勇者「魔王は別にいる…?」back

勇者「魔王は別にいる…?」


続き・詳細・画像をみる

1:
神「魔王を倒して世の人々が笑っていられる世界を作ろうと息を巻いて出て行ったものの、通りすがりの盗賊に襲われて死ぬなどとは情けない勇者だ。」
勇者「生き返らせてくださりありがたく思います。」
神「しかし、このままでは魔王どころかその辺の魔物すら倒せないのではないか?」
<a href="http://rank.i2i.jp/"><img src="http://rc7.i2i.jp/bin/img/i2i_pr2.gif" alt="アクセスランキング" border="0" /></a><div><font size=1><a href="http://rank.i2i.jp/" target="_blank">アクセスランキング</a>& lt;/font></div>
・「ニート暗殺法案を作りました、12月よりニートは全員処刑します」 たかし「は?」
・彡(゚)(゚)「おっ、熊やんけ!死んだふりして逃げたろ!」
・【閲覧注意】俺が高校時代に付き合ってたメンヘラ女のエピソード
・悟空「ひゃ〜! おめえ、態度わりぃなぁ!」店員「……」
・アメリカ人の友達ができた結果
・【※神スレ※】秀 逸 な 「 ゴ ム 無 し 生 エ ッ チ 」 の G I F 画 像 が自 然 と 集 ま る ...
・酔ったキャバ嬢エ□ォォwww飲み過ぎてテンションがヤバいキャバ嬢のおふざけエ□画像(画像15枚)
・【ざわ…ざわ…】現役女流雀士「愛華みれい」AVデビューキター!! 倍プッシュだ・・・!
・マギー「アソコの毛を剃ったよ!」⇒パイ●ンにしてまで挑戦した大股開きwww
・【※画像あり※】下着モデル撮影現場の闇深すぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww...
2:
勇者「私1人で倒さなければ対等ではないと思います。魔王とはいえ、最終的に戦うときは魔王だけになると思いますし…」
神「そんなことはない。魔王は既にこの世に何万とも言える魔物を送り込み、この世を支配しようとしておる。勇者1人で戦うには分が悪すぎるとは思わないか?」
3:
勇者「私1人で倒さなければ対等ではないと思います。魔王とはいえ、最終的に戦うときは魔王だけになると思いますし…」
神「そんなことはない。魔王は既にこの世に何万とも言える魔物を送り込み、この世を支配しようとしておる。勇者1人で戦うには分が悪すぎるとは思わないか?」
4:
勇者「そうなのですか!? ならば、私も仲間を作っていかねば今後また敵に遭遇した時にあっけなくやられてしまう。」
神「そうじゃとも。この近くに村がある。そこに人間界ではとても腕の良い魔術師がおるらしい。その魔術師でも仲間にしてみてはどうかな?」
勇者「そうですね。助言ありがとうございます。その魔術師に会い話をしてみます。」
神「わしは人間を作った神じゃ。人間が本当にどうしようもなく困っている時こそ、わしがなんとかする出番じゃからな。」
5:
ホッカドー村にて
勇者「ここが神様の言っていた村か。案外大きな村だな。」
村人1「あんた、見慣れないね。この村に何か用かい?」
勇者「ここの村に魔術師がいると聞いてやってきたのだが。」
村人「あー…術師様のことか?術師様は魔術師ではなくてどんな病気や怪我でも治してくれるすごいお方だ。あんたもーなんかお困りかい?」
勇者「まぁ、そうとも言えますね。その術師様に会うことはできますか?」
村人1「なんか引っかかる返答だなー。まぁいい。こっちだ。」
6:
術師の屋敷
村人1「失礼します。術師様に会いたいというものが訪ねて来たので、連れてまいりました。」
術師「そうですか。ここまでご足労おかけましたね。それで、私に会いたいという者はどなたでしょうか?」
勇者「私の名前は勇者。魔王を倒す旅をしている者です。」
術師「そうですか。では、旅の道中に怪我か何かをされたのですか?」
勇者「いえ、あなたに私の仲間になっていただけないかと思いここへ参りました。」
8:
術師「…いいでしょう。しかし、条件があります。」
勇者「条件?」
術師「あなたは、神を信じますか?」
勇者「信じるも何も、私は神と会ったことがある。答えるのならば信じると言おう。」
術師「そうですか…いいでしょう。私は神の教えをこの世に広め、世界が平和で陽気に暮らせるようになって欲しいのです。勇者様も、その手助けをしてくださいますか?」
勇者「いいでしょう。神も人間が困った時は助ける言っていた。私もあなたの手助けをしよう。」
11:
術師「それでは、魔王のところへ参りましょうか。私も体を動かすのは久しぶりなもので、何かあった時は勇者様、お願いしますよ?」
勇者「戦闘はお任せください。私が負傷した時の手当てさえしていただければそれで十分です。」
村人1「とうとうこの村から去ってしまうのですね。」
村人2「今までありがとうございました。」
村人3「またこの村に足をお運びください。」
術師「神は人間を愛しています。互いに協力し助け合い、この村が笑顔の絶えないような村にしていけるよう、毎日神様にお願いしなさい。」
勇者「では、行くとしようか」
12:
術師「なんとか山を越えましたね。」
勇者「神が魔王が魔物を送り込んでるとは言ったが、遭う魔物みんな強い。さすがに私1人ではつらいな」
???「そこの者!!」
14:
勇者「誰だ!?」
???「私の名は剣士。」
剣士「この辺りで人が襲われるという事件が多発しているが、貴様が犯人か???」
勇者「私は勇者というものだ。隣にいるのは術師。私たちも魔物には襲われたが、その言い方だと、そうではない何かに襲われたものがいるようだな?」
15:
剣士「そうだ。近頃、ここに人間のようなものに襲われるという事件が多発している。しかし、人間にしては様子が変だったと襲われた者が証言するのだ。」
術師「様子が変?」
剣士「そいつが襲う瞬間、後方でまばゆい光を見たらしい。その光りに目をやられてる隙に食料や金目のものを奪って消えるとかだ。」
勇者「まばゆい光…襲わせている人間を操っている何かの可能性があるな。」
術師「しかし、そしたらなぜまばゆい光なのでしょうか?魔王の手先にもそのような光りを放つ者がいるとでもいうのでしょうか?」
勇者「可能性が高い。剣士。私も一緒でここで見張りたい。被害者が出ないようにせねばならぬからな。」
剣士「本当か!? ありがたい!! 証言だとこの辺りに出るというから、待ってみよう。」
16:
その日の夕暮れ
術師「出ませんね…」
勇者「出ないなら出ないで良いことだ。」
剣士「出たら私が倒してやるのに…」
ガサガサ…
剣士「出たか!?」
盗賊「おー今日は3人か…大物の予感がするぜぇえっへっへっ」
勇者「お前が近頃この辺りで人を襲うものか。」
盗賊「へっへーだったらなんだっていうんでい? まぁお前らに話しても意味のないことだけどなー!!」シュタッ
術師「ひゃあ!!」
勇者「危ない!!」スッ
勇者「!?」
勇者(今、微かに向こう側が光ったぞ…まばゆい光ではないが、どこかでみたような…)
19:
盗賊「隙見せちゃダメだぜ?!」
勇者「うん? ふんっ!」
盗賊「ぎゃあーー!!ま…じか…」バタッ
剣士「おぉ…!少し様子を見させてもらったが、実力はかなりあるな。旅をしているのだろう? 私もついて行っても良いか?」
勇者「それはありがたい。改めて、よろしく。」
20:
ミーヤーギ町
術師「はあ〜…すごい町ですねぇ。ホッカドー村よりは小さいですが、かなり賑わってますよ!」
剣士「私は初めて他の街に来たからよくはわからないが、私の住んでいたアキター村よりは栄えていると思う。」
勇者「…うん?」
21:
術師「どうしましたか?」
勇者「あんなところにうずくまってる人がいるぞ」
剣士「本当だ。賑わってるところとは少し離れたところにいるが…」
うずくまる人に近づく。
勇者「あの、どうかなさいましたか?」
???「…」
術師「あの…お腹でも、空いているのでしょうか?」
???「…放っておいてください。」
剣士「んー?」
23:
???「すみません。私のことを気にかけてくださってたのですよね。私の名前は魔法使い。」
魔法「主に戦闘の時に相手にダメージを与える魔法を使います。そこの女性は法術師でしょう?私とは反対に仲間の怪我や病気を治す術を使いますよね?」
術師「えぇ。よくご存知ですね。」
魔法「頼みづらいのだが…私の病を治してはくれないか?」
剣士「病?確かに落ち込んでは見えるが、病にかかっているほどの見た目ではないぞ?」
魔法「えぇ。私は身体には影響を及ぼさないが、心に影響の出る病気にかかっているのです。」
25:
術師「鬱病…ですね。」
勇者「鬱病だと?鬱は病なのか?」
術師「えぇ。正確にはまだわかりませんが、通常の人間にも、気分の上がり下がりはあります。しかし鬱病の人は、気分が上がらず下がる一方なのだと、本で読んだことあります。」
剣士「要はやる気の問題なんだろ?気合が足りないのではないのか?」
魔法「色んな人に、あなたのようなことを言われ続けてきました。しかし、この病はそれだけではない。毎日重い荷物を背負うかのような倦怠感。何をしても晴れない気分。自分が生きていることへの罪悪感。これがどれほど辛いものなのか…あなたにはわかるまい。」
26:
勇者「なんとも言えぬな…で、術師は治せないのか?」
術師「治せません。私が治せるのは、原因がわかる病気です。鬱病は、何が原因でこのようになるのかはっきりとわからないため、どうしようもないのです。」
魔法「そうか…いや、それならそれでいいんです。私なんて…生きるに値しないですから。」
術師「でも、治す方法の一つなら知っています。」
勇者「なんだ?その方法とは?」
術師「私たちと一緒に旅をしませんか?」
剣士「何を言っているんだ?荷物になるだけじゃないか!」
術師「私は、この世界が平和で笑顔の絶えないような生活ができるように願っています。私たちと行動をし、体を動かすようになれば、心も次第に晴れていき治るはずです。」
勇者「うーん…術師がそういうのであれば、私はそれに従おう。」
魔法「…いいのですか?剣士さんの言う通り、お荷物になるだけでは…」
27:
勇者「それが治る方法ならば、そうするしかないだろう。魔法使いが治したいと思うのであれば、この方法に掛けてみるのも一つの手だと思うが?」
剣士「…まぁ、魔法使える分、役には立つかもしれないしな。」
魔法「ありがとうございます。体力が衰えてしまっているので、皆さんの援護ができるかわかりませんが、何度かやってみます。」
術師「今日はこの街でゆっくりして、明日また出発しましょうか?」
勇者「そうだな。私も少し疲れているから、魔法使いも一緒に過ごそう。1人でいるより、大勢といたほうが気がまぎれるだろう?」
魔法「…はい! よろしくお願いします!」
28:
宿にて
魔法「そういえば…まだ皆さんのことよく知らないので、自己紹介…とかしてもらってもいいですか?」
勇者「いいだろう。私は勇者だ。魔王を倒すべくしてこの旅を続けている。」
魔法「小さい頃とか、何をなさっていましたか?」
勇者「小さい頃かぁ…私は貧しくてな、よくその辺に生えてる草などを食べたこともあったよ。それに、チャンバラも好きだったから、今こういう旅をしているのがとても楽しいのだ。」
魔法「そうですか。法術師さんは?」
術師「私は、ホッカドー村でずっとお医者さんの代わりをしていました。それまでは生まれ故郷のナルラ町で小さい頃から法術の勉強をしていました。」
29:
魔法「小さい頃から…大変でしたね。」
術師「でも、たくさん学べましたし…今もこのように誰かの役に立てているので苦ではなかったかもです。」
魔法「そうですか…剣士さんも、お話ししてくれますか?」
剣士「まぁ、いいだろう。俺はアキター村出身だ。父親が村の警備をしていたのもあり、小さい頃から剣術を教わっていたよ。」
術師「あら?剣士さん、自分のこと"俺"って言いましたね!」
剣士「そ、そうか?まぁ、みんなと居るのに慣れてきたって証拠かもな。」
魔法「皆さんまだ出会って間もないってことですか?」
勇者「そういうことだ。皆、私がいく先々で会ったからな。」
魔法「そうですかぁ。私だけ仲間はずれとかじゃなくて、なんか少しホッとしました。」
31:
勇者「差し支えなかったら、魔法。君のことも教えて欲しい。」
魔法「あ、はい。私は10年ほど前に魔法を知りました。魔法の便利さや、生きていくのに活用できることに気づいてからは、いろいろな魔法を覚えるべくたくさん書物を読みました。」
魔法「そして数ヶ月前。私は目の前で人が人を殺す瞬間を目の当たりにしたのです。」
剣士「殺す瞬間か…俺は見るより殺す側だけどな。」
魔法「私は、魔法で人を殺めることなど考えていません。もちろん、自己防衛の為ということは考えていますが…」
魔法「その頃です。私が術師のいう、鬱病になったのは。」
術師「そうですか…でも、それだけ平和な暮らしをしていたということでもありますよ。」
32:
勇者「確かにそうかもしれないな。この先、沢山の死を目の当たりにするかもしれないが、平気か?」
魔法「…私にできることはやるつもりです。」
剣士「案外度胸あるじゃん?まぁ一通り自己紹介も終えたことだし、明日に備えて寝ようぜ」
術師「そうですね。魔法さん、明日からまた頑張りましょうね。」
魔法「…はい。…では、おやすみなさい。」
33:
ミーヤーギ町を出て数日
勇者「今日はここで休もう。」
魔法「やっと一息つけますね…体力ついてきたかなぁ?」
剣士「最初の状態が貧弱すぎたからな。毎日このペースについてきてるだけでも俺はビックリしてるぞ。」
術師「私はもう慣れましたけどね♪」
魔法「…」
勇者「…つらいか、魔法?」
魔法「いえ…術師さん」
術師「はい?」
魔法「神様はなぜ、このような病気を作ったのでしょうか?」
34:
術師「…神様は、人をお創りになさった方です。ですが、神様も完璧ではないのだと思います。」
勇者「完璧ではない…か。そういえば、術師のことを教えてくれたのは神だ。しかもその時、術師のことを魔術師だと話ししていた。完璧ではないというのも、頷けるかもな。」
???「全く話を聞いていたら…バカにしおって」
35:
勇者「か、神様!」
術師「あなたが…神様!」
剣士「本当にいるのかよ…」
魔法「神様!?………神様、なぜ私はこのような病気にならなければならないのでしょうか?」
神「うむ。わしは、人間が互いに助け合い、成長していく様を見てみたいと思い人間を作ったのじゃ。」
神「全員が全員、苦難がなくのうのうと暮らせる世も平和と言えるであろうが、そもそも平和と思うためには、難が必要なのじゃ。最初から平和じゃと、何も思うことがないじゃろう?」
魔法「その難の一つに、この病気が入っているというわけですね。」
神「左様。更にいうのであれば、神の世界にも様々な神がおる。地水火風の神や創造、破壊の神もおる。全ての神がこの世の中の全ての理を司っておる。その中の一つの神が、人間を作ったわしじゃ。」
36:
魔法「…」
術師「つまり、平和を創る上で私たちの思う負の感情や病は、不要ではない…ということですねか」
神「うむ。物分かりの良い法術師じゃな。人間を作る前に残しておいた言葉が少しは役になっておるのぉ。」
勇者「人が死ぬ瞬間もまた、平和のために必要であるということか?」
神「…」
勇者「人が人を殺すことも、何かの犠牲になって悲しい思いをする人も、全て神様が"人々が互いに助け合う世界"が見たいかために存在する。ということだな?」
神「…さて、用事を思い出した。ではさらばじゃ。」
剣士「あ、待て!!」
魔法「…」
術師「魔法さん…」
37:
勇者「…」
剣士「神の言っていたことも、勇者の言ったことも頷ける。しかし、今は魔王を倒すことだけ考えよう。
勇者「…そうだな。早く魔王を倒さねば、多くの平和は保証されない。」
術師「そういえば、魔王はどこにいるのでしょうか?」
魔法「…大都市トキョーからミーヤーギに向かう途中、大きな城を見たことがあります。邪悪で薄気味悪かったので、もしかしたらそこかもしれないです…」
勇者「どのあたりで見かけたか覚えてないか?」
魔法「…グンマーの森付近だったと思います。」
剣士「じゃあ、そこに向かってみようぜ、」
38:
グンマーの森
勇者「どうなってるんだこの森は…」
剣士「さっきから同じところをぐるぐるしてないか?」
術師「確かにそうですね…魔王がこの近くにいるのは間違いないです。」
魔法「…あのー…」
勇者「どうした?」
魔法「この魔術、前に本で見たことあります。確か"結界"という魔術で、結界の範囲に入った人はずっとその場から出られなくなるというものでした。」
魔法「さらに言うと、1人で入ってしまった場合、また誰かが迷い込まない限り出れないそうです。」
剣士「じゃあ、俺らは誰かが結界に来ないと出れないってことか!?」
魔法「いえ、それは"1人"の場合です。この結界の弱点は複数人というところだったと思います。」
術師「私たちは4人いますね。」
魔法「はい。脱出する方法は…えっとー…全員手をつなぎ、思念を統一すること…だったと思います。」
勇者「つまり手をつないで同じことを思えばいいということか?」
魔法「そ、そうです!!」
剣士「じゃあ、一丁やってみますか!!」
39:
勇者「みんなで手をつないでみたけど…」
術師「なにも…起こりませんね」
剣士「おい本当に合ってるのか??」
魔法「…あっ!!私たち、端と端の人が手をつないでないからではないでしょうか??」
勇者「なるほど。じゃあそれでもう一度やってみよう。」
……………
……………
…ピキッ…
ピキピキッ
パリーン!!!
魔法「結界が解けましたよ!!」
剣士「やるじゃねーか魔法使いさんよぉ!!」
魔法「えへ、えへへー」
勇者「さあ、行くとしようか!」
術師「はい!」
40:
勇者「あれが…魔王の城…」
魔法「多分…私が見た城と似てますから」
術師「もうそろそろ、決着の時なのですね。」
剣士「ぶるぶるー!武者震いかーこりゃ?」
勇者「よし!いくぞ!!」
???『ふふふ』
剣士「誰だ!?」
???『結界を破りここまで来るとは、少し人間を甘く見ていた。』
勇者「姿を現せ!!」
シュン!
???「くっくっくっ」
術師「あなたは!?」
???「私が、お前たちの探していた魔王だ。」
剣士「城に入る前に自分から現れるとは律儀なこった!」
魔王「私も甘く見られてるらしいな。お前らなんぞに私を倒せるわけがない。」
魔法「そ、そんなわけないもん!くらえ!ファイヤー!!」
魔王「ふん!! ううん?貴様は…そうかあの時の…まぁいい。城で待っている。まぁ、私に会う前に死ぬのがオチだろうがな。ふっはっはっはっ!!!」シュン!
勇者「ま、待て!!」
41:
勇者「くっ!いくぞ!!」
一同「おー!」
魔王城一階
???「だーれーだー?この城に入ったものはー?」
剣士「お前こそ誰だ」
???「僕は地の神、グランディだー」
術師「なんか、拍子抜けするような声ですね…」
グランディ「あー!今僕のことバカにしたなー!怒ったぞー!!」
魔法「やばい!来ますよ!」
43:
グランディ「アースクエイック!」
剣士「な、地面が揺れる!」
魔法「うわっ!!」
勇者「こうなったら…」シュッ
勇者は地表から高く飛び上がり、グランディへ斬りかかった。
グランディ「へーん!」
グランディはスッと勇者の攻撃をかわした。
勇者「くっ!」
グランディ「やったなー! これでもくらえ! ストンブラスト!」
勇者の頭上に岩が落ちてきた。
勇者「ふっ!」ヒョイ
間一髪で勇者は岩をかわした。
魔法「隙ができた!くらえ!サンダーフォール!!」
鋭い落雷がグランディを襲う。
44:
グランディ「ふんみゃー!くーこれでもくらえー!グランヴァニッシャー!」
地面が爆発し岩石が飛び散る
術師「ひゃあ!!」
勇者「危ない!」タタタッ
勇者が術師をかばい岩石が勇者に降り注いだ
勇者「ぐあぁ!!!」
術師「勇者さん!!」
グランディ「これでおわ…
魔法「ウォーターウェーブ!!」
グランディが攻撃する寸前に魔法使いが攻撃した。
グランディ「ふみゃあああああ!!!」
グランディは倒れた
45:
剣士「や、やったのか?」
勇者「あぁ、そうみたいだ。」
術師「勇者さん、大丈夫ですか?」
勇者「あぁ、少し、回復を頼む。」
法術師が回復をした
魔法「な、なんとかなるもんですね…」はぁはぁ
勇者「魔法のおかげで助かった。ありがとう。」
魔法「い、いえ…次の階にも、これくらいの相手がいるのでしょうか…」
剣士「居たとしても、倒すしかないだろ。」
勇者「あぁ。急ごう。」
46:
魔王城二階
???「私の名はウディネーゼ」
ウディネーゼ「水の神として、お前たちにはここで息絶えてもらう。」
勇者「やれるもんならやってみろ!いくぞ!!」シュッ
勇者はウディネーゼに斬りかかる。
ウディネーゼ「効かぬ。」
剣士「な、斬れねーのかよ!!」
ウディネーゼ「水の神を甘く見るな!!アクアリムス!!!」
津波のように水が一行を襲う!!
魔法「間に合ってください…アイスバーン!!」
津波が一気に凍りつき、ウディネーゼ諸共固まらせる。
剣士「これを割れば勝ちか!? うおおおおおお!!!」ブンッ
パリーーーン
凍ったウディネーゼが砕け散る。
術師「やりましたか!?」
勇者「いや、まだだ!!」
47:
砕け散った氷が瞬時に溶け、一箇所に集まる。
ウディネーゼ「これくらいでやられるほど神を甘く見るではないぞ。」
術師「どうしたら…!!」
術師「一か八か…」
術師が剣士に近寄り囁く
術師「剣士さん。ウディネーゼの額を狙ってください。あそこがウディネーゼの本体だと思われます。」
剣士「やってみよう。」
ウディネーゼ「そこで何をしている!タイダルウェーブ!!」
48:
魔法「また津波系か!アイスバーン!!」
ウディネーゼとともに水が凍る。
術師「今です!!」
剣士「うおおおお!!!!」ザク
パリーーーン
ウディネーゼの額についていた"宝石"を砕いた瞬間、氷が昇華し、跡形もなく消えた。
勇者「おぉ…でかしたな剣士。」
剣士「いや、術師のお陰でな。」
魔法「術師さんが?」
術師「最初に砕けた後、一つに集まり復活しましたよね? あの時、何に集まってたのかを観察していたら額についていた宝石に集まっていたとわかったのです。」
勇者「なるほどな…術師がいなかったら私たちはこの戦いに負けていたかもしれないわけだ。ありがとう。」
術師「い、いえいえ!次、行きましょう!」
49:
魔王城三階
???「ひーひっひっひー!俺の名はイフリト!火の神だ!!」
イフリト「お前らごときにこの灼熱が耐えられるかぁ?ひーひひひー!」
剣士「変な奴でてきたな…」
魔法「笑い方と火、かけてるんじゃないんですか?」
イフリト「!!! て、てめーらバカにしやがって!!!くらえ!ファイヤーウォール!!」
勇者「くっ!…火の壁を作っただけ…か?」
術師「そう…みたいですね…」
魔法「熱いので消しましょう。ウォーターフォール!」ジュー
火の壁が消えた
イフリト「うぅ、ぐすん。なんだよバカにしやがって…ってあー!消えてんじゃねーか!!」
剣士「今ーあいつ…泣いてたよな?」
術師「泣いてましたね。」
イフリト「こんな姿見られるなんて…お前ら全員死ねええええええ!!!!」
火をまとった弾が無数飛んでくる!
50:
魔法「そんなの水の壁で!!ウォーターウォール!!!」
簡単に防がれた火の弾をみたイフリトは泣崩れ始めた。
イフリト「あああああああああ!!!くそおおおおおおお!!!!俺は、俺は火の神だぞおおおおおお!!!!」
勇者「熱血なのか、ガラスのハートなのか…」
魔法「タイダルウェーブ!」
イフリトは水に呑み込まれて消えた。
術師「なんというか…あのような神様もおられるのですね…」
勇者「全くだ。人間と大差ない気がしてしまうな。」
51:
魔王城四階
???「我が名はシルフィ。風の神だ。」
勇者「さっきとは打って変わって冷静そうな神だな。」
剣士「神といえ色々いるんだな。」
術師「そうみたいですね。私もまだまだ勉強不足でした。」
シルフィ「このまま次へ行かせるにはなりません。ここであなた方を切り刻みましょう。」
剣士「やれるもんならな!いくぞ!!」シュッ
剣士がシルフィに斬りかかる
シルフィ「それ」ファサー
シルフィが手を振ると風が吹き剣士が飛ばされた
剣士「うぉ!!」ドスッ
術師「剣士さん!」
勇者「くっ、それなら!」
勇者は地面に這うように走りシルフィに斬りかかる
シルフィ「それ」シュー
地表を風が覆い足元の自由を無くす
52:
勇者を始めた全員が倒れる
術師「ひゃあ!」
魔法「あわわ!」
剣士「うお!」
勇者「これでは近づけない…どうすれば…」
シルフィ「攻撃は終わりですか?ならこちらから行きましょう。カタストロフィ!!」
複数の竜巻が起こり勇者一行を襲う!
魔法「ロックウォール!」
地面から岩の壁が出現し、竜巻を阻止する。
シルフィ「なかなかやりますね。では、あなたから息絶えてもらいましょうか。」シュン
シルフィは目に見えないさで腕を振って鎌鼬を作り、魔法使いを襲った。
魔法「ひゃあ!!」
剣士「危ない!」ブン
剣士はとっさに魔法使いの前に行き剣を思いっきり振りかまいたちを相殺した。
53:
剣士「俺がかばうから、その間にあいつを倒す呪文をかけてくれ!!」
魔法「は、はい!」
シルフィ「なかなかやりますね。次はそう上手くいかないですよ!」ブンッブンッブンッ
剣士に向かって鎌鼬を3つ作り出す。
勇者「まずい!剣士1人で防げないぞ!!」
勇者は鎌鼬に体ごと突っ込んでいき鎌鼬に切り刻まれた。
術師「勇者さん!!!!」
剣士「ば、何してんだ!!」
魔法「お時間ありがとうございます!!くらえ!エクスプロージョン!!!!」
シルフィの頭上に小さな塊が落ちる。
シルフィ「な!?ま、まずっ…」ドゴーーーーン
大きな爆音と振動とともにシルフィの姿は消えていった。
魔法「ハアハア…」
術師「勇者さん!!!」
勇者「だ、大丈夫だ…生きてはいる…」
術師「今すぐ治療しますね!!」
剣士「よかった…死んだらどうしようかと…」
魔法「私…ハアハア…頑張った…のに…」フラッ バタン
剣士「魔法!大丈夫か?! しっかりしろ!!」
術師「気を、失ってるみたいですね。」
剣士「それだけ強い魔法だったってことか?」
54:
術師「多分…連戦というのもあると思います。最後にあれだけの魔法を使ったのですから疲れてもおかしくはないでしょう。治療しますので下がっててください。
剣士「あぁ頼む。」
勇者「い、いててて…」
剣士「回復するの早っ!」
勇者「まぁ、な。術師の治癒力が高まってるってことでもあるかもしれない。」
剣士「じゃあ魔法もすぐに気がつくかな?」
勇者「だといいけどね。少し休もう。」
55:
???「ほほー。ここまでやるとは。人間にはいつも驚かされてばかりじゃ。」
???「このままでいいのか?」
???「いいんじゃよ。このままのほうがなぁ…」
56:
勇者「よし、みんな準備はいいか?」
術師「はい!」
剣士「おう!」
魔法「…ええ」
勇者「次が…最後になると思う。頑張ろう!」
???「よくここまできたな人間共。」
剣士「魔王!!」
魔王「お前たちには褒美として苦しまずに死ぬ方法を取ろうではないか。」
魔法「…待ってください。」
魔王「どうした?命乞いでもするのか?」
魔法「あなたは…破壊の神様…ですね?」
魔王「だったら何だというのだ?」
57:
魔法「数ヶ月前、私はあなたを見ました。それは、あなたが人間を殺した瞬間です。」
魔王「人間を?私は人間など殺してはいない。」
魔法「では!あなたは一体何を殺したのですか?!」
魔王「…なぜ私が何かを殺すのに説明せねばならぬのだ!! お前ら全員死ねえ!!!」ブォン
勇者「来るぞ!」
勇者の言葉と同時に全員が一斉に避けた。
魔王「ははは!今の攻撃を避けるとは、私の手下を相手した経験が実ったか!」
術師「…破壊の神様…」
勇者「でやー!!!」ブン
魔王「甘いわ!!」
魔王に吹き飛ばされる勇者
58:
勇者「ぐう…」
魔法「…グランヴァニッシャ!」
魔王「ぐぅ…貴様なかなかやりおるな!」
術師「…」
剣士「おりゃっ!」
魔王「鬱陶しい!!」バシン
魔王の平手打ちが剣士を襲う。
剣士「ぐあー!」
術師「来たれ。極光の嵐!ディバインセイブ!!!!!」
魔王「ぐおあああああ!!」
勇者「じゅ、術師!?」
術師「やはり、魔法さんの言う通り、この方は破壊の神様です!破壊の神様は闇を操ると聞いたことがあります!対極をなす創造の神様は光を操るので効果があると思ったんです!」
剣士「なるほど、これで術師も攻撃要員ってわけね!」
59:
魔王「き、貴様、なぜその技を…」
術師「人間の神様の話を聞いてから思い出したのです。創造の神様はこの世界に"光あれ"と言うと、光の嵐が起こり世界を光に満ち溢れさせたという話を。」
破壊の神「ふふふ…ふっはっはっはっ! ならばこちらも、この世界を塵も残さない技をかけてやろう!」
勇者「そうはさせない!」
破壊の神「邪魔だ!!!」
剣士「勇者!!」
破壊の神「起きろ…この世界を吸い付くせ…ブラックホール!!!」
術師「ホーリークロス!!!」
破壊の神に光の十字架が突き刺さる
破壊の神「ぐうううう!!!!」
破壊の神が出したブラックホールは跡形もなく消えた。
60:
破壊の神「はあはあ…」
魔法「神様。あなたが殺した相手とは…」
破壊の神「私は…殺してなどいない。奴が…創造の神が、私に言ったのだ。」
創造の神『あなたが魔王となるのであれば、私はあなたの心に眠り、あなたが再び破壊の神に戻れるようにします。』
創造の神『さぁ、私を貫きなさい。そうすれば、必ずあなたを破壊の神へと創造します。』
破壊の神「私は、魔王などではない。魔王は、別にいる…」
そう言い残すと、魔王。もとより、破壊の神は消えていった。
61:
勇者「魔王は別にいる…?」
剣士「どういう…ことだ…」
魔法「…神様だ」
術師「えっ?」
魔法「人間の神様が、真の魔王なんだ。」
剣士「そ、そんなことはないだろ!勇者だって、生き返らせてもらって…」
術師「それって…一回だけ…ですよね?」
勇者「…あぁ。君たちに会ってからは死んでいないからな。」
魔法「人間の神様は、こう言いましたよね?
神『人間が互いに助け合い、成長していく様を見てみたいと思い人間を作ったのじゃ。』
神『全員が全員、苦難がなくのうのうと暮らせる世も平和と言えるであろうが、そもそも平和と思うためには、難が必要なのじゃ。最初から平和じゃと、何も思うことがないじゃろう?』
と…」
魔法「つまり、神様は私たちの命なんか露ほどにも思ってないんですよ。」
勇者「だから、この世界に魔王として破壊の神を送り、魔王の現れた時の人間の姿を見て楽しんでいた…そう言いたいんだな?」
64:
???「気づいてしまったかのぉ…」
勇者「神!!」
神「お主らを生き返らせるのも、死なせるのもわしには関係がない。わしは、神じゃからなぁ。」
魔法「私の鬱病は…いや、すべての病は、あなたが楽しむために作られたのですね。」
神「そうとも限らないぞぅ? この世の中で、わの思い通りに生きていればそんな病気なんぞにかかるまい。」
術師「しかし、神様の思う通りに生きない。いや、生きれないのが人間です。神様、私は幼い頃から神の教えを仕込まれてきた身です。しかし、私は飛んだ間違いを仕込まれてしまったみたいですね。」
神「そう言うでない。実際にお主のお陰で助かった者もおるじゃろう?」
術師「それは…」
神「わしは、人間が助け合う様を見たい。じゃが、争い、憎み合い、殺しあう様も見たいのじゃ。」
65:
神「まぁ、見たいというよりは、勝手にお主らが争うだけのことじゃから、退屈しのぎにはなるのぉ。」
勇者「ふざけるな…」
魔法「例え、神様の言う通りだとしても、このままではいけない!!」
神「忘れるな?お主らを生き返らせることができるということがどういうことかを…」すぅ
剣士「うっ!うがあ、あ、あ…」
術師「剣士さん!!」
神「そやつの最期じゃ。見届けてやってはどうだ?」
魔法「やめて!やめてください!!!」
66:
神「わしの秘密を知ってしまった以上、お主らを生かしておくわけにはいかぬのじゃ。」
術師「うっ! ぐはぁ…」
勇者「術師!!」
魔法「ううううううう!!ああああ!!」
勇者「魔法使い!!」
神「さぁて、勇者よ。お主は魔王と思っていた者を倒すと言っていたなぁ。」
勇者「くっ…」
神「お前だけは、苦しまずに殺してやろう…」
……………
…………
………
……

.
67:
神様は、この世に人間をお創りになられました。人間が互いに助け合い、笑って生きていく様を見るのを楽しみにしていました。
しかし、人間は互いに助け合えず、何処かで対立しては争い、憎しみあい、それは命をかけるほどにもなる。
更に、疫病は蔓延し、何万という人間が死ぬ。
神はこの世界を観て、こう言った
「人間とは、生きるには脆くて弱すぎる生き物だ。飛んだ失敗作じゃよ。」
Fin
6

続き・詳細・画像をみる


ゲームコントローラってまだ進化の余地があるよな

【炎上】セブンイレブン店員 客の画像をネット投稿[NHK]

【速報】五郎丸、欲求不満爆発wwwwwwwwww

【話題】好かれるリーダーがもつ10の習慣

【炎上】市議会議員「同性愛者は異常動物」

【画像あり】この雑誌の煽り文が酷すぎてヤバイwwwwwwwwwwwwwwwww

back 削除依頼&連絡先