二年前に別れた彼女から呼び出されたんだが。back ▼
二年前に別れた彼女から呼び出されたんだが。
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1:
宗教勧誘だった。
2:
誰も見てないだろうが本当に驚いて涙がでてきたのでゆっくり語らせてもらう
3:
いいよ
4:
そうかそうか
5:
ゆっくり語れよ
ただ紅白までにはおわらしてくれ
7:
あく
9:
あなたのペースでいいから
くるしいかも知れないけど言葉を紡いで欲しい
しらない内にそうやって気持ちが癒されていくものなんだ
ろくでもない人生かも知れないけどここには聞いてくれる人が居る
より良い人生を送る為に書き捨ててくれると嬉しいよ
10:
すまん、風呂に入ってた
俺は現場で働きながら夜間の高校に通ってる底辺なんだが、そんな俺にも二年半付き合った彼女がいたんだ
贔屓目かもしれないがめちゃくちゃ可愛くて俺にはもったいないくらい清楚でおしとやかな子だった
11:
小2から好きで中1で付き合い、高1の時に振られたんだが
振られた時点で俺は人生の半分その子の事が好きだった思い出で埋まっていたから別れたあともずっと好きだった
12:
好きだけど連絡したりできず、気付いたら別れて二年経ってた
それくらい好きだった
13:
そんな気持ちを引きずったまま毎日つまらない生活を送ってたんだが、昨日の夜その元カノから電話がかかってきて俺は喜びとか戸惑いとかで1回目の電話に出られなかった
14:
寒いから早めに頼むよ。
15:
>>14
すまん、今から学校があるから急いで書いてる
16:
>>15
抜きどころを待ってるというネタレスだぞ
18:
>>16
パンツはかせればよかったんだな、勉強する
17:
そしたらすぐに2回目の電話が掛かってきて、俺は1コールおいて電話にでた
俺「……なに?」
元カノ「今何してるの?」
俺「仕事終わりで学校行ってる」
元カノ「明日、仕事休めない?話したいことがあるんだけど」
俺「社長に聞いてみるからあとでメールする」
この時の俺は確実に休みをとってやろうとウキウキしてた
20:
えろシーンになったらまた呼んでくれノシ
22:
とりあえず時が来るまでパンツを履くか。
24:
もっとだ!もっと語りたまえ
26:
ちなみにエロシーンといえるエロシーンはほぼ無いからパンツだけは履いてくれ
社長に電話した俺は元カノにメールを送った
久しく使ってなかったメールアプリを起動させ、休みがとれたと連絡をいれた
この時の俺のテンションは上がり続けていた
27:
わかった。
パンツとズボンも履くがチャックから俺のマリアを出してスタンバイしとく。
28:
そして今日、昼11時の待ち合わせに間に合うように8時に起きてお気に入りの服を準備した
入念に歯磨きをし風呂に入り、香水までつけて万全の準備をした
29:
俺は好きな人に嫌悪感を抱かれることが恐怖でしかない
たぶんそんなやつたくさんいると思う
だから自分の不細工な顔を少しでもましにしようと服装に気をつけ、匂いに気をつけ、髪型にも気をつけた
幸いつまらない現場で貯めた金なら少しあるし、どこか飯でも奢ってやるかなんて淡い恋心に胸躍らせながらその時を待った
33:
付き合ってる時からデートの待ち合わせは元カノの家の前で、毎回俺は10分前には着くようにしてた
だが今日の待ち合わせ場所は元カノの家からすぐの、俺が告白した場所であり初めてデートした公園だった
そんな思い出の場所での待ち合わせ、俺は彼女から復縁しようと言われることを確信していた
バカな俺はかっこいい返答の仕方なんて考えていた
数時間前の俺をぶち殺してやりたい
35:
保険の可能性も高いんやで
36:
ちなみに相手はまだ高校3年生……のはずだった。
10分前に待ち合わせ場所に着いた俺は驚いた
すでに元カノが待っていたんだ
だけど久しぶりに見た元カノの姿に俺は違和感しか感じなかった
あれだけ綺麗だった黒髪は薄汚い茶髪になっていて、化粧をする必要がないくらい整った顔には厚く化学物質が塗りたくられていた
それでも一番驚いたのはあれだけ嫌っていたタバコを吸っていたことだった
37:
(´・ω・`)
38:
萎えるな
39:
ここだぁ!
バッ!!!(ズボンとパンツを脱ぐ音)
40:
驚愕した
中学の時あれほど俺にたばこを吸うなと言って泣いていたくせに
俺の体のことを考え、俺が悪い方向に行かないように説得してくれていたはずなのに
だけど顔は相変わらず可愛かった
42:
それでも二年ぶりに会えた喜びに比べたらそんなこと小さなことだった
俺「あ、久しぶり」
元カノ「あ、うん」
俺「話ってなに?」
元カノ「とりあえずここじゃあれだし…」
俺「飯でも食いに行く?」
元カノ(
43:
元カノ「いや…うちくる?」
まさかの超展開
にやけそうな顔を全力で堪えて彼女の家に行くことになった
53:
彼女の部屋に着いた俺はとりあえず座った
元カノ「なんか飲む?」
俺「うーん、じゃあお茶ちょーだい」
元カノ「わかったまってて」
それから30分くらい世間話をしてたんだが、痺れを切らして俺から聞いたんだ
54:
俺「んでさ、なんか話あるんやろ?」
元カノ「あ、そうそう。最近テロが起きたり犯罪が絶えなかったり、世間がよくない方向にいってると思わない?」
俺「え…あ、そうだね」
元カノ「なんでだと思う?」
俺「えっと…は?よくわかんないな」
この時は何の話をしてるのか分からなかったし、いつ告白されるのかワクワクしてた
マジでバカだった
57:
元カノ「全てはね、神様がお怒りになってるから起こってることなんだよ」
俺「あぁ、うん?神様?そうなん?」
元カノ「俺くんは人間ってどうやって世界に誕生したと思う?進化?創造?」
俺「うーん、進化論が定説だけど俺は創造でも別におかしくないと思うかな」
元カノ「そう!!俺くんよくわかってるよ!人間は神様に創られて誕生したんだよ!!」
地雷を踏んだのかここから怒涛の神様話が繰り出された
正直、アホみたいに告白待ちしてた俺は拍子抜けして
(あぁ2chでよく見る勧誘ってやつかー引っかかった俺バカだなー)なんて思って流してた
59:
>>57
ふつうこんな細かく会話覚えてるか?
62:
>>59
今日の話ってのもあるし、うろ覚えの部分は端折ったりこんな感じだったなってイメージで書いてる
100%そう言ってたか自信は無いけどほぼこの内容通りだ
58:
だけど俺が付き合ってる時はこんなに饒舌に話せるような子じゃなかったし、ジャニーズが好きだってこと以外を嬉しそう語る元カノを初めて見たからめちゃくちゃ違和感があった
少なくとも俺が付き合ってた二年前までは宗教にのめり込んでたりしてなかったと思った
だから聞いたんだ
61:
俺「元カノってさ…いつからその宗教入ってるん?」
元カノ「私は二年前に入ったけど、いつ入っても皆平等に幸せになれるよ!」
俺「二年前?ってことは俺と別れてからってこと?」
元カノ「そう、俺くんと別れて寂しくしてた時に○○くんが親身に相談に乗ってくれて。それで○○くんと付き合うことになったんだけど○○くんがこの宗教に入ってて、いつも○○くんにこの宗教の話されてて幸せになれるって言うからお母さんと私が入ったの」
○○くん誰だよ
分かってたことだったけど俺と別れてから彼氏作ってたことに胸が痛んだ
そしてそれ以上にお母さんまで入ってたことに驚いた
64:
そりゃあ彼氏くらいできるだろ
67:
>>64
いや、わかってたことだったんだが…
元カノの浮いた話を一回も聞いてなかったぶん、ショックが大きかった
65:
お母さんまで
66:
勧誘だと分かってようやく落ち着いて周りを見ることができた
たぶん驚きすぎてそれまでのウキウキワクワクが無くなったからだと思う
元カノの部屋の様子が少し変だった
制服と学生鞄、そして二年前まで貼ってあった嵐のポスターが無くなっていた
俺「なぁ、なんで制服とか置いてないん?てか学校は?」
元カノ「学校は一年前に辞めたよ、○○くんがうちの宗教をバカにする奴がいるところなんて辞めろって言うから。お母さんも賛成だったし」
正直狂ってると思った
そりゃ変な宗教のことをこんなに楽しそうに語られても高校生が受け入れてくれるわけないだろ
73:
俺「嵐は?好きじゃなくなったん?」
元カノ「○○くんがジャニーズ嫌いだって言うから、○○くんだけ見てろって言われて全部捨てた」
○○くんの話ばかりする元カノに俺はイライラしていた
元カレを前に今カレの話ばかりしやがって、しかも勧誘かよこいつって思ってた
俺「…はぁ、で?結局どうしたいわけ?俺は知ってるだろうけど家が仏教だからその宗教には入れんよ。」
元カノ「それはわかってる、だけど今俺くんが幸せじゃないから誘ってるんだよ。大丈夫、うちもお父さんたちは仏教だったけど離れて暮らすことにして今はお母さんと二人で暮らしてるから。○○くんだって、働いてるんだし家を出ればいいよ!」
言葉が出なかった
元カノにはお父さんの他にお姉さんとお兄さんがいたんだがいつの間にか別居していた
そして俺に一人暮らしをさせてまで宗教に入れようとしてきた
79:
俺だけを見ろっていう彼氏が彼女が男部屋に連れ込んで勧誘させんのか?
87:
>>79
居なくなってたみたいだ
81:
俺「ごめんけど俺の給料じゃ学校通いながら一人暮らしはできん。そもそも俺が幸せじゃないってなんで分かるん?」
元カノ「さとかちゃんが言ってたもん。まだ私のこと引きずってるみたいだって!だから私と同じ志を持ってほしくて!」
さとか……誰だ。
俺の知らない奴の名前が出てきて余計話がわからなくなった
俺は知らないやつから引きずってることを伝えられたみたいだった
事実だったけど、今さっきまでは。
俺「さとかって誰なん。たしかに俺は元カノのことが好きやったよ。けど今の元カノは好きじゃない。」
元カノ「そんなわけないよ!今日来てくれたのだって好きだからなんでしょ?!」
85:
俺「勧誘されるとは思ってなかったわ。元カノ変わったな、今の元カノすっげー変やぞ」
元カノ「俺くんも私のことバカにするの!?!?」
部屋に元カノの叫び声が響く
(えー…勧誘するメンヘラかよ)
なんて思ったりもしたが、元カノの叫び声なんて好きになって初めて聞いたから体が硬直してしまった
元カノ「○○くんが勧めてくれたから入ったのに!!○○くん居なくなっちゃったんだよ?!?!私の全部あげたのに!!マジ意味わかんない!!アァァァァァ!!!」
みたいなことを言いながら物を投げつけられた
何が本当なのか俺にも分からないが、彼女の話では最近その男と連絡が取れなくなっていたみたいだった
もうこの時の俺に恋心なんて淡い気持ちは1ミリも残っていなかった
86:
悪い物に憑依されちょるよそのオナゴは
宗教怖い((((;゜Д゜)))
88:
個人経営みたいなのもあるから
ソッチじゃないのかな・・・
90:
神様、創造とかいってるやつがヤニってありえねーよw
93:
>>90
今考えてみるとその通りだが、その時は期待とか驚きとか怒りとか色んな感情がありすぎて特に気にとまらなかったな
それより元カノがタバコ吸ってることのほうが驚きだったわ
91:
俺「……帰るわ。今までのことは全部忘れるわ、んじゃ。」
俺は帰ろうとした
いや、帰りたかった
こんな元カノの姿できることなら見たくなかったし、これ以上みたくないと思った
元カノ「待ってよ!!何がだめなの?!私の!!わけわかんない!!」
そういって元カノは俺の腕に噛みついてきた
噛むと言っても甘噛みじゃなくて、ほんとに肉をかじりとる強さだった
俺はとっさに元カノをベッドに投げ飛ばし、やってしまったと思って大丈夫かと声をかけようとした
だけど、ベッドに飛んでいった元カノが見たことない顔で俺を睨んでいてめちゃくちゃ怖くなって逃げ出した
94:
まぁそれからはこのスレたてて、学校行って、帰ってきたくらいだ
今日で俺の長かった恋が完全に終わった
元カノは着拒したから多分もう一生関わること無いと思う
所々端折ったり、書くときに色々思い出したりして書いてないところもあるけど
これは紛れもなく今日起こった事実だ
95:
お疲れ様
101:
>>95
ありがとう
96:
今日のことなのかよ!
101:
>>96
日を跨いだから昨日の話になったけどな!w
97:
宗教って心の弱みに付け込んで洗脳するからなぁ
女は依存と承認欲求も強いから流されやすい
101:
>>97
まぁ俺は○○くんが原因だと思っておく
そうじゃないと俺がいたたまれないだろw
98:
人が壊れるとここまで変わるのかって実例になったな
101:
>>98
事実は小説より奇なり、だったわw
99:
ちなみに、俺は二年半付き合ってたが恥ずかしかったのとまだ中学生だったこともあってキスもしたことなかった
引きずってたのもあって俺は未だに童貞
それなのに元カノは俺と別れて1ヶ月でSEXして色々仕込まれてたみたいだからやっぱ手は出せるときに出しておいた方がいいと思うぞ
100:
辞めさせるときは代わりの信じる相手を与える必要あるけど
前以上に依存が強くなるし、発狂のしやすさも激しさもレベルが上がる
やるには覚悟と根気とものすごく必要でこっちが耐えきれなくなる
102:
>>100
俺のことを信じてくれるんならどんなに重くても愛し抜く自信はあったけどな
宗教と○○くんの板挟みにあってたから俺には無理だ
103:
まぁ吐き出せてよかった
ROM専が初めてスレ立てしてみて読みにくかっただろうが最後まで付き合ってくれてありがとう
なにか質問があれば答えれる範囲なら何でも答えるぞ
104:
元カノの親父さんと兄弟はどうしてるか知らない?
正直、元カノ完全に壊して別人格作った方がいいんじゃね?ってレベルに思える
105:
>>104
お父さんは仕事の関係で元々出張ばかりだったから、今どこにいるかは分からないって言ってた
お兄さんお姉さんはめちゃくちゃ頭がよくて兄弟揃って九大に通ってるらしく、九大近くに住んでるらしい
金の問題とかは聞いてないからわからん
106:
みんな平等に幸せになれると勧誘しながら
自分自身が幸せになれてないこと気づいてるのかな
107:
>>106
多分信仰が足りないって思ってたんじゃないかな
じゃないといきなり俺を勧誘してくる理由も無いと思うし
108:
勧誘成功人数で地位というか信仰心ランキング上がるのかもね
両足がどっぷり浸かってるわ
109:
>>108
そうだったとしたら相当むかつくな。
110:
次は上司の部長あたりと二人で勧誘に来るぞ・・・
111:
>>110
多分俺の家の場所知らないと思うんだが
だけど謎のさとかちゃんが怖すぎてどうしようもない
11
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