【艦これ】加賀さんの結婚back

【艦これ】加賀さんの結婚


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1:
最近の加賀さんは寝不足である。
磯波さんに借りた漫画を遅くまで読んでいるためだ。
ところで皆が食堂で朝食をとっていた時の事である。
秋月「スパム・卵・卵・ソーセージ・スパムを下さい」
間宮「ごめんなさい、卵とソーセージを切らしちゃって……」
秋月「じゃあ代わりにスパムを」
2:
加賀さんは眠い目を擦っていた。
加賀「ふわぁ……」
そんな加賀さんの元へ瑞鶴さんがやってきた。
瑞鶴「ふふん、眠そうね」
加賀「おはようございます」
瑞鶴「あ、おはようございます……じゃない!」
加賀「挨拶は大事」
瑞鶴「それはそうだけど……ってそんな余裕ぶってられるのも今の間だけよ!」
加賀さんは大きくあくびをする。
3:
加賀「ふわぁぁ??……」
瑞鶴「くうう!バカにして!!」
加賀「何か相談?……あ、一緒にご飯食べたいの?」
瑞鶴「違うわよ」
加賀「じゃあなに」
瑞鶴さんは懐から紙を取り出した。
瑞鶴「これよ!果たし状!」
加賀「……」
加賀さんはその紙を受け取ると読まずに口の中へと詰め込み始める。
4:
瑞鶴「いぃっ!?」
加賀「ひふぉふぁいふぁん」
多分白ヤギさんと言いたかったのだろう。
しかし瑞鶴さんに茶目っ気は通じなかったようだ。
というか、誰であっても通じないであろう。
瑞鶴さんはプルプル肩を震わせている。
瑞鶴「もう許せないわ!!決闘よ決闘!!」
加賀「えっ」
瑞鶴「いい!?追って連絡するから!絶対深々と頭を垂れさせてあげるんだから!」
瑞鶴さんはプリプリ怒って食堂を出て行ってしまった。
加賀「け……けっこん……?」
しかし加賀さんは寝ボケていたためか、勘違いをしてしまっていた。
満更でもなさそうなのはどうしてだろう。
5:
加賀「鳳翔さん」
いつになく真剣な表情である。
鳳翔「な、何かありましたか?」
加賀「私結婚します」
鳳翔「どへーーーーーっ!!」
鳳翔さんは盛大にずっこけた。
鳳翔「だだだ誰と!?何処の馬の骨よ!?」
加賀「瑞鶴です」
鳳翔「ナァーーーーーーーッ!!!」
鳳翔さんは窓を突き破ってぶっ飛んでいった。
騒ぎを聞きつけた赤城さんが飛んでやってくる。
6:
赤城「何事ですか!?」
加賀「赤城さん、私瑞鶴と結婚します」
赤城「……何を言ってるんですか?」
赤城さんはにわかに信じがたいという表情だ。
だが加賀さんの目は本気である。
赤城「女の子同士ですよ……?」
加賀「そんなの、関係ありません」
赤城「確かに愛の形は人それぞれかもしれないけど……」
加賀さんは一度決めた事に関しては頑固である。
その目を見ても冗談ではないというのがわかる。
赤城「……そういうことでしたら、おめでとう加賀」
加賀「ありがとうございます赤城さん……必ず幸せになります」
7:
噂はすぐに広まった。
龍驤「まあなんや、素直にお祝いするで!おめでとう加賀!」
隼鷹「おめでとうな加賀!式には呼んでくれよ!絶対!」
長門「おめでとう、加賀。女同士ってのが気になるが、お前の選んだ道だ」
陸奥「あらあら、長門、先越されちゃったわね」
長門「ぐっ……何を言うか!」
磯波「加賀さんっ!おめでとうございますっ!」
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲「加賀 幸セ 秋津洲 幸セ」
加賀「みんな……ありがとう……」
友達が祝福してくれて、加賀さんは幸せだった。
磯波「となると、ドレスを選ばなきゃ!」
陸奥「そうね、飛びっきり綺麗なのがいいわ。長門も後学のためについてきたら?」
長門「いや!後学とかそーいうのじゃないが!?友人としての務めだが!?行かせてもらうけどもな!」
8:
一方、鳳翔さんは真偽を確かめるべく翔鶴さんのところにいた。
翔鶴「けけけ結婚!?瑞鶴と加賀さんが!?」
鳳翔「ご存知ないのですか?」
翔鶴「非常なオドロキってところですね……」
翔鶴さんは知らなかった。
そこで瑞鶴さん本人に聞いてみる事にする。
翔鶴「瑞鶴、どうしてそんな大事な事をお姉ちゃんに相談してくれなかったの!」
瑞鶴「大事な……?ああ、あの事」
翔鶴「あの事って……」
瑞鶴さんはどうって事なさそうである。
当然といえば当然ではあるが。
9:
瑞鶴「加賀さんなんてねぇ!なんかこう……縄でふん縛ってやるわ!」
翔鶴「えっ」
瑞鶴「いや!まだ手ぬるい!公衆の面前でこねくり回してやるんだから!」
翔鶴(そ、そおゆうプレイなのかしら)
愛の形は人それぞれではある。
しかし翔鶴さんは自分にはついて行けそうにもない世界だと思った。
瑞鶴さんの独特の表現が生んだ齟齬である。
瑞鶴「そうだ!翔鶴姉も特訓に」
翔鶴「絶対に嫌ッ!」
瑞鶴「あ……うん……ごめん……」
瑞鶴さんはいつになくショックだった。
10:
瑞鶴「あ、そうだ、翔鶴姉、加賀さんに明後日の朝、演習場に来いって伝えて」
翔鶴「気が早いわね、まあいいけど、演習場でやるの?打ち合わせとかもうできてる?」
瑞鶴「打ち合わせ?いらないわよ!あ、あと観客も出来れば呼んどいて!」
翔鶴「そう……」
翔鶴さんは目眩がしたという。
とりあえず、鎮守府中に片っぱしから連絡をした。
11:
そして翌日。
瑞鶴さんは特訓を続けていた。
翔鶴「こんな日ぐらい訓練は休んだら?」
瑞鶴「休んでなんかいられないわ」
翔鶴(きっと緊張してるのね)
瑞鶴さんの身の入りようはすごかった。
そこで翔鶴さんは彼女のために式の準備をする事にしたのだ。
翔鶴(加賀さんはドレスって聞いたから……スーツかしら)
12:
演習場も大忙しであった。
日向「海上で結婚式とは、洒落てるな」
鬼怒「日向さん、護衛艦かがを無事に借りてきました」
日向「本当はひゅうがが良かったが、まあそうなるな」
艦娘が登場した今、お役御免となっていた自衛艦を引っ張り出してきたのだ。
日向「よし、早飾り付けに取り掛かるぞ」
「おー!」
また、洋風という事で司祭役にはローマさんが当てられた。
ローマ「健やかなる時も病める時も……あってるかしら」
リットリオ「上手よ、緊張し過ぎて本番で噛まないでね」
ローマ「大丈夫よ、問題ないわ」
各自、準備に取り掛かっていた。
13:
加賀「……どうかしら」
赤城「素敵ですよ、加賀」
加賀さんは純白のドレスを身にまとっている。
磯波「はぁ???。こんなドレス、いつか着てみたいなぁ???」
陸奥「ウットリするわねぇ……」
長門さんはそんな加賀さんにお構いなしにドレスに見入っている。
長門「これは……派手すぎ……これは……地味だろうか……」
龍驤「長門、キミの式やないで」
長門「は!?別にドレスとか見てないが!?」
14:
そこに翔鶴さんもやってくる。
翔鶴「みなさんお揃いで」
赤城「翔鶴さん。そのスーツは?」
翔鶴「もちろん瑞鶴の分です」
龍驤「なるほど、瑞鶴がスーツなんやね」
長門「……スーツもいいかもしれない」
磯波「じゃあ提督が……ドレス?」
木曾「アリだな!」
長門「無いわ!」
とにかく、こうなった以上みんなは張り切って準備を進めていた。
訓練に励む瑞鶴さんを余所に……。
15:
ついにやってきた当日……。
瑞鶴「よーっし!やるわよ!……で、なにこれ」
翔鶴「あなたのスーツよ」
瑞鶴「私の?どういうこと」
翔鶴「いいの、お金はお姉ちゃんが出してあげるから。さあ着替えて」
瑞鶴「ええ!?ああ、ちょっと!」
翔鶴さんは瑞鶴さんに強引にスーツを着せた。
演習場に向かうと、護衛艦かがの甲板には盛大な飾り付けが施されていた。
鬼怒「いや?、途中で妙高さんたちに手伝ってもらってよかった!」
日向「私たちだけじゃ野暮ったいって言われたもんな」
ローマ「ああああ……緊張する……」
16:
瑞鶴さんは大変驚いた。
瑞鶴「え!?何アレ!?あ!誰か結婚するの!?だれだれ!?」
興味津々である。
しかし翔鶴さんは言った。
翔鶴「何言ってるの、結婚するのはあなたよ」
瑞鶴「えっ」
翔鶴「えっ?」
瑞鶴「えっ」
瑞鶴「えっ」
17:
龍驤「あ!主役の登場やね!はよ来いや!」
瑞鶴「……」
瑞鶴さんは真っ青な顔をしている。
龍驤「なんや、どないしたん」
瑞鶴「け……ちが……」
ボソボソと喋るので聞き取れない。
そんな彼女を龍驤さんは構わず引っ張っていった。
瑞鶴さんの記憶はここで途切れる。
次目が覚めたのは誓いのキスの時であった。
瑞鶴「はっ」
18:
ローマ「やややめうときもすこやかなりゅときもあわわわわわ」
リットリオ「Forza!Roma!」
瑞鶴(やばいよやばいよ???!!誤解を解かなくちゃ!!)
瑞鶴さんはローマさんがもたついてる隙に加賀さんに話しかける。
瑞鶴「加賀さん」
加賀「……どうしたの」
瑞鶴「どうして結婚する感じになってるんですか」
加賀「プロポーズしたのはあなたよ」
瑞鶴「いつ?」
加賀「結婚よって言ったじゃない、朝の食堂で」
19:
瑞鶴「……あれって、決闘って言ったんですよ」
加賀「えっ」
瑞鶴「えっ?」
加賀「えっ」
加賀「ちょっと理解が及ばないんだけど」
瑞鶴「プロポーズされて即結婚の方が理解できないんですが付き合ってもないのに」
加賀「……言われてみればそうね」
瑞鶴「でしょー?」
加賀「……」
瑞鶴「……」
20:
加賀「どうするのこの状況」
瑞鶴「いや知らないわよ」
加賀「あなたの責任よね」
瑞鶴「聞き間違えたのはそっちよ」
加賀「でも、言ってきたのはそっちだし」
瑞鶴「いやいや?、聞き間違える方が悪いんですが?」
加賀「はい?お言葉だけど、そちらさんだってスーツで来てるじゃない」
瑞鶴「そのドレスは何?やる気満々じゃないの」
加賀「私と結婚したかったんでしょ?そっちこそ」
瑞鶴「いやいやいや、聞き間違えなのにそのままーって方が、加賀さんこそ私のこと好きなんでしょ?」
加賀「……」
瑞鶴「……」
21:
二人はにらみ合いを始める。
ざわつく式場。
狼狽するローマ。
ローマ「私の日本語が下手だったから?」
涙目でオロオロしている。
加賀「いや、あなたっていっつも突っかかってくるじゃない?だから好きなんでしょ?私のこと」
瑞鶴「はいいぃぃぃぃ!?プロポーズ受けたあんたの方が私のこと好きじゃん!!」
加賀「いや、あなたの方が私のこと好きよ」
瑞鶴「加賀さんの方が絶対私の事好きだね!!」
加賀「仮に、私があなたの事好きだとしてどうするの」
瑞鶴「は……………………はあああああああああああああ!!?知らねーよバーカ!!!」
22:
龍驤「なんやなんやどないしたん!」
瑞鶴「こいつがねー!勘違いでねー!決闘をねー!結婚とねー!」
加賀「私悪くないもん」
龍驤「えーっと、なんや。つまりは『決闘』と『結婚』を聞き間違えたってこと?」
瑞鶴「そう!」
加賀「そう」
龍驤「……」
「………………」
会場は静まり返る。
波と風の音だけが聞こえ、時が止まったかの様子であった。
23:
だが、そんな沈黙を破ったのは龍驤さん。
龍驤「あほくさ。帰ろ」
日向「なんだよせっかく借りてきたのに」
ローマ「私の頑張りはなんだったの」
ぞろぞろと護衛艦を後にする観客たち。
そこで加賀さんと瑞鶴さんの喧嘩は再開。
瑞鶴「バーカ!クソレズ勘違いババア!」
加賀「頭にきました」
ついに取っ組み合いまで始める始末。
日付が変わるまでずーっとやっていた。
24:
翔鶴「んー……なぁんか、ホッとしたような……」
赤城「そうですね……まあ、たまにはいいのかもしれない」
磯波「いやこんなこと一回きりにして欲しいですよぉ」
巨大殺人ロボットジェノサイド秋津洲「加賀 瑞鶴 喧嘩スルホド 仲ガイイ」
鳳翔「あ、あはははは……ハァ……」
友達らはみんなくたびれてしまった様子であった。
25:
こうして加賀さんの結婚騒動は幕を閉じる。
二人は提督さんに大変叱られたそうだ。
もっとも、瑞鶴さんは理不尽に思っていたが。
式の費用は加賀さんと瑞鶴さんの給金から支払われることとなる。
さらに食事まで最低限にされてしまったとか。
以来二人ともいつもお腹を空かせているらしい。
始めこそ顔を合わせては喧嘩をしていたが、
最近はもうお腹が減るので喧嘩はしなくなったそうだ。
おしまい
35:
激闘!艦隊演習
最近は戦闘、襲撃もなく、艦娘深海棲艦共々平和で退屈な日常を謳歌していた……。
提督「ふわぁ???ああ」
多摩「にゃあ……」スヤスヤ
提督「こうのどかだと気が緩んでいかんな」
キャッキャッ
睦月「それ!」ポン
如月「はあい」トン
鬼怒「はい!」バシィ!
卯月「うげぇーーーッ!なんだ!このパワーは!!」バヒューン
ワイノワイノ
提督「連中も外で遊んどるしな……」
36:
ジリリリリリン
ガチャ
提督「大佐だ、ああ?あくびをしながら言ってもわからん。たるんどるぞ誰だ貴様は」
司令長官『馬鹿者!私だ!』
提督「こ、これは司令長官!とんだ無礼を致しました!は!演習ですか!」
司令長官「ああ、だからそちらに艦隊が向かうから深海棲艦と間違えんように。じゃあな」
ガチャン
司令長官「ふわああ、世の中平和だと眠いのぉ……」
提督「これだ!艦娘たちののんびりムードを吹き飛ばすいい機会だ。多摩、起きろ!」
多摩「もぉ??なんにゃあ……」
提督「これから演習のため友軍艦隊がこちらに来るそうだから迎え撃つ準備をするのだ」
多摩「はぁ?いにゃあ……」
37:
多摩「ということらしいにゃ」
睦月「演習ってどんなことするのですか?」
鬼怒「演習用の砲や魚雷を使う、実戦により近い訓練だよ」
卯月「ば、爆撃機は来ないですよね!?」
弥生「それは、相手の編成によるだろうけど」
如月「でも本物を使うわけじゃないわよきっと」
卯月「なあんだ、おもちゃの戦争と同じっぴょん!」
多摩「まあそうだけど、提督の前でそんなこと言っちゃダメにゃ」
はぁーい
38:
提督「ハハハ!全く愉快だ。これから壮烈な艦隊決戦演習が始まるのだ。心が躍るわ!」
弥生「ふわぁ???あ」ダラダラ
提督「弥生!何をしている!」
弥生「はっ!司令官……何もすることがないので……」
提督「な、なにぃ」
多摩「どうしたにゃ、提督」
提督「これはどういうことだ、何も準備が出来てないではないか!死刑だぞ!」
多摩「でもまだ来るには時間があるにゃあ」
提督「貴様がそんな調子だから艦娘たちもあくびをしておるのだ!早準備しろ!」
多摩「はいにゃあ……」
39:
数時間後...
提督『ええい、敵艦隊はまだ発見できぬか!偵察機を飛ばして周辺海域を捜索しろ!』
多摩「はいにゃ。はぁ?、提督殿は気が短くてかなわんにゃ」
提督『何か言ったか?』
多摩「いえ、別に、何も」
ブゥウウン
多摩「それっ!行ってくるにゃ!」
水偵「ニャーオ」
睦月「あ、多摩さんが偵察機を」
卯月「ねえ知ってた?多摩さんの水偵ってツナが大好物だぴょん」
睦月「ほんとぉ!?」
卯月「うっそぴょ???ん」
睦月「もう!卯月ったら!」
キャハハハハ
40:
コーンコーン
鬼怒「おや?」
如月「どうしたの鬼怒さん」
鬼怒「深海棲艦のレーダーに反応ありだね」
如月「ええ!?襲撃!?」
弥生「ひょっとしてあれ?」
装甲空母姫「よかった、まだ始まってないみたいだ」
ヲ級「最近暇だったもんねぇ」
リ級「お弁当作ってきたんですよ!」
ヨ級「これはありがたい」
レ級「わぁーい!どっちもがんばれー!」ピョンピョン
チ級「困るなあレ級ちゃんは無邪気なんだから。これはお忍びですからできるだけ目立たずに」
鬼怒「提督、深海棲艦を発見しました」
如月「あ、お弁当広げ始めたわ」
提督『深海棲艦?そんなわけないだろ。サボりたいからって嘘つくんじゃない。銃殺だぞ』
弥生「嘘じゃないけど、嘘みたいな……うーん……」
如月「でもまあ、あれは無害そうだし放っておきましょう……」
鬼怒「そだね……」ガビーン
41:
ワイワイ
卯月「ん?あれは」
睦月「味方艦隊にゃしぃ、でもなんか演習って感じじゃないよ?」
隼鷹「演習かぁ酒の肴にはちょうどいいねぇ?ヒック」
満潮「もう酔ってるじゃないのよ!」
隼鷹「これが飲まずにいらるるかってんよ」グビグビ
武蔵「ふむ、水雷戦隊か。だが相手がまだ来てないようだが」
大和「あ、通信です」
睦月『汝ラ 何ユエ当海域ニ 現ルカ』
大和『演習ノ 報ヲ聞キテ 見物ナリ』
那智「久々の演習と聞いて、肴に飲ませてもらうぞ」
ゾロゾロ
熊野「結構艦娘たちが集まって参りましたね」
睦月「呑気なものだねー」
卯月「ぴょん!うーちゃんもあっちがよかったっぴょん」
42:
水偵「なんだこれは、大勢集まってきているぞ。みんな見物客のようだ」
多摩『たまげたにゃ、どこぞでこんなに噂になったにゃ?』
水偵「相手側が言いふらしたのでは?」
多摩『それで遅いのかにゃ……? まあ何かあったら教えるにゃ』
水偵「了解。ん?あの集団だけ武装しているな」
多摩『ついに見つけたにゃ?』
水偵「ええ、もう近いですね」
多摩『それじゃあ帰投するにゃ』
水偵「了解」
多摩『敵艦隊発見、戦闘準備』
隼鷹「お、始まるみたいだぞ!」
武蔵「うおー!ガンバレー!」
ドンドン!パフパフ!
43:
多摩「提督、作戦指示を」
提督『敵の編成は?』
多摩「空母2隻、軽巡2隻、駆逐2隻の空母戦隊にゃ」
提督『うーむ、では出来るだけ防御回避に徹するのだ、夜戦でケリをつける』
多摩「了解にゃ。全艦、輪形陣を取れ」
睦月『了解です!』
赤城「なんでしょう、見物客が多いですね」
司令長官『みんな退屈しとると思ってな!呼んでおいた』
加賀「だだだ大丈夫ですここここここれぐらいであががががが」ガクブル
不知火「しし不知火に何かおちおちおち」ガクガク
黒潮「あかん!完全にアガっとるやないか!」
那珂「みんな那珂ちゃんの応援に来てくれたんだよねー!きゃは!」
阿武隈「なんていうか、今回はダメそう」
赤城「第一次攻撃隊、発艦!」
加賀「ここここここは譲れましぇん」
ブゥウウウン
44:
武蔵「水雷戦隊に航空攻撃とは卑怯な!」
吹雪「こらー!卑怯だぞー!」
ブーブー!!きたねえぞー!
黒潮「なんやなんや、めちゃ顰蹙買っとるで」
阿武隈「まあ、敵は水雷戦隊らしいから」
不知火「すいません!すいません!しらぬいのおちどです!」
黒潮「あかん、不知火が緊張でイカレてもーた!お前駆逐艦やろ!」
加賀流星「加賀さんが緊張してるし、心配だから帰る」
加賀彗星「あ、僕らも」
加賀烈風「適当にぐるっと回って戻るか」
赤城烈風「あ!こら!敵前逃亡は軍法会議だぞ!」
45:
卯月「なあーんか、空母2隻のはずなのに半分帰っていくぴょん?」
睦月「あんな統制の取れてない航空隊なんて」
鬼怒「ひねり潰してやるよ!」
ドン!パラララ!
赤城烈風「あばばばばば」
赤城彗星「これじゃあ攻撃できません」
赤城流星「帰投します」
日向「航空隊が退却していくぞ」
木曾「すごい!大したやつらだ!」
飛鷹「まさか一航戦の航空隊を撃退するとは……」
鬼怒「提督!作戦の変更を進言します!このまま突入して一気に叩き潰すべきです!」
提督『お、お前は私の考えておることばかり言いおって!死刑だぞ!』
鬼怒「はいぃ!」
睦月「突撃します!」
ザァァァァ
46:
赤城「接近してきます!」
多摩「にゃーーん!」
不知火「降参!もう降参なんです!」
黒潮「何言うとんねん!撃てや!」ドンドン
那珂「みんな!那珂ちゃんの活躍見ててね!」ズザァー
阿武隈「あ!突出したら!」
ドドドドドン キャーカオハヤメテー!
阿武隈「ダメだこりゃ」
赤城「きゃあ!」ドガァン
多摩「にゃはははは、撃沈にゃ」ニャーン
阿武隈「多摩!」
卯月「うーちゃんもいるっぴょん!」
加賀「あひぃ!」ズドン
卯月「きゃあ!」ドカン
多摩「残念、沈没判定にゃ」
47:
長門「か、可愛い駆逐艦に!至近距離で副砲を撃つなんてひどいぞ!」オロローン
瑞鶴「そうだそうだ!鬼畜めー!!(日頃の恨みだ便乗しとこ)」
川内「うーちゃんがかわいそうじゃないかー!」
ブーブー!!
加賀「私が……わ゛た゛し゛が゛な゛に゛し゛た゛っ゛て゛い゛う゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」ビエーン
黒潮「泣いちゃった!」
赤城「……」ゴクリ
黒潮「ゴクリじゃないわアホ!」
不知火「降伏します!」
弥生「帝国海軍に降伏の二文字なんてないよ」ズドン
不知火「あんまりだぁ??」ボカン
阿武隈「あー負けた」ドボーン
鬼怒「あ、もう終わった?」
如月「中々しぶとかったわぁ、あのアイドル」
黒潮「まだうちが残っと「魚雷発射にゃ!」降参します!」
48:
うおおおおお!パチパチパチパチ
那智「今夜ばかりは飲まずにはいられないな!」
装甲空母姫「ヒューヒュー!すっげーじゃんあんたたち!」
武蔵「素晴らしい戦いだったぞ!!」
吹雪「感動しました!」
ドンドンパフパフ
………
……

49:
司令長官「……」
提督「は、はあ……どうも……おかげさまでアハハ」ダラダラ
司令長官「ああ?普通にあそこは上官を立てるところじゃないか?違うか?」
提督「は、はい。まことに申し訳ありません」ペコペコ
司令長官「以後考えて行動しろ!いいか!」
提督「はい」
司令長官「えーしかし、何だ。君の指揮と艦隊の練度は中々のものだったな」
提督「はあ、お褒めいただきありがとうございます」
司令長官「君確かはずっと海上護衛ばかり任されていたな」
提督「その通りですが、それが?」
司令長官「巡洋艦と駆逐艦だけでは心細いだろう、君に空母を任せたいと思っている」
提督「空母ですか!?それはつまり……」
司令長官「昇進だよ、少将」
提督「な、なんですって!?私が!?ゴホン、謹んでお受けいたします」
司令長官「これからも頼んだぞ」
50:
睦月「今日は快勝だったね!」
如月「気持ちよかったわ」
弥生「司令官、大丈夫かな」
鬼怒「ぶっちぎりで勝っちゃったから、多分長官怒ってるよ」
卯月「悪いことしたぴょん」
多摩「加賀のヤツも泣いちゃったしにゃ」
提督「ワハハハハ!」
睦月「あ!帰ってきた!」
多摩「ついに頭がおかしくなったにゃ?」
提督「ははは!なんとでも言え!」
如月「あら?いつもなら死刑か銃殺かのどちらかなのに」
提督「聞いて驚くなよ、なんと今日から少将だ!」
鬼怒「すごい!」
卯月「少将!どっかいいとこ連れてってぴょん!」
提督「いいだろう!今日はとことん飲むぞ!」
わぁーーい!
艦隊は急性アルコール中毒で死んでしまった!
51:
アルコールは脳を麻痺させる性質を持っている。
あまりに大量に摂取すると死に至ることもあるのだ。
急性アルコール中毒患者の45%は20代の若者で、2/3が男性、1/3が女性である。
だが、予防策はいくらでもある!
例えばゆっくりと、そしてつまみを食べながら飲む。ただそれだけでリスクを大幅に削減できるのだ。
なんにせよ飲みすぎず適量を心がけることだ。
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-END-
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