荒木比奈「私がセンターっスか?」back

荒木比奈「私がセンターっスか?」


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●00
※モバマス、デレステのSSです。メタネタ注意。
 実際のゲームの仕様とは異なる点があります。
主な登場キャラ……荒木比奈、神崎蘭子
2:
●01
??「――あ、アナタが新人のプロデューサーっスか?」
??「アナタが先輩Pサンから招待されて、デレステ始めるって話は聞いてるっスよ」
??「あ、私っスか? アナタの先輩のところから、デビューのお祝いとして移籍してきたんスよ。
 こう見えても、いろいろと修羅場をくぐってビシバシ鍛えられた一端のアイドルっス!」
??「……え、名前? 私のコト知らないんスか……ま、いいっス。では……コホンっ」
比奈「“ブルーフロートパーティ”荒木比奈っス。よろしくっスよ、プロデューサー♪」
※SR[ブルーフロートパーティ]荒木比奈
3:
●02
比奈「へぇ、プロデューサーは蘭子ちゃん推しなんスか。あの子、人気者っスもんね?」
比奈「ええっ!? 一点狙いで蘭子ちゃんの『薔薇の闇姫』引き当てたっスか!?」
※SSR[薔薇の闇姫]神崎蘭子
比奈「スゴいっスね?。とてつもない豪運持ってるのか、凄まじいリセマラやったのか……
 ……あっ、プロデューサーの疲れが残った顔で分かったっス。
 お疲れ様っス。どちらにせよ、見どころあるじゃないっスか」
比奈「さ、レッスンルームっスよ。蘭子ちゃんもいるはずっス。
 そんなシケた顔は片づけて、お待ちかねの闇姫に会いに行くっスよ!」
比奈(……しっかし、この殺風景――もとい、すっきりとしたレッスンルームは新鮮っスね)
比奈(前のPサンは、部屋中をアロマデュフューザーで蒸し風呂にしたり、
 ヘンな家具の並べ方して遊んでたっスから)
比奈(……前のPサンみたいに、早く充実した部屋にしてくれっスよ、プロデューサー)
4:
●03
比奈(さて、私アイドル・荒木比奈っスが、レッスンルームの空気がギクシャクしてるっス)
比奈(その原因は……原因というのはちょっと酷っスが、彼女っス)
蘭子「我ら此処に集いしは数奇なる邂逅! 我が名は、神崎蘭子!」
 (初めましてっ、神崎蘭子と申しますっ)
蘭子「…………」
蘭子「…………」
蘭子「……わ、我が言霊の瘴気に中てられたか……?」
 (わ、私、何かいけないこと言っちゃいましたか……?)
比奈(別に、ほかのアイドルに熊本弁が通じていないわけじゃないっスよ)
比奈(ただ、私と蘭子ちゃん以外のアイドルは、
 プロデューサーが初回で引いたローカルオーディションのNの子ばかりっス)
蘭子「…………」
蘭子「……我、火の国より来たり! グリモワールを紡ぐことこそ、我が愉悦よ!」
比奈(プロデューサーの立場だと、実感できないかもっスが……
 SSRの子のオーラというか存在感は、アイドルの中で、そりゃもう別格なわけっス)
蘭子「…………」
蘭子「……しゅ、出身は熊本っ、趣味は……絵を、描くこと、ですっ」
比奈(あ、ついに熊本弁を諦めたっスね)
5:
●04
比奈(……まぁ、この蘭子ちゃんみたいなガシャ引き立てホヤホヤLV1でも……)
蘭子「……ふぇっ……誰も話してくれない……」
比奈(ライブでセンターに据えたら、スキル・クールボイス発動っス。
 私は蘭子ちゃんと同じクール属性だから体で実感できるっスが、
 そばにいるだけで2倍近くボーカルアピール伸ばすとか、反則っスよね)
比奈(ここまでオーラの差があると、話すだけでビリビリくるっス)
比奈(……え? 蘭子はSSRだが、私だってSRじゃないかって?)
比奈(それはそうなんスけど、SRなんてホラ、
 ローカルオーディションでも何かの間違いで出たりするじゃないっスか)
比奈(プラチナオーディションじゃないと出てこないSSRとは、やっぱり段違いなんスよ)
蘭子「……ふ……この程度の洗礼、堕天使たる我には何ということもないわっ」
 (……うう……私、うまくやっていけるのかな……?)
比奈(とはいえ、蘭子ちゃんをこのまま放置するのは可哀想っスね……
 まったく、さっそくっスけど、プロデューサーのフォローしてやるっスかねぇ)
比奈「神崎蘭子ちゃんっスね?」
蘭子「んなっ!? あ、はい……そうで――そ、そう、我こそは神崎蘭子! 地に舞い降りし堕天使よ!」
比奈「私は荒木比奈っていうっス。私も、絵を描くの好きっスよ。
 というか、アイドルになる前は漫画ばっかり書いてたんっスけど」
蘭子「ネクロノミコンの紡ぎ手……?」
比奈「お、スケブ持ち歩いてるっスか、熱心っスね?」
蘭子「わっわぁっ!? 其れは禁断の扉ぁあっ!」
6:
●05
蘭子「せいいっぱい 輝くー♪ 輝く 星になーれー♪」
比奈(そんなこんなで、蘭子ちゃんも徐々に打ち解けていき、
 ユニット組んでライブができるようになりましたとさ)
蘭子「運命のドア開けよう♪ 今 未来だけ見上げて?♪」
蘭子「全ての音律が我が元で繋がれた!」(やった! フルコンですよ!)
比奈「へぇ、プロデューサー。初めてのライブは『Star!!』のRegularで、フルコンできたっスか」
比奈「ほかのリズムゲーとかは……やってない? 初めてにしては勝負強いっスね」
比奈「……え? 次は『LEGNE』のProへ……うわぁ、一気に行くっスね?」
比奈「あの、音ゲーとかやってないと馴染みがないかも知れないっスけど、
 ちゃんと曲には各々レベルってものが設定されてるっスよ?」
比奈「さっきクリアした『Star!!』のRegularは12で、
 今からプロデューサーが挑もうとする『LEGNE』は19っス」
比奈「ん? 具体的にイメージできないっスか。じゃ、ノーツ数見てみるっスよ。
 ノーツってのは、ライブで打たなきゃいけない上から降ってくるアレで……」
比奈「あの『Star!!』のRegularが180ノーツ、『LEGNE』のProは417ノーツっス」
比奈「曲の長さはほぼ同じだから、単純に倍以上の処理能力が必要になるんスがねぇ……」
蘭子「我がために捧げられし調べを……重畳なり、我が友よ!」
 (私の曲でライブできるんですか? 嬉しいです、プロデューサーっ!)
比奈「……ま、やりたいってなら、止めやしませんよ……バクメンじゃ、私は助けてやれんスけど……」
※参考 -LEGNE- 仇なす剣 光の旋律 譜面 Pro
https://www.youtube.com/watch?v=fuHpvoU4CWs
比奈「コレ、音ゲー初心者には、ちとキツイんじゃないスかねぇ……」
7:
●06
比奈「…………」
蘭子「……運命の、奔流に押し流された……」
 (曲についていけなくて、ライフが切れちゃいました……)
比奈(SSR蘭子ちゃんの特技は純粋なスコアアタック仕様だから、
 ヘタクソプロデューサーが持ってても猫に小判、豚に真珠なんスよねぇ)
比奈「さて、いよいよ私の出番っスね、プロデューサー。スタドリ入れたっスか?
 リベンジっスよ。私を、センターへ立たせるっス」
比奈「アンタにゃ、蘭子ちゃんをセンターに立たせるのはまだ早いっス。
 私がちょうどいいっスよ。ほら、もう一回『LEGNE』のProを……』
比奈「大丈夫。プロデューサーが焦ったり諦めたりしなければ、私が守ってやるっスよ」
※[ブルーフロートパーティ]荒木比奈 性能
8:
●07
比奈(私にステージを任せてくれれば、どんなヘタクソでも、簡単に死なせやしないっス)
比奈(こればっかりは、coでは誰にも負けない、全アイドルを見てもそうそう居ない、私の実力っス)
比奈(こうして、プロデューサーは私のガードスキル『弾ける自分』の庇護を受けて、腕を磨いていったっス)
比奈(ヘタクソのくせにフルコンへこだわるから、コンボ切れた瞬間に集中力も切れて、
 私がフロントメンバーに居なかったら、あっという間に瀕死っス。世話が焼けるっスよね)
比奈(それでも、音ゲーは積み重ねがモノを言うゲーム。
 いつしかプロデューサーは、Proの上のMASTERでも死なない腕前になり、
 やがて蘭子ちゃんの脇を固めるにふさわしいCoのSRも増えていった)
比奈(前のプロデューサーにも負けないぐらいの成長スピードっスね。感慨深いっス)
比奈(そして私は、ついにCo編成のユニットのフロントメンバーから外れた。
 早い話が、二線級の面子へ落ちたってコトっスね)
9:
●08
比奈(私がレッスンルームのクールブースでコーヒーを飲んでいると、
 ものすごい勢いでドアが開けられたっス)
蘭子「――ネクロノミコンの紡ぎ手ぇっ!」
比奈「…………」
蘭子「…………」
比奈(蘭子ちゃんの剣幕に、日頃ライブでブイブイ言わせてるほかのアイドルも、一瞬で静かになったっス)
比奈(コレが、本物……アイドルの中のアイドルだけが出せる気迫、っスかねぇ)
比奈「蘭子ちゃん、ここ、レッスンルームっス。静かにするっス」
比奈「それにしても、蘭子ちゃんがこんな勢いでやってくるなんて、珍しいっスね」
比奈「プロデューサーが、『LEGNE』MASTERのフルコンを逃し過ぎて、暴れだしたんスか?」
蘭子「……比奈さんが、移籍しちゃうって本当ですか?」
比奈(……蘭子ちゃん、素だ……相当動揺してるっスね、コレ)
比奈「……いつとはハッキリしないっスが、お別れが近いっスね。
 蘭子ちゃんとは、ここでは一番付き合いが長いから、今のうちに挨拶しとくっス」
比奈「……世話になったっス。これからも、お元気で」
蘭子「いや……だって、そんなの、おかしいじゃないですか!?
 私……今やここじゃ最古参だから、比奈さんがどれだけライブしてきたか……知ってますよ!」
蘭子「どんなムチャに思えるノーツが降ってきても、比奈さんがガードしてしのいでくれるから、
 比奈さんがそばにいてくれるから、何度ボロボロにされても、ステージに立ち続けて……
 私も、プロデューサーさんも、くじけずにやってこれたんです! それなのに……」
比奈「…………」
比奈「じゃあ、蘭子ちゃんはその先も分かってるっスよね。
 フルコンやスコアアタック狙うプロデューサーにとって、今や私の力は無用の長物っス」
蘭子「そんな……っ!」
10:
●09
比奈「フロントから外されたら、もう私はプロデューサーを守ってやれないっス。
 それでも外された、ということは、つまりそういうことなんスよ」」
比奈「フロントから外されても、お気に入りとして、こうしてレッスンルームに残してくれてるのは、
 なんのかんの情が移ってるから……そうっスね、ありがたいことっス」
比奈「まぁ、前のプロデューサーも、その前も……
 私をガシャで引き当てた最初のプロデューサーも、みんなそうでしたっスけど」
比奈「私から卒業できたら、一人前っス」
比奈(……それに)
比奈(私もアイドルとして生まれ変わった身、ステージのセンターが恋しいっス)
比奈(でも、ここにいる限り、蘭子ちゃんからセンターは奪えそうもない)
比奈(……鶏口となるも、牛後となる勿れ)
比奈「あのヒトのことは蘭子ちゃんに託したっス。最古参で最高の実力者。文句ナシっス」
11:
●10
比奈「え……プロデューサー、私がセンターに? どういう風の吹き回しスか」
比奈「……ふむふむ。ほかの人にデレステへ興味を持ってもらって招待するために、
 初心者にライブやらせてあげるっスか。そのユニットのセンターを、私に」
比奈「ええ、私でいいんスかね? 私がセンターとか、退屈っスよ?
 CVもないし、もちろん持ち歌もない。ソロVerなんか夢のまた夢」
比奈「初心者向けのアイドルなら、ここには薫ちゃんとか加蓮ちゃんとかも居たっスよね。
 あの子らのがいいんじゃないっスか? CVついてるっスよ」
比奈(あの子らも、私と同じように、いずれ別のところへ移籍するんスかねぇ……)
比奈「ま、ステージのセンターへ立て、ってご指名を受けたなら、立つっスよ。
 それがアイドルってやつっス」
比奈「で、曲は……『Star!!』のDebutっスか?」
比奈「アハハ、これヘタしたら、フルミスでも生還させちゃうっスよ? 甘やかし過ぎっスかね?」
12:
●11
比奈(例の初心者君のライブ直前、バックメンバーの方を見ると……)
蘭子「…………」
比奈(10人ばかし集まったSRだのSSRだののアイドルたちが、
 蘭子ちゃんを中心にして、涙目でこっちを見つめてたっス)
比奈(ホント、蘭子ちゃんの影響力というかカリスマ性は、
 最高ランクのアイドルたちの中でも突出してる……蘭子ちゃんには叶わないっスね)
比奈(……でも)
比奈「蘭子ちゃん。そんな顔、私に見せないでくれっス」
比奈「最近ご無沙汰とはいえ……蘭子ちゃんとは、軽く3桁は一緒にステージに立たせてもらったっス」
蘭子「……ネクロ……ノミコンの、つむぎ、て……」
比奈「いくら私でも、もらい泣きしちゃうかも知れないっス」
蘭子「……比奈さんっ……」
比奈「……でも、泣いちゃダメなんスよ」
比奈「アイドルが『お前こそは』と指名されてセンターに立とうという時に、
 泣きながらステージに上がるなんて有り得ないっス。
 そんなんじゃ、これからノーツ叩くプロデューサーの卵に対して、示しがつかないっス」
比奈「じゃ、行ってくるっス。サポート、しっかり頼んだっスよ!」
13:
●12
比奈(――久しぶりのセンター。スポットに照らされる前なのに、熱くて眩しいっスね)
比奈(ホントは、ちょっぴり悔しいっス。
 アイドルとして、蘭子ちゃんには、叶わないのかなぁ、なんて思ってしまって……)
比奈(……でも、それより重要なコトがあるっス)
比奈(私がセンターとして立てるステージが、この先にある)
比奈(だから、私は、そこで……)
――SAY☆ いっぱい 輝く 輝く 星になれ
――運命のドア開けよう 今 未来だけ見上げて
比奈(精一杯輝く、星になるっス)
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