだったんだよ。
 いつもがんばっている君のことが、誰よりも大好きだったんだよ。
 それからYちゃんの行方は分からない。
 せめてYちゃんが幸せになっている事を祈ることしかできない。
 来年僕は社会人になる。
 そして僕はYちゃんをまだ探している。
259: 感動君 ID:201yzdKh
>>255
感動したよ。ありがとうな。
君には決心がある。君ならできる。きっとYちゃんに出会える。
そう信じておいらはまたこの板に感動を求め彷徨うよ。
人事だと思われるようなレスだけど、おいらは君を応援するよ。そして
君とYちゃんがまた再び出会えることを祈るよ。
263:
>>255
なんだよ、それ…悲しすぎるよ…
そんなに不幸ばっかりあってたまるかよ。
俺もまたいつか君らが絶対に逢えると思いたい。
264: 253-255 ID:UooIGG/A
>>259,263
 ありがとう。
 僕はまだ今は親のスネかじりだけど、来年からはやっと社会人になって自立できる。
 そしたら僕は少しでもYちゃんのお役に立てるかもしれない。
 まわりの女子は携帯電話や新しい水着、芸能人や化粧品の話で盛り上がっていたけれど僕らは幼い頃の駄菓子屋や近所の野良猫、野草や雲の話をしていた。とても楽しかった。
 Yちゃんのバイトの帰りや僕の塾帰りに、どちらともなく待ち合わせて、夜空を眺めて星や月の話を山ほどした。どれも僕には楽しくて大事な思い出。
 未練かもしれないし、Yちゃんにとっては迷惑な話かもしれないけど、僕はこれでこのまま終わらせるなんてできない。
 せめて僕の気持ちをYちゃんに伝えるために、僕はあの子を探し続けようと思う。
 でもこれってストーカーかな?しつこい男は嫌われるかな?
276:
仕事で失敗した。
それなりに自信があった事だったから、かなりヘコんだ。
一人でいると際限なく落ち込みそうだったから、彼女の部屋に寄った。
突然の訪問だったにも関わらず、彼女は何も聞かずに俺を抱きしめてくれた。
そして背中をトントンと叩きながら「大丈夫。大丈夫。」とずっとつぶやいてくれた。
どうしてだろう?
彼女は俺が苦しいとき、辛いとき、いつも何も聞かず俺にとって一番心安らぐ事をしてくれる。
それなのに、俺は今まで彼女が辛いときに何かした事があったのだろうか?
心が弱っていた俺は、正直にそう彼女に聞いてみた。
彼女は言った。
「今までいっぱいしてくれたよ。私が今ここでこんなに元気なのは貴方がいてくれたから。」
笑顔で、でも目には涙をいっぱい溜めてそう言ってくれた。
それを見て、ああ、俺もそうだな、この娘がいてくれるから俺は頑張れるんだな、と思った。
明日からまた頑張ろう。
280:
>>276
素敵なお二人ですね、これからもお幸せに(・∀・)
278:
お互いがお互いを支えあって生きていく
理想ですね
281:
中学、高校と、ずっと好きだった人がいました。
でも、彼には彼女がいたし、私の親友がその人のことを好きだったので、
私は誰にも自分の気持ちを言えませんでした。
だけど、卒業式の前日、教室で彼に「ずっと好きだった・・・。私、A君に
彼女いるって知ってるのにこんなこと言ってごめんね。」
って、とうとう言ってしまいました。
そしたら、彼が「よう言えたなー。がんばったやん」って言って
私の頭なでたあと、ぎゅって抱きしめてくれました。
おもわず、ぼろぼろ泣いてしまいました。
次の日、卒業式の後のホームルームで、何か一人一言ずつクラスのみんなの前で
言うことになりました。
彼が、「3年間色々あったけど、昨日ある子を泣かせたことが一番の
思い出です。」って言いました。
また泣けてしまいました。
彼とは、違う大学に行ってるけどいい友達です。
297:
>>281
ええ話やねー。一生忘れられないだろうな?。
288:
頑張れぃ!
402:
今から五年前の話です。(あわわ。とても長くなってしまいました。スマソ)
二歳年上の彼と、高校三年の頃から二十歳まで二年間付き合っていました。
バスケ部の先輩で、友達の間では卒業後私が一番先に結婚するだろうと
言われてました。自分でもそう思っていました。
しかし私達には問題がありました。彼には留学している彼女がいたのです。
彼に聞かされていたけど、あえてその話題には触れずに二年程過ごしました。
彼女は二年間全く帰って来た事はなく、たまにプレゼントや手紙だけ
送ってきていたそうです。彼は返信する事はなく、自分の中ではもう
自然消滅してると思い込んでいたみたいです。
そして二十歳の時に私は重い病気にかかり、四ヶ月間入院しました。
彼はほとんど毎日お見舞いに来ててくれ、お風呂に入れてくれたり、
髪の毛をとかしてくれたり、手を握って見つめたりしてくれました。
ある日、彼がなんとなく置いたお金の中に有料道路のチケットを見つけました。
「山行ったの?」の問いに、ちょっと動揺した様子で「うん、○○君(彼の友達)
と一緒に行ったんだよ」と言いました。嘘をつけない人なので、様子が
変だとすぐにわかりました。
その彼の友達が一人で私のお見舞いに来てくれた時に、一緒に行ってない
事がわかりました。
嫌な予感がよぎりました。彼女が戻って来たんだと、、、。
403:
私は筋肉が衰えていく病気だったので、歩行も困難でしたが、
なんとか自力で歩き、彼の来る時間に病院の玄関で待ちました。
「大丈夫か?一人で歩いてきたの?」彼は心配てる顔。
「○○君と一緒に行ってないんだね。彼女帰ってきてるんじゃないの?」
しばらく沈黙が続きました。彼は靴箱にもたれて、下を向いていました。
「帰ってきた。自分の中では別れてたつもりだったけど、彼女は
違ったみたい。別れ話をしようと山へ行ったら車から降りて、
ここに置いて帰って、今から死ぬと言われた」と泣きながら答えました。
強い彼が初めて涙を見せて、靴箱からズルズルとなだれこむ様に座って
泣きじゃくってました。「彼女は本当に自殺する人なんだ」って、、、。
そして「別れてほしい。本当にごめん。許してくれ」と土下座されました。
二人で泣きました。私には自殺する勇気はないけど、それくらい
辛かった。体が動くものならば、彼女の所へ言って話しをしたかった。
ずっとずっと夜中まで二人で泣きました。
404:
「償いはする。何でも言ってくれ」といわれたけど、そんな気力もない私。
本当にあの時は死にたかったです。このまま病気が悪化して
死んでしまいたいと思いました。
本当に好きだったけど、その状況にどうしていいかわからず、
「もう帰っていいよ」と言い、病室まで送ろうとする彼を振り切り、
そこら辺にあるものにしがみつきながら、彼に背を向けよちよち歩いて
病室に戻り、一人号泣しました。
風の噂では、彼はすぐにその彼女とも別れたそうです。
そして、彼女が帰って来た時に、お金を渡して解決しようとしたらしいけど、
それに彼女が逆上したとの事でした。
長文失礼しました、、、。
405:
>>402
病気は、もう大丈夫なのか?
407:
>>405
今はすっかり元気です。自分で呼吸ができなかった為、喉に穴を開けた跡が
残ってますけど、アザみたいな感じです。
409:
>>407
よかったよかった。
次も良い恋してくださいね。
411: 402 ID:58Dzo1zp
>>409
ありがとうございます。いい恋しましょう!!!
462:
 夢を見た。
 3年前、急性白血病で亡くなった私の彼女。
 骨髄の移植を受ける間もなく約5ヶ月の入院の後、僕や家族の見守る中で
静かに息を引き取って行った。
 夢の中で彼女は笑いながら手を振っていた。
 バイバイと言いながら。
 家族や私の前では、いつも人を気遣い笑顔を絶やさなかった彼女。
 まるで張りつめたようなその笑顔。
 でもね、私は知っている。
 誰もいない病室で、君は一人で声を殺して泣いていた事を。
 「嫌だ、死にたくない。もっと生きていたい。○○君の側にいたい。」
 かすれた声で、そう何度も言いながら一人で泣いていた事を。
 「運命だね。後はなるようになるしかないよね。」
 「私は大丈夫だよ。だからあんまり心配しないでね。」
 君は私や家族の前ではいつもそう言って笑顔を見せていた。
 私は知っているんだよ。
 だから、私の夢の中でまで無理に笑顔でいないでいいんだよ。
 せめて夢の中で私は君を精一杯抱きしめるから。
 もう君は残された人に気遣う必要はないんだよ。
 だから、今はゆっくりおやすみ。
 私の心の中にいる君を、私はずっと抱きしめるから。
 君のその優しい心を、私はいつまでも抱きしめているから。
...........
 キモいポエム風の自己陶酔的な書き込みになってすいません。
 不快に感じましたら、読み飛ばしていただければ幸いです。
464:
>>462
 やさしい彼女だったんだね。・゚・(ノд`)・゚・
 ポエム風とか、文章は気にしなくていいと思うけどな。
 ここは自分の心を表現するスレで、他人を批判したり自分の主義主張を押しつけるスレじゃないと個人的に思っているから。
 少なくとも俺は書き込んでくれた事を感謝するよ。
 優しい感動をありがとう。
591: 親バカ ID:6j5zMhtC
4年前、結婚してまだ1年足らず、最愛の女性が最愛の宝を残して、この世から旅立ちました。
心臓が弱いため周りから出産を猛反対されても、頑ななまでに子供を産むと言い張った妻。
自分にはもう時間がない、未来がない。だから、未来のある希望を残したいと願っていた妻。
医者が心配した通り、妻は体が持ちこたえられませんでした。
けれど、その事は妻が一番よく知っていました。
我が子の産声を聞くこともなく、妻は旅立ちました。
しかし、最後まで、おなかの子供を守り続けました。
医者も奇跡だと言っていました。
・・・・・・・・・・
妻よ、おまえの残した娘は、おまえにそっくりだ。
あれだけ出産に反対していた私の母親やお前のご両親も、この娘を一目見ておまえの気持ちを分かってくれた。
そして、今は私の母親や叔父、叔母、おまえのご両親たちの愛情をいっぱい受けて、すくすく育っている。
おまえの娘は本当に不思議な子だ。本当にたくさんの人から愛情を受けている。
そして、我が妹からは厳しくしつけられているよ。
妹は不器用だからそんな形でしか愛情表現できないけど、娘は妹と一番仲が良いみたいだ。
娘は夜寝るときに私におまえの話をよくせがんでくる。
おまえの優しさや強さを話して聞かせると、本当にうれしそうに安心して眠りにつくよ。
おまえが命をかけて、命を引き替えにしてまでこの世に残してくれた最愛の娘。
今度は私が命をかけて守ってみせる。妻よ、多少不安だろうが苦笑しながら見守ってくれ。どんな事をしてでもこの子を守ってみせるから。
時々おまえの娘は驚くような事をしてくれる。
私が疲れた顔をしていると、まるでおまえがしてくれていた様に私の頭をなでてくれる。
ありがとうと笑いかけると、とーしゃん大好きと言いながら私に抱きついてくる。本当におまえそっくりだ。
妻よ、この娘を生んでくれて本当にありがとう。
この子がいなかったら私はどうなっていたか分からなかっただろう。
妻よ、今でも心から愛している。おまえに出会えて本当に良かった。
連休にはおまえが大好きだった牧場に娘を連れて行くよ。
おまえが好きだった牛乳やアイスクリームを気に入ってくれるだろうか。
619:
>>591
涙、たっぷり出させていただきました。
612:
>>591
あなたの娘と同じ境遇の女友達が居る。
”お父さん何かとうるさいでしょ?”って聞いたら
”うん、あのくそオヤジ”って言った。
”あれ?嫌いなの?”って聞いたら
”大好きだよ”って笑いながらいってた。
617:
>>612
短いけど、とっても暖かい話。
なんか、いいよね。
650:
情けない話なんだが・・・。
高校時代、俺はクラスに馴染めずいじめられていた。
学校も休みがちになってたんだが、中学時代から付き合っていた彼女にはそのことを黙っていた。
二人で会うときも勝手に学校での出来事を捏造して話していたんだが、やっぱり怪しかったんだろうか
「本当に学校に行ってる?」
と問い詰められてしまった。
これ以上嘘をつくことも出来ず、俺は本当のことを話した。
話してるうちに自分の現状が、彼女にこんな話聞かせてる自分が情けなくって涙が出てきた。
俺は彼女と別れようと思った。
こんな男と付き合っててもロクなことがないだろうし、彼女自身も愛想を尽かせただろうと思った。
でも「別れよう」って言えなかった。
自分勝手だけど、やっぱり心の底では彼女に傍にいてほしかった。
彼女は、俺の話を黙って最後まで聞いてくれた。
652:
俺は全部吐き出した後、
「もう死にたい。」
と言った。一番口にしたらいけない言葉なんだろうけど、耐えられなかった。
しばらくすると黙っていた彼女が突然立ち上がって、机に置いてあった俺のプラモ用のデザインナイフを取り、目の前に突き出して
「これで恨みのある奴全員刺してこい。」
と、とんでもないことを言い出した。
俺が呆気にとられて何も言えないでいると、彼女はこっちに顔を近づけて
「死にたいんやったらやりたいこと全部やってから死ね!あんたはうちの彼氏やろ!それぐらいやれ!!」
と大声で叫んだ。
俺を見る彼女の目は本気で、少しだけ潤んでいた。
自分が情けなくなって、また泣いた。
それから少し経って、俺は学校に行くようになった。
取り巻く状況は相変わらずだったけど、多少なり言い返せるようにもなった。
「やること全部やってから死ね。」
ずいぶん過激な言い方だが、この一言で何かが吹っ切れたんだと思う。
高校を卒業しても身の回りから嫌なことは無くならないが、この無茶な言葉のおかげでもうちょっとだけ頑張ろうと思える。
今年で二十歳。俺は学生、彼女は社会人。
情けないと思いつつも、今日もまた彼女に愚痴る。
657:
>>652
ありきたりな慰めより
こうゆうエールの方がやさしさを感じるな。
665:
>>652
えぇなぁ・・・
全てが
662:
大学時代の話です。
実家から遠く離れた場所に一人暮らしをはじめて、地名も言葉もわからずに寂しい
毎日を送っているときに、いつも親身になって心配してくれる女の子と出会いまし
た。家からご飯を持って来てくれたり、まだ友達が少ない俺にその子の地元の友達
を紹介してくれたりと本当に優しい子だったんです。
あっと言う間に4年間が過ぎ、就職のために実家に帰る事を決めたのですが、その
子だけにはどうしても言い出すことが出来ず、こっそりと荷造りをして引越しの手
配をして、帰りのフェリーの中からメールで帰ることを伝えました。
帰ってきたメールには
『なんで話してくれんかったん?みずくさいやん。私達はどんなに離れたって
 ずっと親友だよ!!』っとありました。
このときに出た涙は、悲しかったのか嬉しかったのか未だにわからないままですが
その子は結婚していい旦那さんと幸せに暮らしています。
666:
>>662
イイ!!!!
なんかすげージーンときた。
742:
私の親友(♀)の話をしてみます。
その親友は一見おっとりして童顔なので、よく痴漢やそのテのフェチ男に遭遇
する事が多かったけれど、本気の恋愛をした事がなかった。
幼い頃から家庭の事情で色々苦労したりしていた親友には、良い人がいたら
いいなーと思っていた。
そんな親友に彼氏ができた。結構イケメンで背は高くないけれど、優しそうな人
だった。ぱっと見では遊んでいそうな外見の彼氏だったけれど、そんな外見とは
裏腹に結構まじめで何事にも一途な人。そんな彼氏だから、仕事が忙しくなると
親友はよく一人で寂しがっていた。けれど親友は頑張って付き合っていた。
そして昨年、その彼氏が親友を連れて彼氏の実家に帰省した。
その時の事を親友はよく話してくれた。
「彼氏さんのお家はあんまり裕福じゃなくて、お父さんもいなくて、彼氏さんは幼
い頃からずっと苦労して家を支えていたみたい。だからかもしれないけど、お母
さんがあたしが来るからと聞いて、山ほどのお料理を用意して待ってくれていた
の。どのお料理もお母さんの手作りで、どれも普通の家庭料理だったけれど、す
ごく優しい味で、とってもおいしかった。」
その帰省から親友は寂しくても泣かなくなった。
今年の11月、彼氏は実家にあった借金を全部返済しおわった。
彼氏が幼い頃、父親が多額の借金をしたまま蒸発して母親と彼氏の二人が必死
にその借金を返済していた事は、親友も11月まで知らなかった。
その二人が来年結婚する。
彼氏は貯金ゼロだけど、親友は迷うことなく求婚を受けたそうだ。
「貧乏でも、きっと暖かい家庭が出来ると思う。だからあたしはそれで十分なの。」
そう言って私に婚約の報告をしてくれた親友の笑顔を見て、私は思わず号泣して
しまった。親友も彼氏も、頑張った人独特の良い笑顔だった。
この二人なら絶対に幸せになれると思う。こんな二人の友達で私はちょっと誇らし
く思える。次は私が頑張らなきゃって思った。
自分の恋愛話じゃないのでsage(w
743:
>>742さんの親友に幸あれ。
757:
>>744
いい人やね、その彼女。
そんな人になれたらって思う今日この頃
747:
>>742
ジーンときますた。
742もがんがれ。
888:
体験談のコピペのコピペなんですが、泣けたので書きます。
Saga2は思い出のソフトなんだ……今でもよく思いだしては切なくなってます。
俺さ、産まれた時から酷い小児喘息だったのよ。
夜中にかーちゃん起こして病院連れてってもらうなんてしょっちゅうだったし、
小学校あがって更に病状が悪くなって。もちろん体育なんかでれないし、
みんなと外で遊ぶ事すらできなかった。
んで、小五になってからほぼ毎日病院行って吸入するくらいまで悪化しちゃって、
そのまま3週間入院する事になって。。。
んでね、そん時4人部屋の病室だったんだけど
二人はおばあちゃんとおじさん、んでもう一人は俺と同い年くらいの女の子だった。
俺、昔からすげぇ人見知りが激しい上に物凄い照れ屋で、なかなかその同室の人達と仲良くなれないで
一人で勉強してるかゲームボーイやってるかだったのよ。
そん時家から持ってきたソフトが「Saga2」で、もう一回クリアしたやつだったんだけど
ヒマだしもっかいやるかな、って毎日やってたワケさ。
889:
んで入院して一週間立った頃、俺がゲームボーイやってる時は
なんかその同室の女の子がじーっとこっち見てる事に気づいたんよ。俺が彼女の方みると慌てて目逸らすんだけどね。
もしかしてやってみたいのかな?と思って、「良かったらコレ借そうか?」って聞いたのよ。
そしたら目ぇ輝かせて「いいの?」っていうもんだから、「もう飽きたからな」とか照れ隠しして借してあげたさ。
でも案の定操作が分からないらしく、画面とずっとにらめっこしてるもんだから
俺が操作教えながら一緒にゲーム進めることにしたんよ。
パーティーは人間・男の主人公「リョータ(俺の名前)」で、仲間は人間・女「さやか(彼女の名前)」
あとはエスパーガールとロボットにそれぞれ同室のばあちゃんとおじさんの名前つけたっけ。
それからどんどんそのコと仲良くなって、二人でゲームボーイやるだけじゃなく、色んな話もするようになった。
学校の事、家族の事、好きな音楽の事、近くに迫った夏休みの事…
890:
それからの時間はあっという間だった。すぐに俺が退院する時がやってきた。
看護婦や同室のおじさん、ばあちゃん達が口々に「おめでとう」って言ってくれてる中
彼女だけ泣いてた。それ見て俺も泣きそうになったさ。でもグッと堪えて
「オマエ退院するまでコレ借してやるよ。退院したら連絡くれよな」ってそのままゲームボーイとSaga2置いていったのよ。
それから何回もお見舞しに行こうと思った。…でもいざ行こうかと思うとなんか照れくさくて行けなかった。
連絡がないまま1年半が過ぎて、俺も小学校を卒業する頃になった。
せめて卒業前にもう1度会っておきたいな、と思って意を決してお見舞に行く事にしたんよ
891:
病室に行ったけど彼女はいなかった。病室入口の名前欄にもない。
もうとっくに退院してたのかな…?と思ってとりあえずナースセンターで聞いてみた。
「遠い所にいった」とかうまくはぐらかされたけど、俺も小6だったし、そこまでバカじゃない。
その場の空気や後ろの看護婦が泣き出したのを見ても明らかだった。
俺がショック状態で呆然としてる中、その看護婦が
「ああ、そういえばさやかちゃんから、リョータ君が来たら渡しといて、って言われた物があるのよ」
と言って俺にそれを渡してくれた。借してあげたゲームボーイとSaga2だった。
俺はそれを受けとって家に帰った。
帰るなりメシも食わないで、暗い自分の部屋でゲームボーイのスイッチを入れた。
懐かしいあのOPの音楽。それと一緒にでてくるロード画面。
一つは彼女と俺が一緒にプレイしたデータ。あの時からほとんど変わってない。
懐かしさと悲しさで胸がいっぱいになった
892:
もう一つのデータはやたらレベルの低いデータだった。
最初から始めてすぐ飽きたんかな?と思ってそのデータをロードしてみた。
パーティー四人の名前がこうなっていた。
「リョータ」
「いろいろ」
「ありがと」
「バイバイ」
…今でもSaga2のOPの曲を聞くと涙が出るよ。
お見舞行ってあげられなくてゴメンな…。
(コピペ終わり)
893:
悲し過ぎるな…
しかもたまたまバックにスピッツの「君が思い出になる前に」
流れてて涙が…
894:
ヤバイ泣ける
895:
子供の話を見て、今の女房と結婚した頃を思い出した。
俺は子供の頃からずっと田舎の下町で育った。
そして子供の頃いつも一緒に遊ぶ女の子がいた。
子供の目から見てもとても色白で穏やかな話し方をする女の子だった。
体が弱く、いつも家の近くしか出歩かない子だった。
子供心にあこがれもあったのだろう、俺はその女の子とよく一緒に遊んだ。
おままごとなんかもやった。
もっぱら、一緒に歌を歌ったり、本を読んだりする事が多かった。
でも、いつの間にかその女の子と遊ぶより学校の友達と遊ぶことが多くなった。
けれども、家の近くでその女の子を見かけると、よく話をした。
女の子は小さな夢を持っていた。海が見たいと時折つぶやいていた。
一度だけ、親の目を盗んでその女の子と遠出をした。
電車に乗って、線路沿いにある海をその女の子に見せた。
女の子はすごく喜んでくれた。初めて見た海にはしゃいでいた。
その後、俺は両親にこっぴどく怒られた。
ガキだったから知らなかった。
その女の子の病気のことを。
896:
いつからか、女の子は家の近所で見かけなくなった。
大きな病院に行ったと聞かされた。
親に連れられて一度だけお見舞に行った事がある。
病院でパジャマを着てベットに横たわるその女の子は、なぜかとても綺麗に見えた。
うっかり手をふれると壊れてしまいそうな、そんな儚さを持った綺麗さだった。
女の子は元気そうだった。俺を見てはしゃいでくれた。喜んでくれた。
でも、その後の女の子の思い出はお葬式の写真だった。
女の子は亡くなった。
俺は自分の感情が良く分からなかった。
なぜか無茶苦茶に悲しかった。寂しかった。心細かった。
多分、俺の初恋だった。
897:
3年前、俺は結婚した。
結婚する前、実家に結婚する相手を連れて行った。
両親は喜んでくれた。田舎だから近所の人にも挨拶をした。
その中に、あの女の子の母親がいた。
あの女の子の母親が俺に話をしてくれた。
あの女の子は俺が好きだった。
でも、自分は体が弱いから、元気な俺と釣り合わないと思っていたらしい。
だからあの女の子はずっと祈っていてくれたらしい。
俺が幸せになるように。
自分は体が弱いから俺を幸せにできないから、だから祈っていたらしい。
涙を流しながらあの子の母親は言ってくれた。
「娘もきっと喜んでいるよ。幸せにおなりよ。娘がなにより一番願っていたことだから。」
898:
田舎からの帰途で、電車から外を眺めていた。
電車からは海が見えた。
その海はあの女の子と一緒に見た海だった。
女の子のはしゃいで喜びにあふれた笑い声を思い出した。
俺は海を見ながら泣いた。
隣に座っていた結婚相手に、ぽつりと言った。
「この海を見たんだ。あの子と一緒に。喜んでいたんだ。笑っていたんだ。」
結婚相手も泣いた。二人で泣きながら海を見ていた。
毎年、夏には女房と一緒に田舎へ里帰りをする。
そして毎年あの女の子の墓に行く。
女房はあの女の子の墓に語りかける。
俺と幸せだと。
あなたの望みを私たちが叶えるから、見守ってくれと。
899:
今、女房のお腹には子供がいる。
女房は、もし女の子が生まれたら、あの女の子の名前を付けたいと言う。
俺も賛成だ。
早く生まれてこい。
もちろん男の子でも良い。
おまえが大きくなったら、俺たちの幸せを願ってくれた心優しい女の子のことを話してやろう。
だから、家族みんなでその女の子のためにも幸せになろう。
感傷的な話ですまん。
900:
感動して涙がでました;
きっとその生まれてくる子どもは
無くなった女の子の生まれ変わりだと思います
奥さんとその生まれてくる子と一緒に
幸せになってください
901:
涙でました…いい話ですね。
幸せになってください。
905:
さっきまで泣いていたので、少し吐き出させてくれ。
関西出身の俺と当時付き合っていた彼女とは、よく一緒にたこ焼きを作って食べた。
彼女は高級レストランでのディナーやイタリアンよりも、俺の部屋で一緒に作りながら食べるたこ焼きの方を喜んでいた。
素朴で優しい彼女だった。俺はこいつの幸せが何より大切に思っていた。
けれど、俺の転勤で遠距離になってしまった。
俺が転勤するとき、彼女の部屋にたこ焼きの鉄板を置いてきた。
いつか取りに来るから、その思いを込めて彼女に預けたんだ。
遠距離になって半年くらい経った時、俺の元にたこ焼きの鉄板が送られてきた。
ごめんなさい、さようならの手紙と共に。
どうやら俺より良い男に巡り会ったらしい。
あいつが幸せならそれでも良いかって思った。
あーあ、大好きだったんだけどな。毎晩欠かさずメールや電話していたのにな。
今日、会社で飲み会があった。
普段行かない歓楽街を歩いて帰っている途中にたこ焼きの屋台を見た。
その屋台の前で一組のカップルが一舟のたこ焼きを分け合って食べていたのを見て、何かが俺の胸からあふれだした。
胸からあふれだしたものは、俺の目から涙となって流れ出した。
たこ焼きの屋台を見つめながら泣く俺、格好悪いな。
たこ焼きの鉄板、捨てよう。
泣きながらそう決心。
やっぱ、これも格好悪いな。
906:
>>905
お前は十分にかっこいい!胸を晴れ。そして泣きんしゃい。
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- 2015-12-16 :
- 【2ちゃん】恋愛・失恋 :
- コメント : 2 :

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名前タイトルメールアドレスURLFont & Icon本文パスワード非公開コメント管理者にだけ表示を許可する
♯53895
消せないメールの話が一番キツイ
- 2015-12-16 20:17 :
- ななし URL :
- 編集
♯53896
真剣だったら逆に涙が出ない恋愛体験の方が貴重だろ..
- 2015-12-16 21:09 :
-
- 編集

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