新条ひなき「ホットスパイシー・ガールズ!」back

新条ひなき「ホットスパイシー・ガールズ!」


続き・詳細・画像をみる


※アイカツ! SSです
※時系列は152話「出会いに続く道」のある日
※地の文アリ
※書き溜めアリ
※次レスより本編スタートします! フフッヒ
2: 以下、
 とても信じられない、そして忘れられない一日になったと思う。
 トップアイドル星宮いちごを中心として全国ツアーを終えたばかりのSoleil、伝説的ユニットTristar、現スターライトクイーンと元スターライトクイーンを擁する国民的アイドルユニットのぽわぽわプリリン。他にも数々のアイドルたちと一緒のイベントに参加して、私たちは2位に輝いたのだ。
 1位のSoleilとの得票差は、あまりにも大きかった。けれど、あのそうそうたるメンバーを抑えたというのも事実だ。
----------------------------------------------------------------------------
3: 以下、
ひなき「本当にひなたちがやったんだよね……」
 未だにその熱は冷めない。
 大スターライト学園祭という大舞台で高まった、あの熱が。
 最初、学園祭に参加できる喜びやLuminasという新ユニットへの期待も大きかったが、不安もあった。ぽっと出のユニットに、どれだけのことが出来るだろうかとか。アイカツ8に選ばれた二人と、自分が釣り合うのだろうかとか。そして、情熱ハラペーニョのこと。
ひなき「……」
 情熱ハラペーニョ。初めて組んだアイドルユニット。大切な幼馴染、紅林珠璃とのユニットだ。彼女とのアイカツはとっても熱くて、とっても楽しかった。Luminasも楽しいけれど、情熱ハラペーニョの仕事も疎かにするつもりはなかった。
 けれど、時間が限られてしまうのは確かだ。珠璃は快く送り出してくれたが、本当は何か思うところがあったのではないか。そう、勘繰ってしまう。情熱ハラペーニョは順調に仕事が増えてきていて、これからが一番大事な時期だったと思う。
 なのに。こんな時期にひなが他のユニットを組んで。あまつさえ全国ツアーだなんて。
4: 以下、
 珠璃ともっと一緒にアイカツしたい。けれど、あかりちゃんとスミレちゃんと三人でのアイカツももっと進んでいきたい。相反する思いが自分の中にある。思ったよりも、ひなはかなり欲張りで我儘みたいだ。
 今は、この三人で何処まで行けるか試してみたい。三人のアイカツで何が出来るのか。どんな出会いがあるのか。楽しみで仕方がない。それが確かな思いだ。
 大空あかりというアイドルは、眩しい。彼女みたいに弾けるアイドルになりたい。芸能界で、小さくお利口さんに縮こまっていたひなの殻を破ってくれた彼女なら、彼女たちとなら、もっと弾けられるはずなんだ。
 だからこそ、
ひなき「珠璃に会いたいなあ」
5: 以下、
 本当は今後のこと、今自分の考えていること。そして珠璃の考えていることを話したいし、話しておくべきなのだ。なのに、なんとなく彼女と二人きりになるのが憚られて動けずにいる。負い目や気不味さを感じてしまう。
 こんなこと、今まで一度もなかった。紅林珠璃という少女は、私にとって切磋琢磨し合うアイカツ仲間でライバルである前に、幼い頃から芸能界を一緒に生きてきた、幼馴染で親友だった。気の置けない仲とはこのことを言うのだろう。彼女となら何でも話せた。
 はずなのに。
 Luminasの活動を続けようと決めたことも、全国ツアーの話も、自分では切り出せなかった。今日のお昼に、珠璃は学園長から聞いてすぐに応援に来てくれたけれど。本当は私が最初に伝えて、相談しなければならなかったんだ。
ひなき「はぁ……」
 思わず、溜息を吐く。楽しいこともたくさんあるけれど、大変なこともたくさんある。おかしい。新条ひなきはこんなキャラじゃないはずだぜ。
6: 以下、
 おかしいと言えば。あかりちゃんとスミレちゃんの二人も最近おかしい。
 なんというか、うまく説明出来ないけれど、何か変わったような気がする。距離感とでも言うのだろうか。ふと気付いた時、とても二人の距離が近い気がするのだ。それは物理的な話ではなくて。前よりも少しだけ、お互いがお互いのことを見詰めているように見えて。お互いがお互いのことを意識しているように見えて。
 それが私の不安を肥大化させる。
 二人のことは大好きだ。信頼している。疑いたくない。けれど、何か私に秘密があるんじゃないかと思ってしまう。やっぱりアイカツ8に選ばれなかったひなとでは壁があるんじゃないか。そんな嫌な妄想を、抱いてしまう。
 こんなことでは駄目だ。不信感はユニットの崩壊を招く。こんなんじゃ、Soleilを超えることなんて絶対に出来ない。けれど思考はどんどんと負へ向かっていく。抜け出せない。
7: 以下、
?♪
 そんな気持ちを察してくれたのか。アイカツフォンが鳴る。
『大空あかり』
 部屋に来てくれないかという誘いだった。二つ返事で了承する。部屋に来いと言うのだから、同室のスミレちゃんもいるに違いない。何かツアーのことで新しいアイディアでも出たのだろう。
 気持ちを切り替えなきゃと、頭を振って部屋を出た。
8: 以下、
あかり「ごめんね、急に呼び出しちゃって」
 出迎えてくれたあかりちゃんの後をついていく。やはり、奥のベッドにはスミレちゃんが腰掛けていた。
スミレ「……」
 こちらを見て笑いかける。けれど、その表情はどこかぎこちなかった。
あかり「どうぞ、座って」
 促されるままに、スミレちゃんとお見合いするような形であかりちゃんのベッドに座る。それを確認してから、あかりちゃんはスミレちゃんの隣に座った。
9: 以下、
あかり「あのね、実はひなきちゃんに大事な話があるの」
 少しだけ、声のトーンが高くなっている気がした。緊張しているのだろうか。隣のスミレちゃんも、不安気だ。
ひなき「Luminasのことじゃないの?」
 静かに、あかりちゃんは首肯する。
あかり「でもね、私たち二人のことでもあるの」
 二人。それはきっと、否、間違いなく大空あかりと氷上スミレの二人ということだろう。
あかり「言おうかどうか迷ったんだけど、やっぱりこれから一緒に全国ツアーに出ようっていう時だし、ちゃんとしておこうってスミレちゃんと話し合ったんだ」
 話が見えない。あかりちゃんは、二人は何を話そうと言うのだろうか。ともすると、最近私の感じていた違和感、不安の正体なのかもしれない。
10: 以下、
あかり「あのね――」
スミレ「わ、私たちっ!」
 あかりちゃんを遮るように、スミレちゃんが大声で喋り出した。吃驚して彼女を見詰める。あかりちゃんも、その横顔を見守っていた。
スミレ「私たちね、ずっと……ずっと前から」
 躊躇うように、少しずつ言葉を紡ぐ。頑張ってとでも言いたげに、あかりちゃんは彼女の手を握っていた。それに応えるように、スミレちゃんも微笑んで、手を握り返す。
 そんな寄り添う姿がとても自然で、尊く見えて。とても、いい二人だな、なんて思ってしまった。
 ひなもああなれたらいいのに。
 いつも隣に立っていてくれて。手を取り合って、支えあっていけるパートナーが、いてくれたら。
『ひなき!』
 何故だろうか。目蓋の裏に浮かんだのは、大好きな熱い幼馴染だった。
11: 以下、
あかり「ひなきちゃん?」
 気付けば、二人が怪訝そうな顔でこちらを見ている。恥ずかしい、変な想像でぼんやりしてしまっていたようだ。気にしないで、と言って続きを催促する。
あかり「黙っててごめんなさい」
 そうして二人の口から出てきたのは、悶々としている頭を吹き飛ばすほどの衝撃だった。
スミレ「私たち、付き合ってるの!!」
ひなき「えっ、えっと……ええ!?」
 付き合ってる!?
 あかりちゃんと? スミレちゃんが?
 付き合ってるって、そういう意味だよね!?
12: 以下、
あかり「アイドルは恋愛禁止だってわかってるんだけど……」
スミレ「私が、私が悪いの。私が我慢できなくなってあかりちゃんを押し倒しちゃって」
あかり「うわああ、ちょ、ちょっとスミレちゃん!」
 お、押し倒す!?
 どういうことどういうことどういうことなのー!
 だ、だって、確かに仲いいなあってずっと思ってたけれども! 今も恋人つなぎしちゃってるけれども!
ひなき「こ、これはたまげたぜー」
 やっとのことで出てきた言葉は、それだけだった。だって、全然想像もしていなかったのだ。恋人だなんて。あかりちゃんが言ったように、私たちはアイドルだ。恋愛はご法度。それに、女の子同士。
 別に同性愛に偏見があるわけではない。少なくとも、あまり気にしたことはなかった。恋愛対象がどうだなんて個人の自由だと思う。それに、思春期の少女が、それもとびきり可愛いアイドルの集まるスターライト学園で、そういう噂を聞いたことがないわけではない。
13: 以下、
ひなき「ふぅ……」
 自室に戻って、一息つく。もう遅い時間だ。
ひなき「ふふっ」
 思い出し笑いをしてしまう。だって、それだけ楽しかったのだ。二人が隠し事をしているのではないかというのは、結局杞憂に過ぎなかった。確かに隠し事はされていたかもしれないけれど、なんてことはない。ちゃんと彼女たちは打ち明けてくれた。
 きっと、とても勇気のいることだったと思う。一歩間違えれば、グループ解散の危機だったのかもしれないのだ。
 でも、二人とも幸せそうだった。とても、温かい感じだった。少しだけ、羨ましいとも感じた。あんなふうに、いつも支え合えるパートナーが……。
『ひなき』
 やっぱり思い浮かぶのは、珠璃の顔だった。そうだ。Luminasの不信感は拭えたけれど、まだ問題は残っている。ちゃんと、珠璃と話をしないと。さっきまでよりも、今はずっと珠璃に会いたい。会って話したい。触れたい。珠璃を、感じたい。
14: 以下、
ひなき「そっか、珠璃のことが好きだったんだ」
 敢えて口に出して、確信する。紅林珠璃が好きだ。恋愛感情として。あかりちゃんとスミレちゃんのような関係になりたい。そう確かに、望んでいる。
 だったらうじうじしている時間なんてない。珠璃に伝えなくちゃ。何を思っているのかを。これからどうしたいのかを。明日、これまでのことを謝って、それで、打ち明けよう。新条ひなきの全部を。
 高揚感に包まれて、けれど意外にもその日はぐっすりと眠ることが出来た。
15: 以下、
 翌日、朝一番に珠璃をレッスン室に呼び出した。個人レッスンようの狭い教室だ。勿論、誰もいない。
ひなき「珠璃! おつかー」
珠璃「ブエノスディアス! つまりおはよう、ひなき」
 朝から元気で、熱い。これこそがアイドル紅林珠璃。私の幼馴染で、ライバルで、アイカツ仲間で、そして……大好きな人。
ひなき「あのね珠璃……Luminasのこと、黙って決めてごめんなさい」
 だから、きちんと向き合いたい。彼女の隣にいられるような、対等な関係でいられるような人間でありたい。
ひなき「情熱ハラペーニョのことを、疎かにするつもりはないの。でも今は――」
珠璃「わかってる」
 遮って、珠璃が言う。
16: 以下、
珠璃「ひなきはLuminasでもやりたいことがあるんでしょう」
 そうして、ふわりと、抱きしめられていた。
珠璃「言わなくても、わかってるよ。大丈夫」
 Luminas『でも』と、彼女は言ってくれた。そうだ。Luminasで自分の力を試してみたい。色んな出会いを大切にしたい。
 けれどそれだけじゃないんだ。
 情熱ハラペーニョでやりたいことだって、沢山ある。珠璃と一緒に見たい世界がある。珠璃とでなければ見えない世界が、きっとある。だからこそ謝らなければならない。きちんと、言葉にしなければならない。
ひなき「ひなね、あかりちゃんとスミレちゃんが好き」
 珠璃と抱き合う形になって、目と目を合わせて、言う。自分の本当の気持ちを包み隠さずに明かす。
17: 以下、
ひなき「三人でどんなアイカツが出来るのか、楽しみでしかたないんだ」
 ああ、こんなに簡単なことなのにどうして今まで出来なかったのだろう。目の前の幼馴染のことを信じて、ただ思うがままに話すだけでよかったんだ。
ひなき「でもね、珠璃のことも好き。大好き。大大大好き。どうしようもないくらい好き。愛してる」
 止める術も必要もない、溢れ出る気持ちを打ち明ける。
珠璃「――ッ」
 珠璃は、今までに見たことのない不思議な表情をしていた。これは、驚きなのだろうか。照れているのだろうか。それとも、呆れているのだろうか。
ひなき「珠璃は?」
 不安になって、訊いてしまう。
18: 以下、
ひなき「三人でどんなアイカツが出来るのか、楽しみでしかたないんだ」
 ああ、こんなに簡単なことなのにどうして今まで出来なかったのだろう。目の前の幼馴染のことを信じて、ただ思うがままに話すだけでよかったんだ。
ひなき「でもね、珠璃のことも好き。大好き。大大大好き。どうしようもないくらい好き。愛してる」
 止める術も必要もない、溢れ出る気持ちを打ち明ける。
珠璃「――ッ」
 珠璃は、今までに見たことのない不思議な表情をしていた。これは、驚きなのだろうか。照れているのだろうか。それとも、呆れているのだろうか。
ひなき「珠璃は?」
 不安になって、訊いてしまう。
19: 以下、
珠璃「私も……私も皆のことが好き。あかりちゃんのことも、スミレちゃんのことも」
珠璃「学園祭のライブ、本当に熱かった。あんなふうになりたいと思った。負けられない、そう思ったんだ」
 彼女にしては珍しく、それは消え入りそうな囁きだった。いつものようなメリハリのある喋り方ではない。珠璃も、苦悩していたんだ。
珠璃「だから、私にもわかる。あのユニットならなんだって出来るかもしれない。そして私も、バニラチリペッパーでもっと自分を磨いていきたい」
 少しだけ語気が強くなる。
珠璃「私も謝らなきゃいけないんだ。ひなきが迷って苦しんでいるのを知っていて、黙ってた。私も、逃げていたんだ」
 知らなかった。
20: 以下、
ひなき「ねえ珠璃」
 だから、少しだけ意地悪をしてしまう。色んな珠璃が見たくて。
ひなき「ひなのことは? ひなのことは好き?」
珠璃「なっ……」
 みるみるうちに、真っ赤に染まる顔。この珠璃も初めてだ。可愛い。きっと、世界で一人、自分しか知らない珠璃。
ひなき「知ってた? あかりちゃんとスミレちゃん、付き合ってるんだって」
 珠璃が目を丸くする。驚いてる、可愛い。
ひなき「恋人繋ぎしちゃって、アツアツだぜ?」
 態と、おどけて言ってみる。次へのギャップを狙って。
21: 以下、
ひなき「ひなね、二人を見てたら想像しちゃった…………同じように、珠璃といちゃいちゃするところ」
 ひなよりも少し背の高い珠璃だから、いとも容易く耳元で囁ける。
珠璃「ッ!!」
 耳まで真っ赤にして、何かに耐えるように目を瞑る。でも、
ひなき「駄目だよ、ひなを見て。ちゃんと見て」
 ふぅっと、耳に息を吹きかける。
珠璃「ひゃぁっ」
 予想だにしなかったであろう刺激に、身を捩る。可愛い、愛しい。初めて。
ひなき「あの二人、何処までいったのかなあ。キス……とかしたのかなあ」
 問いかけながら、今度は背中に回した右手の人差し指で、可愛い背中をなぞる。
珠璃「やっ、」
 思わず身体を前に――こちら側に反らす珠璃の耳朶を、すかさず口に含む。
22: 以下、
ひなき「んちゅ……」
珠璃「ひああっ」
 情けない悲鳴が、教室に響く。やっぱりそれも、初めてだ。
珠璃「ま、待って、ひなき!」
ひなき「珠璃はひなと……ちゅっ、そうしたくない? そんな関係に……んっ、なりたくない?」
 耳に舌を這わせながら、手も彼女の妖艶な肢体を這っていく。太腿を執拗に撫でる。
珠璃「ひ、ひなきぃ」
 珠璃の上気した顔はもう、どうしていいかわからないくらいに可愛くて、それがますます嗜虐心を加させる。
23: 以下、
ひなき「ひなは、なりたいよ」
ひなき「ねえ珠璃。好き。愛してる。ひなと、恋人になって」
珠璃「ぇぁ、その――」
ひなき「返事、聞かせて?」
 そう言いながら、強く抱き寄せて、形の良いお尻に触れる。
珠璃「ひゃあっ、えっと、あんっ、」
 とろんと蕩けた目に、開きっぱなしの小さなお口。そこからは、涎が垂れていた。
ひなき「珠璃ったら、はしたないよ」
 いたずらっぽく微笑み、それを舐め取る。
ひなき「んっ……お返事は?」
珠璃「ぅ……その、」
 言い淀む。ついさっきまであんなに責め立てられたいたんだ、仕方ない。まあ、それをやったのはひなだけど。
珠璃「ぐ、グラシアス」
 呼吸を整えて、やっとこさ出てきた言葉は、きっと照れ隠しだったから。
ひなき「つまり?」
珠璃「愛してるよ、ひな――きゃあっ」
 ひなも照れ隠しに口を塞いでおいた。
24: 以下、
あかり「で、二人とも大遅刻してきたと」
凛「先輩方、熱すぎます」
まどか「あれれー? 凛の顔真っ赤だよ?」
凛「まどかぁ!」
スミレ「うふふ、でもおめでとう」
 放課後。ひなたちはあかりちゃんとスミレちゃんの部屋に集合していた。
珠璃「ロ・シエント……」
ひなき「つまり、申し訳ないぜ?」
25: 以下、
 珠璃を貪り尽くした後、気が付けばとっくに始業時間を過ぎていた。けれどお互いに制服はくしゃくしゃで、唾液や何やらで汚れてそのまま行くわけにもいかず、二人でシャワーを浴びた。
まどか「もしかしてぇ、シャワー室でも楽しんじゃったとかですか?」
 笑いをこらえきれず、くすくすとまどかちゃんが問う。
あかり「もぅ、まどかちゃんとってもストレート」
 実際のところ、シャワー室で二回戦があったのだけれど、それは秘密にしておこう。これ以上の辱めに合うと、既に罪悪感で縮こまっている大事な恋人がもっと小さくなってしまう。
26: 以下、
凛「でも、とてもお似合いだと思います。先輩方、皆」
 あかりちゃんとスミレちゃんとも相談して、後輩二人にも打ち明けることにした。彼女たちだって、それぞれDancing Diva、Skips♪のパートナーだ。話しておくべきだと判断した。
 それに。
ひなき「…………」
 ちらりと横を見る。
珠璃「んっ……」
 恥ずかしそうに目をそらす姿が可愛い。こんな珠璃を、幸せなひなたちを、祝福してほしかったのかもしれない。
27: 以下、
あかり「よし、プライベートも充実して、次はアイカツだね! はあ、全国ツアー楽しみだなあ」
 ひなは――新条ひなきというアイドルは、大空あかり、氷上スミレと出会うことで大きく一歩踏み出すことが出来た。紅林珠璃という幼馴染との出会いが、ここまでずっと支えてきてくれた。天羽まどかや黒沢凛といった後輩たちとの出会いで、様々な刺激をもらった。
 出会いを大切にする。そんなテーマのLuminasツアーでは、どんな出会いが待っているのだろう。これからのアイカツ界も、目が離せない。
ひなき「珠璃、皆!」
ひなき「ひなたちの熱いアイドル活動、アイカツ! まだまだこれからだぜ!」
おわり
TVアニメ/データカードダス「アイカツ!」4thシーズンOP/ED主題歌「START DASH SENSATION/lucky train!」
ランティス ランティス 2015-10-27
Amazonで詳しく見る
関連記事
- 古畑「ふーん、ミューズねぇ」
- 結衣「異世界への行き方?」
- なる「りんねちゃんとお買い物」
- 阿笠「親子丼は美味いのう」モグモグ コナン「そうだな」モグモグ
- こなた「隣、いい?」もこっち「えっ」
- 真姫「かよちんのほっぺた」
- 憧「土星とマイケルと鹿で一番人気あるのってさ……」
- 鳰「17学園に転校してきた走り鳰っス!」
- 夕張「できましたよ提督! 天才艦娘建造ドックです!」
- ミギー「新一、どうやらここはハンター試験とやらの会場らしい。」
- 大宮忍「自慰の回数が見える眼鏡?」
- 智美「東京見物だぞー、ワハハ」
- 久「青学麻雀部?」手塚「油断せずに行こう!」
- 番長「ペルソナ……?」
- ドフラミンゴ「“オペオペの実”を食ったのか、ルフィ……!?」
Amazonの新着おすすめ
干物妹!うまるちゃん うまるが家でかぶってるアレ [公式]
ぱこたて! 性交率0%の鉄壁美処女VS性交率100%の変態家庭教師 (真激COMICS)
PlayStation 4 ジェット・ブラック (CUH-1200AB01)
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#03【電子特別版】
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Blu-ray Disc Box ?【完全生産限定版】
ARIA The ANIMATION Blu-ray BOX
PGユニコーンガンダム用 LEDユニット [RX-0シリーズ兼用] (機動戦士ガンダムUC)
おすすめサイトの最新記事
その他二次創作SSアイカツ!  コメント:0 
コメント一覧
コメントの投稿
名前:
コメント:
月間人気ページランキング
【ランキングをもっとみる】 【全記事表示する】
-->
-
- 凛「肝っ玉プロデューサー……かな?」
| トップページ | 全記事一覧(,,゚Д゚) | NEXT ≫
ランダム記事ボタン
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第4巻(初回限定版)(渡 航書き下ろし文庫小説同梱) [Blu-ray]Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Blu-ray Box ?【完全生産限定版】とある科学の超電磁砲S Blu-ray BOX (初回限定生産)
最新記事
- 新条ひなき「ホットスパイシー・ガールズ!」
- 凛「肝っ玉プロデューサー……かな?」
- 木曾「虫歯になった?」
- 【シンフォギアSS】マリア「何かしらこの黒いノート……」
- 【SideM SS】伊瀬谷四季「バンド名決めるっす!」
- 多田李衣菜(……暇だなぁ)
- 八幡「雪ノ下の雪女コスプレを普通に褒めてみた」
- 提督「朝潮型、出撃!」
- エレン「じゃあ、行ってくるよ母さん!」
- 卯月「肝っ玉プロデューサーさん……ですか?」
- ちひろ「肝っ玉プロデューサー?」
- ○ーチン「安価で社会主義国家建て直す」
- 島村卯月「頑張り狂想曲」
- 【SS】課金黙示録カイジ デレステ篇
- 野崎(佐倉と瀬尾が……キスをしている!!)
週間人気SSランキング
【全ランキングを表示】
カテゴリー
禁書目録SS
Fate SS
アイドルマスターSS
艦これSS
俺ガイルSS
エヴァンゲリオンSS
まどか☆マギカSS
シュタインズゲートSS
けいおん!SS
涼宮ハルヒのSS
ポケモンSS
その他二次創作SS
オリジナルSS
姉兄妹弟SS
魔王・勇者SS
( ^ω^)(´・ω・`)('A`)
ホライゾーンSS
SS以外
月間!人気SS
このブログについて
ホライゾーン
作者別SSまとめ
長編・シリーズまとめ
ニューリリース
モンスターハンタークロス (【数量限定特典】「3DSオリジナルテーマ(2種)ダウンロード番号」 同梱)Fate/EXTRA CCC セイバー・ブライドソードアート・オンライン ゲームディレクターズエディションランス03 リーザス陥落【Amazon.co.jpオリジナル特典付き】デジモンアドベンチャー02 15th Anniversary Blu-ray BOX ジョグレスエディション(完全初回生産限定版)機動戦士ガンダム THE ORIGIN II [Blu-ray]Angel Beats! -1st beat- 【予約特典:未公開シングル「Million Star」+ Amazon.co.jp限定特典】amiibo ガール(スプラトゥーンシリーズ)性交祭 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)
新刊ピックアップ
フィギュア
ゲーム
アニメ
最近のオススメSS
清麿「強くてニューゲームか…」ヌァァァァァァ!!
一夏「ドゥフッw拙者織斑一夏でござるwwww」ギャプッwwwコポォwwww
佐天「またレイプされた…」初春「佐天さんも大変ですね」黒髪美少女のレベル0が性的過ぎてヤバイ
佐天「すごいテニスが出来る能力かぁ」間違いなく攻撃的な能力だなぁ
浜面「女の子になれる能力かぁ」アイテムで性別逆転して……
オーキド「ここに3人の女性がおるじゃろ?」 レッド「は?」僕はナツメちゃん!!
【※ネタバレ注意】エレン「同期にホモとレズしか居ない……」確かに
ボーボボ「黒の騎士団入団希望のボーボボでぇす!!」ゼロ「ほう?」死ねやぁ!!!!!
桐乃「そうです!私はブラコンの変態ヤローです!」きゃわわ!!!!!!!
岡部「紅莉栖をひたすら愛で続けたらどうなるか」うわぁぁああぁ!!(AA略
クリリン「やっぱりオレも、サイヤ人の子供欲しいな・・・」スレタイのインパクトェ……
ゆうしゃ「くらえー!まおー!!」魔王「くはははは!!」ゆうしゃちゃん!!!!
俺「グヘヘヘ……」 女騎士「早くこの手錠を外せ!」お○んぽなんかには絶対負けない!
鍛冶師「今日中に仕上げるぞ」弟子「はい」雰囲気が良いSS
「ついに地球はウリ達の物ニダー」ニダニダ
みんなのいちおし!SS
よく耳にするとか、印象的なSS集ダンテ「学園都市か」"楽しすぎて狂っちまいそうだ!"
一方通行「なンでも屋さンでェす」可愛い一方通行をたくさん見よう
インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」"一方禁書"凄まじいクオリティ
フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」通称"麦恋"、有名なSS
キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」珍しい魔術側メイン、見るといーの!
垣根「初春飾利…かぁ…」新ジャンル定温物質ウヒョオオ!!
美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯
上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」ストレートに上食。読めて良かった
一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」こんなキャラが強い作者は初めて見た
美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」超かみことを見てみんなで悶えましょう
ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い
番外個体「  」番外通行SSの原点かな?
佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」ス、スタイリッシュアクションだった!
麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」レベル5で楽しくやっていく
ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの?」蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ
一方通行「あァ!? 意味分からねェことほざいてンじゃねェ!!」黄泉川ァアアアアアアアアアア!!
さやか「さやかちゃんイージーモード」オナ禁中のリビドーで書かれた傑作
まどかパパ「百合少女はいいものだ……」君の心は百合ントロピーを凌駕した!
澪「徘徊後ティータイム」静かな夜の雰囲気が癖になるよね
とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】舞台は禁書、主役は放課後ティータイム
ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」これは無理だろ(抗う事が)
岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「わっはっはっはっは!」ゲェーッハッハッハッハ!
紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」全編AAで構成。か、可愛い……
岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」……サティスファクション!!
遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に?」パワーカードだけがデュエルじゃないさ
ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」ただでさえ天使のミクが感情という翼を
アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」小僧・・・!
クラウド「……臭かったんだ」ライトニングさんのことかああああ!!
ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」ビターンビターン!wwwww
僧侶「ひのきのぼう……?」話題作
勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」いつまでも 使える 読めるSS
肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」まさにVIPの天才って感じだった
男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」壁ドンが木霊するSS
ゾンビ「おおおおお・・・お?あれ?アレ?人間いなくね?」読み返したくなるほどの良作
犬「やべえwwwwwwなにあいつwwww」ライオン「……」面白いしかっこいいし可愛いし!
モバイルゾーン
新着コメント!

----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------
ゆとりある
----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------------


続き・詳細・画像をみる


【マンションデータ偽装】旭化成建材社長「データ改ざんのくいは70本」

夜のドライブって滅茶苦茶楽しそうじゃない?隣町までわざわざいってコンビニ行ったり、ホームセンターの駐車場止めたりしてとか

今川義元の死に際凄杉内wwwwww

【海外】ツイッター担当者にニワトリを起用、実際にニワトリが文章をタイプ・・・豪チェーン店

マネーの虎とかいう番組wwwwwwww

今川義元の死に際凄杉内wwwwww

この美人韓国人にスタイルで勝てる日本人おる?? (※画像あり)

アイドルの握手会の剥がしバイトwwwwwwwwww

回転寿司で5才位の阿呆そうな子供が回っている寿司を指でつついたり、甘だれのボトルに口付けて吸ってた

長澤まさみ(28歳)子持ち主婦みたいになる

1億総活躍会合「奇抜なアイデアどんどん出せ」 ネットでは「見切り発車すぎだろw」の声も

【画像】自分をイヌだと思っているアライグマが話題に

back 過去ログ 削除依頼&連絡先