吹雪「ショタ司令官さんと鎮守府の秘密」back

吹雪「ショタ司令官さんと鎮守府の秘密」


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1:
加賀「提督、新しい書類です。」スッ
ショタ提督(以下提督)「うん」カキカキ
長門「提督、こちらに戦闘報告書類に印鑑を」スッ
提督「うん」ポン
加賀「あと本日の装備開発書類に確認を」
長門「こちらのデイリー任務、出撃終了の印鑑を」スッ
提督「うん」スラスラスラ ポン
2:
加賀「以上でデイリー任務は終了です。お疲れ様です。」
提督「あの・・・建造は?」
加賀「ダメです。」
長門「ダメだ」
提督「何でずっと建造がダメなの?」
加賀「鎮守府は現在資材が不足してるからです(嘘ですが)」
長門「戦力も揃ってるしな(新しい艦が来たら提督との時間が減ってしまう)」
3:
提督「どうしても?」
加賀&長門「だめです!」だっ!」
提督「・・・・・」
加賀「そろそろ夕飯の時間です。間宮に行きましょうか」
長門「抱っこしてやろう」ヒョイ
提督「あっ!じっ、自分で歩けるよ!?」バタバタ
長門「提督とはいえ子供が遠慮するんじゃないぞ?」ハッハッハッ
4:
?間宮?
加賀「提督あーんして下さい」スッ
提督「えっと・・・・あーん///」パクッ
長門「提督こっちもあーんしてくれ」スッ
提督「・・・・・あーん///」パクッ
提督「//////」モグモグ
5:
加賀「美味しいですか提督?」
提督「・・・うん」
長門「ではもう一度だ!」
提督「そのっ・・・恥ずかしいよ///」
長門「何を恥ずかしがる!何も恥じる事なんか無いぞ!」
加賀「まったくです」
6:
赤城「あの二人は相変わらずですねぇ」モグモグ
飛鷹「ちょっと提督を甘やかせ過ぎじゃないかしら?」
赤城「提督はどちらかと言うと困惑してる感じですけどね」モグモグ
飛鷹「と言うか何でここは秘書と旗艦が別々なのかしら?」
赤城「加賀さんと長門さんがどっちも譲らなかったので別けたらしいですよ」ススス
飛鷹「あの二人が秘書艦と旗艦だからって提督とイチャイチャし過ぎだって金剛さんが怒ってたわよ」
金剛「ヘーイ♪提督――!」
飛鷹「ウワサをすれば・・」
7:
金剛「長門&加賀――そこの場所を交代スルネー!」
長門「私は第1艦隊旗艦だ!提督とは常に一緒にいなければならない!」
加賀「私も秘書艦なので提督とは常に行動を共にします。」
金剛「なら旗艦と秘書艦の座を交代スルネー」
長門&加賀「嫌です!」だっ!」
金剛「Booooo!二人は提督に悪影響ネー!」
8:
金剛「そんな仏頂面の二人が提督の近くに入るなんて提督の笑顔が無くなってしまいマース!!」
加賀「仏頂面?」
長門「悪影響だと?」
金剛「それに汗臭くて提督が迷惑してるハズデース」
加賀「腹が立ちました」
長門「この長門を愚弄する気か?」
金剛「YESー!!そう比叡が言ってたネーー!!」
比叡「えっ!!?」
9:
加賀「腹が立ちました。少し外で話し合いましょう」ガシッ
長門「ああ、ちょっと話をする必要があるな!コブシで」ガシッ
比叡「ひぇぇぇぇぇ!!!」ズルズルズル
金剛「ヤッタネ」
榛名「邪魔者を全て一度に片付けるとは!!」
霧島「さすが金剛お姉様です!!」
26:
金剛「邪魔者は消えたネー!提督ぅぅぅーーー!」
提督「うっ」ビクッ
金剛「あーんするネー」スッ
提督「・・・あーん」パクッ
金剛「ヘーイ提督♪私を秘書艦にするネー♪」
榛名「榛名を第2秘書艦にどうでしょう?」
霧島「私を第1艦隊旗艦にどうですか?」
27:
飛鷹「凄い売り込みねぇ・・・・」
赤城「金剛姉妹の皆さんはいつもそうですからね」モグモグ
提督「長門と加賀がダメだって・・・・・」
金剛「提督は二人の意見を聞きすぎデース!」
提督「建造もしたいんけどダメだって言われて」
金剛「ここは提督の鎮守府ネー♪建造も出撃も提督の意見が優先デース」
金剛「二人の意見なんか聞かず交代も建造もノープログレムネー♪」
長門&加賀「そこまでです!」だっ!」
28:
霧島「もう比叡お姉様とのお話はおわったのですか?」
比叡「」大破
金剛「oh!比叡を大破させるとは酷い奴ネー」
ギャー ギャー
提督「・・・・・」モグモグモグ
瑞鶴「全くあいつらはいつも飽きないわねぇ」
提督「あっ・・瑞鶴」
29:
瑞鶴「さっき金剛が言ってたけど建造も出撃も提督が自由にしたらいいのよ」
瑞鶴「あんな一航戦の言うこと何か別に聞かなくたっていいんだから」
加賀「五航戦、何を勝手に提督へ近づいてるんですか?」スタスタ
瑞鶴「それじゃ、面倒なのがきたから私はこれで」スッ
加賀「全く油断も空きありませんね。五航戦は」
提督「・・・・」
―――――
――――
―――
――

30:
加賀「提督、そろそろお休みになられれば?」
提督「もうちょっと起きてちゃだめ?」
加賀「夜更かしはお体に障ります。」
提督「まだ眠たくないよ?」
長門「ならこの長門が提督に添い寝をしてやろう!」
加賀「私も提督が眠れるよう添い寝します。」
提督「わ、わかったよ!寝る!!お休みなさい」ガチャ 
バタン
長門「そんなに照れなくてもいいのにな!」ハッハッハッハッ
加賀「全くです」
31:
提督「・・・・・眠くないのに」
提督「・・・・・・・・・」
提督「建造してみようかなぁ」ボソッ
提督「金剛も瑞鶴も良いって言ってたし・・・・・・」
提督「ちょっと位いいかな」
提督「いいよね・・・・」
ガチャ
提督「・・・・・・」キョロキョロ
バタン
????
????
????
32:
?工廠?
提督「確か長門が入口を封鎖しちゃったけど裏に穴があったはず・・」キョロキョロ
提督「あったあった」ゴソゴソゴソ
提督「妖精さんいる??」
ナンデスカー?
提督「建造をお願いしたいの」
シゲンハイクラニシマスー?
提督「あっ!そういえばうち資材が不足してるって加賀がいってたんだ・・・どうしよ」
シゲンアリマスヨー
提督「えっ?」
33:
コレデスー
提督「何でこんな所に大量の資材が?帳簿にもこんなの載ってなかったはずだけど・・・・」
オオガタケンゾーシマショーカ?
提督「えっと、じゃそれでお願い」
バーナーモツカッテイイデスカ?
提督「うん」
カンセイシマシター
34:
提督「一体どんな艦娘が来たのかな・・・」 ワクワク
パァァァ
扶桑「扶桑型超弩級戦艦扶桑です。これからよろしくお願いします。」
扶桑「あなたが提督ですか?」
提督「うん!それよりもその艦橋・・・」
扶桑「これですか・・・これは私が欠陥と・・」
提督「かっこいい!!!」キラキラ
扶桑「えっ?かっこいい?」
提督「うん!とってもかっこいい!」キラキラ
35:
扶桑「(そんな事言われるなんて・・)」スッ
扶桑「・・・」ナデナデ
提督「えっ?扶桑何で撫でるの?」
扶桑「あっ、すいませんつい・・・(もっと撫でたい)」
扶桑「あの、その、撫でていいですか?」
提督「別にいいけど?」
扶桑「・・・・」ナデナデナデ
提督「えへへへ////」
扶桑「(かわいい)」
40:
提督「あっ///あの・・もういいかな////」
扶桑「あっ・・・そのすいません(もっと撫でたかった・・・・)」シュン
提督「どうしたの?」
扶桑「いっ!いえ!それでは今後の事を伺いましょう」
提督「あのそれが・・・・」
????
????
扶桑「つまり私は秘書艦達の許可無く建造されたと?」
41:
提督「うっ・・うん」
提督「よく考えたら二人に扶桑を会わせたら解体しろって言うかも」
扶桑「建造早々解体だなんて・・・」
提督「ごっ、ごめんなさい」ペコッ
扶桑「別に提督が謝らなくても」アセッアセッ
提督「あの!明日には許可を貰ってくるからここで隠れてて!!」
42:
提督「資材もたくさんあるから好きに食べてていいから」
提督「ここにいるのは二人だけの秘密で!」
扶桑「ふふっ、二人だけの秘密ですか。わかりました扶桑ここで待機しておきます。」
提督「(長門達に何て言おうかな・・・・)」
――――
―――
――

43:
?翌日?
提督「ねぇねぇ加賀」
加賀「どうしました?」
提督「建造がダメなのって資材が少ないからでしょ?」
加賀「まぁ、そうです」
提督「じゃ資材があれば建造してもいいの?」
加賀「うちは戦力が揃っているので建造の必要は無いかと」
49:
提督「えっと・・・戦艦とか不足してない?」
加賀「戦艦ですか?」
提督「そう、戦艦」
加賀「足りない訳ではありませんが戦艦ならまあ(空母でないなら)」
ドンッ
長門「ちょっと待った!!」
提督「」ビクッ
50:
長門「ここにはこの長門がいる!!」
長門「よって戦艦などいらん!!」
長門「もし必要になるなら空母だ!!(戦艦だと被ってしまうではないか)」
加賀「この私が鎮守府にいる限り空母など必要ありません」
加賀「寧ろ一部足でまといの空母を減らしたい位です。」
51:
提督「じゃ、じゃあ潜水艦どかどう?」アセアセ
加賀&長門「潜水艦?」
提督「そう、潜水艦!!」
長門「まあ潜水艦なら問題無いな(私と被らないし)」
加賀「資源も余り使いませんし(空母で無いなら)」
提督「・・・・・」
52:
?夜?
提督「扶桑に何て言おうかな・・・・」スタスタ
提督「潜水艦になってくれって・・・なれるわけないし」
提督「とりあえず工廠いこ」スタスタ
提督「・・・・・・・・」スタスタ
吹雪「?」
53:
夕立「あれっ?吹雪ちゃん深夜のランニング終わったっぽい?」
睦月「終わったなら一緒に寮に戻ろ」
吹雪「いや、ランニングは終わったんだけど、今司令官さんが工廠に」
睦月「工廠?工廠は長門さんが前に入り口を封鎖したはずだよ?」
吹雪「いや・・・それが工廠裏に行ったみたいなんだけど」
夕立「何かオモシロそうだから後を付けるっぽい!!」
―――
――

54:
提督「扶桑いる?」
扶桑「zzzzz・・・・」
提督「あっ・・・・寝てる」
提督「起きたら扶桑に何て言おう・・・・・」
提督「・・・・・・・あっ!そうだ!!」
55:
提督「潜水艦を建造すればいいんだ!」
提督「扶桑と潜水艦を一緒に紹介すれば扶桑だけ解体なんてならないはず!」
提督「・・・・多分」
提督「・・・・・・・」
提督「・・・・・・・」
提督「妖精さん!」
ナンデスカー
56:
提督「建造をお願いします!」
シゲンリョウハドウシマス?
提督「えっと、えっと・・・たくさん!」
ワカリマシター バーナーハ?
提督「使っちゃって!」
ワカリマシター
提督「これでうまくいけば・・・」
カンセイシマシター
提督「・・・」ドキドキ
57:
パァァァ
大和「大和型一番艦、大和です!!連合艦隊旗艦として頑張ります!!」
提督「えっ・・・・大和?」
大和「はい♪あなたの大和です!!」
提督「大和って潜水艦?」
大和「??いえ、大和は超弩級戦艦ですよ♪この46cm3連装砲が自慢です♪」
提督「どっ・・どっ・・・・どっ、どうしよ」
大和「?」
扶桑「zzz・・・」ピクッ
扶桑「・・・あっ・・・提督いらしてたんですね。」
扶桑「すいません扶桑、寝てしまってました・・・・・そちらは?」
61:
大和「はじめまして!大和です!!」
扶桑「やっ、大和!!!??」
大和「?」
扶桑「てっ!提督!大和を建造なさったんですか!?」
提督「・・・・そっ、それが」
扶桑「私の次が大和だなんて・・・・」ヘナヘナヘナ
63:
提督「ふっ、扶桑!大丈夫!?」
大和「?」
大和「(しかし可愛らしい提督ですね)」
大和「(でも何故か元気がありません・・・・)」
大和「(そうだ♪)」ヒョイ
提督「えっ・・うわっ!」
64:
大和「どうです♪大和の肩車は?」
提督「えっ、えっと」
提督「すっ、すっごく見晴らしがいいかな?」
扶桑「ちょ、ちょっとあなた提督に何をしているの!」
大和「えっ?私は提督に喜んで貰おうと肩に乗せただけで・・・・」
扶桑「提督が怪我をなさったらどうするんです?早く下ろしなさい!!」
65:
提督「べっ、別に僕は平気だよ?」
扶桑「ダメです!危険です!とにかく下ろし下さい!」
大和「えっ、わっ、わかりました」スタッ
扶桑「提督!お怪我は!?」ムギュュュ
扶桑「(戦力はまだしも提督の心まで奪われては・・・提督は渡しません)」
提督「ふっ、扶桑、胸が、ぐ苦じぃぃはなじでぇぇ」ムギュュュュュ
扶桑「あっ、しっ、失礼しました!」パッ
66:
大和「・・・・」ジッー
扶桑「・・・・何かしら?」
大和「いえ、別に・・・」
扶桑「・・・・・・・・」バチバチバチ
大和「・・・・・・・・」バチバチバチ
提督「?」
テートクサン
70:
提督「」ビクッ
夕立「提督さん?そこで何してるっぽい?」
睦月「こんな夜中に何してるんです?」
吹雪「そちらの方?見たこと無い方ですね」
提督「あっ・・・見つかっちゃった・・・」
夕立&睦月&吹雪「?」
提督「みんなに事情を話すよ」
71:
????
????
????
睦月「なるほど」
夕立「夕立達は長門さんと加賀さんに黙っておくっぽい!」
吹雪「でも問題は・・・・」
扶桑「私の次が大和だなんて・・・・」
大和「その・・・潜水艦じゃなくてごめんなさい!!」
72:
提督「そんな!大和は悪くないよ!扶桑も元気出して!」
夕立「でも二人に何て説明して認めて貰うっぽい?」
提督「・・・・もう一度話してみるよ」
提督「だから扶桑と大和はもう一日ここで待ってて」
扶桑「ええ、いつまでもお待ちしております。」
大和「私もです!!」
扶桑「・・・・・・・・・・・・・」ジッー
大和「・・・・・・・・・・・・・」ジッー
73:
扶桑「大和さんは無駄に艤装が大きいので見つからない様に注意してください」
大和「扶桑さんもその意味不明な艦橋で見つからない様気をつけてくださいね」
扶桑「・・・・・・・・・・・・・」
大和「・・・・・・・・・・・・・」
扶桑「・・・・お互い」
大和「・・・・・気をつけましょう」
提督「?」
―――
――

77:
提督「はい!あーんして!」
長門「今日は提督が食べさしてくれるのか!!」
提督「うん!」
長門「これはあり難いなぁ」パクッ
提督「はいっ!」スッ
長門「いやぁ提督が食べさせてくれて私は幸せだぞ!」パクッ
提督「(今なら機嫌が良いし大丈夫かな?)」
78:
提督「ねぇ長門」
長門「ん?どうした?」
提督「大和と扶桑って知ってる?」
ドンッッッ
提督「」ビクッ
長門「提督・・・・今何と?」
提督「えっ・・えっと大和と扶」
長門「提督!!」
79:
提督「なっ、何?」ビクビク
長門「大和とは化け物名前だ!!」
提督「ばっ、化け物!?」
長門「そうだ!鎮守府に存在したら最後だ!その鎮守府は食いつぶされてしまうぞ!」
長門「大和はとんでもない極悪非道の戦艦だ!」
長門「もしこの鎮守府に現れたら即解体をしなければならない!」
長門「じゃないと私の立場が危うくなる!!(じゃないとこの鎮守府の終わりだ!!)」
陸奥「姉さん。本音と発言が逆よ・・・」
提督「・・・・・」
―――
――

80:
提督「と言う訳で長門は大和を危険視してるみたい・・」
大和「そんな・・・・何もしてないのに」
扶桑「大和さん可哀相ですね。でも仕方無いですよね。解体」
大和「扶桑さんが羨ましいです・・・・能力が低くて」
扶桑「・・・・・・今何と?」
81:
大和「立場を危うくさせる程能力が高く無く羨ましいと言ったんですが?」
扶桑「そうね。能力が高く無くて良かったわ。おかげで解体されないわけですし」
大和「でも能力が低すぎでお荷物にならないで下さいよ」
扶桑「ええ、あなたと違って提督のお側で頑張るわね」
大和「・・・・・・・・・・」
扶桑「・・・・・・・・・・」
提督「?」
82:
夕立「で、どうするっぽい?」
睦月「どうしたらいいんだろね?」
青葉「これは困りましたねぇ」
吹雪「いつまでも隠すのも・・・・・って青葉さん!?」
提督「あっ青葉!?」
扶桑&大和「?」
青葉「ども、ども、青葉型重巡青葉です。」カシャカシャ
83:
青葉「いや?司令官がコソコソ何をしてるかと思えば秘密裏に建造をされてたとは」メモメモ
青葉「これは大スクープですねぇ」
提督「えっと・・・・この事は秘密に・・」
青葉「ダメですよ?青葉は記者としてこの件を記事にします!!」
提督「」
青葉「そうですねぇ見出しは【司令官!深夜の建造密会!?】とかでいきましょうか?」メモメモ
提督「(そんな記事が出たら長門と加賀が何をするかわかんない)」
84:
提督「(ひょっとしたら大和も扶桑も即解体されちゃうかも・・・)」グスッ
青葉「どうしました司令官?」
提督「うええええええん」ポロポロ
全員「!?」
提督「そんな記事出たら大和も扶桑も解体されちゃうよ」ポロポロ
提督「嫌だよぉぉそんなの嫌だよぉぉぉぉ」ウェェェェン
青葉「ちょ、ちょ、ちょ、司令官落ち着いて下さい!!」
85:
提督「うええええええええええええん」ポロポロポロ
青葉「なっ、泣き止んで下さい!(こんな事が長門さんと加賀さんにばれたら間違いなく殺されます!)」
扶桑「主砲!!副砲!!発射用意!!目標敵重巡青葉!!」
大和「46cm砲発射準備!!一発で敵を仕留めます!!」
吹雪「睦月ちゃん!!夕立ちゃん!!」
睦月「生コン用意するね!!」
夕立「ドラム缶持ってくるっぽい!!」
青葉「(違う!長門さんと加賀さんにばれるまで青葉死んじゃいます!)」
91:
青葉「ちょ、わかりました!わかりましたから!!!長門さんと加賀さんには秘密にします!」
提督「グズッ・・・・グスッ・・・・本当に?」
青葉「ホントです!!青葉は嘘つきません!(嘘ですが)」
青葉「だから泣かないでください!!」
提督「グスッ・・・・・じゃ、ゆびきりしれくれる」つ
青葉「はいっ!(まあゆびきり位なら)」つ
92:
提督「指きりげんまん嘘ついたら針千本飲?ます!」
青葉「指きった!!」
提督「・・・・約束だよ?」
青葉「勿論です!(さて部屋に戻って新聞の準備をしますかねぇ)」
吹雪「司令官、指きりげんまんのげんまんとは1万回殴ると言う意味ですよ。」
93:
大和「じゃあ、約束を破ったらこの大和が提督の代わりにが青葉さんを1万回殴ってあげます!!」
扶桑「なら、私は針を千本飲ませます。最後の1本まで確実に・・・」
提督「二人ともありがと♪」エヘヘ
青葉「」
青葉「」
青葉「」
提督「どうしたの?」
青葉「いえ・・・・(ひょっとして青葉とんでもない約束をしたのでは・・・・)」
94:
夕立「吹雪ちゃん!ドラム缶準備出来たけど解決したっぽい?」ガラガラガラ
睦月「生コンも用意出来けど?」
吹雪「ごめんね。何かその解決したみたい」
睦月「そうなんだ。じゃ片付けよっか」
夕立「直すっぽい」ガラガラガラ
ナマコンドーシヨ? ズイウンカタメテウミニシズメレバイイッポイ
95:
青葉「・・・・・」
青葉「あの・・・司令官、その代わりといってはあれ何ですけどお願いが」
提督「?」
青葉「司令官の日常写真を取らせて欲しいなぁーっと」
提督「写真?」
96:
青葉「執務中の写真とか睡眠中とかお風呂とか食事中とかお風呂とかお風呂とかですね」
提督「別にいいよ?」
大和「あの」ヒソヒソ
扶桑「その写真出来たら」ヒソヒソ
青葉「勿論完成したらお二人にも渡しますから」ヒソヒソ
―――――
――――
――

97:
加賀「・・・・・」
明石「・・・・・」
長門「どうかしたのか?」
加賀「いえ、提督が」
長門「提督がどうした!?」クワッッ
98:
明石「ちっ・・・・近いですよ」
長門「何があったんだ!!」
明石「いえ・・・最近提督のお昼寝の時間が長いと思いまして」
長門「病気か!?急いで医者に見てもらわなければ!!」
明石「いや、提督は健康そのもので病気ではないかと」
長門「病気ではない?なら一体何だ!」
99:
明石「例えば夜寝れないとか?」
長門「夜に眠れない?」
明石「まあ、例えばですね。騒がしくて寝れないとかですかね?」
長門「川内だな!シメテくる!」ダッッ
明石「ちょ、ちょっと待って下さい!!あくまで予想ですよ!」
長門「なら他にどんな原因がある!?提督の安眠を妨害するとは極刑に値するぞ!!」
100:
加賀「ひょっとして」
長門「何かあるのか!?」
加賀「金剛型が夜に来てるのでは?」
長門「金剛達だと?」
加賀「彼女らは常に提督と行動を共にする私達を邪険にしてる節があります」
加賀「ひょっとして提督が寝静まる前に部屋に行き近付いているのでは?」
101:
長門「あいつら、提督の安眠を妨害し自分達の売り込みをしているんだな!!」
明石「あの・・・まだ何も決まった訳じゃありませんし」
加賀「確かにそうですが出る可能性がある杭は今のうちに打って置かなければいけません」
長門「今夜提督が部屋に戻られた後、金剛達の部屋に殴り込みをかけるぞ!」
加賀「ええ」
明石「・・・・・」
103:
―――
――

提督「今日は青葉の写真撮影でお風呂が長くて疲れちゃった・・」
扶桑&大和「・・・・・」グッッッ
提督「どうかしたの?」
扶桑&大和「いえお気になさらず」
提督「?」
104:
提督「でもどうすれば・・・」
大和「といいますと?」
提督「青葉は黙っててくれるけど根本的な解決になってないでしょ?」
吹雪「確かにそうですね・・・」
 アッ!ダレカイルピョン
提督「?」
夕立「誰かきたっぽい!」
105:
提督「えっ!?二人とも早く隠れ・・」
卯月「青葉の話は本当だったぴょん!」
古鷹「大和型を隠していらしたとは」
鈴谷「提督も話してくれば協力するのに」
金剛「黙ってる何て水臭いデース!!!」
ガヤガヤガヤ
106:
提督「見つかっちゃった・・・・ていうかみんな何でここに?」
熊野「青葉から聞きましたわよ。勝手に戦艦を建造したと」
提督「青葉!?だって黙ってくれるって約束したのに」
青葉「ども♪ども♪」テヘッ
提督「・・・・・」
107:
青葉「ちょ!大和さん胸倉掴まないで下さい!痛いですよ!」
扶桑「あなた提督を騙したの?」
青葉「いや、長門さんと加賀さんには話さないと言う約束なので一応守ってるかな?と」
大和「へぇ?そうなんですか」
青葉「あの大和さん・・・出来たら無表情で青葉の眉間に主砲を当てないで欲しいんですけど・・・」
108:
扶桑「提督を騙した覚悟は出来てるんでしょうね?」
青葉「ちょ、ちょっと待って下さい!そっ、そうだこれ!これどうぞ!」つ封筒
大和「これは?」
青葉「この撮ったばかりの提督秘蔵写真セットでここは穏便に」ヒソヒソ
扶桑&大和「・・・・・・・」ヒソヒソヒソ コクッ
大和「一人1セットですか?」
109:
青葉「今はありませんが焼き増しします!」
扶桑「ではこれで手を打ちましょう」ガシッ
―――
―――
―――
?同時刻金剛型部屋前?
長門「では行くぞ!」
加賀「ええ」
バンッ
110:
長門「全員大人しくしろ!提督の・・・・・・あれっ?」
加賀「誰もいませんね」
長門「ひょっとして金剛達はもう提督の部屋に!?」
加賀「急いで提督の部屋に行きましょう」ダッ
長門「待っていろ提督!!今助けてやるからな!!」ダッ
バンッ
長門「大丈夫か提督!!・・・?」
111:
加賀「・・・いない?」
長門「何処にいったんだ提督っっっ!!!きっと金剛達に攫われたんだ!」
長門「そうに違いない!!!」
加賀「艦載機発艦させます」ビュン
長門「とにかく探すぞ!!他の奴も呼んで全員で探す!!」
加賀「ええ」
112:
――――
――――
――――
長門「どういう事だ?提督や金剛達、陸奥ら他の艦娘達も全員いないぞ!?」
加賀「赤城さんもいません・・・・これは一体?」
長門「艦載機はどうだ?」
加賀「何もみつかりません」
長門「あと探してない場所は?」
加賀「工廠位です」
長門「工廠に行くぞ!」ダッ
113:
――――
――――
――――
瑞鶴「しかしあの一航戦にどうやって話す?」
陸奥「姉さんも大和型が着任した何て聞いたら何をするか」
提督「どうしよ・・・」
羽黒「あっ!あの!!」
提督「?」
114:
羽黒「わ、私のなんかのアイデアでよければ、」
提督「是非教えて!!」
羽黒「そのっ、お二人を罠にハメて無実の罪で秘書艦と旗艦の職務を奪うんです!」
羽黒「これでお二人の発言権と権利を剥奪します」
羽黒「そのタイミングで新たに建造したという事でお二人に秘書艦と旗艦に着任してもらいます。」
羽黒「その後お二人で長門さんと加賀さんが無実の罪だったと証明するんです!!」
羽黒「筋の通すお二人は大和さん達に二度と逆らえない傀儡人形となります!!」
羽黒「どうでしょう!このアイデア!」キラキラキラ
115:
艦娘「」
提督「」
羽黒「あの?みなさんどうしましたか?」
足柄「アンタ意外に怖いこと考えてるのね・・・・・」
那智「羽黒、この後は家族会議だ」
羽黒「えっ?」
124:
 ガダッ ガタッ
 オイ!デンキガツイテルゾ!
提督「!?」
加賀「提督、やっと見つけました」
長門「工廠で何を?それに他の者まで集まって一体どうしたんだ?・・・・その二人は誰だ?」
提督「あっ!あのね二人とも、これには事情があってね」アセアセ
長門「(あの砲の大きさ・・・・)」
長門「お前は・・・・・・大和?」ギロ
大和「あーえっと・・・」
125:
加賀「五航戦、これは一体どういう事?」
瑞鶴「ちょっと!!なんでこんな時はアタシに聞くのよ!?」
加賀「回答次第では許しません」
瑞鶴「何でアタシが悪い事前提なの!?おかしいじゃない!!」
加賀「黙りなさい五航戦、あなたが提督をたぶらかして建造をさせたのでしょう」ビッッ
126:
瑞鶴「弓を構えないでよ!!アタシは提督に建造を進めた事・・なん・・・・て・・・」
―――
―――
―――
瑞鶴「全くあいつらはいつも飽きないわねぇ」
提督「あっ・・瑞鶴」
瑞鶴「さっき金剛が言ってたけど建造も出撃も提督が自由にしたらいいのよ」
瑞鶴「あんな一航戦の言うこと何か別に聞かなくたっていいんだからね」
―――
―――
―――
瑞鶴「・・・・あっ」
127:
加賀「どうやら自分の罪を思い出した様ね。覚悟なさい」ギリッ
瑞鶴「誤解よ!いや誤解じゃないけど、そうじゃないって言うか」
提督「加賀!瑞鶴は何も悪くないんだよ!」
加賀「提督はお優しいですね。こんな罪深い者を庇うとは」
加賀「でも罪は背負わなければいけません。提督、始末するので少々お待ちください」
瑞鶴「ちょっと待ってよ!第一に秘書艦隊が建造を止めさせる事がおかしいのよ!」
128:
加賀「いい加減に黙りなさい。私のする事はいつも9割正しいのよ」
伊勢「日向、あとの1割って何だろ?」
日向「瑞雲だな」
長門「大和が・・もうおしまいだ・・・・・」ブツブツ
長門「いや・・・・・奴はまだ実践経験の無い戦艦・・・・・」ブツブツ
長門「今ならまだ・・・始末を・・・・・・そうだ」ブツブツ
129:
長門「はっはっはっはっ!!!そうだ邪魔者は全て消せばいいのだ!!」
長門「この長門の立場を揺るがす様な戦艦はいらん!!」
大和「!」
提督「!?」
長門「くらえっ!!主砲発射!!!!!」ダンッ!!ダンッ!!ダン!!
陸奥「ちょっと!?姉さん!!」
長門「はっ!!はっ!!はっ!!見たか?陸奥!!」
130:
長門「所詮大和と言えど、この長門の前では敵ではない!!」
長門「今ので奴はもう動けやs」
大和(小破)「ちょっと!危ないじゃないですか!」
長門「なっ、殆ど損傷が無いだと・・・?」
大和「聞いてますか!提督にもし当たったらどうするんですか!」
131:
長門「この長門の主砲を喰らって立っていい奴などおらん!!」
長門「も一度全砲発し」バキッ
提督「うええええええええええええん」ポロポロポロポロ
加賀「!?」
長門「!?」
提督「喧嘩しちゃいやだぁぁぁぁ」ポロポロ
扶桑「・・・」ギュッ
提督「・・・うっ・・うっ・・・ふ・・そう?」グスグス
132:
扶桑「大丈夫ですよ提督、この扶桑が喧嘩を治めましたから」
提督「本当?」グスグス
扶桑「もう皆さん仲直りしましたよね?」メクバセ
長門「あっ・・・そうだ!大和お前中々やるじゃないか!歓迎するぞ!」
長門「(とりあえず提督の手前致し方ない・・)」
大和「長門さんとやらも中々の主砲でしたよ!さすがですね!」
大和「(扶桑さんだけオイシイとこなんて何てずるい・・・)」
133:
加賀「五航戦、どうやら私の勘違いのようだったわ。ごめんなさいね」ギロッ
瑞鶴「ま・・まぁ、解かればいいのよ(色々言いたい事あるけどまあ我慢よ)」
伊勢「9割正しいと言った加賀が間違ってたようだね。日向」
日向「どうやら我々は加賀の残りの1割である瑞雲を見たようだな」
伊勢「日向、意味わかんないよ・・・・」
羽黒「どうやら解決したらしいですね。じゃ私はこれで」スタスタ
那智「まて羽黒、お前は今から家族会議だ」
―――
――

134:
吹雪「結局どうなっちゃったの?」
夕立「秘書艦と旗艦は交代制になったっぽい!」
睦月「と言っても当面は練度上げの為、大和さんと扶桑さんの回数が多いらしいけどね」
扶桑「提督、あーんしてください」
大和「提督!大和のラムネはどうですか?」
提督「えーっと、えっーと・・」
135:
金剛「悩んでるならアタシが食べさせてあげるネー♪」スッ
大和「ちょっと金剛さん!?」
扶桑「あなたの秘書艦は明日じゃないですか!!」
金剛「ミスのないように前日から提督のお側にいるデース!!」
大和「そんなのずるいです!」
ギャーギャー
13

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