モバP「待ったか、肇?」 藤原肇「いえ」back

モバP「待ったか、肇?」 藤原肇「いえ」


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1:
 肇「いま来たところですよ」
 P「気遣ってくれなくていい、遅刻したのは俺だからな。すまん」
 肇「ふふ、お気になさらず。待っている時間も楽しいものですよ」
 P「そう言ってもらえると助かるが」
 肇「それに、デートではこう言うのが作法と聞きましたから」
 P「本当にすまない」
 肇「いいんですよ。さぁ、行きましょうか」
 P「あぁ、行こうか…………待った」
 肇「どうかしましたか?」
 P「デートじゃない。次の仕事用に服を見繕いに来ただけだ」
 肇「……あぁ! すみません、そういう体でしたね。では改めて」
 P「体じゃない」
 肇「ほらっ、Pさん。これ以上遅れちゃダメですよ」
 P「頼むから待ってくれ、肇」
2:
初見の人用に画像を貼ると良いと聞いたので
天女こと藤原肇ちゃん
3:
 P「待ったな、肇」
 肇「はい。かれこれ二時間はアタリ無しですね」
 P「釣りは待つのが醍醐味ではあるが」
 肇「Pさんは」
 P「ん?」
 肇「こうして待つ時間は、嫌いですか?」
 P「いや……」
 肇「…………」
 P「…………好きだ」
 肇「私も、大好きです」
 P「待った」
 肇「どうしました?」
 P「今、何か意味合いが違わなかったか」
 肇「ふふ。どういう意味でしょうか?」
 P「つまり…………いや」
 肇「…………大好き、ですよ」
4:
 P「なぁ、肇」
 肇「はい」
 P「こうして日向ぼっこしているだけでいいのか」
 肇「ええ。まったりしましょう」
 P「何処かへ連れて行ってやろうと思っていたんだが……まったり、か」
 肇「はい。まったりです」
 P「…………」
 肇「…………」
 P「こういうのは、俺には似合わないと思うが」
 肇「いえ、ハマっていますよ」
 P「…………」
 肇「…………」
 P「肇」
 肇「はい」
 P「待つのは、好きか?」
 肇「大好きです」
 P「そうか……俺も、好きだ」
 肇「……!! そう、ですか」
 P「……ああ。肇に、嘘は吐かない」
 肇「……ふふっ」
5:
 P「……待った。待ってくれ、肇」
 肇「Pさん」
 P「すまない。覗くつもりでは」
 肇「はやく、出て行って、ください」
 P「あ、ああ……」
 肇「…………」
 P「…………」
 肇「…………お待たせしました」
 P「いや、すまなかった」
 肇「いえ、鍵を掛けていなかった私も悪いですから」
 P「…………」
 肇「…………」
 P「…………」
 肇「…………どうでした?」
 P「はっ?」
 肇「…………」
 P「…………」
 肇「…………」
 P「いや、どれだけ待っても俺の口から感想は出てこないからな」
6:
 P「待った」
 肇「待った無しです」
 P「そこを何とかならないか」
 肇「ダメです。ほら、桂馬取りですよ」
 P「……仕方無い」
 肇「はい。桂馬を取って龍成りです」
 P「なぁ、肇。急に本気になってないか」
 肇「気のせいですよ」
 P「確かに勝ったら言う事を一つ聞くとは言ったが……一体何をさせるつもりなんだ」
 肇「……聞きたい、ですか?」
 P「…………」
 肇「はい。また王手ですよ、Pさん」
 P「待った」
 肇「待った無しです」
7:
 肇「…………」
 P「…………肇」
 肇「はい」
 P「――すまない」
 肇「……っ! は、い……」
 P「…………」
 肇「…………」
 P「…………返事は、待っていてほしい」
 肇「……!!」
 P「今は、まだ」
 肇「……はいっ! 待っています。ずっと」
8:
 肇「はい、お待ちどう様でした」
 P「ありがとう。事務所に寄らせて悪かったな」
 肇「今日は午後からでしたし、今度の撮影の練習にもなりますから」
 P「誰かに弁当を作ってもらえるなんて久しぶりだ」
 肇「上手く出来ていると良いのですが」
 P「肇の事だから心配無いさ。開けてみてもいいか?」
 肇「はい、どうぞ」
 P「さて、どんな…………肇」
 肇「どうしました?」
 P「この一面の桜でんぶのハートマークは何だ」
 肇「あ……すみません。枠だけ引いて敷き詰めていませんでしたね」
 P「そういう事じゃなくてな」
 肇「少し待って頂ければ仕上げ直しますが」
 P「肇」
10:
 P「…………」
 肇『私、待つわ。いつまでも、待つわ――』
 P「…………」
 アーニャ「ハラショー。とってもじょうず、ですね」
 泰葉「うん。何だか肇ちゃんにも合ってる歌だね」
 肇「そうですか? ふふ、ありがとうございます」
 P「…………」
 泰葉「プロデューサーさんも一曲、どうですか?」
 P「……いや、俺はみんなの歌を聴いてるだけで」
 泰葉「プロデューサーさん、耳を」
 P「ん?」
 泰葉「…………肇ちゃんの歌に応えてあげないと、怒りますよ」
 P「…………」
 アーニャ「プロデューサー、何にしますか?」
 P「…………『Runner』で頼む」
 肇「…………」
 泰葉「あら……情熱的ですね」
 P「半ばヤケだ」
12:
 P「はじ、め……」
 肇「……すぅ」
 P「……起きるまで待つか」
 肇「……すぅ」
 P「…………」
 肇「くぅ……」
 P「…………天女ってのも、あながち過言じゃないかもな」
 肇「…………ふふっ」
 P「肇」
 肇「すぅ……」
 P「起きてるよな」
 肇「…………ぐぅ、ぐぅ」
 P「急に寝てる感を出してきても遅いからな」
 肇「…………」
 P「…………」
 楓「ぐぅの音も出ないとはこの事ですね」
 P「どこから出て来たんですか楓さん」
13:
 肇『――差し上げます。身体も、心も、魂だって、何もかも』
 P「…………」
 肇『……手付け金代わり、です」
 P「ストップ」
 肇「どうしました?」
 P「ただの練習だよな、これは」
 肇「はい。付き合ってくれてありがとうございます」
 P「付き合っての意味合いが違うような気もしたが、まぁいい。どうしてそんなに顔を寄せるんだ」
 肇「だって、ただの練習ですから」
 P「それにしてはやけに近いし気迫も篭もってないか」
 肇「キスシーンは何回かありますし、慣れておかないと」
 P「いや慣れとかそういう…………待った」
 肇「はい」
 P「何回も?」
 肇「ええ。台本をどうぞ」
 P「…………」
 肇「……Pさん?」
 P「肇。ちょっと待っててくれ」
 肇「はい?」
 P「脚本さんと、ちょっと『相談』してくる」
 肇「Pさん、やけに気迫が篭もっていませんか」
14:
 P「……っ、 く……!」
 肇「んっ! ひゃ、ぅ……」
 P「はじ、め……」
 肇「あっ……! Pさん、待って、待っ……!」
 P「すまん、無理だ」
 肇「ひゃうっ! ダメですっ、Pさ、」
 P「肇、っ…………!」
 肇「っ、いまは……んっ! だめっ、待って、だめ、待っ…………っ!! …………ぁ」
15:
 P「待ったか、肇」
 肇「はい。本当に、待ちくたびれてしまいました」
 P「本当にすまなかった。ドレス、良く似合ってるぞ」
 肇「もう。私、本当に怒っているんですからね。ぷんぷんです」
 P「悪いな。どうしたら許してもらえるかな」
 肇「とっても簡単ですよ。今すぐに、ここで出来てしまいますから」
 P「俺は、どうすればいい?」
16:
 「――私を、幸せにしてください」
17:
 ― = ― ≡ ― = ―
 「――待ったか、肇?」
 「いえ、今来たところですよ」
 「そりゃあそうだろう。一緒に家出て、つい二分前にいきなりここまで駆けて行ったんだから」
 「古い人間なもので。デートの作法は大事にしたいんですよ」
 「なら別々に家を出ればいいんじゃないか」
 「ダメですよ。そうしたら腕を組んで歩けないじゃないですか」
 「それも作法なのか」
 「もちろん」
 「難しいな、デートってのは」
 「ええ。ですから私が教えて差し上げます」
 「おいおい、あまり腕を引っ張らないでくれよ」
 「のんびり屋のあなたに、まず一つだけ大切な事を教えましょう」
 「ああ。是非とも教えてくれ」
18:
 「――あまり女を待たせてはいけませんよ、Pさん?」
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